JP7170923B2 - 集積回折格子結合器システム - Google Patents

集積回折格子結合器システム Download PDF

Info

Publication number
JP7170923B2
JP7170923B2 JP2021576782A JP2021576782A JP7170923B2 JP 7170923 B2 JP7170923 B2 JP 7170923B2 JP 2021576782 A JP2021576782 A JP 2021576782A JP 2021576782 A JP2021576782 A JP 2021576782A JP 7170923 B2 JP7170923 B2 JP 7170923B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grating
chip
integrated
waveguide
coupler system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021576782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022530707A (ja
Inventor
啓介 小島
智志 西川
クラムキン,ジョナサン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JP2022530707A publication Critical patent/JP2022530707A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7170923B2 publication Critical patent/JP7170923B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/34Optical coupling means utilising prism or grating
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B6/12004Combinations of two or more optical elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B6/122Basic optical elements, e.g. light-guiding paths
    • G02B6/124Geodesic lenses or integrated gratings
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B2006/12083Constructional arrangements
    • G02B2006/12107Grating
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B2006/12133Functions
    • G02B2006/12147Coupler
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B6/12002Three-dimensional structures

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

この発明は概して、光集積回路(photonic integrated circuit:PIC)とも呼ばれる光学チップのための回折格子結合器に関し、より特定的には、1つの能動チップと1つの受動光学チップとを接続する回折格子結合器システムに関する。
対象用途は、InP導波路を含むものなどの能動光学チップと、シリコンおよび/または窒化シリコン導波路を含むものなどの受動チップとのハイブリッド集積である。期待される特性は、ずれに対する大きい許容差、接合プロセスの容易さ、および高い結合効率である。
シリコン光通信学は多くの利点を提供し、なかでも、作製コストは最も重要な要因である。また、シリコン導波路と周囲の二酸化シリコン層との間の大きい屈折率の差異は、低損失が可能なきつい屈曲を提供し、より高い密度および複雑性のPICをもたらす。窒化シリコン導波路は、同様の低コスト能力を、より低い光学損失性で提供する。一方、直流注入を用いる信頼できる光学利得または放射能力はない。したがって、能動PIC(InP、GaAs、またはGaNベースのものなど)と受動シリコン光通信学PICとのハイブリッド集積は、低コスト、フル機能性、および高密度のPICを達成するために非常に重要になる。
しかしながら、2つの導波路を光学的に接続することは、狭い導波路、ひいては両側での速い発散光線に起因して、典型的にはサブミクロン精度での正確な整列を必要とする。2つの光学チップを、より大きい許容差で、高い結合効率で接続する必要がある。
発明の概要
本開示のいくつかの実施形態は、光学チップからの受動導波路上の2次元長周期回折格子が、基板側に向かって浅い角度の放射を作り出し、それは、チップファセット(第2の端)でより急な角度で回折され、細い光線を形成するように操作され、次に回折格子結合器を通して受動光学チップに結合される、という認識に基づいている。
いくつかの実施形態によれば、新規の回折格子結合器システムは、チップの導波路に光線を結合するために第1および第2の端を有する回折格子結合器によって実現され、チップは、第1の端から光線を受け、第2の端を通して光線を伝送するように構成された基板を含み、基板は第1の屈折率n1を有し、チップはさらに、基板上に配置された回折格子曲線(線)を有する回折格子構造を含み、回折格子構造は第2の屈折率n2を有し、回折格子曲線(線)は線幅wおよび高さdを有し、ピッチΛによって配置され、第2の屈折率n2は第1の屈折率n1よりも大きく、チップはさらに、回折格子構造を覆うように構成されたクラッド層を含み、クラッド層は第3の屈折率n3を有し、第3の屈折率n3は第2の屈折率n2とは異なっており、クラッド層は、回折格子構造から回折された光線をクラッド層より下に向かって反射するように配置される。2次元回折格子曲線(線)は、楕円形の線の一部である一連の弧を含み、それらのピッチは、回折光線が、典型的にはシリコン回折格子である第2の回折格子上に焦点を有するように形作られ、または狭くなるように、2次元において徐々に減少する。
本発明の別の実施形態によれば、チップの導波路に光線を結合するために第1および第2の端を有する回折格子結合器は、第1の端から光線を受け、第2の端を通して光線を伝送するように構成された基板を含み、基板は第1の屈折率n1を有し、回折格子結合器はさらに、基板上に配置された回折格子曲線を有する回折格子構造を含み、回折格子構造は第2の屈折率n2を有し、回折格子曲線は線幅wおよび高さdを有し、ピッチΛによって配置され、第2の屈折率n2は第1の屈折率n1よりも大きく、回折格子曲線は、光線の光伝搬方向に垂直な2つの直交軸において狭化光線を形成するように光線を回折するために配置され、回折格子結合器はさらに、回折格子構造を覆うように構成されたクラッド層を含み、クラッド層は第3の屈折率n3を有し、第3の屈折率n3は第2の屈折率n2とは異なっている。
また、本発明の別の実施形態は、集積回折格子結合器システムが、第1の基板と、第1の基板上に配置された第1の回折格子曲線によって形成された第1の回折格子構造と、第1の回折格子構造を覆うように形成されたクラッド層とを有する、第1のチップを含み、第1のチップは第1の導波路を含み、第1の導波路は、第1の端から第1の導波路を介して光線を受け、第2の端を通して光線を伝送するように構成され、集積回折格子結合器システムはさらに、第2の基板と、第2の基板上に配置された第2の回折格子曲線によって形成された第2の回折格子構造とを有する、第2のチップを含み、第2のチップは、第1のチップの第2の端から光線を受け、第2のチップの端から光線を伝送するように構成され、集積回折格子結合器システムはさらに、第1のチップおよび第2のチップをそれぞれ第1のサブマウントおよび第2のサブマウントを介して搭載するように構成された共通ブロックを含み、第1および第2のサブマウントは、第1のチップの第2の端からの光線が第2のチップの上部で受けられるように配置される、という認識に基づいている。クラッド層は、基板と同じ材料から作られてもよく、もしくは、SiO、Si、またはポリマーから作られてもよい。
さらに、本発明の別の実施形態によれば、集積回折格子結合器システムは、第1の基板と、第1の基板上に配置された第1の回折格子曲線によって形成された第1の回折格子構造と、第1の回折格子構造を覆うように形成されたクラッド層とを有する、第1のチップを含んでいてもよく、第1のチップは第1の導波路を含み、第1の導波路は、第1の端から第1の導波路を介して光線を受け、第2の端を通して光線を伝送するように構成され、集積回折格子結合器システムはさらに、第2の基板と、第2の基板上に配置された第2の回折格子曲線によって形成された第2の回折格子構造とを有する、第2のチップを含んでいてもよく、第2のチップは、第1のチップの第2の端から光線を受け、第2のチップの端から光線を伝送するように構成され、第2のチップの一部は、第1のチップが第2のチップの凹状区域上に配置されるように凹状区域を含み、凹状区域の深さは、第1のチップの第2の端からの光線が第2のチップの上部で受けられるように形成される。
ここに開示される実施形態を、添付図面を参照してさらに説明する。図示された図面は必ずしも縮尺通りではなく、代わりに、ここに開示される実施形態の原理を示すことが概して重要視されている。
本発明の実施形態に従った集積回折格子結合器システムの断面図である。 本発明の実施形態に従った集積回折格子結合器システムの断面図である。 本発明の実施形態に従った集積回折格子結合器システムの断面図である。 本発明の実施形態に従った集積回折格子結合器システムのシミュレートされた光伝搬の断面図である。 本発明の実施形態に従った、各回折格子線の厚さを含む2次元回折格子曲線の上面図である。 本発明の実施形態に従った2次元回折格子曲線の中心線の上面図である。 本発明の実施形態に従った、回折格子曲線からの反射光が導波路の第1の端に結合しないように、回折格子が光線の光伝搬方向に対して非対称的になるように配置された、2次元回折格子構造を示す図である。 本発明の実施形態に従った多段回折格子構造の側面図である。 本発明の実施形態に従った、非対称的な回折格子が多段によって形成された回折格子の側面図である。 本発明の実施形態に従った、第1のチップ(光線伝送側)と(第1のチップからの伝送された光線を受ける)第2のチップとを含む回折格子結合器の例示的な構造の断面図である。 本発明の実施形態に従った、図6Aの回折格子結合器システムの上面図である。
上述の図面はここに開示される実施形態を述べているが、説明で言及されるように、他の実施形態も考えられる。この開示は例示的な実施形態を限定のためではなく表現のために提示する。ここに開示される実施形態の原理の精神および範囲内にある多くの他の変更および実施形態が、当業者によって考案され得る。
実施形態の説明
以下の説明は例示的な実施形態を提供するに過ぎず、この開示の範囲、利用可能性、または構成を限定するよう意図されていない。むしろ、例示的な実施形態の以下の説明は、1つ以上の例示的な実施形態を実現するための実施可能説明を当業者に提供するであろう。添付された請求項で述べられるような開示された主題の精神および範囲から逸脱することなく、要素の機能および配置において行なわれ得るさまざまな変更が考えられる。
実施形態の完全な理解を提供するために、特定の詳細が以下の説明で与えられる。しかしながら、実施形態はこれらの特定の詳細なしで実践され得るということが、当業者によって理解され得る。たとえば、開示された主題におけるシステム、プロセス、および他の要素は、不必要な詳細で実施形態を不明瞭にすることがないように、ブロック図の形式における構成要素として示されてもよい。他の事例では、周知のプロセス、構造、および手法は、実施形態を不明瞭にしないようにするために、不必要な詳細なしで示されてもよい。また、さまざまな図面における同じ参照番号および名称は、同じ要素を示す。
また、開示された主題の実施形態は、以下に説明される構造の少なくとも一部分または部分の組合せの使用によって実現されてもよい。
2つの光学チップ間の光結合は、ハイブリッドPICの最も重要な部分を構成する。整列の容易さと高い結合効率とは、非常に重要な要因である。回折格子結合器は、これらの能力を提供する。場合によっては、従来の楕円形の回折格子曲線は平行化光線を作り出す。すなわち、光線形状は、伝搬軸に沿ってほぼ一定である。しかしながら、これは、放射面積が大きく、かつ、より狭い光線幅または焦点が、第2の回折格子に効率的に結合するために必要である場合には、十分ではない。本発明の実施形態によれば、それは、光線が第2の回折格子の表面で所望の形状で形成されるように回折格子曲線の形状を提供し、より高い結合効率をもたらす。
この構成のための高い結合効率を達成する際、複数の要因がある。
図1Aは、本発明に従った集積回折格子結合器システム100の断面図を示す。第1の光学チップ(第1のチップ)105はInP基板(第1の基板)110上に作られ、InGaAsP導波路層130と、クラッド層120と、第1の回折格子140とを含む。第2の光学チップ(第2のチップ)145は、シリコン基板(第2の基板)150と、埋込みSiO層(BOX層とも呼ばれる)160と、シリコン(Si)導波路層(シリコン・オン・インシュレータ、またはSOIとも呼ばれる)170と、SiOクラッド層180と、シリコン導波路層上にエッチングされた第2の回折格子190とを含む。第1の光学チップ105は、金属層182を介してサブマウント151上に搭載される。金属層182は、第1のチップ105の底部の電極を形成する電極材料であってもよい。
サブマウント151および第2のチップ145の双方が、共通ブロック181上に搭載される。第1の光学チップ105における回折光は、InP基板110および第1の光学チップファセット105Sを通って伝搬し、第2の光学チップ145上の回折格子190に結合される。また、集積回折格子結合器システムの上面図の例を、図6Aおよび図6Bに示す。場合によっては、クラッド層120は、InP、二酸化シリコン、またはポリマーから形成されてもよい。
図に示されるように、第1のチップ105を通って形作られた光線は、予め設計された角度範囲で第2の回折格子190に到達するように構成される。たとえば、水平線と回折光線とによって形成された角度θは、50°~60°の範囲内であり得る。そのような場合、第1のチップ105の上部105Tと第2のチップ145の上部145Tとの高さ差異Δhが約1μm変化すると、第1のチップ105の第1の光学チップファセット105Sと第2のチップ145のチップファセット145Sとの間の水平間隙Δxは約0.7μm変化し得る。したがって、回折光線に対する光学焦点および整列の観点からは、50μm未満といったより小さい高さ差異Δhが好まれる。しかしながら、半導体作製制限に起因して、InP基板110の典型的な厚さは80μmよりも大きい。高さ差異Δhを減少させるために、サブマウント151の厚さは、高さ差異Δhが約50μm未満になるように選択されてもよい。
たとえば、Δhが30μm~50μmの範囲にある場合、水平間隙Δxは0~約20μmから選択されてもよい。場合によっては、Δhが100μm~130μmの範囲にある場合、水平間隙Δxは0~約70μmから選択されてもよい。
ここで、回折格子ピッチΛは回折格子の立上がりエッジ間の距離であり、wは主要歯部の線幅であり、dは回折格子の厚さである。回折格子ピッチΛは一定でなくてもよく、入力導波路の端からの伝搬距離の関数であってもよく、チャープ回折格子を表わす。回折格子ピッチΛはまた、楕円形の線を形成するために、主要伝搬距離からの角度に依存する。第1の光学チップでは、回折格子は光を基板に向かって浅い角度として回折し、それはさらにチップファセットでより急な角度に回折される。光線は形作られ、第2のチップにおける回折格子上に照らされ、その導波路に誘導される。1530~1570nmの動作波長では、副回折格子が含まれているかどうか、または副回折格子がどのように設計されているかに依存して、典型的な回折格子ピッチΛは5~15μmであり、典型的な回折格子線幅wは回折格子ピッチの10~60%である。典型的な回折格子厚さdは0.2~1μmである。
図1Bは、この発明に従った別の集積回折格子結合器システム101の断面図を示す。以下の図面では、図1Aで示されたものと同一の部分には同じ番号が配置される。
第1のチップ105は、金属層182、サブマウント151、および熱電冷却器152を介して共通ブロック181に取り付けられる。この構成では、典型的にはレーザなどの加熱装置を含む第1のチップ105の温度特性を向上させるために、第1のチップ105の温度が熱電冷却器152によって制御され得る。
図1Cは、この発明の別の実施形態に従った集積回折格子結合器システム102の断面図を示す。この場合、第1のチップ105は金属層182とともに、第2のチップ145のエッチングされた領域153上に搭載される。集積回折格子結合器システム102は、第1の基板110と、導波路層130と、第1の基板110上に配置された第1の回折格子曲線(図2Aおよび図2Bを参照)によって形成された第1の回折格子構造140と、第1の回折格子構造140を覆うように形成されたクラッド層120とを有する、第1のチップ105を含んでいてもよい。
また、集積回折格子結合器システム102は、第2のチップ145のための共通ブロック181を含んでいてもよい。共通ブロック181の厚さは、集積回折格子結合器システム102と他の光学部品との間の光学整列を調節するように選択され得る。第1の導波路130は、第1のチップ105の第1の端から光線を受け、第1のチップ105の第2の端を通して光線を伝送するように構成される。第2のチップ145は、第2の基板150と、第2の基板150上に配置された第2の回折格子曲線(たとえば、図6Bの曲線640)によって形成された第2の回折格子構造190とを含む。第2のチップ145は、第1のチップ105の第2の端から光線を受け、第2のチップ145の端から光線を伝送するように構成される。この場合、第2のチップ145の一部は、第1のチップが第2のチップの凹状区域153の表面上に配置されるように凹状区域153を含む。なお、凹状区域153の深さΔdは、第1のチップ105の第2の端からの光線が第2のチップ145の上部145Tを介して第2の回折格子構造190で受けられるように形成される。この目的のために、凹状区域153および深さΔdは、図1Aで上述されたΔhおよびΔxの範囲を達成するようにエッチングによって形成されてもよい。また、共通ブロック181は、第2のチップ145を搭載するように構成される。
図1Dは、集積回折格子結合器システムのシミュレートされた光伝搬の断面図を示す。これは、第1のチップの第1の端で受けられた入射光が浅い角度で下向きに回折され、第1の光学チップファセット(端)105Sで屈折され、第2のチップ145の上部145T上に向けられることを示す。
図2Aは、回折格子構造295の上面図を示す例を示し、網掛け領域240は、そのクラッド層厚さが周辺区域よりも大きい区域であり、220はエッチングされた回折格子領域であり、230は入力導波路である。
なお、第1の端の直線端と第1の回折格子線との間の距離Lgrは、光線の不要な回折なく、かなりの量の強度の光線が第1の回折格子曲線(線)に到達できるように構成される。たとえば、距離Lgrはnλ(n:乗数;λ:導波路における光線の波長)の範囲にあってもよく、乗数nは10~1000、より好ましくは50~500であってもよい。
図2Bは、エッチングされた領域220の回折格子曲線の中心線の上面図を示し、回折格子曲線は、
Figure 0007170923000001
として表わされ、式中、xおよびyはそれぞれ、回折格子構造における光伝搬と平行な方向および垂直な方向であり、q=m、m+1、m+2…(m>0)は各回折格子線に対応する整数であり、λは波長であり、nは基板の屈折率であり、φは導波路表面法線からの角度であり、neffは導波路の実効屈折率であり、ΔおよびΔはx方向およびy方向における狭化または焦点効果を表わす回折格子チャープの係数である。ΔおよびΔの負の値は、曲線が原点(0,0)、すなわち、入力導波路の端から離れるにつれて、曲線のピッチまたは間隔が減少することを意味する。なお、式(1)は、ΔおよびΔが双方とも0でない限り、必ずしも楕円形の線を表わさないが、それらは楕円形の線によって非常に良好に近似され得る。実際の回折格子曲線は、それらが図2Aに示すように光線の光伝搬方向に向かう突起を形成するように、式(1)の一部である。
この回折格子からの回折光は、2次元において、すなわち、回折光線伝搬方向に各々垂直な2つの直交軸において操作され得る。ΔおよびΔのための負の値を適切に選択することで、回折光線は、それが伝搬するにつれて狭くなり得る。ΔまたはΔが0に等しい場合、すなわち、回折格子曲線間の距離が一定のままである場合、回折光線は、対応する方向に平行化されたままである。
また、ΔおよびΔの絶対値が小さい場合、式(1)によって表わされる回折格子曲線は、一定の割合で減少する距離を有する。この値は、(回折格子640の区域内に狭化光線を形成するための(図6Aおよび図6Bを参照))十分な狭化効果を有するものの、近過ぎる焦点距離を有さないように、典型的にはピッチの0.2%~2%の間で定められてもよい。
集積回折格子結合器システムは、同じ基板110上に1つ以上の半導体レーザ(図示せず)を含んでいてもよい。そのような場合、光線は半導体層から伝送されて導波路130を通して受けられ、金属層182は半導体レーザの電極として使用され得る。しかしながら、半導体レーザは、あらゆる反射に非常に敏感である。それは、モードホッピングまたはレーザ線幅変動を引き起こすおそれがある。したがって、少量の後方反射を示す傾向がある回折格子結合器を含む、空洞の内部または外部の光学部品からのいかなる反射も最小限にすることが、非常に重要である。
図3は、2次元回折格子が光線310の光伝搬方向に対して非対称的である、2次元回折格子の概略を示す。この場合、2次元回折格子は、回折格子曲線からの反射光が導波路の第1の端に結合しないように配置される。言い換えれば、曲線300の軸320(ほぼ楕円形の曲線の場合、長軸)は、0でない角度αで導波路線310と交差する。
クラッド層120は、非半導体材料であってもよい。高価なエピタキシャル層再成長を通常必要とする半導体クラッド層を使用することとは対照的に、誘電材料(SiO2またはSi3N4)またはポリマー材料は、再成長を必要としないため、作製がより容易であり、コストがより低い。
しかしながら、大抵の光通信が用いる1.3~1.6μmの波長では、誘電材料またはポリマー材料の屈折率は典型的には1.4~2.3であり、一方、導波路層の屈折率は3.0~3.6である。したがって、導波路層とクラッド層との間の屈折率の差は、半導体がクラッド層で使用される場合よりも大きくなる。これは、高次(n=2、3、4、5…)回折が、より大きい役割を果たし、典型的にはSi基板上に作られた別の回折格子結合器(または別の光学部品)への結合効率を減少させる状況を作り出す。したがって、高次回折を最小限にすることが非常に重要である。
回折次数は各々、回折回折格子のフーリエ成分に高度に相関される。たとえば、矩形の回折回折格子は大量の3次および5次フーリエ成分を含むため、3次および5次回折が非常に高い。したがって、回折格子の立上がりエッジおよび立下がりエッジを効果的に和らげることが重要である。
図4は、基板410とクラッド層430によって挟まれた導波路層420が、3つ以上の高さレベルまたは段を有する回折格子460によって形成される、回折格子の側面図を示す。これは、複数のフォトリソグラフィおよびエッチングプロセスによって形成され得る。InP(リン化インジウム)回折格子結合器のための典型的な回折格子ピッチは8~12μmであるため、多段回折格子の形成は、0.5μmまでの最小形状構成サイズが可能なプロセスを用いても実現可能である。
加えて、回折格子の断面形状は、図5に示すように非対称的であり得る。光伝搬540の方向に対して、回折格子はより鋭いサイジングエッチおよびより遅い立下がりエッジを有していてもよく、それは、効果的な著しい回折格子効果を作り出す。このように、入力光は、下向き方向550により効果的に向けられる。
図6Aは、第1のチップ(光線伝送側)と(第1のチップからの伝送された光線を受ける)第2のチップとを含む回折格子結合器の例示的な構造の断面図を示す。上述のように、回折格子線は、図2Aおよび図2Bに関して式(1)に従って配置され、予め定められた距離および曲率を有する。図6Bは、回折格子線が湾曲している、図6Aの回折格子結合器システムの上面図である。θおよびθはそれぞれ、第1および第2のチップのための同心回折格子線のための角度である。横方向の光線広がりを狭くする1つのやり方は、楕円形の回折格子などの湾曲した回折格子を使用することである。図6Aおよび図6Bはそれぞれ、回折格子結合器システム600の断面図および上部を示しており、回折格子結合器システム600では、第1の光学チップ610および第2の光学チップ630はそれぞれ、楕円形の回折格子620および640を有する。一例では、約1μmの幅を有するInP導波路615が、全幅が少なくとも10°の楕円形の回折格子620に接続される。0.5μmの幅を有するシリコン導波路635も、楕円形のシリコン回折格子640に接続される。
本発明の上述の実施形態は、多くのやり方のうちのいずれでも実現され得る。たとえば、実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを使用して実現されてもよい。ソフトウェアで実現される場合、ソフトウェアコードは、単一のコンピュータに設けられても複数のコンピュータに分散されてもよい、任意の好適なプロセッサまたはプロセッサの集合に対して実行され得る。そのようなプロセッサは、1つ以上のプロセッサが1つの集積回路部品にある状態で、集積回路として実現されてもよい。しかしながら、プロセッサは、任意の好適なフォーマットで回路を使用して実現されてもよい。
また、この発明の実施形態は方法として具現化されてもよく、その例をこれまで提供してきた。方法の一部として行なわれる動作は、任意の好適なやり方で順序付けられてもよい。したがって、動作が図示されたものとは異なる順序で行なわれる実施形態が構成されてもよく、それは、例示的な実施形態では順次の動作として示されたようないくつかの動作を同時に行なうことを含んでいてもよい。
請求項要素を修飾するために、請求項で「第1の」、「第2の」といった順序用語を使用することは、それ自体が、ある請求項要素の他の請求項要素に対する優先度、優位性、または順序、あるいは、方法の動作が行なわれる時間的順序を指すわけではなく、ある名前を有する請求項要素を、(順序用語の使用がなければ)同じ名前を有する別の要素から区別するためのラベルとして、当該請求項要素同士を区別するために使用されるに過ぎない。
本開示はある好ましい実施形態を参照して説明されてきたが、本開示の精神および範囲内でさまざまな他の適合および変更が行なわれ得るということが理解されるはずである。したがって、本開示の真の精神および範囲内にあるような変形および変更をすべて網羅することが、添付された請求項の局面である。

Claims (21)

  1. 集積回折格子結合器システムであって、
    第1の基板と、前記第1の基板上に配置された第1の回折格子曲線によって形成された第1の回折格子構造と、前記第1の回折格子構造を覆うように形成されたクラッド層とを有する、第1のチップを含み、
    前記第1のチップは第1の導波路を含み、
    前記第1の導波路は、第1の端から入力導波路を介して光線を受け、第2の端を通して前記光線を伝送するように構成され、
    前記第2の端は、前記第1の端に対し、前記入力導波路の反対側に位置し、前記第1のチップの端面であり
    前記集積回折格子結合器システムはさらに、
    第2の基板と、前記第2の基板上に配置された第2の回折格子曲線によって形成された第2の回折格子構造とを有する、第2のチップを含み、
    前記第2のチップは、前記第1のチップの前記第2の端から前記光線を受け、前記第2のチップの端から前記光線を伝送するように構成され、
    前記集積回折格子結合器システムはさらに、
    第1のサブマウントを介する前記第1のチップおよび前記第2のチップを搭載するように構成された共通ブロックを含み、
    前記第1のサブマウントは、前記第1のチップの前記第2の端からの前記光線が前記第2のチップの上部で受けられるように配置される、集積回折格子結合器システム。
  2. 前記第1の基板は第1の屈折率n1を有し、前記第1の回折格子構造は第2の屈折率n2を有し、前記第1の回折格子曲線は線幅wおよび高さdを有し、前記第1の回折格子曲線は、ピッチΛによって配置され、前記第2の屈折率n2は前記第1の屈折率n1よりも大きく、前記第1の回折格子曲線は、前記光線の光伝搬方向に垂直な2つの直交軸において狭化光線を形成するように前記光線を回折するために配置され、前記クラッド層は第3の屈折率n3を有し、前記第3の屈折率n3は前記第2の屈折率n2とは異なっている、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  3. 前記第1の回折格子曲線は、回折された前記光線が前記第2のチップの上部に焦点を合わされるように構成される、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  4. 前記第1の回折格子曲線は、部分的な楕円形の線が、前記光線の光伝搬方向に向かう突起を有する曲線を形成するように、前記部分的な楕円形の線として配置され、前記線の間の間隔は、前記第1の導波路の前記端からの距離の関数として狭くなる、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  5. 前記第1の回折格子曲線の中心線は、
    Figure 0007170923000002

    として表わされ、式中、xおよびyはそれぞれ、光伝搬と平行な方向および垂直な方向であり、q=m、m+1、m+2…(m>0)は前記第1の端からの各回折格子線に対応する整数であり、λは前記光線の波長であり、nは前記第1の基板の屈折率であり、φは前記第1の導波路の表面法線からの角度であり、neffは前記第1の導波路の実効屈折率であり、ΔおよびΔは回折格子チャープの係数である、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  6. 前記第1の回折格子曲線は、前記第1の回折格子曲線からの反射された前記光線が前記第1の導波路の前記第1の端に結合しないように、前記光線の光伝搬方向に対して非対称的に配置される、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  7. 前記クラッド層はInP層を含む、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  8. 前記クラッド層は窒化シリコンを含む、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  9. 前記クラッド層はポリマーを含む、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  10. 前記クラッド層は前記第1の基板と同じ材料を含む、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  11. 前記第1の回折格子構造は3つ以上の高さレベルを含む、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  12. 前記第1の回折格子構造の断面形状は非対称的である、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  13. 前記第1の回折格子構造の立上がりエッジは、前記第1の回折格子構造の立下がりエッジよりも鋭い、請求項11に記載の集積回折格子結合器システム。
  14. 前記第1の回折格子曲線は、光線入力から来る入力光線に対して凹状であるように配置される、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  15. 前記第1の回折格子曲線間の距離は非均一である、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  16. 前記距離は、一定の割合で減少するように配置される、請求項15に記載の集積回折格子結合器システム。
  17. 前記第1の端の直線端と第1の回折格子線との間の距離は、前記第1の導波路における前記光線の波長の倍数であり、乗数は50~500である、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  18. 前記第2のチップは楕円形の回折格子を有する、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  19. 前記第1の導波路は、全幅の角度が少なくとも10°の前記第1の回折格子構造に接続されたInP導波路である、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  20. 前記第1のサブマウントは電極膜で覆われている、請求項1に記載の集積回折格子結合器システム。
  21. 集積回折格子結合器システムであって、
    第1の基板と、前記第1の基板上に配置された第1の回折格子曲線によって形成された第1の回折格子構造と、前記第1の回折格子構造を覆うように形成されたクラッド層とを有する、第1のチップを含み、
    前記第1のチップは第1の導波路を含み、
    前記第1の導波路は、第1の端から入力導波路を介して光線を受け、第2の端を通して前記光線を伝送するように構成され、
    前記第2の端は、前記第1の端に対し、前記入力導波路の反対側に位置し、前記第1のチップの端面であり
    前記集積回折格子結合器システムはさらに、
    第2の基板と、前記第2の基板上に配置された第2の回折格子曲線によって形成された第2の回折格子構造とを有する、第2のチップを含み、
    前記第2のチップは、前記第1のチップの前記第2の端から前記光線を受け、前記第2のチップの端から前記光線を伝送するように構成され、
    前記第2のチップの一部は、前記第1のチップが前記第2のチップの凹状区域上に配置されるように前記凹状区域を含み、
    前記凹状区域の深さは、前記第1のチップの前記第2の端からの前記光線が前記第2のチップの上部で受けられるように形成される、集積回折格子結合器システム。
JP2021576782A 2020-03-24 2021-03-18 集積回折格子結合器システム Active JP7170923B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US16/828,263 2020-03-24
US16/828,263 US11143821B1 (en) 2020-03-24 2020-03-24 Integrated grating coupler system
PCT/JP2021/012442 WO2021193787A1 (en) 2020-03-24 2021-03-18 Integrated grating coupler system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022530707A JP2022530707A (ja) 2022-06-30
JP7170923B2 true JP7170923B2 (ja) 2022-11-14

Family

ID=75581570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021576782A Active JP7170923B2 (ja) 2020-03-24 2021-03-18 集積回折格子結合器システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11143821B1 (ja)
JP (1) JP7170923B2 (ja)
CN (1) CN115315649B (ja)
WO (1) WO2021193787A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11726260B2 (en) * 2020-09-29 2023-08-15 Google Llc Substrate coupled grating couplers in photonic integrated circuits

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009525494A (ja) 2006-10-20 2009-07-09 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド ハイブリッド集積された1×n個のdwdn送信機用の方法及びシステム
JP2011135008A (ja) 2009-12-25 2011-07-07 Fujitsu Ltd 光半導体装置
US20140363127A1 (en) 2011-09-13 2014-12-11 Universiteit Gent Integrated Photonics Waveguide Grating Coupler
US20170207600A1 (en) 2014-07-14 2017-07-20 Biond Photonics Inc. 3d photonic integration with light coupling elements
WO2018235317A1 (ja) 2017-06-23 2018-12-27 三菱電機株式会社 波長可変レーザ装置および波長可変レーザ装置の製造方法
US20190207362A1 (en) 2015-12-17 2019-07-04 Finisar Corporation Dual layer grating coupler
US20200081204A1 (en) 2018-09-12 2020-03-12 Finisar Corporation Grating coupled laser for si photonics

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3506304B2 (ja) * 1995-11-16 2004-03-15 松下電器産業株式会社 光発生装置及びその製造方法
US6327289B1 (en) * 1997-09-02 2001-12-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Wavelength-variable semiconductor laser, optical integrated device utilizing the same, and production method thereof
US6293688B1 (en) * 1999-11-12 2001-09-25 Sparkolor Corporation Tapered optical waveguide coupler
GB2396705B (en) * 2002-12-23 2006-05-03 Univ Surrey Optical coupler
US7245803B2 (en) * 2003-02-11 2007-07-17 Luxtera, Inc. Optical waveguide grating coupler
US7480429B1 (en) * 2007-06-28 2009-01-20 International Business Machines Corporation Chip to Chip optical interconnect
FR2932575B1 (fr) * 2008-06-12 2011-02-18 Commissariat Energie Atomique Dispositif de couplage entre une fibre optique et un composant nanophotonique
US8267583B2 (en) * 2009-10-19 2012-09-18 Oracle America, Inc. Three-dimensional macro-chip including optical interconnects
KR20130008299A (ko) * 2011-07-12 2013-01-22 삼성전자주식회사 반도체 장치
KR101871799B1 (ko) * 2011-11-14 2018-06-29 한국전자통신연구원 송신용 광 모듈
US9176291B2 (en) * 2012-08-17 2015-11-03 Oracle International Corporation Grating coupler for inter-chip optical coupling
CN103199436B (zh) * 2013-02-19 2014-10-22 中国科学院半导体研究所 基于倾斜光束边发射激光器的硅波导输出面上光源装置
US9876575B2 (en) * 2014-04-30 2018-01-23 Infinera Corporation Hybrid optical transmitter and/or receiver structure
DE102014219663A1 (de) * 2014-09-29 2016-03-31 Ihp Gmbh - Innovations For High Performance Microelectronics / Leibniz-Institut Für Innovative Mikroelektronik Photonisch integrierter Chip, optisches Bauelement mit photonisch integriertem Chip und Verfahren zu deren Herstellung
US9435961B2 (en) * 2014-10-15 2016-09-06 Huawei Technologies Co., Ltd. Stacked photonic chip coupler for SOI chip-fiber coupling
US20160291269A1 (en) * 2015-04-01 2016-10-06 Coriant Advanced Technology, LLC Photonic integrated circuit chip packaging
US10359567B2 (en) * 2015-09-21 2019-07-23 Elenion Technologies, Llc Test systems and methods for chips in wafer scale photonic systems
US9513435B1 (en) * 2015-10-19 2016-12-06 Laxense Inc. Hybrid integrated optical device enabling high tolerance optical chip bonding and the method to make the same
EP4160833A1 (en) * 2015-12-17 2023-04-05 Finisar Corporation Surface coupled systems
US9715064B1 (en) * 2016-09-13 2017-07-25 Globalfoundries Inc. Multi-chip modules with vertically aligned grating couplers for transmission of light signals between optical waveguides
EP3296783B1 (en) * 2016-09-15 2023-11-29 IMEC vzw Integrated photonics waveguide grating coupler
DE102016217749B4 (de) * 2016-09-16 2023-07-06 Sicoya Gmbh Photonisches Bauelement
FR3066615B1 (fr) * 2017-05-17 2019-11-15 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Puce photonique a structure de collimation integree
FR3077652B1 (fr) * 2018-02-05 2022-05-27 Commissariat Energie Atomique Puce photonique a structure de collimation integree
US11404850B2 (en) * 2019-04-22 2022-08-02 Ii-Vi Delaware, Inc. Dual grating-coupled lasers

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009525494A (ja) 2006-10-20 2009-07-09 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド ハイブリッド集積された1×n個のdwdn送信機用の方法及びシステム
JP2011135008A (ja) 2009-12-25 2011-07-07 Fujitsu Ltd 光半導体装置
US20140363127A1 (en) 2011-09-13 2014-12-11 Universiteit Gent Integrated Photonics Waveguide Grating Coupler
US20170207600A1 (en) 2014-07-14 2017-07-20 Biond Photonics Inc. 3d photonic integration with light coupling elements
US20190207362A1 (en) 2015-12-17 2019-07-04 Finisar Corporation Dual layer grating coupler
WO2018235317A1 (ja) 2017-06-23 2018-12-27 三菱電機株式会社 波長可変レーザ装置および波長可変レーザ装置の製造方法
US20200081204A1 (en) 2018-09-12 2020-03-12 Finisar Corporation Grating coupled laser for si photonics

Also Published As

Publication number Publication date
US11143821B1 (en) 2021-10-12
JP2022530707A (ja) 2022-06-30
CN115315649A (zh) 2022-11-08
CN115315649B (zh) 2024-07-02
WO2021193787A1 (en) 2021-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7106012B2 (ja) 集積回折格子カプラシステム
JP6945954B2 (ja) グレーティングカプラシステム及び一体型グレーティングカプラシステム
US10830951B2 (en) Optical circuit and optical device
EP2626731B1 (en) An optical coupling arrangement
US20180123318A1 (en) Tunable laser with directional coupler
US8520991B2 (en) Optical coupling method
EP3296783B1 (en) Integrated photonics waveguide grating coupler
US11204467B2 (en) Integrated grating coupler
JP7170923B2 (ja) 集積回折格子結合器システム
US20090154880A1 (en) Photonics device
JP7151939B1 (ja) グレーティングカプラ
CN107850744B (zh) 光学波导部件
US7035508B2 (en) Waveguide structure having improved reflective mirror features
US11828981B2 (en) Optical device with graded index planar lens
Kojima et al. Shallow-angle grating coupler for vertical emission from indium phosphide devices
Kojima et al. Shallow Angle Grating Coupler
KR20240115332A (ko) 각각의 광학 안테나가 큰 방출 영역을 갖는 위상 격자 안테나 어레이 광전자 방출기
US7961994B2 (en) Optical interface assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211223

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211223

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7170923

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150