JP7158942B2 - キャリッジ駆動装置及び画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャリッジ駆動装置及び画像読取装置に関する。
画像を読み取る画像読取センサを搭載し、往復動可能なキャリッジを移動させながら、用紙に形成されている画像を読み取る画像読取装置、例えば、いわゆるフラットベッドスキャナが知られている(特許文献1参照)。この画像読取装置は、キャリッジの移動を規制するキャリッジロックを備えている。そして、キャリッジロックは、画像読取装置の移送等の際に、キャリッジに係合してキャリッジが移動しないようにする。
特開2002-326418号公報
特許文献1に記載されている構成は、キャリッジロック位置を跨いだ位置までキャリッジを動作させ、動作時の電流値によりキャリッジロックの状態を判断する。そのため、特許文献1に記載されている構成は、キャリッジロック状態及び正常状態の検出は可能である。しかしながら、キャリッジが動作不能の状態と、キャリッジロック状態とは、ともに電流値が上昇してしまう。そのため、特許文献1に記載されている構成は、キャリッジの動作不能の状態と、キャリッジロック状態とを区別することができない。
本発明は、簡単な構成で、キャリッジの動作不能の状態を判断することができるキャリッジ駆動装置の提供を目的とする。また、本発明は、キャリッジの動作不能の状態と、キャリッジがキャリッジロックに規制されている規制状態とを区別することができるキャリッジ駆動装置の提供を目的とする。
本発明のキャリッジ駆動装置は、第1の位置から第2の位置までの走査範囲を往復移動するキャリッジと、前記キャリッジを駆動して往復移動させる駆動手段と、前記走査範囲内における前記第1の位置の側に配置され、前記キャリッジの移動を係合可能な範囲で規制するロック位置と、前記キャリッジの移動を規制しないアンロック位置とに移動可能なキャリッジロックと、前記キャリッジが前記第1の位置に向かう第1の方向に移動するように前記駆動手段を第1の時間駆動させた後に、前記キャリッジが前記第1の方向と反対の第2の方向に移動するように前記駆動手段を第2の時間駆動させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記駆動手段前記第2の時間駆動させたときの前記キャリッジの移動量に基づいて、前記キャリッジが前記係合可能な範囲において前記キャリッジロックに規制されている規制状態にあると判断する。
本発明のキャリッジ駆動装置は、簡単な構成で、キャリッジの動作不能の状態を判断する。本発明のキャリッジ駆動装置は、キャリッジの動作不能の状態と、キャリッジがキャリッジロックに規制されている規制状態とを区別することができる。
実施形態の画像読取装置の斜視図である。 実施形態の画像読取装置が備える読取センサ及びその周辺の断面図である。 実施形態の画像データ処理手段のブロック図である。 実施形態の読取動作時のフローチャートである。 実施形態の画像読取装置の部分断面図である。 キャリッジロックの出没状態を表す斜視図である。 キャリッジロックの出没状態を表す下視図である。
以下、本実施形態について図面を参照して説明する。参照する各図面を通して同一符号は、同一又は対応する部材等の符号を示す。
まず、本実施形態の画像読取装置100の構成について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の画像読取装置100の斜視図である。本実施形態の画像読取装置100は、いわゆるフラットベッドスキャナである。図1では、原稿カバー21が開けられた状態の画像読取装置100を表している。
装置本体1の上面には、原稿(媒体の一例、図示省略)を載置するための原稿台ガラス2が取り付けられている。原稿は、読み取られる画像が形成されている面を原稿台ガラス2と接触するように原稿台ガラス2にセットされる。
装置本体1の内部には、原稿台ガラス2の下面に沿ってY方向に往復移動可能な読取センサ3が配置されている。ここで、図1において、読取センサ3が原稿台ガラス2にセットされた原稿の画像を読み取る際の読取センサ3の移動方向は、Y方向の-側から+側に向く方向である。本明細書では、Y方向の-側から+側を向く方向を読取走査方向(第2の方向)、Y方向の+側から-側を向く方向をリターン方向(第1の方向)とする。
読取センサ3は、図1に示すように、長尺状であり、その長手方向をX方向に沿わせた状態で配置されている。また、読取センサ3は、一例として、コンタクトイメージセンサである。そして、読取センサ3は、長尺状でX方向に沿わせた状態で配置されているキャリッジ4に搭載されている。
キャリッジ4は、モータ7(駆動手段の一例)の駆動がギア列8に伝達されることで、装置本体1の内部に配置されているラック部材5に案内されて、Y方向に往復可能となっている。この場合、キャリッジ4は、その下面に固定されたスライダ6をガイドレール31に係合させながら、往復移動する。そして、キャリッジ4に搭載されている読取センサ3は、原稿台ガラス2の下面に沿って読取走査方向に向かって移動することで、原稿台ガラス2に載置された原稿の画像を読み取っていく。
原稿カバー21の押圧面(閉じられた状態で原稿台ガラス2に向く側の面)には、シート材とスポンジとからなる原稿圧着シート22が貼り付けられている。
図2は、読取センサ3及びその周辺(原稿台ガラス2の一部)の断面図である。読取センサ3は、発光素子33R、33G、33Bと、ロッドレンズアレイ34と、受光素子35とを有している。ここで、各発光素子33R、33G、33Bは、一例としてLEDとされている。各発光素子33R、33G、33Bの発光色は、それぞれ、赤、緑、青である。また、受光素子35は、一例としてイメージセンサである。
各発光素子33R、33G、33Bから原稿に照射された光は原稿面(原稿台ガラス2の上側の面)で反射され、この反射光はロッドレンズアレイ34を透過することで受光素子35上に結像する。読取センサ3は、各発光素子33R、33G、33Bを順次切り替えて点灯させて、受光素子35に各色の原稿からの反射光を読み取らせることにより、色分解読取を行う。
図3は、本実施形態の画像読取装置100の画像データ処理手段のブロック図である。
順次点滅する各発光素子33R、33G、33Bに同期して受光素子35が読み取った画像の出力信号は、アンプ81に送られて増幅された後、A/Dコンバータ82によりデジタル画像信号に変換される。A/Dコンバータ82は、そのビット数分に受光素子35のダイナミックレンジ(原稿上の真白部と真黒部の読取出力差)を分割して、原稿上の画像の明るさに応じて階調数を割り当てる。
画像読取装置100の画像信号の出力形態の種類は数種類あり、読取画像の用途によって好適な出力形態を選択することができる。文章を読み取ってその内容をOCRにかける場合やモノクロの線画を読み取る場合には、モノクロ2値の画像が適している。このため、前述のR、G、Bの光源のうち、例えばGだけを点灯して得た画像信号を、ゲートアレイ83に組み込まれた画像処理回路により、所望のしきい値にて2値化した画像データが使用される。写真などの画像をモノクロプリンタに出力する目的で画像を読み取る場合は、同じくG光源による画像信号を使用し、ディザ法や誤差拡散法といった中間調処理を用いて二値化した画像データが使用される。また、カラー画像の処理を行う場合は、多値(24bitなど)画像データを使用することが好適である。
以上の画像処理回路を経た画像信号は、インタフェース回路84を介してパソコン85(PC85)などの機器に出力される。読取センサ3の動作、キャリッジ4を駆動するモータ7の動作、モータ7の駆動量などは、CPU90(制御部の一例)によって制御される。
なお、上記の制御を行うCPU90のコントロールボードや電源からなる電装部(図示省略)は、装置本体1の内部に配置されている。
次に、本実施形態の画像読取装置100の読取動作について図1、図4、図5(a)~(c)、図6(a)及び(b)並びに図7(a)及び(b)を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態の画像読取装置100の読取動作時のフローチャートである。図5(a)~(c)は、画像読取装置100の部分断面図である。図4及び図5(a)~(c)については後述する。
図6(a)及び図6(b)は、キャリッジロック10の出没状態を表す斜視図である。キャリッジロック10は、X方向の定められた範囲のみを移動可能とされ、その範囲の一端がロック位置、他端がアンロック位置とされている。また、キャリッジロック10は、後述するキャリッジ4の走査範囲内(走査範囲は図1、図5(a)、図6(a)及び図6(b)の符号SRを参照)に配置されている。ここで、図6(a)は、キャリッジロック10の出状態を示す図である。この場合、キャリッジ4に一体的に形成されている係合部4aにキャリッジロック10がX方向でオーバーラップして(ロック位置にあるキャリッジロック10が係合部4aに係合して)、キャリッジロック10がキャリッジ4のY方向への移動を規制している。これに対して、図6(b)は、キャリッジロック10の没状態を示す図である。この場合、係合部4aにキャリッジロック10がX方向でオーバーラップすることなく(アンロック位置にあるキャリッジロック10が係合部4aと係合することなく)、キャリッジロック10がキャリッジ4のY方向への移動を規制することがない。すなわち、この場合、キャリッジ4はY方向への移動が自在に可能となる。
図7(a)及び(b)は、画像読取装置100の底面図である。図7(a)及び(b)は、キャリッジロック10の出没状態を表す下視図でもある。図7(a)はキャリッジロック10が出状態の設定時を示し、図7(b)はキャリッジロック10が没状態の設定時を示している。キャリッジロック10はユーザによる操作(設定)が可能とされている。
なお、本明細書では、少なくとも、キャリッジ4と、モータ7と、キャリッジロック10と、CPU90とを備えた構成を、キャリッジ駆動装置100Aという。
次に、読取動作時における、CPU90(図3参照)の制御について具体的に説明する。
まず、画像読取装置100に電源が入れられて画像読取装置100が読取動作を開始すると、CPU90はモータ7を一方向に回転させる、すなわち、キャリッジ4がY方向の+方向から-方向(所定の一方向)に移動するようにモータ7を駆動させる。この場合、CPU90は、モータ7を駆動させることで、キャリッジ4のスライダ6が装置本体1の壁に突き当たるまでキャリッジ4を移動させる。ここで、モータ7の回転軸にはスリット部材11が設けられ、スリット部材11の周辺にはエンコーダ12が設けられている(図6(a)及び(b)参照)。そして、エンコーダ12によるスリット部材11のスリットを通過する光の検出を利用して、CPU90はキャリッジ4のスライダ6が装置本体1の壁に突き当たったことを検知してモータ7の駆動を停止する(S101参照)。図5(a)のキャリッジ4は、スライダ6がY方向の-方向側の端部(走査範囲SRの一端)で装置本体1の壁に突き当たっている状態を示している。本明細書では、S101におけるモータ7の駆動時間を、所定の第1の時間という。
次いで、CPU90は、所定の時間、モータ7をS101の場合と逆方向に回転させる、すなわち、所定の時間、キャリッジ4がY方向の-方向から+方向(所定の一方向の反対方向)に所定の距離移動するようにモータ7を駆動させる(S102)。本明細書では、S102におけるモータ7の駆動時間を、所定の第2の時間という。ここで、キャリッジロック10が没状態でモータ7が所定の時間駆動すると、一例として、走査範囲の一端(図5(a)参照)から出発したキャリッジ4は、X方向から見て、係合部4aがキャリッジロック10を跨いだ位置まで移動するように設定されている。この場合、キャリッジロック10が没状態とは、キャリッジロック10がアンロック位置にある状態をいう(図6(b)及び図7(b)参照))。
次いで、CPU90は、S102におけるモータ7の駆動量、すなわち、所定の第2の時間におけるモータ7の駆動量が後述する最大駆動量よりも小さい設定量よりも大きいか否かを判断する(S103)。その結果、CPU90が肯定判断をした場合はS104の判断を行い、否定判断をした場合はS110に進む。
ここで、モータ7の駆動量(駆動した量、総回転数等に相当する量)は、前述したエンコーダ12を用いて確認すればよい。モータ7の駆動量は、キャリッジ4のY方向における移動量に対応する。また、前述の最大駆動量よりも小さい設定量は、所定の第2の時間中に設定された回転速度で駆動したモータ7の駆動量(最大駆動量という。)よりも小さい量とされている。このようにした理由は、S103では、モータ7が所定の第2の時間に正常に動作したかを判断するためである。
CPU90は、S103で否定判断をした場合、S110でキャリッジ4が動作不能の状態であると判断する。ここで、キャリッジ4の動作不能の状態とは、例えば、モータ7が故障等の異常な状態であるためにモータ7が正常に駆動できていない状態である。CPU90は、S110でキャリッジ4が動作不能の状態であると判断すると、例えば、PC85(報知手段の一例)にその旨を報知させる。そして、CPU90は、本フローを終了する。
これに対して、CPU90は、S103で肯定判断をした場合、S102におけるモータ7の駆動量が最大駆動量であるか否かを判断する(S104)。ここで、S103の後にS104を行う理由は以下のとおりである。前述のとおり、CPU90がS103で肯定判断をすることは、モータ7が正常に駆動できる状態であることを意味する。そのため、S104は、駆動制御に問題がないことを前提として、キャリッジ4が正しく移動できているか否かを判断する。例えば、キャリッジロック10が没状態(アンロック位置にある状態(図6(b))及び図7(a)参照))の場合、駆動制御が正常であれば、S102でのモータ7の駆動量は最大駆動量となる。これに対して、キャリッジロック10が出状態(ロック位置にある状態(図6(a)及び図7(b)参照))の場合、本フローは、キャリッジ4がキャリッジロック10により規制されている状態で行われる。キャリッジ4の係合部4aはキャリッジロック10を非接触の状態で係合可能なガタ量(公差)を有して形成されているものの、S102ではキャリッジロック10が係合部4aに引っ掛かてしまう。この場合、キャリッジ4は、駆動制御が正常であっても、S102でのモータ7の駆動量が最大駆動量未満となる。
以上のとおり、S104では、S102でのモータ7の駆動量が最大駆動量であるか否かを判断することにより、キャリッジロック10が没状態(正常な設定の状態)であるか出状態(キャリッジ4が規制されたままの状態)であるかを判断することができる。
CPU90は、S104で肯定判断をした場合、キャリッジロック10が没状態でキャリッジ4が正常に動作可能な状態であると判断して、読取動作を継続する(S102)。
これに対して、CPU90は、S104で否定判断をした場合、キャリッジロック10が出状態でキャリッジ4が規制されたままの規制状態であると判断する。次いで、CPU90は、例えば、PC85に規制状態である旨を報知させる。そして、CPU90は、本フローを終了する。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、S103において、S102でのモータ7の駆動量が最大駆動量より小さい設定量よりも大きいか否かを判断した結果、否定判断をした場合、キャリッジ4が動作不能の状態であると判断する(図4参照)。したがって、本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、簡単な構成で、キャリッジ4の動作不能の状態を判断することができる。
(2)また、本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、S103で否定判断をした場合、S110でキャリッジ4が動作不能である旨を報知する。したがって、本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、ユーザに対してキャリッジ4の動作不能(モータ7が故障等の異常な状態にあること)を認識させることができる。
(3)また、本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、S103で肯定判断をした場合、キャリッジ4が正常に動作可能な状態であると判断する。ここで、上記(1)を考慮すると、本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、S103を行うことにより、キャリッジ4が動作可能か否かを判断することができる。
(4)本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、S103で肯定判断をした場合であって、S102でのモータ7の駆動量が最大駆動量よりも小さいとき、キャリッジ4がキャリッジロック10により規制状態にあると判断する。ここで、上記(1)と考慮すると、本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、S101~S104を行うことにより、キャリッジ4の動作不能の状態と、キャリッジ4の規制状態とを区別することができる。
(5)さらに、本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、S104で否定判断をした場合、S130でキャリッジ4が規制状態(ロックエラー)である旨を報知する。したがって、本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、ユーザに対してキャリッジ4のロックエラー(キャリッジ4がキャリッジロック10に規制されたままの状態であること)を認識させることができる。
(6)さらに、本実施形態のキャリッジ駆動装置100Aは、S104で肯定判断をした場合、S120でキャリッジ4が走査範囲SRにおいて走査可能な正常状態にあると判断する。上記(1)及び上記(4)を考慮すると、キャリッジ駆動装置100Aは、キャリッジ4が動作不能な状態と、キャリッジ4がキャリッジロック10に記載されている規制状態と、キャリッジ4が走査範囲SRで走査可能な正常の状態とを区別することができる。
なお、上記(1)~(6)の効果は、キャリッジ駆動装置100Aを備える画像読取装置100の場合にも奏する。
以上のとおり、本発明について前述の実施形態を例として説明したが、本発明の技術的範囲は前述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、前述の実施形態では、図4に示す制御を、読取動作の中で行うとして説明した。しかしながら、読取動作時ではなく、任意のタイミングで行うようにしてもよい。例えば、読取動作時以外に行うようにしてもよい。この場合、S120の内容を正常と判断するとしてもよい。また、S120の内容を正常と判断し、かつ、その旨を報知するとしてもよい。
また、前述の実施形態では、キャリッジ4に係合部4aが形成されており、キャリッジロック10は係合部4aに係合可能であるとして説明した。しかしながら、キャリッジロック10とキャリッジ4とが係合することができれば、例えば、キャリッジロック10に係合部が形成されていてもよい。すなわち、キャリッジロック10又はキャリッジ4の一方に係合部が形成され、他方が当該一方に係合可能であればよい。
4 キャリッジ
7 モータ(駆動手段の一例)
10 キャリッジロック
90 CPU(制御部の一例)
100A キャリッジ駆動装置

Claims (8)

  1. 第1の位置から第2の位置までの走査範囲を往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジを駆動して往復移動させる駆動手段と、
    記走査範囲内における前記第1の位置の側に配置され、前記キャリッジの移動を係合可能な範囲で規制するロック位置と、前記キャリッジの移動を規制しないアンロック位置とに移動可能なキャリッジロックと、
    前記キャリッジが前記第1の位置に向かう第1の方向に移動するように前記駆動手段を第1の時間駆動させた後に、前記キャリッジが前記第1の方向と反対の第2の方向に移動するように前記駆動手段を第2の時間駆動させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記駆動手段前記第2の時間駆動させたときの前記キャリッジの移動量に基づいて、前記キャリッジが前記係合可能な範囲において前記キャリッジロックに規制されている規制状態にあると判断するキャリッジ駆動装置。
  2. 前記第2の時間は、前記キャリッジが前記第1の位置から前記キャリッジロックを越えて前記第2の位置と異なる第3の位置に移動する時間である請求項1に記載のキャリッジ駆動装置。
  3. 前記キャリッジは、前記規制状態にある場合でも、前記駆動手段の駆動量が所定の設定量を超えるまで前記第1の位置から移動可能であり、
    前記設定量は、前記第2の時間における前記駆動手段の最大駆動量より小さい値である請求項1または2に記載のキャリッジ駆動装置。
  4. 前記キャリッジが動作不能の状態にある旨を報知する報知手段を備え
    前記制御部は、前記第2の時間における前記駆動手段の駆動量が前記設定量よりも大きくないとき、前記キャリッジが動作不能の状態にあると判断する請求項に記載のキャリッジ駆動装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の時間における前記駆動手段の駆動量が前記設定量よりも大きいとき、前記キャリッジが正常に動作可能の状態にあると判断する請求項又はに記載のキャリッジ駆動装置。
  6. 前記制御部は、前記第2の時間における前記駆動手段の駆動量が前記設定量よりも大きく、かつ前記最大駆動量よりも小さいとき、前記キャリッジが前記規制状態にあると判断する請求項のいずれか1項に記載のキャリッジ駆動装置。
  7. 前記制御部は、前記第2の時間における前記駆動手段の駆動量が前記最大駆動量であるとき、前記キャリッジロックが前記アンロック位置にあり、かつ、前記キャリッジが前記走査範囲を走査可能な正常状態にあると判断する請求項のいずれか1項に記載のキャリッジ駆動装置。
  8. 請求項1~のいずれか1項に記載のキャリッジ駆動装置と、
    前記キャリッジに搭載され、前記駆動手段により前記キャリッジとともに前記走査範囲を走査されながら、媒体の画像を読み取る読取センサと、を備える画像読取装置。
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