JP7168282B2 - 座席空調システム - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成30年7月20日 一般社団法人 日本建築学会発行 「2018年度日本建築学会大会(東北)学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(DVD版)」にて公開
本発明は、座席空調システムに関する。
従来、涼風又は温風を自動車の運転者に対して吹きつける座席の背もたれが知られている(例えば、特許文献1)。この背もたれは、複数の吹き出し口と切換レバーとを備えており、この切換レバーによって涼風又は温風の吹き出し口が切換えられる。
また、運転席と助手席とに対応してそれぞれ複数の空調風吹出し口を設け、これら運転席と助手席の空調風の特性を別々に独立して調整可能な空調制御装置が知られている(例えば、特許文献2)。
また、空調機能付き椅子が知られている(例えば、特許文献3)。この空調機能付き椅子は、座部空調機構と肘部空調機構とを備え、座部空調機構および肘部空調機構に対する給電状態の切り替えを行う。
実開昭54-99241号公報 特開2005-96538号公報 特開2012-24198号公報
上記特許文献1~上記特許文献3に記載されている技術は、座席の複数箇所から吹き出す空調空気を制御する技術である。
しかし、座席の空調空気の吹き出しを制御するのみでは、座席を利用するユーザに対して快適な温熱環境を提供することは難しい。
例えば、空調空気の吹き出しによってユーザの人体が冷やされることにより熱的中立状態となった場合、そのまま空調空気の吹き出しが継続されると、人体の冷え方が過剰となり、ユーザは不快と感じる場合がある。このため、人体が熱的中立状態となった後は、空調空気の吹き出しの風量が小さくなるように調節されることが多い。しかし、空調空気の吹き出しの風量による方法は、ユーザの温冷感に応じた微細な調節は困難である。
そのため、空調空気の吹き出しのみによって適切な温熱環境を実現することは難しい、という課題がある。
本発明は上記事実を考慮して、座席を利用するユーザの熱的状態に応じて、適切な温熱環境を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の座席空調システムは、空調空気を吹き出す座席と、前記座席の座面部及び前記座席の背もたれ部とは異なる箇所に設置され、かつ放射による熱伝達が可能な要素と、前記座席の座面部及び前記座席の背もたれ部の少なくとも一方から空調空気が吹き出されるモードを表す第1モードと、前記要素による冷却又は加熱が行われるモードを表す第2モードとを制御する制御手段と、を備える。本発明の座席空調システムによれば、座席を利用するユーザの熱的状態に応じて、適切な温熱環境を提供することができる。
本発明の座席空調システムは、送風手段を更に備え、前記制御手段は、前記送風手段による送風を更に制御するようにすることができる。これにより、座席を利用するユーザを、効率的に冷やす又は暖めることができる。
本発明の座席空調システムの前記制御手段は、ユーザからのモード切り替え動作に関する情報、前記第1モード及び前記第2モードによる前記座席空調システムの動作に関する統計情報、並びに前記ユーザの状態情報の少なくとも1つに応じて、前記第1モードと前記第2モードとを制御するようにすることができる。これにより、放射による熱伝達が可能な要素による冷却又は加熱と、空調空気による冷却又は加熱とを適切に制御することができる。
本発明によれば、座席を利用するユーザの熱的状態に応じて、適切な温熱環境を提供することができる、という効果が得られる。
第1実施形態に係る座席空調システムの概略構成を示す図である。 座席空調システムの第1モードを説明するための説明図である。 座席空調システムの第2モードを説明するための説明図である。 座席空調システム100の制御部18によって実行される切り替え処理ルーチンの一例を示す図である。 第2実施形態に係る座席空調システムの概略構成を示す図である。 第3実施形態及び第4実施形態に係る座席空調システムの概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
<第1実施形態の座席空調システムのシステム構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る座席空調システム100の構成の一例を示すブロック図である。座席空調システム100は、機能的には、図1に示すように、座席10、座席空調駆動装置12、天蓋部14、天蓋部駆動装置16、及び制御部18を含んだ構成で表すことができる。
座席10は、図1に示されるように、背もたれ部10Aと、座面部10Bとを備える。背もたれ部10A及び座面部10Bの内部には、空調空気を吹き出すための配管(図示省略)が敷設されている。
座席空調駆動装置12は、後述する制御部18の制御に応じて、座席10の背もたれ部10A及び座面部10Bから空調空気が吹き出されるように駆動する。
天蓋部14は、放射による熱伝達が可能な要素の一例である放射パネル14Aを含んで構成されている。天蓋部14のうちの放射パネル14Aは、例えば、アルミ製のパンチングパネルによって実現される。
天蓋部駆動装置16は、後述する制御部18の制御に応じて、天蓋部14の放射パネルを駆動させる。天蓋部駆動装置16の駆動に応じて、天蓋部14の放射パネル14Aによって放射がなされる。
制御部18は、座席10の背もたれ部10A及び座席10の座面部10Bから空調空気が吹き出されるモードを表す第1モードと、放射パネル14Aによる冷却又は加熱が行われるモードを表す第2モードとを制御する。制御部18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、各処理ルーチンを実現するためのプログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、記憶手段としてのメモリ、ネットワークインタフェース等を含むコンピュータによって構成されている。
図2及び図3に、第1モード及び第2モードを説明するための説明図を示す。図2には、座席10の背もたれ部10A及び座席10の座面部10Bから空調空気が吹き出されるモードを表す第1モードの様子が示されている。また、図3には、天蓋部14の放射パネル14Aによって放射が行われるモードを表す第2モードの様子が示されている。
例えば、ユーザUは、座席10へ着座した直後に、操作部(図示省略)を操作する。そして、ユーザUは、操作部(図示省略)を介して、モード切り替え動作に関する情報を表す切り替え情報を制御部18へ入力する。切り替え情報は、座席空調システム100が第1モードによって駆動するのか、又は座席空調システム100が第2モードによって駆動するのかを表す情報である。
制御部18は、ユーザUから入力された切り替え情報を受け付けると、切り替え情報が第1モードを表しているのか、又は切り替え情報が第2モードを表しているのかを判定する。
切り替え情報が第1モードを表している場合には、図2に示されるように、座席10から空調空気が吹き出し、着座したユーザUが冷却又は加熱される。
一方、切り替え情報が第2モードを表している場合には、図3に示されるように、天蓋部14の放射パネル14Aが駆動し、着座したユーザUが冷却又は加熱される。
例えば、夏季に座席空調システム100が利用される場合を例に説明する。座席10へ着座した直後、ユーザUは、第1モードによって座席空調システム100が駆動するように、第1モードを表す切り替え情報を、操作部(図示省略)へ入力する。制御部18は、切り替え情報を受け付けると、座席10から冷たい空調空気が吹き出されるように、座席空調駆動装置12を制御する。
そして、ユーザUは、自身の体が冷え熱的中立状態に達したと思う場合には、第2モードによって座席空調システム100が駆動するように、第2モードを表す切り替え情報を、操作部(図示省略)へ入力する。制御部18は、切り替え情報を受け付けると、座席10からの空調空気の吹き出しを停止するように、座席空調駆動装置12を制御する。そして、制御部18は、天蓋部14の放射パネル14Aが駆動するように天蓋部駆動装置16を制御する。
このように、本実施形態の座席空調システム100は、ユーザUから入力された切り替え情報に応じて、第1モード及び第2モードの切り替え制御を行う。これにより、座席10に着座したユーザUの熱的状態に応じて、適切な温熱環境を提供することができる。具体的には、空調空気のみによる冷却又は加熱では、ユーザUの温冷感に応じた微細な調整は困難であるが、本実施形態の座席空調システム100は、天蓋部14の放射パネル14Aによる放射によって、座席10に着座したユーザを加熱又は冷却する。これにより、ユーザUは不快を感じることなく、適切な温熱環境が実現される。
<座席空調システムの作用>
次に、図4を参照して、座席空調システム100の作用を説明する。まず、ユーザUは、座席10へ着座すると、第1モードを表す切り替え情報及び第2モードを表す切り替え情報の何れか一方を、制御部18へ入力する。座席空調システム100の制御部18は、ユーザUから入力された切り替え情報を受け付けると、図4に示される切り替え制御処理ルーチンを実行する。図4に示される切り替え制御処理ルーチンは、切り替え情報が入力される毎に実行される。
ステップS100において、制御部18は、ユーザUから入力された切り替え情報を取得する。
ステップS102において、制御部18は、上記ステップS100で取得した切り替え情報が第1モードを表しているのか、又は切り替え情報が第2モードを表しているのかを判定する。そして、切り替え情報が第1モードを表している場合には、ステップS104へ進む。一方、切り替え情報が第2モードを表している場合には、ステップS106へ進む。
ステップS104において、制御部18は、座席10の空調が駆動するように座席空調駆動装置12を制御する。
ステップS106において、制御部18は、天蓋部14の放射パネル14Aが駆動するように天蓋部駆動装置16を制御する。
以上詳細に説明したように、本実施形態の座席空調システムは、座席の座面部及び座席の背もたれ部から空調空気が吹き出されるモードを表す第1モードと、放射パネルによる冷却又は加熱が行われるモードを表す第2モードとを制御する。これにより、座席を利用するユーザの熱的状態に応じて、適切な温熱環境を提供することができる。
また、本実施形態の座席空調システムによれば、ユーザは自身の好みに応じて第1モードと第2モードとを切り替えることができるため、ユーザの好みに応じた複数の座席空調を設置する必要がない、という効果を得られる。
ユーザが座席に着座した時点と、その後の熱的中立状態とではユーザの代謝量が異なり、一般には着座直後は暑く感じることが多い。本実施形態の座席空調システムは、ユーザが「暑い」と感じる状態に対して強い気流での除熱を行うことにより、熱的中立状態に至る時間を短縮することができる。また、本実施形態の座席空調システムは、ユーザの身体的な負担を小さくすることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、座席空調システムが送風手段を更に備える点が第1実施形態と異なる。なお、第1実施の形態と同様の構成となる部分については、同一符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態の座席空調システムのシステム構成>
図5は、本発明の第2実施形態に係る座席空調システム200の構成の一例を示すブロック図である。座席空調システム200は、機能的には、座席10、天蓋部14、座席空調駆動装置12、天蓋部駆動装置16、第1送風手段20A、第2送風手段20B、送風手段駆動装置22、及び制御部218を含んだ構成で表すことができる。なお、図5では、座席空調駆動装置12及び天蓋部駆動装置16の図示は省略されているものとする。
座席空調システム200は、送風手段の一例である、第1送風手段20A及び第2送風手段20Bを備えている。
第1送風手段20Aは、図5に示されるように、座席10の背もたれ部10Aの上部小口の内部に設置され、空調空気を送風する。なお、第1送風手段20Aによる送風の方向は、図5に示されるZ方向である。このため、第1送風手段20Aから送風される空調空気は、ユーザUへは直接吹き掛けられることなく、図5の矢印のような軌跡となる。このため、例えば、ユーザUが熱的中立状態となった後は、第1送風手段20Aによる空調空気の送風を行うことで、ユーザUは不快と感じることなく、快適な状態となる。
第2送風手段20Bは、図5に示されるように、天蓋部14の内部に設置され、放射パネル14Aに対し送風する。第2送風手段20Bによる送風により、放射パネル14Aによって加熱又は冷却された空気が、ユーザUへ伝達されることが促される。これにより、座席を利用するユーザUを、効率的に冷やす又は暖めることができる。
制御部218は、第1送風手段20A及び第2送風手段20Bの送風を制御する。具体的には、制御部218は、ユーザUから操作部(図示省略)を介して入力された操作情報に応じて、送風手段駆動装置22を制御し、第1送風手段20A及び第2送風手段20Bの送風を制御する。
例えば、ユーザUからの操作情報が、第1送風手段20Aの送風の開始を表す場合には、制御部218は第1送風手段20Aを駆動するように送風手段駆動装置22を制御する。また、ユーザUからの操作情報が、第2送風手段20Bの送風の開始を表す場合には、制御部218は、第2送風手段20Bを駆動するように送風手段駆動装置22を制御する。
以上詳細に説明したように、第2実施形態の座席空調システムは、送風手段である、第1送風手段及び第2送風手段による送風を更に制御する。これにより、座席を利用するユーザを、効率的に冷やす又は暖めることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、ユーザの状態を表す状態情報に応じて第1モードと第2モードとを切り替える点が、第1及び第2実施形態と異なる。なお、第1又は第2実施形態と同様の構成となる部分については、同一符号を付して説明を省略する。
<第3実施形態の座席空調システムのシステム構成>
図6は、本発明の第3実施形態に係る座席空調システム300の構成の一例を示すブロック図である。座席空調システム300は、機能的には、座席10、座席空調駆動装置12、天蓋部14、天蓋部駆動装置16、ウェアラブル端末24、及び制御部318を含んだ構成で表すことができる。
ユーザUは、ウェアラブル端末24を装着している。ユーザUが装着しているウェアラブル端末24は、ユーザUの状態を表す状態情報を収集する。ユーザUの状態情報としては、例えば、運動履歴に関する情報としての、直近のユーザUの歩行距離等が挙げられる。
制御部318は、ウェアラブル端末24と通信処理を行い、ユーザUの状態情報を取得する。制御部318は、ユーザUの状態情報に基づき、ユーザUの代謝量を推定する。そして、制御部318は、ユーザUの代謝量に応じて、第1モードから第2モードへ切り替えるまでの時間(第1モードの継続時間)を設定する。
例えば、制御部318は、第1モードの継続時間を設定する際に、代謝量と第1モードの継続時間とが予め対応付けられたテーブルを用いる。
この場合、例えば、代謝量が大きい場合には、ユーザUは「暑い」と感じている可能性が高いため、第1モードの継続時間は長く設定される。また、代謝量が小さい場合には、ユーザUは「暑い」と感じている可能性が低いため、第1モードの継続時間は短く設定される。
制御部318は、設定された第1モードの継続時間に応じて、第1モードによって座席空調システム300が駆動するように座席空調駆動装置12を制御する。そして、制御部318は、第1モードの継続時間が経過した場合に、第2モードによって座席空調システム300が駆動するように天蓋部駆動装置16を制御する。
以上詳細に説明したように、第3実施形態の座席空調システムは、ユーザの状態情報に応じて、第1モードと第2モードとを制御する。これにより、ユーザの状態に応じて、放射パネルによる冷却又は加熱と、空調空気による冷却又は加熱とを適切に制御することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態では、複数のユーザの座席空調システムの動作に関する統計情報に応じて第1モードと第2モードとを切り替える点が、第1~第3実施形態と異なる。なお、第4実施形態に係る座席空調システムの構成は、第3実施形態と同様の構成となるため、同一符号を付して説明を省略する。
第4実施形態の制御部318は、複数のユーザの各々について、当該ユーザが装着するウェアラブル端末24のユーザIDを取得する。そして、制御部318は、ユーザが座席空調システム300を利用した際の、第1モードから第2モードへ切り替えるまでの時間(第1モードの継続時間)を取得し、ユーザIDと対応付けて記憶領域(図示省略)へ格納する。記憶領域(図示省略)に格納された、複数のユーザの各々についての第1モードの継続時間に関する情報は、第1モード及び第2モードによる座席空調システム300の動作に関する統計情報となる。
制御部318は、任意のユーザUが座席10に着座した際には、記憶領域(図示省略)に格納された統計情報に基づき、第1モードの継続時間を決定する。例えば、制御部318は、記憶領域(図示省略)に格納された統計情報に基づき、利用頻度が最も高い第1モードの継続時間を、任意のユーザUが着座した際の第1モードの継続時間として決定する。
制御部318は、決定された第1モードの継続時間に応じて、第1モードによって座席空調システム300が駆動するように座席空調駆動装置12を制御する。そして、制御部318は、第1モードの継続時間が経過した場合に、第2モードによって座席空調システム300が駆動するように天蓋部駆動装置16を制御する。
以上詳細に説明したように、第4実施形態の座席空調システムは、第1モード及び第2モードによる座席空調システムの動作に関する統計情報に応じて、第1モードと第2モードとを制御する。これにより、統計情報に基づいて、放射パネルによる冷却又は加熱と、空調空気による冷却又は加熱とを適切に制御することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、放射による熱伝達が可能な放射パネル14Aが天蓋部14に設置される場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、放射パネル14Aは、座席10の背もたれ部10A及び座席10の座面部10Bとは異なる箇所であれば、どのような箇所に設置されてもよい。
また、上記実施形態では、第1モードから第2モードへ切り替える場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第2モードから第1モードへ切り替えるようにしてもよい。また、例えば、第1モード及び第2モードの両方を同時に駆動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、座席10の背もたれ部10A及び座席10の座面部10Bの両方から空調空気が吹き出される場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、背もたれ部10A及び座面部10Bの何れか一方から空調空気が吹き出されるようにしてもよい。
また、上記第4実施形態では、複数のユーザの各々から取得された統計情報に基づき、第1モードの継続時間が決定される場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、ユーザ毎の統計情報に基づき、第1モードの継続時間を決定するようにしてもよい。例えば、制御部318は、ウェアラブル端末24からユーザIDを取得し、取得したユーザIDに対応する統計情報に基づき、当該ユーザIDで利用頻度が最も高い第1モードの継続時間を、そのユーザUが着座した際の第1モードの継続時間として決定する。これにより、ユーザ毎の好みに応じて、放射パネルによる冷却又は加熱と、空調空気による冷却又は加熱とを自動的に制御することができる。
また、上記では本発明に係るプログラムが記憶部(図示省略)に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、本発明に係るプログラムは、CD-ROM、DVD-ROM及びマイクロSDカード等の記録媒体の何れかに記録されている形態で提供することも可能である。
10 座席
10A 背もたれ部
10B 座面部
12 座席空調駆動装置
14 天蓋部
14A 放射パネル
16 天蓋部駆動装置
18,218,318 制御部
20A 第1送風手段
20B 第2送風手段
22 送風手段駆動装置
24 ウェアラブル端末
100,200,300 座席空調システム

Claims (2)

  1. 空調空気を吹き出す座席と、
    前記座席の座面部及び前記座席の背もたれ部とは異なる箇所であって、かつ前記座席の上方箇所に設置され、かつ放射による熱伝達が可能な要素と、
    前記座席の座面部及び前記座席の背もたれ部の少なくとも一方から空調空気が吹き出されるモードを表す第1モードと、前記要素による冷却又は加熱が行われるモードを表す第2モードとを制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1モード及び前記第2モードによる座席空調システムの動作に関する統計情報、及びユーザの状態情報の少なくとも1つに応じて、前記第1モードと前記第2モードとを制御する、
    座席空調システム。
  2. 送風手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記送風手段による送風を更に制御する、
    請求項1に記載の座席空調システム。
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