JP7171521B2 - 見守りサービスシステム - Google Patents
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Description
見守りの対象とされる利用者宅に設置される利用者端末と、クラウドサーバと、オペレータ端末とが、ネットワークを通じて接続されており、下記の構成を備えたことを特徴とする見守りサービスシステム。
(1)上記利用者端末もしくはクラウドサーバの記憶装置には、利用者の異変発生時の緊急連絡先と、利用者を救護するための緊急通報先が記憶されている。
(2)上記利用者宅内に配置され、上記利用者端末に接続されており、利用者の行動パターンを取得するためのビデオカメラ、近接センサまたはマイクのいずれかを含み、かつ、利用者に声かけを行うためのスピーカーもしくはディスプレイを含むインタフェース群を備える。
(3)上記の利用者の行動パターンと利用者の発する言葉と利用者の状態との対応関係を示すデータと、利用者に声かけを行うための問答データと利用者の状態の対応関係を示すデータを含む判定用データベースが上記の記憶装置に記憶されている。
(4)上記の利用者端末もしくはクラウドサーバに設けられた見守り制御部は、上記のインタフェース群で検出した利用者の行動パターンと利用者が発する言葉から、上記の判定用データベースを参照して利用者の状態を、「正常」、「要観察」、「救護者派遣」または「近親者へ通知」のいずれかと判定する。
(5)上記の見守り制御部は、利用者の状態の判定結果が「要観察」のとき、判定用データベースに記憶されたデータを読み取って、利用者への声かけ問答を実行し、判定用データベースを参照して利用者の状態が「正常」、「要観察」、「救護者派遣」または「近親者へ通知」のいずれかと判定をする。
(6)上記の見守り制御部は、利用者の状態の判定結果が「要観察」、「救護者派遣」または「近親者へ通知」と判定されたときには、オペレータ端末に対して、この判定結果とその判定理由と、上記の緊急連絡先と緊急通報先を転送する。
上記の見守り制御部は、オペレータ端末のディスプレイには、利用者の状態の判定結果と判定理由と、緊急連絡先と緊急通報先のリストと、自動的に通知処理が開始される送信ボタンとを表示させることを特徴とする構成1に記載の見守りサービスシステム。
上記の見守り制御部は、上記の利用者の行動パターンと利用者が発する言葉と、自動判定結果と、オペレータの判断、その後行われた措置とを関係付けたデータを上記の判定用データベースに追加することを特徴とする構成1または2に記載の見守りサービスシステム。
利用者と音声インタフェースを介して対話をした時、利用者の特定の言葉が発せられた時刻を、利用者の行動時刻として判定用データベースに含めることを特徴とする構成1または2に記載の見守りサービスシステム。
音声インタフェースを介して、利用者端末と利用者との習慣的な言葉のやりとりが行われたとき、この言葉のやりとりを生活パターンとして判定用データベースに含めることを特徴とする構成4に記載の見守りサービスシステム。
音声インタフェースを介して、利用者端末に対し利用者から機器の操作要求が行われたとき、機器の制御時刻を記録し、短時間の間に続けて行われるひとまとまりの定型的なパターンを、利用者の生活パターンとして判定用データベースに含めることを特徴とする構成4に記載の見守りサービスシステム。
利用者端末もしくはクラウドサーバのコンピュータを、構成1乃至6のいずれかに記載の見守り制御部と判定用データベースとして機能させるコンピュータプログラム。
構成7に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読みとり可能な記録媒体。
さらに、最終判断をオペレータが行うので、緊急連絡先や緊急通報先への通知を最小限にでき、誤報を防ぐことができる。
利用者端末の見守り制御部にオペレータの確認結果等の事後処置の結果を返すことにより判定用データベースを学習させて判定精度を高めることができる。
まず、ステップS11では、利用者端末14が、利用者12の音声(画像)検出をする。ステップS12では、同時に、利用者12の言葉や行動パターンの認識をする。ステップS13では、判定用データベース22を参照する。
図5には判定用データベース22に登録され、判定の対象になる生活パターンの例を図示した。この図を用いて判定用データベース22の更新処理について、さらに具体的な例を説明する。まず、サービス利用開始前に、利用者12に、平日、土日・祝日など、曜日毎に、それぞれの生活パターンを判定用データベース22に登録してもらう。たとえば、「平日は午前7時に起床する」、「平日は午前8時に外出(出社)する」、「平日は午後7時に帰宅する」、「平日は午後11時に就寝する」といったデータを登録する。この時刻の許容時間差を例えば、1時間と設定しておく。
利用者端末14が「要観察」の状態を検出すると、例えば、次の処理が自動的に実行される。まず、第1段階では、全自動で、利用者12との対話を実行する。例えば、8時過ぎても起床時の利用者12による声かけが無かったときには、「今日は声がありませんがご気分はいかがですか?」といった問いかけをする。利用者12から、「気分が悪い」といった応答があったときは、すぐにオペレータ30へその応答結果を通知する。その他、異常な言動や表情を観察した時も同様である。利用者12からの応答を構文解析して、利用者12に異常が無いと判断された場合にはその結果を記録しておくだけにとどめることもできる。
14 利用者端末
16 インタフェース群
18 クラウドサーバ
20 記憶装置
22 判定用データベース
24 見守り制御部
26 メッセージ送信装置
28 ネットワーク
30 オペレータ
32 オペレータ端末
34 警備会社
36 近親者
38 自動判定結果
40 判定理由
42 緊急通報先
44 緊急連絡先
46 送信ボタン
48 オペレータの判断
50 連絡をした結果行われた措置
Claims (8)
- 見守りの対象とされる利用者宅に設置される利用者端末と、クラウドサーバと、オペレータ端末とが、ネットワークを通じて接続されており、下記の構成を備えたことを特徴とする見守りサービスシステム。
(1)上記利用者端末もしくはクラウドサーバの記憶装置には、利用者の異変発生時の緊急連絡先と、利用者を救護するための緊急通報先が記憶されている。
(2)上記利用者宅内に配置され、上記利用者端末に接続されており、利用者の行動パターンを取得するためのビデオカメラ、近接センサまたはマイクのいずれかを含み、かつ、利用者に声かけを行うためのスピーカーもしくはディスプレイを含むインタフェース群を備える。
(3)上記の利用者の行動パターンと利用者の発する言葉と利用者の状態との対応関係を示すデータと、利用者に声かけを行うための問答データと利用者の状態の対応関係を示すデータを含む判定用データベースが上記の記憶装置に記憶されている。
(4)上記の利用者端末もしくはクラウドサーバに設けられた見守り制御部は、上記のインタフェース群で検出した利用者の行動パターンと利用者が発する言葉から、上記の判定用データベースを参照して利用者の状態を、「正常」、「要観察」、「救護者派遣」または「近親者へ通知」のいずれかと判定する。
(5)上記の見守り制御部は、利用者の状態の判定結果が「要観察」のとき、判定用データベースに記憶されたデータを読み取って、利用者への声かけ問答を実行し、判定用データベースを参照して利用者の状態が「正常」、「要観察」、「救護者派遣」または「近親者へ通知」のいずれかと判定をする。
(6)上記の見守り制御部は、利用者の状態の判定結果が「要観察」、「救護者派遣」または「近親者へ通知」と判定されたときには、オペレータ端末に対して、この判定結果とその判定理由と、上記の緊急連絡先と緊急通報先を転送する。 - 上記の見守り制御部は、オペレータ端末のディスプレイに、利用者の状態の判定結果と判定理由と、緊急連絡先と緊急通報先のリストと、自動的に緊急連絡先と緊急通報先への通知処理が開始される送信ボタンとを表示させることを特徴とする請求項1に記載の見守りサービスシステム。
- 上記の見守り制御部は、上記の利用者の行動パターンと利用者が発する言葉と、自動判定結果と、オペレータの判断と、その後行われた措置とを関係付けたデータを上記の判定用データベースに追加することを特徴とする請求項1または2に記載の見守りサービスシステム。
- 利用者と音声インタフェースを介して対話をした時、利用者の特定の言葉が発せられた時刻を、利用者の行動時刻として判定用データベースに含めることを特徴とする請求項1または2に記載の見守りサービスシステム。
- 音声インタフェースを介して、利用者端末と利用者との習慣的な言葉のやりとりが行われたとき、この言葉のやりとりを行動パターンとして判定用データベースに含めることを特徴とする請求項4に記載の見守りサービスシステム。
- 音声インタフェースを介して、利用者端末に対し利用者から機器の操作要求が行われたとき、機器の制御時刻を記録し、短時間の間に続けて行われるひとまとまりの定型的なパターンを、利用者の生活パターンとして判定用データベースに含めることを特徴とする請求項4に記載の見守りサービスシステム。
- 利用者端末もしくはクラウドサーバのコンピュータを、請求項1乃至6のいずれかに記載の見守り制御部と判定用データベースとして機能させるコンピュータプログラム。
- 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読みとり可能な記録媒体。
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Family Applications (1)
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2019
- 2019-07-12 JP JP2019129886A patent/JP7171521B2/ja active Active
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