JP7182824B1 - プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップを簡単に脱着できるプラグを得る。【解決手段】電気機器に挿入されるスリーブと、外周面にビス孔が形成され、外部から挿入されるケーブルをスリーブに導く筒状のハウジングと、外部から挿入されたケーブルを、ビス孔を介して固定するビスと、ビスおよびハウジングを覆うキャップとを有し、ハウジングにはスリーブ側の端部の外周面に段差が形成され、キャップは、ハウジングに取り付けられた状態において、スリーブ側のキャップの端部の外周面に設けられた把持部と、スリーブ側のキャップの端部の内周面に設けられ、ハウジングの段差に係合する爪部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器にケーブルを接続するためのプラグに関する。
従来、プラグには、プラグと平行にプラグの背面側からケーブルをプラグに接続するタイプがある(例えば、特許文献1参照)。また、プラグの外周面に対して垂直方向にケーブルをプラグに接続するプラグが知られている(例えば、特許文献2参照)。以下では、プラグの背面側にケーブルを接続するための開口をストレート接続用の開口と称し、プラグの外周面に垂直方向にケーブルを接続するための開口をL字接続用の開口と称する。
意匠登録第1645384号公報 特開2018-49742号公報
ストレート接続用の開口およびL字接続用の開口の両方を備え、2通りの接続方法を可能にするプラグがあれば、ユーザは、2種類のプラグをストックしておく必要がない。例えば、特許文献1に開示されたプラグにおいて、ハウジングにストレート接続用の開口およびL字接続用の切欠きを設けることが考えられる。しかし、2通りの接続を可能にしたプラグは、ストレート接続用の開口およびL字接続用の切欠きのうち、一方にケーブルが接続されると、他方からケーブルが見えてしまうため、プラグの外観の見映えがよいとはいえない。
そのため、ハウジングを小さくすることが考えられるが、ハウジングを小さくし過ぎると、ハウジングの内面とケーブルとの隙間が小さくなり、ケーブルの可撓性を許容するスペースが小さくなる。この場合、ハウジングをキャップで覆うタイプのプラグの場合、ユーザは、ケーブルをビスでキャップの上から締め付ける際、力をかけてキャップでケーブルを抑えながらビス留めしなければならず、作業性が悪化するという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、キャップを簡単に脱着できるプラグを得るものである。
本発明に係るプラグは、電気機器にケーブルを接続するためのプラグであって、前記電気機器に挿入されるスリーブと、外周面にビス孔が形成され、外部から挿入される前記ケーブルを前記スリーブに導く筒状のハウジングと、外部から挿入された前記ケーブルを、前記ビス孔を介して固定するビスと、前記ビスおよび前記ハウジングを覆う、可撓性を有するキャップと、を有し、前記ハウジングには、前記スリーブ側の端部の外周面に段差が形成され、前記キャップは、前記ハウジングに取り付けられた状態において、前記スリーブ側の前記キャップの端部の外周面に設けられた把持部と、前記スリーブ側の前記キャップの端部の内周面に設けられ、前記ハウジングの前記段差に係合する爪部と、を有し、前記把持部は、前記スリーブ側から前記キャップを見たとき前記キャップの外周を円とすると、前記円の中心を軸として、径方向に突出した複数の羽根部で構成され、前記複数の羽根部は、前記円の周方向に等間隔に配置され、前記キャップに複数の前記爪部が設けられ、前記複数の爪部のそれぞれは前記複数の羽根部のそれぞれに対向する位置に設けられ、前記キャップが前記ハウジングに取り付けられ、前記段差に前記複数の爪部が係合した状態から、前記複数の羽根部が前記スリーブの反対側である背面側に倒されると、前記複数の爪部が前記段差から外れる構成である
本発明によれば、ビスによってケーブルが留められた状態において、キャップの側面を掴んでキャップをハウジングに被せると、キャップの爪部がハウジングの段差に係合する。そのため、ケーブルはキャップによってハウジングに固定された状態を維持する。一方、ユーザは、キャップをハウジングから外す際、把持部をプラグの背面側に倒すと、爪部が段差から外れるので、キャップに大きな力をかけることなく、キャップをハウジングから外すことができる。その結果、ユーザはプラグへのケーブルの脱着を簡単に行うことができる。
実施の形態1に係るプラグの一構成例を示す外観斜視図である。 図1に示したプラグにおけるスリーブおよびハウジングの外観斜視図である。 図1に示したプラグの正面図である。 図3に示したプラグの正面を拡大した図である。 図1に示したプラグの背面図である。 図1に示したプラグの上面図である。 図1に示したプラグの底面図である。 図1に示したプラグの右側面図である。 図8に示したプラグのA-A’線の断面図である。 図9に示す破線によって囲まれた部分を拡大した図である。 実施の形態1に係るプラグに用いられるケーブルの一構成例を示す外観模式図である。 実施の形態1に係るプラグにケーブルを接続する手順を示す断面模式図である。 実施の形態1に係るプラグにケーブルを接続する手順を示す断面模式図である。 実施の形態1に係るプラグにケーブルを接続する手順を示す断面模式図である。 実施の形態1に係るプラグにケーブルがL字状に接続された場合の構成例を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係るプラグについて、ユーザがキャップを外すときの手順を説明するための断面模式図である。 実施の形態1に係るプラグにおけるキャップが比較例に比べて元の形状を維持できることを説明するための断面模式図である。
以下に、本実施の形態のプラグを、図を参照して説明する。実施の形態の説明の便宜上、図面の一部に、方向を定義する3つの軸(X軸、Y軸およびZ軸)の矢印を表示している。
実施の形態1.
本実施の形態1のプラグの構成を説明する。図1は、実施の形態1に係るプラグの一構成例を示す外観斜視図である。本実施の形態1のプラグ1は、スリーブ2と、外部から挿入されるケーブル30をスリーブ2に導く筒状のハウジング3と、ハウジング3を覆うキャップ5とを有する。本実施の形態1においては、プラグ1が、はんだ付けをせずに端子同士を電気的に接続するソルダレスプラグの場合で説明する。スリーブ2は、図に示さない電気機器側のコネクタに挿入される。
スリーブ2は、第1電極21と、第2電極22と、第1電極21と第2電極22とを絶縁する絶縁体23とを有する。第2電極22は、円筒状である。ハウジング3、第1電極21および第2電極22の材質は、金属である。絶縁体23の材質は、例えば、樹脂である。
図1に示すプラグ1において、X軸矢印の反対方向をプラグ1の正面側と称し、X軸矢印方向をプラグ1の背面側と称する。また、図1に示すプラグ1において、Z軸矢印方向をプラグ1の上面側と称し、Z軸矢印の反対方向をプラグ1の底面側と称する。また、図1に示すプラグ1において、Y軸矢印の反対方向をプラグ1の右側面側と称する。以下では、図1に示すプラグ1についてケーブル30を挿入する前の構成を、図2~図10を参照して説明する。
図2は、図1に示したプラグにおけるスリーブおよびハウジングの外観斜視図である。図3は、図1に示したプラグの正面図である。図4は、図3に示したプラグの正面を拡大した図である。図5は、図1に示したプラグの背面図である。図6は、図1に示したプラグの上面図である。図7は、図1に示したプラグの底面図である。図8は、図1に示したプラグの右側面図である。
図2に示すように、ハウジング3には、図5に示すビス4が挿入されるビス孔11と、ストレート接続用の開口12と、L字接続用の切欠き13とが形成されている。ビス4の材質は金属である。ストレート接続用の開口12と、L字接続用の切欠き13とは一体に形成されている。切欠き13の形状は、図2に示すように、ローマ字の「U」の文字を横向きにした形状である。具体的には、切欠き13は、「U」の文字の上側がX軸矢印の方向になるように「U」の文字が横向きになった形状である。図1は、ストレート接続用の開口12にケーブル30が挿入された場合を示す。ビス孔11の縁にはテーパー面11aが形成されている。このテーパー面11aは、ケーブル30を固定する際、よりスムーズにビス(図示せず)をビス孔11に導入し、かつビスがハウジング3の外周面から出ないようにするためである。
図1および図3~図5に示すように、キャップ5において、スリーブ2側の端部の外周面に把持部6が設けられている。把持部6は、ユーザがキャップ5をハウジング3に脱着する際、指でキャップ5を掴みやすくする役目を果たす。
図3~図5に示すように、把持部6は、外側に突出する一対の羽根部6aおよび6bを有する。具体的には、羽根部6aおよび6bは、図1および図3に示す円柱状のキャップ5の径方向に突出している。また、羽根部6aおよび6bは、図3に示すように、スリーブ2側からキャップ5を見たときキャップ5の外周を円とすると、円の中心を軸として点対称の位置に設けられている。
本実施の形態1にプラグ1においては、図1および図3~図5に示すように、キャップ5の外周の全体の一部に羽根部6aおよび6bが設けられている。キャップ5の外周の全体に羽根部を設けてもよいが、外周の一部に羽根部を設けることで、刀の鍔のような意匠的効果が得られるだけでなく、プラグ1がスリーブ2の軸を中心に転がってしまうことを防ぐことができる。
また、図4に示すように、キャップ5は、一対の弧状爪部7aおよび7bからなる爪部7を有する。弧状爪部7aは、キャップ5の内周面であって羽根部6aに対向する位置に設けられている。弧状爪部7bは、キャップ5の内周面であって羽根部6bに対向する位置に設けられている。図4および図7に示すようにハウジング3には、スリーブ2側の端部の外周面には、スリーブ2の中心軸側に窪んだ段差17が形成されている。キャップ5がハウジング3に装着された状態において、キャップ5の弧状爪部7aおよび7bが段差17に係合する。
本実施の形態1においては、図4に示すように、爪部7は、キャップ5の内周面の全体ではなく、キャップ5の内周面の一部に設けられている。このような構成により、キャップ5の製造工程において、キャップ5の内周面を形成する金型(図示せず)をキャップ5から抜くことができる。また、ハウジング3の外周を円とする中心軸に対して、対向するように弧状爪部7aおよび7bが設けられている。キャップ5がハウジング3に取り付けられると、対向して配置される一対の弧状爪部7aおよび7bが段差17に係合することになるため、ハウジング3からキャップ5が抜けてしまうことを防げる。
図3、図5および図7に示すように、キャップ5は、背面側に形成されたストレート用開口15と、底面側に形成された交差用切欠き16とを有する。図5に示すストレート用開口15は、スリーブ2と平行にケーブル30をハウジング3に挿入するための開口である。図7に示す交差用切欠き16は、スリーブ2が延びる方向(X軸)に対して交差する方向にケーブル30が延びるようにハウジング3にケーブル30を挿入するための切欠きである。交差用切欠き16の形状は、ローマ字の「U」の文字の上側がX軸矢印の反対方向になるように「U」の文字が横向きになった形状である。そのため、切欠き13と交差用切欠き16とが重なることで、図7に示すように、2つの「U」の文字の湾曲部分を外周とした円形状の開口が形成される。
本実施の形態1においては、ハウジング3に装着されたケーブル30がハウジング3の外周面から垂直(Z軸矢印の反対方向)に延びる構成の場合で説明するが、ケーブル30の延びる方向とハウジング3の外周面とのなす角は垂直の場合に限らない。
図9は、図8に示したプラグのA-A’線の断面図である。図10は、図9に示す破線によって囲まれた部分を拡大した図である。図9に示すように、第1電極21は、チップ電極21aと、端子21bと、チップ電極21aと端子21bとを接続する円柱状の中継部21cとを有する。中継部21cはチップ電極21aからスリーブ2と平行に背面方向(X軸矢印方向)に延び、絶縁体23を貫通している。端子21bは中継部21cからスリーブ2と平行に背面方向に延び、絶縁体23を貫通している。絶縁体23は、チップ電極21a、中継部21cおよび端子21bと、第2電極22とを電気的に絶縁する役目を果たす。
図9および図10に示すように、キャップ5がハウジング3に装着された状態において、弧状爪部7aがハウジング3の外周面に設けられた段差17に係合している。図4に示した弧状爪部7bも、図10に示す弧状爪部7aと同様に、段差17に係合している。弧状爪部7aおよび7bが段差17に係合することで、キャップ5の背面部とハウジング3の背面側とが密着し、ケーブル30がキャップ5によってハウジング3に固定される。
図10を参照して説明したように、段差17に弧状爪部7aおよび7bが係合することで、図9に示すように、ハウジング3のスリーブ2側(X軸矢印の反対方向)の端面とキャップ5のスリーブ2側の端面とを一致させることができる。これにより、キャップ5がハウジング3よりもスリーブ2側に飛び出してしまうことを防ぐことができる。
キャップ5の材質について説明する。キャップ5は、ユーザがキャップ5を何度ハウジング3に脱着してもキャップ5が破壊されない耐久性の高い材質で構成される。また、ユーザがキャップ5をハウジング3に脱着する際、キャップ5のスリーブ2側が開いたり閉じたりするので、キャップ5は可撓性のある材質で構成される。また、ハウジング3には電気信号を流すためのケーブル30が接続されることからユーザが感電することを防ぐために、キャップ5は絶縁性の高い材質で構成される。このような材質として、樹脂が考えられる。本実施の形態1においては、キャップ5の材質は、例えば、ポリプロピレン(PP)である。
ポリプロピレンは、ポリマーを必須構成成分とした成形可能な材料である合成樹脂、いわゆるプラスチックの一種である。プラスチックは熱可塑性プラスチックと熱硬化性プラスチックに大別されるが、ポリプロピレンは熱可塑性プラチックに属する。ポリプロピレンは、熱可塑性プラスチックのうち、耐熱温度が約100℃の汎用プラスチックに属する。
ポリプロピレンは、一般的に、次の(1)~(5)の特徴がある。(1)比重は約0.9であり、プラスチックの中では最も低い部類に属する。(2)結晶化度は約40~75%と高いので、強度および弾性率が高い。(3)耐衝撃性が優れている。(4)絶縁性、耐摩耗性、耐熱性、耐水性および耐薬品性などが優れている。(5)成形しやすい。
本実施の形態1のプラグ1について、キャップ5をポリプロピレンで作製して、耐摩耗性を確認する実験を行った。実験は、ハウジング3にケーブル30を装着した状態でケーブル30がキャップ5の交差用切欠き16から延びるように、ハウジング3にキャップ5を何度も脱着するものである。脱着の回数は、ハウジング3にキャップ5を取り付ける回数N1とハウジング3からキャップ5を取り外す回数N2とを組み合わせた回数である。一般的に、ユーザがキャップ5を着脱する回数は5回以下と考えられている。実験の脱着回数を100回または1000回など過剰な回数にすることも考えられるが、実際にユーザが脱着する回数と乖離してしまう。そのため、N1=N2=20回とした。また、実験のサンプル数を10個とした。実験の結果、10個のサンプルについてキャップ5の脱着を10回行っても、キャップ5をハウジング3に装着して、ケーブル30をL字状にした状態で安定させることができた。
また、プラグ1がオーディオ用信号伝送ケーブルに使用される場合、オーディオ信号またはDC24V以下の低電圧の制御信号が伝送されるが、キャップ5が絶縁性に優れているので、プラグ同士が接触しても絶縁性が保たれる。そのため、意図しないグランドループ(予期せぬ電流の流れ)を防止することができる。グランドループはハムノイズ発生の原因となる。
なお、本実施の形態1においては、キャップ5をポリプロピレンで作製した場合で説明したが、キャップ5の材質はポリプロピレンに限らない。キャップ5の材質は、例えば、ポリアセタール(POM)、ABS樹脂またはポリカーボネート(PC)であってもよい。ABS樹脂は、ポリプロピレンと同様に、汎用プラスチックに属する。ポリアセタールおよびポリカーボネートは、耐熱温度が100~150℃の汎用エンジニアリングプラスチックに属する。キャップ5の材質として使用される樹脂は、耐熱温度が150~350℃のスーパーエンジニアリングプラスチックであってもよい。
ここで、キャップ5の材質に適用可能な主な樹脂のメリットおよびデメリットを簡単に説明する。ポリプロピレンは、上述したように、曲げに強く耐摩耗性も高く強度もあるが印刷しにくい。ポリアセタールは、耐摩耗性が高く疲労に強いが、塗装しにくい。ABS樹脂は、機械的強度のバランスが良好で塗装もしやすく安価であるが、ポリプロピレンおよびポリアセタールに比べて摩耗しやすい。ポリカーボネートは、耐衝撃性が高く透明にすることが可能だが、ねばり性が低い。
次に、本実施の形態1のプラグ1へのケーブル30の接続方法を説明する。はじめに、プラグ1に接続するケーブル30の構成例を説明する。図11は、実施の形態1に係るプラグに用いられるケーブルの一構成例を示す外観模式図である。
図11に示すケーブル30は、撚り線ケーブルである。図11に示すように、ケーブル30は、芯線31と、芯線31とは異なる導線33とを有する。芯線31は、細い単線が複数撚り合わされた構成である。芯線31は絶縁体32で覆われている。絶縁体32の外周には導線33が網状に設けられている。導線33は保護被膜34で覆われている。芯線31および導線33の材料は、例えば、銅である。絶縁体32の材料は、例えば、ポリエチレンである。保護被膜34の材料は、例えば、ビニールである。なお、図11は、ケーブル30の構造を説明するために、保護被膜34を剥がし、導線33、絶縁体32および芯線31に段差を設けて示している。
ユーザが図11に示したケーブルをプラグ1に接続する方法を、図12~図14を参照して説明する。図12~図14は、実施の形態1に係るプラグにケーブルを接続する手順を示す断面模式図である。ここでは、プラグ1にL字状にケーブル30を接続する場合で説明する。
図12においては、端子同士の電気的な接続状態を説明するために、ケーブル30の一部の内部を模式的に示している。図13および図14においては、図3および図4に示した把持部6、爪部7および段差17による作用を説明するために、ハウジング3およびキャップ5を模式的に示し、ビス4およびハッチングを図に示すことを省略している。
はじめに、ユーザは、プラグ1のハウジング3の背面側の開口12からケーブル30をハウジング3に挿入し、ケーブル30の先端が絶縁体23に接触するまでケーブル30をスリーブ2に差し込む。ケーブル30の先端が絶縁体23に接触すると、ユーザは、ビス4でケーブル30を留める。このとき、図12に示すように、芯線31の撚り線が解けて端子21bにまとわりつくように端子21bと接触する。これにより、芯線31と第1電極21とが電気的に導通状態になる。
また、図12に示すように、ビス4が保護被膜34を貫通して導線33に到達している。これにより、導線33と第2電極22とが、ビス4およびハウジング3を介して電気的に導通状態になる。続いて、ユーザは、ケーブル30の延びる方向がZ軸矢印の反対方向になるようにケーブル30を図2に示した切欠き13の方に折り曲げる。
ユーザは、ケーブル30を折り曲げた状態で、プラグ1の背面側からキャップ5をハウジング3に被せる。そして、ユーザは、キャップ5の側面を指で掴んでキャップ5をスリーブ2側に押す。このとき、ユーザは把持部6に指をかけてキャップ5をスリーブ2側に押せば、よりスムーズにキャップ5をハウジング3に被せることができる。例えば、ユーザが右利きであれば、図13に示す模式図において、親指を羽根部6bに当て、人差し指を羽根部6aに当てて、キャップ5をスリーブ2側に押す。図13および図14において、ケーブル30に示す破線はケーブル30が折り曲げられる位置を示す。
ユーザがキャップ5でケーブル30を押しながらキャップ5をスリーブ2側に移動させることで、図14に示すように、キャップ5の弧状爪部7aおよび7bがハウジング3の段差17に係合する。このようにして、ケーブル30がキャップ5によってハウジング3に固定される。図15は、実施の形態1に係るプラグにケーブルがL字状に接続された場合の構成例を示す外観斜視図である。図15に示すように、ケーブル30はL字状に安定した状態で固定される。ケーブル30がL字状からX軸に平行に延びるストレート状に戻ろうとしても、キャップ5によって押さえつけられているため、図15に示す状態が維持される。
図13および図14を参照して説明したように、ユーザがキャップ5をハウジング3に装着する際、キャップ5をハウジング3に被せてスリーブ2側に押せばよい。
なお、図12~図15を参照して、ケーブル30をL字状にキャップ5の交差用切欠き16を介してプラグ1に接続する場合で説明したが、ストレート用開口15を介してケーブル30をプラグ1に接続する場合にも安定して接続できる効果が得られる。このことを、以下に、簡単に説明する。
ユーザは、ケーブル30をハウジング3に挿入する前にキャップ5のストレート用開口15をケーブル30に通しておく。そして、ユーザがハウジング3にケーブル30を挿入してビス4でケーブル30を留めた後、キャップ5をハウジング3に被せる。その際、ケーブル30の自重によって図15に示したZ軸矢印の反対方向(重力方向)に垂れ下がるが、ユーザは、キャップ5をケーブル30に沿って滑らせ、図13および図14を参照して説明したようにキャップ5をハウジング3に装着すればよい。ケーブル30は既にビス4で固定されているので、ユーザはキャップ5に余計な力をかけなくてもキャップ5をハウジング3に装着でき、ケーブル30は安定した状態で固定される。
次に、ユーザがキャップ5をハウジング3から外すときのキャップ5による作用を説明する。図16は、実施の形態1に係るプラグについて、ユーザがキャップを外すときの手順を説明するための断面模式図である。図16においては、図13および図14と同様に、把持部6、爪部7および段差17による作用を説明するために、ビス4およびハッチングを図に示すことを省略している。
ユーザがキャップ5をハウジング3から外す際、図14に示した状態から、親指および人差し指で把持部6をプラグ1の背面側に倒す。これにより、図16に示すように、矢印が示す方向に羽根部6aおよび6bが押され、羽根部6aがY軸に平行な方向からX軸側に傾き、羽根部6bがY軸に平行な方向からX軸側に傾く。その結果、キャップ5のスリーブ2側の開口がY軸に沿って拡大し、弧状爪部7aおよび7bが段差17から外れる。この状態でユーザがキャップ5をプラグ1の背面側に移動させることで、キャップ5をハウジング3から容易に外すことができる。
上述したように、ユーザが把持部6をプラグ1の背面側に倒さなければ、キャップ5のスリーブ2側の開口が拡大しない。そのため、キャップ5がハウジング3に取り付けられた後、ユーザがキャップ5の把持部6以外の部分を掴んで、プラグ1の背面側にキャップ5を押しても、爪部7が段差17に係合しているので、ハウジング3からキャップ5が抜けてしまうことを防げる。その結果、ケーブル30がキャップ5によってハウジング3に固定される状態が維持される。本実施の形態1のプラグ1によれば、ユーザはキャップ5をハウジング3に容易に脱着できるだけでなく、キャップ5がハウジング3に装着された状態を安定して維持することができる。
本実施の形態1のプラグ1においては、図9および図10を参照して説明したように、ハウジング3のスリーブ2側の端部の外周面に段差17が形成され、キャップ5のスリーブ2側の端部の内周面に爪部7が設けられている。ここで、爪部7について、キャップ5のスリーブ2側の端部以外の場所に設けることも考えられる。
例えば、図9に示すキャップ5において、スリーブ2が延びる方向(X軸)の途中に爪部7を設け、爪部7に対向するハウジング3の位置に溝(図示せず)を形成した別の構成についても耐久性の実験を行った。以下では、キャップ5においてスリーブ2が延びる方向の途中に爪部7が設けられた場合の構成を比較例と称する。比較例の構成では、キャップ5を何度も脱着すると、爪部7が溝(図示せず)の角で削れてしまい、脱着の回数M(M<100)で、爪部7が溝に係合できなくなり、キャップ5をハウジング3に固定できなくなった。これは、キャップ5の爪部7がハウジング3の溝(図示せず)に係合しているか否かを目視で確認できないため、爪部7を溝に必要以上に往復させてしまうことで、爪部7が溝の角で削れやすくなり爪部7が摩耗してしまったと考えられる。また、比較例の場合、キャップ5のスリーブ2が延びる方向の途中に爪部7が設けられているため、キャップ5を脱着する度にキャップ5が径方向に拡がり、キャップ5が元の形状に比べて径方向に大きく拡がってしまったと考えられる。
これに対して、本実施の形態1によれば、ユーザは、キャップ5をハウジング3に装着する際、爪部7の段差17への係合を、キャップ5から指に伝わる触覚だけでなく、目視で確認できる。その結果、爪部7が必要以上に段差17で削れてしまうことが抑制され、爪部7の耐摩耗性を向上させることができる。また、本実施の形態1によれば、図4および図10を参照して説明したように、爪部7がキャップ5の先端側(X軸矢印の反対方向)に設けられている。そのため、比較例と比べてキャップ5を脱着する度にキャップ5が径方向に拡がることが抑制され、キャップ5が径方向に拡がってしまうことを低減できる。
本実施の形態1におけるキャップ5が比較例に比べて径方向に拡がることを低減できることを、図17を参照して説明する。図17は、実施の形態1に係るプラグにおけるキャップが比較例に比べて元の形状を維持できることを説明するための断面模式図である。図17において、比較例のキャップ50のスリーブ2が延びる方向の途中に爪部70が設けられ、爪部70に係合する溝を溝71とする。図17において、溝71を破線で示す。
図17に示す比較例では、キャップ50のX軸方向の長さの半分の位置に爪部70が設けられている。また、図17に示す模式図において、爪部7の高さを図10に示した弧状爪部7aよりも誇張して示す。図17において、爪部7および爪部70の高さを同じにしている。図17は、キャップ5をハウジング3に装着する際、キャップ5の爪部7が段差17に係合する直前の状態およびキャップ50の爪部70が溝71に係合する直前の状態を示す。
図17に示す模式図において、角度θ1は、ハウジング3の背面側上端部を頂点Vtとして、キャップ5の内周面とハウジング3の外周面との成す角である。角度θ2は、ハウジング3の背面側上端部を頂点Vtとして、キャップ50の内周面とハウジング3の外周面との成す角である。図17の模式図を見てわかるように、本実施の形態1の場合の角度θ1と比較例の場合の角度θ2との関係は、θ1<θ2となっている。そのため、キャップ5および50の脱着を繰り返すと、比較例のキャップ50に比べて、本実施の形態1のキャップ5が径方向に拡がることを低減できる。
本実施の形態1のプラグ1は、電気機器に挿入されるスリーブ2と、外周面にビス孔11が形成され、挿入されるケーブル30をスリーブ2に導く筒状のハウジング3と、ケーブル30を、ビス孔11を介して固定するビス4と、ビス4およびハウジング3を覆うキャップ5とを有する。ハウジング3には、スリーブ2側の端部の外周面に段差17が形成されている。キャップ5は、スリーブ2側の端部の外周面に設けられた把持部6と、スリーブ2側の端部の内周面に設けられ、ハウジング3の段差17に係合する爪部7と、を有する。
本実施の形態1によれば、ビス4によってビス孔11を介してケーブル30が留められた状態において、キャップ5の側面を掴んでキャップ5をハウジング3に被せると、キャップ5の爪部7がハウジング3の段差17に係合する。そのため、ユーザがキャップ5から手を離しても、ケーブル30はキャップ5によってハウジング3に固定された状態を維持する。一方、ユーザは、キャップ5をハウジング3から外す際、把持部6をプラグ1の背面側に倒すと、爪部7が段差17から外れるので、キャップ5に大きな力をかけることなく、キャップ5をハウジング3から外すことができる。その結果、ユーザはプラグ1へのケーブル30の脱着を簡単に行うことができ、作業性が向上する。
また、本実施の形態1によれば、ユーザは、ケーブル30をビス4で留めてからキャップ5をハウジング3に被せているので、キャップ5の上からビス4でケーブル30を留めなくてよく、大きな力を必要としない。そのため、ユーザの作業負担が軽減する。
また、本実施の形態1のプラグ1は、プラグの意匠性向上のためにハウジング3およびキャップ5を小さくして、プラグを小型化した場合に特に有効である。
なお、本実施の形態1において、羽根部6aおよび6bの数および形状は、図1~図16を参照して説明した構成に限定されない。例えば、羽根部の数は一対の場合の2つに限らず、3つ以上であってもよい。キャップ5に羽根部が3つ以上設けられる場合、3つ以上の羽根部はキャップ5の外周を円として、円の周方向に等間隔に配置される。また、弧状爪部7aおよび7bの数および形状は、図1~図16を参照して説明した構成に限定されないが、弧状爪部の数は羽根部の数と一致していることが望ましい。図16を参照して説明したように、例えば、羽根部6aを指で押して弧状爪部7aを段差17から外すためである。
また、本実施の形態1においては、プラグ1がケーブル30についてストレート接続およびL字接続の2通りの接続方法を可能にする場合で説明したが、本実施の形態1をストレート用接続またはL字接続のいずれか一方の接続方法を可能にするプラグに適用してもよい。
さらに、本実施の形態1においては、プラグ1がソルダレスプラグの場合で説明したが、プラグ1はソルダレスプラグに限らない。
1 プラグ、2 スリーブ、3 ハウジング、4 ビス、5 キャップ、6 把持部、6a、6b 羽根部、7 爪部、7a、7b 弧状爪部、11 ビス孔、11a テーパー面、12 開口、13 切欠き、15 ストレート用開口、16 交差用切欠き、17 段差、21 第1電極、21a チップ電極、21b 端子、21c 中継部、22 第2電極、23 絶縁体、30 ケーブル、31 芯線、32 絶縁体、33 導線、34 保護被膜、50 キャップ、70 爪部、71 溝。

Claims (4)

  1. 電気機器にケーブルを接続するためのプラグであって、
    前記電気機器に挿入されるスリーブと、
    外周面にビス孔が形成され、外部から挿入される前記ケーブルを前記スリーブに導く筒状のハウジングと、
    外部から挿入された前記ケーブルを、前記ビス孔を介して固定するビスと、
    前記ビスおよび前記ハウジングを覆う、可撓性を有するキャップと、を有し、
    前記ハウジングには、前記スリーブ側の端部の外周面に段差が形成され、
    前記キャップは、前記ハウジングに取り付けられた状態において、
    前記スリーブ側の前記キャップの端部の外周面に設けられた把持部と、
    前記スリーブ側の前記キャップの端部の内周面に設けられ、前記ハウジングの前記段差に係合する爪部と、を有
    前記把持部は、前記スリーブ側から前記キャップを見たとき前記キャップの外周を円とすると、前記円の中心を軸として、径方向に突出した複数の羽根部で構成され、
    前記複数の羽根部は、前記円の周方向に等間隔に配置され、
    前記キャップに複数の前記爪部が設けられ、
    前記複数の爪部のそれぞれは前記複数の羽根部のそれぞれに対向する位置に設けられ、
    前記キャップが前記ハウジングに取り付けられ、前記段差に前記複数の爪部が係合した状態から、前記複数の羽根部が前記スリーブの反対側である背面側に倒されると、前記複数の爪部が前記段差から外れる構成である、
    プラグ。
  2. 前記複数の羽根部のそれぞれは、前記キャップの外周面における前記スリーブ側の先端部に設けられている、
    請求項1に記載のプラグ。
  3. 前記キャップは、前記ハウジングに取り付けられた状態において、
    前記スリーブが延びる方向と平行に前記ケーブルを前記ハウジングに挿入するための開口であるストレート用開口と、
    前記スリーブが延びる方向に対して交差する方向に前記ケーブルが延びるように前記ケーブルを前記ハウジングに挿入するための切欠きである交差用切欠きと、を有する、
    請求項1または2に記載のプラグ。
  4. 前記キャップの材質は、樹脂である、
    請求項1または2に記載のプラグ。
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