JP7179700B2 - プラント制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はプラント制御装置に係り、特に機械学習による最適制御技術を適用するプラント制御装置に関する。
産業プラント分野では効率向上を目的に、機械学習による最適制御技術の適用を試行している。機械学習による制御では、プラント運転時に得られるプロセス値を入力として、プラント稼働状態に応じて制御方式を更新することで制御性が向上し、効率を向上させることが期待できる。
特許文献1は、機械学習による最適制御技術を適用したプラント制御装置の構成例を示している。特許文献1のプラント制御装置は、この処理内容をごく簡便に述べるならば、操作量を演算・出力する制御実行装置と制御方式を学習する制御方法学習装置から構成され、制御方法学習装置において学習した制御方式を制御実行装置に転送してプラント制御に反映したものである。
特開2019-28824号公報
機械学習に基づく制御では、制御方式を記述するデータサイズが大きくなり、データのメモリ転送、更新処理に時間がかかる。このため特許文献1の従来技術では、制御実行装置におけるプラント制御とデータ更新の並行処理が困難であるという問題がある。
このことから本発明においては、制御実行装置におけるプラント制御とデータ更新の並行処理を円滑に行うことができるプラント制御装置を提供することを目的とするものである。
以上のことから本発明においては、制御方式を記憶する第1のデータベースと、プラントのプロセス値を制御方式に従って演算しプラントの操作量を定める操作量演算部とを備える制御部と、プラントのプロセス値を用いた学習により制御方式を定める制御方式学習部と、制御方式学習部で求めた制御方式を記憶する第2のデータベースと、初期の制御方式と第2のデータベースに記憶した制御方式を比較しその差分を求める比較部を備える学習部とを備え、制御方式を記憶する第1のデータベースは少なくとも2組を備えており、第1のデータベースの一方に記憶された制御方式を用いて求めた操作量によりプラントを制御するとともに、第1のデータベースの一方を用いて求めた操作量によりプラントを制御している間に第1のデータベースの他方は比較部において求めた制御方式の差分を反映して記憶することを特徴とする。
また本発明においては、制御方式を記憶する第1のデータベースと、プラントのプロセス値を制御方式に従って演算しプラントの操作量を定める操作量演算部とを備える制御部と、プラントのプロセス値を用いた学習により制御方式を定める制御方式学習部と、制御方式学習部で求めた制御方式を記憶する第2のデータベースと、初期の制御方式と第2のデータベースに記憶した制御方式を比較しその差分を求める比較部を備える学習部とを備え、プラントを停止しているときに学習部において求めた初期の制御方式と第2のデータベースに記憶した制御方式の差分を第1のデータベースに反映して記憶することを特徴とする。
本発明によれば、制御実行装置におけるプラント制御とデータ更新の並行処理を円滑に行うことができる。
本発明の実施例1に係るプラント制御装置の構成例を示す図。 切替部Swを記述しないプラント制御装置の構成例と構成の遷移関係を示す図。 本発明の実施例2に係るプラント制御装置の構成例を示す図。 表示部42への表示内容例を示す図。 本発明の実施例3に係るプラント制御装置の構成例を示す図。 切替部Swを記述しないプラント制御装置の構成例と構成の遷移関係を示す図。 本発明の実施例4に係るプラント制御装置の構成例を示す図。
以下,本発明の実施例について、図面を用いて説明する。
実施例1は、プラント制御装置を少なくとも2組の制御部と1つの学習部により構成し、学習部は学習により知得した制御方式を一方の制御部に転送し、この間は他方の制御部によりプラントを制御する構成である。また運転実態と学習の差が大きくなった時に、適宜一方の制御部によるプラント運転に切り替え、また切り替え以降は他方の制御部に学習した知見を転送する処理を行うように運用するものである。
図1は本発明の実施例1に係るプラント制御装置の構成例を示している。図1において1はプラント制御装置3の制御対象となるプラントであり、2はプラント1における各種のプロセス値である。プラント制御装置3は、プロセス値2を入力として、最終的に操作量23または33をプラント1に与える。
プラント制御装置3は、この機能を概略的に述べると3組の計算機システムCA,CB,CCにより構成されたものということができる。
このうち計算機システムCA,CBは、プロセス値2を入力とし、制御部制御方式データベースDBA,DBBから与えられた制御部制御方式RA,RBに従って、操作量演算部22,32においてプラント1の操作量23、33を決定する制御部を構成している。制御部CA,CBは、基本的に同一装置構成とされている。
ここで、制御部CA,CBは、例えば調節機能を有して操作量を定める機能、あるいは操作手順やタイミングを定めるシーケンス機能を有しており、これらの調節機能やシーケンス機能を統合したものをここでは制御方式と称している。なお調節機能やシーケンス機能は一般には多数の機能により構成されており、互いに相関を有することが多いので、制御方式もまた多数個により形成されている。
計算機システムCCは、プロセス値2を入力とする制御方式学習部41と、学習の結果得られた制御方式を学習部制御方式RCとして記録する学習部制御方式データベースDBCと、比較部51並びに更新部52を含んで構成されている。
ここで、制御方式学習部41において実行される学習とは、学習の具体内容を特定するものではなく、特許文献1などに例示される各種の機械学習機能を利用可能である。要は、少なくともプロセス値2を入力として機械学習の結果として制御方式の新たな知見を生成することができるものであればよい。
また機械学習により制御方式の新たな知見を得るにあたり、その入力の重要な一つとして本明細書においては、プラント1からのプロセス値2を例示したが、要はプラントの運転上与えられる各種の入力、各種の出力などを総合的に学習に利用できればよいのであって、出力であるプロセス値以外に、入力側の操作量、さらにはプラントの外部環境上の情報、外部計算機システムからの各種指令などを総合的に利用するのがよい。
プラント制御装置3は、さらに3組の計算機システムCA,CB,CCによる入出力の関係を切り替える3組の切替部Sw1,Sw2,Sw3を備えている。切替部Sw1,Sw2,Sw3は、学習部CC内の更新部52により、切替制御が行われる。
このうち切替部Sw1は、2組の制御部CA,CBが与える操作量23,33の一方を選択してプラント1に与える切替機能である。図1に示す切替部Sw1の切替位置によれば、制御部CAが与える操作量23によりプラント1を制御しており、制御部CBはプラント制御上では待機状態にある。
切替部Sw2は、2組の制御部CA,CBが保持する制御方式RA,RBの一方を選択して計算機システムCC内の比較部51に与える切替機能である。図示の切替部Sw2の切替位置によれば、制御部CBが保持する制御方式RBが比較部51に与えられている。この結果比較部51は、制御部CBが保持する制御部制御方式RBと学習部CCが保持する学習部制御方式RCを比較部51において比較していることになる。
切替部Sw3は、更新部52で求めた制御方式変更部分ΔRを2組の制御部CA,CBのいずれに反映するのかを切替える機能である。図示の切替部Sw3の切替位置によれば、更新部52で求めた制御方式変更部分ΔRが、制御部CBが保持する制御方式RBに反映されている。このようにして、待機中の制御部CBが保持する制御方式RBが逐次更新をされていく。
図1において3組の切替部Sw1,Sw2,Sw3により切替配置された3組の計算機システムCA,CB,CCによる構成は、要するに二重化構成の制御部CA,CBのうち制御部CAによりプラントを制御して制御部CBを待機運転とし、学習部CCでの学習結果として求めた学習部制御方式RCと待機中の制御部CBの制御部制御方式RBの差分である制御方式変更部分ΔRを制御部CBが保持する制御方式RBに反映することを示している。
図2は、切替部Swを記述しないプラント制御装置の構成例と構成の遷移関係を示している。この図で上部に示したプラント制御装置の構成が、図1の切替部Sw1,Sw2,Sw3の配置時の構成を示している。
図2の上部に示すプラント制御装置3における上記構成は、プラント運転の初期状態に置ける構成である。この初期状態では、制御方式データベースDBA,DBB、DBCに保有する制御方式RA,RB、RCは、同一内容とされている。
然るに運転開始後にプラント運転経験が積み重なるにつれ、各種の経年劣化であるとか、種々の態様での運転経験とかに応じて、制御方式学習部41における学習内容が新たな知見の学習部制御方式RCとして得られ、徐々に制御部CBに保有する初期の制御部制御方式RBとの相違を生じてくる。この相違が多量、あるいは多数になってきたことをもって、更新部52で求めた制御方式変更部分ΔRを、制御部CBが保持する制御方式RBに反映する。
また制御方式変更部分ΔRを制御部CBに反映完了したことをもって、3組の切替部Sw1,Sw2,Sw3による切り替えを行い、3組の切替部Sw1,Sw2,Sw3により構成を変更する。この時の構成は、要するに二重化構成の制御部CA,CBのうち制御部CBによりプラントを制御して制御部CAを待機運転とし、学習部CCでの学習結果として求めた学習部制御方式RCと待機中の制御部CAの制御部制御方式RAの差分である制御方式変更部分ΔRを制御部CAが保持する制御方式RAに反映することを示している。
図2の下部には、3組の切替部Sw1,Sw2,Sw3による切り替えを行った後のプラント制御装置3の構成を、切替部Swを記述しないで示したものである。図2の構成切替は、制御方式変更部分ΔRに応じて、適宜のタイミングで順次繰り返し実行される。
以上図1に例示して述べた実施例1の構成によるプラント制御装置3は、これを簡便に述べるならば、以下のようである。プラント制御装置を、操作量を演算・出力する回路(制御部1)、制御部1のバックアップ回路(制御部2)、プロセス値から制御方式を更新する回路(学習部)に分離して構成する。学習部で更新した制御方式中のプラント状態量とプロセス値の関係(制御側)と、制御部2の制御方式中の制御側を比較し、差が大きくなった時点で学習部制御方式のデータ内容を制御2の制御部制御方式にメモリ転送、更新する。更新が完了したら、制御部2の操作量をプラントに出力するように切り替えるとともに、制御部1の制御部制御方式を比較・更新部に出力、入力するように切り替える。
図1の上記説明では、学習結果得られた制御方式と待機側の制御部における制御方式を比較して、その差分を待機側の制御部に反映しているが、ここで述べたいことは当初定めた制御方式が学習結果と乖離していることを確認できればよいということである。従って、当初定めた制御方式を保持し、あるいは類推できるものであれば、適宜の個所(例えば稼働側の制御方式データベースに保持している制御方式)から持ってくることができる。この考えは以降の実施例でも同じである。
本発明のプラント制御装置では、操作量を演算・出力する処理と、学習した制御方式をメモリ転送・更新する処理を並行して実施し、更新完了後、制御部1と制御部2を切り替えることにより、プラント制御を継続しつつ速やかに制御方式を更新できる。
なお実施例1の学習処理ならびに制御部へのデータ転送などの処理の詳細については、特許文献1に詳しく記述がされており、本発明はこの内容を応用することで実現が可能であるので、ここでの詳細説明を割愛する。
実施例2では、図1の構成においてプラント制御装置3の運転状態を外部から確認可能とすることについて説明する。
図3は、本発明の実施例2に係るプラント制御装置の構成例を示している。図3は、基本的に図1と同じ構成のプラント制御装置3であるが、新たに表示装置4が追加されている。
表示装置4は、表示制御部41とモニタなどの表示部42により構成されており、表示制御部41にはプラント制御装置3内の比較更新情報S1と切替部Sw3の切替情報S2を少なくとも入力して、プラント制御装置3の運転状態を外部から確認可能な表示情報を生成して表示部42の表示内容としている。なお比較更新情報S1とは、比較部51と更新部52での処理により得られる各種の情報であり、切替情報S2は切替部Sw3の切り替え位置に関連して得られる情報である。
図4には、表示部42への表示内容例を示している。表示部42の表示内容としては、上段に切替部Sw3の切り替え情報S2を用いて生成した「操作量を演算出力している制御回路」の別を表示し、下段にはプラント制御装置3内の比較更新情報S1を用いて生成した「制御方式学習処理のステータス」として、学習中、学習方式比較中、更新中、更新完了を区別して表示している。
以上図3、図4に例示して述べた実施例2の構成によるプラント制御装置3は、操作量の演算、出力を実施している制御部、比較更新部のステータス(待機中、制御方式比較中、更新中、切換完了)のデータを取得し、データ内容を表示装置に出力する。実施例2のプラント制御装置では、プラント管理者が制御方式の更新状況を確認できる。
実施例1、実施例2では、制御部を二重化し、制御部を切り替える方式について説明した。これに対し、実施例3では制御部全体を二重化するのではなく、最小限の部分のみを二重化して対応する方式を提案する。最小限二重化されないといけない部分は、制御方式データベースDBA,DBBである。
図5は、本発明の実施例3に係るプラント制御装置の構成例を示している。図5の構成を図1の構成と比較すると、制御部全体を二重化するのではなく、制御方式データベースDBA,DBBのみが二重化されている点と、切替部Sw1は、2組の制御部CA,CBが与える操作量23,33の一方を選択してプラント1に与える切り替え機能ではなくて、2組の制御方式データベースDBA,DBBのデータのいずれを演算部22に与えるのかを切り替える機能として採用されている点でのみ相違している。
図6には、切替部Swを記述しないプラント制御装置の構成例と構成の遷移関係を示している。この図で上部に示したプラント制御装置の構成が、図5の時の初期構成を示しており、この図の下部には切り替え後の構成が示されている。なお図6の構成と遷移についての説明は、図2と同等のものであるので、ここでの説明を割愛する。
以上述べたように、実施例3のプラント制御装置では、操作量を演算・出力する回路(制御部)において、制御方式を保存する記憶装置を、操作量の演算・出力に用いる回路(制御部制御方式1)と学習部の制御方式との比較、更新に用いる回路(制御部制御方式2)に分離する。操作量の演算・出力処理の空き時間に、学習部で更新した制御方式中のプラント状態量とプロセス値の関係(制御側)と、制御部制御方式2の制御側を比較し、差が大きくなった時点で学習部制御方式のデータ内容を制御部制御方式2にメモリ転送、更新する。更新が完了したら、制御部制御方式2を操作量演算部に出力するように切り替えるとともに、制御部制御方式1を比較・更新部に出力、入力するように切り替える。
実施例1のプラント制御装置と比較し、本発明のプラント制御装置では、一つの制御部から構成され、制御装置を低コスト化できる。
実施例1から実施例3では、少なくとも制御方式データベースを含む部分(実施例1,2では制御部、実施例3では制御方式データベース)を多重化して、一方を稼働状態、他方を待機状態として待機状態側の制御方式データベースに学習の結果得られた新しい知見としての制御方式を反映させる方式であった。
これらは一部多重化を前提とするために高コスト化することを避けられないものであったが、実施例4ではこの点を改善する。
図7は本発明の実施例4に係るプラント制御装置の構成例を示している。図4の構成を図1などの構成と比較すると、制御部CAと学習部CCが1台で構成されている。また学習部CCには新たに比較更新処理起動部53を備えている。
図7のプラント制御装置3によれば、制御部CAはプロセス値2を入力とし、制御方式データベースDBAから与えられた制御部制御方式RAに従って、操作量演算部23においてプラント1の操作量23を決定し、プラント1を制御している。
これに対し、学習部CCは、プロセス値2を入力とする制御方式学習部41における学習により得られた制御方式を学習部制御方式RCとして学習部制御方式データベースDBCに記憶する。また比較部51において、当初定めた制御方式(この場合には制御方式データベースDBAに保持された制御部制御方式RA)と、学習結果としての制御方式RCを比較する。また更新部52において制御方式変更部分ΔRを制御方式データベースDBAに反映させる処理を行う。
ただし、更新部52による制御方式データベースDBAへの反映処理は、プラント1における休止状態を比較更新処理起動部53にて確認し、プラント停止状態に置いて実行される。実施例1から実施例3ではプラント稼働中に制御方式変更部分ΔRのデータ転送を行うが、実施例3ではプラント停止中、従ってプラント制御装置の停止中に上記の制御方式変更部分ΔRのデータ転送を行うものである。
以上述べたように、実施例4のプラント制御装置では、操作量を演算・出力する回路(制御部)において、制御方式を保存する記憶装置の構成を一つとする。比較・更新部にプラントとの運転状態を入力し、プラントが停止している時間等、プラントへ操作量を出力していないタイミングで、制御部と学習部の制御方式を比較、更新する。実施例1から実施例3のプラント制御装置と比較し、実施例4のプラント制御装置では、制御部は一つの記憶装置から構成され、制御装置を低コスト化することができる。
1:プラント
2:プロセス値
3:プラント制御装置
22,32:操作量演算部
23,33:操作量
CA,CB:制御部
CC:学習部
DBA,DBB:制御部制御方式データベース
DBC:学習部制御方式データベース
Sw1,Sw2,Sw3:切替部
41:制御方式学習部
51:比較部51
52:更新部

Claims (7)

  1. 制御方式を記憶する第1のデータベースと、プラントのプロセス値を前記制御方式に従って演算しプラントの操作量を定める操作量演算部とを備える制御部と、
    プラントのプロセス値を用いた学習により制御方式を定める制御方式学習部と、前記制御方式学習部で求めた制御方式を記憶する第2のデータベースと、初期の制御方式と前記第2のデータベースに記憶した制御方式を比較しその差分を求める比較部を備える学習部とを備え、
    制御方式を記憶する前記第1のデータベースは少なくとも2組を備えており、前記第1のデータベースの一方に記憶された制御方式を用いて求めた操作量によりプラントを制御するとともに、前記第1のデータベースの一方を用いて求めた操作量によりプラントを制御している間に前記第1のデータベースの他方は前記比較部において求めた制御方式の差分を反映して記憶することを特徴とするプラント制御装置。
  2. 請求項1に記載のプラント制御装置であって、
    前記制御部は、制御方式を記憶する第1のデータベースと、プラントのプロセス値を制御方式に従って演算しプラントの操作量を定める操作量演算部とを備えた2組の制御部により構成され、一方の制御部によりプラント操作中に他方の制御部内の第1のデータベースの記憶内容を変更していることを特徴とするプラント制御装置。
  3. 請求項1に記載のプラント制御装置であって、
    前記制御部は、制御方式を記憶する2組の第1のデータベースと、プラントのプロセス値を制御方式に従って演算しプラントの操作量を定める操作量演算部とを備えた制御部により構成され、一方の前記第1のデータベースに記憶された制御方式を用いてプラント操作中に、他方の前記第1のデータベースの記憶内容を変更していることを特徴とするプラント制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプラント制御装置であって、
    前記比較部における比較を実行するときの初期の制御方式として、プラント操作に使用されていない側の前記第1のデータベースに記憶されている制御方式を用いることを特徴とするプラント制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプラント制御装置であって、
    前記比較部において求めた制御方式の差分に応じて、今まで差分を反映してきた側の第1のデータベースを用いたプラント制御に切り替え、かつ今までプラント制御に採用されてきた側の第1のデータベースに新たに生じる制御方式の差分を反映して記憶することを特徴とするプラント制御装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプラント制御装置であって、
    制御に使用されている又は使用されていない側の第1のデータベースを表示し、また学習部における学習処理の状態を表示する表示部を備えることを特徴とするプラント制御装置。
  7. 制御方式を記憶する第1のデータベースと、プラントのプロセス値を制御方式に従って演算しプラントの操作量を定める操作量演算部とを備える制御部と、
    プラントのプロセス値を用いた学習により制御方式を定める制御方式学習部と、前記制御方式学習部で求めた制御方式を記憶する第2のデータベースと、初期の制御方式と前記第2のデータベースに記憶した制御方式を比較しその差分を求める比較部を備える学習部とを備え、
    前記プラントを停止しているときに前記学習部において求めた初期の制御方式と前記第2のデータベースに記憶した制御方式の差分を前記第1のデータベースに反映して記憶することを特徴とするプラント制御装置。
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