JP7164329B2 - 測定装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、印刷用紙などのオブジェクトの吸光度を測定し、その吸光度からオブジェクトの所定の特性を測定する測定装置、画像形成装置、および測定方法に関する。
複写機などの画像形成装置において、印刷用紙に画像を適切に形成するためには、印刷用紙の種類および厚さに応じた設定が必要である。それゆえ、印刷用紙の種類および厚さを判定するために、画像形成前の設定項目として印刷用紙の坪量予測が行われている。ここで、印刷用紙の坪量予測とは、印刷用紙の単位面積当たりの重さ(坪量)を算出するための処理である。
画像形成装置における坪量予測は、多くの場合、印刷用紙の吸光度を測定することによって行われる。吸光度は、例えばランベルト・ベールの式を用いて算出される。具体的には、印刷用紙に照射した光の光量と、その印刷用紙を透過した透過光の光量とに基づいて、印刷用紙の吸光度が算出され、算出された吸光度に基づいて、印刷用紙の単位面積当たりの重さが見積もられる。
光を利用して印刷用紙の種類および厚さを判別する技術の例としては、特許文献1~3などが挙げられる。特許文献1には、印刷開始前に給紙トレイから印刷用紙を引き出し停止させたのち、印刷用紙を横切る光軸を形成する光透過型センサによって、印刷用紙を透過する光を検出し、光量に応じた電圧から印刷用紙の種類を判別する用紙種類判別方法が開示されている。また、特許文献2には、搬送される紙葉類の透過光の拡散分布に基づいて紙葉類の重送を検知する装置などが開示されている。特許文献3には、異なる波長または波長領域の照射光を記録媒体へ照射する光源部と、照射光が記録媒体を透過した透過光を受光する受光手段と、を備え、異なる波長または波長領域の光の受光量の相違に基づいて、記録媒体の厚さを判別する画像形成装置が開示されている。
特開平7-196207号公報(1995年8月1日公開) 特開2001-341895号公報(2001年12月11日公開) 特開2017-102046号公報(2017年6月8日公開)
従来の坪量予測では、図9に示すように、光を印刷用紙に照射する発光素子と、紙を透過した透過光を受光する受光素子とは、互いの光軸がほぼ一致するように配置される。なぜならば、ランベルト・ベールの式を用いて印刷用紙の吸光度を算出するような場合、印刷用紙の吸光度を正確に測定するためには、発光素子の光軸と受光素子の光軸とをほぼ一致させることが望ましいからである。
しかし、印刷用紙の吸光度は、印刷用紙内における光の散乱の程度によって影響される。すなわち、同じ坪量の印刷用紙であっても、印刷用紙内における光の散乱が大きい場合には、印刷用紙を透過した透過光の量は少なくなり、印刷用紙内における光の散乱が小さい場合には、印刷用紙を透過した透過光の量は多くなる。それゆえ、印刷用紙内における光の散乱の程度が異なる印刷用紙に対して、図9に示すように配置された発光素子および受光素子を用いて坪量予測を行った場合、正しく判別できない可能性がある。
印刷用紙の銘柄によって、使用されている填料および紙力増強剤などの種類および量が異なる場合もあり、このような場合、印刷用紙内における光の散乱の程度が銘柄ごとに異なっている。ここで、填料とは、紙の平滑性、不透明性、色調、および印刷適性などを改善するために添加されるものであり、例えば、白土、タルク、および炭酸カルシウムなどが挙げられる。また、紙力増強剤とは、紙の強度を増強させるために添加される薬剤であり、例えば、でんぷん、およびポリアクリルアミド系ポリマーなどが挙げられる。なお、紙力とは、破裂強度およびインターナルボンドなどの評価基準によって評価される紙の特性である。
例えば、特許文献1に開示されている技術を坪量予測に適用する場合、印刷用紙内における光の散乱の程度によって、印刷用紙を透過する光が影響を受ける点を考慮していないため、正確な坪量予測が困難である、という問題があった。
また、特許文献2および3に開示されている技術を坪量予測に適用する場合、コストアップが避けられないという問題があった。具体的には、特許文献2に開示されている技術では、複数の発光素子および受光素子を導入する必要があり、特許文献3に開示されている技術では、異なる波長または波長領域の照射光を記録媒体へ照射可能なレーザー、および複数の受光素子を備える必要がある。
本開示の一態様は、コストアップを抑制しつつ、印刷用紙などのオブジェクトの光の散乱の程度が異なる場合であっても、オブジェクトの所定の特性を正確に測定する測定装置、画像形成装置、および測定方法を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る測定装置は、オブジェクトに照射する光を発する光源と、前記オブジェクトからの透過光を受光する受光部と、前記受光部に向かう前記透過光の一部を制限する光制限部と、を備える測定装置であって、前記光源の光軸が前記オブジェクトと交差する位置と、前記受光部の受光面の中心を通る法線が前記オブジェクトと交差する位置とは、所定の距離離れており、前記光源から前記オブジェクトに照射した光の光量と、前記受光部が受光した光の光量とに基づいて該オブジェクトの所定の特性を算出する算出部をさらに備える。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る測定方法は、オブジェクトに光源からの光を照射する光照射ステップと、前記オブジェクトからの透過光の一部を制限する光制限部を通過した光を受光部によって受光する受光ステップと、を含む測定方法であって、前記光源の光軸が前記オブジェクトと交差する位置と、前記受光部の受光面の中心を通る法線が前記オブジェクトと交差する位置とは、所定の距離離れており、前記光源から前記オブジェクトに照射した光の光量と、前記受光ステップにて受光した光の光量とに基づいて該オブジェクトの所定の特性を算出する算出ステップをさらに含む。
本開示の一態様によれば、コストアップを抑制しつつ、印刷用紙内における光の散乱の程度が異なる印刷用紙であっても、印刷用紙などのオブジェクトの所定の特性を正確に測定することができる。
本開示の一実施形態に係る測定装置の要部構成の一例を示す図である。 印刷用紙内での光の散乱の度合いに応じて、印刷用紙を透過する光の強度および拡散領域の広がりが異なることを説明する図である。 光制限部が有する開口部の例を示す図である。 測定装置を備える画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 測定装置を備える画像形成装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 光源および受光部の別の配置例を示す断面図である。 光源および受光部の他の配置例を示す断面図である。 光源および受光部の他の配置例を示す断面図である。 本開示の一実施形態に係る測定方法の有効性を実証する結果を示す図である。 従来の坪量予測における、発光素子と受光素子との配置例を示す図である。
〔実施形態1〕
本開示の一態様に係る測定装置10は、オブジェクトに照射する光を発する光源1と、オブジェクトからの透過光を受光する受光部2と、受光部2に向かう透過光の一部を制限する光制限部3と、を備えている。測定装置10は、光源1からオブジェクトに照射した光の光量と、受光部2が受光した光の光量とに基づいて、オブジェクトの所定の特性を算出する装置である。ここでは、坪量対象となるオブジェクトとして、印刷に供される紙である印刷用紙Pを例に挙げて説明するが、これに限定されない。例えば、測定装置10は、布、樹脂製品、シート状のさまざまなオブジェクトに対しても適用され得る。測定装置10は、上記所定の特性として、オブジェクトの坪量、散乱係数、および異方散乱パラメータの少なくとも何れかを算出する装置である。また、測定装置10は、算出したオブジェクトの坪量、散乱係数、および異方散乱パラメータの少なくとも何れかに基づいて、印刷用紙Pの種別などを特定する構成とすることも可能である。
以下、本開示の一実施形態について、詳細に説明する。
(測定装置10の構成)
まず、測定装置10の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る測定装置10の要部構成の一例を示す図である。
測定装置10は、光源1、受光部2、光制限部3、CPU4(算出部)を備えている。また、測定装置10は、定電流源5、可変抵抗6、増幅回路7、およびA/Dコンバータ8をさらに備えている。
光源1は、典型的には発光素子であり、印刷用紙Pに照射する光を発する。光源1から印刷用紙Pに照射される光は一定の照射角θを有し、その照射角θは50~70°であることが望ましい。ここで、光源1の照射角θとは、光源1から光を照射することが可能な角度を意図している。光源1から照射される光の強度は、光軸L1上で高く、照射角θが大きくなるにつれて低下する。一般に、光源1の照射角θは、光軸L1における光の強度から、光の強度が一定割合(例えば50%)低下するまでの角度によって表される。ここで、光源1の形状が曲線部を有する場合、光源1の「光軸」とは、光源1の発光中心部から延びる法線を意味する。なお、光源1の発光中心部から延びる法線には、光源1に垂直な垂線を含み得る。
なお、光源1は発光中心部から放射状に光を発するものであってもよいし、発光中心部から平行光であってもよい。
受光部2は、典型的には受光素子であり、印刷用紙Pを透過した光の拡散領域Bの光を受光する受光部であって、光源1の光軸L1から外れた位置に光軸L2が位置するように配置される。換言すれば、受光部2は、光源1の光軸L1から外れた位置の透過光に対して受光感度のピークを持つように配置されている。受光部2の受光角は50~70°であることが望ましい。なお、図1に示す例では、光源1から照射される光の中心は光源1の光軸L1と一致しており、受光部2の受光角の中心は受光部2の光軸L2と一致している。なお、受光角とは、受光部2が入射光を受光することが可能な角度を意図している。受光部2の受光感度は、光軸L2上で高く、受光角が大きくなるにつれて低下する。受光部2の受光角は、光軸L2における受光感度から感度が一定割合(例えば50%)低下する角度によって表される。また、上記で受光部2の光軸L2と記載しているが、受光部2の受光面の中心を通る法線を便宜上「光軸」と表現したものである。なお、受光部2の受光面の中心を通る法線は、受光部2の受光面の中心を通る、該受光部2に垂直な垂線を含み得る。受光面の中心とは、受光感度が最も高い位置を意図しており、例えば受光面が円形の場合は円の中心である。図1に示すように、光源1の光軸L1が印刷用紙Pと交差する位置と、受光部2の受光面の中心を通る法線(光軸L2)が印刷用紙Pと交差する位置とは、所定の距離D1離れている。
光制限部3は、印刷用紙Pを透過して拡散した光であって、受光部2に向かう光の一部を制限する。光制限部3は、遮光性の部材であり、印刷用紙Pを透過した光の一部を遮光する。光制限部3は、受光部2に受光させる光を通過させる開口部Wを有している。すなわち、光制限部3は、光源1の光軸L1上および光軸L1に近い位置における透過光が受光部2によって受光されるのを防ぐための部材である。なお、透過光とは、光源1から印刷用紙Pに光を照射したとき、光を照射した側の面(すなわち、照射面)の裏側の面から出射される光を意味している。透過光には、照射面から印刷用紙P内に入射した光が、印刷用紙P内で拡散して、裏側の面から出射した光が含まれる。
CPU4は、光源1へ供給する電流の制御、および受光部2から出力される受光信号に基づいて各種演算を実行する。具体的には、CPU4は、印刷用紙Pを介さずに受光部2によって受光される、光源1から印刷用紙Pに照射した光の光量と、印刷用紙Pを透過して受光部2によって受光される光の光量とを用いて(例えば、ランベルト・ベールの式)、印刷用紙Pの吸光度を算出する。また、CPU4は、予め規定された、吸光度と坪量値との対応関係に基づいて、算出した吸光度に対応する坪量を算出する。なお、坪量とは、印刷用紙Pの単位面積当たりの重量を示す値である。なお、CPU4が行う制御および演算は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実行されてもよい。
定電流源5は、光源1に定電流を供給する部材であり、可変抵抗6は、光源1に供給する電流を制御するための抵抗である。増幅回路7は、受光部2で受光した光の光量に応じて取得される信号を増幅するための回路であり、A/Dコンバータ8は、増幅回路7にて増幅された受光信号をA/D変換してCPU4に出力する。
(印刷用紙Pを透過した光を受光する位置と透過光の強度との関係)
次に、印刷用紙Pを透過した光を受光する位置と透過光の強度との関係について、図2を用いて説明する。図2は、印刷用紙P内での光の散乱の度合いに応じて、印刷用紙Pを透過する光の強度および拡散領域Bの広がりが異なることを説明する図である。
図2に示すように、光源1から印刷用紙Pに向けて光が照射されたとき、当該印刷用紙Pを透過した光の光量は、光源1の光軸L1に近いほど高く、光源1の光軸L1から外れるほど低くなる。光源1から印刷用紙Pに照射された光が印刷用紙Pを透過するとき、当該光は印刷用紙Pの内部における光散乱によって拡散する。それゆえ、印刷用紙Pを透過した光の拡散領域Bは、印刷用紙Pに照射された光の照射領域Aよりも広くなる(図1参照)。
図2に示すように、高散乱の印刷用紙P(以下、高散乱用紙と記す)における透過光の強度は、印刷用紙Pに照射された光の中心付近では低く、拡散領域B2で透過光が検出される。一方、低散乱の印刷用紙P(以下、低散乱用紙と記す)では、印刷用紙Pに照射された光の中心付近では高く、拡散領域B2よりも狭い拡散領域B1で透過光が検出される。
このような印刷用紙Pの内部における光散乱の度合い(光散乱特性)は印刷用紙Pの紙質、および銘柄によって異なっている。光散乱特性の差異は、受光部2によって受光される、印刷用紙Pを透過する光の強度に影響するため、坪量に誤差を生じさせる。例えば、同程度の坪量の印刷用紙Pであっても、低散乱用紙の場合、拡散領域B1における透過光の強度は高く、高散乱用紙の場合、拡散領域B2における透過光の強度は低くなる。この傾向は、光源1の光軸L1上および光軸L1に近い位置における透過光で顕著である。それゆえ、光源1の光軸L1上および光軸L1に近い位置における透過光を受光した受光信号に基づいて印刷用紙Pの吸光度を算出した場合、低散乱用紙の見かけの吸光度は低く算出される傾向があり、高散乱用紙の見かけ吸光度は高く算出される傾向がある。その結果、本来の坪量に対して低散乱用紙では低めの坪量が算出され、高散乱用紙では高めの坪量が算出される。
出願人らは、受光部2が受光する光を、光源1の光軸から所定の距離D1離れた位置における透過光に制限することで、印刷用紙Pの散乱特性の差異による影響を軽減し、坪量を高精度で算出できることを見出した(後述の実施例1参照)。
そこで、測定装置10において、光源1の光軸L1上および光軸L1に近い位置の透過光を受光することを回避するために、受光部2は、光源1の光軸L1と印刷用紙Pの交点から所定の距離D1離れた位置に光軸L2と印刷用紙Pの交点が位置するように配置される。また、測定装置10は、受光部2に印刷用紙Pを透過した光の一部であって、光源1の光軸L1から所定の距離D1離れた位置の光を受光させるように光制限部3を備えている。ここで、所定の距離D1は、光源1照射角θ内に、受光部2の光軸L2が含まれないような距離であればよく、例えば、(光源1から印刷用紙Pまでの距離)×{tan(光源1の照射角θ)}で求められる距離以上であることが望ましい。あるいは、所定の距離D1は、受光部2の受光角内に、光源1の光軸L1が含まれないような距離であればよい。ここで照射角θとは、光軸L1と、光の強度が光軸L1における光の強度の50%に低下した光線との角度を意味する。光源1の光軸L1が、光源L1からオブジェクトに下ろした垂線に対して角度α(図示せず)だけ傾きを持っている場合、所定の距離D1は、(光源1から印刷用紙Pまでの距離)×{tan(光源の傾きα)+tan(光源1の照射角θと光源1の傾きαとの差)}で求められる距離以上が望ましい。
この構成によれば、光の散乱の程度が異なる印刷用紙Pのそれぞれに対する坪量の誤差の発生を抑制することができる。それゆえ、測定装置10を画像形成装置100(例えば、複写機、プリンター、および複合機など)に適用した場合、各印刷用紙Pについて算出された坪量に応じて適切な印刷条件を制御して印刷を実行することができる。
さらに、上記の構成は、複数の受光素子を備えることも、光源1として専用のレーザーを備えることも必要としていない。それゆえ、測定装置10および画像形成装置100の製造に要するコストが増大するという問題も生じない。
(光制限部3の開口部W)
ここでは、光制限部3の開口部Wについて図3を用いて説明する。図3は、光制限部3が備える開口部Wのいくつかの例を示す図である。
光制限部3は、遮光性を有する材料からなり、光源1の光軸L1上の光を遮光する。また、光制限部3は、拡散領域B内の光のうち、辺縁の光が通過するように開口部Wを備えている。これにより、受光部2によって受光される光を適切に制限することができる。
開口部Wは、図3の(a)および(b)に示すように、光制限部3に設けられた孔であってもよいし、図3の(c)に示すような光制限部3に設けられた切り欠きであってもよい。なお、開口部Wは、光制限部3の他の部位と異なり、光透過性を有する材料を用いて実現されていてもよい。
(画像形成装置100)
次に、画像形成装置100の構成について、図4Aを用いて説明する。図4Aは、測定装置10を備える画像形成装置100の構成例を示すブロック図である。画像形成装置100は、測定装置10、給紙装置20、制御装置30、および印刷装置40を備えている。
給紙装置20は、測定装置10に印刷用紙Pを供給する。給紙された印刷用紙Pは、光源1と受光部2との間に搬送される。
制御装置30は、測定装置10、給紙装置20、および印刷装置40の動作を統括して制御する。たとえば、制御装置30は、測定装置10によって算出した坪量に応じた印刷条件の制御を行う。また制御装置30は、指定した印刷条件にて印刷用紙P上に画像を形成するよう印刷装置40を制御する。
(画像形成装置100の処理の流れ)
続いて、画像形成装置100における動作例を、図4Bを用いて説明する。図4Bは、画像形成装置100の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ユーザーからの印刷指示を受け付けると(ステップS1にてYES)、画像形成装置100は、印刷用紙Pが測定装置10に供給される前に、受光部2によって受光される光の光量測定を行う(ステップS2)。ステップS2の測定後、給紙装置20は、光源1と受光部2との間に印刷用紙Pが来るように印刷用紙Pを搬送し、測定装置10に印刷用紙Pを供給する(ステップS3)。
次に、測定装置10は、印刷用紙Pに光源1から光を照射したときに印刷用紙Pを透過する光の光量測定を行う(ステップS4:光照射ステップ、受光ステップ)。このとき、印刷用紙Pを測定装置10へ搬送するときの状態によって、測定される透過光の光量がばらつく可能性がある。そこで、CPU4は、測定される透過光の光量のばらつきが、予め設定された値(図中では、設定値)の範囲内に収まっているか否かを判定する(ステップS5:光照射ステップ、受光ステップ)。CPU4は、測定される透過光の光量のばらつきが、予め設定された値の範囲内に収まっていない場合(ステップS5にてNO)、測定された光量の平均値を算出し(ステップS6)、ばらつきが予め設定された値の範囲内に収まるまでステップS4およびS5を繰り返す。
ステップS4にて測定された透過光の光量と、ステップS6にて算出された光量の平均値との差が、設定された範囲内に収まっている場合(ステップS5にてYES)、CPU4は、ステップS2にて測定した光量と、ステップS5にてYESとなったときの透過光の光量の平均値とを用いて、印刷用紙Pの吸光度を算出する(ステップS7)。そして、CPU4は、算出した吸光度から印刷用紙Pの坪量を算出する(ステップS8:算出ステップ)。
制御装置30は、測定装置10のCPU4が算出した坪量に応じて、印刷条件の制御を行い(ステップS9)、この印刷条件で印刷用紙Pに印刷を実行するよう印刷装置40を制御する(ステップS10)。
このように構成すれば、さまざまな紙質、および銘柄の印刷用紙Pに対して、適切な印刷条件を制御して印刷を実行することができる。
〔実施形態2〕
本開示の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
受光角が狭い受光部2を用いた場合、光散乱特性が大きい印刷用紙Pに対しては、受光する透過光の光量が少なくなるため、見かけ吸光度は高く算出され、その結果、坪量は高く算出されてしまう傾向がある。
この誤差を回避するためには、受光部2の光軸L2の向きを調整すればよい。このような構成を備える測定装置10aの構成について、図5を用いて説明する。図5は、光源1および受光部2の別の配置例を示す断面図である。なお、測定装置10aは、図1に示す測定装置10と同様、CPU4(算出部)、定電流源5、可変抵抗6、増幅回路7、およびA/Dコンバータ8も備えている。
測定装置10aは、受光部光軸制御部21をさらに備えている点で、図1に示す測定装置10と異なっている。受光部光軸制御部21は、図5に示すように、受光部2の光軸L2の向きを、光制限部3の開口部Wを通過した光が受光部2によって受光されるように調節する。この受光部光軸制御部21による受光部2の光軸L2の向きの制御は、例えば、CPU4によって実行され得る。その結果、図5に示すように、光源1の光軸L1が印刷用紙Pと交差する横切る位置と、受光部2の受光面の中心を通る法線(光軸L2)が印刷用紙Pと交差する位置とは、所定の距離D2離れている。所定の距離D2は、例えば、(光源1から印刷用紙Pまでの距離)×{tan(光源1の照射角θ)}で求められる距離以上が望ましい。
受光部2の光軸L2の向きを調節することによって、受光部2が受光可能な光の領域を拡大することが可能となる。それゆえ、受光角が狭い受光部2が使用される場合であっても、上述の実施形態と同様に、高精度の坪量予測が可能である。
〔実施形態3〕
本開示の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
照射角θが狭い光源1を用いた場合、光制限部3によって光源1の光軸L1上および光軸L1に近い位置の透過光を遮光したり、光軸L1から所定の距離離れた位置の透過光を開口部Wから通過させたりすることが困難となる場合が考えられる。その結果、坪量が正しく算出されなくなる可能性がある。
この問題を解消するためには、光源1の光軸L1の向きを調整すればよい。このような構成を備える測定装置10bの構成について、図6を用いて説明する。図6は、光源1および受光部2の他の配置例を示す断面図である。なお、測定装置10aは、図1に示す測定装置10と同様、CPU4(算出部)、定電流源5、可変抵抗6、増幅回路7、およびA/Dコンバータ8も備えている。
測定装置10bは、光源光軸制御部11をさらに備えている点で、図1に示す測定装置10と異なっている。光源光軸制御部11は、図6に示すように、光源1の光軸L1の向きを調節する。光源光軸制御部11は、例えば、光源1の光軸L1が印刷用紙Pに対して垂直に光を照射する向きとは異なる向きに制御する。その結果、図6に示すように、光源1の光軸L1が印刷用紙Pと交差する位置と、受光部2の受光面の中心を通る法線(光軸L2)が印刷用紙Pと交差する位置とは、所定の距離D3離れている。所定の距離D3は、例えば、(光源1から印刷用紙Pまでの距離)×{tan(光源の傾きα)+tan(光源1の照射角θと光源1の傾きαとの差)}で求められる距離以上が望ましい。この光源光軸制御部11による光源1の光軸L1の向きの制御は、例えば、CPU4によって実行され得る。
光源1の光軸L1が印刷用紙Pに対して垂直に光を照射する向きとは異なる向きに制御されることにより、印刷用紙Pに照射された光の照射領域Aを拡大することができる。これにより、光軸L1から所定の距離D3離れた位置の透過光を開口部Wから通過させて、受光部2に受光させることが容易となる。
〔実施形態4〕
本開示の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
照射角θが狭い光源1と受光角が狭い受光部2とを併せて用いた場合、光源1の光軸L1から所定の距離離れた位置の透過光を受光部2が受光することが困難となり、高散乱用紙の場合には受光部2によって受光される光の光量が低くなるという問題が生じ得る。その結果、坪量に誤差が生じる可能性がある。
この誤差を回避するためには、光源1の光軸L1の向きを調整するとともに、受光部2の光軸L2の向きも調整すればよい。このような構成を備える測定装置10cの構成について、図7を用いて説明する。図7は、光源1および受光部2の他の配置例を示す断面図である。なお、測定装置10aは、図1に示す測定装置10と同様、CPU4(算出部)、定電流源5、可変抵抗6、増幅回路7、およびA/Dコンバータ8も備えている。
測定装置10cは、光源光軸制御部11および受光部光軸制御部21の双方をさらに備えている点で、図1に示す測定装置10と異なっている。光源光軸制御部11および受光部光軸制御部21はそれぞれ、光源1および受光部2の光軸L2の向きを、光制限部3の開口部Wを通過した光が受光部2によって受光されるように調節する。その結果、図7に示すように、光源1の光軸L1が印刷用紙Pと交差する位置と、受光部2の受光面の中心を通る法線(光軸L2)が印刷用紙Pと交差する位置とは、所定の距離D4離れている。所定の距離D4は、例えば、(光源1から印刷用紙Pまでの距離)×{tan(光源の傾きα)+tan(光源1の照射角θと光源1の傾きαとの差)}で求められる距離以上が望ましい。この受光部光軸制御部21による受光部2の光軸L2の向きの制御は、例えば、CPU4によって実行され得る。
光源光軸制御部11および受光部光軸制御部21の双方を備えることにより、照射領域Aの拡大、および受光部2が受光可能な光の領域の拡大との両方を実現することができる。それゆえ、照射角θが狭い光源1と受光角が狭い受光部2とが併せて用いられている場合であっても、高精度の坪量予測が可能である。
本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本開示の一実施例について以下に説明する。
図8は、本開示の一実施形態に係る測定方法の有効性を実証する結果を示す図である。なお、以下では、印刷用紙Pの秤量を測定した場合を例に挙げ、その結果について記載する。
印刷用紙Pに光を照射して、その印刷用紙Pの吸光度を算出し、吸光度から坪量を測定した。印刷用紙Pの試料としては、市販されている4種類の印刷用紙a、b、c、およびdを用いた。印刷用紙a、b、c、およびdについて、予め実測された坪量値はそれぞれ、67.55g/m、68.85g/m、75.36g/m、90.25g/mであった。
光源1として、940nmの波長の光を発する発光LED(epitex社製のSMT940D)を用い、受光部2として、シリコンPINフォトダイオード(Vishay社製)を用いた。
本実施例で用いた光源の照射角θは61°で、光源からオブジェクトまでの距離は2mmで、光源の傾きは0°であることから、所定の距離(図1の所定の距離D1参照)の目安としては、前記計算式より2mm×tan(61°)=3.61mm以上となる。
光制限部3としては、開口部Wが直径3mmの円形の孔であるものを用いた。
光源1の光軸L1が印刷用紙Pに対してほぼ垂直になるように光を照射した。受光部2は、その光軸L2が印刷用紙Pに対してほぼ垂直になるように設置された。その上で、光源1の光軸L1に対して、受光部2の位置を変更して、印刷用紙a、b、c、およびdの吸光度を測定した。図8の(a)は、各測定位置において算出された印刷用紙a、b、c、およびdの吸光度をプロットしたグラフである。
印刷用紙a、b、c、およびdの散乱特性が同じであれば、坪量と吸光度は正の相関を持つ。吸光度が高いほど坪量が大きくなる。しかし、実際には、印刷用紙a、b、c、およびdの散乱特性がそれぞれ異なるため、坪量と吸光度は正の相関を示さない。例えば、図8の(a)によれば、実測坪量値が67.55g/mの印刷用紙aの方が、実測坪量値が75.36g/mの印刷用紙cよりも高い吸光度を示している。
図8の(b)は、光源1の光軸L1上で測定された光量から算出された吸光度と実測坪量値との関係をプロットしたグラフである。プロットされた各点について直線近似を行い、相関係数Rを求めたところ、0.4654となった。光源1の光軸L1上で測定された吸光度と実測坪量値との間に高い相関は認められなかった。
一方、図8の(c)は、光源1の光軸L1から所定の距離(この実施例では、4mm)離れた位置において測定された光量から算出された吸光度と実測坪量値との関係をプロットしたグラフである。プロットされた各点について直線近似を行い、相関係数Rを求めたところ、0.9972となった。光源1の光軸L1上で測定された吸光度と実測坪量値との間に高い相関が認められた。他の位置についても確認したところ、前記計算式から求められる距離(3.61mm)以上の位置において、同様に高い相関が認められた。なお、距離があまりにも大きくなる(光軸L1から離れる)と、受光部2が受光する光が減少してしまう。すなわち、坪量等を高精度で測定するための距離の上限は、受光部2の受光感度との兼ね合いで適宜設計され得る。
このように、受光部2が受光する光を、光源1の光軸から所定の距離離れた位置における透過光を用いて算出された吸光度を用いることで、印刷用紙Pが高散乱特性であるか低散乱特性であるかに依らず、高精度で坪量を算出できた。
1 光源
2 受光部
3 光制限部
4 CPU(算出部)
10、10a、10b、10c 測定装置
11 光源光軸制御部
21 受光部光軸制御部
100 画像形成装置
L1 光源の光軸
L2 受光部の光軸
B、B1、B2 拡散領域
W 開口部
θ 光源の照射角

Claims (4)

  1. オブジェクトに照射する光を発する光源と、
    前記オブジェクトからの透過光を受光する受光部と、
    前記受光部に向かう前記透過光の一部を制限する光制限部と、
    を備える測定装置であって、
    前記光源の光軸が前記オブジェクトと交差する位置と、前記受光部の受光面の中心を通る法線が前記オブジェクトと交差する位置とは、所定の距離離れており、
    前記光源から前記オブジェクトに照射した光の光量と、前記受光部が受光した光の光量とに基づいて該オブジェクトの所定の特性を算出する算出部と、
    前記受光部の光軸の向きを制御する受光部光軸制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする測定装置。
  2. オブジェクトに照射する光を発する光源と、
    前記オブジェクトからの透過光を受光する受光部と、
    前記受光部に向かう前記透過光の一部を制限する光制限部と、
    を備える測定装置であって、
    前記光源の光軸が前記オブジェクトと交差する位置と、前記受光部の受光面の中心を通る法線が前記オブジェクトと交差する位置とは、所定の距離離れており、
    前記光源から前記オブジェクトに照射した光の光量と、前記受光部が受光した光の光量とに基づいて該オブジェクトの所定の特性を算出する算出部と、
    前記光源の光軸の向きを制御する光源光軸制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする測定装置。
  3. 前記オブジェクトの坪量、散乱係数、および異方散乱パラメータの少なくとも何れかを算出することを特徴とする請求項1または2に記載の測定装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の測定装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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