JP7174018B2 - 通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するシステムおよび方法 - Google Patents

通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、通信の分野に関し、より詳細には、通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施することに関する。
パケットデータレイテンシは、ベンダ、オペレータ、およびエンドユーザが(たとえば、速度テストアプリケーションを介して)定期的に測定する性能メトリックのうちの1つである。レイテンシ測定は、新しいソフトウェアリリースまたはシステムコンポーネントを検証するとき、システムを配置するとき、およびシステムが商業的に運用されているときなどの、無線アクセスネットワークシステムの耐用年数のすべての段階において実施される。
Long Term Evolution(LTE)の設計を導いた1つの性能メトリックは、3GPP無線アクセス技術(RAT)の前の世代よりも短いレイテンシを提供することであった。そうすることによって、LTEは、インターネットへのより速いアクセス、およびこれらの前の世代よりも短いデータレイテンシを提供するものとして、エンドユーザによって認知される。パケットデータレイテンシは、システムの知覚応答性のために重要であるだけでなく、システムのスループットにもまた間接的に影響する。HTTP/TCPは、インターネット上で使用される、主流を占めるアプリケーションおよびトランスポートレイヤのプロトコルである。HTTP Archive(http://httparchive.org/trends.php)によれば、インターネット上でのHTTPベースのトランザクションの典型的なサイズは、数十キロバイトから1メガバイトの範囲である。この範囲において、TCPスロースタート期間は、パケットストリームの全トランスポート期間のかなりの部分になる。TCPスロースタートの間、性能は、レイテンシによって制限される。したがって、このタイプのTCPベースのデータトランザクションにわたるレイテンシを削減することによって、平均スループットを向上させることができる。
さらに、レイテンシを削減することによって、無線リソース効率性を向上させることができる。たとえば、より低いパケットデータレイテンシは、ある一定の遅延限度内で可能な送信の数を増加させることができる。したがって、より高いブロック誤り率(BLER)ターゲットをデータ送信のために使用することができ、無線リソースを解放して、システムの容量を向上させる結果となる。
パケットレイテンシを削減するための別のエリアは、データおよび関連付けられた制御シグナリングのトランスポート時間を削減することである。たとえば、LTEリリース8において、送信時間間隔(TTI)は、1つのサブフレームの長さ(すなわち、1ミリ秒)に対応する。そのような1つのTTIは、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)のケースでは、14の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルまたは単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC-FDMA)シンボル、および拡張CPのケースでは、12のOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボルを使用して構築される。LTEリリース13については、より短いTTI(すなわち、LTEリリース8TTIよりも短い)が吟味されている。これらのより短いTTIは、時間内の任意の時間長であってよく、LTEリリース8TTI(すなわち、1ミリ秒)以内であるいくつかのOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボルのリソースを含むことができる。たとえば、短いTTIの時間長は、0.5ミリ秒(すなわち、ノーマルCPの場合、7つのOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボル)であってよく、または2つのシンボルであってよい。それに応じて、短いTTIを有する物理チャネル上の送信のためなどに、通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するための向上した技法の必要性が存在する。加えて、本開示の他の望ましい特徴および特性が、付属の図面、ならびに上述の技術分野および背景技術と併せて、後続の詳細な説明および実施形態から明らかになるであろう。
この文書の背景技術の節は、当業者がその範囲および有用性を理解するのを支援するために、本開示の実施形態を技術的および運用的なコンテキストに位置付けるために提供される。したがって、明示的に特定されない限り、本明細書における記載は、単に背景技術の節に含まれることによって、先行技術であるとは認められない。
以下は、当業者に基本的な理解を提供するために、本開示の簡略化した概要を提示する。この概要は、本開示の広範な概説ではなく、本開示の実施形態の重要な/必須のエレメントを特定することも、本開示の範囲を画定することも意図していない。この概要の唯一の目的は、本明細書で開示されるいくつかの概念を、後から提示するより詳細な説明への序章として、簡略化した形態で提示することである。
簡潔に説明すると、本開示の実施形態は、通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施することに関する。一態様によれば、無線通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施する無線デバイスにおける方法が、電力制御ループに従って物理チャネル上の送信のための送信電力を決定することを含むことができ、ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定する。さらに、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔(TTI)長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存することができる。
別の態様によれば、物理チャネル上で使用可能な各TTI長は、少なくとも1つのパラメータについての異なる値に基づくことができる。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信フォーマットのうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかにさらに依存することができる。
別の態様によれば、物理チャネル上で使用可能な各送信フォーマットは、少なくとも1つのパラメータについての異なる値に基づくことができる。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータは、物理チャネル上で使用可能なTTI長ごとに異なる値を有する。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータは、物理チャネル上で使用可能な送信フォーマットごとに異なる値を有する。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長を有する物理チャネル上の送信のための電力調整に基づくことができる。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長を有する物理チャネル上の送信のための電力調整と、あらかじめ決められたTTI長を有する物理チャネル上の送信のための電力調整との比に基づくことができる。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長を有する物理チャネル上の送信におけるシンボルの数に基づくことができる。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長を有する物理チャネル上の送信におけるシンボルの数と、あらかじめ決められたTTI長を有する物理チャネル上の送信におけるシンボルの数との比に基づくことができる。
別の態様によれば、比は、
Figure 0007174018000001
として表されてよく、ここで、TTIsymbolsselectedは、選択されたTTIシンボルの数であり、TTIsymbolspredeterminedは、あらかじめ決められたTTIシンボルの数である。
別の態様によれば、比は、
Figure 0007174018000002
としてさらに表され、ここで、選択されたTTIシンボルの数は、選択されたパイロットシンボルの数(TTIpilotsymbolsselected)および選択された制御シンボルの数(TTIcontrolsymbolsselected)に対応し、あらかじめ決められたTTIシンボルの数は、あらかじめ決められたパイロットシンボルの数(TTIpilotsymbolspredetermined)およびあらかじめ決められた制御シンボルの数(TTIcontrolsymbolspredetermined)に対応する。
別の態様によれば、あらかじめ決められたパイロットシンボルの数は、6(6)であり、あらかじめ決められた制御シンボルの数は、8(8)である。
別の態様によれば、あらかじめ決められたTTIシンボルの数は、14(14)である。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長と、あらかじめ決められたTTI長との比に基づく。
別の態様によれば、比は、
Figure 0007174018000003
として表され、ここで、TTIlengthselectedは、選択されたTTI長であり、TTIlengthpredeterminedは、あらかじめ決められたTTI長である。
別の態様によれば、比は、
Figure 0007174018000004
としてさらに表され、ここで、選択されたTTI長は、選択されたパイロットシンボル長(TTIpilotlengthselected)および選択された制御シンボル長(TTIcontrollengthselected)に対応する。さらに、あらかじめ決められたTTI長は、あらかじめ決められたパイロットシンボル長(TTIpilotlengthpredetermined)およびあらかじめ決められた制御シンボル長(TTIcontrollengthpredetermined)に対応する。また、aおよびbは定数である。
別の態様によれば、あらかじめ決められたTTI長は、1ミリ秒である。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長を有する物理チャネルのためのあらかじめ決められた受信電力に基づく。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長を有する物理レイヤ上の送信のために周波数ホッピングが使用されるかどうかに依存する調整に基づく。
別の態様によれば、物理チャネルは制御チャネルである。
別の態様によれば、物理チャネルはアップリンクチャネルである。
別の態様によれば、無線通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスが、電力制御ループに従って物理チャネル上の送信のための送信電力を決定するように設定されてよい。ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定することができる。さらに、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なるTTI長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存することができる。
別の態様によれば、無線通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスが、プロセッサおよびメモリを含むことができる。さらに、メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を収容し、それによって、無線デバイスは、電力制御ループに従って物理チャネル上の送信のための送信電力を決定するように設定されてよい。ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定することができる。また、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なるTTI長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する。
別の態様によれば、無線通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスが、プロセッサおよびメモリを含む。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を収容し、それによって、無線デバイスは、電力制御ループに従って物理チャネル上の送信のための送信電力を決定するように設定され、ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定し、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔(TTI)長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信フォーマットのうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかにさらに依存する。
別の態様によれば、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長を有する物理チャネル上の送信におけるシンボルの数に基づく。
別の態様によれば、無線通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスにおける方法が、無線デバイスによって、ネットワークノードから、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔(TTI)長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する、少なくとも1つのパラメータの値の指示を受信することを含む。物理チャネル上の送信のための送信電力は、電力制御ループに従い、電力制御ループは、パラメータに基づいて送信電力を指定する。
別の態様によれば、無線通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノードにおける方法が、ネットワークノードによって、無線デバイスへと、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔(TTI)長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する、少なくとも1つのパラメータの値の指示を送信することを含む。物理チャネル上での無線デバイスによる送信のための送信電力は、電力制御ループに従い、電力制御ループは、パラメータに基づいて送信電力を指定する。
別の態様によれば、無線通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノードが、無線デバイスへと、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔(TTI)長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する、少なくとも1つのパラメータの値の指示を送信するように設定される。物理チャネル上での無線デバイスによる送信のための送信電力は、電力制御ループに従い、電力制御ループは、パラメータに基づいて送信電力を指定する。
別の態様によれば、無線通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノードが、プロセッサおよびメモリを含み、メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を収容し、それによって、ネットワークノードは、無線デバイスへと、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔(TTI)長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する、少なくとも1つのパラメータの値を送信するように設定され、物理チャネル上での無線デバイスによる送信のための送信電力は、電力制御ループに従い、電力制御ループは、パラメータに基づいて送信電力を指定する。
別の態様によれば、通信システムにおける無線デバイスを制御するためのコンピュータプログラム製品が、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶されてよい。さらに、コンピュータプログラム製品は、無線デバイス上で稼働されるとき、無線デバイスに、電力制御ループに従って物理チャネル上の送信のための送信電力を決定させることができるソフトウェア命令を含む。ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定することができる。また、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なるTTI長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存することができる。加えて、キャリアが、コンピュータプログラムを収容することができる。キャリアは、電子信号、光学信号、無線信号、またはコンピュータ可読ストレージ媒体のうちの1つであってよい。
これより、本開示の実施形態が示された付属の図面を参照して、本開示を以下でさらに十分に説明することにする。しかしながら、本開示は、本明細書に明記された実施形態に限定されるように解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が徹底した完全なものであるように、かつ、当業者に対して本開示の範囲を十分に伝えることになるように提供される。同様の数字は、全体を通して同様のエレメントを指す。
本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するためのシステムの一実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスの一実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスの別の実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスの別の実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための方法の一実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスの別の実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスによる方法の別の実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノードの一実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノードの別の実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノードの別の実施形態を示す図である。 本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノードによる方法の一実施形態を示す図である。 1ミリ秒アップリンク送信が実施される前に、アップリンクsTTIがスケジュールされ、クローズドループ電力制御(f(i))が更新される例を示す図である。 sTTIについてのメッセージ間の20μ秒過渡期間を示す図である。
簡潔さおよび例証目的のために、本開示は、主にその例示的な実施形態を参照することによって説明される。以下の説明において、本開示の徹底した理解を提供するために、数多くの特定の詳細が明記される。しかしながら、当業者には、これらの特定の詳細に限定することなく本開示を実践することができることは容易に明らかであろう。本説明においては、本開示を不必要に曖昧にしないように、よく知られた方法および構造は、詳細には説明されていない。
本開示は、通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施するためのシステムおよび方法を説明することを含む。たとえば、図1は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するためのシステム100の一実施形態を示す。図1において、システム100は、カバレッジエリア103を有するネットワークノード101と、無線デバイス105とを含むことができる。ネットワークノード101および無線デバイス105の各々は、互いに対して異なる信号を送ることができる。一例において、ネットワークノード101は、無線デバイス105に、信号107を送信することができる。別の例において、無線デバイス105は、ネットワークノード101に、信号107を送信することができる。信号107は、物理チャネル121上の一連の送信123a~dを含むことができる。さらに、これらの送信は、ある一定の送信時間間隔(TTI)長125を有することができる。無線デバイス105は、電力制御ループに従って、ある一定のTTI長125を有する物理チャネル121上の送信ごとに送信電力を決定することができる。電力制御ループは、少なくとも1つのパラメータ111に基づいて送信電力を指定することができる。さらに、少なくとも1つのパラメータ111の値は、物理チャネル121上で使用可能として規定された異なるTTI長のうちのどれが送信123a~dのために選択されるかに依存することができる。TTI長は、たとえば、無線デバイスの設定または能力に従って、無線デバイスがそのTTIで送信することができる場合に、使用可能として規定されてよい。本開示の例は、使用可能として規定されているTTI長とは関係なく規定されてもよい。
信号107は、異なるTTIを有する、物理チャネル121(たとえば、sPUCCH)上の一連の送信123a~d、および物理チャネル121(たとえば、PUCCH)上の一連の送信123a~dを含むことができる。sPUCCHは、短いまたは短縮されたPUCCH、0.5ms PUCCHのためのスロットPUCCH、1ms/6 PUCCHのためのサブスロットPUCCHなどと呼ばれることがある。1つの規定において、sPUCCHは、ノーマルPUCCH(たとえば、LTEリリース8PUCCH)の送信時間間隔(TTI)よりも少ないTTIを有するPUCCHを指すことができる。たとえば、ノーマルPUCCHは、1ミリ秒のTTIを有し、sPUCCHは、0.5ミリ秒のTTIを有する。別の規定において、sPUCCHは、1ミリ秒よりも少ない、または0.5ミリ秒よりも少ないTTIを有することができる。無線デバイスから送信された信号107は、アップリンクチャネルおよび/または制御チャネル(たとえば、PUCCHまたはsPUCCH)と考えられてよい。
本開示の態様は、無線通信システムにおいて物理チャネルの電力制御を実施する無線デバイスにおける方法を提供することができる。無線デバイス105は、電力制御ループに従って物理チャネル(たとえば、PUCCHまたはsPUCCH)上の送信のための送信電力を決定することができる。ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定する。少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔(TTI)長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する。パラメータの値は、送信のTTI長(たとえば、1ms、もしくは1msよりも少ない短いTTI長)、および/または送信のフォーマットに依存することができる。パラメータの値は、たとえば、ネットワークノードから受信した設定情報に基づいて、および/または、無線デバイスにシグナリングされたパラメータの値の決定を可能にする値の指示もしくは情報に基づいて、無線デバイスによって決定されてよい。パラメータの値を通信するための任意のオプションは、値の指示を送信すること/受信することと呼ばれることがある。
そのような1つの1ms TTIは、ノーマルサイクリックプレフィックスのケースでは、14のOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボルを使用することによって、および拡張サイクリックプレフィックスのケースでは、12のOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボルを使用することによって構築される。より短いTTIは、時間内の任意の時間長を有し、1msサブフレーム内にいくつかのOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボルのリソースを含むことができる。一例として、短いTTIの時間長は、たとえば、ノーマルサイクリックプレフィックスによるケースについて、0.5ms、すなわち、7つのOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボルであってよい。別の例として、短いTTIの時間長は、2つのシンボル、3つのシンボル、その他であってもよいし、または異なる短いTTI長の組合せであってもよい。
1つの規定において、電力制御ループは、無線デバイスがその送信出力電力をある一定の値に定めることを可能にする。電力制御ループは、クローズド電力制御ループおよびオープン電力制御ループのうちの少なくとも1つを含む。オープン電力制御ループは、無線デバイスが無線通信ネットワークにアクセスしているときに、無線デバイスがその送信出力電力をある一定の値に定めることを可能にする。クローズド電力制御ループは、ネットワークノードから受信した送信電力制御コマンドに基づいて、無線デバイスがその送信出力電力をある一定の値に定めることを可能にする。
図1において、ネットワークノード101は、LTE、UMTS、GSM、NB-IoT、その他、またはそれらの任意の組合せなどの1つまたは複数の通信システムをサポートするように設定されてよい。さらに、ネットワークノード101は、基地局、アクセスポイント、その他であってよい。ネットワークノード101は、無線デバイス105をサーブすることができる。無線デバイス105は、LTE、UMTS、GSM、NB-IoT、その他、またはそれらの任意の組合せなどの1つまたは複数の通信システムをサポートするように設定されてよい。
図2は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイス200の一実施形態を示す。図2において、無線デバイス200は、送信電力決定回路201を含むことができる。送信電力決定回路201は、電力制御ループに従って物理チャネル上の送信のための送信電力を決定するように設定されてよい。ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定することができる。さらに、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なるTTI長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存することができる。
いくつかの態様において、無線デバイスは、無線デバイス200をサーブしているネットワークノードなどのネットワークノードから、物理チャネルのために1つまたは複数の電力制御ループわたって少なくとも1つのパラメータの値の決定を可能にする設定情報を受信するように設定された受信機回路を含む。値は、TTIに依存することができる、すなわち、異なる送信時間間隔長について異なってよい。いくつかの態様において、無線デバイスは、電力制御ループにわたって決定された送信電力を使用して、物理チャネル上でネットワークノードに送信するように設定された送信機回路を含む。
図3は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイス300の別の実施形態を示す。図3において、無線デバイス300は、処理回路301、通信回路305、アンテナ307、その他、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。通信回路305は、任意の通信技術を介して、1つもしくは複数のネットワークノードまたは無線デバイスへと情報を送信するように、あるいは1つもしくは複数のネットワークノードまたは無線デバイスから情報を受信するように設定されてよい。この通信は、無線デバイス300の内部または外部のいずれかにある1つまたは複数のアンテナ307を使用して行われてよい。処理回路301は、メモリ303に記憶されたプログラム命令を実行することなどによって、本明細書で説明する処理(たとえば、図5または図7の方法)を実施するように設定されてよい。この点について、処理回路301は、ある一定の機能的な手段、ユニット、またはモジュールを実装することができる。
図4は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイス400の別の実施形態を示す。図4において、無線デバイス400は、(たとえば、図3における処理回路301を介して、またはソフトウェアコードを介して)さまざまな機能的な手段、ユニット、またはモジュールを実装することができる。(たとえば、図5または図7の方法を実装するための)これらの機能的な手段、ユニット、またはモジュールは、電力制御ループに従って物理チャネル上の送信のための送信電力を決定するための送信電力決定モジュール403を含むことができる。ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定することができる。さらに、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なるTTI長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存することができる。
いくつかの態様において、無線デバイス400は、異なる送信時間間隔長を有するそれぞれの物理チャネルのために、1つまたは複数のループにわたって少なくとも1つのパラメータの値を決定するための設定情報またはシグナリングを、ネットワークノードから受信するための受信モジュールまたはユニット401を含む、(たとえば、図5および図7の方法を実装するための)機能的な手段、ユニット、またはモジュールを含む。加えて、これらの機能的な手段、ユニット、またはモジュールは、電力制御ループにわたって決定された送信電力を物理チャネル上でネットワークノードに送信するための送信モジュールまたはユニットを含むことができる。
図5は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための方法500の一実施形態を示す。図5において、方法500は、たとえば、電力制御ループに従って物理チャネル上の送信のための送信電力を決定することができるブロック501で開始することができる。さらに、ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定することができる。また、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なるTTI長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する。さらなる態様において、方法500は、決定された送信電力を使用して、無線デバイスによって、物理チャネル上でネットワークノードに送信することを含むことができる。
図6は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイス600の別の実施形態を示す。いくつかの例において、無線デバイス600は、ネットワークノード、基地局(BS)、アクセスポイント(AP)、ユーザ機器(UE)、モバイルステーション(MS)、端末、セルラ電話、セルラハンドセット、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、無線電話、オーガナイザ、ハンドヘルドコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、テレビ、電化製品、ゲームデバイス、医療デバイス、ディスプレイデバイス、計量デバイスと呼ばれるか、またはなんらかの他の同様の用語で呼ばれることがある。他の例において、無線デバイス600は、一組のハードウェアコンポーネントであってもよい。図6において、無線デバイス600は、入力/出力インターフェース605に動作可能に結合されたプロセッサ601と、無線周波数(RF)インターフェース609と、ネットワーク接続インターフェース611と、ランダムアクセスメモリ(RAM)617、読み出し専用メモリ(ROM)619、ストレージ媒体621、その他を含むメモリ615と、通信サブシステム631と、電源633と、別のコンポーネント、またはそれらの任意の組合せを含むように設定されてよい。ストレージ媒体621は、オペレーティングシステム623、アプリケーションプログラム625、データ627、その他を含むことができる。特定のデバイスは、図6に示すコンポーネントのすべて、またはコンポーネントのうちのサブセットのみを利用することができ、統合化のレベルは、デバイスによって多様であってよい。さらに、特定のデバイスは、多数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機、その他などの、コンポーネントの多数のインスタンスを収容することができる。たとえば、コンピューティングデバイスは、プロセッサおよびメモリを含むように設定されてよい。
図6において、プロセッサ601は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定されてよい。プロセッサ601は、1つもしくは複数の(たとえば、ディスクリートロジック、FPGA、ASIC、その他での)ハードウェア実装ステートマシン、適切なファームウェアを伴うプログラマブルロジック、適切なソフトウェアを伴うマイクロプロセッサもしくはデジタル信号プロセッサ(DSP)などの1つもしくは複数のプログラム内蔵型汎用プロセッサ、または上の任意の組合せなどの、マシン可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶されたマシン命令を実行するように動作する任意のシーケンシャルステートマシンとして設定されてもよい。たとえば、プロセッサ601は、2つのコンピュータプロセッサを含むことができる。1つの規定において、データは、コンピュータによる使用に好適な形態での情報である。さまざまなオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せを使用して本開示の主題を実装することができることを当業者が認知するであろうことに留意することが重要である。
現在の実施形態において、入力/出力インターフェース605は、入力デバイスに、出力デバイスに、または入出力デバイスに、通信インターフェースを提供するように設定されてよい。無線デバイス600は、入力/出力インターフェース605を介して、出力デバイスを使用するように設定されてよい。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用することができることを当業者は認知するであろう。たとえば、無線デバイス600に入力を提供し、無線デバイス600からの出力を提供するために、USBポートが使用されてもよい。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであってよい。無線デバイス600は、ユーザが無線デバイス600の中に情報を取り込むことを可能にするために、入力/出力インターフェース605を介して入力デバイスを使用するように設定されてよい。入力デバイスは、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、プレゼンスセンシティブ入力デバイス、プレゼンスセンシティブディスプレイなどのディスプレイ、スクロールホイール、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、マイクロフォン、センサ、スマートカード、その他を含むことができる。プレゼンスセンシティブ入力デバイスは、ユーザからの入力を感知するための、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、マイクロフォン、センサ、その他を含むことができる。プレゼンスセンシティブ入力デバイスをディスプレイと組み合わせて、プレゼンスセンシティブディスプレイを形成することができる。さらに、プレゼンスセンシティブ入力デバイスは、プロセッサに結合されてもよい。センサは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、またはそれらの任意の組合せであってよい。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光学センサであってもよい。
図6において、RFインターフェース609は、送信機、受信機、およびアンテナなどのRFコンポーネントに、通信インターフェースを提供するように設定されてよい。ネットワーク接続インターフェース611は、ネットワーク643aに、通信インターフェースを提供するように設定されてよい。ネットワーク643aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、別の同様のネットワーク、またはそれらの任意の組合せなどの、有線通信ネットワークおよび無線通信ネットワークを包含することができる。たとえば、ネットワーク643aは、Wi-Fiネットワークであってもよい。ネットワーク接続インターフェース611は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATM、その他などの、本技術分野で知られた、または開発され得る1つまたは複数の通信プロトコルに従って、通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のノードと通信するために使用される受信機インターフェースおよび送信機インターフェースを含むように設定されてよい。ネットワーク接続インターフェース611は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的、その他)に適切な受信機および送信機の機能性を実装することができる。送信機機能および受信機機能は、回路コンポーネント、ソフトウェア、もしくはファームウェアを共有してもよいし、または代替として別々に実装されてもよい。
この実施形態において、RAM617は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなどのソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令のストレージまたはキャッシングを提供するために、バス602を介してプロセッサ601へのインターフェースを取るように設定されてよい。一例において、無線デバイス600は、少なくとも128メガバイト(128Mバイト)のRAMを含むことができる。ROM619は、コンピュータ命令またはデータを、プロセッサ601に提供するように設定されてよい。たとえば、ROM619は、不揮発性メモリに記憶されている、基本入出力(I/O)、スタートアップ、またはキーボードからのキーストロークの受信などのなどの基本システム機能のための変化しない低レベルのシステムコードまたはシステムデータであるように設定されてもよい。ストレージ媒体621は、RAM、ROM、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光学ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、フラッシュドライバなどのメモリを含むように設定されてよい。一例において、ストレージ媒体621は、オペレーティングシステム623、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、または別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム625、およびデータファイル627を含むように設定されてもよい。
図6において、プロセッサ601は、通信サブシステム631を使用して、ネットワーク643bと通信するように設定されてよい。ネットワーク643aおよびネットワーク643bは、同じネットワークであっても、または異なるネットワークであってもよい。通信サブシステム631は、ネットワーク643bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定されてよい。たとえば、通信サブシステム631は、IEEE802.xx、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMax、その他などの、本技術分野で知られた、または開発され得る1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局などの別の無線デバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定されてもよい。
別の例において、通信サブシステム631は、IEEE802.xx、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMax、その他などの、本技術分野で知られた、または開発され得る1つまたは複数の通信プロトコルに従って、ユーザ機器などの別の無線デバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定されてもよい。各トランシーバは、RANリンクに適切な送信機または受信機の機能性(たとえば、周波数割り当て、その他)をそれぞれ実装するための、送信機633または受信機635を含むことができる。さらに、各トランシーバの送信機633および受信機635は、回路コンポーネント、ソフトウェア、もしくはファームウェアを共有してもよいし、または代替として別々に実装されてもよい。
現在の実施形態において、通信サブシステム631の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、近距離無線通信、位置を決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などの位置ベースの通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。たとえば、通信サブシステム631は、セルラ通信、Wi-Fi通信、Bluetooth通信、およびGPS通信を含むことができる。ネットワーク643bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、別の同様のネットワーク、またはそれらの任意の組合せなどの、有線通信ネットワークおよび無線通信ネットワークを包含することができる。たとえば、ネットワーク643bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および近距離通信ネットワークであってもよい。電源613は、無線デバイス600のコンポーネントに、交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定されてよい。
図6において、ストレージ媒体621は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外付けハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光学ディスクドライブ、内臓ハードディスクドライブ、Blu-Ray光学ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光学ディスクドライブ、外付けミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外付けマイクロDIMM SDRAM、サブスクライバアイデンティティモジュール(SIM)もしくはリムーバブルユーザアイデンティティモジュール(RUIM)などのスマートカードメモリ、他のメモリ、またはそれらの任意の組合せなどの、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定されてよい。ストレージ媒体621は、無線デバイス600が、一時的もしくは非一時的なメモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能な命令、アプリケーションプログラム、その他にアクセスすること、データをオフロードすること、またはデータをアップロードすることを可能にすることができる。通信システムを利用するような製造物品は、コンピュータ可読媒体を含むことができるストレージ媒体621において有形に具現化されてよい。
本明細書で説明する方法の機能性は、無線デバイス600のコンポーネントのうちの1つにおいて実装されても、または無線デバイス600の多数のコンポーネントにわたって分けられてもよい。さらに、本明細書で説明する方法の機能性は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組合せで実装されてもよい。一例において、通信サブシステム631は、本明細書で説明するコンポーネントのうちのいずれかを含むように設定されてよい。さらに、プロセッサ601は、バス602を通じてそのようなコンポーネントのうちのいずれかと通信するように設定されてよい。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかは、メモリに記憶されたプログラム命令によって表されてもよく、プログラム命令は、プロセッサ601によって実行されるとき、本明細書で説明する対応する機能を実施する。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかの機能性は、プロセッサ601と通信サブシステム631との間で分けられてもよい。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかの非計算集約的な機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装されてもよく、計算集約的な機能が、ハードウェアで実装されてもよい。
図7は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するための無線デバイスによる方法700の別の実施形態を示す。図7において、方法700は、たとえば、ネットワークノードから、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する、少なくとも1つのパラメータの値を受信することを含むブロック701で開始することができる。ブロック703で、方法700は、パラメータに基づいて物理チャネルのための送信電力を決定することを含むことができる。物理チャネル上の送信のための送信電力は、電力制御ループに従い、電力制御ループは、パラメータに基づいて送信電力を指定する。ブロック705で、方法700は、電力制御ループにわたって決定された送信電力を使用して、物理チャネル上でネットワークノードに送信することを含むことができる。
図8は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネル(たとえば、アップリンク制御チャネル)の電力制御を実施するためのネットワークノード800の一実施形態を示す。図8において、ネットワークノード800は、受信機回路801、決定回路803、送信機回路805、その他、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。決定回路803は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する、少なくとも1つのパラメータの値を決定するように設定されてよい。物理チャネル上での無線デバイスによる送信のための送信電力は、電力制御ループに従い、電力制御ループは、パラメータに基づいて送信電力を指定する。
送信機回路805は、異なる送信時間間隔長を有する物理チャネル上での無線デバイスによる送信のための送信電力に対応した、少なくとも1つのパラメータの値、または値の指示、または値を提供する設定を、無線デバイスに送信するように設定される。
受信機回路801は、物理チャネル上での無線デバイスによる送信をネットワークノードによって受信するように設定されてよく、各送信は、対応する電力制御ループに従って、1つまたは複数のパラメータに基づいた送信電力を有する。
図9は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノード900の別の実施形態を示す。図9において、ネットワークノード900は、処理回路901、通信回路905、アンテナ907、その他、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。通信回路905は、任意の通信技術を介して、1つもしくは複数のネットワークノードまたは1つもしくは複数の無線デバイスに情報を送信する、あるいは1つもしくは複数のネットワークノードまたは1つもしくは複数の無線デバイスから情報を受信するように設定されてよい。この通信は、ネットワークノード900の内部または外部のいずれかにある1つまたは複数のアンテナ907を使用して行われてよい。処理回路901は、メモリ903に記憶されたプログラム命令を実行することなどによって、本明細書で説明する処理(たとえば、図11の方法)を実施するように設定されてよい。この点について、処理回路901は、ある一定の機能的な手段、ユニット、またはモジュールを実装することができる。
図10は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノード1000の別の実施形態を示す。図10において、ネットワークノード1000は、(たとえば、図9の処理回路901を介して、またはソフトウェアコードを介して)さまざまな機能的な手段、ユニット、またはモジュールを実装することができる。(たとえば、図11の方法を実装するための)これらの機能的な手段、ユニット、またはモジュールは、いずれかの例に従って説明したように、物理チャネル上で無線デバイスから受信した1つまたは複数の送信に基づいて、少なくとも1つのパラメータの値を決定するための決定モジュールまたはユニット1001を含むことができる。さらに、これらの機能的な手段、ユニット、またはモジュールは、それぞれの電力制御ループに従って、異なる送信時間間隔長を有する物理チャネル上での無線デバイスによる送信のための送信電力に対応した、少なくとも1つのパラメータの値を、無線デバイスに送信するための送信モジュールまたはユニット1003を含む。加えて、これらの機能的な手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスから、物理チャネルの各々の上の送信を受信するための受信モジュールまたはユニット1005を含むことができ、各送信は、対応する電力制御ループに従って、1つまたは複数のパラメータに基づいた送信電力を有する。
図11は、本明細書で説明するさまざまな態様に従って物理チャネルの電力制御を実施するためのネットワークノードによって実施される方法1100の一実施形態を示す。図11において、方法1100は、たとえば、無線通信システムにおけるネットワークノードにおいて、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔長のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する、少なくとも1つのパラメータの値を決定することを含むことができるブロック1101で開始することができる。物理チャネル上での無線デバイスによる送信のための送信電力は、電力制御ループに従い、電力制御ループは、パラメータに基づいて送信電力を指定する。
ブロック1103で、方法1100は、それぞれの電力制御ループに従って、異なる送信時間間隔長を有する物理チャネル上での無線デバイスによる送信のための送信電力に対応した、少なくとも1つのパラメータの値、または値の指示、または値を提供する設定を、無線デバイスに送信することを含む。ブロック1105で、方法1100は、無線デバイスから、物理チャネル上の送信を受信することを含むことができ、送信は、決定されたパラメータを含む電力制御ループに従って、1つまたは複数のパラメータに基づいた送信電力を有する。
例証および説明の目的のみのために、本開示の実施形態は、個別の無線アクセス技術を使用して、モバイル端末、無線端末、UEなどともまた交換可能に呼ばれる無線デバイスと、無線通信チャネルを通じて通信するRANにおける動作のコンテキストにおいて、またはRANに関連付けられて、本明細書で説明されることがある。より具体的には、とりわけ、時にエボルブドUMTS地上無線アクセスネットワークと呼ばれ、LTEシステムとして広く知られるE-UTRANによって現在使用されているスペクトルまたは機器を使用することにおいてNB-IoT動作についての仕様の開発に関するとき、実施形態は、NB-IoTについての仕様の開発のコンテキストにおいて説明されることがある。しかしながら、本技法は、他の無線ネットワーク、ならびにE-UTRANの後継ネットワークにも適用され得ることが認識されるであろう。したがって、LTEについて3GPP標準からの用語を使用する信号への本明細書での言及は、他のネットワークにおける同様の特性または目的を有する信号により一般的に適用するように理解すべきである。たとえば、本明細書における物理リソースブロック(PRB)は、任意の物理的もしくは仮想的な送信リソース、またはそのような送信リソースのグループを含む。すなわち、本明細書で使用されるとき、物理リソースブロックは、3GPP標準において規定される物理リソースブロックに限定はされない。
本明細書で説明されるとき、無線デバイスは、無線信号を通じて、ネットワークノードまたは(ユーザ機器(UE)などの)別の無線デバイスと通信することができる任意のタイプの無線デバイスであってよい。本開示のコンテキストにおいて、無線デバイスは、マシンツーマシン(M2M)デバイス、マシン型通信(MTC)デバイス、またはNB-IoTデバイスを指すことがあることを理解すべきである。無線デバイスはまた、UEであってもよいが、UEは、必ずしもデバイスを所有または操作する個々の人間の意味での「ユーザ」を有するわけではないことに留意すべきである。無線(wireless)デバイスはまた、無線(radio)デバイス、無線(radio)通信デバイス、無線(wireless)端末、または単に端末と呼ばれることもあり、別段コンテキストが指示しない限り、これらの用語のいずれの使用も、デバイスツーデバイスのUEもしくはデバイス、マシン型デバイスもしくはマシンツーマシン通信ができるデバイス、無線デバイスを備えたセンサ、無線対応テーブルコンピュータ、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組込み型機器(LEE)、ラップトップ搭載型機器(LME)、USBドングル、無線顧客構内機器(CPE)、その他を含むことを意図する。続く議論において、用語、マシンツーマシン(M2M)デバイス、マシン型通信(MTC)デバイス、無線センサ、およびセンサもまた使用されることがある。これらのデバイスは、UEであってもよいが、一般には、直接の人との対話なしに、データを送信または受信するように設定されていることを理解すべきである。
IoTシナリオにおいて、本明細書で説明する無線デバイスは、モニタリングまたは測定を実施し、そのようなモニタリングまたは測定の結果を別のデバイスまたはネットワークに送信するマシンもしくはデバイスであってもよいし、またはマシンもしくはデバイスに含まれていてもよい。そのようなマシンの個別の例は、電力計、工業機械、または家庭用もしくは個人用の電化製品、たとえば、冷蔵庫、テレビ、腕時計などの個人用ウェアラブル、その他である。他のシナリオにおいて、本明細書で説明する無線デバイスは、車両に含まれていてもよく、車両の運転ステータスまたは車両に関連付けられた他の機能のモニタリングまたは報告を実施することができる。
PUCCHは、異なるタイプの情報、たとえば、HARQフィードック、スケジューリング要求(SR)、CQIフィードバックを搬送するために使用することができる。異なる最大ペイロードによる異なるPUCCHフォーマットが、異なる情報のタイプを搬送することができるように規定されている。PUCCHフォーマット1/1a/1bは、HARQフィードバックおよびスケジューリング要求(SR)を送信するために好適である。
PUCCHフォーマット2は、CQI報告の送信に専用である。PUCCHフォーマット3は、UEのためにキャリアアグリゲーションが設定されるとき、多数のキャリアコンポーネントについてのHARQフィードバックをサポートする。異なる最大ペイロードによる異なるフォーマットは、sPUCCHのためにサポートされることになることを予期することができる。
PUCCHのための電力制御は、サブフレームiおよびサービングセルcについて、PUCCHフォーマット1/1a/1b/2/2a/2b/3の場合に、
Figure 0007174018000005
として、およびPUCCHフォーマット4/5の場合に、
Figure 0007174018000006
として、3GPP TS36.213で規定されており、ここで、
・PCMAX,c(i)は、最大送信電力である。
・PO_PUCCHは、ターゲットの受信電力である。
・PLは、ダウンリンクパスロス推定値である。
・h(nCQI,nHARQ,nSR)は、より大きなペイロードによるケースを反映するPUCCHフォーマット依存値である。
・MPUCCH,c(i)は、PUCCHフォーマット5の場合のリソースブロックの数であり、他のすべてのフォーマットの場合は1に等しい。
・ΔF_PUCCH(F)は、PUCCHフォーマットFとPUCCHフォーマット1aとの間のdBにおける関係である。
・ΔTF,c(i)は、3GPP TS36.213で厳密に指定された、符号化されたビットの数に依存した調整係数である。
・ΔTxD(F’)は、PUCCHのために設定されたアンテナポートの数に依存する。
・g(i)は、クローズドループ電力制御状態であり、ダウンリンクアサインメントにおいてシグナリングされたδPUCCHを使用して更新される。
アップリンク制御チャネル、とりわけ、sPUCCH送信の電力制御をサポートするための装置および方法が、以下で説明される。これらは、単純かつ効率的なやり方で達成されるように電力制御を提供する。
sPUCCHは、PUCCHの短いTTIに相当するものである。いくつかの例において、サポートされるUL TTI長ごとに規定されたsPUCCHの少なくとも1つのフォーマットが存在することになる。例示的なUL TTI長は、2つ、4つ、および7つのSC-FDMAシンボルであるが、TTIは、他の数のシンボルを収容することもある。sPUCCHのために選択されるフォーマットは、PUCCHの既存のフォーマットに基づくことができる。実施されたリンクレベルシミュレーションは、選択されたsPUCCHフォーマットとは無関係に、たとえば、ACKミス検出確率、NACK対ACKエラー確率、および/またはDTX対ACK確率に関して同様の性能に到達するためには、PUCCHと比較して、より大きなSNRがsPUCCHに求められることを強調している。sPUCCHの長さが短いほど、PUCCHに対する性能ギャップは大きい。sPUCCH電力制御は、電力制限されていないUEのために、この性能ギャップに対処する。PUCCHまたはsPUCCHへの言及は、代替としてアップリンク制御チャネルと呼ばれることがある。
上のクローズドループ電力制御方程式を、以下で説明する変更を用いて、sPUCCHに適用することができる。PUCCHについてのクローズドループ電力制御状態g(i)は、たとえば、1ms TTIのためのダウンリンクアサインメントにおいて無線デバイス300、400にシグナリングされた送信電力制御(TCP)情報δPUCCHから引き出される。sPUCCHの高速クローズドループ電力制御のために、δPUCCHはまた、sTTIのためのダウンリンクアサインメントにおいて、sPUCCHのためにシグナリングされてもよい。説明された例による送信の電力制御は、任意の例に従って、無線デバイス105、200、300、400、600によって遂行されてよい。1つまたは複数のパラメータの値の指示(これは、設定情報を提供することによってでよい)が、ネットワークノード800、900、1000のいずれかの例によるネットワークノードから、無線デバイスに送信されてよい。性能差は、上位レイヤからシグナリングされたΔF_PUCCH(F)において取り込むことができる。性能差は、フォーマット依存であり、またTTI長依存でもあり、そのためいくつかの例においては、補完パラメータが使用される。以下で説明することに加えて、h(nCQI,nHARQ,nSR)およびΔTF,c(i)は、sTTIフォーマットおよびTTI長について規定される。sPUCCHのための参照フォーマットは、PUCCHフォーマット1aであるように提唱されている。以下において、sPUCCH電力制御についてのいくつかのオプションが考えられる。
いくつかの態様において、電力制御ループに従って物理チャネル上の送信のための送信電力を決定するための方法または無線デバイスが提供され、ループは、少なくとも1つのパラメータに基づいて送信電力を指定する。少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信時間間隔(TTI)長(たとえば、短いTTI)のうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかに依存する。いくつかの例において、少なくとも1つのパラメータは、物理チャネル上で使用可能なTTI長ごとに異なる値を有する。いくつかの例において、少なくとも1つのパラメータの値は、物理チャネル上で使用可能として規定された異なる送信フォーマットのうちのどれが物理チャネル上の送信のために選択されるかにさらに依存する。いくつかの例において、少なくとも1つのパラメータは、物理チャネル上で使用可能な送信フォーマットごとに異なる値を有する。
第1の実施形態において、電力制御パラメータΔF_PUCCH(F)が、sPUCCHの異なるフォーマットおよびTTI長について規定される。sPUCCHフォーマットが単独型のフォーマットとして規定され、今日既存するPUCCHフォーマットの現在のリストに追加された場合、これがsPUCCHの所望の送信電力の事実上の制御を提供する。sPUCCHの異なるTTI長は、フォーマットの一部と考えられてよい。新しいΔF_PUCCH(F)は、新しいフォーマットごとに、すなわち、選択されたレガシーフォーマットタイプおよびTTI長の新しい変形ごとに規定されてよい。
いくつかの例示的なsTTIフォーマットにおいては、周波数ホッピングが使用されない。周波数ダイバーシティの損失を緩和するために、周波数ホッピングなしのフォーマットに定数項を追加することができる。
さらなる実施形態において、電力制御パラメータΔF_PUCCH(F)は、sPUCCHの異なるフォーマットについて規定される。さらなる、新しい、TTI長に依存した電力制御パラメータが導入され、電力制御式において他のパラメータに追加される。この例において、新しいsPUCCHフォーマットは、レガシーフォーマットに基づくように、しかし異なるTTI長で規定されてよい。この例は、周波数ホッピングなしの上で説明したケースについて、いっそうの透過性を提供することができる。
いくつかの態様において、パラメータΔF_PUCCH(F)の新しい値は次いで、フォーマットタイプごとに、たとえば、選択されたレガシーフォーマットタイプの新しい変形ごとに規定されることになり、この新しいΔF_PUCCH(F)は、すべての短いTTI長、たとえば、1ms TTIよりも短いTTI長に共通である。加えて、新しい電力制御パラメータΔTTI(TTIlength)が、考え得るTTI長ごとに電力調整を精緻化するために規定される。電力制御パラメータΔTTI(TTIlength)は、ΔF_PUCCH(F)のインスタンスにより上の電力制御方程式に含まれる。これは、TTI長の変化が、すべてのフォーマットのために求められる電力に等しく影響することが不可欠であることに留意されたい。パラメータを規定する1つのやり方は、ΔF_PUCCH(F)が所与のsTTI長によって規定されることである。TTI長依存である値を有するパラメータΔTTI(TTIlength)は、すべての他のsTTI長のために適用される。いくつかの態様において、ΔTTI(TTIlength)は、sTTI長に依存したスケーリングファクターであってもよいが、設定可能なパラメータではない。
いくつかの態様において、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長を有する物理チャネル上の送信のための電力調整に基づく。説明されるパラメータのうちのいずれかは、電力調整を提供するものと考えられてもよい。
いくつかの態様において、少なくとも1つのパラメータの値は、選択されたTTI長(たとえば、sTTI)を有する物理チャネル上の送信のための電力調整と、あらかじめ決められたTTI長(たとえば、1ms TTI)を有する物理チャネル上の送信のための電力調整との比に基づく。したがって、説明されたいずれかのパラメータであってよいパラメータの値は、1ms TTIについてのPUCCHの場合と同じ電力を、sTTIについてのsPUCCHにおいて提供する。任意の例において、選択されたTTI長は、短いTTIであっても、または、たとえば14のシンボルを有する1ms TTIであってもよい。
いくつかの態様において、電力制御パラメータのうちのいずれかの値は、選択されたTTI長(たとえば、sTTI長)を有する物理チャネル上の送信におけるシンボルの数に基づく。いくつかの態様において、少なくとも1つのパラメータ(電力制御パラメータ)の値は、選択されたTTI長(sTTI)を有する物理チャネル上の送信におけるシンボルの数と、あらかじめ決められたTTI長(1ms TTI)を有する物理チャネル上の送信におけるシンボルの数との比に基づく。いくつかの態様において、たとえば、パラメータΔTTI(TTIlength)を規定する比は、
Figure 0007174018000007
として表される。
ここで、TTIsymbolsselectedは、選択されたTTIシンボル(たとえば、sTTI)の数であり、TTIsymbolspredeterminedは、あらかじめ決められたTTIシンボル(たとえば、1ms TTIにおける)の数である。パラメータは、代替として、シンボルに関してではなく、時間の長さに関して、
Figure 0007174018000008
として表現されてもよく、ここで、TTIlengthselectedは、選択されたTTI長であり、TTIlengthpredeterminedは、あらかじめ決められたTTI長である。
この実施形態のあるバージョンでは、
Figure 0007174018000009
である。ここでのTTI長は、(s)TTIにおけるシンボルの数である。これは、sPUCCHフォーマットの受信エネルギー(すなわち、電力)が、14のシンボルを有するレガシーPUCCHフォーマットの場合と同じであることを提供する。
さらなる例において、PUCCH送信におけるいくつかのOFDMシンボルは、パイロットを送るために使用され、他のシンボルは、アップリンク制御情報(UCI)を送るために使用されることに留意されたい。いくつかの態様において、チャネル推定および復号のための異なるエネルギー要件をより細かく補うことが有益であることがある。
したがって、パラメータ、たとえば、ΔTTI(TTIlength)についての上の式の精緻化は、
Figure 0007174018000010
であってよく(または比を含んでよく)、ここで、選択されたTTIシンボルの数は、選択されたパイロットシンボルの数(TTIpilotsymbolsselected)および選択された制御シンボルの数(TTIcontrolsymbolsselected)に対応し、あらかじめ決められたTTIシンボルの数は、あらかじめ決められたパイロットシンボルの数(TTIpilotsymbolspredetermined)およびあらかじめ決められた制御シンボルの数(TTIcontrolsymbolspredetermined)に対応し、aおよびbは定数である。
時間内のTTI長に相当するものは、
Figure 0007174018000011
として表現されてよく、ここで、選択されたTTI長は、選択されたパイロットシンボル長(TTIpilotlengthselected)および選択された制御シンボル長(TTIcontrollengthselected)に対応し、あらかじめ決められたTTI長は、あらかじめ決められたパイロットシンボル長(TTIpilotlengthpredetermined)およびあらかじめ決められた制御シンボル長(TTIcontrollengthpredetermined)に対応し、aおよびbは定数である。
いくつかの態様において、この表現は、代替として以下のように規定されてもよい。
Figure 0007174018000012
ここで、Ref_UCIおよびRef pは、参照フォーマットのためにUCIおよびパイロットについて、それぞれ使用されるOFDMシンボルの数である。たとえば、PUCCHフォーマット4が参照フォーマットである場合、Ref p=2であり、Ref_UCI=12である。値aおよびbは、チャネル推定対復号性能の重要性を設定するために、または重み付けするために使用することができる定数である。参照のために使用されるPUCCHフォーマット1a/1bの場合、Ref p=6、およびRef_UCI=8である。
一実施形態において、ΔF_PUCCH(F)は、sPUCCHの異なるフォーマットについて規定される。ターゲットの受信電力PO_PUCCHの新しい値が、異なるTTI長について規定される。新しいsPUCCHフォーマットは、主に異なるTTIのために、現在のPUCCHフォーマットとは異なるターゲットの受信電力を有することになる。これは、sPUCCHフォーマットのための電力制御パラメータPO_PUCCHの新しい(すなわち、変更された)値に取り込まれ得る、または含まれてよい。いくつかの態様において、これは、ターゲットの受信電力が1ms TTI(すなわち、今日使用されているような)のためのターゲットの受信電力とは実質的に異なるようなやり方で、sPUCCHフォーマットが規定されている場合に使用されてよい。いくつかの態様において、上の第1の実施形態にあるのと同じ量の、新しい、すなわち変更された、電力制御パラメータΔF_PUCCH(F)が規定されてよい。この実施形態の変形において、同じターゲットの受信電力PO_PUCCHは、異なるsTTI長のために使用され、TTI長依存の受信電力オフセットPO_PUCCH_OFFSETが、ターゲットの受信電力を有する電力制御方程式に追加される。
一実施形態において、上の代替形態が別々の実施形態に列挙されていたとしても、解を提供するために異なる実施形態を組み合わせることもまた、代替形態である。とりわけ、上の
Figure 0007174018000013
を含む実施形態は、参照フォーマットを要し、sPUCCHフォーマットに依存する項にうまく収まることができることに留意されたい。
別の実施形態において、本明細書で説明する技法は、sPUCCH/sPUSCHのための2つのシンボルのsTTI、4つのシンボルのsTTI、および1つのスロットのsTTIに基づいた送信時間長に適用されてもよく、ここで、ダウン選択は排除されない。
別の実施形態において、本明細書で説明する技法は、sPDSCH/sPDCCH/sPUSCH/sPUCCHのための1つのスロットのsTTIに基づいた送信時間長のためのサポートを指定するLTEフレーム構造タイプ2に適用されてもよい。
sTTIについてのsPUSCHおよびsPUCCHのための電力制御方法論が以下で説明される。サブフレームiおよびサービングセルcについて、PUSCHのための電力制御は、
Figure 0007174018000014
として規定され、ここで、
Figure 0007174018000015
は、線形スケールでの最大送信電力であり、
Figure 0007174018000016
は、線形スケールで同時に送信されるPUCCHの電力であり、PUCCHが送信されない場合はゼロに等しく、
PUSCH,c(i)は、リソースブロックの数であり、
O_PUSCH,c(j)は、RRCを通じてUEにシグナリングされたターゲットの受信電力であり、
α(j)・PLは、RRCを通じてUEにシグナリングされた0≦α(j)≦1による、スケーリングされたダウンリンクパスロス推定値であり、
ΔTF,c(i)は、符号化されたビットの数に依存した調整係数であり、
(i)は、アップリンクグラントにおいてUEにシグナリングされたものから引き出されたクローズドループ電力制御である。
すべてのTTI長に対して固定して割り当てられた帯域、およびトランスポートブロックサイズ(TBS)がTTI長で線形にスケーリングされることを想定すると、PUSCHとsPUSCHとの性能の比較は、sPUSCHおよびPUSCHについての同様の信号対雑音比(SNR)で10%のブロック誤り率(BLER)が達成されることを指し示す。これは、sPUSCHに対してPUSCHの場合と同じターゲット受信電力レベルを使用することが、同様のsPUSCHおよびPUSCHの性能につながることを意味する。
それに応じて、固定して割り当てられた帯域幅およびTTI長で線形にスケーリングされたTBSを想定すると、PUSCHおよびsPUSCHは、同じまたは同様の性能を有する。結果として、sPUSCHは、PUSCHと同じやり方で電力制御されてよい。以下の方程式は、UEが電力制限されない場合に、短いTTIにおけるsPUSCH送信iのための電力制御がどのようであるかを示す。PUSCHのためにRRCを通じて設定された電力制御パラメータを、sPUSCHのために再使用することができる。これは、PUSCH送信のためにRRCを通じて設定されたパラメータPO_PUSCH,c(j)およびα(j)が、
sPUSCH,c(i)=10log10(MsPUSCH,c(i))+PO_PUSCH,c(j)+α(j)・PL+ΔTF,c(i)+f(i)
に従って、sPUSCHのための電力制御方程式において適用されることを意味する。
それに応じて、sPUSCHは、RRCを通じて設定された同じパラメータを用いて、PUSCHと同じやり方で電力制御されるべきである。
1ミリ秒TTIに対するアップリンクグラントに収容されているTPC情報δPUSCHに基づいて計算されるクローズドループパラメータ(f)に関して、UE電力をより速く補正して適切な値に収束させることができるように、sTTIに対する各アップリンクグラントにおいてそのパラメータをシグナリングすることが有益であることがある。したがって、アップリンク電力制御のクローズドループコンポーネント(f)を更新するために使用されるTPC情報は、アップリンクsTTIのアップリンクグラントに含まれる。
を計算するために、今日2つの方法が存在する。累算をアクティブにするか、アクティブにしないかである。累算をアクティブにしない場合、f(i)は、アップリンクグラントに指し示されたδPUSCHの値を直接取る。この方法は、sTTIのケースについて容易に拡張することができる。累算をアクティブにする場合、f(i)は、
(i)=f(i-1)+δPUSCH(i-KPUSCH
に従って、アップリンクグラントにおけるδPUSCHおよびその以前の値f(i-1)に従って更新される。
PUSCHは、アップリンクグラントとアップリンクデータ送信(送信)との間の遅延を表す。sTTIに対するアップリンクグラントに含まれるδPUSCHにより、ミリ秒ベースでよりもいっそう頻繁に累算が発生する。したがって、UE電力は、より速く意図された値に収束し、このことは有益である。
短いTTI UEは、PUSCHおよび/またはsPUSCHによるサブフレーム間粒度で動的にスケジュールされてよい。累算ベースの方法はf(i)をその以前の値f(i-1)に依存させるので、アップリンクsTTIの直後に続く1ミリ秒アップリンクTTIについてのf(i)の計算が、このアップリンクsTTIのために使用されるf値に基づくべきかどうかが考えられるべきであり、その逆もまた同様である。言い換えれば、1ミリ秒アップリンクTTIおよびアップリンクsTTIは、クローズドループ補正fについての同じパラメータを共有する。
異なるTTI長の間の別々のクローズドループ補正も代替形態である。しかしながら、同じRRC設定されたパラメータを用いて、PUSCHのアップリンク電力制御方程式がsPUSCHのために再使用される場合、1ミリ秒TTIに対して有効な1つのクローズドループコンポーネントと、短いTTIに対して有効な別のクローズドループコンポーネントの、別々のクローズドループコンポーネントfを有する理由は存在しない。実際、1ミリ秒アップリンクTTIとアップリンクsTTIの両方のための共通のクローズドループコンポーネントfを用いれば、1ミリ秒TTIのために使用される電力は、アップリンクsTTIの使用のおかげで、fが最も適切な値により速く収束することから利益を得ることができる。
それに応じて、共有されたクローズドループコンポーネントfは、1ミリ秒TTIおよびsTTIのアップリンク電力制御のために使用される。しかしながら、1つまたは複数のアップリンクsTTIに対するアップリンクグラントが、1ミリ秒TTIに対するアップリンクグラントの後に送られるという、図12に図示されるような状況が発生することがある。アップリンクsTTIに対するアップリンクグラントとアップリンクsTTI送信との間の遅延は、1ミリ秒TTIに対するアップリンクグラントと1ミリ秒アップリンクTTI送信との間の遅延よりも短いので、1ミリ秒TTIのアップリンクグラントにおいて指し示されたδPUSCHについての値は、時間が経ちすぎたものになる。
図12における例を初期値fc,initで考えてみると、1ミリ秒TTIに対するアップリンクグラントにおけるコマンドは、fc,init+3dBによって補正されるアップリンク電力を達成することを意図している。その間に、アップリンクsTTIはスケジュールされ、δPUSCHもまたsTTIに対するアップリンクグラントにおいてシグナリングされる。この例において、第1のアップリンクsTTI送信は、fc,init+3dBのクローズドループコンポーネントを適用する。eNBはその時、+3dBの補正が十分正確ではなかったことに気付き、第2のアップリンクsTTIに対するアップリンクグラントにおいてさらなる補正を送る。第2のアップリンクsTTIのためのクローズドループコンポーネントが、fc,init+3dB-1dBに補正される。この例において、1ミリ秒TTIのアップリンクグラントにおいて送られたδPUSCHをUEが取る場合、クローズドループコンポーネントは、fc,init+3dB-1dB+3dBに到達することになる。そうする代わりに、δPUSCHコマンドをアップリンク短TTIグラントにおいて後から受信した場合、かつf(i)の計算が累算ベースである場合には、1ミリ秒TTIのアップリンクグラントにおいて送られた古いδPUSCHをUEが無視することが、より合理的であると思われる。
それに応じて、f(i)の計算が累算ベースであれば、UEは、δPUSCHコマンドをアップリンク短TTIグラントにおいて後から受信した場合、1ミリ秒TTIのアップリンクグラントにおいて送られたδPUSCHを無視する。
PUSCHおよびsPUSCHのための電力制御メカニズムは、同じであるように提唱されているが、これらは両方ともsPUCCH電力制御の導入によって間接的に影響され、その理由は、
Figure 0007174018000017
の意味が変わることになるため、または、新しいパラメータ
Figure 0007174018000018
が、同様のメカニズムを用いて導入される必要があるためであることに留意されたい。
サブフレームiおよびサービングセルcについて、PUCCHフォーマット1/1a/1b/2/2a/2b/3のための電力制御は、以下のように記述される。
Figure 0007174018000019
ここで、
CMAX,c(i)は、最大送信電力であり、
O_PUCCHは、ターゲットの受信電力であり、
PLは、ダウンリンクパスロス推定値であり、
h(nCQI,nHARQ,nSR)は、より大きなペイロードによるケースを反映するPUCCHフォーマット依存値であり、
PUCCH,c(i)は、PUCCHフォーマット5の場合のリソースブロックの数であり、他のすべてのフォーマットの場合は1に等しく、
ΔF_PUCCH(F)は、PUCCHフォーマットFとPUCCHフォーマット1aとの間のdBにおける関係であり、
ΔTF,c(i)は、符号化されたビットの数に依存した調整係数であり、
ΔTxD(F’)は、PUCCHのために設定されたアンテナポートの数に依存し、および
g(i)は、クローズドループ電力制御状態であり、ダウンリンクアサインメントにおいてシグナリングされたδPUCCHを使用して更新される。
サブフレームiおよびサービングセルcについて、PUCCHフォーマット4/5のための電力制御は、以下のように記述される。
Figure 0007174018000020
サポートされるアップリンクTTI長ごとに規定されたsPUCCHの少なくとも1つのフォーマットが存在してよい。アップリンクTTI長は、任意の数のシンボルであってよい。たとえば、アップリンクTTI長は、2つ、4つ、および7つのSC-FDMAシンボルであってよい。選択されたsPUCCHフォーマットとは無関係に、たとえば、ACKミス検出確率、NACK対ACKエラー確率、DTX対ACK確率、その他に関して同様の性能に到達するためには、PUCCHと比較して、より大きなSNRがsPUCCHに求められることがある。PUCCHに対してより短いsPUCCHほど、sPUCCHとPUCCHとの性能ギャップは大きい。そのため、sPUCCH電力制御は、電力制限されていないUEのためにこの性能ギャップに対処することを必要とする。PUCCHについてのクローズドループ状態g(i)は、たとえば、1ミリ秒TTIのためのダウンリンクアサインメントにおいてシグナリングされたTCP情報δPUCCHから引き出される。sPUCCHの高速クローズドループ電力制御のために、sTTIのためのダウンリンクアサインメントにおいて、sPUCCHのためにδPUCCHをシグナリングすることがまた都合がよいことになる。性能差を取り込むためのあるやり方が、上位レイヤからシグナリングされるΔF_PUCCH(F)である。しかしながら、性能差は、フォーマット依存だけでなく、TTI長依存でもまたあるので、補完パラメータが必要になることがある。以下においてsPUCCH電力制御のためのいくつかのオプションが考えられる。
一実施形態において、ΔF_PUCCH(F)は、sPUCCHの異なるフォーマットおよびTTI長について規定される。新しいsPUCCHフォーマットが単独型のフォーマットとして規定され、今日既存するPUCCHフォーマットの現在のリストに追加された場合、これは、sPUCCHの所望の電力を記述するための単刀直入なアプローチである。sPUCCHの異なるTTI長はその場合、フォーマットの一部として単純に考えられてよい。新しいΔF_PUCCH(F)はその場合、新しいフォーマットごとに(たとえば、選択されたレガシーフォーマットタイプおよびTTI長の新しい変形ごとに)規定されることになる。
別の実施形態において、ΔF_PUCCH(F)は、sPUCCHの異なるフォーマットについて規定される。TTI長に依存する新しいパラメータが導入され、電力制御式において他のパラメータに追加される。新しいsPUCCHフォーマットがレガシーフォーマットに基づくように規定され、しかし異なるTTI長を有する場合、またはいっそうの透過性が望まれる場合、これは、論理的なやり方の前進である。新しいΔF_PUCCH(F)はその場合、新しいフォーマットごとに(たとえば、選択されたレガシーフォーマットタイプの新しい変形ごとに)規定されることになる。加えて、新しいパラメータΔTTI(TTI-length)が、考え得るTTI長ごとに規定される必要があることになる。これは、TTI長の変化が、すべてのフォーマットのために求められる電力に等しく影響することが不可欠であることに留意されたい。
別の実施形態において、ΔF_PUCCH(F)は、sPUCCHの異なるフォーマットについて規定される。新しいターゲット受信電力PO_PUCCHが、異なるTTI長について規定される。新しいsPUCCHフォーマットは、おおかた異なるTTI長であるために、現在のPUCCHフォーマットとは異なるターゲット受信電力を有することになる。これは、新しいsPUCCHフォーマットのための新しいPO_PUCCHにおいて取り込まれてよい。ターゲット受信電力が今日使用されているターゲット受信電力とは大きく異なるようなやり方で、sPUCCHフォーマットが規定されている場合、これは代替形態である。これは、同じ量の新しいΔF_PUCCH(F)を規定する必要性をなおもたらす可能性が最も高くなることに留意されたい。
加えて、h(nCQI,nHARQ,nSR)およびΔTF,c(i)が、新しいフォーマットおよびTTI長のために規定される必要がある。
sPUCCHのための参照フォーマットは、PUCCHフォーマット1aであるように提唱されている。いくつかの他の参照フォーマットを選択することもできるが、その場合は事態をより複雑にするだけであろう。
各異なるsTTI長内での電力優先順位付けについては、1ミリ秒TTIの場合と同じ優先順位付けが再使用されるべきである。それに応じて、各異なるsTTI長内での電力優先順位付けは、1ミリ秒TTIの場合と同じであってよい。
sTTIは、レイテンシを削減するために使用されるので、1ミリ秒TTIよりもsTTIを優先することもまた可能であり、というのは、そうすることが、最も離れた範囲までレイテンシクリティカルなsTTI送信を可能な限り早く遂行することを、確実にすることになるからである。それに応じて、電力に関しては、sTTIが1ミリ秒TTIよりも優先されてよい。
sTTI送信を1ミリ秒TTI送信よりも優先すると、sTTI送信が1ミリ秒TTI送信と同じサブフレームにスケジュールされており、かつUEが電力制限されている場合に、1ミリ秒TTI送信を潜在的に損なうことがある。このために、UEが電力制限されている場合、UEは、sTTIと一緒にマルチキャリアを使用することができない。それに応じて、電力制限されたUEは、sTTIと一緒にマルチキャリアを使用することができない。
LTEにおいては、2つの異なるタイプの電力ヘッドルーム報告が規定されている。タイプ1は、PUSCHのみの送信を想定しており、タイプ2は、PUSCHおよびPUCCH送信を想定している。サブフレームおよびキャリアごとに規定された両方のケースにおける電力ヘッドルームは、以下である。
電力ヘッドルーム=最大許容電力-推定される所望電力
最大許容電力は、設定された最大電力である。推定される所望電力は、送信電力に制約がないものと想定して、電流変調、符号化方式、チャネル、その他のために使用するために理想的な電力である。規定通り、電力ヘッドルームは、UEが電力制限されている場合、負になってよい。電力ヘッドルーム報告は、メッセージと一緒にUEによって送信され、報告は、アップリンクグラントにおいてトリガされる。
電力ヘッドルームの現在の規定は、推定される所望電力を使用して、sTTIにもまた適用される。それに応じて、sTTIのための電力ヘッドルームは、sTTI送信のための所望電力を使用して、1ミリ秒TTIの場合と同じ原理を使用して計算されてよい。さらに、sTTIにおいて送信された場合、電力ヘッドルーム報告は、その特定のsTTI長のsTTI送信に基づくことができる。
アップリンクにおけるON/OFF期間は、より短いアップリンクTTI長のためにより短くなることになるので、ON/OFFとOFF/ONとの過渡期間が顕著になることになる。これらの過渡期間は各々、20μ秒、サブフレーム長の2%を下回るように規定される。実際、20μ秒のON/OFF過渡期間のために、アップリンク送信に先行する、およびアップリンク送信の後に続くSC-FDMAシンボルは、データ送信に使用可能でないことがある。図13を参照されたい。2つのシンボルのsTTI長(すなわち、元の長さの1/7)での各20μs期間は、今やTTI長のおよそ14%である。通常、実装は20μs要件よりも大幅によい性能を発揮するので、短いTTI送信を向上させるために、ON/OFF時間マスクを厳しくすべきである。それに応じて、絶対ON/OFF時間マスクは、短いTTI長の場合に厳しくされてよい。
略記
略記 説明
BLER ブロック誤り率
CP サイクリックプレフィックス
DCI ダウンリンク制御情報
DTX 間欠送信
ePDCCH エンハンスド物理ダウンリンク制御チャネル
HTTP ハイパーテキストトランスファープロトコル
LTE Long Term Evolution
MAC メディアアクセス制御
MCS 変調符号化方式
OFDM 直交周波数分割多重アクセス
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PRB 物理リソースブロック
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RAT 無線アクセス技術
RB リソースブロック
RE リソースエレメント
RRC 無線リソース制御
SC-FDMA 単一キャリア-周波数分割多重アクセス
sPDCCH 短い物理ダウンリンク制御チャネル
sPDSCH 短い物理ダウンリンク共有チャネル
sPUCCH 短い物理アップリンク制御チャネル
sPUSCH 短い物理アップリンク共有チャネル
SF サブフレーム
TCP 送信制御プロトコル
TTI 送信時間間隔
sTTI 短い送信時間間隔
UCI アップリンク制御情報
UL アップリンク
先の詳細な説明は、本質的に説明的にすぎず、本開示、または本開示の用途および使用を限定することを意図していない。さらに、先行する使用の分野、背景技術、概要、または詳細な説明に提示されたいかなる明示的または黙示的な理論によっても縛られる意図はない。本開示は、機能上のまたは論理的なブロックエレメントに関して本明細書で説明され得るさまざまな例、実施形態、その他を提供する。本明細書で説明されるさまざまな態様は、いくつかのコンポーネント、エレメント、部材、モジュール、ノード、周辺機器、その他を含むことができる、方法、デバイス(もしくは装置)、システム、または製造物品として提示される。さらに、これらの方法、デバイス、システム、または製造物品は、追加のコンポーネント、エレメント、部材、モジュール、ノード、周辺機器、その他を含んでも、含まなくてもよい。
さらに、本明細書で説明されるさまざまな態様は、開示された主題を実装するために、コンピューティングデバイスを制御するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア(たとえば、回路)、またはそれらの任意の組合せを生み出すように、標準のプログラミング技法またはエンジニアリング技法を使用して実装されてよい。いくつかの実施形態は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、カスタマイズされたプロセッサ、およびフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの1つまたは複数の汎用または特化されたプロセッサ、ならびに本明細書で説明される方法、デバイス、およびシステムの機能のうちのいくつか、ほとんど、またはすべてを、ある一定の非プロセッサ回路と共に実装するために1つまたは複数のプロセッサを制御する一意の記憶されたプログラム命令(ソフトウェアおよびファームウェアの両方を含む)からなってよいことが認識されるであろう。代替として、いくつかの、またはすべての機能は、記憶されたプログラム命令を有さないステートマシンによって、または、各機能もしくはある一定の機能のうちのいくつかの組合せがカスタム論理回路として実装される1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)において実装されてもよい。当然ながら、その2つのアプローチの組合せが使用されてもよい。さらに、たとえば、利用可能な時間、現在の技術、および経済的考慮によって誘因される考え得る多大な取り組みおよび多くの設計選択肢にもかかわらず、本明細書に開示された概念および原理によって導かれるとき、当業者は、そのようなソフトウェア命令およびプログラム、ならびにICを、最小限の実験で容易に生成することができることが予期される。
本明細書で使用されるとき、用語「製造物品」は、任意のコンピューティングデバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図する。たとえば、コンピュータ可読媒体は、ハードディスク、フロッピーディスク、または磁気ストリップなどの磁気ストレージデバイス、コンパクトディスク(CD)、またはデジタル多用途ディスク(DVD)などの光学ディスク、スマートカード、およびカード、スティック、またはキードライブなどのフラッシュメモリデバイスを含むことができる。加えて、電子メール(e-メール)などの電子データを送受信する際、またはインターネットもしくはローカルエリアネットワーク(LAN)などのコンピュータネットワークにアクセスする際に使用されるものを含むコンピュータ可読電子データを搬送するために、キャリア波を用いることができることを認識すべきである。当然ながら、当業者は、本開示の主題の範囲または趣旨から逸脱することなく、この設定に対して多くの変更形態がなされ得ることを認知するであろう。
本明細書および実施形態の全体を通して、以下の用語は、別段コンテキストが明確に命じない限り、少なくとも本明細書で明示的に関連付けられた意味を取る。「第1の」および「第2の」、その他のなどの関係用語は、1つのエンティティまたはアクションを、別のエンティティまたはアクションから単に区別するために使用されてよく、いかなる実際のそのような関係、またはそのようなエンティティ間もしくはアクション間での順序を、必ずしも求めたりまたは含意したりはしない。用語「または」は、別段指定されない限り、または排他的な形態に向けられるようにコンテキストから明らかでない限り、包括的な「または」を意味するように意図される。さらに、用語「1つの(「a」、「an」)」および「the」は、別段指定されない限り、または単数形に向けられるようにコンテキストから明らかでない限り、1つまたは複数を意味するように意図される。用語「含む(include)」およびそのさまざまな形態は、限定はしないが、含むことを意味するように意図される。「一実施形態(「one embodiment」、「an embodiment」)」、「例示的な実施形態」、「さまざまな実施形態」、および他の同様な用語への言及は、そのように説明される開示された技術の実施形態が、個別の機能、特徴、構造、または特性を含んでもよいが、あらゆる実施形態が必ずしもその個別の機能、特徴、構造、または特性を含むわけではないことを指し示す。さらに、「一実施形態において」という語句の繰り返される使用は、必ずしも同じ実施形態を指すわけではないが、同じ実施形態を指すこともある。用語「実質的に(substantially)」、「本質的に(essentially)」、「ほぼ(approximately)」、「およそ(about)」、またはそれらの任意の他のバージョンは、当業者によって理解されるものに近いものとして規定され、非限定的な一実施形態において、その用語は10%以内であるように、別の実施形態においては5%以内であるように、別の実施形態においては1%以内であるように、および別の実施形態においては0.5%以内であるように規定される。ある一定のやり方において「設定される」デバイスまたは構造は、少なくともそのやり方で設定されるが、列挙されていないやり方でまた設定されてもよい。

Claims (13)

  1. 無線通信システムにおいて物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の電力制御を行う無線デバイスにおける方法であって、
    電力制御に従って前記物理アップリンク制御チャネル上の送信のための送信電力を決定することを含み、
    前記電力制御は、少なくとも1つのパラメータに基づいて前記送信電力を指定し、前記少なくとも1つのパラメータの値は、前記物理アップリンク制御チャネル上で可能な異なるPUCCH長のうちのどれが前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信のために選択されるかに依存し、
    前記少なくとも1つのパラメータの値はさらに、前記物理アップリンク制御チャネル上で可能な異なる送信フォーマットのうちのどれが前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信のために選択されるかに依存する、方法。
  2. 前記少なくとも1つのパラメータが、前記物理アップリンク制御チャネル上で使用可能な各PUCCH長について異なる値を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのパラメータの前記値が、アップリンク制御情報に使用されるシンボルの数に基づく、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのパラメータの前記値が、前記選択されたPUCCH長を有する前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信におけるシンボルの数に基づく、請求項1に記載の方法。
  5. 無線通信システムにおいて物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の電力制御を行うための無線デバイスであって、
    プロセッサおよびメモリを備え、前記メモリは前記プロセッサによって実行可能な指示を含み、それによって、前記無線デバイスは、
    電力制御に従って前記物理アップリンク制御チャネル上の送信のための送信電力を決定するように構成され、
    前記電力制御は、少なくとも1つのパラメータに基づいて前記送信電力を指定し、前記少なくとも1つのパラメータの値は、前記物理アップリンク制御チャネル上で可能な異なるPUCCH長のうちのどれが前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信のために選択されるかに依存し、
    前記少なくとも1つのパラメータの値はさらに、前記物理アップリンク制御チャネル上で可能な異なる送信フォーマットのうちのどれが前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信のために選択されるかに依存する、無線デバイス。
  6. 前記少なくとも1つのパラメータの前記値が、アップリンク制御情報に使用されるシンボルの数に基づく、請求項5に記載の無線デバイス。
  7. 前記少なくとも1つのパラメータの前記値が、前記選択されたPUCCH長を有する前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信におけるシンボルの数に基づく、請求項5に記載の無線デバイス。
  8. 無線通信システム(100)において物理アップリンク制御チャネルの電力制御を行うためのネットワークノード(101,800,900,1000)における方法であって、
    無線デバイス(105,200,300,400,600)が、前記物理アップリンク制御チャネル上で可能な異なるPUCCH長のうちのどれが前記物理アップリンク制御チャネル上の送信のために選択されるかに依存する少なくとも1つのパラメータ(111)の値を決定するための情報を、前記ネットワークノードによって、前記無線デバイスに送信すること(1103)を含み、
    前記少なくとも1つのパラメータの値はさらに、前記物理アップリンク制御チャネル上で使用可能として規定された異なる送信フォーマットのうちのどれが前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信のために選択されるかに依存する、方法。
  9. 前記少なくとも1つのパラメータの前記値が、アップリンク制御情報に使用されるシンボルの数に基づく、請求項8に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つのパラメータの前記値が、前記選択されたPUCCH長を有する前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信におけるシンボルの数に基づく、請求項8に記載の方法。
  11. 無線通信システムにおいて物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の電力制御を行うためのネットワークノードであって、
    プロセッサおよびメモリを備え、前記メモリは前記プロセッサによって実行可能な指示を含み、それによって、前記ネットワークノードは、
    無線デバイス(105,200,300,400,600)が、前記物理アップリンク制御チャネル上で可能な異なるPUCCH長のうちのどれが前記物理アップリンク制御チャネル上の送信のために選択されるかに依存する少なくとも1つのパラメータ(111)の値を決定するための情報を、前記無線デバイスに送信する(1103)ように構成され、
    前記少なくとも1つのパラメータの値はさらに、前記物理アップリンク制御チャネル上で可能な異なる送信フォーマットのうちのどれが前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信のために選択されるかに依存する、ネットワークノード。
  12. 前記少なくとも1つのパラメータの前記値が、アップリンク制御情報に使用されるシンボルの数に基づく、請求項11に記載のネットワークノード。
  13. 前記少なくとも1つのパラメータの前記値が、前記選択されたPUCCH長を有する前記物理アップリンク制御チャネル上の前記送信におけるシンボルの数に基づく、請求項11に記載のネットワークノード。
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