JP7180644B2 - 紙容器用ラミネートフィルム及びラミネート紙容器 - Google Patents
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Description
[1].紙容器用ラミネートフィルムであって、前記紙容器用ラミネートフィルムは、ポリエチレンを含む外層と、シーラント層と、を備え、前記紙容器用ラミネートフィルムのゲル分率が、30%以上である、紙容器用ラミネートフィルム。
[2].前記紙容器用ラミネートフィルムが、吸収線量20~300kGyの条件で電子線照射されたものである、[1]に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
[3].前記紙容器用ラミネートフィルムの厚さに対する、前記外層の厚さの割合が10%以上である、[1]または[2]に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
[4].前記紙容器用ラミネートフィルムが、さらに、アイオノマーを含み、かつ前記外層に隣接する機能層を備えている、[1]~[3]のいずれか1つに記載の紙容器用ラミネートフィルム。
[5].前記紙容器用ラミネートフィルムの厚さに対する、前記機能層の厚さの割合が10%以上である、[4]に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
[6].前記シーラント層が、エチレン酢酸ビニル共重合体を含む、[1]~[5]のいずれか1つに記載の紙容器用ラミネートフィルム。
[8].前記ポリエチレンが、密度0.945g/cm3以下の低密度ポリエチレンである、[1]~[7]のいずれか1つに記載の紙容器用ラミネートフィルム。
[9].前記紙容器用ラミネートフィルムが、さらに、酸素バリア層を備えている、[1]~[8]のいずれか1つに記載の紙容器用ラミネートフィルム。
[10].前記酸素バリア層が、エチレン-ビニルアルコール共重合体を含む、[9]に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
[11].前記酸素バリア層が、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体を、前記酸素バリア層の全質量の3質量%以上、25質量%以下含む、[10]に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
[12].[1]~[11]のいずれか1つに記載の紙容器用ラミネートフィルム中のシーラント層と、紙容器と、がラミネートされて構成された、ラミネート紙容器。
また、本発明のラミネート紙容器は、本発明の紙容器用ラミネートフィルム中のシーラント層と、紙容器と、がラミネートされて構成されているため、耐熱性に優れている。
紙容器用ラミネートフィルム1は、外層11を備えている。外層11は、紙容器の内容物と直接接する層である。
紙容器用ラミネートフィルム1は、アイオノマーを含み、かつ外層11に隣接する第1機能層12を備えていてもよい。
アイオノマー(以下、「ION」と記載することがある。)とは、エチレンと少量のアクリル酸又はメタクリル酸との共重合体を、酸部分と金属イオンとの塩形成によってイオン橋かけ構造にしたものを意味する。IONの分子鎖間を架橋する金属陽イオンとしてはNa+、Zn2+等があるがいずれのタイプでもよい。
樹脂成分である前記他の成分は、ION以外の樹脂である。
非樹脂成分である前記他の成分としては、例えば、当該分野で公知の添加剤が挙げられる。
第2機能層16は、紙容器用ラミネートフィルム1に成形加工性を付与し、また、紙容器用ラミネートフィルム1においてピンホールの発生を抑制する。
前記樹脂としては、例えば、ION、EMAA、EVA等が挙げられるが、IONがより好ましい。これらの樹脂は単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
前記割合が前記下限値以上であることで、低温で成形できる効果が、より高くなる。
紙容器用ラミネートフィルム1は、各層の間に接着層を備えていてもよい。接着層は、その両面に隣接する2層を接着する。
これら2箇所の接着層は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。
前記エチレン系共重合体とは、エチレンと、エチレン以外のモノマーと、の共重合体である。
前記プロピレン系共重合体とは、プロピレンと、プロピレン以外のモノマーと、の共重合体である。
前記ブテン系共重合体とは、ブテンと、ブテン以外のモノマーと、の共重合体である。
接着層15が含む接着剤は、1種のみであってもよいし、2種以上であってもよく、2種以上である場合、それらの組み合わせ及び比率は、目的に応じて任意に選択できる。
紙容器用ラミネートフィルム1は、酸素バリア層14を備えていてもよい。紙容器用ラミネートフィルム1が酸素バリア層14を備えていることにより、紙容器用ラミネートフィルム1に強い酸素バリア性(換言すると、酸素ガスの透過を抑制する性質)を付与することができる。
樹脂成分である前記他の成分は、EVOH以外の樹脂である。
非樹脂成分である前記他の成分としては、例えば、当該分野で公知の添加剤が挙げられる。
紙容器用ラミネートフィルム1は、シーラント層17を備えている。シーラント層17の、第2機能層16側とは反対側の露出面は、シール面である。すなわち、シーラント層17は、紙容器と接着する層であり、紙との接着性を有する。
樹脂成分である前記他の成分は、前記シール樹脂以外の樹脂である。
樹脂成分である前記他の成分は、1種のモノマーの重合体である単独重合体であってもよいし、2種以上のモノマーの重合体である共重合体であってもよい。
前記添加剤としては、例えば、酸化防止剤、帯電防止剤、結晶核剤、無機粒子、減粘剤、増粘剤、熱安定化剤、滑剤、赤外線吸収剤、紫外線吸収剤等が挙げられる。
前記割合が前記下限値以上であることで、紙容器用ラミネートフィルム1と紙容器との接着性がより高くなる。
紙容器用ラミネートフィルム1は、ゲル分率が30%以上である。紙容器用ラミネートフィルム1のゲル分率は、30%以上90%以下であることが好ましく、32%以上78%以下であることがより好ましく、34%以上76%以下であることがさらに好ましい。
ゲル分率(質量%)=(Z-Y)/X×100 (1)
すなわち、外層11はポリエチレンの架橋物を含んでいてもよく、第1機能層12はアイオノマーの架橋物を含んでいてもよい。
紙容器用ラミネートフィルム1は、本発明の効果を損なわない範囲内において、外層11と、第1機能層12と、接着層13と、酸素バリア層14と、接着層15と、第2機能層16と、シーラント層17と、のいずれにも該当しない、他の層を備えていてもよい。
前記他の層は、特に限定されず、目的に応じて任意に選択できる。
また、紙容器用ラミネートフィルム1は、前記他の層を備えている場合、前記他の層をそれ以外の層と接着するための接着層をさらに備えていてもよい。
本実施形態の紙容器用ラミネートフィルムは、例えば、数台の押出機を用いて、各層の形成材料となる樹脂や樹脂組成物等を溶融押出するフィードブロック法や、マルチマニホールド法等の共押出Tダイ法、空冷式又は水冷式共押出インフレーション法等により、製造できる。
本発明の一実施形態に係るラミネート紙容器は、上述の本発明の一実施形態に係る紙容器用ラミネートフィルムを備えたものである。
なお、図2において、図1に示すものと同じ構成要素には、図1の場合と同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
紙容器用ラミネートフィルム1が紙容器2への密着性に優れているため、ラミネート紙容器10においては、紙容器用ラミネートフィルム1と紙容器2との密着性が高い。また、紙容器用ラミネートフィルム1が耐熱性に優れているため、ラミネート紙容器10の耐熱性も高い。
なお、図2においては、紙容器用ラミネートフィルム1中の各層の表示を省略している。
本実施形態のラミネート紙容器は、前記紙容器を成形型にセットし、紙容器の上部に前記紙容器用ラミネートフィルムを、そのシーラント層側が紙容器に相対するように配置し、熱板で紙容器用ラミネートフィルムを205~216℃で加熱軟化させ、圧力1.0~2.5kgf、好ましくは、1.5~2.0kgfで加圧して、紙容器用ラミネートフィルムを紙容器に密着させ、その状態で5~10秒間保持し、紙容器用ラミネートフィルムと紙容器とを接着することにより、製造できる。
[実施例1]
以下に示す手順で、図1に示す構造の紙容器用ラミネートフィルム、及び、図2に示す構造のラミネート紙容器を製造した。
シーラント層を構成する樹脂として、エチレン-酢酸ビニル共重合体(エチレン:酢酸ビニルの共重合比=84:16、三井ダウポリケミカル株式会社製、V5714C)を準備した。
外層を構成する樹脂として、ポリエチレン(宇部丸善ポリエチレン製、4040FC)を準備した。
機能層を構成する物質として、アイオノマー(三井ダウポリケミカル株式会社製、1601)を準備した。
酸素バリア層を構成する樹脂として、エチレン-ビニルアルコール共重合体(三菱ケミカル株式会社製、GH3804B)を準備した。
接着層を構成する樹脂として、変性ポリオレフィン樹脂(三井化学株式会社製、NF536)を準備した。
次いで、シーラント層、機能層、接着層、酸素バリア層、接着層、機能層、及び外層を、この順で共押出成形することにより、紙容器用ラミネートフィルムを製造した。
得られた紙容器用ラミネートフィルムは、シーラント層(厚さ=24μm)、機能層(厚さ=29μm)、接着層(厚さ=8μm)、酸素バリア層(厚さ=10μm)、接着層(厚さ=8μm)、機能層(厚さ=17μm)、及び外層(厚さ=24μm)がこの順に、これらの厚さ方向において積層されて構成された、厚さが120μmのものであった。
次いで、JISK6769に準ずる方法により、紙容器用ラミネートフィルムのゲル分率を測定した。すなわち、上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを3cm×3cm(約0.09g)となるようにカットしてサンプル片を作成し、100gの400メッシュステンレス金網で包み、キシレン18ml中に110℃で24時間浸漬した。その後、ステンレス金網で包んだサンプル片を110℃で24時間、1.7kPaの圧力下で真空乾燥した後、質量を測定し、ゲル分率を求めた。ゲル分率は40%であった。
310g/m2のカード紙を折り曲げ成形して、142mm×183mm、高さ20mm、の紙容器を作成した。この紙容器を金型にセットし、上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを、そのシーラント層が紙容器に相対するように配置し、紙容器用ラミネートフィルムと紙容器を、205~216℃にて加熱し、圧力1.5kgfで加圧成形することにより、紙容器用ラミネートフィルムを紙容器に密着させ、8秒間保持することにより、紙容器用ラミネートフィルムと紙容器とを接着し、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
電子線照射の吸収線量を30kGyから60kGyに変更した点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は51%であった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
電子線照射の吸収線量を30kGyから90kGyに変更した点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は61%であった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
電子線照射の吸収線量を30kGyから120kGyに変更した点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は72%であった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
電子線照射の吸収線量を30kGyから175kGyに変更した点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は81%であった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
酸素バリア層を構成する樹脂として、ポリエチレン(宇部丸善ポリエチレン株式会社製、4040FC)を使用した点以外は、実施例5の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は78%であった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
シーラント層、機能層、接着層、酸素バリア層、接着層、及び外層を、この順で共押出成形すること以外は、実施例5の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は75%であった。
得られた紙容器用ラミネートフィルムは、シーラント層(厚さ=24μm)、機能層(厚さ=46μm)、接着層(厚さ=8μm)、酸素バリア層(厚さ=10μm)、接着層(厚さ=8μm)、及び外層(厚さ=24μm)がこの順に、これらの厚さ方向において積層されて構成された、厚さが120μmのものであった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
シーラント層、機能層、接着層、機能層、及び外層を、この順で共押出成形すること以外は、実施例5の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は72%であった。
得られた紙容器用ラミネートフィルムは、シーラント層(厚さ=24μm)、機能層(厚さ=32μm)、接着層(厚さ=8μm)、機能層(厚さ=32μm)、及び外層(厚さ=24μm)がこの順に、これらの厚さ方向において積層されて構成された、厚さが120μmのものであった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
シーラント層、機能層、及び外層を、この順で共押出成形すること以外は、実施例5の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は74%であった。
得られた紙容器用ラミネートフィルムは、シーラント層(厚さ=24μm)、機能層(厚さ=72μm)、及び外層(厚さ=24μm)がこの順に、これらの厚さ方向において積層されて構成された、厚さが120μmのものであった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
シーラント層を構成する樹脂として、エチレン-メタクリル酸共重合体(三井ダウポリケミカル株式会社製、N0903HC)を使用した点以外は、実施例5の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は80%であった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
電子線照射を行わなかった点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は17%であった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
<紙容器用ラミネートフィルムの製造>
電子線照射の吸収線量を30kGyから15kGyに変更した点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、紙容器用ラミネートフィルムを製造し、ゲル分率を測定した。ゲル分率は28%であった。
上記で得られた紙容器用ラミネートフィルムを用いた点以外は、実施例1の場合と同じ方法で、ラミネート紙容器を製造した。
実施例1~10並びに比較例1及び2のラミネート紙容器について、密着性を評価した。評価基準は下記のとおりである。
A:紙容器とラミネートフィルムが隙間なく密着している。
B:紙容器とラミネートフィルムの密着が不十分で浮きが生じている。
実施例1~10並びに比較例1及び2のラミネート紙容器について、耐熱性を評価した。
実施例1~10並びに比較例1及び2のラミネート紙容器に唐揚げ200gを入れて、電子レンジ(600W)で4分間加熱し、フィルム表面を観察した。評価基準は下記のとおりである。
A:フィルム表面に融解が無い。
B:フィルム表面が一部融解している。
2・・・紙容器
10・・・ラミネート紙容器
11・・・外層
12・・・第1機能層
13・・・接着層
14・・・酸素バリア層
15・・・接着層
16・・・第2機能層
17・・・シーラント層
Claims (10)
- 紙容器用ラミネートフィルムであって、
前記紙容器用ラミネートフィルムは、ポリエチレンを含む外層と、シーラント層と、を備え、
前記紙容器用ラミネートフィルムのゲル分率が、30%以上であり、
前記ポリエチレンが、密度0.945g/cm3以下の低密度ポリエチレンであり、
前記紙容器用ラミネートフィルムが、吸収線量20~300kGyの条件で電子線照射されたものである、紙容器用ラミネートフィルム。 - 前記紙容器用ラミネートフィルムの厚さに対する、前記外層の厚さの割合が10%以上である、請求項1に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
- 前記紙容器用ラミネートフィルムが、さらに、アイオノマーを含み、かつ前記外層に隣接する機能層を備えている、請求項1または2に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
- 前記紙容器用ラミネートフィルムの厚さに対する、前記機能層の厚さの割合が10%以上である、請求項3に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
- 前記シーラント層が、エチレン酢酸ビニル共重合体を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
- 前記紙容器用ラミネートフィルムの厚さが60μm以上である、請求項1~5のいずれか一項に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
- 前記紙容器用ラミネートフィルムが、さらに、酸素バリア層を備えている、請求項1~6のいずれか一項に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
- 前記酸素バリア層が、エチレン-ビニルアルコール共重合体を含む、請求項7に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
- 前記酸素バリア層が、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体を、前記酸素バリア層の全質量の3質量%以上、25質量%以下含む、請求項8に記載の紙容器用ラミネートフィルム。
- 請求項1~9のいずれか一項に記載の紙容器用ラミネートフィルム中のシーラント層と、紙容器と、がラミネートされて構成された、ラミネート紙容器。
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