JP7158628B2 - 自動走行制御装置、自動走行制御システム、及び警告情報決定方法 - Google Patents

自動走行制御装置、自動走行制御システム、及び警告情報決定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7158628B2
JP7158628B2 JP2022528358A JP2022528358A JP7158628B2 JP 7158628 B2 JP7158628 B2 JP 7158628B2 JP 2022528358 A JP2022528358 A JP 2022528358A JP 2022528358 A JP2022528358 A JP 2022528358A JP 7158628 B2 JP7158628 B2 JP 7158628B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving obstacle
information
moving
travel
automatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022528358A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021245892A1 (ja
JPWO2021245892A5 (ja
Inventor
健矢 清水
道生 瀧川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021245892A1 publication Critical patent/JPWO2021245892A1/ja
Publication of JPWO2021245892A5 publication Critical patent/JPWO2021245892A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7158628B2 publication Critical patent/JP7158628B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本開示は、自動走行制御装置に関する。
特許文献1には、複数の自動走行車の各自動走行を制御する自動配車システムが記載されている。当該自動配車システムは、それぞれが走行動作指示情報を表示する複数の標識と、それぞれが、標識が表示した走行動作指示情報に基づいて自動走行を行う複数の自動走行車とを含む。
特開2000-194417号公報
上記のような技術では、自動走行車同士の衝突を防止することができるが、自動走行車と、人間、又は自動走行車以外の車両等の移動する障害物(以下、移動障害物と呼称する)との衝突を防止することができないという問題がある。
本開示は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、自動走行車と移動障害物との衝突を防止することができる技術を提供することを目的とする。
本開示に係る自動走行制御装置は、表示装置によって表示されることにより走行路における自動走行車の自動走行を指示する走行指示情報を、走行路における自動走行車の走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する自動走行制御装置であって、走行路において移動する移動障害物に関する移動障害物情報を取得する移動障害物情報取得部と、表示装置によって表示されることにより自動走行車と移動障害物との衝突を移動障害物に対して警告する警告情報を、走行計画情報、及び移動障害物情報取得部が取得した移動障害物情報に基づいて決定する警告情報決定部と、を備え、走行路は、複数の区画から構成され、移動障害物情報取得部が取得する移動障害物情報は、区画毎の移動障害物を含む物体の重量の情報であり、走行計画情報は、自動走行車の走行計画に基づいた区画毎の想定重量の情報を含み、移動障害物情報取得部が取得した移動障害物情報が示す区画毎の移動障害物を含む物体の重量と、走行計画情報が示す区画毎の想定重量とを比較することにより移動障害物が存在する区画を特定することによって、移動障害物の位置を特定する移動障害物位置特定部をさらに備え、警告情報決定部は、走行計画情報が示す自動走行車の走行計画と、移動障害物位置特定部が移動障害物情報に基づいて特定した移動障害物の位置と、に基づいて、警告情報を決定することを特徴とする。
本開示によれば、自動走行車と移動障害物との衝突を防止することができる。
実施の形態1に係る自動走行制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るサーバの詳細な構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る自動走行制御装置による警告情報決定方法を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る自動走行制御システムを運用した具体例の構成を示す図である。 実施の形態1に係る自動走行制御システムの表示装置が表示する走行指示情報及び警告情報の具体例を示す図である。 図6Aは、時刻tにおける作業領域Hの状況を示す図である。図6Bは、時刻t+1における作業領域Hの状況を示す図である。 実施の形態1に係る自動走行制御装置による警告情報決定方法におけるステップST7及びステップST8の具体例を示すフローチャートである。 図8Aは、自動走行制御装置11の機能を実現するハードウェア構成を示すブロック図である。図8Bは、自動走行制御装置11の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る自動走行制御装置による走行指示情報決定方法を示すフローチャートである。
以下、本開示をより詳細に説明するため、本開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る自動走行制御システム100の構成を示すブロック図である。図2は、実施の形態1に係るサーバ1の詳細な構成を示すブロック図である。図1が示すように、自動走行制御システム100は、センサ2、サーバ1、表示装置3、及び自動走行車4を含む。サーバ1は、記憶装置10、自動走行制御装置11、及び通信装置12を備えている。なお、実施の形態1では、自動走行制御装置11がサーバ1に設置されている構成を説明するが、自動走行制御装置11の設置場所は、特に限定されない。
また、実施の形態1では、自動走行制御システム100がセンサ2、表示装置3及び自動走行車4をそれぞれ1つ含む構成を説明するが、自動走行制御システム100は、センサ2を複数含んでもよい。自動走行制御システム100は、表示装置3を複数含んでもよい。自動走行制御システム100は、自動走行車4を複数含んでもよい。
センサ2は、自動走行車4の走行路において移動する移動障害物に関する移動障害物情報を検出する。実施の形態1では、センサ2が検出する移動障害物情報は、自動走行車4に関する情報を含み得る。センサ2は、検出した移動障害物情報、及び移動障害物情報を検出した時刻をサーバ1に出力する。より詳細には、実施の形態1では、センサ2は、図示しない通信装置を備え、当該通信装置が当該移動障害物情報及び当該時刻をサーバ1に送信する。
なお、本明細書において、移動障害物は、自動走行制御装置11の制御に従わない移動可能な物体を意味する。移動障害物の例として、走行路において移動する人間、又は人間が運転する車両等が挙げられる。
センサ2の構成についてより詳細には、実施の形態1では、走行路は、複数の区画から構成されており、センサ2は、区画毎の重量を検出する重量センサである。センサ2が検出する区画毎の重量は、例えば、ある時刻の、ある区画における自動走行車4の重量、ある時刻の、ある区画における移動障害物の重量、又は、ある時刻の、ある区画における自動走行車4の重量及び移動障害物の重量である。
なお、実施の形態1では、センサ2が重量センサである構成について説明するが、センサ2は、カメラ、レーダ、又はソナー等のセンサであってもよい。例えば、センサ2がカメラである場合、センサ2は、移動障害物を撮影することにより、移動障害物情報として移動障害物の画像を取得する。例えば、センサ2がレーダ又はソナー等である場合、センサ2は、移動障害物を走査することにより、移動障害物情報として移動障害物の位置を検出する。
サーバ1の記憶装置10は、走行路における自動走行車4の走行計画に関する走行計画情報を記憶している。記憶装置10は、走行計画情報を自動走行制御装置11に出力する。より詳細には、実施の形態1では、記憶装置10が記憶している走行計画情報は、走行路における自動走行車4の走行計画、及び自動走行車4の走行計画に基づいた区画毎の想定重量を含む。当該区画毎の想定重量は、例えば、走行計画に基づいて、ある時刻に、ある区画において自動走行車4が存在することにより想定される当該区画の重量、又は、走行計画に基づいて、ある時刻に、ある区画において自動走行車4が存在しないことにより想定される当該区画の重量(例えば、ゼロ)等である。より具体的には、走行計画及び区画毎の想定重量を含む走行計画情報は、例えば、自動走行車4の走行開始地点から目的地までの走行経路及び走行時刻と、自動走行車4の重量及び自動走行車4が運搬する荷物の重量等の重量データとが対応付けられた情報である。
サーバ1の通信装置12は、センサ2が検出した移動障害物情報と、センサ2が移動障害物情報を検出した時刻とを受信する。通信装置12の例として、Ethernet(登録商標)、又はUSB(Universal Serial Bus)の端子等が挙げられる。
サーバ1の自動走行制御装置11は、表示装置3によって表示されることにより走行路における自動走行車4の自動走行を指示する走行指示情報を、走行路における自動走行車4の走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する。実施の形態1では、自動走行制御装置11は、記憶装置10が記憶している走行計画情報に基づいて、走行指示情報を決定する。
自動走行制御装置11の構成についてより詳細には、図2が示すように、自動走行制御装置11は、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21、移動障害物特定部22、衝突確率算出部23、警告情報決定部24、及び走行指示情報決定部25を備えている。移動障害物特定部22は、移動障害物位置特定部30、移動障害物移動方向特定部31及び移動障害物移動速度特定部32を備えている。
走行計画情報取得部20は、走行路における自動走行車4の走行計画に関する走行計画情報を取得する。走行計画情報取得部20は、取得した走行計画情報を、移動障害物位置特定部30、衝突確率算出部23及び走行指示情報決定部25にそれぞれ出力する。
より詳細には、実施の形態1では、走行計画情報取得部20は、記憶装置10が記憶している走行計画情報を取得する。上述の通り、実施の形態1では、走行計画情報は、走行路における自動走行車4の走行計画、及び自動走行車4の走行計画に基づいた区画毎の想定重量を含む。走行計画情報が区画毎の想定重量を含まない場合、走行計画情報取得部20は、取得した走行計画情報が示す自動走行車4の走行計画と、自動走行車4の総重量とに基づいて、区画毎の想定重量を算出してもよい。
なお、実施の形態1では、走行計画情報取得部20が走行計画情報を記憶装置10から取得する構成について説明するが、走行計画情報取得部20が走行計画情報を取得する取得先は特に限定されない。
移動障害物情報取得部21は、走行路において移動する移動障害物に関する移動障害物情報を取得する。移動障害物情報取得部21は、取得した移動障害物情報を、移動障害物位置特定部30に出力するか、又は記憶装置10に記録する。
より詳細には、実施の形態1では、移動障害物情報取得部21は、センサ2が検出した移動障害物情報を取得する。さらに詳細には、実施の形態1では、移動障害物情報取得部21は、通信装置12が受信した移動障害物情報を取得する。また、実施の形態1では、移動障害物情報取得部21は、センサ2の位置及びセンサ2が移動障害物情報を検出した時刻等のステータス情報をさらに取得する。移動障害物情報取得部21は、取得した移動障害物情報及びステータス情報を移動障害物位置特定部30に出力するか、又は記憶装置10に記録する。記憶装置10は、記憶している移動障害物情報及びステータス情報を移動障害物位置特定部30、移動障害物移動方向特定部31及び移動障害物移動速度特定部32に出力する。なお、移動障害物情報取得部21は、移動障害物情報及びステータス情報を、通信装置12を介してサーバ1以外の外部装置に記録してもよい。
移動障害物情報取得部21が取得する移動障害物情報についてより詳細には、実施の形態1では、移動障害物情報取得部21は、移動障害物情報として、センサ2が検出した区画毎の重量を取得する。なお、実施の形態1では、移動障害物情報取得部21が移動障害物情報として区画毎の重量を取得する構成について説明するが、例えば、センサ2がカメラである場合、移動障害物情報取得部21は、移動障害物情報として、移動障害物の画像を取得してもよい。または、例えば、センサ2がレーダ又はソナー等である場合、移動障害物情報取得部21は、移動障害物の位置を取得してもよい。その場合、移動障害物情報取得部21は、取得した移動障害物の位置を、移動障害物移動方向特定部31、移動障害物移動速度特定部32及び衝突確率算出部23にそれぞれ出力する。
移動障害物特定部22は、移動障害物情報取得部21が取得した移動障害物情報に基づいて、移動障害物に関する情報を特定する。
移動障害物特定部22の移動障害物位置特定部30は、移動障害物情報取得部21によって呼び出される。移動障害物位置特定部30は、移動障害物情報取得部21が取得した移動障害物情報に基づいて、移動障害物の位置を特定する。より詳細には、移動障害物位置特定部30は、移動障害物情報取得部21が取得した時刻毎の移動障害物情報に基づいて、時刻毎の移動障害物の位置を特定する。移動障害物位置特定部30は、特定した時刻毎の移動障害物の位置を、移動障害物移動方向特定部31、移動障害物移動速度特定部32及び衝突確率算出部23にそれぞれ出力するか、又は記憶装置10に記録する。
移動障害物位置特定部30の構成についてより詳細には、実施の形態1では、移動障害物位置特定部30は、移動障害物情報取得部21が取得した移動障害物情報が示す区画毎の重量と、走行計画情報が示す区画毎の想定重量とを比較することにより移動障害物が存在する区画を特定することによって、移動障害物の位置を特定する。なお、実施の形態1では、その際、移動障害物位置特定部30は、移動障害物の位置として、移動障害物情報取得部21が取得した上述のステータス情報が示すセンサ2の位置を用いる。なお、実施の形態1では、移動障害物位置特定部30が区画毎の重量と区画毎の想定重量とを比較することにより移動障害物の位置を特定する構成を説明するが、例えば、センサ2がカメラである場合、移動障害物位置特定部30は、移動障害物情報取得部21が取得した画像に基づいて、移動障害物の位置を特定してもよい。
移動障害物特定部22の移動障害物移動方向特定部31は、移動障害物位置特定部30が特定した移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動方向を特定する。より詳細には、移動障害物移動方向特定部31は、記憶装置10に記憶された時刻毎の移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動方向を特定する。なお、実施の形態1では、その際、移動障害物移動方向特定部31は、移動障害物情報取得部21が取得したステータス情報が示す上述の時刻を用いる。移動障害物移動方向特定部31は、特定した移動障害物の移動方向を、衝突確率算出部23に出力するか、又は記憶装置10に記録する。
移動障害物特定部22の移動障害物移動速度特定部32は、移動障害物位置特定部30が特定した移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動速度を特定する。より詳細には、移動障害物移動速度特定部32は、記憶装置10に記憶された時刻毎の移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動速度を特定する。なお、実施の形態1では、その際、移動障害物移動速度特定部32は、移動障害物情報取得部21が取得したステータス情報が示す上述の時刻を用いる。移動障害物移動速度特定部32は、特定した移動障害物の移動速度を、衝突確率算出部23に出力するか、又は記憶装置10に記録する。
実施の形態1では、衝突確率算出部23は、移動障害物位置特定部30、移動障害物移動方向特定部31、又は移動障害物移動速度特定部32によって呼び出される。衝突確率算出部23は、走行計画情報、及び移動障害物情報取得部21が取得した移動障害物情報に基づいて、自動走行車4と移動障害物との衝突確率を算出する。衝突確率算出部23は、算出した衝突確率を警告情報決定部24に出力するか、又は記憶装置10に記録する。
より詳細には、実施の形態1では、衝突確率算出部23は、走行計画情報が示す自動走行車4の走行計画と、移動障害物位置特定部30が特定した移動障害物の位置と、移動障害物移動方向特定部31が特定した移動障害物の移動方向と、移動障害物移動速度特定部32が特定した移動障害物の移動速度と、に基づいて、自動走行車4と移動障害物との衝突確率を算出する。なお、実施の形態1では、ここにおける走行計画情報は、走行計画情報取得部20が記憶装置10から取得した走行計画情報である。
実施の形態1では、警告情報決定部24は、衝突確率算出部23によって呼び出される。警告情報決定部24は、表示装置3によって表示されることにより自動走行車4と移動障害物との衝突を移動障害物に対して警告する警告情報を、走行計画情報、及び移動障害物情報取得部21が取得した移動障害物情報に基づいて決定する。警告情報決定部24は、決定した警告情報を通信装置12に出力する。
警告情報決定部24の構成についてより詳細には、実施の形態1では、警告情報決定部24は、走行計画情報が示す自動走行車4の走行計画と、移動障害物位置特定部30が移動障害物情報に基づいて特定した移動障害物の位置と、に基づいて、警告情報を決定する。さらに詳細には、実施の形態1では、警告情報決定部24は、移動障害物移動方向特定部31が特定した移動障害物の移動方向にさらに基づいて、警告情報を決定する。さらに詳細には、実施の形態1では、警告情報決定部24は、移動障害物移動速度特定部32が特定した移動障害物の移動速度にさらに基づいて、警告情報を決定する。
さらに詳細には、実施の形態1では、警告情報決定部24は、衝突確率算出部23が自動走行車4の走行計画、並びに移動障害物の位置、移動方向及び移動速度に基づいて算出した衝突確率に基づいて、警告情報を決定する。例えば、警告情報決定部24は、衝突確率が所定の閾値以上であるか否かを判定し、衝突確率が所定の閾値以上である場合、警告情報を決定する。例えば、複数の警告情報が予め用意されており、警告情報決定部24は、衝突確率に基づいて、当該複数の警告情報のうちから1つの警告情報を選択することにより表示用の警告情報を決定する。
走行指示情報決定部25は、表示装置3によって表示されることにより走行路における自動走行車4の自動走行を指示する走行指示情報を、走行路における自動走行車4の走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する。走行指示情報決定部25は、決定した走行指示情報を通信装置12に出力する。例えば、複数の走行指示情報が予め用意されており、走行指示情報決定部25は、走行計画情報に基づいて、当該複数の走行指示情報のうちから1つの走行計画情報を選択することにより表示用の走行指示情報を決定する。
通信装置12は、警告情報決定部24が決定した警告情報、及び走行指示情報決定部25が決定した走行指示情報をそれぞれ表示装置3に送信する。
表示装置3は、警告情報決定部24が決定した警告情報、及び走行指示情報決定部25が決定した走行指示情報をそれぞれ表示する。より詳細には、実施の形態1では、表示装置3は、通信装置12が送信した警告情報及び走行指示情報をそれぞれ表示する。例えば、表示装置3は、図示しない通信装置を備え、当該通信装置が警告情報及び走行指示情報を通信装置12から受信する。例えば、表示装置3は、液晶モニタ等の映像出力装置であり、当該映像出力装置は、警告情報、及び走行指示情報をそれぞれ画像で表示する。表示装置3は、音声を出力する音声出力部をさらに備え、警告情報を表示する際に、当該音声出力部が移動障害物に警告する音声を出力してもよい。
自動走行車4は、表示装置3が表示した走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行う。自動走行車4の例として、荷物を搬送する自動搬送車が挙げられる。自動走行車4は、例えば、カメラ、LiDAR(Light Detection and Ranging)、レーダ、ソナー、又は測位装置等のセンサと、ステアリング、ブレーキ又はアクセル等の駆動系と、プロセッサ、記憶装置、又は通信インターフェイス等といったハードウェアを備えている。自動走行車4は、例えば、カメラが表示装置3を撮影することにより得られた画像が示す走行指示情報に基づいて、駆動系を制御することにより走行路において自動走行を行う。
以下で、実施の形態1に係る自動走行制御装置11の動作について図面を参照して説明する。図3は、実施の形態1に係る自動走行制御装置11による警告情報決定方法を示すフローチャートである。なお、自動走行制御装置11が以下の各ステップを実行する前に、センサ2は、区画毎の重量を検出したものとする。
図3が示すように、走行計画情報取得部20は、記憶装置10から、走行路における自動走行車4の走行計画に関する走行計画情報を取得する(ステップST1)。上述の通り、実施の形態1では、走行計画情報は、走行路における自動走行車4の走行計画、及び自動走行車4の走行計画に基づいた区画毎の想定重量を含む。走行計画情報取得部20は、取得した走行計画情報を、記憶装置10に記録する。記憶装置10は、記憶した走行計画情報を移動障害物位置特定部30、衝突確率算出部23及び走行指示情報決定部25にそれぞれ出力する。
次に、移動障害物情報取得部21は、センサ2から、上述の区画毎の重量及びステータス情報を取得する(ステップST2)。移動障害物情報取得部21は、取得した区画毎の重量及びステータス情報を記憶装置10に記録する。記憶装置10は、記憶した区画毎の重量及びステータス情報を移動障害物位置特定部30、移動障害物移動方向特定部31及び移動障害物移動速度特定部32にそれぞれ出力する。
次に、移動障害物位置特定部30は、記憶装置10が記憶した移動障害物情報が示す区画毎の重量と、記憶装置10が記憶した走行計画情報が示す区画毎の想定重量とを比較することにより移動障害物が存在する区画を特定することによって、移動障害物の位置を特定する(ステップST3)。なお、その際、移動障害物位置特定部30は、記憶装置10が記憶したステータス情報をさらに用いて時刻毎の移動障害物の位置を特定する。移動障害物位置特定部30は、特定した時刻毎の移動障害物の位置を記憶装置10に記録する。記憶装置10は、記憶した時刻毎の移動障害物の位置を移動障害物移動方向特定部31、移動障害物移動速度特定部32及び衝突確率算出部23にそれぞれ出力する。
次に、移動障害物移動方向特定部31は、記憶装置10が記憶した時刻毎の移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動方向を特定する(ステップST4)。移動障害物移動方向特定部31は、特定した移動障害物の移動方向を記憶装置10に記録する。記憶装置10は、記憶した移動障害物の移動方向を衝突確率算出部23に出力する。
次に、移動障害物移動速度特定部32は、記憶装置10が記憶した時刻毎の移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動速度を特定する(ステップST5)。移動障害物移動速度特定部32は、特定した移動障害物の移動速度を記憶装置10に記録する。記憶装置10は、記憶した移動障害物の移動速度を衝突確率算出部23に出力する。
次に、衝突確率算出部23は、記憶装置10が記憶した走行計画情報が示す自動走行車4の走行計画と、記憶装置10が記憶した移動障害物の位置、移動障害物の移動方向及び移動障害物の移動速度と、に基づいて、自動走行車4と移動障害物との衝突確率を算出する(ステップST6)。衝突確率算出部23は、算出した衝突確率を記憶装置10に記録する。
次に、走行指示情報決定部25は、表示装置3によって表示されることにより走行路における自動走行車4の自動走行を指示する走行指示情報を、記憶装置10が記憶した走行計画情報に基づいて決定する(ステップST7)。走行指示情報決定部25は、決定した走行計画情報を、通信装置12を介して表示装置3に出力する。
次に、警告情報決定部24は、表示装置3によって表示されることにより自動走行車4と移動障害物との衝突を移動障害物に対して警告する警告情報を、記憶装置10が記憶した衝突確率に基づいて決定する(ステップST8)。警告情報決定部24は、決定した警告情報を、通信装置12を介して表示装置3に出力する。
表示装置3は、走行指示情報決定部25がステップST7で決定した走行計画情報、及び警告情報決定部24がステップST8で決定した警告情報をそれぞれ表示する。
以下で、実施の形態1に係る自動走行制御システム100を運用した具体例について図面を参照して説明する。図4は、実施の形態1に係る自動走行制御システム100を運用した具体例の構成を示す図である。
図4が示すように、自動走行車4の走行路である作業領域Aは、区画A1、区画A2、区画A3及び区画A4の4つの区画から構成されている。作業領域Aの例として、工場又は倉庫のフロアが挙げられる。区画A1、区画A2、区画A3及び区画A4は、それぞれ、作業領域Aを所定の大きさに分割した領域であり、各区画にはセンサ2と表示装置3が設置されているものとする(図4では区画A1にのみ図示)。
当該具体例では、センサ2は、設置された区画内に存在する人間の重量又は自動走行車4の総重量のうちの少なくとも一方を検出する重量センサである。なお、当該具体例では、自動走行車4は、自動搬送車である。
当該具体例では、表示装置3は、設置された区画内において、作業領域A内を自由に移動する人間Bに対して上述の警告情報を表示し、自動走行車4に対して上述の走行指示情報を表示する。当該具体例では、表示装置3は、区画A3に存在する人間Bに対して警告情報を表示する。
自動走行車4は、表示装置3が表示する走行指示情報に従って、現在いる区画から当該区画の前後左右に存在する他の区画の何れか1つの区画に向かって走行する。当該具体例では、自動走行車4は、表示装置3が表示する走行指示情報に従って、現在いる区画A3から区画A1又は区画A4に向かって走行する。
なお、当該具体例では、自動走行車4の走行路である作業領域Aが4つの区画から構成されている例を説明したが、自動走行車4の走行路は、それ以外の分割数で分割されていてもよい。また、当該具体例では、作業領域A内に自動走行車4が1両だけ存在し、人間Bが1人だけ存在する例を示したが、自動走行車4の走行路に、自動走行車4及び人間がそれぞれ複数存在していてもよい。
以下で、実施の形態1に係る自動走行制御システム100の表示装置3が表示する走行指示情報及び警告情報の具体例について図面を参照して説明する。図5は、実施の形態1に係る自動走行制御システム100の表示装置3が表示する走行指示情報及び警告情報の具体例を示す図である。
図5において、走行指示情報Cは、自動走行車4に直進を指示する走行指示情報である。走行指示情報Dは、自動走行車4に右折を指示する走行指示情報である。走行指示情報Eは、自動走行車4に左折を指示する走行指示情報である。走行指示情報Fは、自動走行車4に停止を指示する走行指示情報である。警告情報Gは、移動障害物に対して自動走行車4との衝突を警告する警告情報である。
当該具体例では、上述のステップST7において、走行指示情報決定部25は、走行計画情報に基づいて、走行指示情報C、走行指示情報D、走行指示情報E又は走行指示情報Fのうちから、表示用の走行指示情報を決定する。
また、当該具体例では、上述のステップST8において、警告情報決定部24は、衝突確率に基づいて、表示用の警告情報として、警告情報Gを決定する。
表示装置3は、走行指示情報決定部25がステップST7で決定した走行計画情報、及び警告情報決定部24がステップST8で決定した警告情報をそれぞれ表示する。
以下で、実施の形態1に係る自動走行制御装置11による警告情報決定方法の具体例について図面を参照して説明する。図6は、実施の形態1に係る自動走行制御装置11による警告情報決定方法の具体例を説明するための図である。図6Aは、時刻tにおける作業領域Hの状況を示し、図6Bは、時刻t+1における作業領域Hの状況を示す。
図6が示すように、自動走行車4の走行路である作業領域Hは、区画H11、区画H12、区画H21及び区画H22の4つの区画から構成されている。区画H11、区画H12、区画H21及び区画H22は、それぞれ、作業領域Hを所定の大きさに分割した領域であり、図示しないが、各区画にはセンサ2及び表示装置3が設置されているものとする。
まず、上述のステップST1において、走行計画情報取得部20は、記憶装置10から、時刻tにおける区画H11の想定重量として、S11,tを取得し、時刻tにおける区画H12の想定重量として、S12,tを取得し、時刻tにおける区画H21の想定重量として、S21,tを取得し、時刻tにおける区画H22の想定重量として、S22,tを取得する。また、走行計画情報取得部20は、記憶装置10から、時刻t+1における区画H11の想定重量として、S11,t+1を取得し、時刻t+1における区画H12の想定重量として、S12,t+1を取得し、時刻t+1における区画H21の想定重量として、S21,t+1を取得し、時刻t+1における区画H22の想定重量として、S22,t+1を取得する。なお、図6の例では、自動走行車4は、時刻t及び時刻t+1において、区画H11に存在するため、S11,t及びS11,t+1は、それぞれ、他の想定重量より大きい。
次に、上述のステップST2において、移動障害物情報取得部21は、作業領域Hに設置されたセンサ2から、時刻tにおける区画H11の重量として、W11,tを取得し、時刻tにおける区画H12の重量として、W12,tを取得し、時刻tにおける区画H21の重量として、W21,tを取得し、時刻tにおける区画H22として、W22,tを取得する。また、移動障害物情報取得部21は、作業領域Hに設置されたセンサ2から、時刻t+1における区画H11の重量として、W11,t+1を取得し、時刻t+1における区画H12の重量として、W12,t+1を取得し、時刻t+1における区画H21の重量として、W21,t+1を取得し、時刻t+1における区画H22として、W22 ,t+1を取得する。また、移動障害物情報取得部21は、区画H11の位置情報(ステータス情報)として、x11を取得し、区画H12の位置情報として、x12を取得し、区画H21の位置情報として、x21を取得し、区画H22の位置情報として、x22を取得する。なお、x11、x12、x21及びx22は、それぞれ、3次元ベクトルであるものとする。
次に、上述のステップST3において、移動障害物位置特定部30は、区画毎の重量と、区画毎の想定重量とを比較することにより移動障害物が存在する区画を特定することによって、移動障害物の位置を特定する。より詳細には、例えば、移動障害物位置特定部30は、時刻tにおける区画H11の重量と区画H11の想定重量との差W11,t-S 1,tを算出し、算出結果が所定の閾値未満である場合、区画H11には移動障害物が存在しないと判定する。または、例えば、移動障害物位置特定部30は、時刻tにおける区画H11の重量と区画H11の想定重量との差W11,t-S11,tを算出し、算出結果が所定の閾値以上である場合、区画H11に移動障害物が存在すると判定し、時刻tにおける移動障害物の位置がx11であると特定する。
図6の例では、時刻tにおいて、移動障害物である人間Bが区画H12に存在するため、移動障害物位置特定部30は、時刻tにおける移動障害物の位置がx12であると特定する。また、時刻t+1において、移動障害物である人間Bが区画H22に存在するため、移動障害物位置特定部30は、時刻t+1における移動障害物の位置がx22であると特定する。
次に、上述のステップST4において、移動障害物移動方向特定部31は、時刻毎の移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動方向を特定する。図6の例では、移動障害物移動方向特定部31は、移動障害物位置特定部30が特定した時刻t+1における移動障害物の位置x22と時刻tにおける移動障害物の位置x12とに基づいて、時刻tから時刻t+1までの移動障害物の移動方向として、x22-x12/|x22-x12|を算出する。なお、|x22-x12|は、ベクトルx22-x12の長さである。
次に、上述のステップST5において、移動障害物移動速度特定部32は、時刻毎の移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動速度を特定する。図6の例では、移動障害物移動速度特定部32は、移動障害物移動速度特定部32は、移動障害物位置特定部30が特定した時刻t+1における移動障害物の位置x22と時刻tにおける移動障害物の位置x12とに基づいて、時刻tから時刻t+1までの移動障害物の移動速度として、|x22-x12|/(t+1-t)を算出する。
次に、上述のステップST6において、衝突確率算出部23は、走行計画情報が示す自動走行車4の走行計画と、移動障害物の位置、移動障害物の移動方向及び移動障害物の移動速度と、に基づいて、自動走行車4と移動障害物との衝突確率を算出する。例えば、衝突確率算出部23は、上述のステップST3、ステップST4及びステップST5で特定された時刻t及び時刻t+1における移動障害物の各位置並びに時刻tから時刻t+1までの移動障害物の移動方向及び移動速度に基づいて、未来の時刻における移動障害物の位置を推定し、当該位置と、記憶装置10に書き込まれた走行計画が示す当該未来の時刻における自動走行車4の走行位置とが近ければ近いほど、衝突確率を高く算出する。例えば、衝突確率算出部23は、算出した衝突確率が所定の閾値以上であるか否かを判定し、衝突確率が所定の閾値以上であると判定した場合、記憶装置10に衝突確率が高いことを示す情報を記録し、上述のステップST8において、警告情報決定部24は、当該情報に基づいて、表示装置3が表示する警告情報を決定する。
以下で、実施の形態1に係る自動走行制御装置11による警告情報決定方法におけるステップST7及びステップST8の具体例について図面を参照して説明する。図7は、実施の形態1に係る自動走行制御装置11による警告情報決定方法におけるステップST7及びステップST8の具体例を示すフローチャートである。なお、当該具体例では、表示装置3は、複数の区画にそれぞれ設置されているものとする。また、記憶装置10は、複数の走行指示情報と、警告情報とを予め記憶しているものとする。また、衝突確率算出部23は、上述のステップST6において算出した衝突確率が所定の閾値以上であるか否かを判定し、衝突確率が所定の閾値以上である場合、記憶装置10に衝突確率が高いことを示す情報を記録したものとする。
図7が示すように、走行指示情報決定部25は、ステップST1で走行計画情報取得部20が記憶装置10に記録した走行計画情報を読み込み、警告情報決定部24は、ステップST6で衝突確率算出部23が記憶装置10に記録した衝突確率に関する情報を読み込む(ステップST10)。
次に、走行指示情報決定部25は、読み込んだ走行計画情報に基づいて、記憶装置10が記憶している複数の走行指示情報のうちから、表示用の走行指示情報を区画毎に選択する(ステップST11)。走行指示情報決定部25は、決定した走行計画情報を、通信装置12を介して表示装置3に出力する。なお、ステップST11において、走行指示情報決定部25は、走行計画情報に基づいて、自動走行車4が走行しない区画に関しては、表示用の走行指示情報を選択しない。つまり、当該区画に設置された表示装置3は、走行指示情報を表示しない。
次に、警告情報決定部24は、読み込んだ衝突確率に関する情報が、衝突確率が高いことを示しているか否かを判定する(ステップST12)。
警告情報決定部24は、読み込んだ衝突確率に関する情報が、衝突確率が高いことを示していると判定した場合(ステップST12のYES)、記憶装置10が記憶している表示用の情報のうちから、警告情報を選択する(ステップST13)。警告情報決定部24は、選択した警告情報を、通信装置12を介して表示装置3に出力する。なお、ステップST13において、警告情報決定部24は、上述のステップST4で移動障害物位置特定部30が特定した移動障害物の位置から上述のステップST5で移動障害物移動方向特定部31が特定した移動障害物の移動方向に存在する区画において表示するための警告情報を決定する。つまり、当該区画に設置された表示装置3が、警告情報を表示する。これにより、移動障害物は、表示装置3が表示した警告情報を認識しやすくなる。
警告情報決定部24が、読み込んだ衝突確率に関する情報が、衝突確率が高いことを示していないと判定した場合(ステップST12のNO)、自動走行制御装置11は処理を終了する。
自動走行制御装置11における、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21、移動障害物特定部22、衝突確率算出部23、警告情報決定部24及び走行指示情報決定部25の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、自動走行制御装置11は、図3及びず7に示した各ステップの処理を実行するための処理回路を備える。この処理回路は、専用のハードウェアであってもよいが、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。
図8Aは、自動走行制御装置11の機能を実現するハードウェア構成を示すブロック図である。図8Bは、自動走行制御装置11の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示すブロック図である。図8A及び図8Bがそれぞれ示す記憶装置102は、上述の記憶装置10の機能と同様の機能を有する。図8A及び図8Bがそれぞれ示す通信装置103は、上述の通信装置12と同様の機能を有する。
上記処理回路が図8Aに示す専用のハードウェアの処理回路101である場合、処理回路101は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はこれらを組み合わせたものが該当する。
自動走行制御装置11における、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21、移動障害物特定部22、衝突確率算出部23、警告情報決定部24及び走行指示情報決定部25の各機能を別々の処理回路で実現してもよいし、これらの機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
上記処理回路が図8Bに示すプロセッサ104である場合、自動走行制御装置11における、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21、移動障害物特定部22、衝突確率算出部23、警告情報決定部24及び走行指示情報決定部25の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。
なお、ソフトウェア又はファームウェアは、プログラムとして記述されてメモリ105に記憶される。
プロセッサ104は、メモリ105に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、自動走行制御装置11における、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21、移動障害物特定部22、衝突確率算出部23、警告情報決定部24及び走行指示情報決定部25の各機能を実現する。すなわち、自動走行制御装置11は、これらの各機能がプロセッサ104によって実行されるときに、図3及び図7に示した各ステップの処理が結果的に実行されるプログラムを記憶するためのメモリ105を備える。
これらのプログラムは、自動走行制御装置11における、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21、移動障害物特定部22、衝突確率算出部23、警告情報決定部24及び走行指示情報決定部25の各手順又は方法をコンピュータに実行させる。メモリ105は、コンピュータを、自動走行制御装置11における、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21、移動障害物特定部22、衝突確率算出部23、警告情報決定部24及び走行指示情報決定部25として機能させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
プロセッサ104には、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などが該当する。
メモリ105には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically-EPROM、登録商標)などの不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、ハードディスク、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。

自動走行制御装置11における、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21、移動障害物特定部22、衝突確率算出部23、警告情報決定部24及び走行指示情報決定部25の各機能について一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。
例えば、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21及び移動障害物特定部22の各機能は、専用のハードウェアとしての処理回路で機能を実現する。衝突確率算出部23、警告情報決定部24及び走行指示情報決定部25については、プロセッサ104がメモリ105に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより機能を実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせにより上記機能のそれぞれを実現することができる。
以上のように、実施の形態1に係る自動走行制御装置11は、表示装置3によって表示されることにより走行路における自動走行車4の自動走行を指示する走行指示情報を、走行路における自動走行車4の走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する自動走行制御装置11であって、走行路において移動する移動障害物に関する移動障害物情報を取得する移動障害物情報取得部21と、表示装置3によって表示されることにより自動走行車4と移動障害物との衝突を移動障害物に対して警告する警告情報を、走行計画情報、及び移動障害物情報取得部21が取得した移動障害物情報に基づいて決定する警告情報決定部24と、を備えている。
上記の構成によれば、決定した警告情報を適宜表示することにより、移動障害物に対して、警告を行うことができ、自動走行車と移動障害物との衝突を防止することができる。
例えば、近年、特定の環境下において人間による操縦を必要とせずに自動的に移動する自動走行車の実用化が盛んに行われている。例えば、実用化されている自動走行車の例として、自動搬送車、清掃を目的とした自動清掃装置、又は警備ロボット等が挙げられる。例えば、これらの自動走行車は、人間、又は自動走行車以外の車両等の移動障害物が存在する工場、倉庫又はオフィス等の環境下での実用化が期待される。そこで、上記の構成によれば、例えば、これらの環境下に存在する移動障害物に対して、警告を行うことができ、自動走行車と移動障害物との衝突を防止することができる。
実施の形態1に係る自動走行制御装置11において、走行路は、複数の区画から構成され、移動障害物情報取得部21が取得する移動障害物情報は、区画毎の重量であり、走行計画情報は、自動走行車4の走行計画に基づいた区画毎の想定重量を含み、移動障害物情報取得部21が取得した移動障害物情報が示す区画毎の重量と、走行計画情報が示す区画毎の想定重量とを比較することにより移動障害物が存在する区画を特定することによって、移動障害物の位置を特定する移動障害物位置特定部30をさらに備え、警告情報決定部24は、走行計画情報が示す自動走行車4の走行計画と、移動障害物位置特定部30が移動障害物情報に基づいて特定した移動障害物の位置と、に基づいて、警告情報を決定する。
上記の構成によれば、区画毎の重量に基づいて、移動障害物の位置を特定し、当該移動障害物の位置に基づいて、警告情報を好適に決定することができ、自動走行車と移動障害物との衝突を防止することができる。
実施の形態1に係る自動走行制御装置11は、移動障害物位置特定部30が特定した移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動方向を特定する移動障害物移動方向特定部31をさらに備え、警告情報決定部24は、移動障害物移動方向特定部31が特定した移動障害物の移動方向にさらに基づいて、警告情報を決定する。
上記の構成によれば、特定した移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動方向を特定し、当該移動障害物の移動方向にさらに基づいて、警告情報を好適に決定することができ、自動走行車と移動障害物との衝突を防止することができる。
実施の形態1に係る自動走行制御装置11は、移動障害物位置特定部30が特定した移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動速度を特定する移動障害物移動速度特定部32をさらに備え、警告情報決定部24は、移動障害物移動速度特定部32が特定した移動障害物の移動速度にさらに基づいて、警告情報を決定する。
上記の構成によれば、特定した移動障害物の位置に基づいて、移動障害物の移動速度を特定し、当該移動障害物の移動速度にさらに基づいて、警告情報を好適に決定することができ、自動走行車と移動障害物との衝突を防止することができる。
実施の形態1に係る自動走行制御装置11は、走行計画情報が示す自動走行車4の走行計画と、移動障害物位置特定部30が特定した移動障害物の位置と、移動障害物移動方向特定部31が特定した移動障害物の移動方向と、移動障害物移動速度特定部32が特定した移動障害物の移動速度と、に基づいて、自動走行車4と移動障害物との衝突確率を算出する衝突確率算出部23をさらに備え、警告情報決定部24は、衝突確率算出部23が算出した衝突確率に基づいて、警告情報を決定する。
上記の構成によれば、特定した移動障害物の位置、移動方向及び移動速度に基づいて、衝突確率を算出し、当該衝突確率に基づいて警告情報を好適に決定することができ、自動走行車と移動障害物との衝突を防止することができる。
実施の形態1に係る自動走行制御システム100は、実施の形態1に係る自動走行制御装置11と、表示装置3と、自動走行車4と、移動障害物に関する移動障害物情報を検出するセンサ2と、を含む。
上記の構成によれば、自動走行制御システム100において、実施の形態1に係る自動走行制御装置11が奏する上述の効果を奏することができる。
実施の形態1に係る警告情報決定方法は、表示装置3によって表示されることにより走行路における自動走行車4の自動走行を指示する走行指示情報を、走行路における自動走行車4の走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する自動走行制御方法であって、走行路において移動する移動障害物に関する移動障害物情報を取得する移動障害物情報取得ステップと、表示装置3によって表示されることにより自動走行車4と移動障害物との衝突を移動障害物に対して警告する警告情報を、走行計画情報、及び移動障害物情報取得ステップで取得した移動障害物情報に基づいて決定する警告情報決定ステップと、を含む。
上記の構成によれば、実施の形態1に係る自動走行制御装置11が奏する効果と同様の効果を奏する。
実施の形態2.
以下で、実施の形態2について図面を参照して説明する。なお、実施の形態2においても、実施の形態1に係る自動走行制御システム100を用いる。実施の形態1では、ある時刻の、ある区画において自動走行車4が1両のみ存在する場合を想定した構成について説明した。実施の形態2では、ある時刻の、ある区画において複数の自動走行車4が同時に存在する場合を想定した構成について説明する。
実施の形態2に係る走行指示情報決定部25は、それぞれが、表示装置3によって表示されることにより走行路における対応する自動走行車4の自動走行を指示する複数の走行指示情報を、走行路における複数の自動走行車4の各走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する。
走行指示情報決定部25は、決定する走行指示情報毎に、表示装置3の表示方式をさらに決定する。換言すれば、走行指示情報決定部25は、決定する走行指示情報が指示する自動走行車4毎に、表示装置3の表示方式をさらに決定する。つまり、表示装置3は、走行指示情報決定部25が決定した走行指示情報を、走行指示情報決定部25が決定した表示方式で表示する。そして、複数の自動走行車4は、それぞれ、対応する表示方式で表示装置3が表示した走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行う。よって、複数の自動走行車4が、それぞれ、対応する表示方式によって表示された走行指示情報のみに従って自動走行を行う。これにより、ある時刻の、ある区画において複数の自動走行車4が同時に存在する場合でも、目的の自動走行車4に対して走行指示を行うことができる。
より詳細には、例えば、走行指示情報決定部25が参照する走行計画情報は、自動走行車4の走行開始地点から目的地までの走行経路及び走行時刻と、自動走行車4の重量又は自動走行車4が運搬する荷物の重量等を含む重量データと、自動走行車4に重複なく割り振られた表示装置3の表示方式とが対応付けされた情報である。例えば、走行指示情報決定部25は、当該走行計画情報に基づいて、自動走行車4毎に、走行指示情報とともに、表示装置3の表示方式を決定する。なお、実施の形態2では、当該走行計画情報は、記憶装置10に予め記録されているものとする。
さらに詳細には、例えば、走行指示情報決定部25は、決定する走行指示情報毎に、表示装置3の表示色を表示方式として決定する。当該表示色は、例えば、赤、緑又は青である。より具体的には、例えば、表示装置3は、走行指示情報決定部25が決定した走行指示情報を、走行指示情報決定部25が決定した赤の表示色で表示する。そして、赤の表示色に対応する自動走行車4は、表示装置3が赤で表示した走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行う。一方で、表示装置3は、走行指示情報決定部25が決定した走行指示情報を、走行指示情報決定部25が決定した緑の表示色でさらに表示する。そして、緑の表示色に対応する別の自動走行車4は、表示装置3が緑で表示した走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行う。
または、例えば、走行指示情報決定部25は、決定する走行指示情報毎に、表示装置3の点滅周期を表示方式として決定する。より具体的には、例えば、表示装置3は、走行指示情報決定部25が決定した走行指示情報を、走行指示情報決定部25が決定した1秒当たり3回の点滅周期で表示する。そして、1秒当たり3回の点滅周期に対応する自動走行車4は、表示装置3が1秒当たり3回の点滅周期で表示した走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行う。一方で、表示装置3は、走行指示情報決定部25が決定した走行指示情報を、走行指示情報決定部25が決定した1秒当たり4回の点滅周期でさらに表示する。そして、1秒当たり4回の点滅周期に対応する別の自動走行車4は、表示装置3が1秒当たり4回の点滅周期で表示した走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行う。
以下で、実施の形態2に係る自動走行制御装置11の動作について図面を参照して説明する。図9は、実施の形態2に係る自動走行制御装置11による走行指示情報決定方法を示すフローチャートである。なお、実施の形態2に係る自動走行制御装置11による走行指示情報決定方法のステップST20からステップST23は、実施の形態1に係る自動走行制御装置11による警告情報決定方法の具体例におけるステップST10からステップST13と同様である。そのため、実施の形態2に係る自動走行制御装置11による走行指示情報決定方法のステップST20からステップST23についての説明を省略する。なお、記憶装置10は、自動走行車4に重複なく割り振られた表示装置3の表示方式を複数予め記憶しているものとする。
図9が示すように、ステップST22のNO又はステップST23の次のステップとして、走行指示情報決定部25は、ステップST21で選択した走行指示情報毎に、記憶装置10が記憶している複数の表示方式のうちから1つの表示方式を選択する(ステップST24)。
表示装置3は、走行指示情報決定部25がステップST21で決定した走行指示情報を、走行指示情報決定部25がステップST24で選択した表示方式で表示する。そして、複数の自動走行車4は、それぞれ、対応する表示方式で表示装置3が表示した走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行う。
なお、実施の形態2に係る自動走行制御装置11における、走行計画情報取得部20、移動障害物情報取得部21、移動障害物特定部22、衝突確率算出部23、警告情報決定部24及び走行指示情報決定部25のそれぞれの機能は、処理回路により実現される。すなわち、実施の形態2に係る自動走行制御装置11は、図9に示したステップST20からステップST24までの処理を実行するための処理回路を備える。この処理回路は、専用のハードウェアであってもよいが、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。実施の形態2に係る自動走行制御装置11の機能を実現するハードウェア構成は、図8Aが示すハードウェア構成と同様である。また、実施の形態2に係る自動走行制御装置11の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成は、図8Bが示すハードウェア構成と同様である。
以上のように、実施の形態2に係る自動走行制御装置11は、それぞれが、表示装置3によって表示されることにより走行路における対応する自動走行車4の自動走行を指示する複数の走行指示情報を、走行路における複数の自動走行車4の各走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する走行指示情報決定部25をさらに備え、走行指示情報決定部25は、決定する走行指示情報毎に、表示装置3の表示方式をさらに決定する。
上記の構成によれば、適宜、複数の自動走行車4が、ぞれぞれ、対応する表示方式で表示された走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行うことにより、目的の自動走行車に走行指示を行うことができる。
実施の形態2に係る自動走行制御装置11における走行指示情報決定部25は、決定する走行指示情報毎に、表示装置3の表示色を表示方式として決定する。
上記の構成によれば、適宜、複数の自動走行車4が、ぞれぞれ、対応する表示色で表示された走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行うことにより、目的の自動走行車4に対して走行指示を行うことができる。
実施の形態2に係る自動走行制御装置11における走行指示情報決定部25は、決定する走行指示情報毎に、表示装置3の点滅周期を表示方式として決定する。
上記の構成によれば、適宜、複数の自動走行車4が、ぞれぞれ、対応する点滅周期で表示された走行指示情報に基づいて、走行路において自動走行を行うことにより、目的の自動走行車4に対して走行指示を行うことができる。
なお、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係る自動走行制御装置は、自動走行車と移動障害物との衝突を防止することができるため、自動走行制御システムに利用可能である。
1 サーバ、2 センサ、3 表示装置、4 自動走行車、10 記憶装置、11 自動走行制御装置、12 通信装置、20 走行計画情報取得部、21 移動障害物情報取得部、22 移動障害物特定部、23 衝突確率算出部、24 警告情報決定部、25 走行指示情報決定部、30 移動障害物位置特定部、31 移動障害物移動方向特定部、32 移動障害物移動速度特定部、100 自動走行制御システム、101 処理回路、102 記憶装置、103 通信装置、104 プロセッサ、105 メモリ。

Claims (9)

  1. 表示装置によって表示されることにより走行路における自動走行車の自動走行を指示する走行指示情報を、前記走行路における前記自動走行車の走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する自動走行制御装置であって、
    前記走行路において移動する移動障害物に関する移動障害物情報を取得する移動障害物情報取得部と、
    前記表示装置によって表示されることにより前記自動走行車と前記移動障害物との衝突を前記移動障害物に対して警告する警告情報を、前記走行計画情報、及び前記移動障害物情報取得部が取得した移動障害物情報に基づいて決定する警告情報決定部と、を備え、
    前記走行路は、複数の区画から構成され、
    前記移動障害物情報取得部が取得する移動障害物情報は、区画毎の前記移動障害物を含む物体の重量の情報であり、
    前記走行計画情報は、前記自動走行車の走行計画に基づいた区画毎の想定重量の情報を含み、
    前記移動障害物情報取得部が取得した移動障害物情報が示す区画毎の前記移動障害物を含む物体の重量と、前記走行計画情報が示す区画毎の想定重量とを比較することにより前記移動障害物が存在する区画を特定することによって、前記移動障害物の位置を特定する移動障害物位置特定部をさらに備え、
    前記警告情報決定部は、前記走行計画情報が示す自動走行車の走行計画と、前記移動障害物位置特定部が前記移動障害物情報に基づいて特定した移動障害物の位置と、に基づいて、前記警告情報を決定することを特徴とする、自動走行制御装置。
  2. 前記移動障害物位置特定部が特定した移動障害物の位置に基づいて、前記移動障害物の移動方向を特定する移動障害物移動方向特定部をさらに備え、
    前記警告情報決定部は、前記移動障害物移動方向特定部が特定した移動障害物の移動方向にさらに基づいて、前記警告情報を決定することを特徴とする、請求項1に記載の自動走行制御装置。
  3. 前記移動障害物位置特定部が特定した移動障害物の位置に基づいて、前記移動障害物の移動速度を特定する移動障害物移動速度特定部をさらに備え、
    前記警告情報決定部は、前記移動障害物移動速度特定部が特定した移動障害物の移動速度にさらに基づいて、前記警告情報を決定することを特徴とする、請求項2に記載の自動走行制御装置。
  4. 前記走行計画情報が示す自動走行車の走行計画と、前記移動障害物位置特定部が特定した移動障害物の位置と、前記移動障害物移動方向特定部が特定した移動障害物の移動方向と、前記移動障害物移動速度特定部が特定した移動障害物の移動速度と、に基づいて、前記自動走行車と前記移動障害物との衝突確率を算出する衝突確率算出部をさらに備え、
    前記警告情報決定部は、前記衝突確率算出部が算出した衝突確率に基づいて、前記警告情報を決定することを特徴とする、請求項3に記載の自動走行制御装置。
  5. それぞれが、前記表示装置によって表示されることにより前記走行路における対応する自動走行車の自動走行を指示する複数の走行指示情報を、前記走行路における複数の自動走行車の各走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する走行指示情報決定部をさらに備え、
    前記走行指示情報決定部は、決定する走行指示情報毎に、前記表示装置の表示方式をさらに決定することを特徴とする、請求項1に記載の自動走行制御装置。
  6. 前記走行指示情報決定部は、決定する走行指示情報毎に、前記表示装置の表示色を前記表示方式として決定することを特徴とする、請求項5に記載の自動走行制御装置。
  7. 前記走行指示情報決定部は、決定する走行指示情報毎に、前記表示装置の点滅周期を前記表示方式として決定することを特徴とする、請求項5に記載の自動走行制御装置。
  8. 請求項1に記載の自動走行制御装置と、
    前記表示装置と、
    前記自動走行車と、
    前記移動障害物に関する移動障害物情報を検出するセンサと、を含むことを特徴とする、自動走行制御システム。
  9. 表示装置によって表示されることにより走行路における自動走行車の自動走行を指示する走行指示情報を、前記走行路における前記自動走行車の走行計画に関する走行計画情報に基づいて決定する自動走行制御方法であって、
    前記走行路において移動する移動障害物に関する移動障害物情報を取得する移動障害物情報取得ステップと、
    前記表示装置によって表示されることにより前記自動走行車と前記移動障害物との衝突を前記移動障害物に対して警告する警告情報を、前記走行計画情報、及び前記移動障害物情報取得ステップで取得した移動障害物情報に基づいて決定する警告情報決定ステップと、を含み、
    前記走行路は、複数の区画から構成され、
    前記移動障害物情報取得ステップで取得する移動障害物情報は、区画毎の前記移動障害物を含む物体の重量の情報であり、
    前記走行計画情報は、前記自動走行車の走行計画に基づいた区画毎の想定重量の情報を含み、
    前記移動障害物情報取得ステップで取得した移動障害物情報が示す区画毎の前記移動障害物を含む物体の重量と、前記走行計画情報が示す区画毎の想定重量とを比較することにより前記移動障害物が存在する区画を特定することによって、前記移動障害物の位置を特定する移動障害物位置特定ステップをさらに含み、
    前記警告情報決定ステップで、前記走行計画情報が示す自動走行車の走行計画と、前記移動障害物位置特定ステップで前記移動障害物情報に基づいて特定した移動障害物の位置と、に基づいて、前記警告情報を決定することを特徴とする、警告情報決定方法。
JP2022528358A 2020-06-04 2020-06-04 自動走行制御装置、自動走行制御システム、及び警告情報決定方法 Active JP7158628B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/022181 WO2021245892A1 (ja) 2020-06-04 2020-06-04 自動走行制御装置、自動走行制御システム、及び警告情報決定方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021245892A1 JPWO2021245892A1 (ja) 2021-12-09
JPWO2021245892A5 JPWO2021245892A5 (ja) 2022-07-29
JP7158628B2 true JP7158628B2 (ja) 2022-10-21

Family

ID=78830715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022528358A Active JP7158628B2 (ja) 2020-06-04 2020-06-04 自動走行制御装置、自動走行制御システム、及び警告情報決定方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7158628B2 (ja)
TW (1) TW202146264A (ja)
WO (1) WO2021245892A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024013799A1 (ja) * 2022-07-11 2024-01-18 株式会社Fuji 搬送システムおよび自動搬送装置の動作指示方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000194417A (ja) 1998-12-28 2000-07-14 Mitsubishi Electric Corp 自動配車システム
JP2006285635A (ja) 2005-03-31 2006-10-19 Toshiba Corp 表示案内装置、ロボットシステム及びロボットシステムにおける表示案内方法
WO2013011543A1 (ja) 2011-07-15 2013-01-24 株式会社日立製作所 自律移動装置およびその制御方法
JP2017220129A (ja) 2016-06-09 2017-12-14 株式会社デンソー 交通管制装置、及び交通管制方法
WO2018185831A1 (ja) 2017-04-04 2018-10-11 株式会社オプティム 移動体、制御システム、制御方法及びプログラム
WO2019116643A1 (ja) 2017-12-12 2019-06-20 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11184521A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Mitsubishi Electric Corp 自動配車システム
JP2018022304A (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 住友電気工業株式会社 路側通信機、車載通信機、交通システムおよび通信方法
JP7050449B2 (ja) * 2017-10-04 2022-04-08 パナソニック株式会社 路側装置、通信システムおよび危険検知方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000194417A (ja) 1998-12-28 2000-07-14 Mitsubishi Electric Corp 自動配車システム
JP2006285635A (ja) 2005-03-31 2006-10-19 Toshiba Corp 表示案内装置、ロボットシステム及びロボットシステムにおける表示案内方法
WO2013011543A1 (ja) 2011-07-15 2013-01-24 株式会社日立製作所 自律移動装置およびその制御方法
JP2017220129A (ja) 2016-06-09 2017-12-14 株式会社デンソー 交通管制装置、及び交通管制方法
WO2018185831A1 (ja) 2017-04-04 2018-10-11 株式会社オプティム 移動体、制御システム、制御方法及びプログラム
WO2019116643A1 (ja) 2017-12-12 2019-06-20 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW202146264A (zh) 2021-12-16
JPWO2021245892A1 (ja) 2021-12-09
WO2021245892A1 (ja) 2021-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101963422B1 (ko) 자율 주행 가능 차량용 충돌-회피 시스템
US20170253237A1 (en) Vehicle vision system with automatic parking function
US11691619B2 (en) Automatic parking system and automatic parking method
JP7107349B2 (ja) 警報の作動タイミングを適合させるためのシステムおよび方法
US11120690B2 (en) Method and device for providing an environmental image of an environment of a mobile apparatus and motor vehicle with such a device
US20170341642A1 (en) Vehicle control apparatus
US20200097739A1 (en) Object detection device and object detection method
US11308805B2 (en) Parking space notification device and method
JP7456442B2 (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム
CN109389834A (zh) 用于自动化车辆的交通堵塞避免系统
US11127301B1 (en) Systems and methods for adapting operation of an assistance system according to the presence of a trailer
US11021106B2 (en) Vehicle, side mirror assembly for a vehicle, and methods thereof
US20200293815A1 (en) Method and control unit for detecting a region of interest
CN109212507A (zh) Lidar传感器对准系统
CN109318904A (zh) 车辆转向与车道变换的区分
JP2020126634A (ja) 緊急車両をリアルタイムで検出し、緊急車両によって発生すると予想される状況に対処するための走行経路を計画する方法及び装置
US20220410931A1 (en) Situational awareness in a vehicle
CN109308066A (zh) 用于自动化车辆的传感器故障补偿系统
JP7158628B2 (ja) 自動走行制御装置、自動走行制御システム、及び警告情報決定方法
US11080530B2 (en) Method and system for detecting an elevated object situated within a parking facility
CN112622774A (zh) 车辆及提供车辆周围信息的方法
CN113504782B (zh) 障碍物防撞方法、装置、系统和移动工具
CN111216718A (zh) 一种避免碰撞方法、装置及设备
WO2021090566A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
CN112977466A (zh) 车辆及控制车辆的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220610

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220610

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7158628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150