JP7163550B2 - 二多段式駐車装置の自動給油システム並びに二多段式駐車装置の給油方法 - Google Patents
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Description
前記第1チェーン(C1)に給油する第1給油部(F1)と、
前記第2チェーン(C2)に給油する第2給油部(F2)と、
監視センター(62)において前記第1パレット(P1)及び前記第2パレット(P2)の動作情報を監視可能となるように、前記第1パレット(P1)及び前記第2パレット(P2)の動作情報を前記監視センター(62)に伝送する制御部(46)と、を備え、
前記制御部(46)は、前記第1パレット(P1)の動作情報に基づいて、前記第1チェーン(C1)に給油させるように前記第1給油部(F1)を制御し、前記第2パレット(P2)の動作情報に基づいて、前記第2チェーン(C2)に給油させるように前記第2給油部(F2)を制御する、
ことを特徴とする。
前記チェーン(17a,17b)の進行方向における第1領域に対して、制御部(46)からの信号に基づいて作動する自動給油装置(35)によって給油する自動給油工程と、
前記チェーン(17a,17b)の前記進行方向において前記第1領域とは異なる第2領域に対して、手動で給油する手動給油工程と、を備え、
前記第2領域は、前記第1領域よりも前記進行方向において前記パレットに近い位置に位置する、
ことを特徴とする。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。立体駐車装置1は、図1に示すように、地上タイプ昇降横行(パズル)式、かつ二多段・機械式の駐車装置である。二多段式駐車装置としての立体駐車装置1は、地上4段の4列構造を有しており、具体的には、地上面Gに位置する地上段2と、最上位置の最上段3と、上記地上段2と最上段3との間に位置する中間段4,5を含む構造となっている。
上記昇降装置9は、図3に示すように、パレット7の上方に配置され、パレット7と前後左右寸法が略々同様の固定枠10を有し、該固定枠10の後部には、左右方向に延在して、駆動モータ11の動力により回転する回転軸12が回転可能に支持されている。該回転軸12の左右端には、2対の駆動スプロケット13a,13b、15a,15bが固定され、これら2対の駆動スプロケット13a,13b、15a,15bには、2対のローラチェーン16a,16b、17a,17bがそれぞれ巻き掛けられている。
給油ローラユニット27は、図4に示すように、ローラチェーン17a,17bにそれぞれ係合し得る給油ローラ29,30と、給油ローラ29,30を回転可能に支持する支持ユニット31と、を有しており、オイルチューブ32を介してオイルタンク33(図1及び図2参照)に接続されている。これら給油ローラユニット27、オイルチューブ32及びオイルタンク33は、自動給油装置としての給油装置35を構成している。なお、1つのオイルタンク33に対して、1つの給油ローラユニットを接続しても複数の給油ローラユニットを接続してもよい。また、オイルタンク33には、接続された給油ローラユニットの数だけ、給油ポンプ60(図7参照)が内蔵されている。
図1、図2及び図6に示すように、立体駐車装置1の後側には、制御盤45が配置されている。制御盤45は、図6に示すように、PLC(Programmable Logic Controller)46と、ルータ47と、端子台48と、アンテナ49と、を有している。PLC46、端子台48及びアンテナ49は、ルータ47を介して接続されており、端子台48には、各種モータや各種センサが接続されている。
次に、本実施の形態における自動給油制御について説明する。PLC46のCPU51は、ROM52に格納されたプログラムを読み込み、以下の自動給油制御を各パレット7に対して繰り返し実行する。また、自動給油制御は、図8に示すように、自動給油制御が開始されると、CPU51は、各パレット7の動作データ及び気象データを取得する(ステップS1)。取得する動作データは、監視センター62側の記憶装置64に記憶された動作データ65でもよく、PLC46側でカウンタ55やタイマ56が計測した動作データでもよい。また、気象データは、温湿センサ58や水位センサ59が検知した立体駐車装置1の周囲の温度、湿度及び水位に関するデータでも、監視装置63が取得しPLC46に伝送した気象データでもよい。
図11は、4階のパレットを昇降させた際のローラチェーン17a,17bにおける自動給油領域と手動給油領域とを説明するための図である。図11(a)は、パレット7が4階の定位置に位置する状態を示し、図11(b)は、パレット7が1階に着床している状態を示している。なお、以下の説明では、パレット7を昇降させる左右一方のローラチェーン17a,17b及び給油ローラユニット27のみを説明し、左右他方のローラチェーン16a,16b及び給油ローラユニット26の説明を省略する。
手動給油装置80は、図12に示すように、フレーム部81と、ハンドル部82と、オイル塗布部83と、オイル供給部84と、を有している。フレーム部81は、複数(本実施の形態では3つ)の杆部材81a,81b,81cが連結されて構成されており、必要な長さに応じて、杆部材81a,81b,81cの数を変更することができる。なお、フレーム部81は、杆部材81a,81b,81cが連結又は取り外しされることで長さが可変に構成されているが、例えば各杆部材81a,81b,81cが取外しされることなく、入れ子状に構成することで伸縮させてもよい。
次に、給油ローラ85,86の構成及び形状について詳述するが、給油ローラ85,86は同一の形状であるので、給油ローラ85のみを説明する。また、ローラチェーン17bに対して給油ローラ85が摺動しながら給油する場合を例に説明する。給油ローラ85は、図13に示すように、ウレタン層200の内部にオイル溜まり113(図15参照)が設けられるベース層300と、外周面を構成しポリウレタンからなるウレタン層200と、を有している。ウレタン層200は、ベース層300の径方向外側に配置され、含油性に富み、馴染性に優れていることから、ローラチェーン17bに付着した過剰なオイルはポリウレタンからなるウレタン層200に戻り、給油量を容易に調整できる。また、後述するようにウレタン層200の形状により、ウレタン層200はローラチェーン17bのローラ101、インナープレート103及びアウタープレート105を含む広範囲に接触するので、給油位置が多少ずれても問題が無く、ローラチェーン17bの各要素部にオイルを潤滑させることができる。また、ウレタン層200は、耐摩耗性に優れ、長期の使用に耐え得る。
7 パレット
17a,17b チェーン(ローラチェーン)
35 自動給油装置(給油装置)
46 制御部(PLC)
62 監視センター
C1 第1チェーン
C2 第2チェーン
F1 第1給油部
F2 第2給油部
P1 第1パレット
P2 第2パレット
V 車両
Claims (8)
- 車両を積載し得る第1パレット及び第2パレットをそれぞれ独立して昇降させる第1チェーン及び第2チェーンに対して給油する二多段式駐車装置の自動給油システムにおいて、
前記第1チェーンに給油する第1給油部と、
前記第2チェーンに給油する第2給油部と、
監視センターにおいて前記第1パレット及び前記第2パレットの動作情報を監視可能となるように、前記第1パレット及び前記第2パレットの動作情報を前記監視センターに伝送する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1パレットの動作情報に基づいて、前記第1チェーンに給油させるように前記第1給油部を制御し、前記第2パレットの動作情報に基づいて、前記第2チェーンに給油させるように前記第2給油部を制御する、
ことを特徴とする二多段式駐車装置の自動給油システム。 - 前記制御部は、最後に前記第1給油部が給油を行ってからの前記第1パレットの動作回数が第1回数となる毎に、前記第1チェーンに給油させるように前記第1給油部を制御し、最後に前記第2給油部が給油を行ってからの前記第2パレットの動作回数が第2回数となる毎に、前記第2チェーンに給油させるように前記第2給油部を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の二多段式駐車装置の自動給油システム。 - 前記制御部は、前記監視センターからの指令に基づいて、前記第1回数及び前記第2回数を変更可能である、
ことを特徴とする請求項2に記載の二多段式駐車装置の自動給油システム。 - 前記制御部は、最後に前記第1給油部が給油を行ってからの経過日数が第1日数となる毎に、前記第1チェーンに給油させるように前記第1給油部を制御し、最後に前記第2給油部が給油を行ってからの経過日数が第2日数となる毎に、前記第2チェーンに給油させるように前記第2給油部を制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の二多段式駐車装置の自動給油システム。 - 前記制御部は、前記監視センターからの指令に基づいて、前記第1日数及び前記第2日数を変更可能である、
ことを特徴とする請求項4に記載の二多段式駐車装置の自動給油システム。 - 前記制御部は、取得した気象データが給油開始条件を満たさない場合、前記第1給油部及び前記第2給油部による給油を実行しない、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の二多段式駐車装置の自動給油システム。 - 前記制御部は、前記監視センターからの給油指令に基づいて、前記第1給油部及び前記第2給油部を作動可能である、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の二多段式駐車装置の自動給油システム。 - 車両を積載し得るパレットを昇降させるチェーンに対して給油する二多段式駐車装置の給油方法において、
前記チェーンの進行方向における第1領域に対して、制御部からの信号に基づいて作動する自動給油装置によって給油する自動給油工程と、
前記チェーンの前記進行方向において前記第1領域とは異なる第2領域に対して、手動で給油する手動給油工程と、を備え、
前記第2領域は、前記第1領域よりも前記進行方向において前記パレットに近い位置に位置する、
ことを特徴とする二多段式駐車装置の給油方法。
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