JP7169150B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、系統に連系して使用される電力変換装置に関する。
電力変換装置を介して太陽光発電装置等の分散型電源から供給された電力を系統に連系する発電システムが知られている。この発電システムでは、電力変換装置と系統とを接続する際に、過電流(突入電流)が発生するという問題がある。
特許文献1では、上記過電流を抑制するために、電力変換装置の出力電圧と系統電圧の位相と電圧を監視して、位相と電圧が同一になったことを検出する装置が提案されている。具体的に、特許文献1には、(1)電力変換装置の出力電圧と系統電圧とのゼロクロス点を検出し、そのゼロクロス点が一致するように制御する技術、(2)電力変換装置の出力電圧と系統電圧を減算し、その減算結果が所定の閾値以下になるように制御する技術が開示されている。
特開2001-209439号公報
本発明は、電力変換装置と系統とを接続する際の突入電流を減少させ、遮断器の損傷をより確実に防止することを目的とする。
本発明の第1態様に係る電力変換装置は、直流バスに供給される直流電力を交流電力に変換するインバータと、前記インバータの後段に設けられたフィルタ回路と、前記フィルタ回路と前記出力端子との間の送電路の導通と遮断とを切り替える遮断器と、前記インバータの出力を制御するとともに、前記遮断器の前後における電圧の位相角差と電圧差を所定範囲内に補正することにより前記インバータの出力を補正する制御回路とを備えている。そして、前記制御回路は、前記遮断器を遮断させた状態で前記遮断器前後の電圧の位相角差を所定範囲内に調整した後に、前記遮断器前後の電圧差を所定範囲内に調整してから、前記遮断器を導通させることを特徴とする。
この態様によると、制御回路は、遮断器前後の電圧の位相角差を所定範囲内に調整した後に、遮断器前後の電圧差を所定範囲内に調整してから遮断器を導通させるようにしている。これにより、電力変換装置と系統とを接続する際の突入電流を減少させることができ、ひいては、遮断器の損傷をより確実に防止することができる。
本発明に係る電力変換装置は、電力変換装置と系統とを接続する際の突入電流を減少させることができる。また、遮断器の損傷をより確実に防止することができる。
本実施形態に係る電力変換装置及びその周辺の構成を示す概略構成図 制御回路の制御ブロック図 フィードフォワード補正の動作を示すフローチャート 伝達関数のパラメータ調整動作を示すフローチャート 伝達関数のパラメータ調整動作を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
図1は、本実施形態に係る電力変換装置A及びその周辺の構成を示す概略構成図である。図1に示すように、電力変換装置Aは、インバータ1と、フィルタ回路2と、遮断器3と、制御回路4を備え、直流バス60に供給される直流電力を交流電力に変換して出力端子5から出力する。
分散型電源8(例えば、太陽光発電装置)から直流バス60に供給される直流電力(直流電圧VDC)は、電圧平滑化のためのコンデンサCDCを介してインバータ1に与えられている。
インバータ1は、直流バス60に供給される直流電力を交流電力に変換する。なお、インバータ1の具体的な回路構成は、特に限定されるものではない。例えば、インバータ1には、従来から知られている構成を用いることができる。例えば、インバータ1として、3対のアームが並列接続されたブリッジ構成を採用することができる(図示省略)。
フィルタ回路2は、インバータ1後段の送電路61に設けられたローパスフィルタ回路であり、例えば、L型、LC型、LCL型等のフィルタ回路である。図1では、LC型のフィルタ回路2を例示している。フィルタ回路2は、送電路61の各相にそれぞれ直列に接続されたインダクタL及び抵抗Rと、それらの後段において各相の送電路61とグランドとの間にそれぞれ直列に接続された容量C及び抵抗Rとで構成されている。
遮断器3は、フィルタ回路2と出力端子5との間に設けられ、送電路61の導通と遮断とを切り替える。
制御回路4は、例えば、マイクロコンピュータを用いて構成されており、主にインバータ1の動作を制御する。なお、図示を省略しているが、電力変換装置Aには、インバータ1の出力電圧vi及び商用電源系統9(以下、単に系統9という)の電圧をそれぞれに測定する電圧計と、インバータ1の出力電流iinvを測定する電流計とが設けられている。そして、それらの電圧計及び電流計で測定された電圧及び電流は、制御回路4での制御に使用される。
図2は、制御回路4の制御ブロック図を示している。図2では、主に、出力端子5の電圧である出力電圧vに基づいたフィードフォワード補正及びそのフィードフォワード補正に関連する制御ブロックを示している。
図2において、外部制御ループ40から供給された基準電流igrは、インバータ1の出力電流iinvと比較され、電流コントローラ41において電流補償された後に、コントロール電流iとして出力される。電流調整スイッチSWは、初期状態では初期設定値が供給されるように「0」側に設定され、電流コントローラ41からの出力準備が整うと、「1」側に切り替えられる。
電流コントローラ41から出力されたコントロール電流iは、後述する伝達関数G(s)を用いて演算された結果に基づくフィードフォワード補正が行われた後に、直流バス電圧制御部43に入力される。なお、本開示の技術は、フィードフォワード補正に特徴があり、後ほど詳細に説明する。
直流バス電圧制御部43は、直流バスの値が一定になるように制御する演算部である。
出力電流制御部44は、系統9から正常な電源が供給されている場合における運転モードである通常運転モードにおいて、インバータ1の出力電流iinv及び直流バス電圧VDCに基づいたフィードバック制御を行い、インバータ1の出力デューティ比dinvを算出する演算部である。
PWM出力制御部45は、出力電流制御部44から受けた出力デューティ比dinvに基づいて、この出力デューティ比dinvに対応するパルス幅のPWM信号を生成する演算部である。そして、PWM信号に基づいて、インバータ1の各スイッチ(図示省略)を駆動制御する。
図2において、測定された出力電圧(系統電圧)vは、フィードフォワードの制御コマンドとしてインバータに印加される。インバータ1は、この制御コマンドの指令に基づいて、インバータ1とフィルタ回路2のインダクタLとの間の接続点P1に対して、出力端子5と同じ電圧を発生させる。そして、その電圧が安定すると、インバータ1からの出力電流iinvがフィルタ回路2を通過して流れるので、フィルタ回路2-遮断器3間の接続点P3において、位相変化と電圧降下を生じさせる。
ここで、測定された出力電圧vに対してPI(Proportional-Integrator)制御を適用することも考えられるが、位相角の不一致の解消という点において、十分ではない。
そこで、本実施形態では、遮断器3前後(接続点P3と、遮断器3-出力端子5間の接続点P4)における電圧の振幅と位相角の差を補正するために、伝達関数Gv(s)(フィルタ)による演算を行っている。
-フィードフォワード補正-
以下において、フィードフォワード補正について、具体的に説明する。本実施形態の制御回路4では、適応制御に対応した伝達関数G(s)(以下、単に伝達関数G(s)という)を用いた演算が行われる。伝達関数G(s)は、以下の式(1)で表される。
Figure 0007169150000001
ここで、sはラプラス演算子、Aは位相角調整用のパラメータ(以下、単にパラメータAという)、Kは電圧実効値調整用のパラメータ(以下、単にパラメータKという)、ωは中心周波数、QはQ値(Quality factor)である。
そして、上式(1)の伝達関数G(s)のパラメータA及びパラメータKの値をそれぞれ調整することにより、伝達関数G(s)の出力電圧VGFに適用される位相角及び振幅を調整することができる。
ここで、伝達関数Gv(s)において、パラメータAを変化させると、伝達関数Gv(s)の出力電圧VGFの位相角及び振幅が変化する。また、パラメータKを変化させると、伝達関数Gv(s)の出力電圧VGFの振幅(実効値)が変化する。そこで、本実施形態において、制御回路4は、伝達関数Gv(s)のパラメータAを先に調整し、その後、パラメータKを調整するようにしている。
以下、図3~図5を用いて、具体的に説明する。以下の説明において、制御の主体は、特に明記する場合を除いて、制御回路4であるものとする。
まず、パラメータA及びパラメータKの初期設定値に基づいて処理が開始される。パラメータA及びパラメータKの初期設定値は、任意に設定することが可能であり、例えば、シミュレーションの結果や実測データに基づいた値が設定される。
ステップS11では、パラメータAが調整されているかどうかが確認される。パラメータAが未調整の場合(S11でYES)、所定時間待機した後に、パラメータAの調整が実行される(ステップS20)。パラメータAの調整過程において、パラメータKは一定に保たれる。
図4は、パラメータAの調整方法の一例を示している。
まず、接続点P3の電圧vの位相角と、接続点P4の出力電圧vの位相角との減算が行われ比較が行われ、両位相角の差分Δθ=θ-θ(以下、単に位相角の差分Δθという)が求められる(S21)。
次に、位相角の差分Δθが所定の閾値ΔθLU(ΔθLU>0)より大きいか否かが判断される(S22)。そして、Δθ>ΔθLUの関係がある場合(S22でYES)、パラメータAから所定のステップΔAが減算され(S23)、フローはステップS22に戻る。そして、Δθ>ΔθLUの関係が解消されるまで、ステップS22,S23の処理が繰り返される。
位相角の差分Δθが所定の閾値ΔθLU内におさまると(S22でNO)、位相角の差分Δθが所定の閾値ΔθLM(ΔθLM>0)よりより小さいか否かが判断される(S24)。そして、Δθ<ΔθLMの関係がある場合(S24でYES)、パラメータAに所定のステップΔAが加算され(S25)、フローはステップS22に戻る。そして、Δθ<ΔθLMの関係が解消されるまで、ステップS22,S24,S25の処理が繰り返される。
図4の処理において、位相角の差分Δθが、ΔθLM<Δθ<ΔθLUの範囲内におさまると(S22,S24でNO)、図4の処理は終了し、フローは、図3のステップS30に進む。なお、|ΔθLU|と|ΔθLM|とは、同じ値を用いてもよいし、互いに異なる値を用いてもよい。
図3のステップS30では、パラメータAの調整結果、すなわち、位相角の調整がOKかどうかが判断される。ここで、位相角の調整回数が1回と設定されている場合には、図4(ステップS20)での調整が終わっているので、ステップS30でYESとなり、制御回路4は、位相調整の終了フラグを立てた後に(S31)、伝達関数Gv(s)を更新する(S40)。そして、フローはステップS11に戻る。
一方で、ステップS30で、位相角の調整回数が複数回(所定の回数)に設定されている場合、その所定の回数になるまで、伝達関数Gv(s)を更新しながら、図4(ステップS20)の処理が繰り返される。そして、その繰り返し処理の終了後に位相調整の終了フラグが立てられる(S31)。ここで、ステップS20の処理を開始する前に、接続点P3の電圧vの位相角と、接続点P4の出力電圧vの位相角を測定する必要がある。本実施形態では、所定の時間待機してからステップS20の処理を開始するようにしているので、高速演算を行う必要がない。
位相角の調整が終わると(S11でNO)、次に、振幅(実効値)の調整フローに移行する(S12)。
ステップS12では、パラメータKが調整されているかどうかが確認される。パラメータKが未調整の場合(S12でYES)、所定時間待機した後に、パラメータKの調整が実行される(ステップS20)。このとき、パラメータAは、調整された値に保たれる。
図5は、パラメータKの調整方法の一例を示している。
まず、接続点P3の電圧vの実効値Vと、接続点P4の出力電圧vの実効値Vとの減算が行われ比較が行われ、両電圧差としての実効値(RMS)の差分ΔV=V-V(以下、単に実効値の差分ΔVという)が求められる(S51)。なお、本実施形態では、電圧差として、実効値の差を用いるものとして説明しているが、実効値と振幅とは実質的に比例関係にあるので、電圧差は実効値に限定されず、本実施形態の説明において実効値を振幅と置き換えても差し支えない。
次に、実効値の差分ΔVが所定の閾値ΔVLU(ΔVLU>0)より大きいか否かが判断される(S52)。そして、ΔV>ΔVLUの関係がある場合(S52でYES)、パラメータKから所定のステップΔKが減算され(S23)、フローがステップS52に戻る。そして、ΔV>ΔVLUの関係が解消されるまで、ステップS52,S53の処理が繰り返される。
実効値の差分ΔVが所定の閾値ΔVLU内におさまると(S52でNO)、実効値の差分ΔVが所定の閾値ΔVLM(ΔVLM>0)よりより小さいか否かが判断される(S54)。そして、ΔV<ΔVLMの関係がある場合(S54でYES)、パラメータKに所定のステップΔKが加算され(S55)、フローはステップS52に戻る。そして、ΔV<ΔVLMの関係が解消されるまで、ステップS52,S54,S55の処理が繰り返される。
図5の処理において、実効値の差分ΔVが、ΔVLM<ΔV<ΔVLUの範囲内におさまると(S52,S54でNO)、図5の処理は終了し、フローは、図3のステップS60に進む。なお、|ΔVLU|と|ΔVLM|とは、同じ値を用いてもよいし、互いに異なる値を用いてもよい。
図3のステップS60では、パラメータKの調整結果、すなわち、電圧の実効値の調整がOKかどうかが判断される。ここで、実効値の調整回数が1回と設定されている場合には、図5(ステップS50)での調整が終わっているので、ステップS60でYESとなり、制御回路4は、実効値調整の終了フラグを立てた後に(S61)、伝達関数Gv(s)を更新する(S40)。そして、フローはステップS11に戻る。
一方で、ステップS60で、位相角の調整回数が複数回(所定の回数)に設定されている場合には、その所定の回数になるまで、伝達関数Gv(s)を更新しながら、図5(ステップS50)の処理が繰り返される。そして、その繰り返し処理の終了後に位相調整の終了フラグが立てられる(S61)。ここで、ステップS20の処理を開始する前に、接続点P3の電圧vの実効値と、接続点P4の出力電圧vの実効値を測定する必要がある。本実施形態では、所定の時間待機してからステップS50の処理を開始するようにしているので、高速演算を行う必要がない。
電圧の位相角および実効値の調整が終わり(S11,S12でNO)、他のコンディションがOKであれば(S13でYES)、制御回路4は、遮断器3を制御して導通させ、電力変換装置Aを系統に連系させる(S14)。
発明者は、(1)本実施形態のように電圧の位相角および実効値の調整を行った場合と、(2)調整を行わない場合とにおいて、電力変換装置を系統に接続した場合の挙動について比較実験を行った。
その結果、本実施形態のように、接続点P3の電圧v及び接続点P4の出力電圧vの位相角および実効値の調整を行うことにより、調整を行わない場合と比較して、ゼロクロスポイントにおける電圧vと出力電圧vとの電圧差が1/10以下になることが確認された。同様に、電力変換装置Aと系統9とを接続する際の突入電流についても、1/5以下になることが確認された。
以上のように、本実施形態によると、制御回路4は、遮断器3を遮断させた状態で、伝達関数Gv(s)使用したフィードフォワード補正を行うようにしている。具体的に、フィードフォワード補正として、制御回路4は、伝達関数Gv(s)のパラメータAを所定範囲内に調整してから、パラメータKを所定範囲内に調整している。これにより、遮断器3前後の電圧(接続点P3の電圧viと接続点P4の出力電圧vg)の位相角差及び電圧差が小さくなり、電力変換装置Aと系統9とを接続する際の突入電流を減少させることができる。また、上記突入電流の減少により、遮断器3の損傷をより確実に防止することができる。
本発明は、電力変換装置において、電力変換装置と系統とを接続する際の突入電流を減少させ、遮断器の損傷をより確実に防止することができるので、極めて有用である。
A 電力変換装置
1 インバータ
2 フィルタ回路
3 遮断器
4 制御回路
61 送電路

Claims (2)

  1. 出力端子が系統に連系される系統連系用の電力変換装置であって、
    直流バスに供給される直流電力を交流電力に変換するインバータと、
    前記インバータの後段に設けられたフィルタ回路と、
    前記フィルタ回路と前記出力端子との間の送電路の導通と遮断とを切り替える遮断器と、
    前記インバータの出力を制御するとともに、前記遮断器の前後における電圧の位相角差と電圧差を所定範囲内に補正することにより前記インバータの出力を補正する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、下記式(1)に示す伝達関数に系統の電圧を入力し、当該伝達関数の出力を用いて前記インバータの出力を補正するように構成され、
    前記制御回路は、前記遮断器を遮断させた状態で、前記遮断器前後の電圧の位相角差を所定範囲内に調整した後に、前記遮断器前後の電圧差を所定範囲内に調整してから、前記遮断器を導通させ、前記遮断器を遮断させた状態で、下記式(1)に示す伝達関数のAの値を調整することにより前記遮断器の前後における電圧の位相角差を所定範囲内に調整した後に、Kを調整することにより、前記遮断器前後の電圧差を所定範囲内に調整してから、前記遮断器を導通させる
    ことを特徴とする電力変換装置。
    Figure 0007169150000002
    ここで、s:ラプラス演算子、ωn:中心周波数、Q:Quality factor
  2. 請求項に記載の電力変換装置において、
    前記制御回路は、前記伝達関数のAの値を調整する第1調整処理を複数回実行してから、前記伝達関数のKの値を調整する第2調整処理を複数回実行するものであり、当該各第1及び第2調整処理の間には所定の待機時間を設けている
    ことを特徴とする電力変換装置。
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