JP2022520229A - マルチセグメントpuschについての送信フォーマット - Google Patents

マルチセグメントpuschについての送信フォーマット Download PDF

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    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal

Abstract

無線通信ネットワークにおけるネットワークノードを動作させるデバイスおよび方法が本明細書で提供される。そのような方法は、物理共有チャネル上での複数セグメント送信に対応する送信フォーマットデータを含む設定メッセージを生成すること(710)を含む。送信フォーマットデータは、トランスポートブロックサイズデータ(TBS)決定データ、冗長バージョン(RV)決定データ、PUSCH送信データの開始点および長さ、時間領域リソース割り当て(TDRA)表データ、ならびに/または復調用参照信号(DMRS)データのうちの少なくとも1つを含む。方法が、複数セグメント送信についての送信フォーマットデータを識別するために、ユーザ機器(UE)への設定メッセージの送信を始動すること(720)を含む。【選択図】図7

Description

関連出願
本出願は、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2019年2月15日に出願された、「TRANSMIT FORMAT FOR MULTI-SEGMENT PUSCH」と題する米国仮特許出願第62/806,667号の利益および優先権を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、無線通信、ならびに関係する無線デバイスおよびネットワークノードに関する。
3GPPにおける新無線(New Radio:NR)規格は、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)、およびマシン型通信(MTC)など、複数の使用事例のためのサービスを提供するように設計されている。これらのサービスの各々は、異なる技術要件を有し得る。たとえば、eMBBのための一般的要件は、適度のレイテンシと適度のカバレッジとをもつ高いデータレートであり得、URLLCサービスは、低レイテンシと高信頼送信とに依拠し得るが、適度のデータレートを必要とするにすぎない。
低レイテンシデータ送信のためのソリューションのうちの1つは、より短い送信時間間隔(interval)を含む。NRでは、スロット中での送信に加えて、ミニスロット送信も、レイテンシを低減するために許可され得る。ミニスロットは、1から14までの任意の数のOFDMシンボルからなり得る。スロットおよびミニスロットの概念は、特定のサービスに固有ではなく、これは、ミニスロットが、eMBB、URLLC、および/または他のサービスのいずれかのために使用され得ることを意味することに留意されたい。
本明細書のいくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおけるネットワークノードを動作させる方法を対象とする。そのような方法は、物理共有チャネル上での複数セグメント送信に対応する送信フォーマットデータを含む設定メッセージを生成することを含む。送信フォーマットデータは、トランスポートブロックサイズデータ(TBS)決定データ、冗長バージョン(RV)決定データ、送信データの開始点および長さ、時間領域リソース割り当て(TDRA)表データ、ならびに/または復調用参照信号(DMRS)データのうちの少なくとも1つを含む。方法が、複数セグメント送信についての送信フォーマットデータを識別するために、ユーザ機器への設定メッセージの送信を始動することを含む。
いくつかの実施形態では、物理共有チャネルは物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含む。
いくつかの実施形態は、複数セグメント物理共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含むことを提供する。
いくつかの実施形態では、TBS決定データは
Figure 2022520229000002
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000003
は、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000004
は、スロットIについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中の物理リソースブロック(PRB)ごとのDM-RSのためのReの数であり、和は、複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである。
いくつかの実施形態は、TBS決定データが
Figure 2022520229000005
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000006
が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000007
が、スロットiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものであることを提供する。
いくつかの実施形態では、TBS決定データは
Figure 2022520229000008
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000009
は、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000010
は、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和は、複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである。
いくつかの実施形態は、TBS決定データが
Figure 2022520229000011
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000012
が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000013
が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものであることを提供する。
いくつかの実施形態では、RV決定データは、初期PUSCHセグメントについての初期RV、およびRVシーケンス中の次のRVによって決定される。いくつかの実施形態は、無線リソース制御(RRC)信号が、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供することを提供する。いくつかの実施形態では、アクティブ化ダウンリンク制御インジケータ(DCI)中のRVフィールドが、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供する。いくつかの実施形態は、RVが、異なる送信機会のための異なるセグメントに割り当てられることを提供する。いくつかの実施形態では、最も長い長さをもつセグメントが見つけられ、送信機会における他のセグメントが、RVシーケンスによって決定されたRVを使用する。いくつかの実施形態は、RVシーケンスが循環的に(cyclically)使用されることを提供する。
いくつかの実施形態では、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、SFI(スロットフォーマットインジケータ)DCIメッセージが使用される。
いくつかの実施形態は、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、RRCシグナリングが使用されることを提供する。
いくつかの実施形態では、SRSの送信のために使用されるシンボルがUL送信のために使用されない。
いくつかの実施形態は、得られたセグメントがシンボルの所与の数よりも短い場合、UL送信が許可される、同じスロット中の連続するシンボルのセットがセグメントに割り当てられないことを提供する。
いくつかの実施形態では、DCIがPUSCH送信の開始点Sおよび長さLを提供する。
いくつかの実施形態は、各セグメントが、UL送信のために使用される連続するシンボルのセットを含んでおり、セグメント中のすべてのシンボルが同じスロット中にあることを提供する。
いくつかの実施形態では、使用されるPUSCHセグメントの数および長さは、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、開始点および長さに基づいて決定される。
いくつかの実施形態は、TDRA表中の行が、開始シンボル識別子とシンボル長値との複数の組合せに関連することを提供する。
いくつかの実施形態では、各セグメントは復調用参照信号(DMRS)を含む。いくつかの実施形態は、各セグメント中のDMRSのために使用すべきシンボルが、複数セグメント送信のために設定されたDMRS割り当てから継承されることを提供する。
いくつかの実施形態は、スロット中の第1のセグメントのみが復調用参照信号(DMRS)を含むことを提供する。いくつかの実施形態では、送信における第1のセグメント、および許可されないシンボルの後の第1のセグメントのみが、DMRSを含む。いくつかの実施形態は、スロット中の第1のセグメントが、最後のシンボル中のセグメントを含む前のスロットに応答するDMRSを含んでいないことを提供する。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークの基地局(gNB)を対象とする。いくつかの実施形態によれば、本基地局は、無線端末との無線ネットワーク通信を提供するように設定されたトランシーバと、トランシーバに結合されたプロセッサとを含む。プロセッサは、トランシーバを通して無線ネットワーク通信を提供するように設定され、プロセッサは、本明細書で開示される動作を実施するように設定される。
いくつかの実施形態は、無線アクセスネットワークの基地局(eNB)を対象とする。本基地局は、本明細書で開示される動作を実施するように適応される。
いくつかの実施形態は、受信機ユーザ機器からのフィードバック情報に基づいてリンク適応および/またはリソース再選択を提供するように設定されたネットワークノードを動作させる方法を対象とする。本方法は、本明細書で開示される動作を実施するように適応される。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおける無線デバイスを動作させる方法を対象とする。方法が、物理共有チャネル上での複数セグメント送信に対応する送信フォーマットデータを含む設定メッセージを受信することであって、送信フォーマットデータが、トランスポートブロックサイズデータ(TBS)決定データ、冗長バージョン(RV)決定データ、PUSCH送信データの開始点および長さ、時間領域リソース割り当て(TDRA)表データ、ならびに/または復調用参照信号(DMRS)データのうちの少なくとも1つを含む、設定メッセージを受信することを含む。方法が、設定メッセージに基づいて、物理共有チャネル上での複数セグメント送信を始動することを含む。
いくつかの実施形態では、物理共有チャネルは物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含む。
いくつかの実施形態は、複数セグメント物理共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を備えることを提供する。
いくつかの実施形態では、TBS決定データは
Figure 2022520229000014
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000015
は、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000016
は、スロットIについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中の物理リソースブロック(PRB)ごとのDM-RSのためのReの数であり、和は、複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである。
いくつかの実施形態は、TBS決定データが
Figure 2022520229000017
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000018
が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000019
が、スロットiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものであることを提供する。
いくつかの実施形態では、TBS決定データは
Figure 2022520229000020
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000021
は、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000022
は、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和は、複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである。
いくつかの実施形態は、TBS決定データが
Figure 2022520229000023
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000024
が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000025
が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものであることを提供する。
いくつかの実施形態では、RV決定データは、初期PUSCHセグメントについての初期RV、およびRVシーケンス中の次のRVによって決定される。いくつかの実施形態は、無線リソース制御(RRC)信号が、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供することを提供する。いくつかの実施形態では、アクティブ化ダウンリンク制御インジケータ(DCI)中のRVフィールドが、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供する。いくつかの実施形態は、RVが、異なる送信機会のための異なるセグメントに割り当てられ、最も長い長さをもつセグメントが見つけられ、送信機会における他のセグメントが、RVシーケンスによって決定されたRVを使用することを提供する。いくつかの実施形態では、RVシーケンスは循環的に使用される。
いくつかの実施形態では、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、SFI(スロットフォーマットインジケータ)DCIメッセージが使用される。
いくつかの実施形態は、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、RRCシグナリングが使用されることを提供する。
いくつかの実施形態では、SRSの送信のために使用されるシンボルがUL送信のために使用されない。
いくつかの実施形態は、得られたセグメントがシンボルの所与の数よりも短い場合、UL送信が許可される、同じスロット中の連続するシンボルのセットがセグメントに割り当てられないことを提供する。
いくつかの実施形態では、DCIがPUSCH送信の開始点Sおよび長さLを提供する。
いくつかの実施形態は、各セグメントが、UL送信のために使用される連続するシンボルのセットを含んでおり、セグメント中のすべてのシンボルが同じスロット中にあることを提供する。
いくつかの実施形態では、使用されるPUSCHセグメントの数および長さは、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、開始点および長さに基づいて決定される。
いくつかの実施形態は、TDRA表中の行が、開始シンボル識別子とシンボル長値との複数の組合せに関連することを提供する。
いくつかの実施形態では、各セグメントは復調用参照信号(DMRS)を含む。いくつかの実施形態は、各セグメント中のDMRSのために使用すべきシンボルが、複数セグメント送信のために設定されたDMRS割り当てから継承されることを提供する。
いくつかの実施形態では、スロット中の第1のセグメントのみが復調用参照信号(DMRS)を含む。
いくつかの実施形態は、送信における第1のセグメント、および許可されないシンボルの後の第1のセグメントのみが、DMRSを含むことを提供する。
いくつかの実施形態では、スロット中の第1のセグメントは、最後のシンボル中のセグメントを含む前のスロットに応答するDMRSを含んでいない。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークとの無線ネットワーク通信を提供するように設定されたトランシーバと、トランシーバに結合されたプロセッサとを含む無線デバイスを対象とする。プロセッサは、トランシーバを通して無線ネットワーク通信を提供するように設定され、本明細書で開示される動作を実施するように設定される。
本明細書で提供されるように、動的にスケジュールされたPUSCHと、UL設定済みグラント(CG:configured grant)に関連するPUSCHの両方のための、マルチセグメントPUSCH送信を規定する技術的利点が実現される。
本開示のさらなる理解を提供するために含まれ、本出願に組み込まれ、本出願の一部をなす、添付の図面は、発明概念のいくつかの非限定的な実施形態を示す。
本明細書のいくつかの実施形態による、NRにおける例示的な無線リソースの図である。 本明細書のいくつかの実施形態による、NRスロット構造を示すブロック図である。 本明細書のいくつかの実施形態による、NRスロット構造の潜在的変形形態を示すブロック図である。 本明細書のいくつかの実施形態による、2つのOFDMシンボルをもつミニスロットのブロック図である。 発明概念のいくつかの実施形態による、無線デバイスを示すブロック図である。 発明概念のいくつかの実施形態による、ネットワークノードeNBを示すブロック図である。 発明概念のいくつかの実施形態による、動作を示すブロック図である。 発明概念のいくつかの実施形態による、動作を示すブロック図である。 いくつかの実施形態による、無線ネットワークのブロック図である。 いくつかの実施形態による、ユーザ機器のブロック図である。 いくつかの実施形態による、仮想化環境のブロック図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークのブロック図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータのブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、スロットボーダー制限にわたる送信による長い整合遅延を示すブロック図である。 短い送信の繰返しに適用されたときの、NR Rel.15におけるスロットアグリゲーションを示し、4osミニスロット割り当てが、2つの隣接スロットにおいて繰り返され、ミニスロット間の10os時間ギャップによって分離される、ミニスロットアグリゲーションの例示を提供する、ブロック図である。 いくつかの実施形態による、2セグメントPUSCH送信を示すブロック図である。 いくつかの実施形態による、スロット中の2つ以上のUL期間でセグメント化することを示すブロック図である。 いくつかの実施形態による、ミニスロットアグリゲーションにおいて、不適当な変調次数が使用されたときの、BLER性能劣化のプロットを示すグラフである。 いくつかの実施形態による、ミニスロットアグリゲーションにおいて、不適当な変調次数が使用されたときの、BLER性能劣化のプロットを示すグラフである。 いくつかの実施形態による、ミニスロット繰返しのためのサーキュラーバッファ使用量を示す棒グラフである。 いくつかの実施形態による、2セグメントPUSCHのためのサーキュラーバッファ使用量を示す棒グラフである。 いくつかの実施形態による、ミニスロット繰返しと2セグメントPUSCHとの間の性能比較をプロットするグラフである。
次に、発明概念の実施形態の例が示されている添付の図面を参照しながら、発明概念が以下でより十分に説明される。しかしながら、発明概念は、多くの異なる形態で具現され得、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全であり、本発明概念の範囲を当業者に十分に伝達するように提供される。これらの実施形態は相互排他的でないことにも留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在する/使用されると暗に仮定され得る。
以下の説明は、開示される主題の様々な実施形態を提示する。これらの実施形態は、教示例として提示され、開示される主題の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。たとえば、説明される実施形態のいくらかの詳細は、説明される主題の範囲から逸脱することなく、修正、省略、または拡大され得る。
次に、本明細書のいくつかの実施形態による、NRにおける例示的な無線リソースである、図1への参照がなされる。Rel-15 NRでは、UEが、ダウンリンクにおける最高4つのキャリア帯域幅部分を伴って設定され得、所与の時間において、単一のダウンリンクキャリア帯域幅部分がアクティブである。UEは、アップリンクにおける最高4つのキャリア帯域幅部分を伴って設定され得、所与の時間において、単一のアップリンクキャリア帯域幅部分がアクティブである。UEが、補助アップリンクを伴って設定される場合、UEは、さらに、補助アップリンクにおける最高4つのキャリア帯域幅部分を伴って設定され得、所与の時間において、単一の補助アップリンクキャリア帯域幅部分がアクティブである。
所与のヌメロロジーμをもつキャリア帯域幅部分について、物理リソースブロック(PRB)の隣接するセットが規定され、0から
Figure 2022520229000026
まで番号を付けられ、ここで、iは、キャリア帯域幅部分のインデックスである。リソースブロック(RB)は、周波数領域における12個の連続するサブキャリアとして規定される。
表1によって与えられるように、複数のOFDMヌメロロジーμがNRにおいてサポートされ、ここで、キャリア帯域幅部分についてのサブキャリア間隔(spacing)Δfおよびサイクリックプレフィックスが、それぞれ、ダウンリンクおよびアップリンクのための異なる上位レイヤパラメータによって設定される。
Figure 2022520229000027
ダウンリンク物理チャネルが、上位レイヤから発信した情報を搬送するリソースエレメントのセットに対応する。以下のダウンリンク物理チャネルが規定されている。
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)
物理ブロードキャストチャネル(PBCH)
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
PDSCHは、ユニキャストダウンリンクデータ送信のために使用される主要な物理チャネルであり得、特にRAR(ランダムアクセス応答)、いくつかのシステム情報ブロック、および/またはページング情報の送信のためにも使用され得る。PBCHは、ネットワークにアクセスするためにUEによって必要とされる基本システム情報を搬送し得る。PDCCHは、ダウンリンク制御情報(DCI)を送信するために使用され得る。たとえば、PDCCHは、PDSCHの受信のために、およびPUSCH上での送信を可能にするためのアップリンクスケジューリンググラントのために必要とされ得る、スケジューリング判定を送信するために使用され得る。
アップリンク物理チャネルが、上位レイヤから発信した情報を搬送するリソースエレメントのセットに対応する。以下のアップリンクリンク物理チャネルが規定されている。
物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
PUSCHは、PDSCHに対するアップリンクカウンターパートである。PUCCHは、HARQ確認応答、チャネル状態情報報告などを含む、アップリンク制御情報を送信するために、UEによって使用される。PRACHは、ランダムアクセスプリアンブル送信のために使用される。
概して、UEは、PDCCH中で搬送された検出されたDCI中のリソース割り当てフィールドを使用して、PUSCHまたはPDSCHのための周波数領域におけるRB割り振りを決定するものとする。ランダムアクセスプロシージャにおいてmsg3を搬送するPUSCHについて、周波数領域リソース割り振りは、RAR中に含まれているULグラントを使用することによってシグナリングされ得る。
NRでは、PUSCHおよびPDSCHのために、2つの周波数リソース割り当て方式、タイプ0およびタイプ1がサポートされる。PUSCH/PDSCH送信のためにどちらのタイプを使用すべきかは、RRC設定済みパラメータ(RRC configured parameter)によって規定されるか、あるいはRAR中の対応するDCIまたはULグラント中で直接指示される(この場合、タイプ1が使用される)かのいずれかであり得る。
アップリンク/ダウンリンクタイプ0およびタイプ1リソース割り当てのためのRBインデックス付けは、UEのアクティブキャリア帯域幅部分内で決定され得、UEは、UEを対象とするPDCCHを検出すると、最初に、アップリンク/ダウンリンクキャリア帯域幅部分を決定し、次いで、そのキャリア帯域幅部分内のリソース割り当てを決定するものとする。msg3を搬送するPUSCHのためのUL BWPは、上位レイヤパラメータによって設定され得る。
セル検索および初期アクセスでは、チャネルは、SS/PBCHブロック、DCIを搬送するPDCCHチャネルによってスケジュールされたRMSI/RAR/MSG4を搬送するPDSCH、MSG3を搬送するPRACHチャネルおよびPUSCHチャネルを含み得る。
同期信号およびPBCHブロック(SS/PBCHブロック、または短縮して、SSB)は、上記の信号(PSS、SSSおよびPBCH DMRS)と、PBCHとを含む。SSBは、周波数範囲に応じて、15kHz、30kHz、120kHzまたは240kHz SCSを有し得る。
3GPP NR規格では、ダウンリンク制御情報(DCI)が、物理レイヤダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で受信される。PDCCHは、異なるフォーマットをもつメッセージ中でDCIを搬送し得る。DCIフォーマット0_0および0_1は、アップリンクにおける物理レイヤデータチャネル(PUSCH)の送信のためのアップリンクグラントをUEに伝達するために使用されるDCIメッセージであり、DCIフォーマット1_0および1_1は、ダウンリンク上での物理レイヤデータチャネル(PDSCH)の送信のためのダウンリンクグラントを伝達するために使用される。他のDCIフォーマット(2_0、2_1、2_2および2_3)は、スロットフォーマット情報、予約済みリソース、送信電力制御情報などの送信など、他の目的のために使用される。
PDCCH候補は、制御リソースセット(CORESET)と呼ばれる、時間および周波数リソースのセットにマッピングされる、共通検索空間またはUE固有検索空間内で検索される。PDCCH候補が監視されなければならない検索空間は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してUEに設定される。監視周期性も、異なるPDCCH候補のために設定される。任意の特定のスロットにおいて、UEは、1つまたは複数のCORESETにマッピングされ得る複数の検索空間において複数のPDCCH候補を監視するように設定され得る。PDCCH候補は、スロットにおいて複数回、スロットごとに1回、または複数のスロットにおいて1回、監視される必要があり得る。
CORESETを規定するために使用される最も小さいユニットは、周波数および時間において1つのPRB×1つのOFDMシンボルに及ぶものとして規定される、リソースエレメントグループ(REG)である。各REGは、そのREGが送信された無線チャネルの推定を助けるための復調用参照信号(DM-RS)を含んでいる。PDCCHを送信するとき、送信より前に、無線チャネルの何らかの知識に基づいて送信アンテナにおいて重みを適用するために、プリコーダが使用され得る。REGについて送信機において使用されるプリコーダが異ならない場合、時間および周波数において近接している複数のREGにわたってチャネルを推定することによって、UEにおけるチャネル推定性能を改善することが可能である。UEのチャネル推定を支援するために、複数のREGが一緒にグループ化されて、REGバンドルを形成し得、CORESETについてのREGバンドルサイズがUEに指示される。UEは、PDCCHの送信のために使用されるプリコーダが、REGバンドル中のすべてのREGについて同じであると仮定し得る。REGバンドルは、2つ、3つまたは6つのREGからなり得る。
制御チャネルエレメント(CCE)が、6つのREGを含み得る。CCE内のREGは、周波数において隣接するかまたは分散されるかのいずれかであり得る。REGが周波数において分散されるとき、CORESETは、CCEへの、REGのインターリーブマッピングを使用していると言われ、REGの周波数が分散されない場合、非インターリーブマッピングが使用されると言われる。
インターリービングは、周波数ダイバーシティを提供することができる。インターリービングを使用しないことは、チャネルの知識が、スペクトルの特定の部分におけるプリコーダの使用が受信機におけるSINRを改善することを可能にする場合について、有益である。
PDCCH候補は、1つ、2つ、4つ、8つまたは16個のCCEに及び得る。2つ以上のCCEが使用される場合、第1のCCE中の情報が他のCCE中で繰り返される。したがって、使用されるアグリゲートされたCCEの数は、PDCCH候補についてのアグリゲーションレベルと呼ばれる。
UEが検索空間セット内で監視しなければならないPDCCH候補に対応するCCEを決定するために、ハッシング関数が使用され得る。ハッシングは、異なるUEについて異なって行われ、したがって、UEによって使用されるCCEがランダム化され、PDCCHメッセージがCORESET中に含まれる複数のUE間の衝突の確率が低減される。
次に、本明細書のいくつかの実施形態による、NRスロット構造を示すブロック図である、図2への参照がなされる。NRスロットは、いくつかのOFDMシンボルからなり、現在の合意によれば、7つのシンボルまたは14個のシンボル(OFDMサブキャリア間隔≦60kHz)のいずれか、および14個のシンボル(OFDMサブキャリア間隔>60kHz)からなる。たとえば、図2は、14個のOFDMシンボルをもつサブフレームを示す。図2では、TおよびTsymbは、それぞれ、スロット持続時間およびOFDMシンボル持続時間を示す。
さらに、また、スロットは、DL/UL過渡期および/またはDL送信とUL送信の両方を収容するために短縮され得る。たとえば、次に、本明細書のいくつかの実施形態による、NRスロット構造の潜在的変形形態を示すブロック図である、図3への簡単な参照がなされる。示されているように、変形形態は、遅い開始を伴うDL限定送信と、UL部分を伴うDL大量送信と、DL制御を伴うUL大量送信と、UL限定送信とを含み得る。
さらに、NRはまた、ミニスロットと呼ばれることもある、タイプBスケジューリングを規定する。次に、本明細書のいくつかの実施形態による、2つのOFDMシンボルをもつミニスロットのブロック図である、図4への簡単な参照がなされる。ミニスロットは、スロットよりも短くなり得(現在の合意によれば、1つまたは2つのシンボルから、スロット中のシンボルの数-1まで)、任意のシンボルにおいて開始することができる。ミニスロットは、スロットの送信持続時間が長すぎるか、または、次のスロット開始(スロット整合)の発生が遅すぎる場合、使用され得る。ミニスロットの適用例は、特に、レイテンシクリティカル送信(この場合、ミニスロット長さとミニスロットの頻繁な機会の両方が重要である)と、リッスンビフォアトークが成功した直後に送信が開始するべきである、未ライセンススペクトル(ここでは、ミニスロットの頻繁な機会が、特に重要であり得る)とを含む。
現在、マルチセグメントPUSCH設計が考慮され得る。いくつかの実施形態によるこの設計は、少なくとも、スケジュールされたPUSCHについて、連続する利用可能なスロット中で2つまたはそれ以上のPUSCH繰返しをスケジュールする1つのULグラントについて、それを提供する。場合によっては異なる開始シンボルおよび/または持続時間を伴う、各スロット中に1つの繰返しがあり得、これは、「マルチセグメント送信」と呼ばれることがある。そのオプションは時間領域リソース決定を含み得、DCI中の時間領域リソース割り振りフィールドがすべての繰返しの開始シンボルおよび送信持続時間を指示する。FFS 複数SLIVが、各繰返しの開始シンボルおよび持続時間を指示し得る。FFS SLIVの詳細が、S+L>14の場合をサポートするためにSLIVを修正する可能性を含み得る。時間領域リソース決定は、FFS UL/DL方向決定のプロシージャとの対話をさらに提供し得る。
1つのスロット内での送信では、スロット内に2つ以上のUL期間がある(各UL期間が、UEによって決定された潜在的UL送信のためのスロット内の隣接するシンボルのセットの持続時間である)場合、1つの繰返しが1つのUL期間内にある。FFS 2つ以上のUL期間が送信のために使用される場合。2つ以上のUL期間が使用される場合、これは、このオプションの前の規定を無効にし得、各繰返しが、隣接するシンボルを占有し得る。他の場合、Rel-15挙動に従って、単一のPUSCH繰返しがスロット内で送信される。
周波数ホッピングでは、方法が、少なくともスロット間FHをサポートし、FFSが他のFH方式を含む。
FFS TBS決定が、持続時間全体に基づいて、またはオーバーヘッド仮定としての第1の繰返しに基づいて、行われ得る。
38.214 v15.3.0では、PDSCHについてのトランスポートブロックサイズが以下のように決定される。PUSCHについてのトランスポートブロックサイズは同様のやり方で決定されるが、変調次数およびターゲットコードレートは、変換プリコーディングが使用される場合、他の表から決定される。
変調次数およびターゲットコードレート決定。
C-RNTI、MCS-C-RNTI、TC-RNTI、CS-RNTI、SI-RNTI、RA-RNTI、またはP-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うDCIフォーマット1_0またはフォーマット1_1を伴うPDCCHによってスケジュールされたPDSCHでは、あるいは、PDSCH-Configによって与えられる上位レイヤパラメータmcs-Tableが「qam256」にセットされた場合の、上位レイヤ提供されたPDSCH設定SPS-configを使用して、対応するPDCCH送信なしでスケジュールされたPDSCHでは、PDSCHは、C-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うDCIフォーマット1_1を伴うPDCCHによってスケジュールされる。いくつかの実施形態は、UEが、物理ダウンリンク共有チャネルにおいて使用される変調次数(Qm)およびターゲットコードレート(R)を決定するために、IMCSおよび表5.1.3.1-2を使用するものとすることを提供する。UEがMCS-C-RNTIを伴って設定されない場合、PDSCH-Configによって与えられる上位レイヤパラメータmcs-Tableが「qam64LowSE」にセットされ、PDSCHはUE固有検索空間においてPDCCHによってスケジュールされ、CRCがC-RNTIによってスクランブルされる。UEは、物理ダウンリンク共有チャネルにおいて使用される変調次数(Qm)およびターゲットコードレート(R)を決定するために、IMCSおよび表5.1.3.1-3を使用するものとする。UEがMCS-C-RNTIを伴って設定され、PDSCHが、MCS-C-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うPDCCHによってスケジュールされた場合、UEは、物理ダウンリンク共有チャネルにおいて使用される変調次数(Qm)およびターゲットコードレート(R)を決定するために、IMCSおよび表5.1.3.1-3を使用するものとする。UEが、SPS-configによって与えられる上位レイヤパラメータmcs-Tableを伴って設定されない場合、PDSCH-Configによって与えられる上位レイヤパラメータmcs-Tableが「qam256」にセットされる。PDSCHが、CS-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うDCIフォーマット1_1を伴うPDCCHによってスケジュールされた場合、または、PDSCHが、SPS-configを使用して、対応するPDCCH送信なしでスケジュールされた場合、UEは、物理ダウンリンク共有チャネルにおいて使用される変調次数(Qm)およびターゲットコードレート(R)を決定するために、IMCSおよび表5.1.3.1-2を使用するものとする。UEが、「qam64LowSE」にセットされたSPS-configによって与えられる上位レイヤパラメータmcs-Tableを伴って設定された場合、および、PDSCHが、CS-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うPDCCHによってスケジュールされた場合、またはPDSCHが、SPS-configを使用して、対応するPDCCH送信なしでスケジュールされた場合、UEは、物理ダウンリンク共有チャネルにおいて使用される変調次数(Qm)およびターゲットコードレート(R)を決定するために、IMCSおよび表5.1.3.1-3を使用するものとする。
他の場合、UEは、物理ダウンリンク共有チャネルにおいて使用される変調次数(Qm)およびターゲットコードレート(R)を決定するために、IMCSおよび表5.1.3.1-1を使用するものとする。UEは、P-RNTI、RA-RNTI、SI-RNTIおよびQm>2でスケジュールされた、PDSCHを復号することが予想されない。
Figure 2022520229000028
Figure 2022520229000029
Figure 2022520229000030
トランスポートブロックサイズ決定。
上位レイヤパラメータmaxNrofCodeWordsScheduledByDCIが、2つのコードワード送信が有効にされたことを指示する場合、2つのトランスポートブロックのうちの1つが、対応するトランスポートブロックについてIMCS=26である場合およびrvid=1である場合、DCIフォーマット1_1によって無効にされる。両方のトランスポートブロックが有効にされた場合、トランスポートブロック1および2は、それぞれ、コードワード0および1にマッピングされる。1つのトランスポートブロックのみが有効にされた場合、有効にされたトランスポートブロックは、常に、第1のコードワードにマッピングされる。
C-RNTI、MCS-C-RNTI、TC-RNTI、CS-RNTI、またはSI-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うDCIフォーマット1_0またはフォーマット1_1を伴うPDCCHによって割り振られたPDSCHでは、表5.1.3.1-2が使用され、0≦IMCS≦27である場合、または表5.1.3.1-2以外の表が使用され、0≦IMCS≦28である場合、UEは、トランスポートブロックがDCIフォーマット1_1において無効にされる場合を除いて、最初に、以下で指定されているようにTBSを決定するものとする。
UEは、最初に、スロット内のREの数(NRE)を決定するものとする。UEは、最初に、
Figure 2022520229000031
によってPRB内にPDSCHのために割り当てられたREの数(N’RE)を決定し、ここで、
Figure 2022520229000032
は、物理リソースブロック中のサブキャリアの数であり、
Figure 2022520229000033
は、スロット内のPDSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000034
は、DCIフォーマット1_1によって指示されるまたはサブクローズ5.1.6.2においてフォーマット1_0について説明されている、データなしの、DM-RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのREの数であり、
Figure 2022520229000035
は、PDSCH-ServingCellConfig中の上位レイヤパラメータxOverheadによって設定されるオーバーヘッドである。PDSCH-ServingCellconfig中のxOverheadが設定(0、6、12、または18からの値)されない場合、
Figure 2022520229000036
は0にセットされる。PDSCHが、SI-RNTI、RA-RNTIまたはP-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うPDCCHによってスケジュールされた場合、
Figure 2022520229000037
は、0であると仮定される。
UEは、NRE=min(156,N RE)・nPRBによって、PDSCHのために割り当てられたREの総数(NRE)を決定し、ここで、nPRBは、UEのための割り当てられたPRBの総数である。
情報ビットの中間数(Ninfo)がNinfo=NRE・R・Q・υによって取得される。
info≦3824である場合、TBS決定の次のステップとしてステップ3を使用する。他の場合、TBS決定の次のステップとしてステップ4を使用する。Ninfo≦3824であるときに終了し、TBSは、以下のように決定され、情報ビットの量子化された中間数
Figure 2022520229000038
、ここで、
Figure 2022520229000039
である。N’info以上である最も近いTBSを見つけるために、表5.1.3.2-1を使用する。
TDRAのRRC設定
NR Rel-15では、スロット中のPDSCH送信についての時間領域リソース割り当て(TDRA)情報は、PDSCHが受信されることが予想されるスロット(別名K0)、PDSCH受信のためのスロット中の開始シンボル、およびPDSCH受信の長さまたは持続時間(別名SLIV)を、UEが決定できるような情報を含む。また、UEは、DMRS位置を決定するために使用されるマッピングタイプを提供される。NRでは、K0、SLIVなどの異なる組合せからなる、指定されたTDRA表がある。UEは、受信のために使用されるべきK0およびSLIVに関する情報を提供する、表中の行へのインデックスをシグナリングされ得る。
同様のプロシージャがPUSCH送信について適用され、PUSCH送信を対象とするスロットが、K2によって与えられる、UL割り振り中のフィールドから取得される。SLIV情報は、DL受信、ならびにUL割り振りおよび/または設定によるマッピングタイプに同様に提供される。
TDRAは、PDSCH受信またはPUSCH送信の第1の瞬間のための時間領域リソース割り当てである。前述のように、UEがアグリゲーションファクタを伴って設定された場合、そのスロットにおける送信は、アグリゲーションファクタに基づいて複数のスロットにおいて繰り返される。
これらのパラメータの使用法を示すために、TS38.331からの関連のある情報エレメント(IE)が以下にリストされる。
PDSCH-TimeDomainResourceAllocationList情報エレメント
--ASN1START
--TAG-PDSCH-TIMEDOMAINRESOURCEALLOCATIONLIST-START
PDSCH-TimeDomainResourceAllocationList::= SEQUENCE(SIZE(1..maxNrofDL-Allocations))OF PDSCH-TimeDomainResourceAllocation
PDSCH-TimeDomainResourceAllocation::= SEQUENCE{
k0
INTEGER(0..32) OPTIONAL, --Need S
mappingType
ENUMERATED{typeA,typeB},
startSymbolAndLength INTEGER(0..127)

--TAG-PDSCH-TIMEDOMAINRESOURCEALLOCATIONLIST-STOP
--ASN1STOP
Figure 2022520229000040
PUSCH-TimeDomainResourceAllocation情報エレメント
--ASN1START
--TAG-PUSCH-TIMEDOMAINRESOURCEALLOCATIONLIST-START
PUSCH-TimeDomainResourceAllocationList::= SEQUENCE(SIZE(1..maxNrofUL-Allocations))OF PUSCH-TimeDomainResourceAllocation
PUSCH-TimeDomainResourceAllocation::= SEQUENCE{
k2
INTEGER(0..32) OPTIONAL, --Need S
mappingType
ENUMERATED{typeA,typeB},
startSymbolAndLength INTEGER(0..127)

--TAG-PUSCH-TIMEDOMAINRESOURCEALLOCATIONLIST-STOP
--ASN1STOP
Figure 2022520229000041
PDSCHおよびPUSCHの時間領域リソース割り当てのRRC設定に加えて、いくつかのデフォルトTDRA表も、それぞれ、PDSCHおよびPUSCHについて規定される。デフォルト表は、PDSCH受信またはPUSCH送信がRRC接続の前に必要とされるときに、たとえば初期アクセス中に、使用され得る。
現在、eURLLC PUSCH送信では、マルチセグメントPUSCHの送信フォーマットをどのように設定すべきかが明らかでない。
本明細書で開示されるいくつかの実施形態は、マルチセグメントPUSCHの送信フォーマットを指示するための方法を含む。送信フォーマットは、TBS決定と、RVシーケンスシグナリングと、PUSCH開始点および持続時間のシグナリングとを含み得る。
ソリューションは、動的にスケジュールされるか、またはUL CG(アップリンク設定済みグラント)のいずれかである、PUSCHの観点から説明されるが、それらのソリューションは、動的にスケジュールされるか、またはDL SPS(ダウンリンク半永続スケジューリング)のいずれかである、PDSCHに等しく適用される。本明細書で開示される実施形態は、PUSCHセグメント化の観点から書かれ得るが、それらの実施形態はまた、スロットまたはミニスロットの繰返しに適用され得る。この場合、セグメントは、繰返しと等価であり得る。
TBS決定
を、第1のスロットにおいてPUSCHによって占有される有用なシンボルの数とする。mを、第2のスロットにおいてPUSCHによって占有される有用なシンボルの数とする。m=min(13,m+m)とする。m個のシンボルに基づいてTBS決定を実施する。ここで、シンボルは、OFDMがPUSCH送信のために使用される場合、OFDMシンボルを指し、DFT-s-OFDMが使用される場合、DFT-s-OFDMシンボルを指す。
いくつかの実施形態では、TS38.214セクション「5.1.3.2 トランスポートブロックサイズ決定」におけるTBS決定プロシージャにおける動作1)は、
Figure 2022520229000042
とすることによって修正され、
ここで、
Figure 2022520229000043
は、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000044
は、スロットIについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和は、送信におけるすべてのスロットにわたるものである。
いくつかの実施形態では、TS38.214セクション「5.1.3.2 トランスポートブロックサイズ決定」におけるTBS決定プロシージャにおける動作1)は、
Figure 2022520229000045
とすることによって修正され、
ここで、
Figure 2022520229000046
は、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000047
は、スロットiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和は、送信におけるすべてのスロットにわたるものである。
いくつかの実施形態では、TS38.214セクション「5.1.3.2 トランスポートブロックサイズ決定」におけるTBS決定プロシージャにおける動作1)は、
Figure 2022520229000048
とすることによって修正され、
ここで、
Figure 2022520229000049
は、セグメント(または繰返し)iにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000050
は、セグメント(または繰返し)iについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和は、送信におけるすべてのセグメント(または繰返し)にわたるものである。
いくつかの実施形態では、TS38.214セクション「5.1.3.2 トランスポートブロックサイズ決定」におけるTBS決定プロシージャにおける動作1)は、
Figure 2022520229000051
とすることによって修正され、
ここで、
Figure 2022520229000052
は、セグメント(または繰返し)iにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000053
は、セグメント(または繰返し)iについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和は、送信におけるすべてのセグメント(または繰返し)にわたるものである。
RV決定
動的にスケジュールされたマルチセグメントPUSCHでは、アップリンクグラントDCI中のRVフィールドが、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供する。後続のPUSCHセグメントでは、RVは、RVシーケンス{0,2,3,1}から循環的にとられ得る。
別の実施形態では、各セグメントが、個々にシグナリングされたRVを有する。
いくつかの実施形態、UL CGに関連するマルチセグメントPUSCHでは、RRCによって設定される代わりに、RVシーケンス{0,2,3,1}が使用されるべきである。
タイプ1 UL CG設定では、RRC信号が、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供する。
タイプ2 UL CG設定では、アクティブ化DCI中のRVフィールドが、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供する。
いくつかの実施形態では、複数の可能なCG PUSCH割り当てが、単一のRRC設定またはアクティブ化DCIを伴って設定され得る。これの一例は、グラントの周期性が、任意の繰返しまたはセグメント化を含む、グラントの全長よりも小さい場合である。たとえば、設定が、スロットnにおいて開始する、PUSCH CGのための以下の送信機会を可能にすると仮定する。
Figure 2022520229000054
各送信における、最も長い長さをもつセグメントについて、冗長バージョン(RV)0を使用することが有利であり得る。
RV_initを、初期RVとして、RRC中でまたはアクティブ化DCI中でシグナリングされたRVとする。いくつかの実施形態では、RV_initは、シグナリングされないが、単一の値、たとえば0に固定される。
いくつかの実施形態では、異なる送信機会のための異なるセグメントにRVを割り当てるために、以下のプロシージャが続く。最初に、(OFDMシンボルまたはDFT-S-OFDMシンボルで計数された)最も長い長さをもつセグメントが見つけられる。最も長い長さをもつ2つ以上のセグメントがある場合、それらのうちの1つが、あらかじめ規定されたルールによって選定される。たとえば第1のセグメントが選定される。選定されたセグメントでは、RV_initが使用される。送信機会における他のセグメントは、シーケンスによって与えられるRVを使用する。セグメントkがシーケンス中のl番目のRVを使用する場合、セグメントk-1は、シーケンス中のl-1番目のRVを使用し、セグメントk+1は、シーケンス中のl+1番目のものを使用する、などである。シーケンスは、循環様式で使用され、したがって、セグメントがシーケンス中の最後のRVを使用する場合、次のシーケンスは、シーケンス中の第1のRVを使用することになる。同じやり方で、セグメントがシーケンス中の第1のRVを使用する場合、前のセグメントは、シーケンス中の最後のセグメントを使用することになる。
実施形態の1つのセットでは、使用されるRVシーケンスは(0,2,3,1)である。
前の実施形態の一例として、初期RVを0とし、等しい長さのセグメント間のタイ(tie)が、これらのセグメントのうちの第1のものを選定することによってブレーク(break)され、シーケンス(0,2,3,1)を使用するものとする。その場合、上記の表中の例における異なる送信機会の異なるセグメントが、以下のように与えられることになる。
Figure 2022520229000055
機会4~6では、2つのセグメントがある。機会4では、セグメント1が、最も長く、RV0を使用し、次いで、セグメント2が、RV2、すなわち、シーケンス中の次のRVを使用する。機会5は同様であり、2つのセグメントが等しい長さを有するが、セグメント1が、タイブレーカールール(tie-breaker rule)によって選定される。その場合、セグメント2がRV2を使用する。機会6では、セグメント2が、最も長く、RV0を使用する。その場合、セグメント1が、シーケンス中のRV0に先行するRVを使用し、そのRVは、RV1であり、シーケンス中で循環的にラップアラウンドする。
上記で与えられた同じ実施形態は、3つ以上のセグメントを使用する機会のために使用され得る。
いくつかの実施形態では、スロットごとに単一のセグメントのみがある。
いくつかの実施形態では、スロットごとに2つ以上のセグメントがある。
動的にスケジュールされたマルチセグメントPUSCH
DCIがPUSCH送信の開始点S(単位:シンボル)および長さLを提供し、ここで、SとLは両方とも単位シンボル(OS)を使用する。
いくつかの実施形態では、(シンボルSによって与えられる)送信の開始と(開始点Sおよび長さLから計算される)送信の終了との間のシンボルのうちのいずれかが、アップリンク送信のために使用されることが許可されない場合、またはシンボルのうちのいずれかが異なるスロット中にある場合、2つ以上のPUSCHセグメントが使用される。
各セグメントは、セグメント中のすべてのシンボルが同じスロット中にある場合、UL送信のために使用される連続するシンボルのセットを含んでいる。
いくつかの実施形態では、セグメントは、できるだけ大きくなるように選定され、すなわち、割り当てにおける2つの連続するシンボルが同じスロット中にあり、その両方がUL送信のために許可される場合、それらのシンボルは同じセグメントに属する。いくつかの実施形態では、使用されるPUSCHセグメントの数および長さは、S、L、どのシンボルがUL送信のために使用されるか、およびどのシンボルがどのスロット中にあるかに基づいて、決定される。
一例として、S=0であり、L=28である場合の、以下の表を参照されたい。
Figure 2022520229000056
いくつかの実施形態では、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、SFI(スロットフォーマットインジケータ)DCIメッセージが使用される。
いくつかの実施形態では、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、RRCシグナリングが使用される。
いくつかの実施形態では、SRSの送信のために使用されるシンボルがUL送信のために使用されることを許可されない。
いくつかの実施形態では、得られたセグメントがシンボルのある数よりも短い場合、UL送信が許可される、同じスロット中の連続するシンボルのセットが、セグメントに割り当てられないことがある。たとえば、得られたセグメントが1シンボル長にすぎない場合、これは、それ自体のセグメントに割り当てられないことになる。
UL CGに関連するマルチセグメントPUSCH
タイプ1 UL CG設定では、(S、L)がRRC設定timeDomainAllocationによって提供される。
タイプ2 UL CG設定では、(S、L)がアクティブ化DCIによって提供される。
CGによってスケジュールされたPUSCHでは、動的にスケジュールされたPUSCHに関しては、セグメントを決定するための同じルールが使用され得る。
TDRA表中のエントリを通したスケジューリング
いくつかの実施形態では、TDRA表中の行が、(S、L、およびK2)値の複数の組合せに関連し得る。そのような行が指示される場合、各組合せが1つのPUSCHセグメントを指示することになる。
Figure 2022520229000057
上記の例では、所与の行が使用される場合、その行は、2つのセグメント、すなわち、長さ2の開始シンボル12をもつスロットj中のセグメントと、開始シンボル0および長さ2をもつスロットj+1中のセグメントとに対応する。行インデックスは、CGのアクティブ化DCI中でDCIを通して動的にシグナリングされるか、またはRRCを通して設定さ得る。
PDSCHセグメントをシグナリングするために、同じ方法が使用される場合、Kは、Kによって置き換えられ得る。
マルチセグメントPUSCHのためのDMRS
いくつかの実施形態では、各セグメントがDMRSを含んでいる。
いくつかの実施形態では、スロット中の第1のセグメントのみがDMRSを含んでいる。
いくつかの実施形態では、送信における第1のセグメント、およびUL送信のために許可されないいくつかのシンボルの後の第1のセグメントのみが、DMRSを使用する。
いくつかの実施形態では、スロット中の第1のセグメントは、前のスロットが最後のシンボル中のセグメントを含んでいた場合、DMRSを含んでいない。
セグメントがDMRSを含んでいる場合、DMRSのために使用されるシンボルの数、およびセグメント中のどのシンボルをDMRSのために使用すべきかが、送信のためにシグナリングまたは設定されたDMRS割り当てから継承され、すなわち、DMRSを含んでいる各セグメントが、DMRSシーケンスおよび割り当てを決定するとき、別個のPUSCHとして扱われ、DMRSを配置するためのrel.15ルールが、このセグメントのために使用される。
図5は、発明概念の実施形態による、無線通信を提供するように設定された(無線端末、無線通信デバイス、無線通信端末、ユーザ機器(UE)、ユーザ機器ノード/端末/デバイスなどとも呼ばれる)無線デバイスUEのエレメントを示すブロック図である。示されているように、無線デバイスUEは、アンテナ1407と、(無線アクセスネットワーク(RAN)とも呼ばれる)無線通信ネットワークの基地局eNBとのアップリンク無線通信およびダウンリンク無線通信を提供するように設定された送信機および受信機を含む(トランシーバとも呼ばれる)トランシーバ回路1401とを含み得る。無線デバイスUEは、トランシーバ回路に結合された(プロセッサとも呼ばれる)プロセッサ回路1403と、プロセッサ回路に結合された(メモリとも呼ばれる)メモリ回路1405とをも含み得る。メモリ回路1405は、プロセッサ回路1403によって実行されたとき、プロセッサ回路に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含み得る。他の実施形態によれば、プロセッサ回路1403は、別個のメモリ回路が必要とされないようなメモリを含むように規定され得る。無線デバイスUEは、プロセッサ1403に結合された(ユーザインターフェースなどの)インターフェースをも含み得、および/または無線デバイスUEは、IoTおよび/またはMTCデバイスであり得る。
本明細書で説明されるように、無線デバイスUEの動作は、プロセッサ1403および/またはトランシーバ1401によって実施され得る。たとえば、プロセッサ1403は、無線通信ネットワークの基地局eNBに、無線インターフェース上でトランシーバ1401を通してアップリンク通信を送信し、および/または無線インターフェース上で無線通信ネットワークの基地局eNBからトランシーバ1401を通してダウンリンク通信を受信するように、トランシーバ1401を制御し得る。その上、モジュールがメモリ1405に記憶され得、これらのモジュールは、モジュールの命令がプロセッサ1403によって実行されたとき、プロセッサ1403がそれぞれの動作(たとえば、例示的な実施形態に関して以下で説明される動作)を実施するように、命令を提供し得る。
図6は、発明概念の実施形態による、セルラ通信を提供するように設定された(無線アクセスネットワーク(RAN)とも呼ばれる)無線通信ネットワークの(ネットワークノード、基地局、eNB、eノードBなどとも呼ばれる)ノードのエレメントを示すブロック図である。示されているように、ネットワークノードは、無線デバイスとのアップリンク無線通信およびダウンリンク無線通信を提供するように設定された送信機および受信機を含む(トランシーバとも呼ばれる)トランシーバ回路1501を含み得る。ネットワークノードは、RANの他のノードとの(たとえば、他の基地局および/またはコアネットワークノードとの)通信を提供するように設定された(ネットワークインターフェースとも呼ばれる)ネットワークインターフェース回路1507を含み得る。ネットワークノードは、トランシーバ回路に結合された(プロセッサとも呼ばれる)プロセッサ回路1503と、プロセッサ回路に結合された(メモリとも呼ばれる)メモリ回路1505とをも含み得る。メモリ回路1505は、プロセッサ回路1503によって実行されたとき、プロセッサ回路に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含み得る。他の実施形態によれば、プロセッサ回路1503は、別個のメモリ回路が必要とされないようなメモリを含むように規定され得る。
本明細書で説明されるように、ネットワークノードの動作は、プロセッサ1503、ネットワークインターフェース1507、および/またはトランシーバ1501によって実施され得る。たとえば、プロセッサ1503は、1つまたは複数のUEに、無線インターフェース上でトランシーバ1501を通してダウンリンク通信を送信し、および/または無線インターフェース上で1つまたは複数のUEからトランシーバ1501を通してアップリンク通信を受信するように、トランシーバ1501を制御し得る。同様に、プロセッサ1503は、1つまたは複数の他のネットワークノードに、ネットワークインターフェース1507を通して通信を送信し、および/またはネットワークインターフェースを通して1つまたは複数の他のネットワークノードから通信を受信するように、ネットワークインターフェース1507を制御し得る。その上、モジュールがメモリ1505に記憶され得、これらのモジュールは、モジュールの命令がプロセッサ1503によって実行されたとき、プロセッサ1503がそれぞれの動作(たとえば、例示的な実施形態に関して以下で説明される動作)を実施するように、命令を提供し得る。
次に、発明概念のいくつかの実施形態による、動作を示すブロック図である、図7への参照がなされる。動作が、物理共有チャネル上での複数セグメント送信に対応する送信フォーマットデータを含む設定メッセージを生成すること(ブロック710)を含み得る。いくつかの実施形態では、送信フォーマットデータは、トランスポートブロックサイズデータ(TBS)決定データ、冗長バージョン(RV)決定データ、PUSCH送信データの開始点および長さ、時間領域リソース割り当て(TDRA)表データ、ならびに/または復調用参照信号(DMRS)データのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスは、送信が複数のセグメントにスプリットされる必要があると決定する動作を実施し得る。いくつかの実施形態は、送信がスプリットされる必要があると決定することが、マルチセグメント送信設定が無線デバイスに送られる前に実施され得ることを提供する。そのような実施形態では、設定メッセージを生成することは、そのような決定に基づき得る。いくつかの実施形態は、ネットワークデバイスが、プロセッサと、実行されたとき、プロセッサ回路に、送信がスプリットされる必要があると決定させる命令を記憶する、メモリとを含むことを提供する。
動作が、複数セグメント送信についての送信フォーマットデータを識別するために、ユーザ機器(UE)への設定メッセージの送信を始動すること(ブロック720)をさらに含む。
次に、発明概念のいくつかの実施形態による、動作を示すブロック図である、図8への参照がなされる。動作が、物理共有チャネル上での複数セグメント送信に対応する送信フォーマットデータを含む設定メッセージを受信すること(ブロック810)を含む。いくつかの実施形態では、送信フォーマットデータは、トランスポートブロックサイズデータ(TBS)決定データ、冗長バージョン(RV)決定データ、PUSCH送信データの開始点および長さ、時間領域リソース割り当て(TDRA)表データ、ならびに/または復調用参照信号(DMRS)データのうちの少なくとも1つを含む。動作が、設定メッセージに基づいて、物理共有チャネル上での複数セグメント送信を始動すること(ブロック820)を含む。
発明概念の例示的な実施形態が、以下に記載される。
実施形態1. 無線通信ネットワークにおけるネットワークノードを動作させる方法であって、方法は、
物理共有チャネル上での複数セグメント送信に対応する送信フォーマットデータを含む設定メッセージを生成することであって、送信フォーマットデータが、トランスポートブロックサイズデータ(TBS)決定データ、冗長バージョン(RV)決定データ、PUSCH送信データの開始点および長さ、時間領域リソース割り当て(TDRA)表データ、ならびに/または復調用参照信号(DMRS)データのうちの少なくとも1つを含む、設定メッセージを生成することと、
複数セグメント送信についての送信フォーマットデータを識別するために、ユーザ機器(UE)への設定メッセージの送信を始動することと
を含む、方法。
実施形態2. 物理共有チャネルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を備える、実施形態1に記載の方法。
実施形態3. 複数セグメント物理共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を備える、実施形態1に記載の方法。
実施形態4. TBS決定データが
Figure 2022520229000058
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000059
が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000060
が、スロットIについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中の物理リソースブロック(PRB)ごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
実施形態5. TBS決定データが
Figure 2022520229000061
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000062
が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000063
が、スロットiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである、実施形態1から4のいずれか1つに記載の方法。
実施形態6. TBS決定データが
Figure 2022520229000064
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000065
が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000066
が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである、実施形態1から5のいずれか1つに記載の方法。
実施形態7. TBS決定データが
Figure 2022520229000067
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000068
が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000069
が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである、実施形態1から6のいずれか1つに記載の方法。
実施形態8. RV決定データが、初期PUSCHセグメントについての初期RV、およびRVシーケンス中の次のRVによって決定される、実施形態1から7のいずれか1つに記載の方法。
実施形態9. 無線リソース制御(RRC)信号が、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供する、実施形態8に記載の方法。
実施形態10. アクティブ化ダウンリンク制御インジケータ(DCI)中のRVフィールドが、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供する、実施形態8または9に記載の方法。
実施形態11. RVが、異なる送信機会のための異なるセグメントに割り当てられ、最も長い長さをもつセグメントが見つけられ、送信機会における他のセグメントが、RVシーケンスによって決定されたRVを使用する、実施形態8から10のいずれか1つに記載の方法。
実施形態12. RVシーケンスが循環的に使用される、実施形態8から11のいずれか1つに記載の方法。
実施形態13. どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、SFI(スロットフォーマットインジケータ)DCIメッセージが使用される、実施形態1から12のいずれか1つに記載の方法。
実施形態14. どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、RRCシグナリングが使用される、実施形態1から13のいずれか1つに記載の方法。
実施形態15. SRSの送信のために使用されるシンボルがUL送信のために使用されない、実施形態1から14のいずれか1つに記載の方法。
実施形態16. 得られたセグメントがシンボルの所与の数よりも短い場合、UL送信が許可される、同じスロット中の連続するシンボルのセットがセグメントに割り当てられない、実施形態1から15のいずれか1つに記載の方法。
実施形態17. DCIがPUSCH送信の開始点Sおよび長さLを提供する、実施形態1から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態18. 各セグメントが、UL送信のために使用される連続するシンボルのセットを含んでおり、セグメント中のすべてのシンボルが同じスロット中にある、実施形態1から17のいずれか1つに記載の方法。
実施形態19. 使用されるPUSCHセグメントの数および長さは、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、開始点および長さに基づいて決定される、実施形態1から18のいずれか1つに記載の方法。
実施形態20. TDRA表中の行が、開始シンボル識別子とシンボル長値との複数の組合せに関連する、実施形態1から19のいずれか1つに記載の方法。
実施形態21. 各セグメントが復調用参照信号(DMRS)を含む、実施形態1から20のいずれか1つに記載の方法。
実施形態22. スロット中の第1のセグメントのみが復調用参照信号(DMRS)を含む、実施形態1から20のいずれか1つに記載の方法。
実施形態23. 送信における第1のセグメント、および許可されないシンボルの後の第1のセグメントのみが、DMRSを含む、実施形態21に記載の方法。
実施形態24. スロット中の第1のセグメントが、最後のシンボル中のセグメントを含む前のスロットに応答するDMRSを含んでいない、実施形態21に記載の方法。
実施形態25. 無線通信ネットワークの基地局(gNB)であって、基地局が、
無線端末との無線ネットワーク通信を提供するように設定されたトランシーバ(1501)と、
トランシーバに結合されたプロセッサ(1503)と
を備え、プロセッサが、トランシーバを通して無線ネットワーク通信を提供するように設定され、プロセッサが、実施形態1から24のいずれか1つに記載の動作を実施するように設定された、基地局(gNB)。
実施形態26. 無線アクセスネットワークの基地局(eNB)であって、基地局が、実施形態1から24のいずれか1つに従って実施するように適応された、基地局(eNB)。
実施形態27. 受信機ユーザ機器(UE)からのフィードバック情報に基づいてリンク適応および/またはリソース再選択を提供するように設定されたネットワークノードを動作させる方法であって、方法が、実施形態1から24のいずれか1つに記載の動作を実施するように適応された、方法。
実施形態28. 無線通信ネットワークにおいて無線デバイスを動作させる方法であって、方法は、
物理共有チャネル上での複数セグメント送信に対応する送信フォーマットデータを含む設定メッセージを受信することであって、送信フォーマットデータが、トランスポートブロックサイズデータ(TBS)決定データ、冗長バージョン(RV)決定データ、PUSCH送信データの開始点および長さ、時間領域リソース割り当て(TDRA)表データ、ならびに/または復調用参照信号(DMRS)データのうちの少なくとも1つを含む、設定メッセージを受信することと、
設定メッセージに基づいて、物理共有チャネル上での複数セグメント送信を始動することと
を含む、方法。
実施形態29. 物理共有チャネルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を備える、実施形態28に記載の方法。
実施形態30. 複数セグメント物理共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を備える、実施形態28に記載の方法。
実施形態31. TBS決定データが
Figure 2022520229000070
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000071
が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000072
が、スロットIについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中の物理リソースブロック(PRB)ごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである、実施形態28から30のいずれか1つに記載の方法。
実施形態32. TBS決定データが
Figure 2022520229000073
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000074
が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000075
が、スロットiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである、実施形態28から31のいずれか1つに記載の方法。
実施形態33. TBS決定データが
Figure 2022520229000076
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000077
が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000078
が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである、実施形態28から32のいずれか1つに記載の方法。
実施形態34. TBS決定データが
Figure 2022520229000079
によって決定され、ここで、
Figure 2022520229000080
が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
Figure 2022520229000081
が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである、実施形態28から33のいずれか1つに記載の方法。
実施形態35. RV決定データが、初期PUSCHセグメントについての初期RV、およびRVシーケンス中の次のRVによって決定される、実施形態28から34のいずれか1つに記載の方法。
実施形態36. 無線リソース制御(RRC)信号が、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供する、実施形態35に記載の方法。
実施形態37. アクティブ化ダウンリンク制御インジケータ(DCI)中のRVフィールドが、初期PUSCHセグメントについての初期RVを提供する、実施形態35または36に記載の方法。
実施形態38. RVが、異なる送信機会のための異なるセグメントに割り当てられ、最も長い長さをもつセグメントが見つけられ、送信機会における他のセグメントが、RVシーケンスによって決定されたRVを使用する、実施形態35から37のいずれか1つに記載の方法。
実施形態39. RVシーケンスが循環的に使用される、実施形態35から38のいずれか1つに記載の方法。
実施形態40. どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、SFI(スロットフォーマットインジケータ)DCIメッセージが使用される、実施形態28から37のいずれか1つに記載の方法。
実施形態41. どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、RRCシグナリングが使用される、実施形態28から40のいずれか1つに記載の方法。
実施形態42. SRSの送信のために使用されるシンボルがUL送信のために使用されない、実施形態28から41のいずれか1つに記載の方法。
実施形態43. 得られたセグメントがシンボルの所与の数よりも短い場合、UL送信が許可される、同じスロット中の連続するシンボルのセットがセグメントに割り当てられない、実施形態28から42のいずれか1つに記載の方法。
実施形態44. DCIがPUSCH送信の開始点Sおよび長さLを提供する、実施形態28から43のいずれか1つに記載の方法。
実施形態45. 各セグメントが、UL送信のために使用される連続するシンボルのセットを含んでおり、セグメント中のすべてのシンボルが同じスロット中にある、実施形態28から44のいずれか1つに記載の方法。
実施形態46. 使用されるPUSCHセグメントの数および長さは、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、開始点および長さに基づいて決定される、実施形態28から45のいずれか1つに記載の方法。
実施形態47. TDRA表中の行が、開始シンボル識別子とシンボル長値との複数の組合せに関連する、実施形態28から46のいずれか1つに記載の方法。
実施形態48. 各セグメントが復調用参照信号(DMRS)を含む、実施形態28から47のいずれか1つに記載の方法。
実施形態49. スロット中の第1のセグメントのみが復調用参照信号(DMRS)を含む、実施形態28から48のいずれか1つに記載の方法。
実施形態50. 送信における第1のセグメント、および許可されないシンボルの後の第1のセグメントのみが、DMRSを含む、実施形態48に記載の方法。
実施形態51. スロット中の第1のセグメントが、最後のシンボル中のセグメントを含む前のスロットに応答するDMRSを含んでいない、実施形態48に記載の方法。
実施形態52.
無線通信ネットワークとの無線ネットワーク通信を提供するように設定されたトランシーバ(1401)と、
トランシーバに結合されたプロセッサ(1403)と
を備え、
プロセッサが、トランシーバを通して無線ネットワーク通信を提供するように設定され、プロセッサが、実施形態28から51のいずれか1つに記載の動作を実施するように設定された、第1の無線デバイス(UE)。
上記の開示からの略語についての説明が以下で提供される。
略語 説明
SL サイドリンク
Tx 送信機
Rx 受信機
BSM 基本安全メッセージ
BW 帯域幅
BSR バッファステータス報告
CAM 協調認識メッセージ
CBR チャネルビジー率
DPTF データパケット送信フォーマット
D2D Device-to-Device通信
DENM 分散型環境通知メッセージ
DSRC 専用短距離通信
eNB eノードB
ETSI 欧州通信規格協会
LTE Long-Term Evolution
NW ネットワーク
RS 参照信号
TF トランスポートフォーマット
SAE 自動車技術者協会
UE ユーザ機器
V2I Vehicle-to-Infrastructure
V2P Vehicle-to-Pedestrian
V2V Vehicle-to-(vehicle)通信
V2X Vehicle-to-anything-you-can-imagine
MAC 媒体アクセス制御
PDU パケットデータユニット
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
RRC 無線リソース制御
ProSe 近傍サービス
PRB 物理リソースブロック
ME モバイル機器
ID 識別子
PDB パケット遅延バジェット
CBR 輻輳ビジー率
SDU サービスデータユニット
PDU プロトコルデータユニット
BLER ブロック誤り率
MCS 変調符号化方式
TBS トランスポートブロックサイズ
MIMO 多入力多出力
PSCCH 物理サイドリンク制御チャネル
ITS 高度道路交通システム
PPPP ProSeパケット単位優先度
QoS サービス品質
QCI QoSクラス識別子
5QI 5G QoSインジケータ
ACK/NACK 肯定応答/否定応答
CG 設定済みグラント
DCI ダウンリンク制御情報
DFT-OFDM 離散フーリエ変換拡散OFDM
DL ダウンリンク
DMRS 復調用参照信号
GF グラントフリー
gNB 次世代ノードB
LTE Long-Term Evolution
MCS 変調符号化方式
NR 新無線
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
SNR 信号対雑音比
SPS 半永続スケジューリング
SUL 補助アップリンク
TTI 送信時間間隔
TO 送信機会
UL アップリンク
URLLC 超高信頼低レイテンシ通信
さらなる規定および実施形態が以下で説明される。
本発明概念の様々な実施形態の上記の説明では、本明細書で使用される専門用語は、具体的な実施形態を説明するためのものにすぎず、本発明概念を限定するものではないことを理解されたい。別段に規定されていない限り、本明細書で使用される(技術用語および科学用語を含む)すべての用語は、本発明概念が属する技術の当業者によって通常理解されるものと同じ意味を有する。通常使用される辞書において規定される用語など、用語は、本明細書および関連技術の文脈におけるそれらの用語の意味に従う意味を有するものとして解釈されるべきであり、明確にそのように本明細書で規定されない限り、理想的なまたは過度に形式的な意味において解釈されないことをさらに理解されよう。
エレメントが、別のエレメントに「接続された」、「結合された」、「応答する」、またはそれらの変形態であると呼ばれるとき、そのエレメントは、別のエレメントに直接、接続され、結合され、または応答し得、あるいは介在するエレメントが存在し得る。対照的に、エレメントが、別のエレメントに「直接接続された」、「直接結合された」、「直接応答する」、またはそれらの変形態であると呼ばれるとき、介在するエレメントが存在しない。同様の番号は、全体を通して同様のエレメントを指す。さらに、本明細書で使用される、「結合された」、「接続された」、「応答する」、またはそれらの変形態は、無線で結合された、無線で接続された、または無線で応答する、を含み得る。本明細書で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が別段に明確に指示するのでなければ、複数形をも含むものとする。簡潔および/または明快のために、よく知られている機能または構築が詳細に説明されないことがある。「および/または」という用語は、関連するリストされた項目のうちの1つまたは複数の任意のおよび全部の組合せを含む。
様々なエレメント/動作を説明するために、第1の、第2の、第3の、などの用語が本明細書で使用され得るが、これらのエレメント/動作は、これらの用語によって限定されるべきでないことを理解されよう。これらの用語は、あるエレメント/動作を別のエレメント/動作と区別するために使用されるにすぎない。したがって、本発明概念の教示から逸脱することなしに、いくつかの実施形態における第1のエレメント/動作が、他の実施形態において第2のエレメント/動作と呼ばれることがある。同じ参照番号または同じ参照符号は、本明細書全体にわたって同じまたは同様のエレメントを示す。
本明細書で使用される、「備える、含む(comprise)」、「備える、含む(comprising)」、「備える、含む(comprises)」、「含む(include)」、「含む(including)」、「含む(includes)」、「有する(have)」、「有する(has)」、「有する(having)」という用語、またはそれらの変形態は、オープンエンドであり、1つまたは複数の述べられた特徴、完全体、エレメント、ステップ、構成要素または機能を含むが、1つまたは複数の他の特徴、完全体、エレメント、ステップ、構成要素、機能またはそれらのグループの存在または追加を排除しない。さらに、本明細書で使用される、「たとえば(exempli gratia)」というラテン語句に由来する「たとえば(e.g.)」という通例の略語は、前述の項目の一般的な1つまたは複数の例を紹介するかまたは具体的に挙げるために使用され得、そのような項目を限定するものではない。「すなわち(id est)」というラテン語句に由来する「すなわち(i.e.)」という通例の略語は、より一般的な具陳から特定の項目を具体的に挙げるために使用され得る。
例示的な実施形態が、コンピュータ実装方法、装置(システムおよび/またはデバイス)および/またはコンピュータプログラム製品のブロック図および/またはフローチャート例示を参照しながら本明細書で説明される。ブロック図および/またはフローチャート例示のブロック、ならびにブロック図および/またはフローチャート例示中のブロックの組合せが、1つまたは複数のコンピュータ回路によって実施されるコンピュータプログラム命令によって実装され得ることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、および/またはマシンを作り出すための他のプログラマブルデータ処理回路のプロセッサ回路に提供され得、したがって、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するために、およびそれにより、ブロック図および/またはフローチャートの(1つまたは複数の)ブロックにおいて指定された機能/行為を実装するための手段(機能)および/または構造を作成するために、トランジスタ、メモリロケーションに記憶された値、およびそのような回路内の他のハードウェア構成要素を変換および制御する。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の様式で機能するように指示することができる、有形コンピュータ可読媒体に記憶され得、したがって、コンピュータ可読媒体に記憶された命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装する命令を含む製造品を作り出す。したがって、本発明概念の実施形態は、ハードウェアで、および/または「回路」、「モジュール」またはそれらの変形態と総称して呼ばれることがある、デジタル信号プロセッサなどのプロセッサ上で稼働する(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)ソフトウェアで具現され得る。
また、いくつかの代替実装形態では、ブロック中で言及される機能/行為は、フローチャート中で言及される順序から外れて行われ得ることに留意されたい。たとえば、関与する機能/行為に応じて、連続して示されている2つのブロックが、事実上、実質的にコンカレントに実行され得るか、またはブロックが、時々、逆の順序で実行され得る。その上、フローチャートおよび/またはブロック図の所与のブロックの機能が、複数のブロックに分離され得、ならびに/あるいはフローチャートおよび/またはブロック図の2つまたはそれ以上のブロックの機能が、少なくとも部分的に統合され得る。最後に、他のブロックが、示されているブロック間に追加/挿入され得、および/または発明概念の範囲から逸脱することなく、ブロック/動作が省略され得る。その上、図のうちのいくつかが、通信の主要な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信が、図示された矢印と反対方向に行われ得ることを理解されたい。
本発明概念の原理から実質的に逸脱することなしに、実施形態に対して多くの変形および修正が行われ得る。すべてのそのような変形および修正は、本発明概念の範囲内で本明細書に含まれるものとする。したがって、上記で開示された主題は、例示であり、限定するものではないと見なされるべきであり、実施形態の例は、本発明概念の趣旨および範囲内に入る、すべてのそのような修正、拡張、および他の実施形態をカバーするものとする。したがって、法によって最大限に許容される限りにおいて、本発明概念の範囲は、実施形態およびそれらの等価物の例を含む、本開示の最も広い許容可能な解釈によって決定されるべきであり、上記の詳細な説明によって制限または限定されるべきでない。
追加の説明が以下で提供される。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用される文脈から暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
添付の図面を参照しながら、次に、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
図9:いくつかの実施形態による無線ネットワーク。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図9に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図9の無線ネットワークは、ネットワークQQ106、ネットワークノードQQ160およびQQ160b、ならびに(モバイル端末とも呼ばれる)WD QQ110、QQ110b、およびQQ110cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノードQQ160および無線デバイス(WD)QQ110は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信(communication)、通信(telecommunication)、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを含み、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワークQQ106は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノードQQ160およびWD QQ110は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供する、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散無線基地局の部分は、分散アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチ規格無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図9では、ネットワークノードQQ160は、処理回路QQ170と、デバイス可読媒体QQ180と、インターフェースQQ190と、補助機器QQ184と、電源QQ186と、電力回路QQ187と、アンテナQQ162とを含む。図9の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノードQQ160は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノードQQ160の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体QQ180は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノードQQ160は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノードQQ160が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノードQQ160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体QQ180)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナQQ162がRATによって共有され得る)。ネットワークノードQQ160は、ネットワークノードQQ160に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノードQQ160内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路QQ170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路QQ170によって実施されるこれらの動作は、処理回路QQ170によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報にコンバートすることによって、処理すること、取得された情報またはコンバートされた情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報またはコンバートされた情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路QQ170は、単体で、またはデバイス可読媒体QQ180などの他のネットワークノードQQ160構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノードQQ160機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路QQ170は、デバイス可読媒体QQ180に記憶された命令、または処理回路QQ170内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路QQ170は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路QQ170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路QQ172とベースバンド処理回路QQ174とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路QQ172とベースバンド処理回路QQ174とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路QQ172とベースバンド処理回路QQ174との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体QQ180、または処理回路QQ170内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路QQ170によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路QQ170によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路QQ170は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路QQ170単独に、またはネットワークノードQQ160の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノードQQ160によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体QQ180は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路QQ170によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体QQ180は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路QQ170によって実行されることが可能であり、ネットワークノードQQ160によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体QQ180は、処理回路QQ170によって行われた計算および/またはインターフェースQQ190を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路QQ170およびデバイス可読媒体QQ180は、統合されていると見なされ得る。
インターフェースQQ190は、ネットワークノードQQ160、ネットワークQQ106、および/またはWD QQ110の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェースQQ190は、たとえば有線接続上でネットワークQQ106との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末QQ194を備える。インターフェースQQ190は、アンテナQQ162に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナQQ162の一部であり得る、無線フロントエンド回路QQ192をも含む。無線フロントエンド回路QQ192は、フィルタQQ198と増幅器QQ196とを備える。無線フロントエンド回路QQ192は、アンテナQQ162および処理回路QQ170に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナQQ162と処理回路QQ170との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路QQ192は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路QQ192は、デジタルデータを、フィルタQQ198および/または増幅器QQ196の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号にコンバートし得る。無線信号は、次いで、アンテナQQ162を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナQQ162は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路QQ192によってデジタルデータにコンバートされる。デジタルデータは、処理回路QQ170に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノードQQ160は別個の無線フロントエンド回路QQ192を含まないことがあり、代わりに、処理回路QQ170は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路QQ192なしでアンテナQQ162に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ172の全部または一部が、インターフェースQQ190の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェースQQ190は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末QQ194と、無線フロントエンド回路QQ192と、RFトランシーバ回路QQ172とを含み得、インターフェースQQ190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路QQ174と通信し得る。
アンテナQQ162は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナQQ162は、無線フロントエンド回路QQ190に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナQQ162は、たとえば、2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全指向性、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナQQ162は、ネットワークノードQQ160とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノードQQ160に接続可能であり得る。
アンテナQQ162、インターフェースQQ190、および/または処理回路QQ170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナQQ162、インターフェースQQ190、および/または処理回路QQ170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路QQ187は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノードQQ160の構成要素に供給するように設定される。電力回路QQ187は、電源QQ186から電力を受信し得る。電源QQ186および/または電力回路QQ187は、それぞれの構成要素に好適な形式で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノードQQ160の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源QQ186は、電力回路QQ187および/またはネットワークノードQQ160中に含まれるか、あるいは電力回路QQ187および/またはネットワークノードQQ160の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノードQQ160は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路QQ187に電力を供給する。さらなる例として、電源QQ186は、電力回路QQ187に接続された、または電力回路QQ187中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノードQQ160の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図9に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノードQQ160は、ネットワークノードQQ160への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノードQQ160からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノードQQ160のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイスQQ110は、アンテナQQ111と、インターフェースQQ114と、処理回路QQ120と、デバイス可読媒体QQ130と、ユーザインターフェース機器QQ132と、補助機器QQ134と、電源QQ136と、電力回路QQ137とを含む。WD QQ110は、WD QQ110によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD QQ110内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナQQ111は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェースQQ114に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナQQ111は、WD QQ110とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD QQ110に接続可能であり得る。アンテナQQ111、インターフェースQQ114、および/または処理回路QQ120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナQQ111は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェースQQ114は、無線フロントエンド回路QQ112とアンテナQQ111とを備える。無線フロントエンド回路QQ112は、1つまたは複数のフィルタQQ118と増幅器QQ116とを備える。無線フロントエンド回路QQ114は、アンテナQQ111および処理回路QQ120に接続され、アンテナQQ111と処理回路QQ120との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路QQ112は、アンテナQQ111に結合されるか、またはアンテナQQ111の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD QQ110は別個の無線フロントエンド回路QQ112を含まないことがあり、むしろ、処理回路QQ120は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナQQ111に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122の一部または全部が、インターフェースQQ114の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路QQ112は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路QQ112は、デジタルデータを、フィルタQQ118および/または増幅器QQ116の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号にコンバートし得る。無線信号は、次いで、アンテナQQ111を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナQQ111は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路QQ112によってデジタルデータにコンバートされる。デジタルデータは、処理回路QQ120に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路QQ120は、単体で、またはデバイス可読媒体QQ130などの他のWD QQ110構成要素と併せてのいずれかで、WD QQ110機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路QQ120は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体QQ130に記憶された命令、または処理回路QQ120内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路QQ120は、RFトランシーバ回路QQ122、ベースバンド処理回路QQ124、およびアプリケーション処理回路QQ126のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD QQ110の処理回路QQ120は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122、ベースバンド処理回路QQ124、およびアプリケーション処理回路QQ126は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路QQ124およびアプリケーション処理回路QQ126の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路QQ122は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122およびベースバンド処理回路QQ124の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路QQ126は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122、ベースバンド処理回路QQ124、およびアプリケーション処理回路QQ126の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122は、インターフェースQQ114の一部であり得る。RFトランシーバ回路QQ122は、処理回路QQ120のためのRF信号を調整し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体QQ130に記憶された命令を実行する処理回路QQ120によって提供され得、デバイス可読媒体QQ130は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路QQ120によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路QQ120は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路QQ120単独に、またはWD QQ110の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD QQ110によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路QQ120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路QQ120によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路QQ120によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報にコンバートすることによって、処理すること、取得された情報またはコンバートされた情報をWD QQ110によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報またはコンバートされた情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体QQ130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路QQ120によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体QQ130は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路QQ120によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路QQ120およびデバイス可読媒体QQ130は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器QQ132は、人間のユーザがWD QQ110と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器QQ132は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD QQ110への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD QQ110にインストールされるユーザインターフェース機器QQ132のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD QQ110がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD QQ110がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器QQ132は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器QQ132は、WD QQ110への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路QQ120が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路QQ120に接続される。ユーザインターフェース機器QQ132は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器QQ132はまた、WD QQ110からの情報の出力を可能にするように、および処理回路QQ120がWD QQ110からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器QQ132は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器QQ132の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD QQ110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器QQ134は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊化されたセンサー、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器QQ134の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源QQ136は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD QQ110は、電源QQ136から、本明細書で説明または指示される任意の機能を行うために電源QQ136からの電力を必要とする、WD QQ110の様々な部分に電力を配信するための、電力回路QQ137をさらに備え得る。電力回路QQ137は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路QQ137は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD QQ110は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路QQ137はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源QQ136に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源QQ136の充電のためのものであり得る。電力回路QQ137は、電源QQ136からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD QQ110のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、コンバート、または他の修正を実施し得る。
図10:いくつかの実施形態によるユーザ機器
図10は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連のあるデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連しないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連しないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる動作を意図されないが、ユーザに関連するか、またはユーザの利益のために動作され得る、デバイス(たとえば、スマート電力計)を表し得る。UE QQ2200は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであり得る。図10に示されているUE QQ200は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図10はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図10では、UE QQ200は、入出力インターフェースQQ205、無線周波数(RF)インターフェースQQ209、ネットワーク接続インターフェースQQ211、ランダムアクセスメモリ(RAM)QQ217と読取り専用メモリ(ROM)QQ219と記憶媒体QQ221などとを含むメモリQQ215、通信サブシステムQQ231、電源QQ233、および/または任意の他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路QQ201を含む。記憶媒体QQ221は、オペレーティングシステムQQ223と、アプリケーションプログラムQQ225と、データQQ227とを含む。他の実施形態では、記憶媒体QQ221は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図10に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図10では、処理回路QQ201は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路QQ201は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態機械など、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態機械、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路QQ201は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形式での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェースQQ205は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE QQ200は、入出力インターフェースQQ205を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE QQ200への入力およびUE QQ200からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE QQ200は、ユーザがUE QQ200に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェースQQ205を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図10では、RFインターフェースQQ209は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェースQQ211は、ネットワークQQ243aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワークQQ243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワークQQ243aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェースQQ211は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェースQQ211は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM QQ217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バスQQ202を介して処理回路QQ201にインターフェースするように設定され得る。ROM QQ219は、処理回路QQ201にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM QQ219は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体QQ221は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体QQ221は、オペレーティングシステムQQ223と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラムQQ225と、データファイルQQ227とを含むように設定され得る。記憶媒体QQ221は、UE QQ200による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体QQ221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体QQ221は、UE QQ200が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、またはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体QQ221中に有形に具現され得、記憶媒体QQ221はデバイス可読媒体を備え得る。
図10では、処理回路QQ201は、通信サブシステムQQ231を使用してネットワークQQ243bと通信するように設定され得る。ネットワークQQ243aとネットワークQQ243bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステムQQ231は、ネットワークQQ243bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステムQQ231は、IEEE802.QQ2、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実装するための、送信機QQ233および/または受信機QQ235を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機QQ233および受信機QQ235は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステムQQ231の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステムQQ231は、セルラ通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワークQQ243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワークQQ243bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源QQ213は、UE QQ200の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE QQ200の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE QQ200の複数の構成要素にわたって分割され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステムQQ231は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路QQ201は、バスQQ202上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路QQ201によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、処理回路QQ201と通信サブシステムQQ231との間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図11:いくつかの実施形態による仮想化環境
図11は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境QQ300を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノードQQ330のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境QQ300において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーションQQ320によって実装され得る。アプリケーションQQ320は、処理回路QQ360とメモリQQ390とを備えるハードウェアQQ330を提供する、仮想化環境QQ300において稼働される。メモリQQ390は、処理回路QQ360によって実行可能な命令QQ395を含んでおり、それにより、アプリケーションQQ320は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境QQ300は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路QQ360を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイスQQ330を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路QQ360は、商用オフザシェルフ(COTS:commercial off-the-shelf)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリQQ390-1を備え得、メモリQQ390-1は、処理回路QQ360によって実行される命令QQ395またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)QQ370を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)QQ370は物理ネットワークインターフェースQQ380を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路QQ360によって実行可能なソフトウェアQQ395および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、機械可読記憶媒体QQ390-2をも含み得る。ソフトウェアQQ395は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤQQ350をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシンQQ340を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシンQQ340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶域を備え、対応する仮想化レイヤQQ350またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンスQQ320の事例の異なる実施形態が、仮想マシンQQ340のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路QQ360は、ソフトウェアQQ395を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤQQ350をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤQQ350は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤQQ350は、仮想マシンQQ340に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図11に示されているように、ハードウェアQQ330は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェアQQ330は、アンテナQQ3225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェアQQ330は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーションQQ320のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)QQ3100を介して管理される、(たとえば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理記憶域上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシンQQ340は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシンQQ340の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシンQQ340のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェアQQ330のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャQQ330の上の1つまたは複数の仮想マシンQQ340において稼働する特定のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図11中のアプリケーションQQ320に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機QQ3220と1つまたは複数の受信機QQ3210とを含む、1つまたは複数の無線ユニットQQ3200は、1つまたは複数のアンテナQQ3225に結合され得る。無線ユニットQQ3200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノードQQ330と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノードQQ330と無線ユニットQQ3200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システムQQ3230を使用して、実現され得る。
図12:いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワーク。
図12を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワークQQ411とコアネットワークQQ414とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワークQQ410を含む。アクセスネットワークQQ411は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cを備え、各々が、対応するカバレッジエリアQQ413a、QQ413b、QQ413cを規定する。各基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cは、有線接続または無線接続QQ415上でコアネットワークQQ414に接続可能である。カバレッジエリアQQ413c中に位置する第1のUE QQ491が、対応する基地局QQ412cに無線で接続するか、または対応する基地局QQ412cによってページングされるように設定される。カバレッジエリアQQ413a中の第2のUE QQ492が、対応する基地局QQ412aに無線で接続可能である。この例では複数のUE QQ491、QQ492が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが、対応する基地局QQ412に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワークQQ410は、それ自体、ホストコンピュータQQ430に接続され、ホストコンピュータQQ430は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータQQ430は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワークQQ410とホストコンピュータQQ430との間の接続QQ421およびQQ422は、コアネットワークQQ414からホストコンピュータQQ430に直接延び得るか、または随意の中間ネットワークQQ420を介して進み得る。中間ネットワークQQ420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワークQQ420は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワークQQ420は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図12の通信システムは全体として、接続されたUE QQ491、QQ492とホストコンピュータQQ430との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続QQ450として説明され得る。ホストコンピュータQQ430および接続されたUE QQ491、QQ492は、アクセスネットワークQQ411、コアネットワークQQ414、任意の中間ネットワークQQ420、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続QQ450を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続QQ450は、OTT接続QQ450が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局QQ412は、接続されたUE QQ491にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータQQ430から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングを、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局QQ412は、UE QQ491から発生してホストコンピュータQQ430に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
図13:いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータ。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図13を参照しながら説明される。通信システムQQ500では、ホストコンピュータQQ510が、通信システムQQ500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェースQQ516を含む、ハードウェアQQ515を備える。ホストコンピュータQQ510は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路QQ518をさらに備える。特に、処理回路QQ518は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータQQ510は、ホストコンピュータQQ510に記憶されるかまたはホストコンピュータQQ510によってアクセス可能であり、処理回路QQ518によって実行可能である、ソフトウェアQQ511をさらに備える。ソフトウェアQQ511は、ホストアプリケーションQQ512を含む。ホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530およびホストコンピュータQQ510において終端するOTT接続QQ550を介して接続するUE QQ530など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーションQQ512は、OTT接続QQ550を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システムQQ500は、通信システム中に提供される基地局QQ520をさらに含み、基地局QQ520は、基地局QQ520がホストコンピュータQQ510およびUE QQ530と通信することを可能にするハードウェアQQ525を備える。ハードウェアQQ525は、通信システムQQ500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェースQQ526、ならびに基地局QQ520によってサーブされるカバレッジエリア(図13に図示せず)中に位置するUE QQ530との少なくとも無線接続QQ570をセットアップおよび維持するための無線インターフェースQQ527を含み得る。通信インターフェースQQ526は、ホストコンピュータQQ510への接続QQ560を容易にするように設定され得る。接続QQ560は直接であり得るか、あるいは、接続QQ560は、通信システムのコアネットワーク(図13に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局QQ520のハードウェアQQ525は、処理回路QQ528をさらに含み、処理回路QQ528は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局QQ520は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェアQQ521をさらに有する。
通信システムQQ500は、すでに言及されたUE QQ530をさらに含む。UE QQ530のハードウェアQQ535は、UE QQ530が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続QQ570をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェースQQ537を含み得る。UE QQ530のハードウェアQQ535は、処理回路QQ538をさらに含み、処理回路QQ538は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE QQ530は、UE QQ530に記憶されるかまたはUE QQ530によってアクセス可能であり、処理回路QQ538によって実行可能である、ソフトウェアQQ531をさらに備える。ソフトウェアQQ531は、クライアントアプリケーションQQ532を含む。クライアントアプリケーションQQ532は、ホストコンピュータQQ510のサポートのもとに、UE QQ530を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータQQ510では、実行しているホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530およびホストコンピュータQQ510において終端するOTT接続QQ550を介して、実行しているクライアントアプリケーションQQ532と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーションQQ532は、ホストアプリケーションQQ512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続QQ550は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーションQQ532は、クライアントアプリケーションQQ532が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図13に示されているホストコンピュータQQ510、基地局QQ520およびUE QQ530は、それぞれ、図12のホストコンピュータQQ430、基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cのうちの1つ、およびUE QQ491、QQ492のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図13に示されているものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図12のものであり得る。
図13では、OTT接続QQ550は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局QQ520を介したホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE QQ530からまたはホストコンピュータQQ510を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続QQ550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判定を行い得る。
UE QQ530と基地局QQ520との間の無線接続QQ570は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続QQ570が最後のセグメントを形成するOTT接続QQ550を使用して、UE QQ530に提供されるOTTサービスの性能を改善し得る。より正確には、これらの実施形態の教示は、ビデオ処理のためのデブロックフィルタ処理を改善し、それにより、改善されたビデオエンコーディングおよび/または復号などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間のOTT接続QQ550を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続QQ550を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータQQ510のソフトウェアQQ511およびハードウェアQQ515でまたはUE QQ530のソフトウェアQQ531およびハードウェアQQ535で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続QQ550が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェアQQ511、QQ531が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続QQ550の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局QQ520に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局QQ520に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータQQ510の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェアQQ511およびQQ531が、ソフトウェアQQ511およびQQ531が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続QQ550を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図14:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法。
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4および図QQ5を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップQQ610において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップQQ610の(随意であり得る)サブステップQQ611において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップQQ620において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップQQ630において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップQQ640において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図15:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法。
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4および図QQ5を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図15への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップQQ710において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップQQ720において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。(随意であり得る)ステップQQ730において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図16:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法。
図16は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4および図QQ5を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図16への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップQQ810において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップQQ820において、UEはユーザデータを提供する。ステップQQ820の(随意であり得る)サブステップQQ821において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップQQ810の(随意であり得る)サブステップQQ811において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップQQ830において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップQQ840において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図17:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法。
図17は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4および図QQ5を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図17への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップQQ910において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップQQ920において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップQQ930において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
追加の説明
いくつかの実施形態は、異なる要件を有する(ファクトリーオートメーション、輸送産業および電力分配などの)異なる使用事例について、さらに信頼性を改善し、レイテンシを低減するための方法を研究することを目的とする。いくつかの実施形態は、URLLC要件を満たすためにPUSCH送信を拡張することについて説明する。
いくつかの実施形態は、少なくとも、スケジュールされたPUSCHについて、それに、1つのスロット中にあり、および/または(「ミニスロットベースの繰返し」とも呼ばれる)連続する利用可能なスロット」中のスロット境界にわたり得る、2つまたはそれ以上のPUSCH繰返しをスケジュールする1つのULグラントを提供する。そのような実施形態は、時間領域リソース決定を含み得る。時間領域リソース情報は、DCI中の時間領域リソース割り振りフィールドが第1の繰返しのためのリソースを指示することと;残りの繰返しのための時間領域リソースが、少なくとも第1の繰返しのためのリソースとシンボルのUL/DL方向とに基づいて導出されることと;FFSへ、UL/DL方向決定のプロシージャとの詳細な対話と;各繰返しが、隣接するシンボルを占有することと、FFSへ、「オーファン(orphan)」シンボルをハンドリングすべきかどうか/「オーファン」シンボルをどのようにハンドリングすべきかに関して(ULシンボルの#は、1つの完全な繰返しを搬送するのに十分でない)とを提供し得る。
グラントは、少なくとも、PUSCH繰返し間ホッピングおよびスロット間ホッピング、FFS 他のFH方式、ならびにFFS 2よりも大きい数のホップをサポートする、周波数ホッピング(少なくとも2つのホップ)をさらに含み得る。
グラントは、(たとえば持続時間全体に基づく、または第1の繰返しに基づく)FFS 繰返しの数の動的指示と、FFS DMRS共有と、FFS TBS決定とをさらに含み得る。
少なくとも、スケジュールされたPUSCHについて、(「マルチセグメント送信」とも呼ばれる)場合によっては異なる開始シンボルおよび/または持続時間」を伴う、各スロット中に1つの繰返しを伴う、連続する利用可能なスロット中で2つまたはそれ以上のPUSCH繰返しをスケジュールする1つのULグラントのオプションでは、サポートされる場合、グラントはさらに、時間領域リソース決定からなり、ここで、DCI中の時間領域リソース割り振りフィールドが、すべての繰返しの開始シンボルおよび送信持続時間を指示し、FFS 各繰返しの開始シンボルおよび持続時間を指示する、複数SLIV、FFS S+L>14の場合をサポートするためにSLIVを修正する可能性を含む、SLIVの詳細、ならびにFFS UL/DL方向決定のプロシージャとの対話。
1つのスロット内での送信では、スロット内に2つ以上のUL期間がある(各UL期間が、UEによって決定された潜在的UL送信のためのスロット内の隣接するシンボルのセットの持続時間である)場合、1つの繰返しが1つのUL期間内にあり、FFS 2つ以上のUL期間がその送信のために使用される場合、各繰返しが、隣接するシンボルを占有する。他の場合、Rel-15挙動に従って、単一のPUSCH繰返しがスロット内で送信される。周波数ホッピングがサポートされ得、ここで、サポートは、少なくともスロット間FHおよびFFS 他のFH方式のサポートを含む。
FFS TBS決定が、提供され得、持続時間全体に基づくか、または第1の繰返し、オーバーヘッド仮定に基づき得る。
いくつかの実施形態は、「ミニスロットベースの繰返し」、および「2セグメント送信」、および/またはFFS 連続する利用可能なスロット中でPUSCH繰返しをスケジュールするために別個のグラントを使用するオプションの間で絞り込み(down-select)得る。
いくつかの実施形態は、シンボルのDL/UL方向との対話と、TBS決定の詳細と、スケジュールされたPUSCHおよび設定済みグラントについて何が異なるかに関する決定とを含む、時間領域リソース決定の詳細を含む。たとえば、設定済みグラントについて、DLシンボルと競合するとき、送信が延期されることを許可されるべきかどうかが決定され得る。(レイテンシ、信頼性などを含む)潜在的性能評価/分析、複雑度、オーバーヘッドなどを含む、2つの方式間の比較が行われ得る。マルチセグメントソリューションは、2つ以上のUL期間を伴うスロットがある場合を考慮し得、ミニスロット繰返しとマルチセグメントPUSCHとの間の性能比較が行われ得る。
潜在的に異なる信頼性要件を伴う、異なる関連のある使用事例が考慮され得る。いくつかの使用事例では、1~10の極めて厳格な信頼性が必要とされる。信頼性を拡張するための技法がプロトコルスタック中の異なるレイヤにおいて行われ得ることは、注目に値する。1~10の送信信頼性全体を必要とすることは、必ずしも、すべてのソリューションが物理レイヤから来なければならないことを意味するとは限らない。たとえば、NRは、PDCP複製の形態の上位レイヤ信頼性拡張をサポートする。PDCP複製では、物理レイヤに関する信頼性要件が緩和され得る。
NR Rel-15では、10-5のBLERターゲットに対応するCQI報告のための新しいCQI表が導入された。これは、高い信頼性要件を伴うURLLC DL送信をサポートすることを目的とする。その上、極めてロバストなPDSCHおよびPUSCH送信をサポートするために、低いスペクトル効率値をもつ新しいMCSエントリをサポートする新しいMCS表が導入された。NR Rel.15において行われたこれらのPHY信頼性拡張は、eURLLCのために十分と見なされ得る。
レイテンシに関して、NR Rel.15は、スロットよりも短い持続時間を伴うデータ送信をサポートする。PDSCH/PUSCHマッピングタイプBは、送信がスロット中の任意のシンボルにおいて開始することを可能にし、これは、レイテンシ視点から大いに望ましい。PDSCHマッピングタイプBでは、2つ、4つ、および7つのシンボルの送信持続時間がサポートされ、PUSCHマッピングタイプBでは、1つから14個までのシンボルの任意のシンボル持続時間がサポートされる。これらの特徴は、URLLCのために必要とされる低レイテンシ送信を可能にするための重要なエレメントとして働く。
ただし、依然として、超低レイテンシ送信を完全に可能にするためにNR Rel-15におけるフレキシビリティをスケジュールすることに関して、いくつかの限定が存在する。一例は、スロットボーダーにわたるスケジューリングに対する制限である。厳格なレイテンシバジェットを伴うURLLCサービスでは、データができるだけ早く送信され得ることが大いに望ましい。たとえば、UL送信のためのULデータが、スロットボーダーにあまりに近いシンボルにおいて(UEにおけるいくらかの処理時間の後に)送信される準備ができていることが起こり得る。NR Rel.15は、送信がスロットボーダーを横断することを可能にしないので、UEは、送信するために次のスロットの始まりまで待たなければならない。これは、許可されたバジェットを超えるレイテンシの増加につながり得る。その上、この制限は、少なくともグラントベースPUSCHについて1つのPUSCH送信インスタンスがスロット境界を横断することを許可されないという、後の合意に基づいて、少なくともグラントベース送信について、Rel.16まで及ぶ。
次に、いくつかの実施形態による、スロットボーダー制限にわたる送信による長い整合遅延を示すブロック図である、図18への参照がなされる。たとえば、図18は、7シンボル持続時間を伴うデータの到着がスロットボーダーにあまりに近いときの高い整合遅延の例示である。7シンボル送信の場合、この整合遅延は、データが一様に到着することを仮定すると、UL送信の50%において生じることになる。その問題は、帯域幅を増加させることが、性能を改善するのを助けないので、UEの電力が限られているUL送信にとって、特に厳しい。
次のスロットまで待つことの代替形態は、送信が現在のスロットにおいてすでに開始することができるように、より短い持続時間を伴う複数の送信をスケジュールすることである。NR Rel.15は、送信が複数のスロット上で繰り返され得るスロットアグリゲーションをサポートするが、次のスロットにおけるTB繰返しが、第1のスロットにおける送信と同じリソース割り当てを有する必要があるという限定がある。したがって、複数のスロットにわたる、14個よりも少ないシンボルの送信の繰返しは、複数のスロット間で時間ギャップを有することになる。
次に、短い送信の繰返しに適用されたときの、NR Rel.15におけるスロットアグリゲーションを示し、4osミニスロット割り当てが、2つの隣接スロットにおいて繰り返され、ミニスロット間の10os時間ギャップによって分離される、ミニスロットアグリゲーションの例示を提供する、ブロック図である、図19への参照がなされる。整合遅延は低減されるが、全体的レイテンシは、受信機が、たいていの場合、所望の信頼性を達成することが可能であるためにすべての繰返しを累積する必要があるので、この手法により改善されない。
RAN1#95におけるRel.16におけるeURLLCのための真の超低レイテンシ送信をサポートするために、以下のソリューションのうちの1つを採用することによってレイテンシを改善することが合意された。
いくつかの実施形態は、1つのスロット中にあるか、または連続する利用可能なスロット中のスロット境界にわたり得る、2つまたはそれ以上のPUSCH繰返しをスケジュールする1つのULグラントと;場合によっては異なる開始シンボルおよび/または持続時間を伴う、各スロット中に1つの繰返しを伴う、連続する利用可能なスロット中で2つまたはそれ以上のPUSCH繰返しをスケジュールする1つのULグラントと;各スロット中に1つの繰返しを伴う、連続する利用可能なスロット上でN(N≧2)個のPUSCH繰返しをスケジュールするN個のULグラントと、i番目のULグラントとが、(i-1)番目のULグラントによってスケジュールされたPUSCH送信の終了の前に受信され得ることと;FFS 利用可能なスロットの規定とのうちの1つまたは複数をサポートする、を提供する。上記の代替形態のうちの最初の2つは、ミニスロットベースの繰返し、およびマルチセグメント送信と呼ばれることがある。
ミニスロット繰返しに関して、いくつかの考慮がなされるべきである。各繰返しにおけるDMRSオーバーヘッドが、不要な追加のオーバーヘッドを作成する。したがって、DMRSオーバーヘッドを低減するために、追加の機構が考慮されるべきである。第2に、繰返しベースのソリューションは、スロット境界の周りのシンボルが、遅延を低減するために、PUSCH送信のために十分に利用されることを保証しない。データ到着、および割り当てられたPUSCHリソースに応じて、繰返しファクタが動的に適応されるべきである。Rel-15では、スロットアグリゲーションがRRC設定済みであるので、この特徴を導入することは、その特徴を有意味にするために、動的繰返しがRel-16においてサポートされるべきであることを暗示する。
いくつかの実施形態は、マルチセグメント送信が最も効率的な送信であることを提供する。性能の観点から、PUSCHを2つのPUSCHにスプリットすることは、繰返しベースのソリューションと比較して、セグメントのうちの1つにおける改善されたコーディング利得による利点を有する。
また、第3の代替形態はULグラント効率に関して非効率的であるように見え、単一のULグラントを使用することによって複数PUSCH繰返しが達成され得ると考える。
次に、いくつかの実施形態による、2セグメントPUSCH送信を示すブロック図である、図20への参照がなされる。この図は、単一のULグラントを使用して複数のグラントがどのようにスケジュールされ得るかを説明するのを助ける。すなわち、UEは、スロットボーダーを横断する時間領域におけるリソースを割り振る、ULグラントまたは設定済みULグラントを受信することを予想することができる。UEは、次いで、PUSCH送信が2つのPUSCH送信にスプリットされると解釈する。左のグラフィックでは、Nシンボル持続時間を伴うULデータが、スロットボーダーを横断するように設定またはスケジュールされる。右のグラフィックでは、ULデータは、2つのセグメントにスプリットされる。第1のPUSCHは、設定されたまたは割り振られた開始シンボルにおいて開始し、現在のスロットの終端において終了する。第2のPUSCHは、後続のスロットの始まりにおいて開始し、当初の設定されたまたはスケジュールされた長さに対応するシンボルにおいて終了する。
単純なシグナリング方法が、たとえば、時間領域リソース割り当てにおける開始シンボル(S)および割り当て長さ(L)の直接インジケータがS+L>14を生じることを可能にすることによる、暗黙的シグナリングに基づき得る。この場合、設定されたまたはスケジュールされた開始シンボルにおいて開始し、第1のスロットの終端まで持続する、第1のPUSCHセグメントと、後続のスロットにおいて直ちに開始し、どちらが最初に来るかにかかわらず、スケジュールされたシンボル、またはシンボル14の終端までの、第2のPUSCHセグメント。PUSCH送信の両方のセグメントについて、同じTBが使用され得、RVが、あらかじめ設定されたRVシーケンスに従うことができる。3つ以上のスロットにおける送信を必要とするTBでは、PUSCH送信の同様のセグメント化が適用される。
RAN1 1901 Ad-Hoc中に、マルチセグメントPUSCHが採用される場合に、スロットごとに2つ以上のUL期間を生じるTDDパターンを伴うスロットをどのようにハンドリングすべきかの懸念が提起された。開始点Sおよび送信の長さLをシグナリングすることに基づくシグナリング方法を使用し、S+Lが14よりも大きくなることを許可されると仮定する。SとS+Lとの間の間隔中に含まれている2つ以上のUL期間がある場合、UEは、UEが送信することを許可されるシンボル上でのみ送信し、単一のスロット内の連続するULシンボルの各セットがセグメントを構成することになる。これは、複雑度を低減するためにできるだけ少ない回数セグメント化するべきであるという、マルチセグメントPUSCHの意図と一貫する。次に、いくつかの実施形態による、スロット中の2つ以上のUL期間でセグメント化することを示すブロック図である、図21への参照がなされる。示されているように、その例は、S=0であり、L=28であることを提供する。この場合、TDDパターンによって与えられる、スロットごとの2つのUL期間があり、したがって、スロットごとに2つのセグメントがある。
さらに、信頼性は、周波数ホッピングによって改善され得る。ただし、周波数ホッピングが、断片化されたスペクトルを生じ、全システム性能に影響を及ぼすかどうかが、考慮に入れられるべきである。したがって、周波数ホッピングは、動的に有効または無効にされるべきである。その上、周波数ホッピングは、有効にされた場合、既存のスロット間およびスロット内周波数ホッピングに基づいて実施され得る。ただし、いくつかの場合には、PUSCH割り当てに関して非対称様式でホッピング位置を有することが望ましくないことがある。その場合、ホッピング位置が、何らかのルールを伴う繰返しのうちのいずれかのスロット内周波数ホッピングに基づく、ホッピングパターンを考慮することが可能であり、たとえば、より多数のシンボルがあるスロットである。
上記の説明と、寄与文書における後の性能観測とに基づいて、以下の実施形態が、UL期間ごとに1つのセグメントを伴う連続する利用可能なスロットにおける複数のPUSCH送信によって1つのTBが搬送される、マルチセグメントPUSCHを採用することを含み得ることを提案する。
いくつかの実施形態は、ミニスロットを繰り返すときのトランスポートブロックサイズを決定することを含む。PUSCH送信をスケジュールするとき、一般にDCI中でシグナリングされるMCSインデックスから、ターゲットコードレートおよび変調次数が決定される。次いで、トランスポートブロックサイズは、TS38.214のセクション6.1.4.2において説明されるように、ターゲットコードレート、変調次数、レイヤの数、および割り当てられたリソースから計算される。
以下で、(ミニ)スロットアグリゲーションが適用されたときの、Rel-15プロシージャの問題点が分析される。
低減されたスケジューリングフレキシビリティについて、Rel-15のスロットアグリゲーションの場合、トランスポートブロックサイズは、第1のスロットのためのパラメータを使用して決定され、次いで、同じトランスポートブロックサイズが、アグリゲートされたスロットの各々中で使用される。同じ手法が、ミニスロット繰返しについて使用され得、トランスポートブロックサイズは、シグナリングされたターゲットコードレートおよび変調次数とともに、第1のミニスロット中の割り当てられたリソースの量によって決定される。これの1つの欠点は、それがスケジューリングフレキシビリティに影響を及ぼすことがあることである。繰返しでは、TBが、低いMCSインデックスを伴って送信される必要がある場合、極めて大きい帯域幅が必要とされる。いくつかの場合には、必要とされる帯域幅が大きすぎることになるので、いくつかのMCSインデックスを使用して所与のTBをスケジュールすることさえ可能でない。2OS長PUSCHの4つの繰返し、4OS長PUSCHの2つの繰返し、または単一の8シンボル長PUSCHのいずれかによる、8OS長PUSCHを送信する3つの異なるやり方を考慮することによって、この問題を示す。
最初の2つのオプションは、TBSが、第1の送信のためのパラメータに基づいて決定され、次いで、TBが複数回繰り返される場合を表す。第3のオプションは、TBSが、TBのために使用されるリソースの総量に基づいて決定される場合を表す。
評価仮定からの3つの異なるターゲットパケットサイズ、100バイト、250バイト、または1370バイトが考慮される。仮定された、40MHzのBWおよびSCS=30kHzでは、CP-OFDMについて、106に等しいPRBの最大数を与える。以下のMCS表によれば、すべてのMCSインデックスが、ターゲットTBSをサポートするために必要とされるPRBの数を見つけることを考察する。時々、PRBの同じ数が、隣接MCSインデックスを使用するときにほとんど等しいTBSを与える。この場合、最も高い信頼性に対応する、最小スペクトル効率をもつMCSインデックスを選択する。
Figure 2022520229000082
Figure 2022520229000083
Figure 2022520229000084
考察された事例では、TBS決定を第1の繰返し中で利用可能なリソースの数に基づかせることが、TBS決定をリソースの総数に基づかせることと比較して、ターゲットTBSを達成するための利用可能な{MCS,NPRB}組合せにおける、より不良なフレキシビリティにつながる。たとえば、上記のすべての3つのTBサイズについて、オプション(a)は、オプション(c)よりも小さい{MCS,NPRB}フレキシビリティを提供する。ここでは、フレキシビリティによって、送信において使用され得るMCSおよびNPRBの範囲を意味する。たとえば、8OSおよび1つの繰返しの場合の一番上の表では、それは、2から24までのMCSインデックスおよび3つから95個までのNPRBに対して可能であり、これは、チャネル品質に応じて、小さいまたは大きい割り当て、ならびに低いまたは高いMCSが使用され得ることを意味する。ただし、2OSおよび4つの繰返しの場合の一番上の表の第1の列では、MCSの範囲はより小さく(最低MCSインデックスは11である)、また、最小割り当ては15個のPRBである。大きいTBSサイズでは、状況はさらに不良であり、最後の表が示すように、2OSのみおよび4つの繰返しの場合、TBSを送信することさえ可能でない。
TBSを利用可能なリソースの総数に基づかせることの別の利点は、割り当てられたPRBの数を変更すること、ならびにOFDMシンボルの数を変更することの両方によって、TBSを変更することが可能であることである。第1の送信におけるOSの数が、整合遅延を低く保つために固定のままである必要があり得る、(ミニ)スロットアグリゲーションおよびRel-15 TBS決定プロシージャを使用するとき、TBSを変更することはそれほど容易ではない。繰返しの数のみを変更することは、総送信長さを変更するが、Rel-15においてTBSを決定するために使用される、第1の送信におけるOSの数を変更しない。
TBS決定を第1の送信における割り当てられたリソースに基づかせることは、フレキシブルでないスケジューリングと、MCS表の不十分な使用法とにつながり得る。
考察された事例では、全帯域幅を使用するとき、1つの繰返しの場合でもRel-15 MCS表中の最低スペクトル効率に達することが可能でない。したがって、より多くの繰返しを使用し、TBS決定を第1の送信における割り当てられたリソースに基づかせることは、Rel-15 MCS表と比較して、スペクトル効率の顕著な利得を与えない。
TBS決定は、占有されるリソースの総量に基づくように拡張される。
いくつかの実施形態では、変調次数とベースグラフとのミスマッチがある。K個の繰返しを伴う(ミニスロット)アグリゲーションが使用されるとき、送信は{RMCS,K、QMCS,K、K}を使用し、ここで、RMCS,Kは、MCSインデックスによってシグナリングされるコードレートであり、QMCS,Kは、MCSインデックスによってシグナリングされる変調次数であり、Kは、繰返しの数である。
代替的に、MCSが、占有されるリソースの総量に従って選択されると仮定した場合、TBSは、{RMCS,1、QMCS,1、1}を伴って送られることになる。
Rel-15手法を適用するとき、RMCS,1は、RMCS,Kからかなり逸脱し得、したがって、QMCS,1 QMCS,Kである。これが起こったとき、リンク性能が著しく損害を被ることになる。理由は、この場合、ベースグラフが異なるコードレートのために最適化されるので、この場合のベースグラフが新しい変調次数にマッチしないことである。これを示すために、(A)- 2OS PUSCHの4つの繰返しと(B)- 8OS PUSCHの1つの繰返しとの2つの場合を比較する。
第1の場合(A)には、第1のOFDMシンボルがDMRSによって占有され、その後に、PUSCHペイロードによって占有される7つのOFDMシンボルが続く。第2の場合(B)には、DMRSが人工的に、第1の繰返しの第1のOFDMシンボルのみを占有するようにされ、したがって、どちらの場合も、同じDMRSオーバーヘッド(=1os)が使用される。32または100バイトのターゲットTBSが使用される。仮定された送信パラメータを使用して、(A)対(B)のBLER性能が以下の図22に示される。図22を簡単に参照すると、グラフが、いくつかの実施形態による、ミニスロットアグリゲーションにおいて、不適当な変調次数が使用されたときの、BLER性能劣化のプロットを示す。
図23を参照すると、グラフが、いくつかの実施形態による、ミニスロットアグリゲーションにおいて、不適当な変調次数が使用されたときの、BLER性能劣化のプロットを示す。
4つの繰返しを伴う(A)は、1つの繰返しを伴う(B)よりも約1.5~1.8dB不良の性能であることがわかる。理由は、(A)が{RMCS,4、QMCS,4=64QAM、K=4}を使用し、(B)が{RMCS,1 RMCS,4/16、QMCS,1=QPSK,1}を使用し、(B)が、すべての占有されるリソースを考慮に入れたとき、正しい選定であることである。
ターゲットTBS=800ビットの場合、ベースグラフ選択がMCSにおけるターゲットコードレートによって部分的に決定されるので、同様の問題がベースグラフ選択にも生じる。ターゲットコードレートは0.67を上回るので、ベースグラフはBG2からBG1に切り替わる。BG1のマザーコードレートが1/3であり、BG2のマザーコードレートが1/5であるので、これはまた、BG1について、フレッシュなパリティビットの代わりに、レート1/3を下回るサーキュラーバッファ繰返しが使用されることにより、性能に悪影響を及ぼす。
(ミニ)スロットアグリゲーションが使用されるとき、TBS決定を第1の送信における割り当てられたリソースに基づかせることは、過度に高いターゲットコードレートをもたらし、変調次数とベースグラフとのミスマッチを生じ得る。
いくつかの実施形態は、ミニスロットベースの繰返しとマルチセグメントPUSCHとを比較するときのチャネルコーディング考慮を提供する。
NR LDPCコードについてのレートマッチングおよびビット選択方法は、サーキュラーバッファ中の、あらかじめ規定された開始点、または冗長バージョンとともに、サーキュラーバッファレートマッチングに基づく。LDPCベースグラフは、最初に高レートカーネルを設計し、次いで、単一パリティチェック変数ノードによりパリティチェック行列を拡張することによる、コード拡張を通して設計された。コード化ビットは、同じ順序でサーキュラーバッファに書き込まれ、システマティックビットから開始し、その後に、行列が拡張された順序でパリティビットが続く。これは、送信されるべきコード化ビットを選定するときにビットをサーキュラーバッファから読み出すべき最適順序を作成する効果を有する。システマティックビットはパリティビットよりも重要であり、最適性能では、パリティビットは、行列が拡張された順序でサーキュラーバッファから読み取られるべきである。HARQベース再送信では、理想的には、ちょうど、第1の送信がサーキュラーバッファ中のビットを読み取ることを停止したところで、第2の送信がビットを読み出すことを開始するべきである。代わりに、性能とシグナリングオーバーヘッドとの間のトレードオフとして、サーキュラーバッファ中の4つの異なる考えられる開始位置が規定された。この考慮は、ミニスロットベースの繰返しとマルチセグメントPUSCHとを比較するとき、性能に直接影響を及ぼす。各セグメント、またはミニスロットでは、RVのうちの1つが選定され、これは、コード化ビットを最適順序で選択することをより困難にする。
長さ2および6のセグメントを伴う2セグメントPUSCH送信を、各々長さ2シンボルの4つのミニスロットのミニスロットベースの繰返しと比較する、以下の例を考慮する。各PUSCHセグメントが、DMRSに専用の1つのシンボルを含んでおり、第1の繰返し中の1つのDMRSと第3の繰返し中の1つのDMRSとを伴うミニスロットベースの繰返しについて、DMRS共有が使用されると仮定する。したがって、どちらの場合も、同じDMRSオーバーヘッドを有する。割り当てられた10個のPRBと848ビットのTBSとを伴うQPSK変調を仮定する。合計、1440個の送信されたコード化ビットがある。始まりから開始して読み取ることである、サーキュラーバッファにおける最適読取り順序に近くなるために、シーケンス{0,2,3,1}から、連続する繰返しまたはセグメントについてのRV順序を選定する。図24および図25に、これらの2つの場合におけるサーキュラーバッファから使用されるビットを示す。たとえば、図24は、ミニスロット繰返しの場合のサーキュラーバッファ使用量を示す棒グラフであり、図25は、いくつかの実施形態による、2セグメントPUSCHの場合のサーキュラーバッファ使用量を示す棒グラフである。図中の各列は、リフティング(lifting)前のベース行列中の1つの列、またはリフティング後の88個のコード化ビットに対応する。各棒の高さは、送信されるこのグループ中のビットの割合に対応し、1よりも大きい高さは、そのグループ中のいくつかのビットが繰り返されることを意味する。最初の8つの列はシステマティックビットに対応し、ミニスロット繰返しでは、RVをどの順序で選定するかにかかわらず、すべてのシステマティックビットを送信することが可能であるとは限らないことに気づく。また、選択されたビットは、順次RVから循環的に選定することにより、サーキュラーバッファ中にほぼ等しく広げられることがわかる。一方、2セグメントPUSCHの場合、RV0に対応するためにより長いセグメントを選定し、バッファの始まりから多数の連続するビットを読み取ることができる。
必要よりも多くのセグメントにセグメント化することは、サーキュラーバッファからのより短い連続する読取りと、サーキュラーバッファからのコード化ビットの準最適な選択とにつながる。
これは、2つの方式の性能に直接影響を及ぼすことに留意されたい。いくつかの実施形態による、ミニスロット繰返しと2セグメントPUSCHとの間の性能比較をプロットするグラフである、図26に示されているように、2セグメントPUSCHは、BLER 1e-5において2dB超だけミニスロット繰返しよりも優れている。たとえば、マルチセグメントPUSCHは、ミニスロット繰返しよりも良好な性能であることに留意されたい。
URLLC要件を満たすためにPUSCH送信をどのように拡張すべきかが、本明細で説明される。
TBS決定を第1の送信における割り当てられたリソースに基づかせることは、フレキシブルでないスケジューリングと、MCS表の不十分な使用法とにつながり得る。
考察された事例では、全帯域幅を使用するとき、1つの繰返しの場合でもRel-15 MCS表中の最低スペクトル効率に達することが可能でない。したがって、より多くの繰返しを使用し、TBS決定を第1の送信における割り当てられたリソースに基づかせることは、Rel-15 MCS表と比較して、スペクトル効率の顕著な利得を与えない。
(ミニ)スロットアグリゲーションが使用されるとき、TBS決定を第1の送信における割り当てられたリソースに基づかせることは、過度に高いターゲットコードレートをもたらし、変調次数とベースグラフとのミスマッチを生じ得る。
必要よりも多くのセグメントにセグメント化することは、サーキュラーバッファからのより短い連続する読取りと、サーキュラーバッファからのコード化ビットの準最適な選択とにつながる。
マルチセグメントPUSCHは、ミニスロット繰返しよりも良好な性能である。
前のセクションにおける説明に基づいて、UL期間ごとに1つのセグメントを伴う連続する利用可能なスロットにおける複数のPUSCH送信によって1つのTBが搬送される、マルチセグメントPUSCHを採用することが提案される。
TBS決定は、占有されるリソースの総量に基づくように拡張される。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。

Claims (54)

  1. 無線通信ネットワークにおけるネットワークノード(QQ160)を動作させる方法であって、前記方法は、
    物理共有チャネル上での複数セグメント送信に対応する送信フォーマットデータを含む設定メッセージを生成すること(710)であって、前記送信フォーマットデータが、トランスポートブロックサイズデータ(TBS)決定データ、冗長バージョン(RV)決定データ、送信データの開始点および長さ、時間領域リソース割り当て(TDRA)表データ、ならびに/または復調用参照信号(DMRS)データのうちの少なくとも1つを含む、設定メッセージを生成すること(710)と、
    前記複数セグメント送信についての前記送信フォーマットデータを識別するために、ユーザ機器(UE)(QQ530)への前記設定メッセージの送信を始動すること(720)と
    を含む、方法。
  2. 前記物理共有チャネルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 複数セグメント物理共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記TBS決定データが
    Figure 2022520229000085
    によって決定され、ここで、
    Figure 2022520229000086
    が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
    Figure 2022520229000087
    が、スロットiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中の物理リソースブロック(PRB)ごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、前記複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記TBS決定データが
    Figure 2022520229000088
    によって決定され、
    ここで、
    Figure 2022520229000089
    が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
    Figure 2022520229000090
    が、スロットiについてのデータなしの、前記RS CDMグループの前記オーバーヘッドを含む、前記スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、前記複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記TBS決定データが
    Figure 2022520229000091
    によって決定され、
    ここで、
    Figure 2022520229000092
    が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
    Figure 2022520229000093
    が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、前記複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記TBS決定データが
    Figure 2022520229000094
    によって決定され、
    ここで、
    Figure 2022520229000095
    が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
    Figure 2022520229000096
    が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、前記RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、前記複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記RV決定データが、初期PUSCHセグメントについての初期RV、およびRVシーケンス中の次のRVによって決定される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 無線リソース制御(RRC)信号が、前記初期PUSCHセグメントについての前記初期RVを提供する、請求項8に記載の方法。
  10. アクティブ化ダウンリンク制御インジケータ(DCI)中のRVフィールドが、前記初期PUSCHセグメントについての前記初期RVを提供する、請求項8または9に記載の方法。
  11. RVが、異なる送信機会のための異なるセグメントに割り当てられ、最も長い長さをもつセグメントが見つけられ、送信機会における他のセグメントが、前記RVシーケンスによって決定された前記RVを使用する、請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記RVシーケンスが循環的に使用される、請求項8から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、SFI(スロットフォーマットインジケータ)DCIメッセージが使用される、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、RRCシグナリングが使用される、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. SRSの送信のために使用されるシンボルがUL送信のために使用されない、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 得られたセグメントがシンボルの所与の数よりも短い場合、UL送信が許可される、同じスロット中の連続するシンボルのセットがセグメントに割り当てられない、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. DCIがPUSCH送信の開始点Sおよび長さLを提供する、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 各セグメントが、UL送信のために使用される連続するシンボルのセットを含んでおり、前記セグメント中のすべてのシンボルが前記同じスロット中にある、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 使用されるPUSCHセグメントの数および長さは、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、開始点および長さに基づいて決定される、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. TDRA表中の行が、開始シンボル識別子とシンボル長値との複数の組合せに関連する、請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 各セグメントが復調用参照信号(DMRS)を含む、請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 各セグメント中のDMRSのために使用すべきシンボルが、前記複数セグメント送信のために設定されたDMRS割り当てから継承される、請求項21に記載の方法。
  23. スロット中の第1のセグメントのみが復調用参照信号(DMRS)を含む、請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
  24. 送信における第1のセグメント、および許可されないシンボルの後の第1のセグメントのみが、DMRSを含む、請求項21に記載の方法。
  25. スロット中の第1のセグメントが、最後のシンボル中のセグメントを含む前のスロットに応答するDMRSを含んでいない、請求項21に記載の方法。
  26. 無線通信ネットワークの基地局(gNB)であって、前記基地局が、
    無線端末との無線ネットワーク通信を提供するように設定されたトランシーバ(1501)と、
    前記トランシーバに結合されたプロセッサ(1503)と
    を備え、前記プロセッサが、前記トランシーバを通して無線ネットワーク通信を提供するように設定され、前記プロセッサが、請求項1から25のいずれか一項に記載の動作を実施するように設定された、基地局(gNB)。
  27. 無線アクセスネットワークの基地局(eNB)であって、前記基地局が、請求項1から25のいずれか一項に従って実施するように適応された、基地局(eNB)。
  28. 受信機ユーザ機器(UE)(QQ530)からのフィードバック情報に基づいてリンク適応および/またはリソース再選択を提供するように設定されたネットワークノード(QQ160)を動作させる方法であって、前記方法が、請求項1から25のいずれか一項に記載の動作を実施するように適応された、方法。
  29. 無線通信ネットワークにおける無線デバイス(QQ110)を動作させる方法であって、前記方法は、
    物理共有チャネル上での複数セグメント送信に対応する送信フォーマットデータを含む設定メッセージを受信すること(810)であって、前記送信フォーマットデータが、トランスポートブロックサイズデータ(TBS)決定データ、冗長バージョン(RV)決定データ、PUSCH送信データの開始点および長さ、時間領域リソース割り当て(TDRA)表データ、ならびに/または復調用参照信号(DMRS)データのうちの少なくとも1つを含む、設定メッセージを受信すること(810)と、
    前記設定メッセージに基づいて、前記物理共有チャネル上で前記複数セグメント送信を送ることおよび受信することのうちの1つを始動すること(820)と
    を含む、方法。
  30. 前記物理共有チャネルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含む、請求項29に記載の方法。
  31. 複数セグメント物理共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含む、請求項29に記載の方法。
  32. 前記TBS決定データが
    Figure 2022520229000097
    によって決定され、ここで、
    Figure 2022520229000098
    が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
    Figure 2022520229000099
    が、スロットIについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中の物理リソースブロック(PRB)ごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、前記複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである、請求項29から31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記TBS決定データが
    Figure 2022520229000100
    によって決定され、
    ここで、
    Figure 2022520229000101
    が、スロットiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
    Figure 2022520229000102
    が、スロットiについてのデータなしの、前記RS CDMグループの前記オーバーヘッドを含む、前記スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、前記複数セグメント送信におけるすべてのスロットにわたるものである、
    請求項29から32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 前記TBS決定データが
    Figure 2022520229000103
    によって決定され、
    ここで、
    Figure 2022520229000104
    が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
    Figure 2022520229000105
    が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、前記複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである、
    請求項29から33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 前記TBS決定データが
    Figure 2022520229000106
    によって決定され、
    ここで、
    Figure 2022520229000107
    が、セグメントまたは繰返しiにおけるPUSCH割り当てのシンボルの数であり、
    Figure 2022520229000108
    が、セグメントまたは繰返しiについてのデータなしの、前記RS CDMグループのオーバーヘッドを含む、スケジュールされた持続時間中のPRBごとのDM-RSのためのReの数であり、和が、前記複数セグメント送信におけるすべてのセグメントまたは繰返しにわたるものである、
    請求項29から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記RV決定データが、初期PUSCHセグメントについての初期RV、およびRVシーケンス中の次のRVによって決定される、請求項29から35のいずれか一項に記載の方法。
  37. 無線リソース制御(RRC)信号が、前記初期PUSCHセグメントについての前記初期RVを提供する、請求項36に記載の方法。
  38. アクティブ化ダウンリンク制御インジケータ(DCI)中のRVフィールドが、前記初期PUSCHセグメントについての前記初期RVを提供する、請求項36または37に記載の方法。
  39. RVが、異なる送信機会のための異なるセグメントに割り当てられ、最も長い長さをもつセグメントが見つけられ、送信機会における他のセグメントが、前記RVシーケンスによって決定された前記RVを使用する、請求項36から38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記RVシーケンスが循環的に使用される、請求項36から39のいずれか一項に記載の方法。
  41. どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、SFI(スロットフォーマットインジケータ)DCIメッセージが使用される、請求項29から38のいずれか一項に記載の方法。
  42. どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、RRCシグナリングが使用される、請求項29から41のいずれか一項に記載の方法。
  43. SRSの送信のために使用されるシンボルがUL送信のために使用されない、請求項29から42のいずれか一項に記載の方法。
  44. 得られたセグメントがシンボルの所与の数よりも短い場合、UL送信が許可される、同じスロット中の連続するシンボルのセットがセグメントに割り当てられない、請求項29から43のいずれか一項に記載の方法。
  45. DCIがPUSCH送信の開始点Sおよび長さLを提供する、請求項29から44のいずれか一項に記載の方法。
  46. 各セグメントが、UL送信のために使用される連続するシンボルのセットを含んでおり、前記セグメント中のすべてのシンボルが前記同じスロット中にある、請求項29から45のいずれか一項に記載の方法。
  47. 使用されるPUSCHセグメントの数および長さは、どのシンボルがUL送信のために使用されるかを決定するために、開始点および長さに基づいて決定される、請求項29から46のいずれか一項に記載の方法。
  48. TDRA表中の行が、開始シンボル識別子とシンボル長値との複数の組合せに関連する、請求項29から47のいずれか一項に記載の方法。
  49. 各セグメントが復調用参照信号(DMRS)を含む、請求項29から48のいずれか一項に記載の方法。
  50. 各セグメント中のDMRSのために使用すべきシンボルが、前記複数セグメント送信のために設定されたDMRS割り当てから継承される、請求項49に記載の方法。
  51. スロット中の第1のセグメントのみが復調用参照信号(DMRS)を含む、請求項29から50のいずれか一項に記載の方法。
  52. 送信における第1のセグメント、および許可されないシンボルの後の第1のセグメントのみが、DMRSを含む、請求項50に記載の方法。
  53. スロット中の第1のセグメントが、最後のシンボル中のセグメントを含む前のスロットに応答するDMRSを含んでいない、請求項50に記載の方法。
  54. 無線通信ネットワークとの無線ネットワーク通信を提供するように設定されたトランシーバ(1401)と、
    前記トランシーバに結合されたプロセッサ(1403)と
    を備え、
    前記プロセッサが、前記トランシーバを通して無線ネットワーク通信を提供するように設定され、前記プロセッサが、請求項29から53のいずれか一項に記載の動作を実施するように設定された、第1の無線デバイス(UE)。
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