JP7167387B2 - 学習支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、学習支援装置に関する。
従来、学習の支援を行う学習支援システムとして特許文献1が知られている。
特許文献1の学習支援システムは、問題に対する模範解答の1又は複数のプロセスを示すプロセス情報を情報処理装置に送信する送信部と、問題に関する印刷物に解答を記入した学習者が情報処理装置に入力した第1結果情報であって模範解答の各プロセスに対して解答が合っているか否かの自己採点の結果を示す第1結果情報を受信する受信部と、プロセスごとに第1結果情報を記憶する記憶部と、第1結果情報が不正解を示すプロセスがある場合当該不正解のプロセスに関する模範解答へのアドバイスを示すアドバイス情報を情報処理装置に通知する通知部と、備えている。
特開2017-173418号公報
特許文献1は、問題を解答した結果(第1結果情報)が不正解である場合に、アドバイスをすることによって個人の能力を向上させるシステムである。特許文献1の学習支援システムは、全ての教科を対象にしていて、例えば、読解力や推測力といった能力を向上させることは限界があり、新たな学習支援が必要である。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、論理思考力、読解力、推測力などの能力を効率よく向上させることができる学習支援装置を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
学習支援装置は、複数の文字情報及び複数の図形情報を含む物語を記憶する物語記憶部と、前記物語記憶部に記憶された複数の文字情報及び複数の図形情報を表示させる情報表示部と、前記情報表示部によって表示された前記複数の文字情報の中から、所定の文字情報の受付を行う文字受付部と、前記情報表示部によって表示された前記複数の図形情報の中から、所定の図形情報の受付を行う図形受付部と、前記文字受付部で受け付けられた前記所定の文字情報と、前記図形受付部で受け付けられた所定の図形情報とが関連付けられた所定のコマである解答コマを作成するコマ作成部と、前記コマ作成部で作成された前記解答コマを表示させるコマ表示部と、を備えている。
学習支援装置は、前記コマ作成部で作成された前記解答コマに対応する所定の文字情報及び所定の図形情報の組み合わせと、前記物語において設定された所定のコマである物語コマに対応する文字情報及び図形情報の組み合わせと、を比較する物語比較部を備えている。
学習支援装置は、前記コマ作成部によって前記解答コマを複数作成する場合に、前記複数の前記解答コマのそれぞれの順番を受付けるコマ順番受付部を備え、前記物語比較部は、前記コマ順番受付部によって受け付けられた解答コマの順番と、前記物語コマの順番とを一致させて、前記組み合わせを比較する。
前記コマ表示部は、前記コマ作成部で作成された前記解答コマに対応する所定の文字情報及び所定の図形情報と、前記物語において設定された所定のコマである物語コマに対応する文字情報及び図形情報とを、表示させる。
学習支援装置は、前記コマ作成部によって前記解答コマを複数作成する場合に、前記複数の前記解答コマのそれぞれの順番を受付けるコマ順番受付部を備え、前記コマ表示部は、前記コマ順番受付部によって受け付けられた解答コマの順番及び前記物語コマの順番の通りに、前記物語コマ及び解答コマにおける文字情報及び図形情報を表示させる。
学習支援装置は、前記解答コマにおける文字情報及び図形情報の組み合わせと、前記物
語コマにおける文字情報及び図形情報の組み合わせとの比較結果に基づいて、前記物語コマに対する解答コマの一致度を判定するストーリ判定部を備えている。
前記情報表示部は、前記文字情報を含む文字枠を複数表示し且つ、前記図形情報を含む図形枠を複数表示し、前記文字受付部は、前記複数の文字枠から所定の文字枠の受付を行い、前記図形受付部は、前記複数の図形枠から所定の図形枠の受付を行い、前記コマ作成部は、前記所定の文字枠と前記所定の図形枠とから前記解答コマを作成する。
前記情報表示部は、前記所定のコマを示すコマ枠と、前記コマ枠内に嵌め込むことができる文字枠及び図形枠の輪郭とを表示し、前記コマ作成部は、前記コマ枠に示された輪郭と、前記文字枠及び図形枠のいずれかの輪郭が一致する場合に、前記所定のコマの作成を行う。
本発明によれば、論理思考力、読解力、推測力などの能力を効率よく向上させることができるようにする。
学習支援装置1の全体図である。 物語の1つである漫画を示す図である。 識別情報の一例を示す図である。 物語記憶部に記憶された文字情報の一例を示す図である。 物語記憶部に記憶された図形情報の一例を示す図である。 学習画面Q1の一例を示す図である。 文字枠を移動する例を示す図である。 文字枠をコマ枠Jに貼り付ける例を示す図である。 文字枠をコマ枠Jに貼り付けられない例を示す図である。 図形枠を移動する例を示す図である。 図形枠をコマ枠Jに貼り付ける例を示す図である。 図形枠をコマ枠Jに貼り付けられない例を示す図である。 コマ枠J(解答コマG)の一例を示す図である。 図7Aとは異なるコマ枠J(解答コマG)の一例を示す図である。 コマK1~K5に対応する文字識別情報及び図形識別情報を示す図である。 順番が付された解答コマGと、物語コマとの関係を示す図である。 解答コマG1~G5と、物語コマ(コマK1~コマK5)とを順番通りに表示した例を示す図である。 文字情報M及び図形情報Dの組み合わせは一致、コマの順番が不一致を示す図である。 文字情報M及び図形情報Dの組み合わせは不一致、コマの順番が一致を示す図である。 コマ枠に輪郭線L10及びL11を表示しない場合の学習画面Q1の一例を示す図である。 コマ枠の移動を説明する図である。 位置が設定された解答コマG1~G5と、物語コマ(コマK1~コマK5)とを表示した例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、学習支援装置1の全体図を示している。学習支援装置1は、漫画、紙芝居、絵本といった物語を用いて能力を向上させることを支援する装置である。
<物語の概要>
まず、物語について漫画を例にあげ説明する。
図2に示すように、物語は、複数の文字情報M及び複数の図形情報Dを含んでいる。文字情報Mとは、セリフM1、モノローグM2、飾り文字M3等である。言い換えれば、文字情報Mは、物語の内容を説明するための文字を含んでいて、漫画である場合には、不安、驚き、激情のような感情表現、擬音などの演出効果、登場人物のおかれた状況や場所の状況説明など含むものである。漫画等である場合は、当然の如く、文字情報Mには、セリフも含まれる。図形情報Dとは、人物等を示すキャラクタD1、背景D2、効果線等であり、物語を視覚的に把握するための絵図である。
文字情報M及び図形情報Dは、物語において予め設定されているコマKに対応付けられている。漫画においては、文字情報M及び図形情報Dを含むコマKが複数用意されていて、複数のコマKのそれぞれには、内容を把握するために順番が割り当てられている。例えば、図2に示すように、コマK1~コマK5は予め物語に設定されたコマ(物語コマ)であって、コマK1は1番目、コマK2は2番目、コマK3は3番目、コマK4は4番目、コマK5は5番目の順番になっている。
したがって、コマK1~コマK5の順に、コマK1~コマK5のそれぞれに含まれる文字情報M及び図形情報Dを視認することによって、漫画のストーリを把握することができる。なお、上述した実施形態では、漫画を例にあげ物語について説明しているが当然の如く、紙芝居、絵本等にも適用が可能である。
<学習支援装置>
<識別情報、文字情報、図形情報>
次に、学習支援装置1について説明する。学習支援装置1は、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、PDA等の携帯端末、パーソナルコンピュータ等の固定端末、サーバ等である。
図1に示すように、学習支援装置1は、物語記憶部10を備えている。物語記憶部10は、不揮発性のメモリ等から構成されており、物語データを記憶している。物語データ、即ち、物語には、複数の文字情報M及び複数の図形情報Dが含まれている。物語、複数の文字情報M及び複数の図形情報のそれぞれには、識別情報が割り当てられている。
図3Aは、識別情報の一例を示している。図3Aに示すように、物語には、当該物語を識別する物語識別情報が割り当てられていて、物語識別情報によって所定の物語を抽出することが可能である。物語が有する複数のコマKにもコマ識別情報が割り当てられている。例えば、「0001」のコマ識別情報は、1番目のコマであることを示しており、「0005」のコマ識別情報は、5番目のコマであることを示している。即ち、コマ識別情報に示された数値は、コマの順番も表している。
また、文字情報Mにも文字識別情報が割り当てられている。例えば、文字情報Mの種類、例えば、セリフM1、モノローグM2、飾り文字M3に対して、ユニークな文字識別情報が割り当てられている。図3Aに示す文字識別情報において、「***」は、所定のコマに含まれる文字情報Mの数を示しており、文字情報Mの内容が変わる毎に割り当てられる。
図形情報Dにも図形識別情報が割り当てられている。例えば、図形情報Dの種類、例えば、キャラクタD1、背景D2に対して、ユニークな図形識別情報が割り当てられている。図形情報において、「***」は、所定のコマに含まれる図形情報Dの数を示しており、図形情報Dの内容が変わる毎に割り当てられる。
図3Bは、物語記憶部10に記憶された文字情報の一例を示している。図3Bに示すように、文字情報Mには、識別情報(物語識別情報、コマ識別情報、文字識別情報)が対応付けられている。識別情報において、最上位の4桁(例えば、「0001」)は、物語識別情報である。物語識別情報よりも下位の4桁(例えば、「0001」)は、コマ識別情報である。また、コマ識別情報よりも下位の2桁(例えば、「02」)は、文字情報の種類(セリフM1、モノローグM2、飾り文字M3)を示す文字識別情報である。文字情報の種類よりも下位の2桁(例えば、「01」)は、文字情報の数(1番目)であることを示している。
例えば、「0001-0001-02-01」に対応する「どーも牛乳です。」の文字情報は、物語識別情報が0001である物語において、1コマ目に対応付けられた文字情報であって、モノローグM2を示す1番目の文字情報であることを示している。
図3Cは、物語記憶部10に記憶された図形情報の一例を示している。図3Cに示すように、図形情報Dには、識別情報(物語識別情報、コマ識別情報、図形識別情報)が対応付けられている。図形情報において、物語識別情報及びコマ識別情報の対応付けは、文字情報と同じである。
図3Cに示すように、コマ識別情報よりも下位の2桁(例えば、「10」)は、図形情報の種類(キャラクタD1、背景D2)を示す図形識別情報である。図形情報の種類よりも下位の2桁(例えば、「01」)は、図形情報の数(1番目)であることを示している。
例えば、「0001-0001-10-01」に対応する図形情報は、物語識別情報が0001である物語において、1コマ目に対応付けられた図形情報であって、キャラクタD1を示す1番目の図形情報であることを示している。
以上のように、複数の文字情報M及び複数の図形情報Dは、それぞれ物語及びコマに対応して物語記憶部10に記憶される。
<情報表示部>
図1に示すように、学習支援装置1は、表示装置2と、情報表示部11とを備えている。表示装置2は、例えば、様々な情報を表示するものであって、液晶パネル、有機EL等である。情報表示部11は、学習支援装置1に設けられたCPU等の電気・電子部品、当該学習支援装置1に格納されたプログラム等から構成されている。
図4に示すように、学習支援装置1に対して所定の操作を行うと、学習支援装置1は、表示装置2に学習画面Q1を表示させる。学習画面Q1において、読込ボタン30を選択すると、物語記憶部10に記憶された物語データのファイル名等が表示される。所定の物語データに対応するファイル名が選択されると、選択されたファイル名に対応する物語データが読み込まれる。
物語データの読込が完了すると、情報表示部11は、物語データに含まれる複数の文字情報Mを学習画面Q1に表示させる。情報表示部11は、学習画面Q1に設定された文字表示部31に複数の文字情報Mを表示する。例えば、1つの物語において、9個の文字情報が存在する場合、情報表示部11は、9個の文字情報をランダムに表示する。
なお、情報表示部11は、物語において、文字情報を囲む文字枠40が設定されている場合、文字情報Mを含む文字枠40を文字表示部31に表示する。文字枠40は、予め文字情報Mと対応付けられて物語記憶部10に記憶されており、文字枠40の大きさ(縦幅、横幅)及び形状等は予め設定されている。
また、物語データの読込が完了すると、情報表示部11は、物語データに含まれる複数の図形情報Dを学習画面Q1に表示させる。情報表示部11は、学習画面Q1に表示された図形表示部32に複数の図形情報Dを表示する。例えば、1つの物語において、5個の図形情報が存在する場合、情報表示部11は、5個の図形情報をランダムに表示する。
なお、情報表示部11は、物語において、図形情報を囲む図形枠41が設定されている場合、図形情報を含む図形枠41を図形表示部32に表示する。図形枠41は、予め図形情報Dと対応付けられて物語記憶部10に記憶されており、図形枠41の大きさ(縦幅、横幅)及び形状等は、予め設定されている。
したがって、物語データを読み込むことによって、物語データが有する複数の文字情報M及び複数の図形情報Dを、バラバラに学習画面Q1に表示することができる。
<学習の概略>
さて、学習支援装置1では、上述したように、文字表示部31及び図形表示部32に表示された複数の文字情報M及び複数の図形情報Dを用いて、論理思考力、読解力、推測力などの能力を向上させる学習を行うことができる。この学習では、まず、学習者が、文字表示部31に表示された複数の文字情報M、図形表示部32に表示された複数の図形情報Dを見ながら、物語を推測する。
具体的には、学習者は、複数の文字情報Mの中から所定の文字情報Mを選ぶと共に、図形表示部32に表示された複数の図形情報Dの中から所定の図形情報Dを選ぶことによって、複数のコマのうち、所定のコマ(解答コマという)を作成する。複数の所定のコマ(解答コマ)を作成した後は、複数の解答コマの順番を考えて並び替えることによって物語を作成する。学習者が作成した物語(作成物語)と、もともとの物語(原物語)との関係を比べることによって、物語の推定等において、得意な部分と不得意な部分とを把握する
ことができる。
図4に示すように、学習画面Q1は、物語に含まれるコマの枠(コマ枠)Jを表示するコマ枠表示部34を含んでいる。コマ枠Jの形状は予め物語で設定された形状と同じであり、コマ枠Jには、文字情報M及び図形情報Dの少なくとも1つを嵌め込むことができるようになっている。例えば、読み込まれた物語データ、即ち、物語において、5つのコマが存在する場合、コマ枠表示部34には、5つのコマ枠J(J1~J5)が表示される。コマ枠表示部34は、コマ枠J(J1~J5)をランダムに表示する。
なお、コマ枠表示部34は、コマ枠Jが多い場合は、原物語において設定されたページに対応するエリア(ページエリア)A1を表示して、ページエリアA1内に原物語の1ページ分のコマ枠Jを表示する。コマ枠表示部34は、ページエリアA1において、原物語のページを捲るのと同じように、ページエリアA1におけるコマ枠Jの表示を切り換えてよい。コマ枠表示部34は、スクロールができるように設定し、1ページ毎の境界線を表示してもよい。また、原物語に対応する全てのコマ枠Jをランダムに表示してもよい。
コマ枠表示部34において、コマ枠Jをランダムに表示するか否かは、学習画面Q1にて設定できるようにしてもよい。例えば、学習画面Q1において、難易度を選択する難易度選択部43を表示し、難易度選択部43において、高い難易度が選択された場合は、コマ枠表示部34はコマ枠Jをランダムに表示し、低い難易度が選択された場合は、コマ枠表示部34はコマ枠Jをランダムに表示せず、原物語のコマと同様にコマ枠Jを表示する。
また、複数のコマ枠表示部34に表示されたコマ枠Jには、当該コマ枠Jに対応した文字枠40の輪郭線L10、図形枠41の輪郭線L11が表示されている。
<文字受付部>
図1に示すように、学習支援装置1は、文字受付部12を備えている。文字受付部12は、学習支援装置1に設けられたCPU等の電気・電子部品、当該学習支援装置1に格納されたプログラム等から構成されている。
文字受付部12は、文字表示部31に表示された複数の文字情報Mの中から、所定の文字情報Mの受付を行う。例えば、学習画面Q1は、左右、上下に移動可能なポインタ33が表示されている。ポインタ33を、所定の文字枠40に重ね合わせて、選択の決定を行うと、文字受付部12は、選択された文字枠40(文字枠40に含まれる文字情報M)の受付を行う。図5Aに示すように、受付けられた文字枠40は、ポインタ33と共に移動することができ、コマ枠表示部34に表示された所定のコマ枠J上に受付けられた文字枠40を移動させることができる。なお、文字受付部12は、文字枠40が存在しない文字情報Mも、複数の文字情報Mの中から所定の文字情報Mの受付を行って、受付けた所定の文字情報Mを所定のコマ枠J上に移動させることができる。
<図形受付部>
学習支援装置1は、図形受付部13を備えている。図形受付部13は、学習支援装置1に設けられたCPU等の電気・電子部品、当該学習支援装置1に格納されたプログラム等から構成されている。
図形受付部13は、図形表示部32に表示された複数の図形情報Dの中から、所定の図形情報Dの受付を行う。例えば、学習画面Q1に表示されたポインタ33を、所定の図形枠41に重ね合わせて、選択の決定を行うと、図形受付部13は、選択された図形枠41(図形枠41に含まれる図形情報D)の受付を行う。図6Aに示すように、受付けられた図形枠41は、ポインタ33と共に移動することができ、コマ枠表示部34に表示された所定のコマ枠J上に受付けられた図形枠41を移動させることができる。なお、図形受付部13は、図形枠41が存在しない図形情報Dも、複数の図形情報Dの中から所定の図形情報Dの受付を行って、受付けた所定の図形情報Dを所定のコマ枠J上に移動させることができる。
<コマ作成部、コマ表示部>
学習支援装置1は、コマ作成部14、コマ表示部15を備えている。コマ作成部14及びコマ表示部(コマ表示制御部)15は、学習支援装置1に設けられたCPU等の電気・電子部品、当該学習支援装置1に格納されたプログラム等から構成されている。
コマ作成部14は、文字受付部12で受け付けられた所定の文字情報Mと、図形受付部13で受け付けられた所定の図形情報Dとを関連付けることで、解答コマGを作成する。図5Bに示すように、文字受付部12によって受け付けた文字枠40の輪郭と、所定のコマ枠Jにおける輪郭線L10とが一致する場合、コマ作成部14は、所定のコマ枠Jに文字枠40を貼り付ける処理を行う。一方で、図5Cに示すように、文字受付部12によって受け付けた文字枠40の輪郭と、所定のコマ枠Jにおける輪郭線L10とが一致しない場合、コマ作成部14は、所定のコマ枠Jに文字枠40を貼り付ける処理は行わない。
また、図6Bに示すように、図形受付部13によって受け付けた図形枠41の輪郭と、所定のコマ枠Jにおける輪郭線L11とが一致する場合、コマ作成部14は、所定のコマ枠Jに図形枠41を貼り付ける処理を行う。一方で、図6Cに示すように、図形受付部13によって受け付けた図形枠41の輪郭と、所定のコマ枠Jにおける輪郭線L11とが一致しない場合、コマ作成部14は、所定のコマ枠Jに図形枠41を貼り付ける処理は行わない。
また、コマ作成部14は、文字枠40が存在しない文字情報Mを文字受付部12によって選択(受付)して、所定のコマ枠Jに移動し、移動完了の操作をした場合、所定のコマ枠Jに文字情報Mを貼り付ける処理を行う。
コマ作成部14は、図形枠41が存在しない図形情報Dを図形受付部13によって選択(受付)して、所定のコマ枠Jに移動し、移動完了の操作をした場合、所定のコマ枠Jに図形情報Dを貼り付ける処理を行う。
コマ作成部14は、ポインタ33等によって所定のコマ枠Jを選択した後、学習画面Q1に表示された作成ボタン36を選ぶと、所定のコマ枠Jを解答コマGとして作成する。即ち、コマ作成部14は、所定のコマ枠Jに貼り付けられた所定の文字情報Mと、所定のコマ枠Jに貼り付けられた所定の図形情報Dとの関連付けを行うことによって、解答コマGを作成する。コマ作成部14は、所定のコマ枠Jに貼り付けられた文字情報Mに対応する文字識別情報と、所定のコマ枠Jに貼り付けられた図形情報Dに対応する図形識別情報とを関連付けることによって、解答コマGを作成する。
例えば、文字情報M及び図形情報Dの貼り付け後のコマ枠Jが図7Aに示すような場合、コマ作成部14は、貼り付けられた文字情報Mに対応する文字識別情報である[0001-0005-02-01]と、貼り付けられた図形情報Dに対応する図形識別情報である[0001-0003-10-01]とを関連付けることによって、解答コマGを作成する。
また、文字情報M及び図形情報Dの貼り付け後のコマ枠Jが図7Bに示すような場合、コマ作成部14は、貼り付けられた文字情報Mに対応する文字識別情報である[0001-0003-02-01]及び[0001-0003-02-02]と、貼り付けられた図形情報Dに対応する図形識別情報である[0001-0003-10-01]とを関連付けることによって、解答コマGを作成する。
コマ表示部15は、コマ作成部14で作成された解答コマGを学習画面Q1に表示する。例えば、コマ表示部15は、学習画面Q1に表示された解答表示部16に解答コマGを表示する。なお、コマ作成部14によって作成した解答コマGは、不揮発性のメモリ等から構成された解答記憶部20に記憶することができる。
以上のように、学習者は、物語に含まれる複数の文字情報M及び複数の図形情報Dの中から、所定の文字情報M及び所定の図形情報Dを選ぶことによって、解答コマGを作成することができる。
<物語比較部>
図1に示すように、学習支援装置1は、物語比較部17を備えている。物語比較部17は、学習支援装置1に設けられたCPU等の電気・電子部品、当該学習支援装置1に格納されたプログラム等から構成されている。
物語比較部17は、コマ作成部14で作成された解答コマGに対応する所定の文字情報M及び所定の図形情報Dの組み合わせと、物語において設定された所定のコマである物語コマ(コマK1~コマK5)に対応する文字情報M及び図形情報Dの組み合わせと、を比較する。物語比較部17は、例えば、比較を行うにあたって識別情報を用いる。物語比較部17は、解答コマGの所定の文字情報Mに対応する文字識別情報と所定の図形情報Dに対応する図形識別情報との組み合わせと、物語コマ(コマK1~コマK5)の所定の文字情報Mに対応する文字識別情報と所定の図形情報Dに対応する図形識別情報との組み合わせとを比較する。
図8は、物語においてコマK1~K5に対応する文字識別情報及び図形識別情報を示している。図8に示すように、コマK3においては、[0001-0003-02-01]及び[0001-0003-02-02]の文字識別情報と、[0001-0003-10-01]の図形識別情報とが正しい組み合わせである。
例えば、図7Aに示す解答コマGと3番目のコマK3とを比較する場合、物語比較部17は、図8に示した[0001-0003-02-01]及び[0001-0003-02-02]の文字識別情報と、[0001-0003-10-01]の図形識別情報とを読み込む。また、物語比較部17は、図7Aの解答コマGに対応する文字識別情報である[0001-0005-02-01]と、図形識別情報である[0001-0003-10-01]とを読み込む。そして、物語比較部17は、3番目のコマK3に対応する識別情報の組み合わせと、解答コマGに対応する識別情報の組み合わせとが一致しているか否かを比べる。この場合、解答コマGには、[0001-0003-10-01]の図形識別情報が含まれていて物語コマ(コマK3)と一致しているものの、文字識別情報が一致しておらず組み合わせが異なるため、両者は一致していないと判断することができる。
一方、図7Bに示す解答コマGと3番目のコマK3とを比較する場合、解答コマGにおいて、[0001-0003-02-01]及び[0001-0003-02-02]の文字識別情報と、[0001-0003-10-01]の図形識別情報とが含まれているため、コマK3と一致していると判断することができる。
<コマ順番受付部>
図1に示すように、学習支援装置1は、コマ順番受付部18を備えている。コマ順番受付部18は、学習支援装置1に設けられたCPU等の電気・電子部品、当該学習支援装置1に格納されたプログラム等から構成されている。
コマ順番受付部18は、コマ作成部14によって解答コマGを複数作成する場合に、複数の解答コマG(コマ枠J)のそれぞれの順番を受付ける。学習画面Q1に表示された順番ボタン38を選択すると、コマ枠表示部34に表示されたコマ枠Jの順番を設定する順番設定モードに移行することができる。順番設定モードでは、コマ枠表示部34に表示されたコマ枠Jをポインタ33によって選択する毎に、順番を示す数値がカウントアップされ、コマ枠Jを選択時の数値がコマの順番に設定される。例えば、5つのコマ枠J(J1~J5)がある場合、1番から5番までの順番を割り当てることができる。解答コマG(コマ枠J)に順番を割り当てた場合、コマ枠Jに順番を示す数値を表示することが好ましい。
なお、上述した実施形態では、順番ボタン38を選択した場合に順番設定モードに移行していたが、作成ボタン36を選択した場合に、順番設定モードに移行してもよい。また、上述した実施形態では、コマ枠Jをポインタ33等で選択することによってコマの順番を決定していたが、これに限定されない。
複数の解答コマG(コマ枠J)に順番を付けた場合は、物語比較部17は、コマ順番受付部18によって受け付けられた解答コマG(コマ枠J)の順番と、物語コマ(コマK1~コマK5)の順番とを一致させて、組み合わせを比較する。例えば、学習画面Q1において、答合わせボタン39を選択した場合、物語比較部17は、順番も考慮して、解答コマGと物語コマ(コマK1~コマK5)との比較を行う。
図9に示すように、物語コマがコマK1~コマK5であり、解答コマがコマG1~コマG5であるとする。物語比較部17は、コマの順番が1番目であるコマK1と、コマG1とを比較する。また、同様に、物語比較部17は、2番目であるコマK2とコマG2とを比較、3番目であるコマK3とコマG3とを比較、4番目であるコマK4とコマG4とを比較、5番目であるコマK5とコマG5とを比較する。物語比較部17は、コマK1~コマK5と、コマG1~コマG5とのそれぞれが一致しているか否かを判断する。
複数の解答コマG(コマ枠J)に順番を付けた場合において、複数の解答コマG1~G5と、物語コマ(コマK1~コマK5)とを並べて表示してもよい。学習画面Q1において、表示ボタン42を選択した場合、図10に示すように、コマ表示部15は、解答コマG1~G5の順番及び物語コマ(コマK1~コマK5)の順番の通りに、解答コマG1~G5の文字情報M及び図形情報Dと、物語コマ(コマK1~コマK5)の文字情報M及び図形情報Dとを、解答表示部16に表示させる。したがって、学習者が、解答表示部16に順番に並べられた複数の解答コマG1~G5と、複数の物語コマ(コマK1~コマK5)とを見比べることによって、解答コマG1~G5が物語コマ(コマK1~コマK5)と一致しているか不一致であるかを把握することができる。
<ストーリ判定部>
図1に示すように、学習支援装置1は、ストーリ判定部19を備えている。ストーリ判定部19は、学習支援装置1に設けられたCPU等の電気・電子部品、当該学習支援装置1に格納されたプログラム等から構成されている。
ストーリ判定部19は、物語比較部17によって行われた解答コマGにおける文字情報M及び図形情報Dの組み合わせと、物語コマにおける文字情報M及び図形情報Dの組み合わせとの比較結果に基づいて、物語コマに対する解答コマの一致度を判定する。
図11A及び図11Bは、複数の解答コマG1~G5に順番を付けた場合における比較結果の一例を示している。ストーリ判定部19は、例えば、文字情報M及び図形情報Dの組み合わせの一致度及びコマの順番の一致度を判定する。
図11Aに示すように、解答コマG1~G5において、文字情報M及び図形情報Dの組み合わせは、物語コマ(コマK1~コマK5)と一致しているものの、1番目の解答コマG1と5番麺の解答コマG5は、順番が物語コマ(K1~K5)と一致していない。このような場合、ストーリ判定部19は、物語の前半(1番目)と物語の後半(5番目)とが一致しておらず、起承転結のストーリである場合は、「起」の部分と、「結」の部分とが反対になっていることを、学習画面Q1に表示する。
詳しくは、複数の物語コマKにおいて、「起」に対応する物語コマKと、「承」に対応する物語コマKと、「転」に対応する物語コマKと、「結」に対応する物語コマKとが割り当てられており、割り当てられた物語コマKと解答コマGとが一致していない場合に、ストーリ判定部19は、起承転結のいずれかが異なっていることを学習画面Q1に表示する。
図11Bに示すように、解答コマG1~G5の順番と、物語コマ(コマK1~コマK5)の順番とは一致しているものの、文字情報Mと図形情報Dとの組み合わせの一部が一致していない。このような場合、ストーリ判定部19は、文字情報Mと図形情報Dとの組み合わせが一致していない解答コマGについて、学習画面Q1に表示する。
上述した実施形態では、コマ枠Jに、文字枠40の輪郭線L10及び図形枠41の輪郭線L11を表示していたが、図12に示すように、コマ枠Jに輪郭線L10及び輪郭線L11を表示しなくてもよい。コマ枠Jに輪郭線L10及び輪郭線L11を表示しない場合は、コマ作成部14は、文字枠40を所定のコマ枠Jに重ねたときに、重ねた文字枠40を所定のコマ枠Jに貼り付けることができる。同様に、コマ作成部14は、図形枠41を所定のコマ枠Jに重ねたときに、重ねた図形枠41を所定のコマ枠Jに貼り付けることができる。なお、輪郭線L10及び輪郭線L11の表示の有無は、難易度によって設定してもよい。例えば、難易度選択部43において、高い難易度が選択された場合は、輪郭線L10及び輪郭線L11を表示せず、低い難易度が選択された場合は、輪郭線L10及び輪郭線L11を表示する。
上述した実施形態では、解答コマGの順番を受付けていたが、この他に、解答コマGの位置を設定できるようにしてもよい。学習支援装置1は、コマ位置受付部21を備えている。
コマ位置受付部21は、学習支援装置1に設けられたCPU等の電気・電子部品、当該学習支援装置1に格納されたプログラム等から構成されている。
コマ位置受付部21は、コマ作成部14によって解答コマGを複数作成する場合に、予め定められたエリア(ページエリアA1)におけるコマ枠J(解答コマG)の位置を受付ける。例えば、図13に示すように、学習画面Q1のコマ枠表示部34において、ポインタ33で任意のコマ枠Jを選択すると、選択された任意のコマ枠Jの位置をページエリアA1の任意の位置に移動させることが可能である。例えば、コマ枠J1とコマ枠J2とを入れ替えることができる。
コマ位置受付部21は、ページエリアA1におけるコマ枠Jの位置を保持し、作成ボタン36が選択されると、ページエリアA1に設定されたコマ枠Jの位置が解答コマGの位置として設定される。なお、学習画面Q1において、位置設定ボタンを表示して、位置設定ボタンが選択された場合に、ページエリアA1においてコマ枠Jの移動ができるようにしてもよい。
図14に示すように、コマ表示部15は、コマの位置が設定された解答コマG1~G5と、物語コマ(コマK1~コマK5)とを解答表示部16に並べて表示させてもよい。物語記憶部10は、1ページ毎に物語コマの位置情報、座標系の情報を記憶している。コマ表示部15は、物語記憶部10を参照して、物語コマの位置情報を読み込み、原物語の所定ページの物語コマを解答表示部16に表示させる。また、コマ表示部15は、解答コマG1~G5を解答表示部16に表示させる。したがって、学習者が、解答表示部16に複数の解答コマG1~G5の位置と、複数の物語コマ(コマK1~コマK5)の位置とを見比べることによって、解答コマG1~G5の位置が物語コマ(コマK1~コマK5)の位置と一致しているか不一致であるかを把握することができる。これにより、学習者の視覚情報提示力を向上させることができる。
学習支援装置1は、複数の文字情報M及び複数の図形情報Dを含む物語を記憶する物語記憶部10と、物語記憶部10に記憶された複数の文字情報M及び複数の図形情報Dを表示させる情報表示部11と、情報表示部11によって表示された複数の文字情報Mの中から、所定の文字情報Mの受付を行う文字受付部12と、情報表示部11によって表示された複数の図形情報Dの中から、所定の図形情報Dの受付を行う図形受付部13と、文字受付部12で受け付けられた所定の文字情報Mと、図形受付部13で受け付けられた所定の図形情報Dとが関連付けられた所定のコマである解答コマGを作成するコマ作成部14と、コマ作成部14で作成された解答コマGを表示させるコマ表示部15と、を備えている。
これによれば、文字受付部12によって、物語を構成する複数の文字情報Mの中から所定の文字情報Mを受けることができ、物語を構成する複数の図形情報Dの中から所定の図形情報Dを受けることができ、受付けた文字情報Mと受付けた図形情報Dとを合わせた解答コマGを作成して表示することができる。例えば、学習者は、物語の所定のコマ(物語コマ)がどうであったかを、物語の構成要素である文字情報Mと図形情報Dとの組み合わせを考えながら解答コマとして解答することができ、学習者の論理思考力、読解力、推測力などの能力を効率よく向上させることができる。
学習支援装置1は、コマ作成部14で作成された解答コマGに対応する所定の文字情報M及び所定の図形情報Dの組み合わせと、物語において設定された所定のコマである物語コマに対応する文字情報M及び図形情報Dの組み合わせと、を比較する物語比較部17を備えている。
これによれば、物語比較部17によって、物語を作成した著者が意図する物語コマと、学習者が考えた解答コマGとの違い、即ち、文字情報Mと図形情報Dとの組み合わせの違いを比較することができ、様々な状況から物語を推測する力を養うことができる。
学習支援装置1は、コマ作成部14によって解答コマGを複数作成する場合に、複数の解答コマGのそれぞれの順番を受付けるコマ順番受付部18を備え、物語比較部17は、コマ順番受付部18によって受け付けられた解答コマGの順番と、物語コマの順番とを一致させて、組み合わせを比較する。通常、物語コマは、起承転結といった流れ(文脈)に対応して順番が設定されているため、物語コマの順番と解答コマGの順番との比較によって、解答コマGの順番が、物語の起承転結に沿ったものになっているかを確認することが可能である。つまり、学習者が考えた物語の流れと、著者が考えた物語の流れとの違いを確認することができ、学習者の論理思考力、読解力、推測力などの能力を向上させることができる。
コマ表示部15は、コマ作成部14で作成された解答コマGに対応する所定の文字情報M及び所定の図形情報Dと、物語において設定された所定のコマである物語コマに対応する文字情報M及び図形情報Dとを、表示させる。
これによれば、解答コマGに対応する所定の文字情報M及び所定の図形情報Dと、物語コマに対応する文字情報M及び図形情報Dとを見比べることで、著者が意図する物語コマと、学習者が考えた解答コマGとの違いを把握することができ、様々な状況から物語を推測する力を養うことができる。
学習支援装置1は、コマ作成部14によって解答コマGを複数作成する場合に、複数の解答コマGのそれぞれの順番を受付けるコマ順番受付部18を備え、コマ表示部15は、コマ順番受付部18によって受け付けられた解答コマGの順番及び物語コマの順番の通りに、物語コマ及び解答コマGにおける文字情報M及び図形情報Dを表示させる。
これによれば、物語コマの順番と解答コマGの順番とを見比べることによって、解答コマGの順番が、物語の起承転結に沿ったものになっているかを確認することが可能である。
学習支援装置1は、解答コマGにおける文字情報M及び図形情報Dの組み合わせと、物語コマにおける文字情報M及び図形情報Dの組み合わせとの比較結果に基づいて、物語コマに対する解答コマGの一致度を判定するストーリ判定部19を備えている。
これによれば、ストーリ判定部19によって、物語コマに対して、解答コマGにおける文字情報Mと図形情報Dとの組み合わせが異なるのか、順番が異なるのかを簡単に把握することができる。
情報表示部11は、文字情報Mを含む文字枠40を複数表示し且つ、図形情報Dを含む図形枠41を複数表示し、文字受付部12は、複数の文字枠40から所定の文字枠40の受付を行い、図形受付部13は、複数の図形枠から所定の図形枠41の受付を行い、コマ作成部14は、所定の文字枠40と所定の図形枠41とから解答コマGを作成する。
これによれば、文字枠40及び図形枠41の形状や大きさを考えながら、解答コマGを作成することができ、空間把握能力を向上させることができる。
学習支援装置1は、所定のコマを示すコマ枠Jと、コマ枠J内に嵌め込むことができる文字枠40及び図形枠41の輪郭とを表示可能なコマ枠表示部34を備え、コマ作成部14は、コマ枠Jに示された輪郭と、文字枠40及び図形枠41のいずれかの輪郭が一致する場合に、所定のコマの作成を行う。
これによれば、学習者は、文字情報M及び図形情報Dとの組み合わせ、又は、文字情報M及び図形情報Dにより構成した複数の解答コマGの順番により物語のストーリを考えるような要素(ストーリ要素)だけでなく、パズル的な要素(パズル要素)を鍛えることができる。
なお、物語データは、予め学習支援装置1にアプリケーションソフトをインストールする際に物語記憶部10に記憶してもよいし、外部等の漫画データベースからインターネット経由で物語データを取得して取得した物語を物語記憶部10に記憶してもよいし、USB、SDカード等の記憶媒体に記憶された物語データを学習支援装置1に転送してもよく、物語データの記憶は限定されない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :学習支援装置
2 :表示装置
10 :物語記憶部
11 :情報表示部
12 :文字受付部
13 :図形受付部
14 :コマ作成部
15 :コマ表示部
16 :解答表示部
17 :物語比較部
18 :コマ順番受付部
19 :ストーリ判定部
20 :解答記憶部
30 :読込ボタン
31 :文字表示部
32 :図形表示部
33 :ポインタ
34 :コマ枠表示部
36 :作成ボタン
38 :順番ボタン
39 :答合わせボタン
40 :文字枠
41 :図形枠
42 :表示ボタン
D :図形情報
D1 :キャラクタ
D2 :背景
G :解答コマ
G1~G5 :解答コマ
J :コマ枠
K :コマ
K1 :コマ
K2 :コマ
K3 :コマ
K4 :コマ
K5 :コマ
L10 :輪郭線
L11 :輪郭線
M :文字情報
M1 :セリフ
M2 :モノローグ
M3 :文字
Q1 :学習画面

Claims (8)

  1. 複数の文字情報及び複数の図形情報を含む物語を記憶する物語記憶部と、
    前記物語記憶部に記憶された複数の文字情報及び複数の図形情報を表示させる情報表示部と、
    前記情報表示部によって表示された前記複数の文字情報の中から、所定の文字情報の受付を行う文字受付部と、
    前記情報表示部によって表示された前記複数の図形情報の中から、所定の図形情報の受付を行う図形受付部と、
    前記文字受付部で受け付けられた前記所定の文字情報と、前記図形受付部で受け付けられた所定の図形情報とが関連付けられた所定のコマである解答コマを作成するコマ作成部と、
    前記コマ作成部で作成された前記解答コマを表示させるコマ表示部と、
    を備えている学習支援装置。
  2. 前記コマ作成部で作成された前記解答コマに対応する所定の文字情報及び所定の図形情報の組み合わせと、前記物語において設定された所定のコマである物語コマに対応する文字情報及び図形情報の組み合わせと、を比較する物語比較部を備えている請求項1に記載の学習支援装置。
  3. 前記コマ作成部によって前記解答コマを複数作成する場合に、前記複数の前記解答コマのそれぞれの順番を受付けるコマ順番受付部を備え、
    前記物語比較部は、前記コマ順番受付部によって受け付けられた解答コマの順番と、前記物語コマの順番とを一致させて、前記組み合わせを比較する請求項2に記載の学習支援装置。
  4. 前記コマ表示部は、前記コマ作成部で作成された前記解答コマに対応する所定の文字情報及び所定の図形情報と、前記物語において設定された所定のコマである物語コマに対応する文字情報及び図形情報とを、表示させる請求項1~3のいずれかに記載の学習支援装置。
  5. 前記コマ作成部によって前記解答コマを複数作成する場合に、前記複数の前記解答コマのそれぞれの順番を受付けるコマ順番受付部を備え、
    前記コマ表示部は、前記コマ順番受付部によって受け付けられた解答コマの順番及び前記物語コマの順番の通りに、前記物語コマ及び解答コマにおける文字情報及び図形情報を表示させる請求項4に記載の学習支援装置。
  6. 前記解答コマにおける文字情報及び図形情報の組み合わせと、前記物語コマにおける文字情報及び図形情報の組み合わせとの比較結果に基づいて、前記物語コマに対する解答コマの一致度を判定するストーリ判定部を備えている請求項3に記載の学習支援装置。
  7. 前記情報表示部は、前記文字情報を含む文字枠を複数表示し且つ、前記図形情報を含む図形枠を複数表示し、
    前記文字受付部は、前記複数の文字枠から所定の文字枠の受付を行い、
    前記図形受付部は、前記複数の図形枠から所定の図形枠の受付を行い、
    前記コマ作成部は、前記所定の文字枠と前記所定の図形枠とから前記解答コマを作成する請求項1~6のいずれかに記載の学習支援装置。
  8. 前記所定のコマを示すコマ枠と、前記コマ枠内に嵌め込むことができる文字枠及び図形枠の輪郭とを表示可能なコマ枠表示部を備え、
    前記コマ作成部は、前記コマ枠に示された輪郭と、前記文字枠及び図形枠のいずれかの輪郭が一致する場合に、前記所定のコマの作成を行う請求項7に記載の学習支援装置。
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