JP7161968B2 - 多管円筒形熱交換器のプラグの引き抜き用治具 - Google Patents
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Description
熱交換器に打ち込まれた外形にテーパーを有するプラグの引き抜き用治具であって、
プラグの一部が収められる収納部を一端側に備える本体であって、前記収納部は、該収納部にプラグの一部を収めるためのプラグ収納口を有する本体と、
前記収納部にプラグの一部が収められた後、前記プラグ収納口に嵌め合せられ、プラグの一部が収納部に収められるのを補助する補助部材と、
前記収納部にプラグの一部が収められ前記補助部材が前記プラグ収納口に嵌め合せられた状態で本体と補助部材に当接して外側から固定し、前記状態を保持する固定部材と、
を有し、
前記収納部及び前記補助部材は、前記本体の他端側からプラグに対して手動工具による衝撃力が加えられるとプラグに係合する係合部を有し、
前記本体の収納部と前記補助部材が形成する内部の形状が、プラグの形状に沿ったテーパー状に形成され、該テーパー状に形成された前記収納部と前記補助部材の内側部分はプラグの一部が接する当接部を形成し、該当接部が前記係合部であり、
前記衝撃力が加えられることにより熱交換器からプラグを引き抜く
ことを特徴とするプラグの引き抜き用治具を提供する。
また、第2の側面として、本発明は、
前記収納部と前記補助部材の当接部がねじ状に形成された上述のプラグの引き抜き用治具を提供する。
また、第3の側面として、本発明は、
熱交換器に打ち込まれた外形にテーパーを有するプラグの引き抜き用治具であって、
プラグの一部が収められる収納部を一端側に備える本体であって、前記収納部は、該収納部にプラグの一部を収めるためのプラグ収納口を有する本体と、
前記収納部にプラグの一部が収められた後、前記プラグ収納口に嵌め合せられ、プラグの一部が収納部に収められるのを補助する補助部材と、
前記収納部にプラグの一部が収められ前記補助部材が前記プラグ収納口に嵌め合せられた状態でこれらに当接して外側から固定し、前記状態を保持する固定部材と、
を有し、
前記収納部及び前記補助部材は、前記本体の他端側からプラグに対して手動工具による衝撃力が加えられるとプラグに係合する係合部を有し、
前記係合部が爪状に形成され、
前記衝撃力が加えられることにより熱交換器からプラグを引き抜く
ことを特徴とするプラグの引き抜き用治具を提供する。
また、第4の側面として、本発明は、
前記本体が前記手動工具を取り付けるための取付け部材を有し、該取付け部材がボルト状であり収納部側へねじ込めるよう構成され、該取付け部が収納部側へねじ込まれると収納部に収納されたプラグが押し込まれるように構成された上述のプラグの引き抜き用治具を提供する。
また、第5の側面として、本発明は、
前記補助部材がこれをプラグ収納口に嵌め合せるときに保持するための保持手段を有する上述のプラグの引き抜き用治具を提供する。
また、第6の側面として、本発明は、
前記固定部材が一端側に切欠き部を有し、前記衝撃力が加えられると前記補助部材の保持手段が該切欠き部に係合する上述のプラグの引き抜き用治具を提供する。
本発明は、熱交換器に打ち込まれたプラグのうち、外形にテーパーを有するプラグを引き抜くための治具である。全体形状が円錐状であるプラグが熱交換器に複数打ち込まれている場合に、このプラグを引き抜く場合を例にして説明する。
熱交換器に打ち込まれるプラグにはJIS等の規格がなく、チューブの肉厚により内径に違いが生じ、また、ユーザー仕様により、プラグの長さに違いが生じるため、打ち込まれたプラグのテーパー(角度)は、ユーザー仕様により異なったものとなり得る。
実施例2と同様の目的を実現するものとして、図9に示されるように、衝撃力を加える手動工具の取付け部材25をボルト状に構成し、これをねじ込むことにより(図9の矢印を参照)、既設プラグ5を押し込むように構成すること(プラグをねじ込む部材とすること)も可能である。
本発明は、プラグの外形がテーパーを有する点に着目し、これを利用して治具との係合に遊びを無くし、衝撃力を確実にプラグに伝えることを特徴とする。かかる観点からは、実施例1~3のように収納部及び補助部材の係合部をプラグの形状に沿ったテーパー状とすることのほか、本発明の治具が、テーパーを有するプラグに係合するように構成してもよい。
2、22、27 本体
3、23 補助部材
4 固定部材
5 (既設)プラグ
6 収納部
7 収納口
8 固定部材の内側
9 固定部材における肉厚の形状
10 保持手段
11 切欠き部
12、26 係合部
13 段差
14 当接部
15 手動工具の取付け部材
25、29 プラグをねじ込む部材
16、17 本体の嵌め合せ部分
28 爪状の係合部
30 スライドハンマー
Claims (6)
- 熱交換器に打ち込まれた外形にテーパーを有するプラグの引き抜き用治具であって、
プラグの一部が収められる収納部を一端側に備える本体であって、前記収納部は、該収納部にプラグの一部を収めるためのプラグ収納口を有する本体と、
前記収納部にプラグの一部が収められた後、前記プラグ収納口に嵌め合せられ、プラグの一部が収納部に収められるのを補助する補助部材と、
前記収納部にプラグの一部が収められ前記補助部材が前記プラグ収納口に嵌め合せられた状態で本体と補助部材に当接して外側から固定し、前記状態を保持する固定部材と、
を有し、
前記収納部及び前記補助部材は、前記本体の他端側からプラグに対して手動工具による衝撃力が加えられるとプラグに係合する係合部を有し、
前記本体の収納部と前記補助部材が形成する内部の形状が、プラグの形状に沿ったテーパー状に形成され、該テーパー状に形成された前記収納部と前記補助部材の内側部分はプラグの一部が接する当接部を形成し、該当接部が前記係合部であり、
前記衝撃力が加えられることにより熱交換器からプラグを引き抜く
ことを特徴とするプラグの引き抜き用治具。
- 前記収納部と前記補助部材の当接部がねじ状に形成された請求項1に記載のプラグの引き抜き用治具。
- 熱交換器に打ち込まれた外形にテーパーを有するプラグの引き抜き用治具であって、
プラグの一部が収められる収納部を一端側に備える本体であって、前記収納部は、該収納部にプラグの一部を収めるためのプラグ収納口を有する本体と、
前記収納部にプラグの一部が収められた後、前記プラグ収納口に嵌め合せられ、プラグの一部が収納部に収められるのを補助する補助部材と、
前記収納部にプラグの一部が収められ前記補助部材が前記プラグ収納口に嵌め合せられた状態でこれらに当接して外側から固定し、前記状態を保持する固定部材と、
を有し、
前記収納部及び前記補助部材は、前記本体の他端側からプラグに対して手動工具による衝撃力が加えられるとプラグに係合する係合部を有し、
前記係合部が爪状に形成され、
前記衝撃力が加えられることにより熱交換器からプラグを引き抜く
ことを特徴とするプラグの引き抜き用治具。
- 前記本体が前記手動工具を取り付けるための取付け部材を有し、該取付け部材がボルト状であり収納部側へねじ込めるよう構成され、該取付け部が収納部側へねじ込まれると収納部に収納されたプラグが押し込まれるように構成された、請求項1~3のいずれか一項に記載のプラグの引き抜き用治具。
- 前記補助部材がこれをプラグ収納口に嵌め合せるときに保持するための保持手段を有する請求項1~4のいずれか一項に記載のプラグの引き抜き用治具。
- 前記固定部材が一端側に切欠き部を有し、前記衝撃力が加えられると前記補助部材の保持手段が該切欠き部に係合する請求項5に記載のプラグの引き抜き用治具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019073926A JP7161968B2 (ja) | 2019-04-09 | 2019-04-09 | 多管円筒形熱交換器のプラグの引き抜き用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019073926A JP7161968B2 (ja) | 2019-04-09 | 2019-04-09 | 多管円筒形熱交換器のプラグの引き抜き用治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020173048A JP2020173048A (ja) | 2020-10-22 |
JP7161968B2 true JP7161968B2 (ja) | 2022-10-27 |
Family
ID=72831171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019073926A Active JP7161968B2 (ja) | 2019-04-09 | 2019-04-09 | 多管円筒形熱交換器のプラグの引き抜き用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (6)
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---|---|---|---|---|
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JPS59171704A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-28 | オク−アウトマテイク・オツト−・クルツ・ゲ−・エム・ベ−・ハ−・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト | ガン型スパイク引抜機 |
JPS6042572U (ja) * | 1983-08-27 | 1985-03-26 | 株式会社 今尾製作所 | ピン引抜き工具 |
JPS60150972A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-08 | 三菱重工業株式会社 | 熱交換器盲栓切削除去装置 |
JPH0396185U (ja) * | 1990-01-23 | 1991-10-01 |
-
2019
- 2019-04-09 JP JP2019073926A patent/JP7161968B2/ja active Active
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JP2020173048A (ja) | 2020-10-22 |
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