JP2011100604A - 同軸プラグ - Google Patents

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和美 田續
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Abstract

【課題】 樹脂成形を必要とせず、全長を短くすることのできる同軸プラグとする。
【解決手段】 固定支持部14のケーブル固定部14aに同軸ケーブル20が固着され、芯線20aの先端に装着された中心導体12を保持する絶縁支持体13が、固定支持部14に嵌合される。回転シェル部11は固定支持部14に回転可能に取り付けられており、中心導体12は円筒部11aのほぼ中心軸上に配置される。回転シェル部11と固定支持部14とを覆うようにカバー部10が回転シェル部11に嵌合されている。カバー部10を把持して、同軸コネクタに回転シェル部11を螺着することにより、同軸プラグ1を同軸コネクタに接続することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、同軸ケーブルの先端に装着される同軸プラグに関するものである。
周波数の高い信号を扱う高周波機器の入力端子や出力端子として同軸コネクタが装備されており、この同軸コネクタに同軸ケーブルの先端に装着されている同軸プラグを取り付けることにより、受信信号を入出力するようにしている。
同軸ケーブルの先端に装着される従来の同軸プラグの構成例を、図39に示す。
図39に示す同軸プラグ100は、同軸ケーブル120の先端に設けられている。同軸ケーブル120の先端の外被とシールド導体120cが所定の長さ切除され、内部絶縁体が露出されてさらに芯線120aが内部絶縁体の先端から露出されている。この状態の同軸ケーブル120を金属製とされた固定支持部114の下部に形成されているケーブル固定部114a内へ押し込む。そして、ケーブル固定部114aの周囲にカシメ加工を施して同軸ケーブル120を固定支持部114に固着する。固定支持部114の上部内に露出した芯線120aを細長い中心導体112の下部内に嵌挿し、絶縁支持体113のほぼ中央に形成された支持孔内に中心導体112が挿入されるように、絶縁支持体113を中心導体112の上から被せていき、絶縁支持体113を固定支持部114の上部内に嵌挿する。これにより、中心導体112が円筒部111aのほぼ中央に配置支持される。
固定支持部114の外周面には、金属製の回転シェル部111が回転可能に装着されている。この場合、回転シェル部111は円筒状の円筒部111aからなり、円筒部111aの下端部は内側にカシメられてカシメ部111dが形成され、円筒部111aの内周面に形成されたリング状突起部111cとカシメ部111dとが固定支持部114の外周面の上部と下部とに係合することにより、固定支持部114から抜け出すことなく回転可能に回転シェル部111が固着されている。円筒部111aの内周面におけるリング状突起部111cの前方にネジが設けられたネジ部111bが形成されている。このネジ部111bは、同軸プラグ100を同軸コネクタに装着した際に、嵌挿孔111e内に進入した同軸コネクタの外周面に形成されたネジに螺合するネジ部とされている。
ケーブル固定部114aと同軸ケーブル120の上部とを覆うようにブシュング部115が樹脂成形されている。このブシュング部115は、強い力で同軸ケーブル120が曲げられた際に断線を保護するために設けられている。また、回転シェル部111が指になじんで容易に回転できるように、回転シェル部111の外周面には指で把持することのできるグリップ部110が嵌合されている。
また、同軸ケーブルの先端に装着される従来の同軸プラグの他の構成例を、図40に示す。
図40に示す同軸プラグ200は、プッシュオン式の同軸プラグとされている。同軸ケーブル120の先端の外被は所定の長さ切除されてシールド導体120cが外被上に折り返されている。露出された内部絶縁体の先端から芯線120aが露出されている。この状態の同軸ケーブル120を金属製とされたシェル部130の下部に形成されているケーブル固定部130b内へ押し込む。そして、ケーブル固定部130bの周囲にカシメ加工を施して同軸ケーブル120をシェル部130に固着する。シェル部130はケーブル固定部130bの上に配置された円筒状の本体部130aを備えており、本体部130a内に露出した芯線120aを細長い中心導体131の下部内に嵌挿し、絶縁支持体134のほぼ中央に形成された挿通孔内に中心導体131が挿入されるように、絶縁支持体134を中心導体131の上から被せていき、絶縁支持体134を本体部130a内の下部に嵌挿する。これにより、中心導体131が本体部130aのほぼ中央に配置支持される。
絶縁支持体134より前方であって、本体部130aの内周面に保持バネ132が配置されている。保持バネ132は内方に膨出された弾性片を有しており、本体部130aが同軸コネクタに嵌挿された際に、嵌挿孔130c内に進入した同軸コネクタの外周面に保持バネ132が弾性的に当接される。これにより、同軸プラグ200を同軸コネクタに装着することができる。
本体部130aにおける外周面の下部と、同軸ケーブル120とケーブル固定部130bとの接続部とを覆うようにブシュング部133が樹脂成形されている。このブシュング部133は、強い力で同軸ケーブル120が曲げられた際に断線を保護するために設けられている。
特開2002−298994号公報
上記した従来の同軸プラグ100においては、同軸プラグ100に同軸ケーブル120を取付けて、ブシュング部115の樹脂成形を行っている。このように、長い同軸ケーブル120にインサート成形加工を行うことから作業性が悪いと云う問題点があった。この問題点は従来の同軸プラグ200においても同様である。また、同軸プラグ100においてはブシュング部115の樹脂成形を行った後に、予め成形しておいたグリップ部110を回転シェル部111に嵌合させる作業がさらに必要となり、作業性はさらに悪くなる。さらに、従来の同軸プラグ100,200においてはブシュング部を設けたことから同軸プラグの長さが長くなり、狭い空間において同軸コネクタに取り付けることが困難になるという問題点もあった。
そこで、本発明は樹脂成形を必要とせず、全長を短くすることのできる同軸プラグを提供することを目的としている。
本発明の同軸プラグは、断面形状が略円形とされており、挿通された同軸ケーブルが固定されるケーブル固定部が下部に形成され、前記同軸ケーブルの芯線の先端に装着された中心導体をほぼ中心軸上に保持する絶縁支持体が嵌合される収納孔が上部に形成されており、前記ケーブル固定部に前記同軸ケーブルが固定された際に前記同軸ケーブルのシールド導体が前記ケーブル固定部の内周面に電気的に接続される導電性の固定支持部と、略円筒状に形成され、下部に前記固定支持部の上部が嵌挿される収納部が形成されて、前記固定支持部に対して回転可能に固着されており、内周面に同軸コネクタが螺合されるネジ部が設けられている導電性の回転シェル部と、前記回転シェル部を覆うように、その外周面に嵌合されて内部に前記固定支持部が収納され、前記ケーブル固定部に固定された前記同軸ケーブルが導出される挿通孔が下端に形成されている弾性を有する絶縁性のカバー部とを備え、前記中心導体が前記回転シェル部のほぼ中心軸上に配置されることを最も主要な特徴としている。
本発明は、樹脂成形によるブシュング部に替えて、回転シェル部あるいはシェル部を覆うようにその外周面にカバー部を嵌合している。これにより、樹脂成形を必要とせず、全長を短くすることができるようになる。また、カバー部を回転シェル部に嵌合したことにより指になじんで容易に回転できるようになる。
本発明の第1実施例の同軸プラグの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグの構成を示す他の斜視図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグの構成を示す他の斜視図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグの構成を示す背面図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグの構成を示す断面図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグにおけるカバー部の構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグおけるカバー部の構成を示す正面図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグおけるカバー部の構成を示す上面図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグおけるカバー部の構成を示す断面図で示す正面図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグにおける固定支持部の構成を示す正面図、上面図、断面図で示す正面図、下面図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグにおける回転シェル部の構成を示す正面図、上面図、断面図で示す正面図、下面図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグにおける絶縁支持体の構成を示す正面図、上面図、断面図で示す正面図、下面図である。 本発明の第1実施例の同軸プラグにおける中心導体の構成を示す正面図、上面図、断面図で示す正面図、下面図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグの構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグの構成を示す正面図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグの構成を示す他の斜視図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグの構成を示す断面図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグにおけるカバー部の構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグにおけるカバー部の構成を示す正面図、上面図、断面図で示す正面図、下面図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグにおけるシェル部の構成を示す正面図、上面図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグにおけるシェル部の構成を示す断面図で示す正面図、下面図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグにおける絶縁支持体の構成を示す正面図、上面図、断面図で示す正面図、下面図である。 本発明の第2実施例の同軸プラグにおける保持バネの構成を示す展開図、上面図、一部断面図である。 本発明の第3実施例の同軸プラグの構成を示す断面図である。 本発明の第3実施例の同軸プラグにおける回転シェル部の構成を示す斜視図である。 本発明の第3実施例の同軸プラグにおける回転シェル部の構成を示す正面図、断面図で示す正面図、上面図である。 本発明の第3実施例の同軸プラグにおける固定支持部の構成を示す正面図、上面図、断面図で示す正面図、下面図である。 本発明の第3実施例の同軸プラグにおけるカバー部の構成を示す正面図、断面図で示す正面図、上面図である。 本発明の第3実施例の同軸プラグにおけるカバー部の構成を示す斜視図である。 本発明の第3実施例の同軸プラグにおけるカバー部と回転シェル部との関係を示す図である。 本発明の第4実施例の同軸プラグの構成を示す断面図である。 本発明の第4実施例の同軸プラグにおけるシェル部の構成を示す正面図である。 本発明の第4実施例の同軸プラグにおけるシェル部の構成を示す断面図で示す正面図、上面図、下面図である。 本発明の第4実施例の同軸プラグにおける保持バネの構成を示す展開図、上面図、一部断面図である。 本発明の第4実施例の同軸プラグにおけるカバー部の構成を示す正面図である。 本発明の第4実施例の同軸プラグにおけるカバー部の構成を示す断面図で示す正面図、上面図、下面図である。 本発明の第5実施例の同軸プラグの構成を示す断面図、一部拡大図である。 本発明の第3実施例の同軸プラグを保安器に取り付けた状態を示す図である。 従来の同軸プラグの構成例を示す断面図である。 従来の同軸プラグの他の構成例を示す断面図である。
本発明の第1実施例である同軸プラグ1の構成を図1ないし図5に示す。図1は前方斜めから見た同軸プラグ1の構成を示す斜視図であり、図2は後方斜めから見た同軸プラグ1の構成を示す斜視図であり、図3は上方斜めから見た同軸プラグ1の構成を示す斜視図であり、図4は同軸プラグ1の構成を示す背面図であり、図5は同軸プラグ1の構成を示す断面図である。
これらの図に示す第1実施例の同軸プラグ1は、同軸ケーブル20の先端に設けられている。この場合、同軸ケーブル20の先端の外被20dとシールド導体20cが所定の長さ切除され、絶縁部20bが露出されてさらに芯線20aが絶縁部20bの先端から露出されるよう加工する。この状態の同軸ケーブル20を金属製とされた固定支持部14の下部に形成されているケーブル固定部14a内へねじ込む。そして、ケーブル固定部14aの周囲にカシメ加工を施して同軸ケーブル20を固定支持部14に固着する。固定支持部14の上部内に露出した芯線20aを細長い中心導体12の下部内に嵌挿し、絶縁支持体13のほぼ中央に形成された挿通孔内に中心導体12が挿入されるように、絶縁支持体13を中心導体12の上から被せていき、絶縁支持体13を固定支持部14の上部内に嵌挿する。
固定支持部14の外周面には、金属製の回転シェル部11が回転可能に装着されている。この場合、回転シェル部11は円筒状の円筒部11aからなり、円筒部11aの下端に形成されたカシメ部11dが内側にカシメられて、円筒部11aの内周面に形成されたリング状突起部11cとカシメ部11dとが固定支持部14の外周面の上部と下部とに係合することにより、固定支持部14から抜け出すことなく回転可能に回転シェル部11が固着されている。また、固定支持部14の外周面とこれに対面する回転シェル部11の内周面との間に第2バネ16が配置されて、回転の安定化および固定支持部14と回転シェル部11との電気的接続を確実に行っている。回転シェル部11の円筒部11aの内周面におけるリング状突起部11cの前方にネジが切られたネジ部11bが形成されている。このネジ部11bは、同軸プラグ1を同軸コネクタに装着した際に、円筒部11a内に進入した同軸コネクタにおける外部導体の外周面に形成されたネジに螺合するネジ部とされている。回転シェル部11の上部内周面には第1バネ15が配設されており、第1バネ15により同軸コネクタが保持される。
回転シェル部11の外周面の下半分には弾性を有するカバー部10が嵌合されている。カバー部10は、ゴムやエラストマー等を成形することにより作成されており、カバー部10の下端には同軸ケーブル20が導出される挿通孔10eが形成されている。同軸プラグ1は、回転シェル部11に嵌合されたカバー部10を把持して回転させることにより同軸コネクタに螺着することができ、この際に、円筒部11aのほぼ中央に配置支持されている中心導体12が、同軸コネクタ内の中心コネクタに電気的に接続され、回転シェル部11は同軸コネクタの外部導体に電気的に接続される。なお、回転シェル部11に嵌合されたカバー部10の材質は指になじむと共にその外径が大きくなるので締め付け力を強くすることができ、工具を用いることなく同軸プラグ1を同軸コネクタに確実に接続することができる。
第1実施例の同軸プラグ1のカバー部10の詳細構成を図6ないし図9に示す。図6はカバー部10の構成を示す斜視図であり、図7はカバー部10の構成を示す正面図であり、図8はカバー部10の構成を示す上面図であり、図9はカバー部の構成を断面図で示す正面図である。
これらの図に示すカバー部10は、ゴムやエラストマー等の軟質の絶縁材料を成形して作成されている。カバー部10は、指で把持する円筒状の把持部10aと、把持部10aから下方へ次第に径が小さくなるよう延伸しているテーパ部10dとを有している。把持部10aの外周面には複数本の溝部10cが形成されて、確実に把持できるようにされている。把持部10aの先端には回転シェル部11の外周面に形成されている溝部11gに嵌入するリング状の突起10fが形成されている。把持部10aの内部は回転シェル部11に嵌合する嵌合孔10bとされ、テーパ部10dの下面には同軸ケーブル20を導出させる挿通孔10eが形成されている。挿通孔10eの径は、同軸ケーブル20に対してカバー部10を回転することができるわずかな間隙が生じる径とされて、カバー部10は同軸ケーブル20にほぼ水密に嵌合されている。
次に、第1実施例の同軸プラグ1の固定支持部14の詳細構成を図10(a)(b)(c)(d)に示す。図10(a)は固定支持部14の構成を示す正面図であり、図10(b)は固定支持部14の構成を示す上面図であり、図10(c)は固定支持部14の構成を断面図で示す正面図であり、図10(d)は固定支持部14の構成を示す下面図である。
これらの図に示す固定支持部14は金属製とされて断面形状は略円形とされている。固定支持部14のほぼ上半分には径の大きい本体部14bが形成されており、本体部14bの下面にさらに径が大きくされた鍔部14dが形成されている。本体部14bは、略円筒状とされ内部に絶縁支持体13が嵌挿される収納孔14eが形成され、収納孔14eの先端にリング状のカシメ部14fが突出して形成されている。本体部14bの上部には段部14cが形成されるよう外径が若干小さく形成されている。本体部14bの下面からはケーブル固定部14aが延伸されている。ケーブル固定部14a内にはネジが設けられた挿通孔14gが形成されており、挿通孔14gの上部はテーパ状とされて内径が小さくされ、収納孔14eに連通している。
同軸ケーブル20を挿通孔14g内にねじ込むことにより、同軸ケーブル20の外被20dに挿通孔14g内のネジが喰い込むようになってケーブル固定部14aに固着され、さらに、ケーブル固定部14aの周囲にカシメ加工を施すことにより同軸ケーブル20を確実にケーブル固定部14aに固着することができる。この際に、同軸ケーブル20のシールド導体20cの先端部が挿通孔14gにおけるテーパ状の部位に当接して電気的に接続される。また、同軸ケーブル20の絶縁部20bは挿通孔14gの内径が細くされた部位に挿通され、絶縁部20bから上方へ露出されている芯線20aは収納孔14e内に位置するようになる。この芯線20aは中心導体12の下部に嵌挿され、収納孔14eに嵌挿される絶縁支持体13の挿通孔13c内に中心導体12が挿通される。これにより、中心導体12は、固定支持部14のほぼ中心軸上に配置される。そして、固定支持部14の段部14cに回転シェル部11のリング状突起部11cが係合すると共に、鍔部14dの下面に回転シェル部11のカシメ部11dが係合することにより、固定支持部14に回転シェル部11が回転可能に固着される。
次に、第1実施例の同軸プラグ1の回転シェル部11の詳細構成を図11(a)(b)(c)(d)に示す。図11(a)は回転シェル部11の構成を示す正面図であり、図11(b)は回転シェル部11の構成を示す上面図であり、図11(c)は回転シェル部11の構成を断面図で示す正面図であり、図11(d)は回転シェル部11の構成を示す下面図である。
これらの図に示す回転シェル部11は金属製とされほぼ円筒状の円筒部11aから構成されている。回転シェル部11における外周面のほぼ中央部に、カバー部10が嵌合された際にその上端に形成された突起10fが嵌合されるリング状の溝部11gが形成されている。また、回転シェル部11の上部の内側には同軸コネクタが進入可能な嵌挿孔11fが形成されており、下部の内側には固定支持部14の本体部14bが嵌入される収納部11eが形成されており、嵌挿孔11fと収納部11eとは連通されている。嵌挿孔11fの内周面には同軸コネクタを保持すると共に電気的接続を行う第1バネ15が配設されている。
円筒部11aの内周面において中央よりやや下に内方に突出するリング状突起部11cが形成されており、リング状突起部11cの上に内周面にネジが設けられて内方へ突出するリング状のネジ部11bが形成されている。このネジ部11bには同軸プラグ1に装着された同軸コネクタが螺合される。収納部11eの下端には下方へ突出するカシメ部11dが形成されており、収納部11e内に下から固定支持部14を嵌挿して、固定支持部14の段部14cにリング状突起部11cの下端を係合させる。次いで、固定支持部14の外周面と収納部11eの内周面との間に第2バネ16を配設してカシメ部11dを内方へ折り曲げるカシメ加工を施すと、図5に示すようにカシメ部11dとリング状突起部11cとの作用により固定支持部14に対して回転可能に回転シェル部11を固着することができる。
次に、第1実施例の同軸プラグ1の絶縁支持体13の詳細構成を図12(a)(b)(c)(d)に示す。図12(a)は絶縁支持体13の構成を示す正面図であり、図12(b)は絶縁支持体13の構成を断面図で示す正面図であり、図12(c)は絶縁支持体13の構成を示す上面図であり、図12(d)は絶縁支持体13の構成を示す下面図である。
これらの図に示すように絶縁支持体13は断面形状が円形とされ、絶縁性の樹脂を成形することにより作成されている。絶縁支持体13は、ほぼ円筒状の本体部13aと、本体部13aの上面から突出するよう形成された頭部13bとを有している。本体部14bの下端面から頭部13bの上端まで貫通する挿通孔13cが形成されており、この挿通孔13cの形状は中心導体12の外形形状とほぼ同じとされ、挿通孔13c内には下から中心導体12が挿通される。
次に、第1実施例の同軸プラグ1の中心導体12の詳細構成を図13(a)(b)(c)(d)に示す。図13(a)は中心導体12の構成を示す正面図であり、図13(b)は中心導体12の構成を断面図で示す正面図であり、図13(c)は中心導体12の構成を示す上面図であり、図13(d)は中心導体12の構成を示す下面図である。
これらの図に示すように中心導体12は断面形状が円形とされ、金属製とされている。中心導体12は、先が尖った細長い本体部12aと、本体部12aの下に形成された若干外径が大きくされた基部12bとを有している。基部12bには所定深さの挿着孔12cが形成されており、この挿着孔12cには同軸ケーブル20の芯線20aが挿入されて固着される。
次に、本発明の第2実施例である同軸プラグ2の構成を図14ないし図17に示す。図14は前方斜めから見た同軸プラグ2の構成を示す斜視図であり、図15は同軸プラグ2の構成を示す正面図であり、図16は後方斜めから見た同軸プラグ2の構成を示す斜視図であり、図17は同軸プラグ2の構成を示す断面図である。
これらの図に示す第2実施例の同軸プラグ2は回転することなく押し込むだけで同軸コネクタに接続できるプッシュオン式の同軸プラグとされている。同軸プラグ2は同軸ケーブル20の先端に設けられるが、図14ないし図16においては同軸ケーブル20を省略して示している。図17に示すように、同軸ケーブル20の先端の外被20dが切除され、シールド導体20cが外被20d上に折り返されている。このシールド導体20cの上から所定の長さの絶縁部20bが露出されてさらに芯線20aが絶縁部20bの先端から露出されている。この状態の同軸ケーブル20を金属製とされたシェル部31の下部に形成されているケーブル固定部31c内へ嵌挿し、ケーブル固定部31cの周囲にカシメ加工を施して同軸ケーブル20をシェル部31の下部に固着する。また、シェル部31の円筒部31a内に露出した芯線20aを細長い中心導体32の下部内に嵌挿し、絶縁支持体34のほぼ中央に形成された挿通孔内に中心導体32が挿入されるように、絶縁支持体34を中心導体32の上から被せていき、絶縁支持体34をシェル部31における円筒部31aの下部内に嵌挿する。これにより、中心導体32がシェル部31のほぼ中心軸上に配置される。
円筒部31aの上部の内周面には保持バネ35が配設されており、同軸プラグ2を同軸コネクタに押し込んで装着した際に、円筒部31a内に進入した同軸コネクタにおける外部導体の外周面が保持バネ35に保持されて、機械的に安定すると共に電気的に接続される。
シェル部31における円筒部31aの外周面の下半分には弾性を有するカバー部30が嵌合されている。カバー部30は、ゴムやエラストマー等を成形することにより作成されており、カバー部30の下面には同軸ケーブル20が導出される挿通孔30eが形成されている。同軸プラグ2は、シェル部31に嵌合されたカバー部30を把持して同軸コネクタに押し込んで挿着することができ、この際に、円筒部31aのほぼ中央に配置支持されている中心導体32が、同軸コネクタ内の中心コネクタに電気的に接続され、シェル部31は保持バネ35を介して同軸コネクタの外部導体に電気的に接続される。なお、シェル部31に嵌合されたカバー部30の材質は指になじむと共にその外径が大きくなるので同軸プラグ2を容易に同軸コネクタに押し込んで確実に接続することができる。
第2実施例の同軸プラグ2のカバー部30の詳細構成を図18、図19(a)(b)(c)(d)に示す。図18はカバー部30の構成を示す斜視図であり、図19(a)はカバー部30の構成を示す正面図であり、図19(b)はカバー部30の構成を示す上面図であり、図19(c)はカバー部30の構成を断面図で示す正面図であり、図19(d)はカバー部30の構成を示す下面図である。
これらの図に示すカバー部30は、ゴムやエラストマー等の軟質の絶縁材料を成形して作成されている。カバー部30は、指で把持する円筒状の把持部30aと、把持部30aからテーパ部を介して径が小さくされて下方へ延伸された絞り部30dとを有している。把持部30aの外周面には複数本の溝部30cが形成されて、確実に把持できるようにされている。把持部30aの先端にはシェル部31の外周面に形成されている段部31gに係合するリング状の突起30fが形成されている。把持部30aの内部はシェル部31に嵌合する嵌合孔30bとされ、絞り部30dの下面には同軸ケーブル20を導出させる挿通孔30eが形成されている。挿通孔30eの径は、同軸ケーブル20に対してわずかな間隙が生じる径とされて、カバー部30は同軸ケーブル20にほぼ水密に嵌合されている。
次に、第2実施例の同軸プラグ2のシェル部31の詳細構成を図21(a)(b)、図22(a)(b)に示す。図21(a)はシェル部31の構成を示す正面図であり、図21(b)はシェル部31の構成を示す上面図であり、図22(a)はシェル部31の構成を断面図で示す正面図であり、図21(b)はシェル部31の構成を示す下面図である。
これらの図に示すシェル部31は金属製とされて断面形状は略円形とされている。シェル部31のほぼ中央部は円筒状の本体部31bとされ、本体部31bから上に肉厚が薄くされて外径が若干細くされた円筒部31aが延伸するよう形成されている。円筒部31aと本体部31bとの境界部には段部31gが形成されている。本体部31bの内部には、絶縁支持体34が嵌挿される収納部31eが形成され、円筒部31aの内部には収納部31eと連通する嵌挿孔31dが形成されている。本体部31bの下面からは円筒状のケーブル固定部31cが延伸されている。
ケーブル固定部31cの内部に形成された挿通孔31f内にはシールド導体20cが外被20d上に折り返された同軸ケーブル20が下から挿通され、ケーブル固定部31cの周囲にカシメ加工を施すことにより同軸ケーブル20を確実にケーブル固定部31cに固着することができる。挿通孔31fは内径が小さくされた孔部を介して収納部31eに連通している。同軸ケーブル20のシールド導体20cは挿通孔31fの内周面に接触して電気的に接続される。また、同軸ケーブル20の絶縁部20bは挿通孔31fの内径が細くされた部位に挿通され、絶縁部20bから上方へ露出されている芯線20aは収納部31e内に位置するようになる。この芯線20aは中心導体32の下部に嵌挿され、収納部31eに嵌挿される絶縁支持体34の挿通孔34b内に中心導体32が挿通される。これにより、中心導体32は、円筒部31aおよび本体部31bのほぼ中心軸上に配置される。また、円筒部31aの内周面に接するように保持バネ35が配設される。
次に、第2実施例の同軸プラグ2の絶縁支持体34の詳細構成を図22(a)(b)(c)(d)に示す。図22(a)は絶縁支持体34の構成を示す正面図であり、図22(b)は絶縁支持体34の構成を断面図で示す正面図であり、図22(c)は絶縁支持体34の構成を示す上面図であり、図22(d)は絶縁支持体34の構成を示す下面図である。
これらの図に示すように絶縁支持体34は断面形状が円形とされ、絶縁性の樹脂を成形することにより作成されている。絶縁支持体34は、ほぼ円筒状の本体部34aからなり、本体部34aの下面から上面まで貫通する挿通孔34bが形成されており、この挿通孔34bの形状は中心導体32の外形形状とほぼ同じとされ、挿通孔34b内には下から中心導体32が挿通される。
次に、第2実施例の同軸プラグ2の保持バネ35の詳細構成を図23(a)(b)(c)(d)に示す。図23(a)は保持バネ35の構成を示す展開図であり、図23(b)は保持バネ35の構成を示す側面図であり、図23(c)は保持バネ35の構成を示す上面図である。
これらの図に示すように保持バネ35はリン青銅等の弾性を有する金属製とされている。保持バネ35は、図23(a)に示す矩形板状の本体部35aを図23(c)に示すようにほぼ円形になるよう屈曲して形成されている。板状の本体部35aは、金属板に細い縦長のスリット35bをほぼ等間隔で形成し、スリット間の膨出部35cを図23(b)に示すように本体部35aの面にほぼ垂直方向に膨出させて形成されている。このように加工された本体部35aを、図23(c)に示すようにほぼ円形に屈曲することにより、膨出部35cが内側に膨出した保持バネ35が形成される。なお、第1実施例の同軸プラグ1における第1バネ15および第2バネ16は、図23に示す保持バネ35の高さを低くした構成とされている。また、第2実施例の同軸プラグ2における中心導体32は、第1実施例の同軸プラグ1における中心導体12とほぼ同様の構成とされている。
次に、本発明の第3実施例である同軸プラグ3の構成を図24に示す。図24は第3実施例の同軸プラグ3の構成を示す断面図である。
この図に示す第3実施例の同軸プラグ3は同軸ケーブル20の先端に設けられている。この場合、同軸ケーブル20の先端の外被20dが所定の長さ切除されて、外被20dの先端から所定長さのシールド導体20cが露出されると共に、このシールド導体20c内の絶縁部20bの先端から所定の長さの芯線20aが延伸されるよう加工する。この状態の同軸ケーブル20を金属製とされた固定支持部44の下部に形成されているケーブル固定部44aから内部へ押し込む。そして、ケーブル固定部44aの周囲にカシメ加工を施して同軸ケーブル20を固定支持部44に固着する。これにより、固定支持部44から上方へ芯線20aが延伸される。
固定支持部44の外周面には、金属製の回転シェル部41が回転可能に装着されている。この場合、回転シェル部41は円筒状とされた円筒部41aからなり、円筒部41aの下端に形成されたカシメ部41dが内側にカシメられて、円筒部41aの内周面に形成されたリング状突起部41cとカシメ部41dとが固定支持部44の外周面の上部と下部とに係合することにより、固定支持部44から抜け出すことなく回転可能に回転シェル部41が固着されている。回転シェル部41における円筒部41aの内周面に形成されているリング状突起部41cの前方にネジが設けられたネジ部41bが形成されている。このネジ部41bは、同軸プラグ3を同軸コネクタに装着した際に、円筒部41a内に進入した同軸コネクタにおける外部導体の外周面に形成されたネジに螺合するネジ部とされている。
回転シェル部41の外周面のほぼ全面を覆うように弾性を有するカバー部40が嵌合されている。カバー部40は、ゴムやエラストマー等を成形することにより作成されており、カバー部40の下面には同軸ケーブル20が導出される挿通孔40eが形成されている。同軸プラグ3は、回転シェル部41に嵌合されたカバー部40を把持して回転させることにより同軸コネクタに螺着することができ、この際に、円筒部41aのほぼ中央に配置支持されている芯線20aからなる中心導体が、同軸コネクタ内の中心コネクタに電気的に接続され、回転シェル部41は同軸コネクタの外部導体に電気的に接続される。なお、回転シェル部41に嵌合されたカバー部40の材質は指になじむと共にその外径が大きくなるので締め付け力を強くすることができ、工具を用いることなく同軸プラグ1を同軸コネクタに確実に接続することができる。
第3実施例における同軸プラグ3の回転シェル部41の詳細構成を図25、図26(a)(b)(c)に示す。図25は回転シェル部41の構成を示す斜視図であり、図26(a)は回転シェル部41の構成を示す正面図であり、図26(b)は回転シェル部41の構成を断面図で示す正面図であり、図26(c)は回転シェル部41の構成を示す上面図である。
これらの図に示す回転シェル部41は金属製とされほぼ円筒状の円筒部41aから構成され、円筒部41aには嵌挿孔41fが形成されている。回転シェル部41における外周面には軸方向に伸びる断面三角状の多数の突起が形成されている。また、回転シェル部41の内側に形成されている嵌挿孔41fは同軸コネクタが取付可能とされ、下部の内側には固定支持部44の上部が嵌入される収納部41eが形成されており、嵌挿孔41fと収納部41eとは連通されている。
円筒部41aの内周面において中央よりやや下に内方に突出するリング状突起部41cが形成されており、リング状突起部41cの上に内周面にネジが設けられて内方へ突出するリング状のネジ部41bが形成されている。このネジ部41bには同軸プラグ3に装着された同軸コネクタが螺合される。収納部41eの下端には下方へ突出するカシメ部41dが形成されており、収納部41e内に下から固定支持部44を嵌挿して、固定支持部44の段部44cにリング状突起部41cの下端を係合させる。次いで、カシメ部41dを内方へ折り曲げるカシメ加工を施すと、図24に示すようにカシメ部41dとリング状突起部41cとの作用により固定支持部44に対して回転可能に回転シェル部41を固着することができる。
次に、第3実施例の同軸プラグ3の固定支持部44の詳細構成を図27(a)(b)(c)(d)に示す。図27(a)は固定支持部44の構成を示す正面図であり、図27(b)は固定支持部44の構成を断面図で示す正面図であり、図27(c)は固定支持部44の構成を示す上面図であり、図27(d)は固定支持部44の構成を示す下面図である。
これらの図に示す固定支持部44は金属製とされて断面形状は略円形とされている。固定支持部44のほぼ上半分には径の大きい本体部44bが形成されており、本体部44bの外周面の上部に段部44cが形成されるよう外径が若干小さく形成されている。本体部44bは、略円筒状とされ内部に同軸ケーブル20が挿通される上に行くほど径が狭まるテーパ部44dが形成され、テーパ部44dの内周面に挿通された同軸ケーブル20のシールド導体20cが電気的に接続されるようになる。本体部44bの下面からは円筒状のケーブル固定部44aが延伸されている。ケーブル固定部44aには挿通孔44eが形成されており、挿通孔44gの上部はテーパ部44dに連通している。
同軸ケーブル20を挿通孔44e内に挿通してケーブル固定部44aの周囲にカシメ加工を施すことにより同軸ケーブル20を確実にケーブル固定部44aに固着することができる。この際に、同軸ケーブル20のシールド導体20cがテーパ部44dの内周面に当接して電気的に接続される。また、同軸ケーブル20の絶縁部20bの上面はテーパ部44dの端に位置するようになり、絶縁部20bから上方へ芯線20aだけが延伸される。この芯線20aは、固定支持部44に回転可能に回転シェル部41が固着された際に、中心導体として回転シェル部41の嵌挿孔41fのほぼ中心軸上に位置するようになる。そして、固定支持部44の段部44cに回転シェル部41のリング状突起部41cが係合すると共に、本体部44bとケーブル固定部44aとの境界における段部に回転シェル部41のカシメ部41dが係合することにより、固定支持部44に回転シェル部41が回転可能に固着される。
次に、第3実施例の同軸プラグ3のカバー部40の詳細構成を図28(a)(b)(c)、図29に示す。図28(a)はカバー部40の構成を示す正面図であり、図28(b)はカバー部40の構成を断面図で示す正面図であり、図28(c)はカバー部40の構成を示す上面図であり、図29はカバー部40の構成を示す斜視図である。
これらの図に示すカバー部40は、ゴムやエラストマー等の軟質の絶縁材料を成形して作成されている。カバー部40は、指で把持する円筒状の把持部40aと、把持部40aから次第に径が小さくされて下方へ延伸されたテーパ部40bとを有している。把持部40aの内周面にはローレット部40cが形成されて多数の軸方向に伸びる溝が形成されている。把持部40aおよびテーパ部40bの内部空間は回転シェル部41を収納する収納部40dとされ、テーパ部40bの下面には同軸ケーブル20を導出させる挿通孔40eが形成されている。挿通孔40eの径は、同軸ケーブル20に対してカバー部40を回転することができるわずかな間隙が生じる径とされて、カバー部40は同軸ケーブル20にほぼ水密に嵌合されている。図30に示すように、同軸ケーブル20に挿通したカバー部40を回転シェル部41に嵌合すると、カバー部40に形成されているローレット部40cが回転シェル部41の外周面に形成されている断面三角状の多数の突起に係合するようになる。これにより、第3実施例の同軸プラグ3を同軸コネクタに取り付けようとカバー部40を把持して回転させた際に、カバー部40が滑ることなく回転シェル部41を確実に回転させて同軸コネクタに強固に螺着することができる。
次に、本発明の第4実施例である同軸プラグ4の構成を図31に示す。図31は同軸プラグ4の構成を示す断面図である。
この図に示す第4実施例の同軸プラグ4は回転することなく押し込むだけで同軸コネクタに接続できるプッシュオン式の同軸プラグとされている。第4実施例の同軸プラグ4は同軸ケーブル20の先端に設けられている。この場合、同軸ケーブル20の先端の外被20dが所定の長さ切除されて、外被20dの先端から所定長さのシールド導体20cが露出されると共に、このシールド導体20c内の絶縁部20bの先端から所定の長さの芯線20aが延伸されるよう加工する。この状態の同軸ケーブル20を金属製とされたシェル部51の下部に形成されているケーブル固定部51bから内部へ押し込む。そして、ケーブル固定部51bの周囲にカシメ加工を施して同軸ケーブル20をシェル部51に固着する。これにより、シェル部51における本体部51aの嵌挿孔51c内に芯線20aが位置するようになり、芯線20aは本体部51aのほぼ中心軸上に配置されるようになる。
本体部51aの嵌挿孔51cの内周面には保持バネ52が配設されており、同軸プラグ4を同軸コネクタに押し込んで装着した際に、本体部51a内に進入した同軸コネクタにおける外部導体の外周面が保持バネ52に保持されて、機械的に安定すると共に電気的に接続される。
シェル部51の外周面のほぼ全面を覆うように弾性を有するカバー部50が嵌合されている。カバー部50は、ゴムやエラストマー等を成形することにより作成されており、カバー部50の下面には同軸ケーブル20が導出される挿通孔50dが形成されている。同軸プラグ4は、シェル部51に嵌合されたカバー部50を把持して同軸コネクタに押し込んで挿着することができ、この際に、本体部51aのほぼ中央に配置支持されている芯線20aからなる中心導体が、同軸コネクタ内の中心コネクタに電気的に接続され、シェル部51は保持バネ52を介して同軸コネクタの外部導体に電気的に接続される。なお、シェル部51に嵌合されたカバー部50の材質は指になじむと共にその外径が大きくなるので同軸プラグ4を容易に同軸コネクタに押し込んで確実に接続することができる。
第4実施例の同軸プラグ4のシェル部51の詳細構成を図32、図33(a)(b)(c)に示す。図32はシェル部51の構成を示す正面図であり、図33(a)はシェル部51の構成を断面図で示す正面図であり、図33(b)はシェル部51の構成を示す上面図であり、図33(c)はシェル部51の構成を示す下面図である。
これらの図に示すシェル部51は金属製とされて断面形状は略円形とされている。シェル部51は本体部51aと、本体部51aの下面から延伸するよう形成されたケーブル固定部51bとから構成されている。本体部51aの上部の内部には内径の大きくされた嵌挿孔51cが形成されており、嵌挿孔51cに連通する径が細くされていると共に下方へ向かって径が次第に大きくされたテーパ部51dが形成されている。嵌挿孔51cは、同軸プラグ4が装着される同軸コネクタが進入する孔部とされ、テーパ部51dは、同軸ケーブル20が下から挿通される孔部とされている。本体部51aの下面からは円筒状のケーブル固定部51bが延伸されている。
ケーブル固定部51bの内部には挿通孔51eが形成されており、挿通孔51eは本体部51aに形成されているテーパ部51dに連通している。挿通孔51e内には、下から上部のシールド導体20cが露出された同軸ケーブル20が挿通され、ケーブル固定部51bの周囲にカシメ加工が施されることにより同軸ケーブル20がケーブル固定部51bに固着されるようになる。この際に、同軸ケーブル20のシールド導体20cはテーパ部51dの内周面に接触して電気的に接続される。また、同軸ケーブル20の絶縁部20bから上方へ露出されている芯線20aは、本体部51aに形成されている嵌挿孔51cのほぼ中心軸上に配置されるようになる。さらに、本体部51aの嵌挿孔51cの内周面に接するように保持バネ52が配設される。
次に、第4実施例の同軸プラグ4の保持バネ52の詳細構成を図34(a)(b)(c)に示す。図34(a)は保持バネ52の構成を示す展開図であり、図34(b)は保持バネ52の構成を示す側面図であり、図34(c)は保持バネ52の構成を示す上面図である。
これらの図に示すように保持バネ52はリン青銅等の弾性を有する金属製とされている。保持バネ52は、図34(a)に示す矩形板状の本体部52aを図34(c)に示すようにほぼ円形になるよう屈曲して形成されている。板状の本体部52aは、金属板に細い縦長のスリット52bをほぼ等間隔で形成し、スリット間の膨出部52cを図34(b)に示すように本体部52aの面にほぼ垂直方向に膨出させて形成されている。このように加工された本体部52aを、図34(c)に示すようにほぼ円形に屈曲することにより、膨出部52cが内側に膨出した保持バネ52が形成される。
次に、第4実施例の同軸プラグ4のカバー部50の詳細構成を図35、図36(a)(b)(c)に示す。図35はカバー部50の構成を示す正面図であり、図36(a)はカバー部50の構成を断面図で示す正面図であり、図36(b)はカバー部50の構成を示す上面図であり、図36(c)はカバー部50の構成を示す下面図である。
これらの図に示すカバー部50は、ゴムやエラストマー等の軟質の絶縁材料を成形して作成されている。カバー部50は、指で把持する円筒状の把持部50aと、把持部50aから次第に径が小さくされて下方へ延伸されたテーパ部50bとを有している。把持部50aおよびテーパ部50bの内部空間は、カバー部50をシェル部51に嵌合した際のシェル部51を収納する収納部50cとされ、テーパ部50bの下面には同軸ケーブル20を導出させる挿通孔50dが形成されている。挿通孔50dの径は、同軸ケーブル20に対してわずかな間隙が生じる径とされて、カバー部50は同軸ケーブル20にほぼ水密に嵌合されている。
本発明の第5実施例である同軸プラグ5の構成を図37(a)(b)に示す。図37(a)は同軸プラグ5の構成を示す断面図であり、図37(b)は同軸プラグ5の構成を一部拡大して示す断面図である。
これらの図に示す第5実施例の同軸プラグ5は、第3実施例の同軸プラグ3のカバー部40をカバー部60とした構成とされ、他の構成は第3実施例の同軸プラグ3と同様とされている。そこで、カバー部60について説明すると、回転シェル部41の外周面のほぼ全面を覆うように弾性を有するカバー部60が嵌合されている。カバー部60は、ゴムやエラストマー等を成形することにより作成されており、カバー部60の下面には同軸ケーブル20が導出される挿通孔60eが形成されている。この挿通孔60eの端面に、図37(b)に示すように断面三角形状の複数のリング状突起60fが形成されており、挿通孔60e内に挿通された同軸ケーブル20の外被20dにリング状突起60fが当接するようになる。これにより、同軸ケーブル20と挿通孔60eとの間隙からカバー部60内に水が侵入することを防止することができるようになる。他の構成は、同軸プラグ3と同様とされているので、その説明は省略する。
本発明の第1実施例の同軸プラグ1ないし第5実施例の同軸プラグ5は、同軸コネクタを備える各種電子機器に取り付けるこことができるが、一例として、本発明の第3実施例の同軸プラグ3を保安器6に取り付けた状態を図38に示す。
図38において、保安器6は金属製のケース6aを有しており、ケース6aの下面には入力用および出力用の同軸コネクタ6bが2つ設けられている。図示する例では、一方の同軸コネクタ6bに同軸ケーブル20の先端に設けられた同軸プラグ3が装着されている。同軸コネクタ6bの周囲には二重とされた円筒状の二重リブ6cが設けられており、同軸プラグ3におけるカバー部40の外周面が二重リブ6cの内側のリブの内周面に当接し、この部位からの水の侵入を防止している。また、同軸ケーブル20に挿通させた防水カバーの先端を二重リブ6cの外側のリブに嵌着することによっても防水を図ることができる。
以上説明した本発明にかかる同軸プラグは、カバー部の長さを同軸ケーブルが取り付けられるケーブル固定部より長くしている。これにより、ゴムやエラストマー等の軟質の絶縁材料からなるカバー部により、同軸ケーブルが強い力で曲げを受けた際に保護する働きをする。また、本発明にかかる同軸プラグは、ブシュング部を樹脂成形することに替えて回転シェル部あるいはシェル部を覆うようにカバー部を嵌合するだけで組み立てられることから、簡易に製造することができ、製造コストを低減させ小型化することができるようになる。なお、ブシュング部が樹脂成形された従来の同軸プラグにおいては、同軸プラグの先端からブシュング部の下端までの長さが40mmを超えていたが、本発明にかかる同軸プラグにおいては約20mm〜約25mmと短くすることができる。
また、本発明にかかる同軸プラグにおいては、第3実施例のカバー部の内周面にローレット部を形成して回転シェル部の外周面に係合させるようにしたが、他の実施例の同軸プラグにおいても同様の構成としても良い。さらに、第2実施例ないし第5実施例の同軸プラグにおいて、第1実施例と同様にケーブル固定部における挿通孔内にネジを設けて、同軸ケーブルを挿通孔内にねじ込むようにしても良い。
1 同軸プラグ、2 同軸プラグ、3 同軸プラグ、4 同軸プラグ、5 同軸プラグ、6 保安器、6a ケース、6b 同軸コネクタ、6c 二重リブ、10 カバー部、10a 把持部、10b 嵌合孔、10c 溝部、10d テーパ部、10e 挿通孔、10f 突起、11 回転シェル部、11a 円筒部、11b ネジ部、11c リング状突起部、11d カシメ部、11e 収納部、11f 嵌挿孔、11g 溝部、12 中心導体、12a 本体部、12b 基部、12c 挿着孔、13 絶縁支持体、13a 本体部、13b 頭部、13c 挿通孔、14 固定支持部、14a ケーブル固定部、14b 本体部、14c 段部、14d 鍔部、14e 収納孔、14f カシメ部、14g 挿通孔、15 第1バネ、16 第2バネ、20 同軸ケーブル、20a 芯線、20b 絶縁部、20c シールド導体、20d 外被、30 カバー部、30a 把持部、30b 嵌合孔、30c 溝部、30d 絞り部、30e 挿通孔、30f 突起、31 シェル部、31a 円筒部、31b 本体部、31c ケーブル固定部、31d 嵌挿孔、31e 収納部、31f 挿通孔、31g 段部、32 中心導体、34 絶縁支持体、34a 本体部、34b 挿通孔、35 保持バネ、35a 本体部、35b スリット、35c 膨出部、40 カバー部、40a 把持部、40b テーパ部、40c ローレット部、40d 収納部、40e 挿通孔、41 回転シェル部、41a 円筒部、41b ネジ部、41c リング状突起部、41d カシメ部、41e 収納部、41f 嵌挿孔、44 固定支持部、44a ケーブル固定部、44b 本体部、44c 段部、44d テーパ部、44e 挿通孔、44g 挿通孔、50 カバー部、50a 把持部、50b テーパ部、50c 収納部、50d 挿通孔、51 シェル部、51a 本体部、51b ケーブル固定部、51c 嵌挿孔、51d テーパ部、51e 挿通孔、52 保持バネ、52a 本体部、52b スリット、52c 膨出部、60 カバー部、60e 挿通孔、60f リング状突起、100 同軸プラグ、110 グリップ部、111 回転シェル部、111a 円筒部、111b ネジ部、111c リング状突起部、111d カシメ部、111e 嵌挿孔、112 中心導体、113 絶縁支持体、114 固定支持部、114a ケーブル固定部、115 ブシュング部、120 同軸ケーブル、120a 芯線、120c シールド導体、130 シェル部、130a 本体部、130b ケーブル固定部、130c 嵌挿孔、131 中心導体、132 保持バネ、133 ブシュング部、134 絶縁支持体、200 同軸プラグ

Claims (7)

  1. 断面形状が略円形とされており、挿通された同軸ケーブルが固定されるケーブル固定部が下部に形成され、前記同軸ケーブルの芯線の先端に装着された中心導体をほぼ中心軸上に保持する絶縁支持体が嵌合される収納孔が上部に形成されており、前記ケーブル固定部に前記同軸ケーブルが固定された際に前記同軸ケーブルのシールド導体が前記ケーブル固定部の内周面に電気的に接続される導電性の固定支持部と、
    略円筒状に形成され、下部に前記固定支持部の上部が嵌挿される収納部が形成されて、前記固定支持部に対して回転可能に固着されており、内周面に同軸コネクタが螺合されるネジ部が設けられている導電性の回転シェル部と、
    前記回転シェル部を覆うように、その外周面に嵌合されて内部に前記固定支持部が収納され、前記ケーブル固定部に固定された前記同軸ケーブルが導出される挿通孔が下端に形成されている弾性を有する絶縁性のカバー部とを備え、
    前記中心導体が前記回転シェル部のほぼ中心軸上に配置されることを特徴とする同軸プラグ。
  2. 前記固定支持部の上部の外周面と前記回転シェル部の下部の内周面との間に、導電性のバネが配設されていることを特徴とする請求項1記載の同軸プラグ。
  3. 断面形状が略円形とされており、挿通された同軸ケーブルが固定されるケーブル固定部が下部に形成され、該ケーブル固定部の上に外径が大きくされた本体部が形成されており、前記ケーブル固定部に前記同軸ケーブルが固定された際に前記同軸ケーブルのシールド導体が前記ケーブル固定部の内周面に電気的に接続される導電性の固定支持部と、
    略円筒状に形成され、下部に前記固定支持部の前記本体部が嵌挿されて前記固定支持部に対して回転可能に固着されており、内周面に同軸コネクタが螺合されるネジ部が設けられている導電性の回転シェル部と、
    前記回転シェル部を覆うように、その外周面に嵌合されて内部に前記固定支持部が収納され、前記ケーブル固定部に固定された前記同軸ケーブルが導出される挿通孔が下端に形成されている弾性を有する絶縁性のカバー部とを備え、
    前記同軸ケーブルを前記ケーブル固定部に固定した際に、前記固定支持部の上部から上方に突出した前記同軸ケーブルの芯線が前記回転シェル部のほぼ中心軸上に配置されることを特徴とする同軸プラグ。
  4. 円筒部と、該円筒部の下部から下方へ延伸され挿通された同軸ケーブルが固定されるケーブル固定部とを有し、該ケーブル固定部に前記同軸ケーブルが固定された際に前記同軸ケーブルのシールド導体が前記ケーブル固定部の内周面に電気的に接続される導電性のシェル部と、
    前記円筒部の内側の下部に嵌挿されて、前記同軸ケーブルの芯線の先端に装着された中心導体を前記円筒部のほぼ中心軸上に保持する絶縁支持体と、
    前記円筒部の内周面の上部に嵌挿されている導電性の保持バネと、
    前記シェル部を覆うようにその外周面に嵌合され、前記ケーブル固定部に固定された前記同軸ケーブルが導出される挿通孔が下端に形成されている弾性を有する絶縁性のカバー部と、
    を備えることを特徴とする同軸プラグ。
  5. 円筒状の本体部と、該本体部の下部から下方へ延伸され挿通された同軸ケーブルが固定されるケーブル固定部とを有し、該ケーブル固定部に前記同軸ケーブルが固定された際に前記同軸ケーブルのシールド導体が前記ケーブル固定部の内周面に電気的に接続される導電性のシェル部と、
    前記本体部の内側に嵌挿されている導電性の保持バネと、
    前記シェル部を覆うようにその外周面に嵌合され、前記ケーブル固定部に固定された前記同軸ケーブルが導出される挿通孔が下端に形成されている弾性を有する絶縁性のカバー部とを備え、
    前記同軸ケーブルを前記ケーブル固定部に固定した際に、前記本体部の内部に突出した前記同軸ケーブルの芯線が前記シェル部のほぼ中心軸上に配置されることを特徴とする同軸プラグ。
  6. 前記カバー部における下端に形成されている前記挿通孔の内周面に、同軸ケーブルの外周面に当接可能なリング状の突起が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の同軸プラグ。
  7. 前記回転シェル部の外周面の軸方向に多数の突起が形成されており、前記カバー部の内周面に前記突起が係合するローレット部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の同軸プラグ。
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