JP7187247B2 - 医用画像処理装置、x線診断装置、および医用画像処理システム - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態における医用画像処理システム100の構成の一例を示す図である。医用画像処理システム100は、複数の医用画像診断装置(モダリティ)10と画像保管装置20と、医用画像処理装置30とを有する。図1に示すように、医用画像診断装置10、画像保管装置20及び医用画像処理装置30は、無線、有線を問わず、ネットワークを介して相互に通信可能に接続される。ネットワークは、例えば、LAN(Local Area Network)である。なお、VPN(Virtual Private Network)等によりセキュリティが確保されるのであれば、接続される回線はLANに限定されない。このとき、ネットワークは、例えば、インターネット等、公衆の通信回線であってもよい。
図2は、透視画像生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
(ステップSa1)
処理回路34は、取得機能34aにより、第1モダリティによる被検体Pの撮影時における被検体Pの体位(以下、第1体位と呼ぶ)を取得する。以下、説明を具体的にするために、ボリュームデータは、被検体Pに対する血管造影を伴ったCTスキャンにより生成されたデータであるものとする。具体的には、処理回路34は、第1モダリティとしてのX線CT装置から被検体Pに関するボリュームデータを取得する。なお、処理回路34は、画像保管装置20からボリュームデータを取得してもよい。次いで、処理回路34は、ボリュームデータに付帯されたスキャン条件から第1体位を取得する。処理回路34は、既存の画像処理により、ボリュームデータから複数の解剖学的標識点(以下、第1ランドマークと呼ぶ)を取得する。第1ランドマークは、ボリュームデータに含まれる特徴的な局所構造を示す標認点に相当する。
入力インターフェース31を介した操作者の指示により、被検体Pに対して目的の体位(以下、目的体位と呼ぶ)が入力される。これにより、被検体Pに対して目的体位が設定為れる。以下、説明を具体的にするために。目的体位は、仰臥位かつ両上肢下垂であるものとする。
処理回路34は、変形機能34bにより、目的体位と第1体位との差分に基づいて、ボリュームデータにおける複数の第1ランドマークを基準として、ボリュームデータを変形させた変形ボリュームを生成する。具体的には、処理回路34は、まず、目的体位と第1体位との差分を決定する。上記体位の例では、差分は、両上肢挙上と両上肢下垂とによるボリュームデータにおける骨の位置の変化を示す変位に相当する。なお、差分は、ボリュームデータにおける臓器の位置および臓器の形の変化を示す変位を有していてもよい。次いで、処理回路34は、ボリュームデータにおける複数の第1ランドマークを基準として、変位を用いてボリュームデータを変形させる。
処理回路34は、画像生成機能34cによるセグメンテーション処理(領域抽出処理)により、変形ボリュームから、第1ランドマークを含む骨領域と臓器領域とを抽出する。骨領域は、骨部に加えて軟骨を有していてもよい。臓器領域は、臓器に隣接する血管などの管腔を有していてもよい。臓器領域が血管である場合、臓器に隣接する血管は冠動脈に相当する。
処理回路34は、画像生成機能34cにより、抽出された骨領域の透過度を、透視撮影に対応する透過度(以下、透視透過度と呼ぶ)に変更する。石灰化領域とプラーク領域とのうち少なくとも一つの領域が血管性状領域として抽出された場合、処理回路34は、血管性状領域の透過度を、透視透過度に変更する。なお、処理回路34は、透視透過度の代わりに、透視撮影に対応する不透明度を用いてもよい。透視透過度とは、例えば、X線診断装置(第2モダリティ)により被検体Pに対して透視撮影が実行された場合において生成された画像(投影画像)における骨領域の透明度に相当する。具体的には、メモリ33は、透視透過度を記憶する。処理回路34は、透視透過度をメモリ33から読み出し、骨領域の透過度を、読み出された透視透過度に変更する。
処理回路34は、画像生成機能34cにより、変更された透過度を有する骨領域に対して最大値投影処理(以下、MIP(Maximum Intensity Projection)処理と呼ぶ)を実行することにより、骨投影画像(以下、骨MIP画像と呼ぶ)を生成する。MIP処理に用いられる視点と視線方向とは、例えば、X線撮影のX線の焦点と撮影方向とにそれぞれ対応し、撮影対象部位に応じてあらかじめ設定されて、メモリ33に記憶される。
処理回路34は、画像生成機能34cにより、骨MIP画像を臓器MIP画像に重畳することにより、重畳画像を生成する。なお、処理回路34は、重畳画像の生成前に、骨MIP画像と臓器MIP画像との位置合わせ(レジストレーション:registration)を実行してもよい。このとき、処理回路34は、位置合わせが実行された骨MIP画像と臓器MIP画像とを用いて、重畳画像を生成する。なお、処理回路34は、骨MIP画像と血管性状投影画像とを臓器MIP画像に重畳することにより、重畳画像を生成してもよい。
処理回路34は、画像生成機能34cにより、X線診断装置において投影画像の生成時に実行される画像処理(以下、後処理と呼ぶ)を重畳画像に対して実行することにより、透視画像を生成する。また、処理回路34は、後処理に加えて、階調反転の処理などの各種処理を実行する。後処理は、例えば、リカーシブフィルタなどのノイズ低減フィルタの適用、アーチファクト除去処理、オフセット補正、ゲイン補正、空間フィルタの適用、ダイナミックレンジ圧縮処理などである。なお、後処理は、第2モダリティにおける画像の生成時に実行される画像処理であれば、上記後処理の内容に限定されず、いずれのものであってもよい。ステップSa4乃至Sa8の処理により、処理回路34は、画像生成機能34cにより変形ボリュームに基づいて透視画像を生成する。
処理回路34は、制御機能により、透視画像をディスプレイ32に表示する。処理回路34は、生成された透視画像を、画像保管装置20などの各種外部の装置に出力する。図7は、透視画像FLIの一例を示す図である。図7に示すように、透視画像FLIは、被検体Pに造影剤を投与してX線診断装置による透視投影により得られた投影画像(以下、アンギオ画像と呼ぶ)に、アンギオグラフィックビューより類似した画像となる。図8は、骨MIP画像と血管性状投影画像とを臓器MIP画像に重畳した透視画像の一例を示す図である。図8に示すように、透視画像FLIにおいて、心臓に隣接する冠動脈には石灰化領域CALMEとプラーク領域PLREとが、血管とは異なる透過度で、異なるハッチングとして示されている。
本実施形態における医用画像処理装置30によれば、第1モダリティによる被検体Pの撮影時における被検体Pの第1体位を取得し、被検体Pに対して設定された目的の体位と第1体位との差分に基づいて、第1モダリティによる被検体Pの撮影により得られたボリュームデータにおける複数の第1ランドマークを基準として、ボリュームデータを変形させた変形ボリュームを生成し、変形ボリュームに基づいて透視画像を生成することができる。これにより、本医用画像処理装置30によれば、ボリュームデータの収集時における被検体Pの体位によらず、アンギオ画像に準拠した解剖学的ランドマークを有し、アンギオ画像に酷似した透視画像を生成することができる。
本変形例と第1の実施形態との相違は、図2のステップSa3乃至ステップSa7において、透視画像生成処理の内容および手順が異なることにある。図9は、本変形例における透視画像生成処理の手順の一例を示す図である。ステップSa2の処理の後、以下のステップSb1の処理が実行される。
ステップSa2の後、処理回路34は、画像生成機能34cによるセグメンテーション処理により、ボリュームデータから骨領域と臓器領域とを抽出する。なお、処理回路34は、石灰化領域とプラーク領域とのうち少なくとも一つの領域を、ボリュームデータから抽出してもよい。セグメンテーション処理の内容は、ステップSa4に記載の処理内容と概ね同様なため、詳細な説明は省略する。
処理回路34は、画像生成機能34cにより、例えば透過度対応表を用いて、抽出された骨領域の透過度を、透視透過度に変更する。なお、処理回路34は、血管性状対応表を用いて、石灰化領域およびプラーク領域の透過度を透視透過度に変更してもよい。本ステップの処理内容は、ステップSa5に記載の処理内容と概ね同様なため、詳細な説明は省略する。
処理回路34は、画像生成機能34cにより、変更された透過度を有する骨領域に対してMIP処理を実行することにより、第1MIP画像を生成する。処理回路34は、臓器領域に対してMIP処理を実行することにより、第2MIP画像を生成する。なお、処理回路34は、透過度が変更された石灰化領域およびプラーク領域に対してMIP処理を実行することにより、石灰化領域およびプラーク領域に関する第3MIP画像を生成してもよい。本ステップの処理内容は、ステップSa6に記載の処理内容と概ね同様なため、詳細な説明は省略する。
処理回路34は、変形機能34bにより、目的体位と第1体位との差分に基づいて、第1MIP画像を移動させる移動量を決定する。具体的には、処理回路34は、目的体位と第1体位との組み合わせを変位対応表と照合することにより変位を決定する。次いで、処理回路34は、決定された変位を、第2MIP画像に対して第1MIP画像を移動させる移動量として決定する。決定された移動量は、例えば、第1MIP画像に対する剛体変換を示す変換量に相当する。
処理回路34は、画像生成機能34cにより、決定された移動量に従って第1MIP画像を移動し、移動された第1MIP画像(以下、移動後第1MIP画像と呼ぶ)を第2MIP画像に重畳することにより、重畳画像を生成する。なお、処理回路34は、決定された変換量に従って第2MIP画像に対して非剛体変換を実行し、非剛体変換が実行された第2MIP画像(以下、変換後第2MIP画像と呼ぶ)に移動後第1MIP画像を重畳することにより、重畳画像を生成してもよい。
本応用例は、被検体Pの血管内に挿入されるデバイスを示すモデル(以下、デバイスモデルと呼ぶ)を透視画像に重畳させる指示(以下、デバイス表示指示と呼ぶ)に応答して、デバイスモデルを重畳させた透視画像を生成することにある。以下、説明を具体的にするために、デバイスモデルは、造影剤を吐出するためのカテーテルのモデル(以下、カテーテルモデルと呼ぶ)であるものとして説明する。なお、デバイスモデルは、カテーテルモデルに限定されず、例えば、血流予備量比(Fractional Flow Reserve:以下、FFRと呼ぶ)を計測するためのプレッシャワイヤのモデル(以下、ワイヤモデルと呼ぶ)、ステントのモデル、バルーンカテーテルのモデル、IVUS(Intervascular Ultrasound:血管内超音波)カテーテルのモデルなど、被検体P内に挿入可能な手術デバイスのモデルであれば、いずれのものであってもよい。これらのデバイスモデルは、例えば3次元的なデータとして、メモリ33に記憶される。
本応用例における医用画像処理装置30によれば、被検体Pの血管内に挿入されるデバイスを示すモデルを透視画像に重畳させる指示に応答して、モデルを重畳させた透視画像を生成することができる。これにより、本医用画像処理装置30によれば、デバイスを被検体Pに挿入した場合における模擬的な透視画像を生成することができ、操作者は透視撮影の実行前に透視画像におけるデバイスの位置を解剖学的な位置関係に従って直感的に把握することができる。
本応用例は、血管へのデバイスの挿入による血管の蛇行の変化に応じて、透視画像における血管の領域を変形させることにある。以下、説明を具体的にするために、透視画像に表示されるデバイスモデルは、ワイヤモデルであるものとして説明する。本応用例における処理は、例えば、ステップSa9の後に実行される。
本応用例における医用画像処理装置30によれば、血管にデバイスのモデルが配置された場合における血管の蛇行の変化に応じて、透視画像における血管の領域を変形させることができる。これにより、本医用画像処理装置30によれば、デバイスを被検体Pに挿入した場合における血管の変形を伴った模擬的な透視画像を生成することができ、操作者は透視撮影の実行前に血管の変形を直感的に把握することができる。
本実施形態と第1の実施形態との相違は、X線診断装置により得られた投影画像を用いて透視画像を生成することにある。
図13は、透視画像生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
(ステップSc1)
処理回路34は、システム制御機能341により、被検体Pに対して透視撮影を実行する。処理回路34は、画像生成機能34cにより、透視撮影によりX線検出器17から出されたデータに対して後処理を実行し、投影画像を生成する。このとき、投影画像には、X線撮影条件が付帯される。
処理回路34は、取得機能34aにより、被検体Pの患者情報を用いて、被検体Pのボリュームデータを画像保管装置20などから取得する。処理回路34は、取得されたボリュームデータに付帯されたスキャン条件に基づいて第1体位を取得する。
処理回路34は、取得機能34aにより、X線撮影条件から、投影画像における被検体の体位(以下、第2体位と呼ぶ)を取得する。なお、X線撮影条件において被検体Pの体位が含まれていない場合、処理回路34は、X線撮影条件から撮影対象部位を抽出する。次いで、処理回路34は、体位対応表を用いて、撮影対象部位に対応する体位を、第2体位として決定する。これらの処理により、処理回路34は、第2体位を取得する。以下、説明を具体的にするために、第2体位は仰臥位かつ両上肢下垂であって、投影画像は被検体Pの心臓を撮影対象部位として有するものとする。
処理回路34は、変形機能34bにより、第1ランドマークと第2ランドマークとの位置比較を実行し、ランドマーク間の差分を算出する。ランドマーク間の差分は、ボリュームデータと投影画像とにおいて、両上肢挙上と両上肢下垂とによる骨の位置の変化を示す変位に相当する。なお、ランドマーク間の差分は、ボリュームデータにおける臓器の位置および臓器の形の変化を示す変位を有していてもよい。
処理回路34は、変形機能34bにより、ランドマーク間の差分に基づいて、第1ランドマークを基準として、ボリュームデータを変形させた変形ボリュームを生成する。上記体位の例では、処理回路34は、両上肢挙上から両上肢下垂への体位の変化に応じた変位を用いて、ボリュームデータから変形ボリュームを生成する。
処理回路34は、画像生成機能34cによるセグメンテーション処理により、変形ボリュームから、第1ランドマークを含む骨領域と臓器領域とを抽出する。本ステップにおける処理内容はステップSa4と同様なため、説明は省略する。
処理回路34は、取得機能34aにより、投影画像における骨領域の画素値を用いて、投影画像における骨領域の透過度を取得する。具体的には、処理回路34は、投影画像に対するセグメンテーション処理により、投影画像から骨領域を抽出する。次いで、処理回路34は、骨領域に含まれる複数の画素値の代表値を透過度に変換する透過度変換処理を実行することにより、骨領域における透過度を決定する。代表値は、例えば、骨領域に含まれる複数の画素値の平均値、最頻値などである。透過度変換処理は、代表値に対する透過度の対応表、または代表値を透過度に変換する変換式を用いた処理である。これにより、処理回路34は、透視撮影に対応する透過度を決定する。最後に、処理回路34は、画像生成機能34cにより、変形ボリュームから抽出された骨領域の透過度を、透視撮影に対応する透過度に変更する。
本実施形態におけるX線診断装置10によれば、第2モダリティによる被検体の撮影時における被検体の第2体位を取得し、第2モダリティによる被検体の撮影により生成された投影画像における複数の第2ランドマークと第1ランドマークとの位置比較により、ランドマーク間の差分を算出し、ランドマーク間の差分に基づいて変形ボリュームを生成することにより、透視画像を生成することができる。これにより、本医用画像処理装置30によれば、ボリュームデータの収集時における被検体Pの体位によらず、投影画像(アンギオ画像)により類似した透視画像を生成することができる。
本変形例と第2の実施形態との相違は、ステップSa6におけるMIP処理に用いられる視線方向を決定することにある。図15は、MIP処理に用いられる視線方向の決定に関する処理の概要の一例を示す概要図である。
本変形例におけるX線診断装置10によれば、投影画像における臓器領域と骨領域との相対的な位置関係に基づいて第1投影方向と視点とを決定し、第1投影方向を基準として複数の第2投影方向各々と視点とを用いてボリュームデータに対して最大値投影処理を実行することにより複数の最大値投影画像を生成し、複数の最大値投影画像各々と投影画像とを比較することにより、複数の最大値投影画像のうち投影画像に最も整合する最大値投影画像を特定し、特定された最大値投影画像に関する第2投影方向と視点とを用いて透視画像を生成することができる。これにより、本X線診断装置10によれば、投影画像により類似した透視画像を生成することができ、血管造影に関する技師および医師にとって直感的に見やすい透視画像を、提供することができる。
第1の実施形態および第2の実施形態との相違は、ボリュームデータの血管領域における流体解析により、血管領域における複数の位置にそれぞれ対応する複数の解析指標を算出し、算出された複数の解析指標のうち、被検体Pの血管内に挿入されたデバイスの先端位置における解析指標と、デバイスにより計測された血管の流体指標とを、透視画像に重畳させて表示することにある。以下、説明を具体的にするために、被検体Pの結果に挿入されたデバイスは、プレッシャワイヤであって、デバイスにより計測された血管の流体指標は、血流予備量比(Fractional Flow Reserve:FFRと呼ぶ)であるものとする。また、算出機能34eにより計算された解析指標は、FFRに相当する流体指標である。以下、説明を具体的にするために、プレッシャワイヤにより計測されたFFRを実測FFRと呼び、算出機能34eにより算出されたFFRを解析FFRと呼ぶ。
(ステップSd1)
処理回路34は、算出機能34eにより、被検体Pの血管(例えば、冠動脈)に挿入されたプレッシャワイヤを用いて、流体指標(実測FFR)を計測する。なお、実測FFRが予め計測され、投影画像に付帯されている場合、処理回路34は、取得機能34aにより、X線診断装置などの医用画像診断装置10または画像保管装置20から投影画像を読み出すとともに、投影画像から実測FFRを取得する。実測FFRの計測に関する投影画像は、被検体Pの血管における流体指標を計測するために血管内に挿入されたデバイス(プレッシャワイヤ)の先端部分を含むデバイス領域を有する。
処理回路34は、特定機能34dにより、第1ランドマークと第2ランドマークとの位置あわせを実行することにより、透視画像においてプレッシャワイヤの先端位置を特定する。具体的には、処理回路34は、まず、投影画像におけるプレッシャワイヤの先端部分の位置を示す先端位置を、セグメンテーション処理により特定する。
処理回路34は、算出機能34eにより、ボリュームデータの臓器領域における血管領域に対する流体解析を実行し、血管領域における複数の位置にそれぞれ対応する複数の解析指標(解析FFR)を算出する。流体解析は、例えば、計算流体力学によるシミュレーションに対応し、既存の方法で計算される。
ディスプレイ32は、複数の解析指標のうち先端位置における解析指標と、流体指標とを、透視画像に重畳させて表示する。具体的には、処理回路34は、特定機能34dにより、複数の解析FFRのうち先端位置に対応する解析FFRを特定する。次いで、処理回路34は、透視画像において、特定された解析FFRと指標と実測FFRとを透視画像に重畳する位置(以下、FFR重畳位置と呼ぶ)を決定する。FFR重畳位置は、例えば、先端位置の近傍であって、実測FFRに関する血管に重複しない位置である。ディスプレイ32は、制御機能による制御のもとで、透視画像におけるFFR重畳位置に、解析FFRと実測FFRとを重畳させて表示する。このとき、透視画像には、図10に示すように、デバイスとしてプレッシャワイヤのモデル(以下、ワイヤモデルと呼ぶ)が重畳されてもよい。
本実施形態における医用画像処理装置30によれば、投影画像は被検体Pの血管における流体指標を計測するために血管内に挿入されたデバイスの先端部分を含むデバイス領域を有し、透視画像における第1ランドマークと投影画像における第2ランドマークとを用いて透視画像と投影画像との位置合わせを実行することにより、透視画像において先端部分の位置を示す先端位置を特定し、ボリュームデータの血管領域における流体解析により、流体指標に対応し血管領域における複数の位置にそれぞれ対応する複数の解析指標を算出し、複数の解析指標のうち先端位置における解析指標と流体指標とを、透視画像に重畳させて表示することができる。
本応用例は、血管領域においてデバイスを挿入可能な限界位置を特定し、特定された限界位置を透視画像に重畳させてディスプレイ32に表示することにある。
本応用例における医用画像処理装置30によれば、血管領域における血管径とデバイスの直径とに基づいて、血管においてデバイスが挿入可能な限界位置LIPを特定し、限界位置LIPを透視画像FLIに重畳させて表示することができる。また、本医用画像処理装置30によれば、算出された複数の解析指標のうち、血管領域において限界位置LIPより上流部分における解析指標を、透視画像FLIに重畳させて表示することができる。また、本医用画像処理装置30によれば、透視画像FLIにおいて、限界位置LIPを境界として複数の解析指標の表示態様を異ならせて表示することができる。また、透視画像FLIに投影画像PIを重畳させて表示する、または流体指標が重畳された投影画像PIと複数の解析指標が重畳された透視画像FLIとを並列表示することができる。
本応用例は、透視画像における右冠動脈と左冠動脈とのうち選択されたいずれか一方の冠動脈に造影剤を流入させた計算結果を透視画像に重畳させて表示することにある。本応用例において、ボリュームデータは、被検体Pにおける右冠動脈および左冠動脈に対応する冠動脈領域を有する。なお、冠動脈領域における右冠動脈および左冠動脈各々は、特定機能34dにおけるセグメンテーション処理およびアトラスとの比較等により、透視画像において他の領域と弁別されて特定されてもよい。
本応用例における医用画像処理装置30によれば、ボリュームデータは被検体Pにおける右冠動脈および左冠動脈に対応する冠動脈領域を有し、右冠動脈または左冠動脈に対する選択指示に応じて、選択された冠動脈に造影剤を流入させた計算を実行し、計算の結果を、透視画像に重畳させることができる。これにより、本医用画像処理装置30によれば、透視撮影に準拠した解剖学的ランドマークを有する透視画像に造影剤の流入よるシミュレーション結果が重畳されるため、医師等の操作者は、被検体Pに対する透視撮影下における造影剤の流入の状態を、透視撮影を行うことなく把握することができ、IVRの実行の有無に対する医師の判断に寄与することができる。これにより、本医用画像処理装置30によれば、不要なIVRの実行を避けることができ、被検体Pに対する被爆の低減すること、および検査効率を向上させることができる。
11…高電圧発生器
13…X線管
15…X線絞り装置
17…X線検出器
19…支持フレーム
20…画像保管装置
21…天板
30…医用画像処理装置
31…入力インターフェース
32…ディスプレイ
33…メモリ
34…処理回路
34a…取得機能
34b…変形機能
34c…画像生成機能
34d…特定機能
34e…算出機能
100…医用画像処理システム
131…最大照射範囲
135…管球焦点
341…システム制御機能
1LM1、1LMm、1LMn…第1ランドマーク
2LM…第2ランドマーク
BD…ボリュームデータ
BMIP…骨MIP画像
BR…骨領域
CALME…石灰化領域
FLI…透視画像
LIP…限界位置
PI…投影画像
PLRE…プラーク領域
PR…配置経路
PW…プレッシャワイヤ
SR…シミュレーション領域
TIP…先端位置
TMIP…臓器MIP画像
Vcath…カテーテルモデル
WM…ワイヤモデル
Claims (18)
- 第1モダリティによる被検体の撮影により得られたボリュームデータから複数の第1ランドマークを取得する第1取得部と、
第2モダリティによる前記被検体の撮影により得られた投影画像であって、前記被検体の血管における流体指標を計測するために前記血管内に挿入されたデバイスの先端部分を含むデバイス領域を有する前記投影画像から複数の第2ランドマークを取得する第2取得部と、
複数の第2ランドマークと前記第1ランドマークとの位置比較により、ランドマーク間の差分を算出し、前記ランドマーク間の差分に基づいて、前記ボリュームデータを変形させた変形ボリュームを生成する変形部と、
前記変形ボリュームに基づいて透視画像を生成する画像生成部と、
前記透視画像における前記第1ランドマークと前記投影画像における前記第2ランドマークとを用いて前記透視画像と前記投影画像との位置合わせを実行することにより、前記透視画像において、前記先端部分の位置を示す先端位置を特定する特定部と、
前記ボリュームデータの血管領域における流体解析により、前記流体指標に対応し、前記血管領域における複数の位置にそれぞれ対応する複数の解析指標を算出する算出部と、
前記複数の解析指標のうち前記先端位置における解析指標と前記流体指標とを、前記透視画像における前記先端位置の近傍であって前記流体指標に関する血管に重複しない位置に重畳させて表示する表示部と、
を具備する医用画像処理装置。 - 決定部を更に備え、
前記特定部は、前記複数の解析指標のうち前記先端位置に対応する解析指標を特定し、
前記決定部は、前記特定された解析指標と前記流体指標とを前記透視画像に重畳する位置を、前記先端位置の近傍であって前記流体指標に関する血管に重複しない位置に決定し、
前記表示部は、前記透視画像における前記決定された位置に、前記特定された解析指標と前記流体指標とを重畳させて表示する、
請求項1に記載の医用画像処理装置。 - 前記特定部は、前記投影画像における前記デバイスの先端部分の位置を示す先端位置をセグメンテーション処理により特定し、前記位置合わせの結果と前記投影画像において特定された先端位置とを用いて、前記透視画像における前記先端位置を特定する、
請求項1または2に記載の医用画像処理装置。 - 前記特定部は、前記血管領域における血管径と前記デバイスの直径とに基づいて、前記血管において前記デバイスが挿入可能な限界位置を特定し、
前記表示部は、前記限界位置を前記透視画像にさらに重畳させて表示する、
請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記表示部は、前記複数の解析指標のうち、前記血管領域において前記限界位置より上流部分における解析指標を、前記透視画像に重畳させて表示する、
請求項4に記載の医用画像処理装置。 - 前記表示部は、前記透視画像において、前記限界位置を境界として前記複数の解析指標の表示態様を異ならせて表示する、
請求項4または5に記載の医用画像処理装置。 - 前記表示部は、
前記透視画像に前記投影画像を重畳させて表示する、または前記流体指標が重畳された前記投影画像と前記複数の解析指標が重畳された前記透視画像とを並列表示する、
請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記ボリュームデータは、前記被検体における右冠動脈および左冠動脈に対応する冠動脈領域を有し、
前記算出部は、前記右冠動脈または前記左冠動脈に対する選択指示に応じて、選択された冠動脈に造影剤を流入させた計算を実行し、
前記画像生成部は、前記計算の結果を、前記透視画像に重畳させる、
請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記画像生成部は、前記投影画像の生成時に実施された画像処理を実行することにより前記透視画像を生成する、
請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記画像生成部は、
前記第1ランドマークを有する第1領域の大きさが前記第2ランドマークを有する第2領域の大きさに一致するように、前記透視画像を生成する、
請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記画像生成部は、
前記投影画像における臓器領域と骨領域との相対的な位置関係に基づいて、第1投影方向と視点とを決定し、
前記第1投影方向を基準として複数の第2投影方向各々と前記視点とを用いて前記ボリュームデータに対して最大値投影処理を実行することにより複数の最大値投影画像を生成し、
前記複数の最大値投影画像各々と前記投影画像とを比較することにより、前記複数の最大値投影画像のうち前記投影画像に最も整合する最大値投影画像を特定し、
前記特定された最大値投影画像に関する第2投影方向と前記視点とを用いて、前記透視画像を生成する、
請求項1乃至10のうちいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記画像生成部は、
前記変形ボリュームから、前記第1ランドマークを含む骨領域と血管を含む臓器領域とを抽出し、
前記骨領域の透過度を、透視撮影に対応する透過度に変更し、
前記変更された透過度を有する前記骨領域と前記臓器領域とに対して最大値投影処理をそれぞれ実行することにより、骨投影画像と臓器投影画像とを生成し、
前記臓器投影画像に前記骨投影画像を重畳することにより、前記透視画像を生成する、
請求項1乃至10のうちいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記画像生成部は、前記骨領域における骨部の種類に応じて前記骨領域における複数の部分領域各々の透過度を変更して、前記透視画像を生成する、
請求項12に記載の医用画像処理装置。 - 前記画像生成部は、
前記変形ボリュームから、プラーク領域と石灰化領域とのうち少なくともひとつの領域を抽出し、
前記抽出された領域が重畳された前記透視画像を生成する、
請求項1乃至13のうちいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記画像生成部は、前記被検体の血管内に挿入されるデバイスを示すモデルを前記透視画像に重畳させる指示に応答して、前記モデルを重畳させた前記透視画像を生成する、
請求項1乃至14のうちいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記変形部は、前記血管に前記デバイスのモデルが配置された場合における前記血管の蛇行の変化に応じて、前記透視画像における前記血管の領域を変形させる、
請求項15に記載の医用画像処理装置。 - 第1モダリティによる被検体の撮影により得られたボリュームデータから複数の第1ランドマークを取得する第1取得部と、
前記被検体の撮影により得られた投影画像であって、前記被検体の血管における流体指標を計測するために前記血管内に挿入されたデバイスの先端部分を含むデバイス領域を有する前記投影画像から複数の第2ランドマークを取得する第2取得部と、
複数の第2ランドマークと前記第1ランドマークとの位置比較により、ランドマーク間の差分を算出し、前記ランドマーク間の差分に基づいて、前記ボリュームデータを変形させた変形ボリュームを生成する変形部と、
前記変形ボリュームに基づいて透視画像を生成する画像生成部と、
前記透視画像における前記第1ランドマークと前記投影画像における前記第2ランドマークとを用いて前記透視画像と前記投影画像との位置合わせを実行することにより、前記透視画像において、前記先端部分の位置を示す先端位置を特定する特定部と、
前記ボリュームデータの血管領域における流体解析により、前記流体指標に対応し、前記血管領域における複数の位置にそれぞれ対応する複数の解析指標を算出する算出部と、
前記複数の解析指標のうち前記先端位置における解析指標と前記流体指標とを、前記透視画像に重畳させて表示する表示部と、
を具備するX線診断装置。 - 第1モダリティによる被検体の撮影により得られたボリュームデータから複数の第1ランドマークを取得する第1取得部と、
第2モダリティによる前記被検体の撮影により得られた投影画像であって、前記被検体の血管における流体指標を計測するために前記血管内に挿入されたデバイスの先端部分を含むデバイス領域を有する前記投影画像から複数の第2ランドマークを取得する第2取得部と、
複数の第2ランドマークと前記第1ランドマークとの位置比較により、ランドマーク間の差分を算出し、前記ランドマーク間の差分に基づいて、前記ボリュームデータを変形させた変形ボリュームを生成する変形部と、
前記変形ボリュームに基づいて透視画像を生成する画像生成部と、
前記透視画像における前記第1ランドマークと前記投影画像における前記第2ランドマークとを用いて前記透視画像と前記投影画像との位置合わせを実行することにより、前記透視画像において、前記先端部分の位置を示す先端位置を特定する特定部と、
前記ボリュームデータの血管領域における流体解析により、前記流体指標に対応し、前記血管領域における複数の位置にそれぞれ対応する複数の解析指標を算出する算出部と、
前記複数の解析指標のうち前記先端位置における解析指標と前記流体指標とを、前記透視画像に重畳させて表示する表示部と、
を具備する医用画像処理システム。
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