JP6161019B2 - レーダ信号処理支援装置およびレーダ信号生成装置 - Google Patents
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Description
(1) 特許文献1
「復調後のレーダ・ビデオ信号をコヒーレント積分する第1の手段と、予測されるクラッタの電力スペクトルの形状を参照信号として生成する第2の手段と、上記第1及び第2の手段によって得られた両信号の相互相関関数を算出する第3の手段と、上記第3の手段で得られた相互相関関数からクラッタの電力スペクトルの諸元を推定してクラッタ信号を抑圧するためのディジタル・ノッチ・フィルタの係数を算出する第4の手段と、上記第4の手段で得られたフィルタ係数を用いたディジタル・ノッチフィルタとを備える」ことにより、「クラッタのドップラ周波数がゼロでない場合や、クラッタと目標のドップラ周波数が比較的接近している場合でも、クラッタ信号のみを抑圧する」点に特徴があるクラッタ抑圧装置が開示されている。
「クラッタ源に該当しない目標から到来するレーダ信号の電力が、そのレーダ信号が到来したレーダ装置によって送信されたパルス波の占有帯域幅とパルス幅との双方に比例する」ことに併せて、「クラッタ源から到来したレーダ信号の電力が同様のパルス波のパルス幅に比例する」ことが開示されている。
「最新のスキャンと先行して行われたスキャンとにおいてクラッタ源からそれぞれ到来したレーダ信号の間における相関性が小さいことを利用することにより、スキャン間におけるレーダ信号の積分処理に基づいて海面反射等のクラッタ波の抑圧が可能である」ことが開示されている。
図1は、本発明の一実施形態を示す図である。
図において、制御部11の第一および第二の出力は信号生成部12の対応する入力に接続され、その信号生成部12の出力は送信部13を介して空中線系14の送信入力に接続される。空中線系14の受信出力は受信部15を介して標本化部16の入力に接続される。標本化部16の第一および第二の出力は、それぞれ検波部17-1、17-2の入力に接続される。検波部17-1、17-2の出力は、レベル補正部18の第一および第二の入力にそれぞれ接続される。レベル補正部18が有する2つの制御端子には、制御部11の第三および第四の出力ポートがそれぞれ接続される。レベル補正部18の第一および第二の出力は不要波抑圧部19が有する2つの入力にそれぞれ接続され、その不要波抑圧部19の出力は対数変換部20を介して指示機21の入力に接続される。
以下、図1および図2を参照して本実施形態の動作を説明する。
制御部11は、以下の2通りの送信波のパルス幅および占有帯域幅を信号生成部12およびレベル補正部18に与える。
(1) パルス幅がT1 であり、かつ占有帯域幅がB1 である第一の送信波
(2) パルス幅がT2(≠T1)であり、かつ占有帯域幅がB2(≠B1)である第二の送信波
(1) クラッタ源ではない共通の目標から到来した場合には同じとなる(図2(a)(1))。
(2) 共通のクラッタ源から到来した場合には異なる(図2(a)(2))。
(1) 占有帯域幅B1 、B2 が周波数軸上で十分に隔たっている。
(2) 直接拡散方式その他の多元接続方式の下で分離可能である。
(2) 一方、クラッタ源から到来した反射波の電力は上記送信波のパルス幅に比例する。
(3) 上記反射波や受信波に重畳される雑音の受信電力は、送信波の周波数偏移幅に比例する。
P=[min(P1,P2)]k+1/[max(P1,P2)]k
(1) 本来的なレーダ信号処理に先行して行われる。
(2) 本来的なレーダ信号処理の所望の過程で行われる。
(3) 本来的なレーダ信号処理に後続して行われる。
(4) 所望の指示方式に基づいて指示機21によって行われる指示の対象に対して画像処理として施される。
[1] パルス幅および占有帯域幅が異なる複数pのパルス波の反射波としてそれぞれ到来した第1ないし第pの受信波に前記複数pのパルス波に個別に整合した処理を施し、第1ないし第pのパルスを得る受信処理手段と、
前記第1ないし第pのパルスにレベル補正を施すことにより前記第1ないし第pのパルスの瞬時値の特定の極大値を揃え、前記レベル補正の下で得られた第1ないし第pのパルスの瞬時値を値の降順に小さい重みとの積和の列としてレーダ信号処理または指示の対象とするクラッタ抑圧手段と
を備えたことを特徴とするレーダ信号処理支援装置。
[2] パルス幅および占有帯域幅が異なる複数pのパルス波の反射波としてそれぞれ到来した第1ないし第pの受信波に前記複数pのパルス波に個別に整合した処理を施し、第1ないし第pのパルスを得る受信処理手段と、
前記第1ないし第pのパルスにレベル補正を施すことにより前記第1ないし第pのパルスの瞬時値の特定の極大値を揃え、前記レベル補正の下で得られた第1ないし第pのパルスの瞬時値を最大値に対する偏差の降順に小さい重みとの積和の列としてレーダ信号処理または指示の対象とするクラッタ抑圧手段と
を備えたことを特徴とするレーダ信号処理支援装置。
[3] パルス幅および占有帯域幅が異なる複数pのパルス波の反射波としてそれぞれ到来した第1ないし第pの受信波に前記複数pのパルス波に個別に整合した処理を施し、第1ないし第pのパルスを得る受信処理手段と、
前記第1ないし前記第pのパルスにレベル補正を施すことにより前記第1ないし第pのパルスの瞬時値の特定の極大値を揃え、前記レベル補正の下で得られた第1ないし第pのパルスの瞬時値の内、値が最大である瞬時値の列をレーダ信号処理または指示の対象とするクラッタ抑圧手段と
を備えたことを特徴とするレーダ信号処理支援装置。
[4] 目標の反射体としての特性が定常と見なされ得る期間内に、パルス幅および占有帯域幅が異なり、かつパルス圧縮レーダ方式に適合した複数pのパルス波を生成する
ことを特徴とするレーダ信号生成装置。
[5] 目標の反射体としての特性が定常と見なされ得る期間内に、パルス幅および占有帯域幅が異なり、かつパルス圧縮レーダ方式とパルスレーダ方式とにそれぞれ適合したパルス波を少なくとも1つ含む複数pのパルス波を生成する
ことを特徴とするレーダ信号生成装置。
前記クラッタ抑圧手段は、
前記第1ないし第pのパルスの内、前記特定の極大値が最大であるパルス以外のパルスの全てまたは一部に前記重みとして「0」を適用する
ことを特徴とするレーダ信号処理支援装置。
前記複数pのパルス波には、
パルスレーダ方式とパルス圧縮レーダ方式とにそれぞれ適合したパルス波が少なくとも1つずつ含まれる
ことを特徴とするレーダ信号処理支援装置。
前記特定の極大値は、
前記第1ないし第pのパルスの個々の瞬時値の列に含まれ、かつ既知の共通の目標から到来した受信波に相当するパルスの瞬時値の極大値である
ことを特徴とするレーダ信号処理支援装置。
前記複数pは「2」である
ことを特徴とするレーダ信号処理支援装置。
前記複数pのパルス波は、
所定の多元接続方式に基づいて個別に識別可能である
ことを特徴とするレーダ信号生成装置。
前記複数pは「2」である
ことを特徴とするレーダ信号生成装置。
12 信号生成部
13 送信部
14 空中線系
15 受信部
16 標本化部
17 検波部
18 レベル補正部
19 不要波抑圧部
20 対数変換部
21 指示機
Claims (2)
- パルス幅および占有帯域幅が異なる複数pのパルス波の反射波としてそれぞれ到来した第1ないし第pの受信波に前記複数pのパルス波に個別に整合した処理を施し、第1ないし第pのパルスを得る受信処理手段と、
Aスコープ上で前記第1ないし第pのパルスにパルス幅と占有帯域幅との積の相違によって付帯するレベルの格差を圧縮するレベル補正を施すことにより、前記第1ないし第pのパルスの瞬時値の最大値を揃え、前記補正の下で得られた第1ないし第pのパルスの瞬時値に、レンジ方向に対応する瞬時値の最大値に対する偏差が大きいほど小さな重みによる重み付けを施してレーダ信号処理または指示の対象とするクラッタ抑圧手段と
を備えたことを特徴とするレーダ信号処理支援装置。 - 請求項1に記載のレーダ信号処理支援装置において、
前記重みの内、
前記第1ないし第pのパルスに対して前記レンジ方向に対応する瞬時値の最大値以外の重み付けに供される重みが「0」である
ことを特徴とするレーダ信号処理支援装置。
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JP2011035925A JP6161019B2 (ja) | 2011-02-22 | 2011-02-22 | レーダ信号処理支援装置およびレーダ信号生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011035925A JP6161019B2 (ja) | 2011-02-22 | 2011-02-22 | レーダ信号処理支援装置およびレーダ信号生成装置 |
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Family Applications (1)
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