JP7187800B2 - 導電延伸フィルム、及びこれを備えた二次電池 - Google Patents
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Description
<2>前記結晶性オレフィン系樹脂(A)がホモポリプロピレン樹脂である、上記<1>に記載の導電フィルム。
<3>前記熱可塑性エラストマー(B)がオレフィン系エラストマーである、上記<1>又は<2>に記載の導電フィルム。
<4>前記導電性フィラー(C)がカーボンブラックである、上記<1>~<3>のいずれか1項に記載の導電フィルム。
<5>上記<1>~<4>のいずれか1項に記載の導電フィルムを延伸してなる導電延伸フィルム。
<6>体積抵抗値が500Ω・cm以下である、上記<5>に記載の導電延伸フィルム。
<7>上記<1>~<4>のいずれか1項に記載の導電フィルム又は上記<5>又は<6>に記載の導電延伸フィルムを備えた集電体。
<8>上記<7>に記載の集電体を備えた二次電池。
本発明の導電フィルムは、結晶性オレフィン系樹脂(A)と熱可塑性エラストマー(B)と導電性フィラー(C)とを含み、結晶融解熱量(ΔHm)が50~85J/gである樹脂組成物からなり、引張破断伸びが6%以上であり、かつ体積抵抗値が15Ω・cm以下である。本発明の導電フィルムは、好ましくは未延伸導電フィルムである。
本発明の導電フィルムを構成する樹脂組成物は、結晶性オレフィン系樹脂(A)と熱可塑性エラストマー(B)と導電性フィラー(C)とを含む。
結晶性オレフィン系樹脂としては、例えば、エチレン、プロピレン、1-ブテン、3-メチル-1-ブテン、1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテン、1-ヘキセン等の炭素数2~8程度のα-オレフィンの単独重合体;それらのα-オレフィンと、エチレン、プロピレン、1-ブテン、3-メチル-1-ブテン、1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテン、1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン等の炭素数2~12程度の他のα-オレフィンや、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン、塩化ビニル等のビニル化合物等との共重合体;前記α-オレフィンの単独重合体や共重合体に前記ビニル化合物等をグラフトさせたグラフト重合体等が挙げられる。これらの中でも、機械特性及び成形性の観点から、好ましくはポリプロピレン系樹脂又はポリエチレン系樹脂であり、より好ましくはポリプロピレン系樹脂である。
ポリエチレン系樹脂のMFR(190℃、21.2N荷重)は、好ましくは1g/10min以上、より好ましくは2g/10min以上、更に好ましくは5g/10min以上であり、そして、好ましくは50g/10min以下、より好ましくは35g/10min以下、更に好ましくは25g/10min以下である。
熱可塑性エラストマーとしては、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等を挙げることができ、これらのうちの一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
オレフィン系エラストマーは、スチレン系エラストマーに比べて結晶性オレフィン系樹脂(A)に対する相溶性が高い。そのため、オレフィン系エラストマーからなる島相は、スチレン系エラストマーからなる島相に比べて、結晶性オレフィン系樹脂(A)からなる海相中で微細に分散することができる。本発明においては、分散性と導電性とは関連し、微細に分散する方が高い導電性が得られると推測している。
高分子材料としては、本発明の効果を阻害しない範囲内であれば、結晶性オレフィン系樹脂(A)及び熱可塑性エラストマー(B)以外の熱可塑性樹脂を含んでもよい。そのような熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂(結晶性オレフィン系樹脂(A)を除く)、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられる。
導電性フィラーは、カーボン系フィラーであることが好ましい。カーボン系フィラーとしては、黒鉛粉、膨張黒鉛及びカーボンブラック等の粒子状炭素系材料、カーボン繊維及びカーボンナノファイバー等の繊維状(微細な繊維を含む)炭素系材料を挙げることができ、これらのうちの一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明のフィルムを構成する樹脂組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲内であれば、添加剤を含んでもよい。添加剤としては、例えば、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、核剤、中和剤、滑剤、ブロッキング防止剤、分散剤、帯電防止剤、可塑剤、難燃剤、架橋剤、着色剤等が挙げられる。
本発明の導電フィルムを構成する樹脂組成物の結晶融解熱量(ΔHm)は、50~85J/gである。結晶融解熱量(ΔHm)が上記範囲内であれば、フィルム成形性に優れ、フィルムを延伸して薄くすることができる。樹脂組成物の結晶融解熱量(ΔHm)は、樹脂組成物中の熱可塑性エラストマー(B)の含有量を変更することにより適宜調節することができる。すなわち、結晶性オレフィン系樹脂(A)の高い結晶性を熱可塑性エラストマー(B)によって緩和することで樹脂組成物の結晶融解熱量(ΔHm)を上記範囲内とすることができ、フィルム成形性を向上することができる。樹脂組成物の結晶融解熱量(ΔHm)は、フィルム成形性の観点から、好ましくは80J/g以下、より好ましくは75J/g以下であり、そして、機械強度の観点から、好ましくは55J/g以上、より好ましくは58J/g以上である。なお、結晶融解熱量(ΔHm)は、示差走査型熱量測定(DSC)によって測定される。
本発明の導電フィルムは、使用する原料を混合し、得られた混合物を押出混練して製膜することで製造することができる。それぞれの原料を混合する際、これらの原料を、例えばタンブラーミキサー、オムニミキサー等の混合機でプレブレンドした後、必要に応じて、得られた混合物を押出混練して、調製することができる。また、それぞれの原料を事前にコンパウンドしてもよい。それぞれの原料を、それぞれ別々に、もしくは混合された状態で、オーブンや真空乾燥機などで加熱乾燥してもよい。乾燥の際には、成分の変質や融着が起こらない条件とすることが好ましい。
導電フィルムにおいて、両端部を除いた有効部分の厚みは10~1000μmであるのが好ましく、中でも25μm以上或いは800μm以下、その中でも50μm以上或いは600μm以下であるのが更に好ましい。機械強度の観点から導電フィルムの厚さが10μm以上であればよく、導電フィルムを延伸加工する場合厚さが1000μm以下であれば、シートが剛直になり過ぎて延伸を行い難くなるのを防ぐことができるばかりか、延伸後のシートの厚みを薄くすることができる。
本発明の導電フィルムの体積抵抗値は、15Ω・cm以下である。本発明の導電フィルムは金属箔代替材料としての用途を目指しており、体積抵抗値が低く導電性に優れることが好ましい。このような観点から、本発明の導電フィルムの体積抵抗値は、好ましくは12Ω・cm以下、より好ましくは10Ω・cm以下、更に好ましくは5Ω・cm以下である。
本発明の導電延伸フィルムは、本発明の導電フィルムを延伸してなる。
本発明の導電延伸フィルムは、高い導電性を有し、薄膜であり、かつ良好な引張特性を示す。上述したように、本発明の導電フィルムでは、マトリックス樹脂となる結晶性オレフィン系樹脂と熱可塑性エラストマーとが形成する海島構造において、結晶性オレフィン系樹脂が海、熱可塑性エラストマーが島となり、海島構造の島部分に導電性フィラーが存在すると推定される。そのため、本発明の導電フィルムを延伸してなる本発明の導電延伸フィルムは、マトリックス樹脂が1成分である場合と比較して、延伸しても導電ネットワーク構造が破壊されにくく、高い導電性を維持することができると推定される。
本発明の導電延伸フィルムは、本発明の導電フィルムを延伸成形することで製造することができる。延伸成形方法としては、ロール延伸法、テンター延伸法等により延伸成形する方法や、インフレーション法、チューブラー法等により、溶融押出及び延伸成形を一体的に行う方法を挙げることができ、特に限定されるものではない。延伸倍率を制御し均一な厚みのフィルムを得ることができるため、ロール延伸法及びテンター延伸法を組み合わせて製造する方法を採用することが好ましい。
一般に、逐次二軸延伸は設備が簡便で、生産性が高いという利点があるが、結晶性樹脂の場合、縦方向に延伸した際に配向結晶化が進んでしまい、その後の横方向への延伸が困難となる場合があるため、結晶化速度が速い樹脂にはあまり向かないという欠点がある。一方、同時二軸延伸は縦横方向に均一に延伸されたフィルムが得られるが、設備が大型化しコストがかかるという欠点がある。従って、樹脂の特性を鑑みてどちらかを選択する必要があるが、本発明の導電フィルムはどちらの延伸法を用いても問題なく延伸が可能である。
なお、逐次二軸延伸の場合、縦方向に配向したフィルムは、未延伸フィルムに比べてガラス転移温度が高くなるため、横延伸を行う際は縦延伸時の延伸温度よりも高い温度で行うことが一般的である。
本発明の導電延伸フィルムの厚みは、使用時における小型化・軽量化の観点から、好ましくは50μm以下、より好ましくは30μm以下、更に好ましくは15μm以下である。下限は特に限定されないが、好ましくは1μm以上、より好ましくは3μm以上、更に好ましくは5μm以上である。
本発明の導電延伸フィルムの体積抵抗値は、好ましくは500Ω・cm以下である。本発明の導電延伸フィルムは金属箔代替材料としての用途を目指しており、体積抵抗値が低く導電性に優れることが好ましい。なお、縦10cm、横10cm、厚み10μmのサイズと仮定した場合、導電性フィラーがカーボンブラック等のカーボン系フィラーである導電延伸フィルムの体積抵抗値は170Ω・cmであると金属銅箔と同程度の抵抗を示すと推測している。このような観点から、本発明の導電延伸フィルムの体積抵抗値は、より好ましくは250Ω・cm以下、更に好ましくは150Ω・cm以下、更に好ましくは100Ω・cm以下、更に好ましくは50Ω・cm以下である。
また、本発明の導電延伸フィルムの延伸方向の引張破断伸びは、機械強度向上の観点から、好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上、更に好ましくは20%以上である。
一般的に「シート」とは、日本工業規格(JIS)における定義上、薄く、一般にその厚さが長さと幅の割には小さく平らな製品をいい、一般的に「フィルム」とは、長さ及び幅に比べて厚さが極めて小さく、最大厚さが任意に限定されている薄い平らな製品で、通常、ロールの形で供給されるものをいう(JIS K6900)。例えば厚さに関して言えば、狭義では100μm以上のものをシートと称し、100μm未満のものをフィルムと称すことがある。しかし、シートとフィルムとの境界は定かでなく、本発明において文言上両者を区別する必要がないので、本発明においては、「シート」と称する場合でも「フィルム」を含むものとし、「フィルム」と称する場合でも「シート」を含むものとする。
・A-1:ホモポリプロピレン(MFR:1.9g/10分、Mn:1.10E05、Mw/Mn:4.43)
(熱可塑性エラストマー(B))
・B-1:オレフィン系熱可塑性エラストマー(エチレン-プロピレン共重合体、MFR:1.5g/10分、組成比:プロピレン77wt%、エチレン23wt%)
(導電性フィラー(C))
・C-1:導電性カーボンブラック
「ケッチェンブラックEC300J」(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製、ジブチルフタレート(DBP)吸油量:360cm3/100g)
パーキンエルマー社製「DSC-7」を用いて、JIS K7121及びJIS K7122に準じて、測定サンプルを10℃/分の昇温速度で250℃まで昇温し、1分間保持した後、10℃/分の降温速度で-40℃まで冷却し、再度10℃/分の昇温速度で250℃まで昇温し、得られたデータに基づき結晶融解熱量(ΔHm)を求めた。
得られた未延伸シート及び延伸フィルムを1/1000mmのダイアルゲージにて、面内を不特定に5箇所測定しその平均を厚みとした。
得られた未延伸シート及び延伸フィルムの体積抵抗値は、JIS K7194に準じて、以下のように測定し、単位はΩ・cmで表した。
測定装置:「Loresta EP MCP-T360」(株式会社三菱ケミカルアナリテック製)
測定方式:四端子四探針法(ASPタイププローブ)
測定印可電流:100mA
得られた未延伸シートの引張強度は、JIS K7161に準じて、TD又はMDが長軸となるように幅10mm、長さ150mmの短冊状に切り出し、室温下にて200mm/minの条件でシートが破壊されるまで測定した。これをTD及びMDが長軸となるそれぞれのシートについて5回測定し、その平均を引張強度とした。
得られた延伸フィルムの引張強度は、JIS K7161に準じて、延伸フィルムの延伸方向であるTDが長軸となるように幅10mm、長さ150mmの短冊状に切り出し、室温下にて200mm/minの条件でフィルムが破壊されるまで測定した。これを5回測定し、その平均を引張強度とした。
得られた未延伸シートの引張破断伸びは、JIS K7161に準じて、TD又はMDが長軸となるように幅10mm、長さ150mmの短冊状に切り出し、室温下にて200mm/minの条件でシートが破壊されるまで測定した。シート破壊時の引張破壊応力に対応する引張ひずみが引張破断伸びである。これをTD及びMDが長軸となるそれぞれのシートについて5回測定し、その平均を引張破断伸びとした。
得られた延伸フィルムの引張強度は、JIS K7161に準じて、延伸フィルムの延伸方向であるTDが長軸となるように幅10mm、長さ150mmの短冊状に切り出し、室温下にて200mm/minの条件でフィルムが破壊されるまで測定した。フィルム破壊時の引張破壊応力に対応する引張ひずみが引張破断伸びである。これを5回測定し、その平均を引張破断伸びとした。
結晶性オレフィン系樹脂(A-1)60質量%、オレフィン系熱可塑性エラストマー(B-1)25質量%及び導電性フィラー(C-1)15質量%を配合し、2軸押出機に投入し、設定温度240℃で溶融混合後、リップギャップ1mmのTダイで押出成形し、120℃のキャストロールに導いて、厚み約250μmの未延伸シートを得た。このシートの体積抵抗値は4.10Ω・cm、引張強度27MPa、引張破断伸びは10%であった。
次いで、クリップ式テンター設備にて槽内温度150℃にてTDを6倍に延伸し、厚み約43μmの延伸フィルムを得た。このフィルムの体積抵抗値は21.31Ω・cmであり、引張強度156MPa、引張破断伸びは45%であった。
実施例1にて得た未延伸シートをクリップ式テンター設備にて槽内温度150℃にてTDを7倍に延伸し、厚み約35μmの延伸フィルムを得た。このフィルムの体積抵抗値は29.04Ω・cmであり、引張強度134MPa、引張破断伸びは25%であった。
結晶性オレフィン系樹脂(A-1)50質量%、オレフィン系熱可塑性エラストマー(B-1)37.5質量%及び導電性フィラー(C-1)12.5質量%を配合し、2軸押出機に投入し、設定温度240℃で溶融混合後、リップギャップ1mmのTダイで押出成形し、120℃のキャストロールに導いて、厚み約100μmの未延伸シートを得た。このシートの体積抵抗値は10.55Ω・cm、引張強度22MPa、引張破断伸びは65%であった。
次いで、クリップ式テンター設備にて槽内温度150℃にてTDを6倍に延伸し、厚み約17μmの延伸フィルムを得た。このフィルムの体積抵抗値は82.50Ω・cmであり、引張強度101MPa、引張破断伸びは18%であった。
実施例3にて得た未延伸シートをクリップ式テンター設備にて槽内温度150℃にてTDを7倍に延伸し、厚み約15μmの延伸フィルムを得た。このフィルムの体積抵抗値は135.15Ω・cmであり、引張強度147MPa、引張破断伸びは19%であった。
結晶性オレフィン系樹脂(A-1)85質量%及び導電性フィラー(C-1)15質量%を配合し、2軸押出機に投入し、設定温度250℃で溶融混合後、リップギャップ1mmのTダイで押出成形し、120℃のキャストロールに導いて、厚み約150μmの未延伸シートを得た。このシートの体積抵抗値は5.23Ω・cm、引張強度37MPa、引張破断伸びは5%であった。
次いで、クリップ式テンター設備にて槽内温度150℃にてTDを6倍に延伸し、厚み約25μmの延伸フィルムを得た。このフィルムの体積抵抗値は651.20Ω・cmであり、引張強度191MPa、引張破断伸びは31%であった。
比較例1にて得た未延伸シートをクリップ式テンター設備にて槽内温度150℃にてTDを7倍に延伸し、厚み約22μmの延伸フィルムを得た。このフィルムの体積抵抗値は624.20Ω・cmであり、引張強度265MPa、引張破断伸びは19%であった。
結晶性オレフィン系樹脂(A-1)87.5質量%及び導電性フィラー(C-1)12.5質量%を配合し、2軸押出機に投入し、設定温度250℃で溶融混合後、リップギャップ1mmのTダイで押出成形し、120℃のキャストロールに導いて、厚み約100μmの未延伸シートを得た。このシートの体積抵抗値は12.39Ω・cm、引張強度44MPa、引張破断伸びは4%であった。
次いで、クリップ式テンター設備にて槽内温度150℃にてTDを6倍に延伸し、厚み約17μmの延伸フィルムを得た。このフィルムの体積抵抗値は高くレンジオーバーのためロレスターで測定することはできなかった。また、引張強度141MPa、引張破断伸びは36%であった。
Claims (8)
- 導電フィルムを延伸してなる導電延伸フィルムであって、
前記導電フィルムが、結晶性オレフィン系樹脂(A)と熱可塑性エラストマー(B)と導電性フィラー(C)とを含み、前記結晶性オレフィン系樹脂(A)の質量比率が前記熱可塑性エラストマー(B)の質量比率よりも高く、結晶融解熱量(ΔHm)が50~85J/gである樹脂組成物からなり、引張破断伸びが6%以上であり、体積抵抗値が15Ω・cm以下であり、
該導電延伸フィルムの体積抵抗値が500Ω・cm以下である、
導電延伸フィルム。 - 前記結晶性オレフィン系樹脂(A)がホモポリプロピレン樹脂である、請求項1に記載の導電延伸フィルム。
- 前記熱可塑性エラストマー(B)がオレフィン系エラストマーである、請求項1又は2に記載の導電延伸フィルム。
- 前記導電性フィラー(C)がカーボンブラックである、請求項1~3のいずれか1項に記載の導電延伸フィルム。
- 結晶性オレフィン系樹脂(A)及び熱可塑性エラストマー(B)の質量比(結晶性オレフィン系樹脂(A)/熱可塑性エラストマー(B))が55/45以上80/20以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載の導電延伸フィルム。
- 高分子材料に対する導電性フィラー(C)の質量比(導電性フィラー(C)/高分子材料)が5/95以上25/75以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の導電延伸フィルム。
- 請求項1~6のいずれか1項に記載の導電延伸フィルムを備えた集電体。
- 請求項7に記載の集電体を備えた二次電池。
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