JP7164613B2 - 風計測ライダ装置 - Google Patents
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Description
本開示は、近距離の風速の計測レートを低下させることなく、複数のビーム方向において遠距離の風速を従来よりも高精度に算出することを目的とする。
また、連続波であるレーザ光を出力する光源と、光源が出力するレーザ光を送信光とローカル光に分配する光分配器と、送信光をパルス変調するパルス変調器と、パルス変調された送信光を複数の異なるビーム方向で大気中に送信し、大気と共に移動する粒子で送信光が反射された反射光をビーム方向から受信する送受光学系と、1個のビーム方向で決められた最小パルス数以上のパルスが発生する時間であるビーム選択時間が経過すると別のビーム方向に切り替えるビーム切替部と、パルスごとに得られる反射光とローカル光を合波して検波し、光電変換して受信信号を生成する受信検波部と、送受光学系からの距離に対応させて区分された複数の時間区間に受信信号を分割して分割受信信号を生成する受信信号分割部と、分割受信信号をフーリエ変換してスペクトルを算出するスペクトル算出部と、ビーム方向および時間区間の組合せである風速計測区間ごとに1個の、複数の分割受信信号のスペクトルを積算した積算スペクトルを保存する積算スペクトル保存部と、同じビーム方向で連続して送信された複数のパルスで得られる複数の受信信号をそれぞれ分割した複数の分割受信信号からそれぞれ算出された複数のスペクトルおよび積算スペクトル保存部に保存された積算スペクトルである保存積算スペクトルを風速計測区間ごとに積算した積算スペクトルである第2積算スペクトルを生成するスペクトル積算部と、風速計測区間ごとに、積算スペクトルのSN比を算出するスペクトルSN比算出部と、SN比が第1閾値以上である第2積算スペクトルから風速計測区間の風速を算出し、SN比が第1閾値未満である第2積算スペクトルから風速計測区間の風速を算出しない風速算出部と、風速を算出した風速計測区間について積算スペクトル保存部に保存された積算スペクトルを初期化し、第1閾値と比較された積算スペクトルのSN比が第1閾値未満である風速計測区間で、決められた条件が満足する場合に第2積算スペクトルを積算スペクトル保存部に保存する、保存積算スペクトル修正部とを備えたものである。
実施の形態1に係る風計測ライダ装置の構成を説明する。図1は、実施の形態1に係る風計測ライダ装置の構成を説明する模式図である。風計測ライダ装置1は、風車2(図2に図示)の正面方向の前方の風の風速を計測する。風計測ライダ装置1は、光源3、光分配器4、パルス変調器5、光増幅器6、光サーキュレータ7、光スイッチ8、送受光学系9a、9b、9c、9d、光合波器10、光受信機11、信号処理部12、制御部13を主に有して構成される。
レーザ光を送受信する方向(ビーム方向)を選択する別の方法として、図5に示す構成を用いてもよい。図5は、風計測ライダ装置の変形例の構成を説明する模式図である。図5について、図1との違いを説明する。風計測ライダ装置1Aは、光源3の替わりに波長切替え型光源14、光スイッチ8の替わりに波長分割型光マルチプレクサ15を有する。波長切替え型光源14は、光源3の機能に加え、λ1、λ2、λ3、λ4という4種類の波長のレーザ光を出力できる。制御部13Aからの波長選択信号に基づき、波長切替え型光源14は指示された波長のレーザ光を出力する。波長分割型光マルチプレクサ15は、4個の入出力ポートを有して、入力されるレーザ光の波長に応じて、レーザ光を出力するポートを切り替える。波長の数は4個でなくてもよい。波長切替え型光源は、複数の異なる波長のレーザ光を出力するものであればよい。
以上のことは、他の実施の形態にもあてはまる。
実施の形態2は、風車の到来風速およびシアを予測するように実施の形態1を変更した場合である。シアとは、風速の風車正面方向の成分の値の高度方向での変化率である。図6は、実施の形態2に係る風計測ライダ装置の構成を説明する模式図である。図6について、実施の形態1の場合の図1とは異なる点を説明する。
実施の形態3は、遠距離での風向を計測する風向算出部を備えるように実施の形態2を変更した場合である。図7は実施の形態3に係る風計測ライダ装置の構成を説明する模式図である。図7について、実施の形態2の場合の図6とは異なる点を説明する。風計測ライダ装置1Cは、風向計測部18を有する。風向計測部18は、風車に対して遠距離での風向を計測する。
実施の形態4は、遠距離に分類される距離レンジが複数になるように距離レンジを定義し、複数の遠距離の距離レンジでの分割受信信号のスペクトルをまとめて積算するように実施の形態2を変更した場合である。図8は、実施の形態4に係る風計測ライダ装置において風速を計測する距離を示す模式図である。図9は、実施の形態4に係る風計測ライダ装置の構成を説明する模式図である。図9について、実施の形態2の場合の図6とは異なる点を説明する。実施の形態1、実施の形態3あるいは他の実施の形態を変更してもよい。
実施の形態5は、第1スペクトル積算部で積算した第1積算スペクトルのSN比が第1閾値以上かどうかチェックし、第1積算スペクトルのSN比が第1閾値以上の場合は、今回、積算した第1積算スペクトルだけで風速を算出するように、実施の形態1を変更した場合である。図10は、実施の形態5に係る風計測ライダ装置の構成を説明する模式図である。図10について、実施の形態1の場合の図1とは異なる点を説明する。なお、実施の形態2から実施の形態4あるいは他の実施の形態を変更してもよい。
Tb:風車のブレードにパルスが遮蔽される時間。
Tn:風車のブレードにパルスが遮蔽されない時間。
Tn>Tbとする。
T :ブレードによる遮蔽が発生する周期。T=Tn+Tb。
Tc:第1積算スペクトルを積算する時間。積算時間と呼ぶ。Tn>Tc。
fpr:レーザ光の繰り返し周波数。1秒間に発生するパルスの個数。
fprは一定なので、パルスの積算回数は、パルスの積算時間に比例する。ここでは、パルスの積算回数ではなく、パルスの積算時間で検討する。
Tx:積算時間Tc中にブレードによる遮蔽が発生しない時間。非遮蔽時間と呼ぶ。
Tc≧Tx≧0。
y:Tc中のTxの割合。非遮蔽割合と呼ぶ。y=Tx/Tc。1≧y≧0。y=1で無遮蔽での第1積算スペクトル、1>y>0で部分遮蔽での第1積算スペクトル、y=0で全遮蔽での第1積算スペクトルになる。
α:Tc中にブレードによる遮蔽が発生しない確率。
Tx=Tcである確率。α=(Tn-Tc)/T。
β:Tcの間、継続してブレードによる遮蔽が発生する確率。
Tx=0である確率。β=(Tb-Tc)/T。
Z1:第1積算スペクトルのSN比。ブレードによる遮蔽の有無で変化する。
k1:第1閾値。第1積算スペクトルのSN比Z1が、風速を算出できる下限値。
(a)ブレードによる遮蔽無しにTcだけスペクトルを積算できた場合に、無遮蔽での第1積算スペクトルのSN比Z1が第1閾値k1になる(Z1=k1)。積算時間Tcを変化させると無遮蔽での第1積算スペクトルのSN比Z1も変化する。SN比Z1の変化に応じて、第1閾値k1もZ1=k1が成立するように変化させる。
(b)ブレードに遮蔽される場合には、スペクトルの信号成分Sgがゼロ(Sg=0)になり、ノイズ成分Nzはブレードに遮蔽されない場合と同じである。
なお、無遮蔽での第1積算スペクトルのSN比Z1が第1閾値k1よりも高い(Z1>k1)としてもよい。解析は複雑にはなるが、Z1>k1が成立する場合でも、ブレードによる遮蔽の第1積算スペクトルおよび第2積算スペクトルのSN比への影響を解析できる。
Txj:j回目に生成する第1積算スペクトルでのTx。非遮蔽時間Txは、積算時間Tc中のブレードによりレーザ光が遮蔽されない時間である。
yj:j回目に生成する第1積算スペクトルでの非遮蔽割合y。yj=Txj/Tc。
xn:n回目までのyjの和。非遮蔽率と呼ぶ。
xn=Σyj。ここで、Σはj=1,…,nについて和をとることを意味する。
gn(xn):非遮蔽率xnの確率分布関数。
Gn(xn):非遮蔽率xnの累積分布関数。Gn(xn)=∫gn(x)dx。ここで、∫は、xが0からxnまでの積分を意味する。nを次数と呼ぶ。Gn(xn)は、部分遮蔽での第1積算パルスの個数に等しい次数の関数を使用する。
γn:n回目に生成する第1積算スペクトルのSN比が第1閾値以上であり、風計測ライダ装置1Eでは風速を算出できるが、風計測ライダ装置1では風速が算出できない確率。第1改善確率と呼ぶ。なお、(n-1)回目までには、風速を算出できていない。
γsum:γnの総和。第1改善総確率と呼ぶ。
γsum=Σγn、ここで、Σは2以上の整数で和をとることを意味する。
εn:n回目に生成する第1積算スペクトルのSN比が第1閾値以上でなく、かつ第2積算スペクトルのSN比が第1閾値以上である確率。第2改善確率と呼ぶ。第2改善確率は、第2積算スペクトルからも風速を算出することで、第1積算スペクトルだけから風速を算出する場合に対して増加する風速を算出できる確率である。
εsum:εnの総和。第2改善総確率と呼ぶ。
εsum=Σεn、ここで、Σは2以上の整数で和をとることを意味する。
λn:風計測ライダ装置1で、2回目以降で(n-1)回目までに無遮蔽での第1積算スペクトルが生成されるが風速が算出できず、n回目に生成される第2積算スペクトルのSN比が第1閾値以上である確率。回復確率と呼ぶ。
0<x1<1で、g1(x1)=1 (10)
0<x1<1で、G1(x1)=x1 (11)
g2(x2)は、g1(x1)と以下の関係がある。
g2(x2)=∫g1(x)*g1(x2-x)dx (12)
式(12)において、∫は、xについてmax(0,x2-1)からmin(1,x2)まで積分することを意味する。ここで、max(x,y)は、xまたはyの中の最大値を意味する。min(x,y)は、xまたはyの中の最小値を意味する。
0<x2≦1で、g2(x2)=x2 (13-1)
1≦x2<2で、g2(x2)=2-x2 (13-2)
さらに、G2(x2)は、以下となる。
0<x2≦1で、G2(x2)=(1/2)*x2 2 (14-1)
1≦x2<2で、G2(x2)=1-(1/2)*(2-x2)2 (14-2)
g3(x3)=∫g2(x)*g1(x3-x)dx (15)
式(15)において、∫は、xについてmax(0,x3-1)からmin(2,x3)まで積分することを意味する。
0<x3≦1で、g3(x3)=(1/2)*x3 2 (16-1)
1≦x3≦2で、g3(x3)=3/4-(x3-3/2)2 (16-2)
2≦x3<3で、g3(x3)=(1/2)*(3-x3)2 (16-3)
0<x3≦1で、G3(x3)=(1/6)*x3 3 (17-1)
1≦x3≦2で、
G3(x3)=1/2-(1/3)*x3*(3/2-x3)*(3-x3) (17-2)
2≦x3<3で、G3(x3)=1-(1/6)*(3-x3)3 (17-3)
g4(x4)=∫g3(x)*g1(x4-x)dx (18)
式(18)において、∫は、xについてmax(0,x3-1)からmin(3,x3)まで積分することを意味する。
0<x4≦1で、g4(x4)=(1/6)*x4 3 (19-1)
1≦x4≦2で、
g4(x4)=(2/3)-(1/2)*x4*(x4-2)2 (19-2)
2≦x4≦3で、
g4(x4)=(2/3)-(1/2)*(4-x4)*(x4-2)2 (19-3)
3≦x4<4で、g4(x4)=(1/6)*(4-x4)3 (19-4)
0<x4≦1で、G4(x4)=(1/24)*x4 4 (20-1)
1≦x4≦2で、
G4(x4)=1/2-(1/8)*(2-x4)
*((2-x4)3-(8/3)*(2-x4)2+(16/3)) (20-2)
2≦x4≦3で、
G4(x4)=1/2+(1/8)*(x4-2)
*((x4-2)3-(8/3)*(x4-2)2+(16/3))) (20-3)
3<x4≦で、G4(x4)=1-(1/24)*(4-x4)4 (20-4)
f3(x3):x2≧√(2)でg2(x2)=0とした場合の、非遮蔽率x3の確率分布関数。
F3(x3):非遮蔽率x3の累積分布関数。F3(x3)=∫f3(x)dx。∫は、xについて0からx3までの積分を意味する。
f3B(x3):x2≧√(3)でg2(x2)=0とした場合の、非遮蔽率x3の確率分布関数。
F3B(x3):非遮蔽率x3の累積分布関数。F3B(x3)=∫f3B(x)dx。∫は、xについて0からx3までの積分を意味する。
f4(x4):x3≧√(3)でf3(x2)=0とした場合の、非遮蔽率x4の確率分布関数。
F4(x4):非遮蔽率x4の累積分布関数。F4(x4)=∫f4(x)dx。∫は、xについて0からx4までの積分を意味する。
f3(x3)=∫g2(x)*g1(x3-x)dx (21)
式(21)において、∫は、xについてmax(0,x3-1)からmin(√(2),x3)まで積分することを意味する。
0<x3≦1で、 f3(x3)=(1/2)*x3 2 (22-1)
1≦x3≦√(2)で、f3(x3)=3/4-(x3-3/2)2 (22-2)
√(2)≦x3≦2で、
f3(x3)=2*√(2)-2-(1/2)*(x3-1)2 (22-3)
2≦x3≦1+√(2)で、
f3(x3)=2*√(2)-3+(1/2)*(3-x3)2 (22-4)
1+√(2)≦x3≦3で、f3(x3)=0 (22-5)
0<x3≦1で、F3(x3)=(1/6)*x3 3 (23-1)
1≦x3≦√(2)で、
F3(x3)=1/2-(1/3)*x3*(3/2-x3)*(3-x3) (23-2)
√(2)≦x3≦2で、
F3(x3)=7/2-(13/6)*√(2)
-(1/6)*(x3-√(2))3
-(1/2)*(√(2)-1)*(x3-√(2))2
+(3*√(2)-(7/2))*(x3-√(2)) (23-3)
2≦x3≦1+√(2)で、
F3(x3)=(14/3)*√(2)-35/6
+(1/3)*(x3-2)3-(1/2)*(x3-2)2
+(2*√(2)-5/2)*(x3-2) (23-4)
1+√(2)≦x3≦3で、
F3(x3)=2*√(2)-2 (23-5)
f3B(x3)=∫g2(x)*g1(x3-x)dx (24)
式(24)において、∫は、xについてmax(0,x3-1)からmin(√(3),x3)まで積分することを意味する。
0<x3≦1で、 f3B(x3)=(1/2)*x3 2 (25-1)
1≦x3≦√(3)で、f3B(x3)=3/4-(x3-3/2)2 (25-2)
√(3)≦x3≦2で、
f3B(x3)=2*√(3)-5/2-(1/2)*(x3-1)2 (25-3)
2≦x3≦1+√(3)で、
f3B(x3)=2*√(3)-7/2+(1/2)*(3-x3)2) (25-4)
1+√(3)≦x3≦3で、f3B(x3)=0 (25-5)
0<x3≦1で、F3B(x3)=(1/6)*x3 2 (26-1)
1≦x3≦√(3)で、
F3B(x3)=1/2-(1/3)*x3*(3/2-x3)*(3-x3) (26-2)
√(3)≦x3B≦2で、
F3B(x3)=5-(5/2)*√(3)
+(7/3)*(√(3)-3/2)*(x3-√(3))
-(1/6)*(x3-√(3))*x3*(x3-3+√(3)) (26-3)
2≦x3≦1+√(3)で、
F3B(x3)=5*√(3)-47/6
+(2*√(3)-10/3)*(x3-2)
+(1/6)*(x3-2)*(x3-3)*(x3-4) (26-4)
1+√(3)≦x3≦3で、
F3B(x3)=2*√(3)-5/2 (26-5)
f4(x4)=∫f3(x)*g1(x4-x)dx (27)
式(27)において∫は、xについてmax(0,x4-1)からmin(√(3),x4)まで積分することを意味する。
0<x4≦1で、 f4(x4)=(1/6)*x4 3 (28-1)
1≦x4≦√(2)で、
f4(x4)=2/3-(1/2)*x4*(x4-2)2 (28-2)
√(2)≦x4≦√(3)で、
f4(x4)=14/3-3*√(2)
-(1/3)*(x4-√(2))3
-(√(2)-1)*(x4-√(2))2
+(4*√(2)-5)*(x4-√(2)) (28-3)
f4(x4)=(2/3)*√(2)+(2*√(2)-3)*√(3)
-(1/6)*(x4-1)3 (28-4)
2≦x4≦1+√(2)で、
f4(x4)=(2/3)*√(2)+(2*√(2)-3)*√(3)
-1/2+(1/3)*(x4-1)*(5/2-x4)*(4-x4)) (28-5)
f4(x4)=-(7/2)+(17/6)*√(2)+(2*√(2)-3)*√(3)
+(1/6)*(x4-1-√(2))3
+(1/2)*(√(2)-1)*(x4-1-√(2))2
-(3*√(2)-(7/2))*(x3-1-√(2)) (28-6)
1+√(3)≦x4≦4で、 f4(x4)=0 (28-7)
0<x4≦1で、 F4(x4)=(1/24)*x4 4 (29-1)
1≦x4≦√(2)で、
F4(x4)=(1/24)
-(1/8)*(x4-1)4+(1/6)*(x4-1)3
+(1/4)*(x4-1)2-(1/6)*(x4-1) (29-2)
√(2)≦x4≦√(3)で、
F4(x4)=2*√(2)-(8/3)
-(1/12)*(x4-√(2))4
-(1/3)*(√(2)-1)*(x4-√(2))3
+(1/2)*(5-4*√(2))*(x4-√(2))2
+(3*√(2)-(11/3))*(x4-√(2)) (29-3)
F4(x4)=F4(√(3))
+((2/3)*√(2)+(2*√(2)-3)*√(3))*(x4-√(3))
-(1/24)*((x4-1)4-(√(3)-1)4) (29-4)
2≦x4≦1+√(2)で、
F4(x4)=F4(2)
+(1/12)*(x4-2)4-(1/6)*(x4-2)3-(1/4)*(x4-2)2
+(-(1/6)+(2/3)*√(2)+(2*√(2)-3)*√(3))
*(x4-2) (29-5)
F4(x4)=F4(1+√(2))
+(1/24)*(x4-1-√(2))4
+(1/6)*(√(2)-1)*(x4-1-√(2))3
-((3/2)*√(2)-(7/4))*(x3-1-√(2))2
+(-(7/2)+(17/6)*√(2)+(2*√(2)-3)*√(3))
*(x3-1-√(2))) (29-6)
1+√(3)≦x4≦4で、 F4(x4)=F4(1+√(3)) (29-7)
h2(x2):x1≧(√(2)-1)でg1(x1)=0とした場合の、非遮蔽率x2の確率分布関数。
H2(x2):非遮蔽率x2の累積分布関数。H2(x2)=∫h2(x)dx。∫は、xについて0からx2までの積分を意味する。
h2B(x2):x1≧(√(3)-1)でg1(x1)=0とした場合の、非遮蔽率x2の確率分布関数。
H2B(x2):非遮蔽率x2の累積分布関数。H2B(x2)=∫h2B(x)dx。∫は、xについて0からx2までの積分を意味する。
h3(x3):x2≧(√(3)-1)でh2(x2)=0とした場合の、非遮蔽率x3の確率分布関数。
H3(x3):非遮蔽率x3の累積分布関数。H3(x3)=∫h3(x)dx。∫は、xについて0からx3までの積分を意味する。
h3B(x3):x2≧(√(3)-1)でg2(x2)=0とした場合の、非遮蔽率x3の確率分布関数。
H3B(x3):非遮蔽率x3の累積分布関数。H3B(x3)=∫h3B(x)dx。∫は、xについて0からx3までの積分を意味する。
h2(x2)=∫g1(x)*g1(x2-x)dx (30)
式(30)において、∫は、xについてmax(0,x2-1)からmin((√(2)-1),x2)まで積分することを意味する。
0<x2≦√(2)-1で、h2(x2)=x2 (31-1)
√(2)-1≦x2<1で、h2(x2)=√(2)-1 (31-2)
1≦x2<√(2)で、 h2(x2)=√(2)-x2 (31-3)
√(2)≦x2<2で、 h2(x2)=0 (31-4)
0<x2≦√(2)-1で、
H2(x2)=(1/2)*x2 2 (32-1)
√(2)-1≦x2<1で、
H2(x2)=(√(2)-1)*(x2-(1/2)*(√(2)-1)) (32-2)
1≦x2<√(2)で、
H2(x2)=√(2)-1-(1/2)*(√(2)-x2)2 (32-3)
√(2)≦x2<2で、
H2(x2)=√(2)-1 (32-4)
h3(x3)=∫h2(x)*g1(x3-x)dx (33)
式(33)において、∫は、xについてmax(0,x3-1)からmin((√(3)-1),x3)まで積分することを意味する。
0<x3≦√(2)-1で、h3(x3)=(1/2)*x3 2 (34-1)
√(2)-1≦x3<√(3)-1で、
h3(x3)=(√(2)-1)*(x3-(1/2)*(√(2)-1)) (34-2)
√(3)-1≦x3<1で、
h3(x3)=√(6)-√(3)-1/2 (34-3)
1≦x3<√(2)で、
h3(x3)=√(6)-√(3)-1/2-(1/2)*(x3-1)2 (34-4)
√(2)≦x3<√(3)で、
h3(x3)=√(6)-√(3)-2+√(2)
-(√(2)-1)*(x3-√(2)) (34-5)
√(3)≦x3<3で、h3(x3)=0 (34-6)
0<x3≦√(2)-1で、H3(x3)=(1/6)*x3 3 (35-1)
√(2)-1≦x3<√(3)-1で、
H3(x3)=(1/6)*(√(2)-1)3
+(1/2)*(√(2)-1)*x3*(x3-(√(2)-1)) (35-2)
√(3)-1≦x3<1で、
H3(x3)=(1/6)*(11*√(2)-10-3*√(3))
+(√(6)-√(3)-1/2)*(x3-(√(3)-1)) (35-3)
1≦x3<√(2)で、
H3(x3)=1/3+2*√(6)-(7/6)*√(2)-2*√(3)
+(√(6)-√(3)-1/2)*(x3-1)
-(1/6)*(x3-1)3 (35-4)
√(2)≦x3<√(3)で、
H3(x3)=2+√(3)-(5/2)*√(2)
+(√(2)-1)*(x3-√(2))
*(√(3)-(1/2)*(x3+√(2)) (35-5)
√(3)≦x3<3で、
H3(x3)=√(6)-√(3)-1/2 (35-6)
h2B(x2)=∫g1(x)*g1(x2-x)dx (36)
式(36)において、∫は、xについてmax(0,x2-1)からmin((√(3)-1),x2)まで積分することを意味する。
0<x2≦√(3)-1で、h2B(x2)=x2 (37-1)
√(3)-1≦x2<1で、h2B(x2)=√(3)-1 (37-2)
1≦x2<√(3)で、 h2B(x2)=√(3)-x2 (37-3)
√(3)≦x2<2で、 h2B(x2)=0 (37-4)
0<x2≦√(3)-1で、
H2B(x2)=(1/2)*x2 2 (38-1)
√(3)-1≦x2<1で、
H2B(x2)=(√(3)-1)*(x2-(1/2)*(√(3)-1)) (38-2)
1≦x2<√(3)で、
H2B(x2)=√(3)-1-(1/2)*(√(3)-x2)2 (38-3)
√(3)≦x2<2で、
H2B(x2)=√(3)-1 (38-4)
h3B(x3)=∫g2(x)*g1(x3-x)dx (39)
式(39)において、∫は、xについてmax(0,x3-1)からmin((√(3)-1),x3)まで積分することを意味する。
0<x3≦√(3)-1で、h3B(x3)=(1/2)*x3 2 (40-1)
√(3)-1≦x3<1で、
h3B(x3)=2-√(3) (40-2)
1≦x3<√(3)で、
h3B(x3)=2-√(3)-(1/2)*(x3-1)2 (40-3)
√(3)≦x3<3で、h3B(x3)=0 (40-4)
0<x3≦√(3)-1で、H3B(x3)=(1/6)*x3 3 (41-1)
√(3)-1≦x3<1で、
H3B(x3)=√(3)-5/3+(2-√(3))*(x3-√(3)+1) (41-2)
1≦x3<√(3)で、
H3B(x3)=16/3-3*√(3)
+(2-√(3))*(x3-1)-(1/6)*(x3-1)3 (41-3)
√(3)≦x3<3で、
H3B(x3)=2-√(3) (41-4)
ζ2E=(1-α)2-ε2E (42)
ζ3E=ζ2E*(1-α)-ε3E (43)
ζ4E=ζ3E*(1-α)-ε4E (44)
γ2E=α*((1-α-β)*G1(√(2)-1)+β)
=α*((1-α-β)*(√(2)-1)+β) (45)
ε2E=(1-α-β)2*(1-G2(√(2)))
=(1-α-β)2*(√(2)-1)2 (46)
(A1)2個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x2<(√(3)-1)である場合。
(A2)1個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、1個のy<(√(3)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(A3)2個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
したがって、γ3Eは以下の式で計算できる。なお、非遮蔽率の累積分布関数Gn(xn)の次数nは、部分遮蔽での第1積算パルスの個数である。
γ3E=α*((1-α-β)2*G2(√(3)-1)
+2*β*(1-α-β)*G1(√(3)-1))+β2)
=α*((1-α-β)2*(2-√(3))
+2*β*(1-α-β)*(√(3)-1)+β2) (47)
(B1)3個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3≧√(3)である場合。
(B2)1回目または2回目に1個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3≧√(3)である場合。
したがって、ε3Eは以下の式で計算できる。x2<√(2)という条件下での確率なので、G3(x3)ではなく、F3(x3)を使用する。
ε3E=(1-α-β)3*(F3(1+√(2))-F3(√(3)))
+2*β*(1-α-β)2*(1-G2(√(3))) (48)
(C1)3個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3<1である場合。
(C2)1個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3<1である場合。
(C3)2個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、1個のy<1である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(C4)3個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
したがって、γ4Eは以下の式で計算できる。
γ4E=α*((1-α-β)3*G3(1)
+3*β*(1-α-β)2*G2(1)
+3*β2*(1-α-β)*G1(1)+β3)
=α*((1/6)*(1-α-β)3
+(3/2)*β*(1-α-β)2
+3*β2*(1-α-β)+β3) (49)
(D1)4個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x4≧2である場合。
(D2)1回目および2回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx2<√(2)であり、3回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、4回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x4≧2である場合。
(D3)1回目または2回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x4≧2である場合。
したがって、ε4Eは以下の式で計算できる。x3<√(3)かつx2<√(2)という条件下での確率なので、(D1)ではF4(x4)を使用する。(D2)ではF3(x3)を使用し、(D3)ではF3B(x3)を使用する。
ε4E=(1-α-β)4*(F4(1+√(3))-F4(2))
+β*(1-α-β)3*(F3(1+√(2))-F3(2)
+2*β*(1-α-β)3*(F3B(1+√(3))-F3B(2)) (50)
したがって、ζ10、ζ20、ζ30およびζ40は、以下のようになる。
ζ10=1-α (51)
ζ20=ζ2E+γ2E (52)
ζ30=ζ3E+γ2E+γ3E-λ30 (53)
ζ40=ζ4E+γ2E+γ3E+γ4E-λ30-λ40 (54)
(E1)3回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(E2)1回目にy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3≧√(3)である場合。
(E3)1回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3≧√(3)である場合。
したがって、λ30は、以下の式で計算できる。
λ30=α*γ2E
+α*(1-α-β)2*(H2(√(2))-H2(√(3)-1))
+α*β*(1-α-β)*(1-G1(√(3)-1))
=α*γ2E
+α*(1-α-β)2*(√(2)+√(3)-1/2-√(6))
+α*β*(1-α-β)*(2-√(3)) (55)
(F1)3回目に生成される無遮蔽での第1積算スペクトルから風速を算出できず、4回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(F2)1回目にy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx3<√(3)であり、4回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(F3)1回目にy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、4回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(F4)1回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目にy<(√(3)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、4回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(F5)1回目と3回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目と4回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(F7)1回目にy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、4回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx4≧2である場合。
(F8)1回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目にy<(√(3)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、4回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx4≧2である場合。
(F10)2回目までに1個の全遮蔽での第1積算スペクトルおよび1個のy<(√(3)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、4回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx4≧2である場合。
λ40=α*γ3E
+α2*(1-α-β)2*H2(√(3)-1)
+α2*β*(1-α-β)*G1(√(3)-1)
+α2*β*(1-α-β)*G1(√(2)-1)
+α2*β2
+α*(1-α-β)3*(H3(√(3))-H3(1))
+α*β*(1-α-β)2*(H2(√(2))-H2(1))
+α*β*(1-α-β)2*(H2B(√(3))-H2B(1))
+α*(1-α-β)3*(H3B(√(3))-H3B(1))
+2*α*β*(1-α-β)2*(H2B(√(3))-H2B(1))
=α*γ3E
+α2*(1-α-β)2*(√(6)-√(3)-1/2)
+α2*β*(1-α-β)*(√(3)-1)
+α2*β*(1-α-β)*(√(2)-1)
+α2*β2
+α*(1-α-β)3*(2*√(6)+5*√(2)-4*√(3)-5)
+α*β*(1-α-β)2*(3/2-√(2))
+α*β*(1-α-β)2*(2-√(3))
+α*(1-α-β)3*(2*√(3)-10/3)
+2*α*β*(1-α-β)2*(2-√(3))
=α*γ3E
+α2*(1-α-β)2*(√(6)-√(3)-1/2)
+α2*β*(1-α-β)*(√(3)+√(2)-2)
+α2*β2
+α*(1-α-β)3*(2*√(6)+5*√(2)-2*√(3)-25/3)
+α*β*(1-α-β)2*(15/2-3*√(3)-√(2)) (56)
ΔζE:十分に大きい生成回数nでのΣ(ζ0-ζE)。
τ0:ζ0の推定減衰率。τ0=ζ40/ζ30とする。
τE:ζ0の推定減衰率。τE=ζ4E/ζ3Eとする。
ΔζEは、以下の式(57)で計算する。
ΔζE=ζ20-ζ2E+ζ30-ζ3E
+ζ40/(1-τ0)-ζ4E/(1-τE) (57)
τ0=0.620、τE=0.551とすると、式(57)から、ΔζE=0.467と計算できる。Tc=1.0の場合に、風計測ライダ装置1Eは風計測ライダ装置1よりも0.5回程度、風速を算出できるまでに第1積算スペクトルを生成する回数を少なくできる。
以上のことは、他の実施の形態にもあてはまる。
実施の形態6は、第1積算スペクトルのSN比が低くない場合だけ、第1積算スペクトルを積算して第2積算スペクトルを生成するように、実施の形態5を変更した場合である。実施の形態6の風計測ライダ装置1Fでは、ビーム方向ごとに、1個または複数個の風速計測区間(距離レンジ)である判断対象風速計測区間を予め決めておく。判断対象風速計測区間の各距離レンジにおいて第1積算スペクトルのSN比を計算し、SN比が第2閾値以上である距離レンジの数が予め決められた下限個数以上かどうか判定し、下限個数以上の場合に、今回、積算した第1積算スペクトルを積算スペクトル保存部12dに保存された積算スペクトルと積算する。なお、第2閾値は、第1閾値よりも小さく設定しておく。第2閾値は、第1積算スペクトル中に遮蔽無しの受信信号から生成されたスペクトルがある程度(例えば、20%以上)は存在するように決める。
γ2F=α*(1-α-β)*G1(√(2)-1)
=α*(1-α-β)*(√(2)-1) (58)
ε2F=ε2E (59)
ζ2F=ζ2E (60)
なお、ζに関しては、2以上のnに関して以下が成立する。
ζ(n+1)F=ζnF*(1-α)-εnF (61)
(G1)2個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x2<(√(3)-1)である場合。
(G2)1個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、1個のy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
全遮蔽での第1積算スペクトルは第2積算スペクトルの積算に使用しない。そのため、全遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合は、第2積算スペクトルのSN比が第1閾値以上にならないためには、x1<(√(2)-1)であればよい。したがって、γ3Fは以下の式で計算できる。
γ3F=α*((1-α-β)2*G2(√(3)-1)
+2*β*(1-α-β)*G1(√(2)-1)))
=α*((1-α-β)2*(2-√(3))
+2*β*(1-α-β)*(√(2)-1)) (62)
(H1)3個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3≧√(3)である場合。
(H2)2回目までに1個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x2≧√(2)である場合。
したがって、ε3Fは以下の式で計算できる。(H2)の場合は、F3(x3)を使用する。
ε3F=(1-α-β)3*(F3(1+√(2))-F3(√(3)))
+2*β*(1-α-β)2*(1-G2(√(2))) (63)
(J1)3個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3<1である場合。
(J2)1個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x2<(√(3)-1)である場合。
(J3)2個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、1個のy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
したがって、γ4Fは以下の式で計算できる。
γ4F=α*((1-α-β)3*G3(1)
+3*β*(1-α-β)2*G2(√(3)-1)
+3*β2*(1-α-β)*G1(√(2)-1))
=α*((1/6)*(1-α-β)3
+3*(2-√(3))*β*(1-α-β)2
+3*(√(2)-1)*β2*(1-α-β)) (64)
(K1)4個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x4≧2である場合。
(K2)3回目までに1個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3≧√(3)である場合。
(K3)3回目までに2個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x2≧√(2)である場合。
したがって、ε4Fは以下の式で計算できる。(K1)ではF4(x4)を使用し、(K2)ではF3(x3)を使用し、(K3)ではG2(x2)を使用する。
ε4F=(1-α-β)4*(F4(1+√(3))-F4(2))
+3*β*(1-α-β)3*(F3(1+√(2))-F3(√(3)))
+3*β2*(1-α-β)2*(1-G2(√(2))) (65)
ζ10F=1-α (66)
ζ20F=ζ2F+γ2F (67)
ζ30F=ζ3F+γ2F+γ3F-λ30F (68)
ζ40F=ζ4F+γ2F+γ3F+γ4F-λ30F-λ40F (69)
(L1)3回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(L2)1回目にy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x3≧√(3)である場合。
(L3)1回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、x2≧√(2)である場合。
したがって、λ30Fは、以下の式で計算できる。
λ30F=α*γ2F
+α*(1-α-β)2*(H2(√(2))-H2(√(3)-1))
+α*β*(1-α-β)*(1-G1(√(2)-1))
=α*γ2F
+α*(1-α-β)2*(√(2)+√(3)-1/2-√(6))
+α*β*(1-α-β)*(2-√(2)) (70)
(M1)3回目に生成される無遮蔽での第1積算スペクトルから風速を算出できず、4回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(M2)1回目にy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx2<√(3)であり、4回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(M3)1回目にy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、4回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(M5)1回目と2回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx2<(√(3)-1)であり、3回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、4回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx4≧2である場合。
(M7)1回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目にy<(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、3回目に無遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、4回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx2≧√(3)である場合。
λ40F=α*γ3E
+α2*(1-α-β)2*H2(√(3)-1)
+α2*β*(1-α-β)*G1(√(2)-1)
+α*(1-α-β)3*(H3(√(3))-H3(1))
+α*(1-α-β)3*(H3B(√(3))-H3B(1))
+2*α*β*(1-α-β)2*(H2(√(2))-H2(√(3)-1))
+α*β*(1-α-β)2*(H2(√(2))-H2(√(3)-1))
=α*γ3E
+α2*(1-α-β)2*(√(6)-√(3)-1/2)
+α2*β*(1-α-β)*(√(2)-1)
+α*(1-α-β)3*(2*√(6)+5*√(2)-4*√(3)-5)
+α*(1-α-β)3*(2*√(3)-10/3)
+3*α*β*(1-α-β)2*(√(2)+√(3)-1/2-√(6))
=α*γ3E
+α2*(1-α-β)2*(√(6)-√(3)-1/2)
+α2*β*(1-α-β)*(√(2)-1)
+α*(1-α-β)3*(2*√(6)+5*√(2)-2*√(3)-25/3)
+3*α*β*(1-α-β)2*(√(2)+√(3)-1/2-√(6)) (71)
実施の形態7は、第1積算スペクトルのSN比が第3閾値以上でない距離レンジでは、そのビーム方向で第1積算スペクトルを積算する場合でも、第1積算スペクトルを積算しないように、実施の形態6を変更した場合である。第3閾値は、第2閾値よりも小さく予め決めておく。
実施の形態8は、積算スペクトル保存部に保存されている積算スペクトルのSN比よりもSN比が高い第2積算スペクトルを、積算スペクトル保存部に保存するように、実施の形態1を変更した場合である。
実施の形態9は、ビーム方向ごとに第1積算スペクトルをさらに積算するか判断するのではなく、距離レンジごとに判断するように実施の形態6を変更した場合である。
実施の形態10は、第1積算スペクトルおよび第2積算スペクトルの何れかSN比が高い方である高SN比積算スペクトルのSN比が第1閾値以上かどうか判定し、SN比が第1閾値以上である高SN比積算スペクトルから風速を算出するように、実施の形態1を変更した場合である。図30は、実施の形態10に係る風計測ライダ装置の構成を説明する模式図である。図30について、実施の形態1の場合の図1とは異なる点を説明する。
ηn:n回目に生成する第2積算スペクトルのSN比が第1閾値より大きい確率。SN比改善確率と呼ぶ。
ηsum:第1閾値より大きいSN比を持つ第2積算スペクトルから風速を算出する確率。SN比改善総確率と呼ぶ。
ηsum=Σηn、ここで、Σは2以上の整数で和をとることを意味する。
(N1)1回目にy>(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
したがって、η2は、以下の式で計算できる。
η2=ε2F+α*(1-α-β)*(1-G1(√(2)-1))
=ε2F+α*(1-α-β)*(2-√(2)) (72)
(P1)1回目にy>(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2回目に全遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(P2)1回目と2回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されて(√(3)-1)<x2<√(2)である場合。
したがって、η3は、以下の式で計算できる。
η3=ε3F
+α*β*(1-α-β)*(1-G1(√(2)-1))
+α*(1-α-β)2*(G2(√(2))-G2(√(3)-1)))
=ε3F
+α*β*(1-α-β)*(2-√(2))
+α*(1-α-β)2*(2*√(2)+√(3)-4) (73)
(Q1)1個のy>(√(2)-1)である部分遮蔽での第1積算スペクトルおよび2個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成される場合。
(Q2)1個の全遮蔽での第1積算スペクトルが生成され、2個の部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されて(√(3)-1)<x2<√(2)である場合。
(Q3)1回目と2回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されてx2<√(2)であり、3回目に部分遮蔽での第1積算スペクトルが生成されて1<x3<√(3)である場合。
したがって、η3は、以下の式で計算できる。
η4=ε4F
+3*α*β2*(1-α-β)*(1-G1(√(2)-1))
+3*α*β*(1-α-β)2*(G2(√(2))-G2(√(3)-1)))
+α*(1-α-β)3*(F3(√(3))-F3(1)))
=ε4F
+3*α*β2*(1-α-β)*(2-√(2))
+3*α*β*(1-α-β)2*(2*√(2)+√(3)-4)))
+α*(1-α-β)3*(F3(√(3))-F3(1))) (74)
実施の形態11は、高SN比積算スペクトルのSN比が積算スペクトル保存部に保存されている保存積算スペクトルのSN比よりも高い場合に、高SN比積算スペクトルを積算スペクトル保存部に保存するように、実施の形態10を変更した場合である。図34は、実施の形態11に係る風計測ライダ装置の構成を説明する模式図である。図34について、実施の形態10の場合の図30とは異なる点を説明する。
2 風車
3 光源
4 光分配器
5 パルス変調器
6 光増幅器
7 光サーキュレータ
8 光スイッチ(ビーム切替部)
9、9a、9b、9c、9d 送受光学系(ビーム切替部)
10 光合波器(受信検波部)
11 光受信機(受信検波部)
12、12D、12E、12F、12G、12H、12J、12K、12L 信号処理部
12a 時間ゲーティング部(受信信号分割部)
12b スペクトル算出部
12c 第1スペクトル積算部(スペクトル積算部)
12d、12d2 積算スペクトル保存部
12e 第2スペクトル積算部(スペクトル積算部)
12f、12f2 SN比算出部
12g、12gK SN比判定部
12h ドップラー風速算出部(風速算出部)
12j、12jD、12jH、12jK 保存積算スペクトル修正部
12k、12kG、12kJ 第2SN比判定部
12n、12nL 第3SN比判定部
13 制御部
14 波長切替え型光源(光源、ビーム切替部)
15 波長分割型光マルチプレクサ(ビーム切替部)
16、16C 風速予測部
16a ドップラー風速保存部
16b 到来風速予測部
16c シア予測部
16d 重み係数記憶部
16e 到来風速記憶部
16f シア記憶部
16g 到来風速予測用重み係数
16h シア予測用重み係数
17 ビーム方向記憶部
18 風向計測部
Claims (23)
- 連続波であるレーザ光を出力する光源と、
前記光源が出力する前記レーザ光を送信光とローカル光に分配する光分配器と、
前記送信光をパルス変調するパルス変調器と、
パルス変調された前記送信光を複数の異なるビーム方向で大気中に送信し、大気と共に移動する粒子で前記送信光が反射された反射光を前記ビーム方向から受信する送受光学系と、
1個の前記ビーム方向で決められた最小パルス数以上のパルスが発生する時間であるビーム選択時間が経過すると別の前記ビーム方向に切り替えるビーム切替部と、
前記パルスごとに得られる前記反射光と前記ローカル光を合波して検波し、光電変換して受信信号を生成する受信検波部と、
前記送受光学系からの距離に対応させて区分された複数の時間区間に前記受信信号を分割して分割受信信号を生成する受信信号分割部と、
前記分割受信信号をフーリエ変換してスペクトルを算出するスペクトル算出部と、
前記ビーム方向および前記時間区間の組合せである風速計測区間ごとに1個の、複数の前記分割受信信号の前記スペクトルを積算した積算スペクトルを保存する積算スペクトル保存部と、
同じ前記ビーム方向で連続して送信された複数の前記パルスで得られる複数の前記受信信号をそれぞれ分割した複数の前記分割受信信号からそれぞれ算出された複数の前記スペクトルを前記風速計測区間ごとに積算した前記積算スペクトルである第1積算スペクトル、および、前記第1積算スペクトルと前記積算スペクトル保存部に保存された前記積算スペクトルである保存積算スペクトルとを前記風速計測区間ごとに積算した前記積算スペクトルである第2積算スペクトルを生成するスペクトル積算部と、
前記風速計測区間ごとに、前記積算スペクトルのSN比を算出するスペクトルSN比算出部と、
SN比が第1閾値以上である前記第1積算スペクトルまたは前記第2積算スペクトルから前記風速計測区間の風速を算出し、SN比が前記第1閾値未満である前記第1積算スペクトルから前記風速計測区間の前記風速を算出せず、SN比が前記第1閾値未満である前記第2積算スペクトルから前記風速計測区間の前記風速を算出しない風速算出部と、
前記風速を算出した前記風速計測区間について前記積算スペクトル保存部に保存された前記積算スペクトルを初期化し、前記第1閾値と比較された前記積算スペクトルの前記SN比が前記第1閾値未満である前記風速計測区間で、決められた条件が満足する場合に前記第1積算スペクトルまたは前記第2積算スペクトルを前記積算スペクトル保存部に保存する、保存積算スペクトル修正部とを備えた風計測ライダ装置。 - 前記スペクトル積算部が、前記第1積算スペクトルを生成する第1スペクトル積算部と、前記第2積算スペクトルを生成する第2スペクトル積算部を有する、請求項1に記載の風計測ライダ装置。
- 各前記風速計測区間で、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第1閾値以上である場合に、前記第1積算スペクトルから前記風速を算出し、
各前記風速計測区間で、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第1閾値以上でなく、かつ前記第2積算スペクトルのSN比が前記第1閾値以上である場合に、前記第2積算スペクトルから前記風速を算出する、請求項1または請求項2に記載の風計測ライダ装置。 - 各前記風速計測区間で、前記第2積算スペクトルのSN比が前記第1閾値以上である場合に、前記第2積算スペクトルから前記風速を算出する、請求項1または請求項2に記載の風計測ライダ装置。
- 各前記風速計測区間で、前記第1積算スペクトルおよび前記第2積算スペクトルの何れかSN比が高い方である高SN比積算スペクトルのSN比が前記第1閾値以上である場合に、前記高SN比積算スペクトルから前記風速を算出する、請求項1または請求項2に記載の風計測ライダ装置。
- 各前記風速計測区間で、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第1閾値よりも小さく決められた第2閾値以上である場合に、前記スペクトル積算部が前記第2積算スペクトルを生成し、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第2閾値以上でない場合に、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成する前に保存していた前記保存積算スペクトルを、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成した後も前記積算スペクトル保存部が保存する、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。
- 各前記ビーム方向で、決められた1個または複数個の前記風速計測区間である判断対象風速計測区間の中で、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第1閾値よりも小さく決められた第2閾値以上である前記風速計測区間の数が決められた下限個数以上である場合に、その前記ビーム方向の各前記風速計測区間で、前記スペクトル積算部が前記第2積算スペクトルを生成し、
各前記ビーム方向で、前記判断対象風速計測区間の中で、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第2閾値以上である前記風速計測区間の数が前記下限個数以上でない場合に、その前記ビーム方向の各前記風速計測区間で、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成する前に前記積算スペクトル保存部が保存していた前記保存積算スペクトルを、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成した後も前記積算スペクトル保存部が保存する、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。 - 各前記ビーム方向で、決められた1個または複数個の前記風速計測区間である判断対象風速計測区間の中で、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第1閾値よりも小さく決められた第2閾値以上である前記風速計測区間の数が決められた下限個数以上である場合に、その前記ビーム方向の前記風速計測区間の中で、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第2閾値よりも小さく決められた第3閾値以上である前記風速計測区間で、前記スペクトル積算部が前記第2積算スペクトルを生成し、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第3閾値以上でない前記風速計測区間で、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成する前に前記積算スペクトル保存部が保存していた前記保存積算スペクトルを、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成した後も前記積算スペクトル保存部が保存し、
各前記ビーム方向で、前記判断対象風速計測区間の中で、前記第1積算スペクトルのSN比が前記第2閾値以上である前記風速計測区間の数が前記下限個数以上でない場合に、その前記ビーム方向の各前記風速計測区間で、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成する前に前記積算スペクトル保存部が保存していた前記保存積算スペクトルを、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成した後も前記積算スペクトル保存部が保存する、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。 - 連続波であるレーザ光を出力する光源と、
前記光源が出力する前記レーザ光を送信光とローカル光に分配する光分配器と、
前記送信光をパルス変調するパルス変調器と、
パルス変調された前記送信光を複数の異なるビーム方向で大気中に送信し、大気と共に移動する粒子で前記送信光が反射された反射光を前記ビーム方向から受信する送受光学系と、
1個の前記ビーム方向で決められた最小パルス数以上のパルスが発生する時間であるビーム選択時間が経過すると別の前記ビーム方向に切り替えるビーム切替部と、
前記パルスごとに得られる前記反射光と前記ローカル光を合波して検波し、光電変換して受信信号を生成する受信検波部と、
前記送受光学系からの距離に対応させて区分された複数の時間区間に前記受信信号を分割して分割受信信号を生成する受信信号分割部と、
前記分割受信信号をフーリエ変換してスペクトルを算出するスペクトル算出部と、
前記ビーム方向および前記時間区間の組合せである風速計測区間ごとに1個の、複数の前記分割受信信号の前記スペクトルを積算した積算スペクトルを保存する積算スペクトル保存部と、
同じ前記ビーム方向で連続して送信された複数の前記パルスで得られる複数の前記受信信号をそれぞれ分割した複数の前記分割受信信号からそれぞれ算出された複数の前記スペクトルおよび前記積算スペクトル保存部に保存された前記積算スペクトルである保存積算スペクトルを前記風速計測区間ごとに積算した前記積算スペクトルである第2積算スペクトルを生成するスペクトル積算部と、
前記風速計測区間ごとに、前記積算スペクトルのSN比を算出するスペクトルSN比算出部と、
SN比が第1閾値以上である前記第2積算スペクトルから前記風速計測区間の風速を算出し、SN比が第1閾値未満である前記第2積算スペクトルから前記風速計測区間の前記風速を算出しない風速算出部と、
前記風速を算出した前記風速計測区間について前記積算スペクトル保存部に保存された前記積算スペクトルを初期化し、前記第1閾値と比較された前記積算スペクトルの前記SN比が前記第1閾値未満である前記風速計測区間で、決められた条件が満足する場合に前記第2積算スペクトルを前記積算スペクトル保存部に保存する、保存積算スペクトル修正部とを備えた風計測ライダ装置。 - 各前記風速計測区間で、前記第1閾値と比較された前記積算スペクトルの前記SN比が前記第1閾値未満である場合に、前記保存積算スペクトル修正部が前記第2積算スペクトルを前記積算スペクトル保存部に保存する、請求項1から請求項4、請求項9の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。
- 各前記風速計測区間で、前記第1閾値と比較された前記積算スペクトルの前記SN比が前記第1閾値未満であり、かつ前記第2積算スペクトルのSN比が前記保存積算スペクトルのSN比より高い場合に、前記保存積算スペクトル修正部が前記第2積算スペクトルを前記積算スペクトル保存部に保存する、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。
- 各前記風速計測区間で、前記第1閾値と比較された前記積算スペクトルの前記SN比が前記第1閾値未満であり、かつ前記第2積算スペクトルのSN比が前記保存積算スペクトルのSN比より低い場合に、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成する前に前記積算スペクトル保存部が保存していた前記保存積算スペクトルを、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成した後も前記積算スペクトル保存部が保存する、請求項1から請求項8、請求項11の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。
- 各前記風速計測区間で、前記高SN比積算スペクトルの前記SN比が前記第1閾値未満である場合に、前記保存積算スペクトル修正部が、前記高SN比積算スペクトルを前記積算スペクトル保存部に保存する、請求項5に記載の風計測ライダ装置。
- 各前記風速計測区間で、前記高SN比積算スペクトルの前記SN比が前記第1閾値未満であり、かつ前記高SN比積算スペクトルのSN比が前記保存積算スペクトルのSN比より高い場合に、前記保存積算スペクトル修正部が前記高SN比積算スペクトルを前記積算スペクトル保存部に保存する、請求項5に記載の風計測ライダ装置。
- 各前記風速計測区間で、前記高SN比積算スペクトルの前記SN比が前記第1閾値未満であり、かつ前記高SN比積算スペクトルのSN比が前記保存積算スペクトルのSN比より低い場合に、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成する前に前記積算スペクトル保存部が保存していた前記保存積算スペクトルを、前記スペクトル積算部が前記第1積算スペクトルを生成した後も前記積算スペクトル保存部が保存する、請求項5または請求項14に記載の風計測ライダ装置。
- 前記風速算出部は、同じ前記距離で同じ高度になる複数の前記風速計測区間のすべてで、前記第1閾値と比較された前記積算スペクトルの前記SN比が前記第1閾値以上である場合に、同じ前記距離で同じ高度になる複数の前記風速計測区間のすべてで前記風速を算出する、請求項1から請求項15の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。
- 前記最小パルス数が、すべての前記ビーム方向で少なくとも最も近い前記距離に対応する前記風速計測区間で積算された前記第1積算スペクトルのSN比が前記第1閾値以上になる場合が存在するように決められている、請求項1から請求項8、請求項11から請求項15の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。
- 前記ビーム切替部が、前記ビーム選択時間の長さを下限値以上で上限値以下の範囲で変化させて前記ビーム方向を切り替える、請求項1から請求項17の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。
- 前記積算スペクトルのSN比が前記第1閾値未満である前記風速計測区間について、前記積算スペクトル保存部の初期化後に前記積算スペクトルを前記積算スペクトル保存部に保存する回数である連続積算回数が上限回数以下である場合は、前記スペクトル積算部が生成した前記積算スペクトルを前記保存積算スペクトル修正部が前記積算スペクトル保存部に保存し、
前記連続積算回数が前記上限回数を超える場合は、前記積算スペクトル保存部に保存された前記積算スペクトルを前記保存積算スペクトル修正部が初期化する、請求項1から請求項18の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。 - 前記スペクトル積算部が、遠距離に分類される複数の前記距離に対応する複数の前記時間区間での前記分割受信信号の前記スペクトルを前記ビーム方向ごとにまとめて積算する、請求項1から請求項19の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。
- 異なる前記ビーム方向で送受信する複数の前記送受光学系を備え、
前記ビーム切替部が、複数の前記送受光学系の何れかを選択して前記送信光を送信し、前記反射光を受信する光スイッチを有する、請求項1から請求項20の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。 - 複数の異なる波長の前記レーザ光を出力する前記光源と、
異なる前記ビーム方向で送受信する複数の前記送受光学系とを備え、
前記ビーム切替部が、前記レーザ光が出力する複数の異なる波長のそれぞれのレーザ光が入出力し、複数の前記送受光学系の何れかと接続する複数の入出力ポートを有する波長分割型光マルチプレクサを有する、請求項1から請求項20の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。 - 風車に搭載され、前記風車の正面方向の前方での風速を計測する、請求項1から請求項22の何れか1項に記載の風計測ライダ装置。
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