JP7186543B2 - 貯蔵庫 - Google Patents
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Description
前方に開口する箱状の筐体であって、貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、前記貯蔵室の後方に前記貯蔵室を少なくとも冷却する機能部品を収容する機能部品室と、が内部に形成された貯蔵庫本体と、
前記機能部品室内に収容された前記機能部品の1つである蒸発器と、前記貯蔵庫本体の外部に取り付けられた凝縮器と、前記凝縮器と前記蒸発器とを繋いで冷媒を循環させるための冷媒配管と、を含んで構成された冷却装置と、
を備えた貯蔵庫であって、
前記冷媒配管は、それの一部が前記貯蔵庫本体の背面側を延びて前記凝縮器から前記蒸発器までを繋ぐように構成され、
前記貯蔵庫本体の背面に前記冷媒配管の前記一部を覆う状態で取り付けられ、自身の内部と外部との間の空気の流れを許容する複数の通気孔を有する保護カバーを備えたことを特徴とする。
前記貯蔵庫本体は、それぞれが前方に開口して上下方向に並んで形成された2つの空間を有し、前記2つの空間の各々に、前記貯蔵室および前記機能部品室が形成されたものとされ、
当該貯蔵庫は、
2つの前記貯蔵室の各々に対応して、それぞれが前記冷却装置である2つの冷却装置を備え、前記2つの冷却装置の各々の前記凝縮器が、前記貯蔵庫本体の上部に取り付けられ、前記2つの冷却装置の各々の前記冷媒配管の前記一部が、並行して上下に延びる状態で前記貯蔵庫本体の背面に配された構成とされ、
前記保護カバーは、前記2つの冷却装置の前記冷媒配管の両者を覆うものとされた構成とすることができる。
前記機能部品の1つである前記貯蔵室を加熱する加熱装置と、
前記機能部品の1つである前記貯蔵室を加湿する加湿装置と、
前記貯蔵室の空気を循環させる循環ファンと、
前記蒸発器、前記加熱装置の少なくとも一部、前記加湿装置の少なくとも一部および前記循環ファンを保持するケースと、
前記貯蔵庫本体の内部背面側に配された板状の部材であって、前記貯蔵室と前記機能部品室とを区画する区画部材と、
をさらに備え、
前記ケースは、前記蒸発器、前記加熱装置の少なくとも一部、前記加湿装置の少なくとも一部および前記循環ファンを保持した状態で前記貯蔵庫本体の内部背面に取り付けられ、
前記区画部材は、前記ケースの前側に配された構成とすることができる。
本発明の実施例である貯蔵庫としての温湿度調節庫10を図1から図5に示す。本温湿度調節庫10は、ドウコンディショナーと呼ばれるものであり、成形したパン生地について冷凍から発酵までを管理可能なものである。具体的には、パンの焼成工程に入るより前に、成形したパン生地に対して、フリーズ(冷凍)工程、リタード(冷蔵)工程、予熱工程、および、ホイロ(発酵)工程を順番に自動で実行すること、あるいは、いずれかの工程を単独で実行することが可能なものである。つまり、本温湿度調節庫10は、それらの各工程に応じた温度制御を行うとともに、予熱工程およびホイロ工程においては、温度制御に加えて湿度制御を行うように構成されている。
i)ダクト部材の形状・取付構造
本温湿度調節庫10は、各空間12内における空気の循環路に関して特徴を有するものであるため、以下に、その循環路について詳しく説明することとする。先に説明したように、本温湿度調節庫10は、背面パネル32によって、収納室14と機能部品室30とが区画されており、天面パネル33によって形成された吸気路37から収納室14の空気を吸い込み、底面パネル34によって形成された吐出路38から温度・湿度を調節した空気を収納室14へ吐き出すように構成されている。また、各空間12内における左右の側壁の各々には、図3および図6に示すように、収納室14の前後方向における中間に、上下方向に延びる側壁側ダクト部材65が固定されている。側壁側ダクト部材65は、断面コの字状で、空間12の側面との間に、側壁側循環路66を形成するものである。また、側壁側ダクト部材65には、上方側のトレイ上へ空気を吐出するための吐出口67が形成されている。ちなみに、本実施例においては、下から2段には吐出口は形成されておらず、上から6段に吐出口67が形成されている。そして、図8に示した状態の温湿度調節庫10に対して、側面に4本の棚柱17と、上記側壁側ダクト部材65を取り付けた後、天面パネル33,背面パネル32,底面パネル34の順で取り付けることで、空間12内の循環路が形成される。
そして、側壁側ダクト部材65および3つのパネル部材32,33,34が取り付けられて形成された循環路によって、図6に白抜き矢印で示したように、空気が循環することになる。具体的には、循環ファン36が作動すると、収納室14の空気が機能部品室30に吸い込まれるのであるが、収納室14の空気は、主に、天面パネル33の前端によって形成された開口から、吸い込まれることになる。つまり、その開口が、収納室14の空気を吸気路37に取り込むための第1吸込口としての主吸込口70である。
次に、機能部品室30内における空気の流れについて説明する。機能部品室30内には、前述した循環ファン36,冷却装置20のエバポレータ40,加熱装置21,加湿装置22の一部が収容されるのであるが、それらは、図14に示すようにユニット化され、エバポレータAssy80とされている。そのエバポレータAssy80については、後に詳しく説明するが、図3に示すように、ケース81内に、上側から順に、エバポレータ40,加熱装置21,スプレーノズル50の順で取り付けられている。また、そのケース81の上端に循環ファン36が取り付けられている。さらに、ケース81の上端には、図8に示すように、温度センサ60および湿度センサ61が取り付けられている。
エバポレータAssy80から排出されて底面パネル34の下に流れ込んだ空気は、図16に示すように、底面パネル34の両側端(左右方向における両側の端部)の開口から収納室14に吐き出される。なお、底面パネル34は、前端に脚部34bが設けられているため、前方に向かう空気の流れは遮断され、底面パネル34の側方からのみ、空気は吐き出されるようになっている。つまり、底面パネル34の脚部34bは、閉塞壁部として機能するものとなっている。
次に、前述したエバポレータAssy80の構成について、詳しく説明する。エバポレータAssy80は、先にも説明したように、ケース81に、エバポレータ40,加熱装置21,スプレーノズル50および循環ファン36が取り付けられて構成されている。ケース81は、図17に示すように、エバポレータ40,加熱装置21,スプレーノズル50および循環ファン36を取り付けるブラケット部材90を主体とするものである。そのブラケット部材90は、上方からの視点において概してコの字形状をなす部材であり、上下方向および後方に開口する部材である。ブラケット部材90には、まず、エバポレータ40および加熱装置21が一体化されたものが、内面の上方側に取り付けられる。なお、加熱装置21は、先に説明したように、3本のヒータ46がヒータブラケット47に保持されたものであり、そのヒータブラケット47がエバポレータ40の下側に取り付けられることで、エバポレータ40の下側に配されている。
本温湿度調節庫10は、機械室25を、ハウジング11の内部に設けず、ハウジング11の上側に設け、省スペースが図られたものとなっている。しかしながら、本温湿度調節庫10は、図6に示すように、ハウジング11の空間12内における背面側に機能部品室30を形成し、空間12内の上方に吸気路37が、下方に吐出路38が、それぞれ形成されており、ハウジング11の内部に、冷却装置20の冷媒配管44や電気配線等を通すのは難しい。特に、本温湿度調節庫10は、収納室14A,14Bが上下に2段のものとされているため、下段側の機能部品室30Bと機械室25とを接続する配管や配線を通すのは、極めて困難である。
Claims (7)
- 前方に開口する箱状の筐体であって、貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、前記貯蔵室の後方に前記貯蔵室を少なくとも冷却する機能部品を収容する機能部品室と、が内部に形成された貯蔵庫本体と、
前記機能部品室内に収容された前記機能部品の1つである蒸発器と、前記貯蔵庫本体の外部に取り付けられた凝縮器と、前記凝縮器と前記蒸発器とを繋いで冷媒を循環させるための冷媒配管と、を含んで構成された冷却装置と、
を備えた貯蔵庫であって、
前記冷媒配管は、それの一部が前記貯蔵庫本体の背面側を延びて前記凝縮器から前記蒸発器までを繋ぐように構成され、
前記貯蔵庫本体の背面に前記冷媒配管の前記一部を覆う状態で取り付けられ、自身の内部と外部との間の空気の流れを許容する複数の通気孔を有する保護カバーを備え、
前記貯蔵庫本体は、外部背面に、前記冷媒配管を挿通させる挿通孔と、前記挿通孔の周囲に前記挿通孔を囲むように配された複数の開孔と、を有する貯蔵庫。 - 前記貯蔵庫本体が有する前記複数の開孔は、それぞれが長孔とされて千鳥状に配された請求項1に記載の貯蔵庫。
- 前記貯蔵庫本体は、それぞれが前方に開口して上下方向に並んで形成された2つの空間を有し、前記2つの空間の各々に、前記貯蔵室および前記機能部品室が形成されたものとされ、
当該貯蔵庫は、
2つの前記貯蔵室の各々に対応して、それぞれが前記冷却装置である2つの冷却装置を備え、前記2つの冷却装置の各々の前記凝縮器が、前記貯蔵庫本体の上部に取り付けられ、前記2つの冷却装置の各々の前記冷媒配管の前記一部が、並行して上下に延びる状態で前記貯蔵庫本体の背面に配された構成とされ、
前記保護カバーは、前記2つの冷却装置の前記冷媒配管の両者を覆うものとされた請求項1または請求項2に記載の貯蔵庫。 - 当該貯蔵庫は、
前記機能部品の1つである前記貯蔵室を加熱する加熱装置と、
前記機能部品の1つである前記貯蔵室を加湿する加湿装置と、
前記貯蔵室の空気を循環させる循環ファンと、
前記蒸発器、前記加熱装置の少なくとも一部、前記加湿装置の少なくとも一部および前記循環ファンを保持するケースと、
前記貯蔵庫本体の内部背面側に配された板状の部材であって、前記貯蔵室と前記機能部品室とを区画する区画部材と、
をさらに備え、
前記ケースは、前記蒸発器、前記加熱装置の少なくとも一部、前記加湿装置の少なくとも一部および前記循環ファンを保持した状態で前記貯蔵庫本体の内部背面に取り付けられ、
前記区画部材は、前記ケースの前側に配された請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の貯蔵庫。 - 前記ケースは、前記蒸発器を前記貯蔵庫本体における内部背面に接しない状態で保持する請求項4に記載の貯蔵庫。
- 前記ケースは、前記蒸発器を保持する箇所が前記区画部材との間に隙間がある状態で前記貯蔵庫本体に取り付けられた請求項4または請求項5に記載の貯蔵庫。
- 前記ケースは、前記加熱装置の前側の部分が脱着可能とされた請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の貯蔵庫。
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