JP7186440B2 - ガス栓の固着防止構造 - Google Patents
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同図は、せん(3)を貫通するガス通過孔(3a)がガス通路(21a)に連通するガス栓の全開状態を示しており、この状態から、操作つまみ(2)をせん(3)と共に90度回動させると、ガス流路(21a)がせん(3)によって閉塞される全閉状態となる。
また、操作つまみ(2)の裏面と、せん(3)の頂面中央との間には、せん(3)をせん収容部(20)内に押し込んだ状態で保持するための押えバネ(4)が圧縮された状態で介在されており、せん(3)は、押えバネ(4)の付勢力によって、せん収容部(20)内に押し込まれた状態で収容されている。このとき、せん(3)は、その底面がせん収容部(20)の中底から、所定高さの空間を介して、浮き上がった状態にて、せん収容部(20)のテーパ状内周面(26)がせん(3)のテーパ状外周面(36)に摺動可能に圧接する寸法関係に設定されている。
このような場合、先ず、ガス栓本体(21)が熱膨張し、せん収容部(20)が拡径するため、その内部に収容されており熱膨張していないせん(3)が、押えバネ(4)の付勢力によって、拡径されたせん収容部(20)の底側の前記空間内へ押し込まれてしまう。
前記せん収容部内に回動自在に収容されると共に前記テーパ状内周面に気密を保った状態で摺動可能なテーパ状外周面を有するせんと、
前記せん収容部の一方開放端に抜け止め状態に取り付けられると共にせんを回動自在に操作してガス通路を開閉させる操作つまみと、
前記せんを前記せん収容部の中底側へ押圧する方向に付勢する付勢手段とからなるガス栓において、
前記せんの底面と前記せん収容部の中底との間に設けられる空間に、前記付勢手段の付勢力によるせんの降下を規制するせん降下規制部材が設けられ、
前記せん降下規制部材は、前記せんの降下に伴う摩耗によって高さが変位可能な形状又は材料から構成されており、
前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、ガス栓の組み立て完了後における前記空間の高さ以上に設定されており、
前記ガス栓の組み立て完了後における前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、前記ガス栓の組み立て完了後における前記空間にちょうど介在される高さに変位されている』ことである。
せんの底面とせん収容部の中底との間の空間に、せん降下規制部材を配置する。せん降下規制部材は、せんの降下に伴って変位可能な形状又は材料で構成されているから、せん降下規制部材の突出高さが、せんがせん収容部内にて最終押込み位置に達するまで押し込められたガス栓の組み付け完了後における前記空間の高さよりも高い場合でも、せん降下規制部材はせんの底面又はせん収容部の中底で押されることにより、その高さを変位させて、前記空間にちょうど介在させることが出来る。
また、ガス栓の長期使用によりせんがせん収容部内にて繰り返し回動させられると、せんの表面に塗布させたグリス膜が薄くなり、それにつれて、せんは付勢手段の付勢力によってせん収容部の中底側へ押されて降下することがある。このように、長期に渡ってせんに降下方向の力が作用する場合では、せん降下規制部材は、せんの底面又はせん収容部の中底で押されてその高さを変位させることが出来る。よって、グリス膜が薄くなっても、せんのテーパ状外周面とせん収容部のテーパ状内周面との間に隙間を生じさせることはなく、気密を保持した状態で摺動可能となる。
前記せん収容部内に回動自在に収容されると共に前記テーパ状内周面に気密を保った状態で摺動可能なテーパ状外周面を有するせんと、
前記せん収容部の一方開放端に抜け止め状態に取り付けられると共にせんを回動自在に操作してガス通路を開閉させる操作つまみと、
前記せんを前記せん収容部の中底側へ押圧する方向に付勢する付勢手段とからなるガス栓において、
前記せんの底面と前記せん収容部の中底との間に設けられる空間に、前記付勢手段の付勢力によるせんの降下を規制するせん降下規制部材が設けられ、
前記せん降下規制部材は、前記せんの降下に伴う塑性変形によって高さが変位可能な形状又は材料から構成されており、
前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、ガス栓の組み立て完了後における前記空間の高さ以上に設定されており、
前記ガス栓の組み立て完了後における前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、前記ガス栓の組み立て完了後における前記空間にちょうど介在される高さに変位されている』ことである。
せん収容部内にせんが強制的に押し込まれることにより、せん降下規制部材は、せんの底面又はせん収容部の中底で押されて塑性変形することで、その高さを所定高さに変位させることが出来る。
せん降下規制部材の尖端部が、せんの底面又はせん収容部の中底に対向するように、せん降下規制部材をせんの底面とせん収容部の中底との間に配設する。この状態で、せんがせん収容部内へ押圧されると、せん降下規制部材は、せん又はガス栓本体よりも柔らかい材料で構成されているから、せん降下規制部材の尖端部がせんの底面又はせん収容部の中底で押されて容易に潰れ、または摩耗し、その高さを自在に変位させることが出来る。
前記せん収容部内に回動自在に収容されると共に前記テーパ状内周面に気密を保った状態で摺動可能なテーパ状外周面を有するせんと、
前記せん収容部の一方開放端に抜け止め状態に取り付けられると共にせんを回動自在に操作してガス通路を開閉させる操作つまみと、
前記せんを前記せん収容部の中底側へ押圧する方向に付勢する付勢手段とからなるガス栓において、
前記せんの底面と前記せん収容部の中底との間に設けられる空間に、前記付勢手段の付勢力によるせんの降下を規制するせん降下規制部材が設けられ、
前記せん降下規制部材は、前記せんの降下に伴って変位可能な形状又は材料から構成されており、
前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、ガス栓の組み立て完了後における前記空間の高さ以上に設定されており、
前記ガス栓の組み立て完了後にて、前記せんの底面と前記せん降下規制部材との間、又は、前記せん降下規制部材と前記せん収容部の中底との間に、微小空間が形成されるようにした』ことである。
ガス栓本体が熱湯等の影響により熱膨張して、せん収容部が拡径すると、せんは、付勢手段の付勢力によって前記せん収容部の中底側に押し込まれ、前記微小空間分だけ降下し、せんの底面又はせん収容部の中底が、せん降下規制部材に当接すると、それ以上の降下は阻止され、せんのテーパ状外周面とせん収容部のテーパ状内周面との間には極小隙間が生じる。ガス栓本体の温度はすぐに低下するから、せん収容部の縮径により前記極小隙間は消失する。この状態で、操作つまみを回動操作すると、せん収容部のテーパ状内周面がせんのテーパ状外周面を締め付ける力は、せん降下規制部材を設けない場合に比べて弱いため、せんはせん収容部内にて固着することはなく、操作つまみの操作によって回動し、ガス栓を開閉することが出来る。
また、その後も、操作つまみを繰り返し回動操作して、せんを回動させると、せんのテーパ状外周面がせん収容部のテーパ状内周面に押されて、せんは前記微小空間分浮き上がる。このため、せん降下規制部材との間に、前記微小空間を有する元の組み付け完了状態に復帰させることが出来る。
図1は、本願発明の第1番目の実施の形態におけるガス栓の固着防止構造を備えたガス栓の組み付け完了状態の断面図であり、図2は、ガス栓の固着防止構造として採用したせん降下規制部材(1)をせん収容部(20)に具備させたガス栓本体(21)の断面図であり、さらに、図3は、図2の状態のせん収容部(20)内にて、最終押込み位置に達する前のせん(3)の様子を示す断面図である。
図面において、せん(3)は従来のものと同様に、テーパ状外周面(36)を有する逆円錐台形状に構成されており、ガス栓本体(21)は、せん収容部(20)の中底(22)の中央に孔部(10)が形成されている以外は従来のものと同様な構造を有し、両者共に鋳鉄製としている。
本願発明の第1番目の実施の形態に採用したガス栓の固着防止構造に採用したせん降下規制部材(1)は、図2に示すように、せん収容部(20)の中底(22)の中央に設けた孔部(10)にちょうど嵌め込み可能な円柱体の上方に円錐体が連設された形状の黄銅製とし、中底(22)から上端の尖端部(12)までの高さ(H)は、図1に示すガス栓の組み付け完了状態において、最終押込み状態に達したせん(3)の底面(32)と、せん収容部(20)の中底(22)との間に形成される空間(S)よりも高く設定されている。
せん降下規制部材(1)を構成している黄銅は、せん(3)を構成している鉄よりも柔らかい材質であるから、せん(3)の底面(32)を、せん降下規制部材(1)の尖端部(12)に当接させながら荷重をかけながら回動させることにより、せん(3)の底面(32)によって尖端部(12)が摩耗し、せん降下規制部材(1)の突出高さを低くすることが出来る。
せん(3)が前記最終押込み位置に落ち着くまで、せん降下規制部材(1)を摩耗させて高さを変位させることにより、せん降下規制部材(1)は、せん(3)の底面(32)とせん収容部(20)の中底(21)との間の空間(S)に介在されて、前記最終押込み位置に位置するせん(3)を下方から支持する。
この状態で、操作つまみ(2)をせん(3)と共に、数回~数十回正逆に回動操作させて、せん(3)の外面のグリス膜を安定させると共に、せん収容部(20)内におけるせん(3)の位置を一定位置に落ち着かせ、その後、ガス栓の気密検査によって、せん収容部(20)のテーパ状内周面(26)とせん(3)のテーパ状外周面(36)との間に気密が保たれているかを確認することにより、せん(3)がせん収容部(20)内にて、最終押込み位置に落ち着いたことを再確認することが出来る。
ガス栓本体(21)が熱膨張するのは瞬時であるから、せん収容部(20)は膨張後すぐに温度低下により縮径し、ガス栓は、せん(3)のテーパ状外周面(36)とせん収容部(20)のテーパ状内周面(26)との間に所定の面圧を保持した気密状態にて摺動可能な元の状態に復帰する。
第2番目の実施の形態のガス栓の固着防止構造は、上記第1番目の実施の形態で採用したような、円柱体に円錐体を結合させた形状の黄銅製のせん降下規制部材(11)を、せん(3)の底面(32)の中央に下方開放状態に設けた孔部(100)に、尖端部(13)が下方に突出するように嵌め込んだもので、せん(3)の底面(32)から尖端部(13)までの高さ(H2)は、図5に示す、ガス栓の組み付け完了状態にて、最終押込み状態に達するまでせん収容部(20)内に押し込められたせん(3)の底面(32)とせん収容部(20)の中底(22)との間の空間(S)よりも高く設定されている。
また、ガス栓の長期使用により、せん(3)に塗布させたグリス膜が薄くなった状態で、操作つまみ(2)によるせん(3)の回動操作を続けると、せん降下規制部材(11)は、せん(3)の底面(32)によってさらに摩耗し、その高さを変位させることが出来る。よって、グリス膜が薄くなっても、せん(3)のテーパ状外周面(36)とせん収容部(20)のテーパ状内周面(26)との間に隙間を生じさせることなく、所定の面圧を維持した気密状態を保持することが出来る。
せん収容部(20)の中底(22)から、孔部(101)に嵌め込まれた状態のせん降下規制部材(111)の頂面(14)までの高さ(H3)は、図7に示すガス栓の組み付け完了状態におけるせん(3)の底面(32)とせん収容部(20)の中底(22)との間の空間(S)よりも高く設定されており、図6に示すように、孔部(101)にせん降下規制部材(111)を具備させた状態のせん収容部(20)にせん(3)を収容させると、せん(3)の底面(32)がせん降下規制部材(111)の頂面(14)に当接し、せん(3)は、図7に示すガス栓の組み付け完了時における最終押込み位置よりも所定高さ浮き上がった状態となる。
この第3番目の実施の形態のガス栓本体(21)が瞬間的に熱膨張して、せん収容部(20)が拡径しても、せん(3)は、塑性変形されたせん降下規制部材(111)の頂面(14)で底面(32)が支持されているから、せん収容部(20)の中底(22)へ沈むことはない。そして、ガス栓本体(21)はすぐに冷却されて、せん(3)のテーパ状外周面(36)と、せん収容部(20)のテーパ状内周面(26)との摺動面に適度な面圧が維持された元の気密状態に戻ることから、操作つまみ(2)の回動操作によって、せん(3)を支障なく開閉することが出来る。
また、長期の使用により、せん(3)に塗布させたグリス膜が薄くなった状態で、せん(3)が押えバネ(4)の付勢力によって下方へ押され続けると、せん降下規制部材(111)は、せん(3)の底面(32)で加圧されると共に、せんが回動されることにより、塑性変形および摩耗し、グリス膜の厚みに応じて、せん(3)を降下させることができ、せん(3)のテーパ状外周面(36)とせん収容部(20)のテーパ状内周面(26)との間に隙間を生じさせることはない。
なお、塑性変形および摩耗により降下する材料としては、粘土、パテ等が採用可能である。
微小空間(S1)を設けておくことにより、ガス栓本体(21)の熱膨張により、せん収容部(20)が拡径すると、せん(3)は、押えバネ(4)の付勢力によって、微小空間(S1)分だけ降下し、降下規制部材(111)の頂面(14)で支持される。なお、せん(3)が微小空間(S1)分沈んでも、せん(3)のテーパ状外周面(36)とせん収容部(20)のテーパ状内周面(26)との間の気密が保持された状態で摺動可能となるように、微小空間(S1)の高さを設定しておけばよい。
その状態で、せん(3)を手で正逆回動させながら、前記最終押込み位置に達するまで所定の力で押し込む。これにより、せん降下規制部(111)は、薄板(15)を介して、せん(3)の底面(32)によって押圧されて塑性変形する。
なお、微小空間に相当するせんの降下が生じる場合においても、せん(3)はせん降下規制部材で支持され、それ以上の降下は防止されるので、せん(3)がせん収容部(20)内で固着されてガス栓の開閉操作が出来なくなるといった問題は解消される。
また、ガス栓の長期使用によりグリス膜が薄くなっても、せん(3)を回動操作し続けることにより、せん降下規制部材がさらに摩耗又は塑性変形するか、又は、極小空間(S1)分だけ降下することとなるから、せん(3)のテーパ状外周面(36)とせん収容部(20)のテーパ状内周面(26)との摺動面に隙間を生じさせることはなく、気密性が損なわれることはない。
(2) ・・・・・・・操作つまみ
(3) ・・・・・・・せん
(20)・・・・・・・せん収容部
(21)・・・・・・・ガス栓本体
(21a) ・・・・・・ガス通路
(22)・・・・・・・中底
(26)・・・・・・・テーパ状内周面
(32)・・・・・・・底面
(36)・・・・・・・テーパ状外周面
(4) ・・・・・・・押さえバネ(付勢手段)
(S) ・・・・・・・空間
Claims (4)
- ガス通路に連通し且つ一方開放端に向かって拡径するテーパ状内周面を有するせん収容部を備えたガス栓本体と、
前記せん収容部内に回動自在に収容されると共に前記テーパ状内周面に気密を保った状態で摺動可能なテーパ状外周面を有するせんと、
前記せん収容部の一方開放端に抜け止め状態に取り付けられると共にせんを回動自在に操作してガス通路を開閉させる操作つまみと、
前記せんを前記せん収容部の中底側へ押圧する方向に付勢する付勢手段とからなるガス栓において、
前記せんの底面と前記せん収容部の中底との間に設けられる空間に、前記付勢手段の付勢力によるせんの降下を規制するせん降下規制部材が設けられ、
前記せん降下規制部材は、前記せんの降下に伴う摩耗によって高さが変位可能な形状又は材料から構成されており、
前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、ガス栓の組み立て完了後における前記空間の高さ以上に設定されており、
前記ガス栓の組み立て完了後における前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、前記ガス栓の組み立て完了後における前記空間にちょうど介在される高さに変位されているガス栓の固着防止構造。 - ガス通路に連通し且つ一方開放端に向かって拡径するテーパ状内周面を有するせん収容部を備えたガス栓本体と、
前記せん収容部内に回動自在に収容されると共に前記テーパ状内周面に気密を保った状態で摺動可能なテーパ状外周面を有するせんと、
前記せん収容部の一方開放端に抜け止め状態に取り付けられると共にせんを回動自在に操作してガス通路を開閉させる操作つまみと、
前記せんを前記せん収容部の中底側へ押圧する方向に付勢する付勢手段とからなるガス栓において、
前記せんの底面と前記せん収容部の中底との間に設けられる空間に、前記付勢手段の付勢力によるせんの降下を規制するせん降下規制部材が設けられ、
前記せん降下規制部材は、前記せんの降下に伴う塑性変形によって高さが変位可能な形状又は材料から構成されており、
前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、ガス栓の組み立て完了後における前記空間の高さ以上に設定されており、
前記ガス栓の組み立て完了後における前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、前記ガス栓の組み立て完了後における前記空間にちょうど介在される高さに変位されているガス栓の固着防止構造。 - 請求項1又は請求項2に記載のガス栓の固着防止構造において、
前記せん降下規制部材は、前記せん又はガス栓本体よりも柔らかい材料により構成されていると共に、せんの底面又はせん収容部の中底に向かって突出する尖端部を有する形状としたガス栓の固着防止構造。 - ガス通路に連通し且つ一方開放端に向かって拡径するテーパ状内周面を有するせん収容部を備えたガス栓本体と、
前記せん収容部内に回動自在に収容されると共に前記テーパ状内周面に気密を保った状態で摺動可能なテーパ状外周面を有するせんと、
前記せん収容部の一方開放端に抜け止め状態に取り付けられると共にせんを回動自在に操作してガス通路を開閉させる操作つまみと、
前記せんを前記せん収容部の中底側へ押圧する方向に付勢する付勢手段とからなるガス栓において、
前記せんの底面と前記せん収容部の中底との間に設けられる空間に、前記付勢手段の付勢力によるせんの降下を規制するせん降下規制部材が設けられ、
前記せん降下規制部材は、前記せんの降下に伴って変位可能な形状又は材料から構成されており、
前記せんの底面から又は前記せん収容部の中底からの前記せん降下規制部材の突出高さは、ガス栓の組み立て完了後における前記空間の高さ以上に設定されており、
前記ガス栓の組み立て完了後にて、前記せんの底面と前記せん降下規制部材との間、又は、前記せん降下規制部材と前記せん収容部の中底との間に、微小空間が形成されるようにしたガス栓の固着防止構造。
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