JP2023088408A - 光学検査装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、光学検査装置および画像形成装置に関する。
近年、プリンターやMFP等の画像形成装置の高画質化の要求が高まっている。画像形成装置が出力する印刷物の画像品質の評価指標の1つに、トナー画像の光沢がある。
一般に、トナー画像の光沢は、トナー画像に対して照射した光に対する反射光を測定することにより、測定される。反射光の拡散分布は、トナー画像の表面形状や散乱特性により変化する。トナー画像が高光沢である場合、トナー画像の表面の凹凸は微小であるため、入射した光に対するトナー画像からの反射光の拡散分布は、正反射成分が強くなる。一方、トナー画像が低光沢である場合、トナー画像の表面の凹凸が大きいため、高光沢である場合に比べて、反射光の拡散分布は、正反射成分が弱まり、様々な方向に散乱される光の成分が強まる。このような反射光の拡散分布に基づいて、トナー画像の光沢が測定される。
本技術分野の背景技術として、特許文献1には、被測定物の光沢値を簡便にかつ正確に検知することを可能とする装置が記載されている(要約参照)。
特許文献1には、投射光(L1)の絞り(5a)が記載されているが、その具体的な構成については記載がなく、開示されている構成では、絞り(5a)で光束の拡がり角度の規制ができない。このため、光束の測定対象物上での照射径や光束の拡がり角度が大きくなってしまう。
トナー画像等の測定対象物からの反射光の拡散分布は、測定対象物表面の微小な凹凸変化や散乱特性の変化の影響を受けて変化する。しかし、光束の測定対象物上での照射径が大きく、光束における各光の測定対象物への入射角度が不揃いの場合、微小な凹凸の変化の影響が平均化され、且つ元々光束の拡がり角度が大きい。このため、表面の凹凸の変化時や散乱特性の変化時でも、反射光の拡散分布の変化は小さくなり、感度が低下する。つまり、反射光の拡散分布を検出する際の分解能が低くなってしまう。
本発明は、光束の測定対象物上での照射径を小さく、光束における各光の測定対象物への入射角度を揃えて、測定対象物からの反射光の拡散分布を検出する際の分解能を高めることを課題とする。
本発明の上記課題は、下記の手段によって解決される。
(1)測定対象物に光を照射して反射光を受光する光学検査装置であって、面光源と、前記面光源から出た光束を平行光に近付けるコリメータレンズを含む光学素子と、前記コリメータレンズを経た光束を規制するアパーチャを有するアパーチャ部材と、前記アパーチャを通過した光束が前記測定対象物で反射した反射光を受光して複数の位置で出力を得る受光器と、を備え、前記アパーチャの径は、前記光学素子のうちの前記アパーチャよりも前記面光源側に配置された光学素子の有効径よりも小さく、前記アパーチャの軸方向の長さは、前記アパーチャの径よりも大きい、光学検査装置。
(2)前記受光器は、複数のフォトセンサから構成されている、前記(1)に記載の光学検査装置。
(3)前記受光器は、1次元のラインセンサである、前記(1)に記載の光学検査装置。
(4)前記受光器は、2次元のエリアセンサである、前記(1)に記載の光学検査装置。
(5)前記光学検査装置は、画像形成装置内に配置されている、前記(1)に記載の光学検査装置。
(6)前記測定対象物は、シート状の記録媒体である、前記(1)に記載の光学検査装置。
(7)前記測定対象物は、シート状の記録媒体上のトナー画像である、前記(1)に記載の光学検査装置。
(8)前記アパーチャ部材は、前記光学素子のうちの最も前記測定対象物側に配置された光学素子よりも前記測定対象物側に配置されている、前記(1)に記載の光学検査装置。
(9)前記測定対象物に照射される光束の光軸上の光の入射角は、60度に設定されている、前記(1)に記載の光学検査装置。
(10)前記アパーチャの先端から前記測定対象物までの光路長は、5mm以下に設定されている、前記(1)に記載の光学検査装置。
(11)前記測定対象物に照射される光束の該測定対象物上における最外光間の最大距離を照射径としたとき、前記アパーチャの径および前記アパーチャの軸方向の長さは、前記照射径が5mm以下となるように設定されている、前記(9)または(10)に記載の光学検査装置。
(12)前記光学素子は、前記コリメータレンズと前記アパーチャ部材との間に配置され光束径を拡大または縮小させるビームエキスパンダを含む、前記(1)に記載の光学検査装置。
(13)前記アパーチャの径をD1、前記アパーチャの前記面光源側の端面上における光束幅をDとしたとき、D/D1は、2以上5以下に設定されている、前記(12)に記載の光学検査装置。
(14)前記コリメータレンズの明るさは、開口数NA0.5以上である、前記(1)に記載の光学検査装置。
(15)前記(1)に記載の光学検査装置を備える、画像形成装置。
本発明によれば、光束の測定対象物上での照射径を小さく、光束における各光の測定対象物への入射角度を揃えて、測定対象物からの反射光の拡散分布を検出する際の分解能を高めることができる。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
各図において、同一または同質の構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を適宜省略する。
各図において、同一または同質の構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を適宜省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光学検査装置3の構成を模式的に示す断面図である。この光学検査装置3は、例えばプリンターやMFP等の画像形成装置100(図7参照)内に配置される。
図1に示すように、光学検査装置3は、測定対象物31に光を照射して反射光を受光するものである。測定対象物31は、例えば、用紙等のシート状の記録媒体や、シート状の記録媒体上のトナー画像である。光学検査装置3は、面光源4と、光学素子5と、アパーチャ部材6と、受光器7と、散乱光受光器8とを備えている。
面光源4は、面状の発光面(例えば0.76mm×0.76mm)を有しており、十分な光量を確保できるようになっている。面光源4には、本実施形態では白色LEDが使用されている。白色LEDは、例えばGaN系青色LEDチップを黄色蛍光物質を分散配合した樹脂材料で封止して形成される。なお、面光源4は、このような構成に限定されるものではない。測定対象物31に照射される光束の光軸CL上の光の入射角は、60度に設定されている。すなわち、面光源4は、該面光源4から出る光の測定対象物31に対する入射角が60度になるように配置されている。
光学素子5は、コリメータレンズ51と、ビームエキスパンダ52とを含む。コリメータレンズ51と、ビームエキスパンダ52とは、光軸CLに沿って配置されている。コリメータレンズ51は、面光源4から出た光束を平行光に近付ける光学素子である。ここでは、光の利用効率を高めるために、開口数NA0.5以上(例えば開口数NA0.68)の明るいコリメータレンズ51が使用されている。これにより、面光源4からの光が多く取り込まれる。
ビームエキスパンダ52は、コリメータレンズ51とアパーチャ部材6との間に配置されており、光束径を拡大または縮小させる光学素子である。ビームエキスパンダ52は、凸レンズ53(例えば焦点距離f=18mm)と凹レンズ54(例えば焦点距離f=6mm)とを組み合わせて構成されている。コリメータレンズ51から射出された光束は径が大きいため、ビームエキスパンダ52を用いて光束角度を維持しつつ光束径を絞っている。例えば、コリメータレンズ51の2面後の光束径φ5が、凹レンズ54の2面後の光束径φ1.7程度に絞られる。すなわち、ビームエキスパンダ52を用いることで、アパーチャ部材6のアパーチャ61を通過する光束を増加させ、受光器7に到達する光量を増加させている。なお、受光器7に到達する光量が十分確保される場合には、ビームエキスパンダ52は省略可能である。
図2は、図1に示されるアパーチャ部材6を模式的に示す拡大断面図である。
図2に示すように、アパーチャ部材6は、コリメータレンズ51を経た光束を規制するアパーチャ61を有している。アパーチャ61は、アパーチャ部材6において光軸CLに沿って形成された貫通孔である。面光源4から出る光は、コリメータレンズ51を用いても完全な平行光にすることはできない。面光源4は発光面全体で発光しているため、コリメータレンズ51の光軸CL外からも光が入射するからである。平行光に近い光B1のみが測定対象物31上に到達するように、アパーチャ61に軸方向の長さL1(厚み)を持たせている(例えばL1=3mm)。本実施形態では、アパーチャ61の軸方向の長さL1は、アパーチャ61の径D1よりも大きく設定されている。光軸CLに対して角度のついた光B2は、アパーチャ61の内壁に当たって減衰して射出されず、平行光に近い光B1のみがアパーチャ61から射出される。
図2に示すように、アパーチャ部材6は、コリメータレンズ51を経た光束を規制するアパーチャ61を有している。アパーチャ61は、アパーチャ部材6において光軸CLに沿って形成された貫通孔である。面光源4から出る光は、コリメータレンズ51を用いても完全な平行光にすることはできない。面光源4は発光面全体で発光しているため、コリメータレンズ51の光軸CL外からも光が入射するからである。平行光に近い光B1のみが測定対象物31上に到達するように、アパーチャ61に軸方向の長さL1(厚み)を持たせている(例えばL1=3mm)。本実施形態では、アパーチャ61の軸方向の長さL1は、アパーチャ61の径D1よりも大きく設定されている。光軸CLに対して角度のついた光B2は、アパーチャ61の内壁に当たって減衰して射出されず、平行光に近い光B1のみがアパーチャ61から射出される。
上記のように光束の拡がり角度の規制を行ったとしても、完全な平行光がアパーチャ61から射出されるわけではない。したがって、測定対象物31上での照射径D2(図3、図5A等参照)を小さくするために、アパーチャ61は、径D1を小さくし、測定対象物31の近くに配置する必要がある。照射径D2は、測定対象物31に照射される光束の該測定対象物31上における最外光間の最大距離である。本実施形態では、アパーチャ61の径D1は、光学素子5のうちのアパーチャ61よりも面光源4側に配置された光学素子の有効径よりも小さく設定されている。
図3は、アパーチャ61の形状と照射径D2との関係を説明するための図である。アパーチャ61の径D1およびアパーチャ61の軸方向の長さL1は、照射径D2が5mm以下となるように設定されている。
図3に示すように、アパーチャ61から射出される光束の測定対象物31上での照射径D2は、アパーチャ61の径をD1、軸方向の長さ(厚み)をL1、入射角をα、測定対象物31までの光路長をL2としたとき、下記式で表される。
D2=2×x/tanα+x/tan(90+θ-α)+x/tan(90-θ-α)
ここで、
x=(D3/2)×sinα
D3=D1+2×L2×tanθ
θ=Arctan(D1/L1)
である。
D2=2×x/tanα+x/tan(90+θ-α)+x/tan(90-θ-α)
ここで、
x=(D3/2)×sinα
D3=D1+2×L2×tanθ
θ=Arctan(D1/L1)
である。
図4は、アパーチャ61の径D1とアパーチャ61の端面上の光束幅Dとの関係を説明するための図である。図4に示すように、アパーチャ61の径をD1、アパーチャ61の面光源4側の端面上における光束幅(光束径)をDとしたとき、D/D1は、2以上5以下に設定されている。
図1に示すように、アパーチャ部材6は、光学素子5のうちの最も測定対象物31側に配置された光学素子(ここではビームエキスパンダ52の凹レンズ54)よりも測定対象物31側に配置されている。アパーチャ61の先端(測定対象物31側の端部)から測定対象物31までの光路長L2は5mm以下に設定される。アパーチャ部材6を測定対象物31により近づけるために、アパーチャ部材6の先端付近の形状が測定対象物31の表面と平行になるように円錐形状部62とされている。したがって、ここでは、アパーチャ61の先端から測定対象物31の表面までの光路長L2を約3mmまで近づけている。
受光器7は、アパーチャ61を通過した光束が測定対象物31で反射した反射光を受光し、複数の位置でそれぞれ受光量に応じた出力を得る。受光器7は、本実施形態では、リニアセンサ(1次元のラインセンサ)である。ここでは、例えば画素ピッチ63.5um、画素数128のC-MOSまたはCCDのリニアセンサ(フォトダイオードアレイ)が使用される。受光器7は、ここでは、128ピクセルのアナログ電圧を順次出力する。
受光器7は、測定対象物31の表面上に立てた法線に対する角度が60度になる位置に、面光源4とは光の入射点を間に挟んで反対側に配置されている。したがって、受光器7には、測定対象物31で反射した反射角が60度であって入射角と反射角とが等しい正反射光とその周辺光が入射する。測定対象物31から受光器7までの光路長L3は、ここでは12mmとされている。光路長L3は、その間でも光束幅が拡がるため、短いほうが望ましい。
散乱光受光器8は、測定対象物31の表面上に立てた法線方向の位置に、すなわち図1では光の入射点の鉛直上方に配置されている。したがって、散乱光受光器8には、測定対象物31で反射した散乱光が入射する。散乱光受光器8は、後記するようにトナー画像の色の判定と受光器7の読取りタイミングの検出のために設けられている。ただし、そのような情報が必要でない環境で光学検査装置3が使用される場合には、散乱光受光器8は省略可能である。
前記したように、本実施形態の光学検査装置3は、面光源4と、コリメータレンズ51を含む光学素子5と、コリメータレンズ51を経た光束を規制するアパーチャ61を有するアパーチャ部材6と、受光器7とを備える。アパーチャ61の径D1は、光学素子5のうちのアパーチャ61よりも面光源4側に配置された光学素子の有効径よりも小さく(例えばφ0.5)、アパーチャ61の軸方向の長さL1は、アパーチャ61の径D1よりも大きい。
リニアセンサ等の受光器7で検出される反射光の拡散分布の分解能を高めるには、トナー画像の表面の微細な形状変化や散乱特性変化に対する受光器7の出力分布形状の感度を高める必要がある。ここで、測定対象物31に照射される照射光の分布(照射径D2と入射角度)と受光器7の出力分布形状との関係を考える。
図5A、図5Bは、本実施形態において、測定対象物31に照射される照射光の分布と受光器7の出力分布形状との関係を説明するための図である。図5C、図5Dは、比較例において、測定対象物31に照射される照射光の分布と受光器7の出力分布形状との関係を説明するための図である。
本実施形態では、アパーチャ61によって、光学素子5の中でアパーチャ61よりも面光源4側に配置された光学素子のレンズ有効径よりも狭く光束を規制できる。また、アパーチャ61に厚みを持たせたことで、平行光に近い光B1のみがアパーチャ61から射出される(図2参照)。これにより、測定対象物31上の照射径D2を小さく、入射角度を揃えることができる。
したがって、図5Aに示すように、鏡面のように表面の凹凸がなく散乱しない面を測定した場合、受光器7の出力分布としてシャープな分布が得られる。また、図5Bに示すように、表面に凹凸があり、散乱特性を有するトナー画像等を測定した場合、表面の凹凸やトナー内部の散乱の影響を受けて測定対象物31から受光器7に向かう光束の拡がり角度が変化する。この結果、受光器7で得られる出力分布形状がブロードになる。
一方で、図5Cに示すように、測定対象物31上の照射径D2が大きく、入射角度が不揃いの比較例の場合、鏡面を測定しても受光器7に向かう反射光の角度が不揃いになり、ブロードな出力分布形状が得られる。また、図5Dに示すように、表面に凹凸があり、散乱特性を有するトナー画像等を測定した場合、微小な表面の凹凸の変化の影響が平均化され、且つ元々光束の拡がり角度が大きい。このため、表面の凹凸の変化時や散乱特性の変化時でも、出力分布形状の変化は小さい。
このように本実施形態によれば、光束の測定対象物31上での照射径D2を小さく、光束における各光の測定対象物への入射角度を揃えて、測定対象物31からの反射光の拡散分布を検出する際の分解能を高めることができる。
また、本実施形態では、受光器7にリニアセンサ(1次元のラインセンサ)を用いることで、より精度よく反射光の拡散分布を検出することができる。
なお、受光器7は、リニアセンサ(1次元のラインセンサ)に限定されるものではなく、2次元のエリアセンサや、複数のフォトセンサから構成されていてもよい。受光器7に2次元のエリアセンサを用いることで、より精度よく反射光の2次元の拡散分布を検出することができる。受光器7に複数のフォトセンサを用いることで、正反射光と正反射光以外の光量を検出して反射光の拡散分布を得ることができる。
なお、受光器7は、リニアセンサ(1次元のラインセンサ)に限定されるものではなく、2次元のエリアセンサや、複数のフォトセンサから構成されていてもよい。受光器7に2次元のエリアセンサを用いることで、より精度よく反射光の2次元の拡散分布を検出することができる。受光器7に複数のフォトセンサを用いることで、正反射光と正反射光以外の光量を検出して反射光の拡散分布を得ることができる。
また、本実施形態では、アパーチャ部材6が、光学素子5のうちの最も測定対象物31側に配置された光学素子よりも測定対象物31側にある。これにより、測定対象物31に照射される照射光の分布(照射径D2と入射角度)をより規制できる。
また、本実施形態では、測定対象物31に照射される光束の光軸CL上の光の入射角は、60度に設定されている。ここで、60度とは、物理的に厳密な60度に限定されるものではなく、略60度(例えば5度程度の差)も含む概念である。これにより、幅広い光沢度の測定対象物31に対応できる。
また、本実施形態では、アパーチャ61の先端から測定対象物31までの光路長L2を5mm以下としたので測定対象物31上に照射される光束に拡がり角度がついていることによる照射径D2の拡がり影響を低減できる。
また、本実施形態では、アパーチャ61の径D1およびアパーチャ61の軸方向の長さL1は、照射径D2が5mm以下となるように設定されている。照射径D2が大きいと、図5Cに示すように鏡面を測定してもブロードな出力分布形状が得られ、図5Dに示すように表面に凹凸があり散乱特性を有するトナー画像等を測定しても出力分布形状の変化は小さい。本実施形態では、照射径D2を5mm以下とすることで、測定対象物31からの反射光の拡散分布を検出する際の分解能をより高めることができる。
また、本実施形態では、光学素子5は、コリメータレンズ51とアパーチャ部材6との間に配置されたビームエキスパンダ52を含んでいる。これにより、コリメータレンズ51後の光束角度を保ったまま光束径を小さくすることができ、アパーチャ61を通過する光束を増やし、光量を多く確保することができる。
また、本実施形態では、光束幅D/(アパーチャ61の径D1)が2以上5以下に設定されることで、光量を無駄に捨てることなく、アパーチャ61で光束がけられるリスクも低減できる。つまり、ビームエキスパンダ52によって光束径を小さくする際、光量を無駄にしないためにはアパーチャ61の面光源4側の端面上での光束幅Dがアパーチャ61の径D1に近いほど良い。しかし、近すぎると、面光源4と光学素子5とアパーチャ61の偏芯によって、アパーチャ61で光束がけられてアパーチャ61を通る光束が減るリスクも高くなる。
また、本実施形態では、コリメータレンズ51の明るさが開口数NA0.5以上とされることで、測定対象物31上に照射される光量をより確保できる。
なお、面光源4を用いた場合には、コリメータレンズ51の明るさが高いとコリメータレンズ51後の光束角度が大きくなり測定対象物31上の照射径D2が大きくなってしまう。しかし、アパーチャ61で光束角度の規制を行うことでコリメータレンズ51の明るさを高くしても測定対象物31上の照射径D2を小さくすることができる。
なお、面光源4を用いた場合には、コリメータレンズ51の明るさが高いとコリメータレンズ51後の光束角度が大きくなり測定対象物31上の照射径D2が大きくなってしまう。しかし、アパーチャ61で光束角度の規制を行うことでコリメータレンズ51の明るさを高くしても測定対象物31上の照射径D2を小さくすることができる。
図6Aは、鏡面を測定対象物31として使用した場合の受光器7で取得した出力分布形状を示す図である。図6Bは、各種の用紙を測定対象物31として使用した場合の受光器7で取得した出力分布形状を示す図である。図6Cは、同じ種類の用紙上に形成された定着条件の違いにより光沢感の違うトナー画像(黒ベタ)を測定対象物31として使用した場合の受光器7で取得した出力分布形状を示す図である。図6A~図6Cにおいて、横軸は、受光器7としてのラインセンサの表面上における位置を端部の画素からの画素数で示し、縦軸は、ラインセンサの各画素における出力を示す。
図6Aに示すように、鏡面を測定対象物31として使用した場合の出力分布形状は、幅が狭いシャープな形状になっている。図6Bに示すように、エスプリコート(用紙A;日本製紙社製)のように表面の凹凸形状が少ない用紙は、反射による光束の拡がり角度の変化が小さい。このため、エスプリコート(用紙A)を使用した場合の出力分布形状は、ピーク値が高く、幅が狭いシャープな形状になっている。一方、カラーコピー用紙(用紙C;Mondi社製)のように表面が粗く凹凸形状が大きい紙を使用した場合の出力分布形状は、ピーク値が低く、幅が拡がったブロードな形状になっている。したがって、光沢感は、出力分布形状のピーク値や幅といった形の違いから判別可能であることがわかる。
図6Cに示す測定結果は、同じ種類の用紙であるPODコート(用紙B;王子製紙社製)を使用し、異なる定着条件I,IIで形成された光沢感の違うトナー画像(黒ベタ)の測定結果である。定着条件の違いによる微小な表面凹凸、散乱特性の変化も、出力分布形状の違いから、光沢感を判別可能である。
本実施形態では、光学検査装置3は、画像形成装置100(図7参照)内に配置される。ここで、光学検査装置3がプリント前(画像形成部13(図7参照)の用紙搬送方向の上流側)に配置された場合には、紙種判定に利用できる。測定対象物31が用紙等のシート状の記録媒体であることで、測定対象物31の表面性の情報を得ることにより最適化すべきプロセス条件へのフィードバックが可能となる。一方、光学検査装置3がプリント後(画像形成部13の用紙搬送方向の下流側)に配置された場合には(図7参照)、トナー画像の光沢を測定して定着条件にフィードバックできる。測定対象物31がシート状の記録媒体上のトナー画像であることで、定着条件等へフィードバックし、所望の画像光沢を安定して得ることができる。
図7は、本実施形態の光学検査装置3が搭載された画像形成装置100の構成を模式的に示す断面図である。図8は、光学検査装置3を含む画像形成装置100の制御構成の要部を示すブロック図である。
図7に示すように、画像形成装置100は、シート状の記録媒体としての用紙上にトナー画像を形成する第1ユニット1と、当該トナー画像が形成された用紙に光を照射して検査する第2ユニット2と、を備えている。第1ユニット1は、原稿読取部11と、給紙部12と、画像形成部13と、定着部14と、エンジン制御部15(図8参照)とを備えている。一方、第2ユニット2は、光学検査装置3を備えている。
原稿読取部11は、原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取って画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、圧縮等の処理が施された後、画像データとしてエンジン制御部15に入力される。なお、エンジン制御部15に入力される画像データは、画像形成装置100に接続された外部の装置から受信したものであってもよい。
給紙部12は、画像形成部13に向けて用紙を供給する。この場合、給紙部12内のトレイ121に収容された用紙が供給されるが、画像形成装置100に接続された外部給紙装置から用紙が供給されてもよい。
画像形成部13は、ここでは、複数の感光体131を一本の中間転写ベルト132に対面させて縦方向に配列して構成されている。複数の感光体131は、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)およびK(黒)の色に対応して設けられている。画像形成部13は、給紙部12によって供給された用紙上にフルカラーのトナー画像を形成する。
定着部14は、トナー画像が形成された用紙に、当該トナー画像を定着させる。定着部14は、定着ニップ部を形成する一対の定着部材141(例えば一対のローラ)と、当該定着部材141を加熱するヒータ(図示省略)とを有している。定着部14は、用紙の搬送過程において当該用紙が定着ニップ部を通過することより、一対の定着部材141による加圧と、定着部材141の有する熱との作用を通じて、用紙へのトナー画像の定着を行う。定着部14により定着処理が施された用紙は、排紙トレイ16に排出される。
図8に示すように、第2ユニット2に設けられた光学検査装置3は、面光源基板45と、受光器基板75と、散乱光受光器基板85と、光学検査制御部9とを備えている。面光源基板45は、前記した面光源4と、面光源4を動作させるドライバー46とを備えている。面光源4は、トナー画像の色の判定を可能にするために白色光を発生する。受光器基板75は、前記した受光器7と、受光器7のアナログ電圧の出力を順次、デジタル値に変換するAD変換部76とを備えている。散乱光受光器基板85は、前記した散乱光受光器8と、散乱光受光器8のアナログ出力をデジタル値に変換するAD変換部86とを備えている。散乱光受光器8は、赤フィルター付きフォトダイオード81と、緑フィルター付きフォトダイオード82と、青フィルター付きフォトダイオード83とを有している。したがって、散乱光受光器8は、トナー画像の色を判定できる。また、散乱光受光器8は、トナー画像の有無を判定することで、受光器7の読取りタイミングの情報を得ることができる。
光学検査制御部9は、高速処理が可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)91と、ROM92とを備えている。FPGA91は、ラインバッファ911、RAM912、受光器感度補正部913、反射光分布データ914、ピーク値測定部915、分布幅測定部916、紙種判定部917、光沢制御部918、受光器感度設定部919、角ベタ検知部920、色検知部921および制御信号発生部922を備える。
ラインバッファ911は、反射光分布(ここでは128ピクセルのデジタル値)を保存する。RAM912は、白基準データ、黒基準データおよび読取りデータを取得する。白基準データは、白基準板を読み取った反射光分布である。黒基準テータは、面光源4を消して読み取った反射光分布である。読取りデータは、用紙またはトナー画像を読み取った反射光分布である。白基準データと黒基準データとは、画像形成前に、事前に取得される。受光器感度補正部913は、白基準データを100%、黒基準テータを0%として、用紙またはトナー画像の反射光分布のデジタル値を正規化する。反射光分布データ914は、感度補正されて正規化された反射光分布のデジタル値である。ピーク値測定部915は、トナー画像の反射光分布から、トナー画像での反射光のピーク値を計測する。分布幅測定部916は、用紙の反射光分布から、用紙での反射光の分布幅を計測する。紙種判定部917は、用紙での反射光の分布幅から紙種を判定する。光沢制御部918は、トナー画像の色と紙種とピーク値とから、定着パラメーター(定着温度等の光沢を増減する値)を判定する。受光器感度設定部919は、紙種に応じて、受光器7の感度(露光時間)を設定する。角ベタ検知部920は、用紙(白)とトナー画像(黒/マゼンタ/シアン等)との電圧差から、トナー画像の開始位置と終了位置とを判定する。色検知部921は、色フィルター付きフォトダイオード81~83の電圧比から、トナー色を判定する。制御信号発生部922は、受光器7に対して送信する感度と読取りタイミングの制御信号、および面光源4に対して送信する光量の制御信号を発生する。
ROM92は、画像形成装置100の製品固有値を記憶する。製品固有値は、例えばトナー色、紙種、ピーク値、定着パラメーターの相関データを含む。
第1ユニット1に設けられたエンジン制御部15は、CPU、ROMやRAM等のメモリ、補助記憶装置としてのHDD等を備えるコンピューターであり、画像形成に関する処理の制御を行う。例えば、エンジン制御部15は、定着部14の動作を制御する定着制御部151を有している。定着制御部151は、定着部材141の温度等の定着条件を制御する。具体的には、光学検査装置3の光沢制御部918からフィードバックされた定着パラメーターを元に、定着部14を制御するパラメーター(定着部材141の温度等)を増減して、狙いの光沢に調整する。
画像形成装置100において、光学検査装置3は、用紙上に印刷された例えば5mm×5mmのトナー画像の光沢を、用紙の搬送中に測定することが可能となる。
市販の光沢度計は、フォトダイオードで反射率を測定している為、搬送による用紙姿勢の変動が正反射の角度ズレに直結して測定不能となる。これに対し、本実施形態の光学検査装置3は、受光器7にリニアセンサを採用したことで受光エリアが広くなり、角度ズレ対するロバスト性が向上したので、用紙を搬送しながら光沢をモニターすることが可能である。
市販の光沢度計は、フォトダイオードで反射率を測定している為、搬送による用紙姿勢の変動が正反射の角度ズレに直結して測定不能となる。これに対し、本実施形態の光学検査装置3は、受光器7にリニアセンサを採用したことで受光エリアが広くなり、角度ズレ対するロバスト性が向上したので、用紙を搬送しながら光沢をモニターすることが可能である。
図9Aは、用紙Pの搬送方向Fに直交する方向における端部(図9Aでは左側端部)の余白Sに形成されたトナー画像の一例を示す図である。図9Bは、用紙Pの搬送方向Fにおける端部(図9Bでは後方端部)の余白Sに形成されたトナー画像の一例を示す図である。
図9A、図9Bに示すように、トナー画像の光沢測定は、用紙Pの余白S(非画像エリア)に角ベタ等のトナーマークMを形成して行うことを想定している。トナー画像としてのトナーマークMは、余白Sにおける任意の位置に形成され得る。なお、余白Sは、後工程で裁断されて切除されるようになっている。
図9A、図9Bに示すように、トナー画像の光沢測定は、用紙Pの余白S(非画像エリア)に角ベタ等のトナーマークMを形成して行うことを想定している。トナー画像としてのトナーマークMは、余白Sにおける任意の位置に形成され得る。なお、余白Sは、後工程で裁断されて切除されるようになっている。
トナーマークMが大きいと非画像エリアが拡大、かつトナーの消費量も増大するため、画像サイズは小さいことが好ましい。しかし一方、用紙Pの搬送において用紙Pがスリップした場合は画像位置がずれるため、画像サイズが小さいと正確な測定ができない。この課題に対応するため、光学検査装置3自体に読取りタイミングの検出機能を搭載させることとした。用紙Pの地肌の散乱光とトナー画像の散乱光は光量が異なる為、この変化をトナー色判別用の散乱光受光器8で検出し、光学検査装置3自らが測定タイミング(読取りタイミング)を決定する。これらの制御は、光学検査装置3を制御するFPGA91に搭載されている。加えて、受光器7の読取り制御と読取りデータからの反射率と拡散分布の測定、散乱光受光器8によるトナー色の判別等、様々な機能がFPGA91に搭載されている。これにより、画像形成装置100の製品本体のCPUに負担をかけることなく、光学検査装置3内で光沢に関する情報の測定と分析を完了させることができる。
このように、画像形成装置100内に光学検査装置3が搭載されていると、光学検査装置3による検査結果を印刷条件にフィードバックすることで、より高品質な画像を形成することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。また、前記した実施形態の構成の一部について、追加、削除、置換をすることができる。
例えば、前記した実施形態では、面光源4には白色LEDが使用されているが、これに限定されるものではない。例えば、光学検査装置3で色の判定をしない場合には、面光源4には例えば他の色のLEDが使用されてもよい。
また、画像形成装置100は、前記した実施形態ではタンデム型カラー画像形成装置であるが、これに限定されるものではなく、例えば、白黒対応のドラム式画像形成装置であってもよい。
3 光学検査装置
31 測定対象物
4 面光源
5 光学素子
51 コリメータレンズ
52 ビームエキスパンダ
6 アパーチャ部材
61 アパーチャ
7 受光器
100 画像形成装置
D 光束幅
D1 アパーチャの径
D2 照射径
L1 アパーチャの軸方向の長さ
L2 光路長
M トナーマーク(トナー画像)
P 用紙(記録媒体)
31 測定対象物
4 面光源
5 光学素子
51 コリメータレンズ
52 ビームエキスパンダ
6 アパーチャ部材
61 アパーチャ
7 受光器
100 画像形成装置
D 光束幅
D1 アパーチャの径
D2 照射径
L1 アパーチャの軸方向の長さ
L2 光路長
M トナーマーク(トナー画像)
P 用紙(記録媒体)
Claims (15)
- 測定対象物に光を照射して反射光を受光する光学検査装置であって、
面光源と、
前記面光源から出た光束を平行光に近付けるコリメータレンズを含む光学素子と、
前記コリメータレンズを経た光束を規制するアパーチャを有するアパーチャ部材と、
前記アパーチャを通過した光束が前記測定対象物で反射した反射光を受光して複数の位置で出力を得る受光器と、を備え、
前記アパーチャの径は、前記光学素子のうちの前記アパーチャよりも前記面光源側に配置された光学素子の有効径よりも小さく、
前記アパーチャの軸方向の長さは、前記アパーチャの径よりも大きい、光学検査装置。 - 前記受光器は、複数のフォトセンサから構成されている、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記受光器は、1次元のラインセンサである、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記受光器は、2次元のエリアセンサである、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記光学検査装置は、画像形成装置内に配置されている、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記測定対象物は、シート状の記録媒体である、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記測定対象物は、シート状の記録媒体上のトナー画像である、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記アパーチャ部材は、前記光学素子のうちの最も前記測定対象物側に配置された光学素子よりも前記測定対象物側に配置されている、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記測定対象物に照射される光束の光軸上の光の入射角は、60度に設定されている、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記アパーチャの先端から前記測定対象物までの光路長は、5mm以下に設定されている、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記測定対象物に照射される光束の該測定対象物上における最外光間の最大距離を照射径としたとき、前記アパーチャの径および前記アパーチャの軸方向の長さは、前記照射径が5mm以下となるように設定されている、請求項9または請求項10に記載の光学検査装置。
- 前記光学素子は、前記コリメータレンズと前記アパーチャ部材との間に配置され光束径を拡大または縮小させるビームエキスパンダを含む、請求項1に記載の光学検査装置。
- 前記アパーチャの径をD1、前記アパーチャの前記面光源側の端面上における光束幅をDとしたとき、D/D1は、2以上5以下に設定されている、請求項12に記載の光学検査装置。
- 前記コリメータレンズの明るさは、開口数NA0.5以上である、請求項1に記載の光学検査装置。
- 請求項1に記載の光学検査装置を備える、画像形成装置。
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---|---|---|---|
JP2021203084A JP2023088408A (ja) | 2021-12-15 | 2021-12-15 | 光学検査装置および画像形成装置 |
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- 2021-12-15 JP JP2021203084A patent/JP2023088408A/ja active Pending
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