JP7189847B2 - 磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置 - Google Patents

磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7189847B2
JP7189847B2 JP2019136016A JP2019136016A JP7189847B2 JP 7189847 B2 JP7189847 B2 JP 7189847B2 JP 2019136016 A JP2019136016 A JP 2019136016A JP 2019136016 A JP2019136016 A JP 2019136016A JP 7189847 B2 JP7189847 B2 JP 7189847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust
coil
yoke
motor
assist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019136016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021022582A (ja
Inventor
宗大 高橋
博紀 小川
孝宜 加藤
弘樹 高橋
隼 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2019136016A priority Critical patent/JP7189847B2/ja
Priority to PCT/JP2020/011412 priority patent/WO2021014679A1/ja
Priority to EP20843517.2A priority patent/EP4007136A4/en
Publication of JP2021022582A publication Critical patent/JP2021022582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7189847B2 publication Critical patent/JP7189847B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/68Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for positioning, orientation or alignment
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2201/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
    • H02K2201/18Machines moving with multiple degrees of freedom
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/09Structural association with bearings with magnetic bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

本開示は、磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置に関する。
半導体ウエハ等のデバイスを載置したテーブルを正確に位置決めして支持する多点支持アセンブリとして特許文献1に記載のデバイスステージアセンブリが知られている。
この特許文献1のデバイスステージアセンブリは、同文献の請求項1に記載されるように、デバイスを保持するデバイスステージと、可動子ハウジングと、支持アセンブリと、制御システムとを含むものであり、支持アセンブリは、デバイスステージに接続された少なくとも4つの離間したZデバイスステージ移動装置を含み、デバイスステージを可動子ハウジングに対して移動させる。制御システムは、Zデバイスステージ移動装置よってデバイスステージの移動中にデバイスステージの変形を抑制するようにZデバイスステージ移動装置を制御する。
特許文献1のZデバイスステージ移動装置は、デバイスステージにZ軸(垂直)方向の力を与えて磁気浮上させるためのものであり、磁石と導体を含み、導体を通る電流は、導体を磁石の磁場と相互作用させ、磁石と導体との間に力(ローレンツ力)を発生させる。このZデバイスステージ移動装置は、デバイスステージを、Z軸に沿って、X軸周りに、およびY軸周りに選択的に移動および支持する(同文献、第0058段落から第0061段落等を参照)。
また、デバイスステージアセンブリは、ステージ移動アセンブリを含む(同文献、第0028段落等を参照)。ステージ移動アセンブリは、可動子ハウジング、ガイドアセンブリ、流体軸受、磁気ベアリングまたはローラーベアリングなどによって構成され、可動子ハウジングをX軸方向およびY軸方向に移動させる(同文献、第0035段落から第0040段落等を参照)。制御システムは、ステージ移動アセンブリおよび支持アセンブリを制御して、デバイスステージおよびデバイスを正確に位置決めする(同文献、第0078段落等を参照)。
また、特許文献2では、XモータをZモータで使用するコイルをアンプ側で切り替えて、XおよびZの駆動を行うステージが開示されている。この特許文献2では、テーブルにXヨーク、Zヨークを配置し、ベースに平面状に敷き詰めたコイルアレイに電流を流してステージに推力を与える。
米国特許出願公開第2002/0137358号公報 特開平11-069762号公報
半導体ウエハの製造、測定、検査などの工程では、半導体ウエハの正確な位置決めを行うために、上記したデバイスステージアセンブリのようなステージ装置が用いられる。このようなステージ装置においては、半導体ウエハの位置決め時間の短縮のために、位置決めの高速化および高加速化が求められている。
しかしながら、従来のデバイスステージアセンブリは、たとえば半導体ウエハの位置決め時間の短縮のために、デバイスステージの位置決めの高速化および高加速化を図ると、デバイスステージの慣性力と推力の高さの差によるピッチングモーメントが増大し、これに対抗するためにZデバイスステージ移動装置を大型化する必要があるが、この大型化に伴い、Zデバイスステージ移動装置からの磁場の漏れが増大する。
ステージ装置における磁場の漏れは、たとえば電子顕微鏡などの荷電粒子線装置において電子ビームの歪みを生じさせ、電子ビームの照射精度を低下させるという問題がある。一方で、磁場の影響を低減させるために、デバイスステージのモータを試料面からより低い位置に移動させた場合、慣性力と推力の高さの差が増大時、同様にピッチングモーメントの増大を招き、デバイスステージアセンブリが大型化し応答性の低下を招く。
そこで、本発明は、Zモータの大型化を伴うことなく、位置決めの高速化および高加速化が可能であり、かつ磁場の漏れを抑制可能な磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の磁気浮上ステージ装置は、試料を載置する試料台を有する浮上部と、該浮上部の下方に配置した非浮上部と、前記浮上部の下部に設けた水平推力ヨークと、前記非浮上部の上部に設けた水平推力コイルを有し、該水平推力コイルにコイル電流を流したときに、前記浮上部に水平推力を与える水平推力モータと、前記浮上部の下部に設けた垂直推力ヨークと、前記非浮上部の上部に設けた垂直推力コイルを有し、該垂直推力コイルにコイル電流を流したときに、前記浮上部に垂直推力を与える垂直推力モータと、を具備するものであって、前記浮上部の下部には、前記水平推力ヨークから突出した前記水平推力コイルの端部と対向する位置に垂直推力アシストヨークを設けており、前記水平推力コイルにコイル電流を流したときに、前記水平推力ヨークで前記水平推力が発生すると同時に、前記垂直推力アシストヨークで垂直方向のアシスト推力も発生する磁気浮上ステージ装置とした。
本発明の磁気浮上ステージ装置によれば、Zモータの大型化を伴うことなく、位置決めの高速化および高加速化が可能であり、かつ磁場の漏れを抑制することができるため、例えば荷電粒子線装置に組み込んだ際に、電子ビームの照射精度に与える悪影響を抑制することができる。
従来の磁気浮上ステージ装置の概略構成を示す概念図。 従来の磁気浮上ステージ装置での反力とモーメントの作用を示す概念図。 実施例1の磁気浮上ステージ装置の概略構成を示す概念図。 実施例1の磁気浮上ステージ装置での反力とモーメントの作用を示す概念図。 実施例1の磁気浮上ステージ装置の全体構成を説明する斜視図。 実施例1の磁気浮上ステージ装置のトップテーブルを非表示にした斜視図。 実施例1の非浮上部の構造を説明する斜視図。 実施例1の浮上部の構造を説明する斜視図。 実施例1のZアシスト推力を説明する斜視図。 実施例1のXモータの構造図。 実施例1のXモータの側面図。 実施例1のXモータの平面図。 実施例1のXモータのXZ平面での断面図。 実施例1のXモータのYZ平面での断面図。 Z推力アシスト機能が成立しないモータ配置の例。 Z軸回りのモーメントを補償できないモータ配置の例。 Z推力アシスト機能が成立するモータ配置の例。 Z推力アシストモータの設計手法を説明する図。 実施例2の浮上部の構造を説明する斜視図。 実施例2のXモータの構造図。 実施例2のXモータの断面図。 実施例3の荷電粒子線装置の概念図。
以下、図面を参照して、本発明に係る磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置、真空装置の実施例を説明する。
まず、図1と図2を用いて、従来の磁気浮上ステージ装置で生じる問題を説明する。
図1は、従来の磁気浮上ステージ装置の概略構成を示す概念図である。ここに示す磁気浮上ステージ装置は、半導体ウエハ等の試料を載置したトップテーブル1(浮上部)をXテーブル7(非浮上部)に対して磁気浮上させたものであり、後述する各ガイドを利用した粗動と、後述する各モータを利用した微動の二種類の動きにより、半導体ウエハ等の試料を水平方向に移動させるものである。また、後述する各モータを利用することで、非浮上部に対して浮上部が、6自由度で位置決めされて相対移動するものである。
図1に示すように、浮上部の主部であるトップテーブル1の上面には、バーミラー2と試料台3が固定されている。試料台3には、半導体ウエハ3aなどの試料サンプルを載せ、バーミラー2を後述するレーザ干渉計140などで測定することで試料の位置を把握する。また、非浮上部の主部であるXテーブル7の上面には、Xコイル5とZコイル5が設置されており、トップテーブル1の下面には、Xヨーク6とZヨーク6が固定されている。Xコイル5とXヨーク6によって、X方向のX推力Fを発生させるボイスコイルモータ4(以降、Xモータ4)が構成され、Zコイル5とZヨーク6によって、Z方向のZ推力Fを発生させるボイスコイルモータ4(以降、Zモータ4)が構成される。また、図1には示していないが、Xテーブル7上面のYコイル5とトップテーブル1下面のYヨーク6によって、Y方向のY推力Fを発生させるボイスコイルモータ4(以降、Yモータ4)も構成されている。以下では、Xモータ4とYモータ4は、構成が同等であり、設置方向だけが異なるものとする。以上の構成においては、Xモータ4とYモータ4が水平推力モータとなり、Zモータ4が垂直推力モータとなる。
非浮上部のXテーブル7は、例えば車輪とレールからなるXガイド8により案内され、X方向に数百mmの距離を移動可能である。また、浮上部のトップテーブル1は、非浮上部のXテーブル7に対して、数mmの範囲を移動する。すなわち、図1に示す磁気浮上ステージ装置の磁気浮上機構は、微動機構としての機能を担うものである。
図2は、図1のトップテーブル1を高速移動させる推力が作用した場合の反力とモーメントを示す図である。ここに示すように、トップテーブル1を高速移動させるために、Xモータ4でX推力Fを+X方向に発生させた場合、トップテーブル1およびそれに固定されたミラーやヨーク等の質量による慣性力Fが-X方向に生じる。一般的に、トップテーブル1に搭載される試料台3やバーミラー2は、寸法が大きいことや、セラミクス材料が使用されるため重量が大きいため、トップテーブル1を含む浮上部の重心は、高い位置となりやすい。また、磁場漏れを発生させるXモータ4やZモータ4は、荷電粒子線装置での利用も想定した磁気浮上ステージ装置では、トップテーブル1の下方に配置されている。この結果、X推力Fと慣性力FのZ方向の距離は大きくなりやすく、これらの偶力によって生じるY軸回りの回転モーメントMが大きくなりやすい。そこで、このモーメントMを補償するために、従来の磁気浮上ステージ装置では、Zモータ4に大きなZ推力Fが必要となる。そのため、従来は、Zモータ4の大推力化、大型化が避けられず、可動質量の増大による応答性の低下、浮上部の共振周波数低下が障害となり、高速化が困難であるという問題があった。
次に、図3から図17を用いて、上記した問題を改善する、本発明の実施例1に係る磁気浮上ステージ装置100を説明する。なお、図1、図2との共通点は重複説明を省略する。
図3は、本実施例の磁気浮上ステージ装置100の概略構成を示す概念図であり、図4は、図2と同様にトップテーブル1の加速時の推力とモーメントの作用を示す概念図である。両図に示すように、この磁気浮上ステージ装置100は、Xモータ4にZ軸方向のZアシスト推力FZAを発生させる機能を付加することで、Zモータ4のZヨーク6を小型化し、浮上部の軽量化、固有振動数の向上を実現するものである。そして、Xモータ4で発生させたZアシスト推力FZAにより、加速時の回転モーメントMに対抗する対抗モーメントMを発生させるものである。
図5に、本実施例の磁気浮上ステージ装置100の全体構成の斜視図を示す。ここに示すように、磁気浮上ステージ装置100は、ベース9の上にYテーブル7が積載されており、このYテーブル7はYガイド8によってY方向に案内される。また、Yテーブル7の上にXテーブル7が積載されており、このXテーブル7はXガイド8によってX方向に案内される。更に、Xテーブル7の上に、トップテーブル1などの浮上部が微動機構として位置決めされる。
図6は、図5のトップテーブル1、バーミラー2、試料台3を非表示にすることで、各モータの構造を明示した斜視図である。ここに示すように、本実施例では、Xテーブル7の上に、一対のXコイル5と一対のYコイル5が互い違いに配置されており、これらによって浮上部側の一対のXヨーク6と一対のYヨーク6にX推力FまたはY推力Fを与えている。また、Xテーブル7の上には、浮上部のZ方向の変位を計測するZセンサ10が3個設置されている。
次に、図7と図8の斜視図を用いて、磁気浮上ステージ装置の非浮上部と浮上部の構成を更に詳細に説明する。従来の磁気浮上ステージ装置と同様に、本実施例の磁気浮上ステージ装置100も、図7の非浮上部に対して、図8の浮上部が6自由度を位置決めされて相対移動するものである。
図7に示すように、Xテーブル7上に設けられたXコイル5とYコイル5は、矩形の略ロ字形状をしており、Xテーブル7上に設けられたZコイル5は略円筒形状をしている。これらのコイルは、丸線や角線の電線を数十から数百週巻いた後、樹脂でモールドし固めて製作される。図8のXヨーク6とYヨーク6を軽量かつ低磁場とするために、図7のXコイル5とYコイル5の厚みを薄くし、各ヨークの磁束密度を維持している。また、図7のZコイル5に電流Iを流すことで、図8のZモータ4のZヨーク6に対して、Z推力Fを与えている。
また、図8に示すように、Xモータ4やYモータ4に流れるコイル電流I、Iを利用して、Z方向の推力を発生させるモータ(以降、Zアシストモータ4ZA)を構成するための四個のアシストヨーク(以降、Zアシストヨーク6ZA)が、トップテーブル1の下面に設置されている。
図9は、本実施例のXモータ4により構成されるZアシストモータ4ZAの作用を説明する図である。この図では、対称配置された一対のZアシストヨーク6ZAに、上向きと下向きのZアシスト推力FZAを発生させることで、加速時に発生する回転モーメントMと対抗する対抗モーメントMを発生させた状態を示している。
図10は、図9の一方のXモータ4の近傍を拡大表示した斜視図である。ここに示すように、Xコイル5はXヨーク6の両側に突出しており、また、このXコイル5にはコイル電流Iが図示する方向に流れている。そして、Xコイル5の突出部の上方では、Zアシストヨーク6ZAがトップテーブル1の下面に固定されており、また、Xコイル5の突出部の下方では、重力補償用の永久磁石11がXテーブル7の上面に固定される。ここに示す構成により、Xヨーク6とそれと対向するXコイル5によりX推力Fを発生させるXモータ4が形成され、Zアシストヨーク6ZAとそれと対向するXコイル5によりZアシスト推力FZAを発生させるZアシストモータ4ZAが形成される。
図11Aは、図10のXモータ4とZアシストモータ4ZAを、ZY平面に投射した側面図である。また、図11Bは、図10のXモータ4とZアシストモータ4ZAを、XY平面に投射した平面図である。
次に、図12を用いて、本実施例のXモータ4の動作原理を説明する。図12は、図11Bの平面PでのXモータ4の断面図である。ここに示すように、Xモータ4は、Xヨーク6の内側に固定された永久磁石11により、図中で反時計回りに示す磁束MFのような磁気回路が形成される。そして、Xコイル5にコイル電流Iが流すと、Xモータ4ではX推力Fが発生する。
続けて、図13を用いて、Zアシストモータ4ZAの動作原理を説明する。図13は、図11Bの平面QでのZアシストモータ4ZAの断面図である。ここに示すように、Zアシストヨーク6ZAの下面に設置した一対の永久磁石11ZAにより、Xコイル5内をY方向に内周側から外周側に横切る磁束MFを発生させる。そして、Xコイル5にコイル電流Iを流すと、Zアシストモータ4ZAではZアシスト推力FZAが発生する。また、非浮上部側の永久磁石11と浮上部側のZアシストヨーク6ZAの永久磁石11ZAの間には、反発力Fが生じるため、これを浮上部の重力補償に利用する。これにより、浮上部の重力補償のためには、コイル電流が不要であり、コイルの過剰な発熱を回避することが可能である。また、非浮上部の永久磁石11には、図13に示す磁束MFを強める効果もあり、重力補償と共にZアシストモータ4ZAの推力定数向上の効果がある。また、Xモータ4のコイル電流を利用してZアシストモータ4ZAを動作させるため、Zアシストモータ4ZA用に新たな電流アンプを追加する必要がなく、装置のコンパクト性および低コスト性が損なわれることなく、ステージの高速化が可能である。
また、Zアシストモータ4ZAの構造は、図13の形状に限定されるものではなく、コイルの内側から外側に向けて、あるいは逆の方向に、コイルを横切るように磁束を形成するヨーク形状であれば成立するものである。
次に、図14から図16を利用して、Zアシストモータ4ZAの機能が成立するモータ配置について説明する。なお、各図では、浮上部であるトップテーブル1の投影面内の略中心で直交する二軸をX軸とY軸と定義し、また、Zアシストモータ4ZAの位置を点線で示している。そして、図14と図15がZアシストモータ4ZAの不適切な配置であり、図16がZアシストモータ4ZAの適切な配置である。
図14に示すように、Xコイル5の長手方向がY軸と重なるように一対のXモータ4を配置した場合、X移動時にZアシストモータ4ZAが領域R1の位置で作用するため、Zアシスト推力FZAはY軸上に並ぶことになる。この場合、Y軸回りの対抗モーメントMを発生させることができないため、図14のようなXモータ4の配置は不適切である。Yコイル5の長手方向がX軸と重なる図14のYモータ4の配置も同様の理由により不適切である。
一方、図15に示すように、Xコイル5の短手方向がX軸と重なるように一対のXモータ4を配置した場合、X移動時にZアシストモータ4ZAが領域R2の位置で作用し、Y軸回りの回転モーメントMを補償する対抗モーメントMを生成することができる。しかしながら、X推力Fを発生させるXモータ4がX軸上に並び、Y方向に離れていないため、Z軸回りのモーメントを発生不可能であり、磁気浮上が不可能である。6自由度方向の推力制御が行えないと安定した磁気浮上が困難であることは、アーン・ショーの定理により示されている。すなわち、図15のような配置は不適切である。Yコイル5の短手方向がY軸と重なる図15のYモータ4の配置も同様の理由により不適切である。
これに対し、図16に示すように、一対のXモータ4をX方向にもY方向にも互いに距離を保って互い違いに配置し、かつ、一対のYモータ4をX方向にもY方向にも互いに距離を保って互い違いに配置した場合、換言すれば、XY平面の第一象限に一方のYモータ4のYヨーク6を配置し、第二象限に一方のXモータ4のXヨーク6を配置し、第三象限に他方のYモータ4のYヨーク6を配置し、第四象限に他方のXモータ4のXヨーク6を配置した場合のみ、Z軸回りのモーメントを発生させる機能と、Zアシストモータ4ZAの機能を両立することが可能である。すなわち、Xヨーク6同士をY軸方向に距離を取り配置し、Yヨーク6同士をX軸方向に距離を取って配置することが望ましい。また、Xモータ4と一体のZアシストモータ4ZAの位置をX軸上の領域R3に一致させると、X方向の加速時にX軸回りの余分なモーメントを発生させずにY軸回りのモーメントのみを発生させることができ、余分な振動が発生しない。同様に、Yモータ4と一体のZアシストモータ4ZAの位置をY軸上の領域R4に一致させることで、Y方向の加速時にY軸回りの余分なモーメントを発生させずにX軸回りのモーメントのみを発生させることができ、余分な振動が発生しない。
次に、図17を参照して、Zアシストモータ4ZAの設計手法について説明する。図17に示すように、浮上部の重心Gを通る線L1とXモータ4の推力作用点の中心を通る線L2のZ方向の距離をDとし、Zアシストモータ4ZAの推力作用点のX方向の間隔をDとする。また、Xモータ4の推力定数をKとし、Zアシストモータ4ZAの推力定数をKZAとする。ここで、Xコイル5に流れるコイル電流をIとすると、Xモータ4のX推力Fによる、重心Gを中心としたY軸回りのモーメントMは、
M = 2 × D × K × I ・・・ (式1)
となる。また、Zアシストモータ4ZAによる重心Gを中心としたY軸回りのモーメントM’は、
M’ = 2 ×(1/2×D) × KZA × I ・・・ (式2)
と表され、これがMと釣り合う時、Zアシストモータ4ZAによってY軸回りのモーメントが100%補償される。よって、(式1)および(式2)より、Zアシストモータ4ZAは、推力定数Kが、
= (2×D/D)×K ・・・ (式3)
を満たすように設計すると、加減速時のY軸回りの回転モーメントを完全に相殺可能である。例えば、Dが200mmで、Dが20mmだとすれば、Zアシストモータ4ZAの推力定数KZAは、Xモータ4の推力定数Kの1/5が最適である。
特に、Xモータ4とZアシストモータ4ZAは、コイルが共通であるため、推力定数は、単純にヨークの作る磁束密度に比例する。すなわち、Zアシストヨーク6ZAの磁束密度が、Xヨーク6の磁束密度のN倍であればよい。ただし、
N = 2×D/D ・・・ (式4)
である。この関係に基づいて、Zアシストモータ4ZAのZアシストヨーク6ZAを設計した後に、浮上部の質量が確定し、重力補償用の永久磁石11の距離の決定および磁石の選定を行う。
以上で説明した、本実施例の磁気浮上ステージ装置によれば、Zモータの大型化を伴うことなく、位置決めの高速化および高加速化が可能であり、かつ磁場の漏れを抑制することができる。
次に、図18Aから図18Cを用いて、本発明の実施例2に係る磁気浮上ステージ装置100を説明する。なお、実施例1との共通点は重複説明を省略する。
図18Aに、コイル端部を曲げてZアシストモータ4ZAを構成する本実施例の磁気浮上ステージ装置100の浮上部を下方から見た斜視図であり、実施例1の図8に相当するものである。ここに示すように、本実施例ではXコイル5とYコイル5の一端部を90度-Z方向に曲げて整形し、それらと対向するようにZアシストヨーク6ZAを配置することで、実施例1と同様に、X推力FまたはY推力Fを発生させると同時に、Zアシスト推力FZAを発生させることが可能である。
図18Bに、図18Aのモータ1個を取り出した図を示す。また、図18CにモータのYZ平面での断面図を示す。これらに示すように、Zアシストヨーク6ZAに固定した永久磁石11ZAにより、磁束MFを発生させ、Xモータ4に流れるコイル電流Iにより、Zアシスト推力FZAを発生させる。
この実施例の磁気浮上ステージ装置では、コイルの導線巻き工程や樹脂モールド工程のコストが増大するが、実施例1の構成よりも大きなZアシスト推力FZAを発生させることができる。
最後に、図19を参照して、実施例1または実施例2の磁気浮上ステージ装置100を備える、本実施例の荷電粒子線装置または真空装置を説明する。なお、上記の実施例との共通点は重複説明を省略する。
本実施例に係る荷電粒子線装置は、対象物の位置決めを行う磁気浮上ステージ装置100と、その磁気浮上ステージ装置100を収容する真空チャンバ110を備えた半導体計測装置200であり、たとえば、走査型電子顕微鏡(SEM)の応用装置としての測長SEMである。また、本実施例に係る真空装置は、磁気浮上ステージ装置100を収容する真空チャンバ110である。
図19に示すように、本実施例の半導体計測装置200は、磁気浮上ステージ装置100と、それを収容する真空チャンバ110と、真空チャンバ110の上部に取り付けられた電子光学系鏡筒120と、真空チャンバ110を支持する制振マウント130と、真空チャンバ110の側面にバーミラー2と対向するように取り付けられたレーザ干渉計140と、レーザ干渉計140の出力に応じて磁気浮上ステージ装置100を制御するコントローラ150を備えている。なお、真空チャンバ110は、図示を省略する真空ポンプによって内部が減圧されて大気圧よりも低圧の真空状態になる。
このような構成の半導体計測装置200は、磁気浮上ステージ装置100によって載置された半導体ウエハ3aなどの対象物の位置決めを行い、電子光学系鏡筒120から電子ビームを対象物上に照射し、対象物上のパターンを撮像し、パターンの線幅の計測や形状精度の評価を行う。磁気浮上ステージ装置100は、レーザ干渉計140により、バーミラー2の位置が計測され、コントローラ150により、磁気浮上ステージ装置100の試料台3に保持された半導体ウエハ3aなどの対象物が位置決め制御される。
この半導体計測装置200は、実施例1または実施例2の磁気浮上ステージ装置100を備えているため、半導体ウエハ3aなどの対象物の位置決めの高速化および高加速化が可能であり、かつ磁場の漏れを抑制することができる。したがって、漏れた磁場によって電子ビームが歪むことがなく、照射精度の劣化が無いため、半導体計測装置200の測定精度を向上させることができる。また、磁気浮上ステージ装置100は、浮上機構が磁気浮上式であるので、真空装置である半導体計測装置200への適用が容易であり、発熱の抑制等、優れた効果を発揮することができる。なお、本開示の荷電粒子線装置および真空装置は、半導体計測装置に限定されない。
以上、図面を用いて本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1 トップテーブル
2 バーミラー
3 試料台
3a 半導体ウエハ
4 ボイスコイルモータ
Xモータ
Yモータ
Zモータ
ZA Zアシストモータ
5 コイル
Xコイル
Yコイル
Zコイル
6 ヨーク
Xヨーク
Yヨーク
Zヨーク
ZA Zアシストヨーク
Xテーブル
Yテーブル
8、8、8 ガイド
9 ベース
10、10 センサ
11 重力補償用の永久磁石
11 Xヨークの永久磁石
11ZA Zアシストヨークの永久磁石
100 磁気浮上ステージ装置
110 真空チャンバ
120 電子光学系鏡筒
130 制振マウント
140 レーザ干渉計
150 コントローラ
200 半導体計測装置

Claims (10)

  1. 試料を載置する試料台を有する浮上部と、
    該浮上部の下方に配置した非浮上部と、
    前記浮上部の下部に設けた水平推力ヨークと、前記非浮上部の上部に設けた水平推力コイルを有し、該水平推力コイルにコイル電流を流したときに、前記浮上部に水平推力を与える水平推力モータと、
    前記浮上部の下部に設けた垂直推力ヨークと、前記非浮上部の上部に設けた垂直推力コイルを有し、該垂直推力コイルにコイル電流を流したときに、前記浮上部に垂直推力を与える垂直推力モータと、
    を具備する磁気浮上ステージ装置であって、
    前記浮上部の下部には、前記水平推力ヨークから突出した前記水平推力コイルの端部と対向する位置に垂直推力アシストヨークを設けており、
    前記水平推力コイルにコイル電流を流したときに、前記水平推力ヨークで前記水平推力が発生すると同時に、前記垂直推力アシストヨークで垂直方向のアシスト推力も発生することを特徴とする磁気浮上ステージ装置。
  2. 前記水平推力コイルは、矩形の略ロ字形状に巻かれたコイルであり、
    前記垂直推力アシストヨークは、前記水平推力コイルの長手方向の端部と対向するように前記浮上部の下部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の磁気浮上ステージ装置。
  3. 前記垂直推力アシストヨークは、前記水平推力コイルの前記端部を内周側から外周側に、あるいは、外周側から内周側に横切る磁束を発生させる垂直推力アシスト磁石を有することを特徴とする請求項2に記載の磁気浮上ステージ装置。
  4. 前記非浮上部には、前記水平推力コイルの前記端部の下方であって、前記垂直推力アシスト磁石と対向する位置に重力補償を行う重力補償磁石を配置したことを特徴とする請求項3に記載の磁気浮上ステージ装置。
  5. 前記浮上部の投影面内の略中心で直交する二軸をX軸とY軸としたとき、
    前記水平推力モータは、X方向のX推力を発生させる一対のXモータと、Y方向のY推力を発生させる一対のYモータであり、
    XY平面の第一象限に一方のYモータの水平推力ヨークを配置し、第二象限に一方のXモータの水平推力ヨークを配置し、第三象限に他方のYモータの水平推力ヨークを配置し、第四象限に他方のXモータの水平推力ヨークを配置したことを特徴とする請求項3に記載の磁気浮上ステージ装置。
  6. 前記Xモータの水平推力コイルの長手方向の端部と対向するX軸上に垂直推力アシストヨークを配置し、前記Yモータの水平推力コイルの長手方向の端部と対向するY軸上に垂直推力アシストヨークを配置したことを特徴とする請求項5に記載の磁気浮上ステージ装置。
  7. 前記水平推力コイルは、矩形の略ロ字形状に巻かれたコイルの端部を90度曲げて成型したものであり、
    前記垂直推力アシストヨークは、前記水平推力コイルの曲げた端部の両面と対向するように前記浮上部の下方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の磁気浮上ステージ装置。
  8. 請求項1から請求項7の何れか一項に記載の磁気浮上ステージ装置と、
    該磁気浮上ステージ装置の前記試料台の上方に設置した電子光学系鏡筒と、
    を有することを特徴とする荷電粒子線装置。
  9. 請求項1から請求項7の何れか一項に記載の磁気浮上ステージ装置と、
    該磁気浮上ステージ装置を酋長する真空チャンバと、
    該真空チャンバを減圧する真空ポンプと、
    を有することを特徴とする真空装置。
  10. 試料を載置する試料台を有する浮上部と、該浮上部の下方に配置した非浮上部と、前記浮上部の下部に設けた水平推力ヨークと前記非浮上部の上部に設けた水平推力コイルを有し該水平推力コイルにコイル電流を流したときに前記浮上部に水平推力を与える水平推力モータと、前記浮上部の下部に設けた垂直推力ヨークと前記非浮上部の上部に設けた垂直推力コイルを有し該垂直推力コイルにコイル電流を流したときに前記浮上部に垂直推力を与える垂直推力モータと、前記浮上部の下部かつ前記水平推力ヨークから突出した前記水平推力コイルの端部と対向する位置に設けた垂直推力アシストヨークと、を具備する磁気浮上ステージ装置のアシスト推力生成方法であって、
    前記水平推力コイルにコイル電流を流すことで、前記水平推力ヨークで前記水平推力を生成すると同時に、前記垂直推力アシストヨークで垂直方向のアシスト推力を生成することを特徴とする磁気浮上ステージ装置のアシスト推力生成方法。
JP2019136016A 2019-07-24 2019-07-24 磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置 Active JP7189847B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019136016A JP7189847B2 (ja) 2019-07-24 2019-07-24 磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置
PCT/JP2020/011412 WO2021014679A1 (ja) 2019-07-24 2020-03-16 磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置
EP20843517.2A EP4007136A4 (en) 2019-07-24 2020-03-16 MAGNETIC LEVOTATION STAGE DEVICE AND CHARGED PARTICLE BEAM DEVICE OR VACUUM DEVICE IN WHICH THE MAGNETIC LEVATION STAGE DEVICE IS USED

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019136016A JP7189847B2 (ja) 2019-07-24 2019-07-24 磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021022582A JP2021022582A (ja) 2021-02-18
JP7189847B2 true JP7189847B2 (ja) 2022-12-14

Family

ID=74192665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019136016A Active JP7189847B2 (ja) 2019-07-24 2019-07-24 磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP4007136A4 (ja)
JP (1) JP7189847B2 (ja)
WO (1) WO2021014679A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20240258063A1 (en) * 2021-06-15 2024-08-01 Hitachi High-Tech Corporation Stage Device, Charged Particle Beam Device, and Vacuum Device
CN113708664B (zh) * 2021-08-26 2022-07-29 南京邮电大学 一种芯片检测平台防震动智能记忆稳定平衡系统及方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009128321A1 (ja) 2008-04-18 2009-10-22 株式会社安川電機 多自由度アクチュエータおよびステージ装置
JP2017184600A (ja) 2016-03-29 2017-10-05 リコーイメージング株式会社 ステージ装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11178311A (ja) * 1997-10-09 1999-07-02 Nikon Corp 位置決め装置、駆動ユニット及び前記装置を備えた露光装置
JPH1169762A (ja) 1997-08-21 1999-03-09 Nikon Corp 位置決め装置及び該装置を備えた露光装置
US20020137358A1 (en) 2001-02-08 2002-09-26 Mike Binnard Multiple point support assembly for a stage
JP2002305866A (ja) * 2001-04-02 2002-10-18 Hitachi Metals Ltd リニアモータおよびステージ装置
JP2004172557A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Canon Inc ステージ装置及びその制御方法
US8760629B2 (en) * 2008-12-19 2014-06-24 Nikon Corporation Exposure apparatus including positional measurement system of movable body, exposure method of exposing object including measuring positional information of movable body, and device manufacturing method that includes exposure method of exposing object, including measuring positional information of movable body

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009128321A1 (ja) 2008-04-18 2009-10-22 株式会社安川電機 多自由度アクチュエータおよびステージ装置
JP2017184600A (ja) 2016-03-29 2017-10-05 リコーイメージング株式会社 ステージ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021022582A (ja) 2021-02-18
EP4007136A1 (en) 2022-06-01
WO2021014679A1 (ja) 2021-01-28
EP4007136A4 (en) 2023-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4174815B2 (ja) ステージ装置、露光装置、リニアモータ及びリニアモータの駆動方法
WO1999010970A1 (fr) Dispositif de positionnement, unite d'entrainement et aligneur equipe d'un tel dispositif
JPH11294520A (ja) 除振装置、これを用いた露光装置およびデバイス製造方法、ならびに除振方法
JP7189847B2 (ja) 磁気浮上ステージ装置、および、それを用いた荷電粒子線装置または真空装置
US6130490A (en) X-Y stage with movable magnet plate
WO2019225110A1 (ja) ステージ装置、荷電粒子線装置および真空装置
US9435642B2 (en) Position measuring apparatus, pattern transfer apparatus, and method for manufacturing a device
TWI572897B (zh) 具有可撓性聯軸器之投射系統
WO2011108170A1 (ja) ステージ装置
JPH11150062A (ja) 除振装置及び露光装置並びに除振台の除振方法
JP2015198121A (ja) リソグラフィ装置、ステージ装置、及び物品の製造方法
JP2005209670A (ja) 磁気浮上装置
JP6735693B2 (ja) ステージ装置、及び荷電粒子線装置
JP2005297109A (ja) 微動ステージ
JP5140103B2 (ja) リニアモータ対、移動ステージ、及び電子顕微鏡
JP2016186570A (ja) 移動体装置、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、及びデバイス製造方法
JP2015230926A (ja) 移動装置、荷電粒子線描画装置
JP3732763B2 (ja) ステージ装置
JP2015230927A (ja) 移動装置、荷電粒子線描画装置
US20240363305A1 (en) Stage device
JP7491827B2 (ja) 荷電粒子線装置
JPH11178311A (ja) 位置決め装置、駆動ユニット及び前記装置を備えた露光装置
JP2007184193A (ja) 荷電粒子線装置
JP4287781B2 (ja) 測定システム用基準フレームを有する位置決め装置
WO2022264287A1 (ja) ステージ装置、荷電粒子線装置および真空装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7189847

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150