JP7185190B2 - 吐水装置 - Google Patents

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Description

本発明は吐水装置に関し、特に、供給された水をシャワー状に吐水する吐水装置に関する。
特許文献1に示すように、天井埋め込みシャワーである吐水装置が提案されている。この吐水装置は、複数枚の整流網を有する整流室を有する。給水源から供給された水は、複数の整流網を通過することにより速度ベクトルが通過方向に揃えられ、吐水口部から線状の美しい吐水形態で吐出される。
特開2014-206018号公報 特許第5168708号公報
このような吐水口部からの線状の美しい吐水形態を、複数の細い散水孔から水をシャワー状に吐水する吐水装置で実現するために、本発明者らは鋭意研究を重ねている。
例えば、特許文献2に示すような複数の散水孔を有するシャワー装置が知られている。このシャワー装置においては、供給された水がケーシング内に流入し、流入した水はケーシング内に配置された一枚の整流網を通過する。整流網により整流された水は、整流網の下流側に配置された散水板に設けられた複数の散水孔から吐出され、シャワー吐水される。
本発明者らは、特許文献2に示すようなシャワー装置に対し、複数の整流網を設けることにより、複数の散水孔からの線状の美しい吐水形態を実現させることを試みた。しかしながら、複数の整流網を設けたとしても、複数の散水孔から吐出された水が短距離ですぐに水粒化してしまい、美しい吐水形態を実現できないという問題があった。
そこで本発明者らは、鋭意研究を続け、水が整流網に衝突した際に水が整流網の裏側に回り込むことで発生する渦流が、整流室内の水の流速分布を乱す原因となっていることを見出した。水が整流網に衝突した直後に渦流が発生するため、整流網を設ける間隔を比較的広く設定することで、渦流によって流速分布が乱されることを抑制することが検討された。しかしながら、複数の整流網を設ける間隔を比較的広く設定すると、整流網を収容する整流室が大型化される必要があり、結果、吐水装置が大型になるため、吐水装置のデザイン性が悪くなるという新たな課題が生じた。
そこで、本発明者らは、整流網を設ける間隔を広く設定することなく渦流の影響を抑えるために、渦流が発生するメカニズムをさらに検討した。その結果、渦流が整流網を構成する線径の太さに比例して大きくなることが発見された。そこで、従来よりも細い線径で形成した整流網を、吐水装置に設けることを検討した。しかしながら、渦流の大きさが小さくなったものの、整流網の水圧に対する耐久力が弱まることにより整流網が撓んでしまい、整流室内の流速分布を均一化させることができないという新たな課題が生じた。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題や課題を解決するためになされたものであり、線径の細い網状体により整流部材を形成した場合であっても、水圧によって整流部材中の網状構造が撓むことを抑制でき、且つ整流部材をコンパクトに構成して流速分布を均一化することができる吐水装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、供給された水をシャワー状に吐水する吐水装置であって、内部に供給された水を通過させる流路を形成する吐水装置本体と、この吐水装置本体の上記流路に配置され、供給された水の流速分布を整えるために多数の微細孔が形成された整流部材と、この整流部材を通過した水を吐出させるための複数の散水孔が形成された散水部材と、を有し、上記整流部材は、上記多数の微細孔として、上記整流部材に供給される水の流れ方向に対して平行な断面において、第1開口面積を有する第1孔と、上記第1開口面積よりも大きな第2開口面積を有する第2孔とが形成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、整流部材は、網状体の少なくとも一部の網状構造が整流部材に流入する水の方向と平行な方向に延びるように形成されるので、整流部材中の網状体の網状構造が流入する水の水圧に抗することができ、整流部材の水圧に対する耐久力を高めることができる。さらに、整流部材は、多数の微細孔を形成する網状体を畳み且つ立体的に成形することにより形成されるので、整流部材をコンパクトに構成しても、整流部材内の比較的短い距離の中で、水が網状体の微細孔を複数回効率的に通過しながら整流され、流速分布を均一化することができる。従って、本発明によれば、線径の細い網状体により整流部材を形成した場合であっても、水圧によって整流部材中の網状構造が撓むことを抑制でき、且つ整流部材をコンパクトに構成して流速分布を均一化することができる。
本発明において、好ましくは、上記整流部材は、平面視において、上記整流部材を左右に二等分する第1中心線と、前後に二等分する第2中心線とで区分けされる4つの分割領域全てに上記第2孔が形成されている。
このように構成された本発明においては、整流部材の4つの分割領域全てにおいて、第1孔で抜けなかった気泡を第2孔から抜くことができる。従って、比較的大きな気泡が整流部材内に滞留することで流速分布の均一化が阻害されることをより抑制することができる。
本発明において、好ましくは、上記第2孔の数は、上記第1孔の数よりも少ない。
このように構成された本発明においては、第2孔の数は、第1孔の数よりも少ないので、整流部材を通過する水は、開口面積の小さい第1孔を多く通過することになり、第1孔を通過する水のうち少なくとも一部の水の流速が遅くされる。これにより、流速分布をより均一化しやすくすることができる。
また、本発明において、好ましくは、上記第1孔の上記第1開口面積は、0.4mm 2 以下の開口面積である。
また、本発明において、好ましくは、上記整流部材は素線によって形成され、上記素線は180μmよりも細い。
本発明の吐水装置によれば、線径の細い網状体により整流部材を形成した場合であっても、水圧によって整流部材中の網状構造が撓むことを抑制でき、且つ整流部材をコンパクトに構成して流速分布を均一化することができる。
本発明の一実施形態による吐水装置を備えた手洗器全体を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による吐水装置の側面断面図である。 本発明の一実施形態による吐水装置の先端部に内蔵されている整流装置の分解斜視図である。 図3の整流装置のメッシュ構造体の上面図である。 図3の整流装置のメッシュ構造体の斜視図である。 図3の整流装置のメッシュ構造体に形成された第1開口面積を有する第1孔と、第1開口面積よりも大きな第2開口面積を有する第2孔とのそれぞれの数が孔全体の数に占める度数(割合)との関係を測定した結果を示す図である。 本発明の一実施形態の吐水装置のメッシュ構造体の製造方法を説明する図である。 図2のメッシュ構造体の断面を拡大して示し、メッシュ構造体に流入する水の流速分布が均一化される様子を説明する図である。 図2のメッシュ構造体の断面を拡大して示し、気泡がメッシュ構造体から抜ける様子を説明する図である。 図2のメッシュ構造体の孔の開口面積及び孔の数の測定方法を説明する図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による吐水装置を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による吐水装置を備えた手洗器全体を示す斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態による吐水装置の側面断面図である。
図1に示すように、手洗器1は、本発明の一実施形態による吐水装置2と、この吐水装置2から吐出された水を受ける手洗いボウル4と、を有する。吐水装置2は、供給された水をシャワー状に吐水する。吐水装置2は、手洗器用の吐水装置に限られず、キッチンの吐水装置、浴室用の吐水装置であってもよい。
なお、本実施形態においては、用語「水」は、給水源から供給された状態の水、給湯源から供給された状態の湯、湯と水を混合した湯水等を含む意味で用いられている。
また、以下、本発明の一実施形態における説明において、吐水装置2を使用する使用者側(吐水装置2を使用するために吐水装置2の正面に立っている使用者側)から見て吐水装置2の手前側を前方側とし、使用者から見て奥側を後方側とし、吐水装置2を前方から見て右側を右側とし、前方から見て左側を左側として説明している。
図2に示すように、吐水装置2は、供給された水を通過させる内部流路6aを形成する吐水装置本体6と、吐水装置本体6の内部流路6aに取付けられる整流装置8と、吐水装置本体6の内部流路6aに水を供給する給水管10と、を有する。さらに、吐水装置2は、吐水装置本体6の先端部に内蔵された人体検知センサ(図示せず)を備えている。この人体検知センサは、赤外線を射出すると共に、被検知物から反射された赤外線を受光することにより被検知物を検出する赤外線式のセンサである。
図1に示すように、吐水装置本体6は金属製の管状部材であり、壁面Wから概ね水平に前方に向けて延び、吐水部を設けた先端部が概ね下方に向けられている。吐水装置本体6の先端部である後述する散水部材16は概ね円形断面に形成されている。給水管10は、水を供給する給水源、又は給水源及び給湯源から供給される水と湯とを混合する湯水混合装置等に接続されている。
このように構成されることにより、本実施形態の吐水装置2は、使用者が吐水部の下方に手指等を差し出すと、これを人体検知センサ(図示せず)が検知して、手洗いボウル4の下方に収納されている制御装置(図示せず)が給水管10上の電磁弁(図示せず)を開弁させる。これにより、吐水装置2は、給水管10から内部流路6aを介して整流装置8に水が供給され、整流装置8において整流された水が、吐水装置2の先端からシャワー状に吐水されるように構成されている。本実施形態の吐水装置2によれば、吐出されるシャワー吐水は極めて透明度の高い線状の水流であり、例えば手洗いボウル4の上方に差し出される使用者の手に着水するまで、好ましくは吐水装置2の先端から80mm以上の区間にわたって、美しい線状の形態が維持されている(図1参照)。
次に、図2乃至図5を参照して、本発明の一実施形態の吐水装置2の内部構造を説明する。図3は本発明の一実施形態による吐水装置の先端部に内蔵されている整流装置の分解斜視図であり、図4は図3の整流装置のメッシュ構造体の上面図であり、図5は図3の整流装置のメッシュ構造体の斜視図である。図4及び図5においては、メッシュ構造体12における第1孔12a及び第2孔12bを、分かりやすく例示するため、これらの一部を一点鎖線により図示している。
図2及び図3に示すように、吐水装置本体6の先端部には、その先端開口部の形状に合致する形状に構成された整流装置8が取り付けられている。整流装置8は、吐水装置本体6に取付けられた状態で吐水装置本体6の内部流路6aと連続した内部流路を構成する。整流装置8は、吐水装置本体6に取付けられた状態では吐水装置本体6を構成する。
整流装置8は、円柱のブロック形状に形成された整流部材であるメッシュ構造体12と、メッシュ構造体12を内部に配置する整流装置本体14と、メッシュ構造体12の下流側に配置された複数の散水ノズルが設けられた散水部材16と、を有する。
整流装置本体14は、樹脂製の部材であり、概ね円形断面を有する整流室14aを内部に形成している。整流室14aは、内部流路6aと連続した内部流路を形成している。整流室14aは、上流端から下流端まで概ね一定の流路断面を有している。整流室14aの内径は、メッシュ構造体12の外径とほぼ同じであり、整流室14aの内部のほぼ全体にメッシュ構造体12が配置される。整流装置本体14は吐水装置本体6の先端部に内蔵されるように配置される。整流室14aの上流側には内部流路6aが接続されている。
散水部材16には、メッシュ構造体12を通過した水を吐出させるための複数の散水孔18が形成されている。散水孔18は、その内側面が先端に向かって流路断面積が小さくなるようにテーパ形状に形成されている。散水部材16は、整流装置本体14と接続されている。散水部材16の散水孔18は、整流室14aの下流側と連通している。
次に、図3乃至図6、図10を参照して、メッシュ構造体12をより詳細に説明する。
図6は図3の整流装置のメッシュ構造体に形成された第1開口面積R1を有する第1孔12aと、第1開口面積R1よりも大きな第2開口面積R2を有する第2孔12bとのそれぞれの数が孔全体の数に占める度数(割合)との関係を測定した結果を示す図であり、図10は図2のメッシュ構造体の孔の開口面積及び孔の数の測定方法を説明する図である。
メッシュ構造体12は、金属素線20によって形成され、水の流れ方向G(図2参照)に垂直な方向のみならず水の流れ方向Gにも比較的高密度な網目構造を有している構造体である。水の流れ方向Gは整流室14aの流路の延びる方向となっている。メッシュ構造体12は、例えばアキュームメッシュである。メッシュ構造体12は、円柱形状に形成されている。すなわち、メッシュ構造体12は、整流室14aの上流端から下流端に向かう方向に一定の厚みDを有するように形成されている。メッシュ構造体12は、一枚のシート状の網状体よりも大きな厚みを有している。メッシュ構造体12は、その上面が整流室14a内の水の流れ方向Gに対して概ね直角となるように配置されている(図2参照)。メッシュ構造体12は、流路に配置されることにより、メッシュ構造体12を通過する水の流速分布を流路の全体にわたって均一化させ整流させる機能を有する。メッシュ構造体12は、樹脂の素線20によって形成されていてもよい。
図4乃至図6に示すように、メッシュ構造体12には、金属素線20による網目において、第1開口面積R1を有する第1孔12aと、第1開口面積R1よりも大きな第2開口面積R2を有する第2孔12bとが形成されている。メッシュ構造体12は、平面視において、メッシュ構造体12を左右に二等分する第1中心線Aと、前後に二等分する第2中心線Bとで区分けされる4つの分割領域C1乃至C4の全てに第2孔12bが形成されている。第1孔12a及び第2孔12bは、いずれも、水の流れ方向Gに対して平行な断面又は垂直な断面において、金属素線20により区画された領域である。
図6は、縦軸においてある開口面積を有する孔の数が孔全体の数に占める度数(割合)[%]を示し、横軸において水の流れ方向Gに対して平行な断面においてメッシュ構造体12に形成された孔の開口面積[mm2]を示している。図6に示すような孔の開口面積及び数の測定は、図10に示すように、X線CT装置でメッシュ構造体12の水の流れ方向Gに対して平行な断面(平面)Mを撮影し、この撮影画像の画像処理を行うことにより行われる。なお、孔の開口面積及び数の測定は、X線CT装置でメッシュ構造体12の水の流れ方向Gに対して垂直な断面(平面)を撮影して行ってもよい。本実施形態においては、図10において、X線CT装置で水の流れ方向Gに対して平行な断面Mを撮影した画像の一部を拡大して示す。断面Mの撮影画像には金属素線20の断面20aと側面20bとが映る。この撮影画像において水の流れ方向Gに対して垂直な方向Nの向きに金属素線20の断面20a間の距離Pを求めることができる。この距離Pを孔の直径とみなして、孔の開口面積が算出される。なお、異なる方向の断面20a間の距離Pをもとに孔の開口面積を算出してもよい。このようにして水の流れ方向Gに対して平行な断面Mにおいて、孔の開口面積を算出し、また、ある開口面積を有する孔の数についても同様の撮影画像から孔の数(金属素線20の断面20a間の数)を数えることにより測定される。さらに、断面Mの位置による孔の局所的な偏りなどの影響を低減するために、水の流れ方向Gに対して平行な複数の断面Mを撮影して、距離Pを求める数、すなわち、孔の開口面積を算出する数を所定の数まで増加させる、又はある断面Mの撮影画像内において、距離Pを求める数、すなわち、孔の開口面積を算出する数を所定の数まで増加させている。例えば、距離Pを求める所定の数(箇所)は、60個以上の数とする。なお、図10において、金属素線20の側面20bは、水の流れ方向Gと平行な方向に延びている。すなわち、図10において、メッシュ構造体12の少なくとも一部の網状構造24である金属素線20の側面20bが水の流れ方向Gと平行な方向に延びている様子が示されている。
第1孔12aは、開口面積E以下の第1開口面積R1を有する。第2孔12bは、開口面積Eよりも大きな第2開口面積R2を有する。境界となる開口面積Eは、0.2mm2乃至0.4mm2の間、より好ましくは0.3mm2乃至0.4mm2の間、より好ましくは0.35mm2に設定される。このような設定により、例えば、第1開口面積R1は、0mm2より大きく0.4mm2以下の範囲の開口面積として設定される。
図4及び図5に示すように、メッシュ構造体12における第2孔12bの数は、第1孔12aの数よりも少ない。また、平面視でも第2孔12bの数は、第1孔12aの数よりも少ない。図6においても、第2開口面積R2を有する第2孔12bの数の合計割合は、第1孔12aの数の合計割合よりも少なくなっている。
次に、図1、図2、図7等を参照して、本発明の一実施形態の吐水装置2の製造方法を説明する。
図7は、本発明の一実施形態の吐水装置のメッシュ構造体の製造方法を説明する図である。
吐水装置2の製造方法においては、内部流路6aを形成した吐水装置本体6を準備するステップが実行される。また、この吐水装置本体6の内部流路6aに配置され、供給された水の流速分布を整えるメッシュ構造体12を準備するステップが実行される。また、このメッシュ構造体12を通過した水を吐出させるための複数の散水孔18が形成された散水部材16を準備するステップが実行される。これらのステップは順不同で任意に実行されうる。これらのステップの実行完了後、メッシュ構造体12を吐水装置本体6の内部流路6aに配置し、吐水装置本体6に散水部材16を取り付けて吐水装置2を形成するステップが実行される。
次に、図7を参照して、メッシュ構造体12を準備するステップについてより詳細に説明する。メッシュ構造体12を準備するステップは、メッシュ構造体12の製造方法を含む。
図7は、本発明の一実施形態の吐水装置のメッシュ構造体の製造方法を説明する図である。
図7(a)に示すように、メッシュ構造体12の製造方法においては、先ず、メッシュ構造体12を形成する金属素線(金属ワイヤ)20を準備するステップが実行される。金属素線20は例えばステンレス製の素線である。図7(b)の上段に示すように、薄板状のメッシュシート(金網)22aを形成するステップ、又は図7(b)の下段に示すように、生地状のメッシュシート22bを形成するステップが実行される。図7(b)の上段に示すように、準備するステップについで、金属素線20を縦横に織ることにより薄板状のメッシュシート(金網)22aを形成するステップが実行される。或いは、図7(b)の下段に示すように、準備するステップについで、金属素線20を編むことにより生地状のメッシュシート22bを形成するステップが実行される。生地状のメッシュシート22bは、タオル生地程度の厚みを有しながら薄板状のシートを形成している。これらのメッシュシート22a、22bは、網目により多数の微細孔を形成する網状体を形成する。
なお、本実施形態においては、メッシュシート22a、22bの金属素線20の線径は、従来の吐水装置の整流網の金属素線の線径(例えば180μm)よりも細い。
次に、図7(c)に示すように、メッシュシートを形成するステップについで、メッシュシートを畳むステップが実行される。メッシュシート22a、22bのいずれかを選択してメッシュシートを畳むステップを実行する。メッシュシートを畳むステップにおいては、メッシュシート22a、22bは、メッシュシート22a、22bの少なくとも一部の網状構造24が、成形後のメッシュ構造体12に流入する水の流れ方向Gと平行な方向に延びるように畳まれる。図2に示すように、水の流れ方向Gは、整流室14aの上流端から下流端に向かう方向であり、成形後のメッシュ構造体12の厚みDの方向である。図7(c)においても、水の流れ方向Gを例示する。図7(c)の上段に示すように、メッシュシート22b(22a)を折り重ねるように折り畳むステップ、又は図7(c)の下段に示すように、メッシュシート22b(22a)をロール状に巻くようにして畳むステップにより実行される。図7(c)の上段に示すように、メッシュシート22b(22a)を折り重ねるように折り畳む場合、折り返し部分の網状構造24が、水の流れ方向Gと平行な方向Hに延びるように畳まれる。図7(c)の上段においては、折り返し部分の網状構造24を二点鎖線により囲んで示す。図7(c)の下段に示すように、メッシュシート22b(22a)をロール状に巻くようにして畳む場合、メッシュシート22a、22bの概ね全体の網状構造24が、水の流れ方向Gと平行な方向Hに延びるように畳まれる。図7(c)の下段においては、網状構造24は、メッシュシート22a、22bの概ね全体であるので、網状構造24の参照符号は、メッシュシート22a、22b上の部分を示している。
次に、図7(d)に示すように、メッシュシートを畳むステップについで、畳まれたメッシュシートを立体的に成形してメッシュ構造体12を形成するステップが実行される。畳まれたメッシュシート22a、22bは、成形機26内に配置され、成形機26により圧縮成形される。成形機26により圧縮成形されることにより、円柱形状のメッシュ構造体12(図5参照)が形成される。
より具体的には、メッシュ構造体12は、図7(c)の上段に示すような折り畳まれたメッシュシート22a、22bを、水の流れ方向Gと同じ方向(メッシュシート22a、22bを折り畳んだ状態の上面から押しつぶす方向)に圧縮成形することにより形成される。或いは、メッシュ構造体12は、図7(c)の下段に示すようなロール状に畳まれたメッシュシート22a、22bを、このロール状のメッシュシート22a、22bの軸心方向L(水の流れ方向Gと同じ方向)に圧縮成形することにより形成される。このとき、ロール状のメッシュシート22a、22bは軸心方向Lに潰されて成形される。ロール状のメッシュシート22a、22bを軸心方向Lに圧縮成形することにより、メッシュシート22a、22bを半径方向及び円周方向に比較的均一に広がるように成形することができる。
このようにメッシュ構造体12は、メッシュシート22a、22bを、メッシュシート22a、22bの少なくとも一部の網状構造24が流入する水の流れ方向Gと平行な方向Hに延びるように畳み且つ立体的に成形することにより形成される。よって、メッシュ構造体12は、流入する水の流れ方向Gと平行な方向に延びる網状構造24を備える。また、メッシュシート22a、22bのそれぞれの網目の大きさが成形前にほぼ均一であったとしても、圧縮成形することにより、メッシュ構造体12には、第1孔12a及び第2孔12bの少なくとも2種類の孔が形成される。
次に、図2、図8及び図9を参照して、本発明の一実施形態による吐水装置の作用を説明する。
図8は、図2のメッシュ構造体の断面を拡大して示し、メッシュ構造体に流入する水の流速分布が均一化される様子を説明する図であり、図9は、図2のメッシュ構造体の断面を拡大して示し、気泡がメッシュ構造体から抜ける様子を説明する図である。図9においては、水の流れの向きを矢印Fにより示している。
吐水装置2の初期使用開始前においては、整流装置8の整流室14a内は空気で満たされている。図2において矢印F1に示すように、吐水装置2からの吐水を開始すべく整流装置8への給水を行うと、内部流路6aから整流室14a内に水が流入する。整流室14a内に流入した水は、概ね水の流れ方向Gの向きでメッシュ構造体12に流入する。図8において矢印F2に示すように、メッシュ構造体12に流入した水は、金属素線20の網目を通過しながら、流れの拡散、分離、合流等を比較的短い距離のうちで繰り返すことにより、全体として流速分布が効率的に均一化するように整流される。すなわち、メッシュ構造体12は、水の流れ方向Gに一定の厚みDにわたって比較的高密度な網目構造を有しているので、水は網目の第1孔12a又は第2孔12bを複数回効率的に通過することになる。このとき、矢印F3に示すように、水は、メッシュ構造体12を通過中に金属素線20により2方向に複数回分離されるため、全体として流れの流速分布の均一化が促進される。矢印F2乃至F4に示すように、メッシュ構造体12の上流領域から下流領域に向けて、水の流速のばらつきが徐々に均一化され、下流領域においては流速分布が概ね均一化される。よって、メッシュ構造体12は、比較的コンパクトに形成されたとしても、従来の整流網を配置するよりも高い整流効果を奏することができる。矢印F4に示すように、メッシュ構造体12から流出する水は、メッシュ構造体12の下流端側全体の流速分布が概ね均一化されている。
なお、矢印F2に示すように、水がメッシュ構造体12に流入するとき、水が金属素線20に衝突し、水が金属素線20の裏側に回り込むことにより金属素線20の裏側に渦Jを生じさせる場合がある。本実施形態においては、金属素線20の線径を比較的細くしているので、金属素線20の裏側に回り込む水の量が低減され、渦Jはメッシュ構造体12の上流領域においても比較的小さく形成される。渦Jを比較的小さくできることにより、渦Jの形成により流速分布が乱されることを抑制することができる。また、渦Jを比較的小さくできることにより、渦が水の流れに対し壁のようになって流速分布の均一化を阻害することを抑制することができる。さらに、メッシュ構造体12の上流領域から下流領域に向けて、流速分布が均一化され、渦Jの大きさが徐々に小さくなる。よって、渦Jの形成により流速分布が乱されることをより抑制することができる。
上述のように、渦Jを比較的小さくするように金属素線20の線径を比較的細くする場合、金属素線20の強度が低下し、金属素線20の水圧に対する耐久力及び変形への抗力が低下する可能性がある。これに対し、図5及び図7(c)に示すように、メッシュシート22a、22bの少なくとも一部の網状構造24が、水の流れ方向Gと平行な方向に延びるように配置されている。よって、メッシュ構造体12の網状構造24は、水の流れ方向Gに柱状構造(素線同士の架橋構造)を多数有する。従って、メッシュ構造体12の金属素線20の線径を比較的細くしたとしても、メッシュ構造体12の網状構造24は、流入する水の水圧に抗することができ、メッシュ構造体12の水圧に対する耐久力を高めることができ、メッシュ構造体12の変形を抑制することができる。
図9に示すように、水がメッシュ構造体12に衝突するとき、水に溶け込んでいた空気が析出して気泡となり、気泡同士が結合することでより大きな気泡Kが形成される場合がある。メッシュ構造体12には、第1孔12a及び第2孔12bが形成されている。矢印F5に示すように、比較的大きな気泡Kは、第1孔12aを容易に通過することができないが、第2孔12bを容易に通過することができる。第2孔12bは、メッシュ構造体12のいずれの横断面においても存在する程度の割合に形成されており、気泡Kは、第2孔12bを通過しながら下流側に移動することができる。矢印F6に示すように、気泡Kは、第2孔12bを通過することにより、メッシュ構造体12から抜けることができる。従って、比較的大きな気泡Kがメッシュ構造体12内に滞留することで、気泡Kが壁のようになって水の流速分布の均一化を妨げることを抑制することができる。
次いで、図2及び図9において矢印F7に示すように、水が散水部材16まで到達した水は、各散水孔18から噴射される。散水部材16に到達する水は、メッシュ構造体12により十分に整流され、流れのベクトルが高度に均等化される。よって、各散水孔18から噴射される湯水は、非常に整流性が高く透明度の高い線状の流れとなり、例えば手洗いボウル4の上方に差し出される使用者の手に着水するまで、好ましくは吐水装置2の先端から80mm以上の区間にわたって、水滴に分断されることが抑制される。
上述した本発明の一実施形態による吐水装置2によれば、メッシュ構造体12は、メッシュシート22a、22bの少なくとも一部の網状構造24がメッシュ構造体12に流入する水の流れ方向Gと平行な方向に延びるように形成されるので、メッシュ構造体12中のメッシュシート22a、22bの網状構造24が流入する水の水圧に抗することができ、メッシュ構造体12の水圧に対する耐久力を高めることができる。
さらに、メッシュ構造体12は、多数の微細孔を形成するメッシュシート22a、22bを畳み且つ立体的に成形することにより形成されるので、メッシュ構造体12をコンパクトに構成しても、メッシュ構造体12内の比較的短い距離の中で、水がメッシュシート22a、22bの微細孔を複数回効率的に通過しながら整流され、流速分布を均一化することができる。
従って、本発明によれば、線径の細いメッシュシート22a、22bによりメッシュ構造体12を形成した場合であっても、水圧によってメッシュ構造体12中の網状構造24が撓むことを抑制でき、且つメッシュ構造体12をコンパクトに構成しても流速分布を均一化することができる。
また、本実施形態による吐水装置2によれば、メッシュシート22a、22bを折り畳んで成形する場合には、メッシュ構造体12の端部だけにおいて、メッシュシート22a、22bの網状構造24が流入する水の流れ方向Gと平行な方向に延びるように形成されることとなる。このとき、メッシュ構造体12の端部は水圧に抗する網状構造24を有するため、水圧に対する耐久力が高くなるのに対し、メッシュ構造体12の中央部は水圧に抗する網状構造24を有さないため、水圧に対する耐久力が低くなってしまう。
本発明によれば、メッシュシート22a、22bをロール状に畳んだ上で圧縮成形しているため、メッシュ構造体12の端部だけのみならず、メッシュ構造体12の中央部にも水圧に抗する網状構造24が形成される。これにより、メッシュ構造体12の中央部も水圧に対する耐久力を高くすることができる。
さらに、メッシュシート22a、22bをロール状に畳む場合、メッシュシート22a、22bを折り畳む場合と比べて、畳んだメッシュシート22a、22bの厚みが大きくなるという課題が生じる。本発明によれば、メッシュシート22a、22bをロール状に畳んだ後圧縮成形することにより、メッシュ構造体12をコンパクトに構成することができる。
また、本実施形態による吐水装置2によれば、ロール状に畳んだメッシュシート22a、22bをこのメッシュシート22a、22bの軸心方向Lに圧縮成形するので、メッシュシート22a、22bの網状構造24が流入する水の流れ方向Gと平行な方向に多数延びるように形成される。メッシュ構造体12中のメッシュシート22a、22bの網状構造24が流入する水の水圧に抗することができ、メッシュ構造体12の水圧に対する耐久力をより高めることができる。
本発明の発明者は、水がメッシュ構造体12に衝突したとき、少量ではあるが水に溶け込んでいた空気が析出して気泡となり、気泡同士が結合することでより大きな気泡が形成され、メッシュ構造体12に張り付いた大きな気泡が流速分布を乱すという新たな課題を見出した。このときメッシュ構造体12中の気泡の大きさが、メッシュ構造体12に形成された孔以上の大きさとなった場合、気泡がメッシュ構造体12内に壁のようになって留まり続けるので水の均一化が阻害される。
これに対し、本実施形態による吐水装置2によれば、メッシュ構造体12には、第1開口面積R1を有する第1孔12aと、第1開口面積R1よりも大きな第2開口面積R2を有する第2孔12bとが形成されている。これにより、第1孔12aで抜けなかった気泡Kを第2孔12bから抜くことができる。従って、比較的大きな気泡Kがメッシュ構造体12内に滞留することで流速分布の均一化が阻害されることを抑制することができる。
また、本実施形態による吐水装置2によれば、メッシュ構造体12の4つの分割領域C1乃至C4の全てにおいて、第1孔12aで抜けなかった気泡Kを第2孔12bから抜くことができる。従って、比較的大きな気泡Kがメッシュ構造体12内に滞留することで流速分布の均一化が阻害されることをより抑制することができる。
また、本実施形態による吐水装置2によれば、第2孔12bの数は、第1孔12aの数よりも少ないので、メッシュ構造体12を通過する水は、開口面積の小さい第1孔12aを多く通過することになり、第1孔を通過する水のうち少なくとも一部の水の流速が遅くされる。これにより、流速分布をより均一化しやすくすることができる。
また、本実施形態による吐水装置2によれば、メッシュ構造体12は、メッシュシート22a、22bの少なくとも一部の網状構造24がメッシュ構造体12に流入する水の流れ方向Gと平行な方向に延びるように形成されるので、メッシュ構造体12中のメッシュシート22a、22bの網状構造24が流入する水の水圧に抗することができ、メッシュ構造体12の水圧に対する耐久力を高めることができる。
さらに、メッシュ構造体12は、多数の微細孔を形成するメッシュシート22a、22bを畳み且つ立体的に成形することにより形成されるので、メッシュ構造体12をコンパクトに構成しても、メッシュ構造体12内の比較的短い距離の中で、水がメッシュシート22a、22bの微細孔を複数回効率的に通過しながら整流され、流速分布を均一化することができる。
従って、本発明によれば、線径の細いメッシュシート22a、22bによりメッシュ構造体12を形成した場合であっても、水圧によってメッシュ構造体12中の網状構造24が撓むことを抑制でき、且つメッシュ構造体12をコンパクトに構成しても流速分布を均一化することができる。
1 手洗器
2 吐水装置
4 ボウル
6 吐水装置本体
6a 内部流路
8 整流装置
10 給水管
12 メッシュ構造体
12a 第1孔
12b 第2孔
14 整流装置本体
14a 整流室
16 散水部材
18 散水孔
20 金属素線
20a 断面
20b 側面
22a メッシュシート
22b メッシュシート
24 網状構造
26 成形機
A 中心線
B 中心線
C1 分割領域
C2 分割領域
C3 分割領域
C4 分割領域
E 開口面積
F 矢印
F1 矢印
F2 矢印
F3 矢印
F4 矢印
F5 矢印
F6 矢印
F7 矢印
G 水の流れ方向
H 方向
J 渦
K 気泡
L 軸心方向
M 断面
N 水の流れ方向Gに対して垂直な方向
P 距離
R1 開口面積
R2 開口面積
W 壁面

Claims (5)

  1. 供給された水をシャワー状に吐水する吐水装置であって、
    内部に供給された水を通過させる流路を形成する吐水装置本体と、
    この吐水装置本体の上記流路に配置され、供給された水の流速分布を整えるために一定の厚みを有するブロック形状に構成され、内部に多数の微細孔が形成された整流部材と、
    この整流部材を通過した水を吐出させるための複数の散水孔が形成された散水部材と、を有し、
    上記整流部材には、上記多数の微細孔として、上記整流部材に供給される水の流れ方向に対して平行な断面において、第1開口面積を有する第1孔と、上記第1開口面積よりも大きな第2開口面積を有する第2孔とが形成されていると共に、上記整流部材の下流領域部分における上記整流部材に供給される水の流れ方向に対して垂直な断面において、上記第1孔と、上記第2孔とが形成されていることを特徴とする吐水装置。
  2. 上記整流部材には、平面視において、上記整流部材を左右に二等分する第1中心線と、前後に二等分する第2中心線とで区分けされる4つの分割領域全てに上記第2孔が形成されている、請求項1に記載の吐水装置。
  3. 上記第2孔の数は、上記第1孔の数よりも少ない、請求項1又は2に記載の吐水装置。
  4. 上記第1孔の上記第1開口面積は、0.4mm2以下の開口面積である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の吐水装置。
  5. 上記整流部材は素線によって形成され、上記素線は180μmよりも細い請求項1乃至4のいずれか一項に記載の吐水装置。
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