JP7170242B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本開示は、照明器具に関する。
従来、屋外に設置される照明器具が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の照明器具は、照明光を照射する器具本体と、器具本体を支持する支持アーム部と、を備える。支持アーム部は、中空の柱状体であり、この内部に、器具本体に電力を供給する電源回路を有する電源装置が収められている。
特開2014-72097号公報
ところで、特許文献1に記載の照明器具では、外気温が低くて、ケース(支持アーム部)の温度が低下した状態で、電源装置の熱によってケース内の空気の温度が上昇すると、ケース内表面に結露が生じて、電源装置の誤作動や故障を招くおそれがある。
そのため、屋外に設置される照明器具には、ケース内の空間をウレタンやシリコン等の充填材で埋めたり、電子部品が実装された基板(電源装置)にコーティング加工を行う等の結露対策が必要である。
しかし、ケース内の空間を充填材で埋めるとケースが重くなり、また、基板にコーティング加工を行うと、コーティング不良やコーティングの劣化等が生じるおそれがある。
上記事情に鑑みて、結露の発生を抑えることができる、照明器具を提供することを、目的とする。
本開示に係る一態様の基板収容ケースは、収容空間を囲む壁を有する箱体を備える。前記収容空間は、電子部品が実装された基板を収容する空間である。前記壁の内部には、断熱用の空洞が形成されている。
また、本開示に係る一態様の照明器具は、前記基板収容ケースと、前記基板収容ケース内に収容された前記基板と、前記基板に実装された前記電子部品と、前記電子部品に電気的に接続された照明装置と、を備える。
本開示は、結露の発生を抑えることができる、照明器具を提供することができる。
図1Aは、本開示に係る一実施形態の基板収容ケースを示す斜視図であり、図1Bは、図1AのX-X線で切断した一部破断斜視図であり、図1Cは、図1AのY-Y線で切断した一部破断斜視図である。 図2A,Bは、同上の基板収容ケースに基板を収容した状態を示す図であり、図2Aは、図1AのX-X線における断面図であり、図2Bは、図1AのZ-Z線における断面図である。 図3は、同上の基板収容ケースを備える照明器具の一例を示す斜視図である。 図4は、同上の基板収容ケースの変形例を示す断面図である。
(基板収容ケース)
(1)概要
図1AからC及び図2A,Bに示すように、一実施形態の基板収容ケース1は、収容空間S1を囲む壁2を有する箱体3を備える。収容空間S1は、電子部品40が実装された基板4を収容する空間である。壁2の内部には、断熱用の空洞S2が形成されている。
一実施形態の基板収容ケース1では、断熱用の空洞S2が内部に形成された壁2によって、基板4を収容する収容空間S1が囲まれているため、外気温が低い場合でも、壁2の内面(収容空間S1側の面)の温度が低下しにくい。そのため、一実施形態の基板収容ケース1では、電子部品40の熱によって基板収容ケース1内の空気の温度が上昇しても、壁2の内面に結露が発生することを抑えることができる。
(2)詳細
以下、基板収容ケース1について更に詳しく説明する。以下の説明では、図1Aに示す方向を用いて、各構成について説明する。
(2-1)箱体
図1AからC及び図2A,Bに示すように、箱体3は、収容空間S1を囲み、かつ端部開口50を有する筒状の箱本体5と、端部開口50を閉塞するように、箱本体5に取り付けられる蓋部材6とを含む。
箱本体5は、壁2の一部を構成する第一壁部20を有する。蓋部材6は、壁2の他の一部を構成する第二壁部21を有する。第一壁部20と第二壁部21のそれぞれの内部に、空洞S2が形成されている。空洞S2は、密閉されており、その内部に空気層が形成されている。
(2-1-1)箱本体
箱本体5は、左右方向を長手方向とする筒状である。箱本体5は、その左右両端に端部開口50を有する。箱本体5は、長手方向にわたって断面形状が一定の押出成形品である箱本体5は、例えばアルミニウムなどの金属材料を押出成形することによって形成される。
箱本体5は、角筒状の外壁部51と、外壁部51の内側に間隔をおいて位置する角筒状の内壁部52と、外壁部51と内壁部52の間に位置しかつ外壁部51と内壁部52を連結する複数の連結部53と、を有する。本実施形態では、外壁部51の4隅と内壁部52の4隅とが、角柱状の連結部53によって、一対一に連結されている。内壁部52の内側の空間が、収容空間S1であり、内壁部52の左右端で囲まれる部分が、端部開口50である。
図2Bに示すように、箱本体5は、外壁部51と内壁部52との間に、4つの空洞S2を有する。4つの空洞S2は、収容空間S1の上側に位置する第一空洞S20と、収容空間S1の下側に位置する第二空洞S21と、収容空間S1の前側に位置する第三空洞S22と、収容空間S1の後側に位置する第四空洞S23とで構成される。第一空洞S20と第二空洞S21は、収容空間S1と前後方向の長さが同じであり、第三空洞S22と第四空洞S23は、収容空間S1と上下方向の長さが同じである。
第一空洞S20と前後の空洞S22,S23は、上側の2つの連結部53によって仕切られて、互いに繋がっていない。第二空洞S21と前後の空洞S22,S23は、下側の2つの連結部53によって仕切られて、互いに繋がっていない。
4つの空洞S20,S21,S22,S23のそれぞれと、収容空間S1とは、内壁部52によって仕切られて、互いに繋がっていない。4つの空洞S20,S21,S22,S23のそれぞれと、外壁部51の外側の外部空間とは、外壁部51によって仕切られて、互いに繋がっていない。
内壁部52のうち、前側の第三空洞S22と収容空間S1の間に位置する前側の壁部分520と、後側の第四空洞S23と収容空間S1の間に位置する後側の壁部分521のそれぞれには、基板4を保持する保持部54が設けられている。本実施形態では、保持部54は、前後の壁部分520,521の上下方向の一部の、前後方向内側に開口したU字状の部分で構成されている。保持部54は、前後の壁部分520,521のそれぞれに、左右方向の全長にわたって設けられている。
連結部53の左右の端部には、箱本体5に蓋部材6を固定するねじ等の固定具7が挿入される固定孔530が設けられている。
(2-1-2)蓋部材
図1AからC及び図2Aに示すように、蓋部材6は、内蓋60と、その左右方向外側に配置される外蓋61とを有する。内蓋60は、ゴム等の弾性を有する部材で形成される。外蓋61は、アルミニウム等の金属材料で形成される。
内蓋60は、外蓋61と箱本体5の間に介在して、収容空間S1及び複数の空洞S2のそれぞれの左右の端部の開口を閉塞する。
本実施形態では、内蓋60において、収容空間S1の端部の開口(箱本体5の端部開口50)を閉塞する部分が、その内部に断熱用の空洞S2が設けられた第二壁部21を構成している。詳しくは、内蓋60は、矩形板状の本体部600と、本体部600から左右方向内側に離れて位置する矩形板状の内壁部601と、内壁部601の上下の端部と本体部600とを連結する上下一対の連結部602とを有する。内壁部601は、左右方向から視て、収容空間S1と同じ大きさであり、収容空間S1の端部の開口に嵌め込まれる。
本体部600と内壁部601と一対の連結部602とで囲まれる部分が、空洞S2である。以下では、左側の内蓋60が有する空洞S2を、第五空洞S24と記載し、右側の内蓋60が有する空洞S2を、第六空洞S25と記載する。
空洞S24,S25は、前側と後側の両方に開放されている。左右の内蓋60を箱本体5に取り付けた状態で、空洞S24,S25の前後の開口は、内壁部52の前後の壁部分520,521によって閉塞される。本体部600の4隅のそれぞれには、固定具7が通される貫通孔が設けられている。
内蓋60は、内壁部601と上下一対の連結部602が、箱本体5の端部開口50に嵌まり込む状態で、箱本体5に対して取り付けられる。取付状態において、内蓋60の本体部600によって、箱本体5の4つの空洞S20,S21,S22,S23のそれぞれの左右の端部の開口が閉塞される。
図1C等に示すように、本実施形態では、右側の内蓋60の本体部600には、右側に突出する前後一対の円柱状の突部603が設けられている。右側の内蓋60の内壁部601には、基板4に実装された電子部品40に電気的かつ機械的に接続される電気配線を通すための一対の孔604が、左右方向に貫通するように設けられている。前後一対の突部603のそれぞれには、前述の電気配線を通すための孔605が左右方向に貫通するように設けられている。内壁部601の一対の孔604と、本体部600の一対の孔605のそれぞれは、電気配線を通すことで、塞がれる。
図1AからC及び図2Aに示すように、外蓋61は、本実施形態では、矩形板状である。左右方向から視て、外蓋61の外形状は、箱本体5の外形状と同じであり、内蓋60の本体部600の外形状と同じである。外蓋61は、内蓋60の左右方向外側に配置され、固定具7によって箱本体5に対して固定される。外蓋61は、その4隅のそれぞれが、箱本体5の4つの連結部53に対して一対一に固定される。外蓋61の4隅のそれぞれには、固定具7が通される貫通孔が設けられている。
右側の外蓋61には更に、右側の内蓋60の一対の突部603が挿入される一対の貫通孔610が設けられている。
箱本体5に左右一対の内蓋60を嵌め込んだ状態で、左右一対の内蓋60の左右方向外側に左右一対の外蓋61を配置し、左右一対の外蓋61を固定具7によって箱本体5に固定することで、蓋部材6は箱本体5に取り付けられる。
(2-2)基板
基板4は、電子部品40が表面に実装されている。電子部品40は、点灯回路を構成する周知の複数種類の回路部品を含む。この複数種類の回路部品には、発熱量が比較的多い半導体部品が含まれる。基板4の実装面(電子部品40が実装される面)は、片面だけであってもよいし、両面であってもよい。
(3)基板収容ケースへの基板の収容方法
続いて、基板収容ケース1への基板4の収容方法の一例について説明する。
まず、箱本体5の左右の端部開口50の一方を通じて、電子部品40が実装された基板4を、収容空間S1内に挿入する。このとき、箱本体5の前後一対の保持部54によって、基板4を保持することで、収容空間S1内に基板4が保持される。
次いで、箱本体5の左右の端部のそれぞれに、内蓋60を取り付ける。このとき、内蓋60の内壁部601と上下一対の連結部602を、箱本体5の左右の端部開口50に嵌め込むことで、内蓋60は、箱本体5に対して取り付けられる。
次いで、左右の内蓋60のそれぞれの左右方向外側に外蓋61を配置し、複数の固定具7を用いて、外蓋61を箱本体5の複数の連結部53に対して固定する。基板4に実装された電子部品40に電気的かつ機械的に接続された電気配線は、右側の内蓋60の一対の孔604,605のそれぞれに通して、外部空間に引き出す。
(4)基板収容ケースの作用効果
以上説明した基板収容ケース1では、基板4が収容される収容空間S1を囲む壁2の内部に、断熱用の空洞S2が形成されている。そのため、基板収容ケース1では、外気温が低く、かつ収容空間S1内の温度が電子部品40の発熱により高くなった場合に、壁2の内面(収容空間S1側を向く面)に結露が生じることを抑制できる。したがって、この基板収容ケース1では、収容する基板4への結露水の滴下を防ぐことができ、電子部品40の誤作動や故障を防ぐことができる。
また、基板収容ケース1では、箱本体5の壁(第一壁部20)と蓋部材6の壁(第二壁部21)のそれぞれの内部に断熱用の空洞S2が設けられているため、収容空間S1を囲む壁2の内面の全体に、結露が生じにくい。
また、基板収容ケース1では、断熱用の空洞S2が、密閉されており、その内部に空気層が形成されているため、結露の発生を更に抑制しやすい。
また、基板収容ケース1では、蓋部材6を、弾性を有する内蓋60と、その外側に配置される硬質の外蓋61とで構成している。そのため、収容空間S1と空洞S20,S21,S22,S23のそれぞれの端部の開口を密閉しやすく、また、外殻の強度を確保しやすい。
また、基板収容ケース1では、箱本体5が、長手方向にわたって断面形状が一定であるため、長手方向にわたって断熱性を確保しやすい。
(照明器具)
続いて、上述した基板収容ケース1を備える照明器具100の一例について説明する。
図3に示すように、照明器具100は、基板収容ケース1と、基板収容ケース1に収容された基板4と、基板4に実装された電子部品40と、電子部品40に電気的に接続された照明装置8と、を備える。
照明器具100は更に、基板収容ケース1と照明装置8を保持する保持部材9と、保持部材9に一端が回転可能に取り付けられた支持アーム10と、支持アーム10の他端に設けられ、壁や柱等の設置先に固定される固定部11と、を備える。照明器具100は、屋外や、工場等の高天井に設置される投光器である。
照明器具100は、複数(図では4つ)の照明装置8を備える。複数の照明装置8のそれぞれは、複数の発光ダイオードと、レンズブロック80と、放熱部材81とを有する。複数の照明装置8は、電気配線を介して、基板収容ケース1内の電子部品40に電気的かつ機械的に接続される。
電子部品40は、各照明装置8を点灯させる点灯回路と、端子台を含む。端子台には、基板収容ケース1の外部から引き込まれた電源ケーブルと、複数の照明装置8の給電線が接続され、これらが結線される。
以上説明した照明器具100では、電源ケーブルを通じて外部電源から供給される電力が、基板4に実装された電子部品40を介して複数の照明装置8のそれぞれに供給され、複数の照明装置8のそれぞれが光を照射することができる。
照明器具100では、基板収容ケース1の内面に結露が生じにくく、そのため、基板4に実装された電子部品40の誤動作や故障が生じにくくて、各照明装置8の信頼性が高い。
(変形例)
続いて、上述した基板収容ケース1と照明器具100の変形例について説明する。
基板収容ケース1の箱体3は、収容空間S1を囲む壁2の内部に、断熱用の空洞S2が形成されたものであればよく、箱本体5と蓋部材6を含むものに限らない。箱体3は、例えば、例えば図1AのX-X線やY-Y線やZ-Z線で分割された半割の2つの金属製の部材を、溶接等の適宜手段で一体化して形成してもよい。
基板収容ケース1は、図4に示すように、箱本体5側ではなく、蓋部材6側に、基板4を保持する保持部62を設けてもよい。保持部62は、内蓋60の内壁部601の上下方向の一部から左右方向内側に突出した上下一対の突部620で構成される。
図4に示す変形例では、弾性を有する内蓋60によって基板4を保持することができ、振動等を受けたときに基板4に応力を生じることを抑制でき、電子部品40の信頼性を高めることができる。
空洞S2は、密閉され、その内部に空気層が形成されているものに限らず、基板収容ケース1の外側の外部空間に対して僅かな隙間を通じて繋がったものであってもよい。また、空洞S2には、乾燥ガスが充填されてもよいし、その他の断熱部材が充填されてもよい。
基板収容ケース1の形状は、直方体状に限らず、その他の形状であってもよい。
箱本体5は、連結部53を有さず、互いに別体の外壁部51と内壁部52とで構成されてもよい。
基板収容ケース1を備える照明器具100は、図3に示す投光器に限らず、その他の光を照射する装置であってもよい。また、基板収容ケース1は、照明装置8と一体に設けなくてもよく、照明装置8から離れた箇所に設置してもよい。
基板収容ケース1は、収容空間S1を囲む壁2の全体の内部に断熱用の空洞S2を形成したものに限らず、例えば、壁2のうち、収容空間S1の下側の部分を除く残りの部分の内部にのみ、空洞S2を設けたものであってもよい。この場合も、収容空間S1の上側の壁から電子部品40へ結露水が滴下することや、収容空間S1の側方の壁から結露水が基板4を伝って電子部品40へと至ることを防止することができる。
(まとめ)
以上説明した一実施形態及びその変形例の基板収容ケース1のように、第一態様の基板収容ケース1は、下記の構成を備える。
すなわち、第一態様の基板収容ケース1は、収容空間S1を囲む壁2を有する箱体3を備える。収容空間S1は、電子部品40が実装された基板4を収容する空間である。壁2の内部には、断熱用の空洞S2が形成されている。
上記構成を備えることで、第一態様の基板収容ケース1では、外気温が低い場合でも、壁2の内面(収容空間S1側の面)の温度が低下しにくく、電子部品40の熱によって収容空間S1内の温度が上昇しても、壁2の内面への結露の発生を抑えることができる。
また、一実施形態及びその変形例の基板収容ケース1のように、第二態様の基板収容ケース1は、第一態様の基板収容ケース1の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、第二態様の基板収容ケース1では、箱体3は、収容空間S1を囲み、かつ端部開口50を有する筒状の箱本体5と、端部開口50を閉塞するように、箱本体5に取り付けられる蓋部材6とを含む。箱本体5は、壁2の一部を構成する第一壁部20を有し、蓋部材6は、壁2の他の一部を構成する第二壁部21を有する。第一壁部20と第二壁部21のそれぞれの内部に、空洞S2が形成されている。
上記構成を備えることで、第二態様の基板収容ケース1では、箱本体5と蓋部材6のそれぞれの内面(収容空間S1側を向く面)への結露の発生を抑えることができる。
また、一実施形態の変形例の基板収容ケース1のように、第三態様の基板収容ケース1は、第二態様の基板収容ケース1の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、第三態様の基板収容ケース1では、蓋部材6は、基板4を保持する保持部62を有する。
上記構成を備えることで、第三態様の基板収容ケース1では、蓋部材6によって基板4を収容空間S1内に保持することができ、箱本体5の構造の簡素化が図れる。
また、一実施形態及びその変形例の基板収容ケース1のように、第四態様の基板収容ケース1は、第一から第三態様のいずれかの基板収容ケース1の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、第四態様の基板収容ケース1では、空洞S2は、密閉されており、その内部に空気層が形成されている。
上記構成を備えることで、第四態様の基板収容ケース1では、密閉された空洞S2の内部の空気層によって、空洞S2の断熱効果がより確実に得られる。
また、一実施形態及びその変形例の照明器具100のように、第五態様の照明器具100は、第一から第四態様のいずれかの基板収容ケース1を備える。第五態様の照明器具100は更に、基板収容ケース1内に収容された基板4と、基板4に実装された電子部品40と、電子部品40に電気的に接続された照明装置8と、を備える。
上記構成を備えることで、第五態様の照明器具100では、基板収容ケース1の内面への結露の発生を抑えて、電子部品40の誤作動や故障を防ぐことができ、照明装置8からの光の照射を安定的に行うことができる。
以上、本開示を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本開示は上記の実施形態に限定されるものではなく、本開示の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 基板収容ケース
2 壁
20 第一壁部
21 第二壁部
3 箱体
4 基板
40 電子部品
5 箱本体
50 端部開口
6 蓋部材
62 保持部
8 照明装置
100 照明器具
S1 収容空間
S2 空洞

Claims (3)

  1. 基板収容ケースと、
    前記基板収容ケース内に収容された基板と、
    前記基板に実装された電子部品と、
    前記電子部品に電気的に接続された照明装置と、を備える照明器具であって、
    前記基板収容ケースは、
    収容空間を囲む壁を有する箱体を備え、
    前記収容空間は、前記電子部品が実装された前記基板を収容する空間であり、
    前記壁の内部には、断熱用の空洞が形成されており、
    前記箱体は、
    一方向を長手方向とする筒状であり、長手方向の両端に端部開口を有し、前記収容空間を囲む箱本体と、
    両端の前記端部開口を閉塞するように、前記箱本体に取り付けられる一対の蓋部材とを含み、
    前記箱本体は、前記壁の一部を構成する第一壁部を有し、
    前記一対の蓋部材のそれぞれは、前記壁の他の一部を構成する第二壁部を有し、
    前記第一壁部と前記第二壁部のそれぞれの内部に、前記空洞が形成されている、
    照明器具
  2. 基板収容ケースと、
    前記基板収容ケース内に収容された基板と、
    前記基板に実装された電子部品と、
    前記電子部品に電気的に接続された照明装置と、を備える照明器具であって、
    前記基板収容ケースは、
    収容空間を囲む壁を有する箱体を備え、
    前記収容空間は、前記電子部品が実装された前記基板を収容する空間であり、
    前記壁の内部には、断熱用の空洞が形成されており、
    前記箱体は、
    前記収容空間を囲み、かつ端部開口を有する筒状の箱本体と、
    前記端部開口を閉塞するように、前記箱本体に取り付けられる蓋部材とを含み、
    前記箱本体は、前記壁の一部を構成する第一壁部を有し、
    前記蓋部材は、前記壁の他の一部を構成する第二壁部を有し、
    前記第一壁部と前記第二壁部のそれぞれの内部に、前記空洞が形成されており、
    前記蓋部材は、前記基板を保持する保持部を有する、
    照明器具
  3. 前記空洞は、密閉されており、その内部に空気層が形成されている、
    請求項1又は2の照明器具。
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