JP6992529B2 - 密閉型照明器具 - Google Patents
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Description
また、耐圧防爆照明器具には、光源部及び制御電源部を密閉空間に入れたまま電池の収容空間を下方に開放させ、電池交換を容易にした照明器具も知られている(例えば、特許文献2参照)。また、耐圧防爆照明器具ではないが、非常灯には、グローブ内に耐浸性を保ってLED光源、電源基板及び制御ユニットを収容する構成が知られている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3では、照明ユニットにコネクタ接続される蓄電池ユニットを備え、電池交換の際には、蓄電池ユニットを取り外して交換する構成である。
しかし、耐圧防爆構造は、照明器具の容器に進入した爆発性雰囲気が内部で爆発した場合でも損傷を受けることなく耐え、かつ容器の全ての接合部又は構造上の開口部を通じて、外部の爆発性雰囲気に点火するのを防止する必要があるため、非常灯が大型化するとともに重量が増えてしまう。例えば、特許文献2の防爆照明器具はそれぞれの密閉空間の容積が比較的大きいため、耐圧防爆容器として各室内で生じた内部爆発による火炎が外部の爆発性雰囲気に着火しない構造とするために、火炎及び高温のガスが通過するときに炎が消火され、ガスが冷却されるような狭い隙間を比較的長く形成する必要がある。また内部爆発時に破壊されないような肉厚の壁が必要となる。さらに、非常灯は電池を交換自在に収容する必要があるため、発光素子からなる小型の光源を採用しても全体が大型化し易い。
図1は、本発明の実施形態に係る耐圧防爆照明器具1の設置状態を示す図である。
耐圧防爆照明器具1は、耐圧防爆形の常用灯である照明器具10と、耐圧防爆形の非常灯である照明器具50とを一体に備え、一対の固定具2A、2Bによって天井に吊り下げ支持される。以下、照明器具10を「耐圧防爆常用灯10」と表記し、照明器具50を「耐圧防爆非常灯50」と表記する。
なお、LED素子にはSMD(Surface Mount Device)型のLEDチップ等の公知のLED素子を広く適用可能である。また、LED素子に限定されず、有機EL等の任意の発光素子を適用してもよい。
図2に示すように、耐圧防爆非常灯50は、耐圧防爆常用灯10の長手方向Kに沿って突出する突出部50Sを一体に備えている。この突出部50Sがパッキン6を介して耐圧防爆常用灯10の筐体11の一端に上方から重ねられ、不図示の締結部材(例えば締結ボルト)によって突出部50Sと筐体11とが連結される。
この突出部50Sには、下方が開口する中空箱形状の蓋部材7が上方から取り付けられる。この突出部50Sと蓋部材7とによって略直方体の箱体8が形成され、この箱体9内に、耐圧防爆常用灯10のケーブル、及び耐圧防爆非常灯50のケーブルが引き込まれる。
この箱体8の上面に上記ケーブルグランド5(図1)が取り付けられる。これによって、耐圧防爆常用灯10及び耐圧防爆非常灯50からのケーブルは箱体8でまとめられ、共通のケーブルグランド5を通って位置ボックス4(結線箱)へと引き込まれ、位置ボックス4内で外部のケーブルと結線される。
図3及び図4に示すように、耐圧防爆非常灯50は、LED素子からなる光源51(以下、LED光源51と言う)と、電池52と、電池52の電力でLED光源51を非常時に点灯させる制御ユニットとして機能する制御基板53と、これらを収めた器具本体54とを備えている。
筐体60は、下方が開口してLED光源51が入る凹形状の光源用凹部61と、側方が開口して電池52が入る凹形状の電池用凹部62と、上方が開口して制御基板53が入る凹形状の制御ユニット用凹部63(制御室とも称する)とを備えている。
ここで、制御基板53は、LED光源51及び電池52等とケーブルで接続されており、商用電力の供給停止(つまり停電)を検出すると電池52の電力を利用してLED光源51を点灯させる機能と、電池52が二次電池の場合は電池52を充電する機能と、耐圧防爆非常灯50に設けられた点検用スイッチ81の操作に応じてLED光源51を点灯する機能とを備えている。
図5(A)~図5(C)に示すように、筐体60の上部には、この筐体60の周囲に渡って張り出す鍔状のフランジ部60Aが一体に形成され、このフランジ部60Aの上面に上方から制御ユニットカバー68が重なり、複数の締結部材71によって制御ユニットカバー68がフランジ部60Aに固定される。
図6に示すように、制御ユニットカバー68は、中央部分が上方に膨出する形状を有しており、その中に制御基板53が収められている。
より具体的には、点検用スイッチ81は、外部に露出してユーザーが操作するスイッチ操作部81Aと、スイッチ操作部81Aの操作を検出するスイッチ本体部81Bとを備え、スイッチ本体部81Bを制御ユニット用凹部63内に配置している。なお、スイッチ操作部81Aは、耐圧防爆非常灯50の照射面側にて外部に露出する。
本構成では、制御ユニット用凹部63の最も浅い部分、つまり、突出部50S側(耐圧防爆常用灯10側に相当)の下方に電池用凹部62が位置している。換言すると、制御ユニット用凹部63の浅い部分を利用して電池用凹部62のスペースを確保している。この電池用凹部62は側方に開口するので、電池52を側方から出し入れすることになる。電池52を側方から出し入れするので、出し入れの際に、重力の作用によって電池52が下方に落下する事態を避けることができ、電池52の交換作業が容易になる。
この光源用凹部61に配置されるLED光源51は、一又は複数のLED素子を基板に実装した構成であるので、全体として、薄型の板状部品となる。光源用凹部61は、電池用凹部62及び制御ユニット用凹部63と比べて上下長が短い凹形状とされ、薄型のLED光源51が配置された後に、LED光源51を覆うように前面カバー65で閉塞される。この前面カバー65を押さえる前面カバー押さえ66は、図5(C)に示すように、複数の締結部材73によって筐体60の下面に固定される。
なお、筐体60と各カバー65、67及び68との間には、適宜にパッキンを設けてもよい。パッキンを設けることにより、より気密状態を保持し易くなる。
また、電池交換の際にLED光源51及び制御基板53は、収納されたままの状態にできるので、可燃性ガスが流入する事態を抑制できる。仮に爆発が起きても電池室62Sのみなので、爆発圧力は小さくなる。
また、器具本体54の照射面側に点検用スイッチ81が設けられているので、点検時に操作し易い位置に点検用スイッチ81を配置できる。またスイッチ81はLED光源51から器具外部に照射される光が直接当たらない位置に配置されている。
また、図1に示す耐圧防爆常用灯10に連結される耐圧防爆非常灯50を例示したが、これに限らず、任意の耐圧防爆非常灯に本発明を適用可能である。例えば器具内に水が浸入した場合の影響を最小限に抑えられるという意味で、防水・防浸型等の照明器具に適用することも有効である。つまり、本発明は、耐圧防爆照明器具、及び防水・防浸型等の照明器具を含む様々な密閉型照明器具に適用可能である。
2A、2B 固定具
4 位置ボックス
5 ケーブルグランド
10 耐圧防爆常用灯
11 筐体
12、65 前面カバー
13 ガード部材
50 耐圧防爆非常灯
50S 突出部
51 LED光源
52 電池
53 制御基板(制御ユニット)
54 器具本体
60 筐体
61 光源用凹部
61S 光源室
62 電池用凹部
62S 電池室
63 制御ユニット用凹部
63S 制御室
67 電池カバー
68 制御ユニットカバー
81 点検用スイッチ
Claims (6)
- 発光素子からなる光源と、電池と、前記電池の電力で前記光源を非常時に点灯する制御ユニットと、これらを収めた器具本体とを備える密閉型照明器具において、
前記器具本体は、
前記光源を収めた光源室と、前記電池を収めた電池室と、前記制御ユニットを収めた制御室とがそれぞれ独立した気密空間に形成され、前記光源、前記電池及び前記制御ユニットのそれぞれが入る凹部を独立して備える筐体を有し、前記筐体の各凹部のそれぞれが独立したカバーで閉塞されることを特徴とする密閉型照明器具。 - 前記光源、前記電池及び前記制御ユニットが入る凹部は、前記筐体の互いに異なる方向にそれぞれ開口することを特徴とする請求項1に記載の密閉型照明器具。
- 前記電池が入る凹部は、前記電池を前記器具本体の側方から取り出し自在に前記器具本体の側方に開口し、前記光源が入る凹部は、前記筐体の下方に開口し、前記制御ユニットが入る凹部は、前記筐体の上方に開口することを特徴とする請求項2に記載の密閉型照明器具。
- 前記制御ユニットが入る凹部の下方に、前記電池が入る凹部が位置し、
前記電池が入る凹部の下方に、前記光源が入る凹部が位置することを特徴とする請求項3に記載の密閉型照明器具。 - 前記器具本体の照射面側に点検用スイッチが設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の密閉型照明器具。
- 前記器具本体は、ケーブルが通る箱体を有し、
前記箱体における前記制御室に隣接する箇所にケーブルグランドを有していることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の密閉型照明器具。
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