JP7156922B2 - 廃棄物処理設備及び廃棄物処理設備の運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、汚泥等の廃棄物を焼却処理する熱処理炉を備えている廃棄物処理設備及び廃棄物処理設備の運転方法に関する。
様々な汚水が微生物を用いた生物処理により浄化された後に河川等に放流され、或いは再利用されている。このような生物処理によって発生する大量の汚泥は脱水処理された後に最終処分場に埋め立てられ、または流動床炉及びシャフト炉を含む熱処理炉で焼却処理されている。
このような熱処理炉では、押込み送風機を用いて十分な量の燃焼用空気を炉内に供給するとともに、誘引送風機を用いて排ガスを誘引して炉内を負圧に維持する必要があり、押込み送風機及び誘引送風機に要する動力コストつまり電力費が非常に高額になっている。
特許文献1には、押込み送風機に要する動力コストを抑制した操炉が可能な廃棄物処理設備が提案されている。当該廃棄物処理設備は、汚泥等の廃棄物を焼却処理する流動床炉及びシャフト炉を含む熱処理炉を備えている廃棄物処理設備であって、熱処理炉の炉内燃焼熱及び/または煙道に導かれる排ガスの保有熱により燃焼用空気を予熱する熱交換器と、熱交換器で予熱された燃焼用空気により回転するタービンと、タービンの回転により熱交換器に燃焼用空気を供給するコンプレッサとを含む過給機と、コンプレッサへ燃焼用空気を予備圧縮して供給する押込み送風機と、を備えている。
このような廃棄物処理設備では、コンプレッサによる圧縮仕事に押込み送風機による圧縮仕事が嵩上げされるので、熱処理炉に燃焼用空気を供給する際に生じる通気圧損等の損失分を差し引いても、十分に燃焼用空気を供給することができ、そのために要する押込み送風機の動力も、過給機と熱交換器を備えることにより十分に抑制でき、全体として動力コストを下げることができるようになる。
特開2016-180528号公報
上述した廃棄物処理設備では、熱交換器による廃熱回収量の増加に伴って押込み送風機で供給すべき空気圧が低減し、その結果、押込み送風機に要する動力が抑制されるようになるのであるが、熱交換器による廃熱回収量が過大になると、過給機の回転数が上限回転数を超過して上昇する虞があった。
そこで、図3(b)に示すように、本願発明者は、熱交換器による廃熱回収量が過大になるような状況下であっても、熱処理炉に燃焼用空気量を安定的に供給可能とするべく、タービンへ供給する燃焼用空気の入熱量を調整する入熱量調整機構を備えて、前記コンプレッサへ供給される燃焼用空気量が目標空気量となるように入熱量調整機構を調整し、余剰分をバイパスすることを提案している。
そのために、入熱量調整機構として高圧空気の流量を調整可能な流量調整弁を用いているが、流量調整弁を用いた調整では、応答の遅れから過給機の回転数が異常に上昇して、過給機が破損する虞があった。
過給機の回転数が異常に上昇するような場合に、例えば押込み送風機とコンプレッサとの間にダンパ機構を設けて、当該ダンパ機構を閉止するような構成を採用すると、サージングと呼ばれる異常現象が発生してコンプレッサや配管系が破損する虞があった。
本発明の目的は、熱交換器による廃熱回収量が過大になるような状況下で、過給機が異常な高回転域での運転に到る危険性のある場合でも、急速に回転数を低下させることが可能な廃棄物処理設備及び廃棄物処理設備の運転方法を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による廃棄物処理設備の第一の特徴構成は、汚泥等の廃棄物を焼却処理する熱処理炉と、前記熱処理炉の炉内燃焼熱及び/または煙道に導かれる排ガスの保有熱により燃焼用空気を予熱する熱交換器と、前記熱交換器で予熱された燃焼用空気により回転するタービンと前記タービンの回転により前記熱交換器に燃焼用空気を供給するコンプレッサとを含む過給機と、を備えている廃棄物処理設備であって、前記タービンへ供給する燃焼用空気の入熱量を調整する入熱量調整機構と、前記過給機の駆動力を急低下させる圧力開放機構と、前記コンプレッサへ供給される燃焼用空気量が目標空気量となるように前記入熱量調整機構を調整するとともに、前記過給機の回転数をモニターして当該回転数または当該回転数の変化率が所定の上限許容値を超えると、前記圧力開放機構を作動させる制御部と、燃焼用空気を前記コンプレッサに供給する押込み送風機を備え、前記圧力開放機構は、前記押込み送風機から前記コンプレッサの導入ポートに導かれる空気を直接前記タービンの送出ポート側に導くバイパス路と、前記バイパス路に設けられた開閉弁機構とで構成されている点にある。
熱交換器による廃熱回収量が過大になり、コンプレッサへの空気供給量つまりコンプレッサによる吸引空気量が目標空気量を超えるような場合に、制御部によって入熱量調整機構を介してタービンへ供給される燃焼用空気の入熱量が調整される。また、過給機の回転数または当該回転数の変化率が所定の上限許容値を超える場合に、制御部によって圧力開放機構が作動される。コンプレッサの導入ポートに導かれる空気がバイパス路を介して直接タービンの送出ポート側に導かれ、過給機の回転動力源となる高温の圧縮空気がタービンに供給されなくなるため、過給機の回転数が急激に低下する。その結果、コンプレッサへの空気供給量を目標空気量に調整でき、過給機が破損に到るような異常な高回転域で駆動されることが回避できる。
同第の特徴構成は、上述の第一の特徴構成に加えて、前記開閉弁機構がボール弁で構成されている点にある。
開閉弁機構は、緊急時に急激に過給機の回転数を低下させて、過給機の破損を回避する必要があるため、通風抵抗が少なく動作速度が速い特性を備えていることが望まれる。そのような開閉弁機構としてボール弁が好適に用いられる。
本発明による廃棄物処理設備の運転方法の特徴構成は、汚泥等の廃棄物を焼却処理する熱処理炉と、前記熱処理炉の炉内燃焼熱及び/または煙道に導かれる排ガスの保有熱により燃焼用空気を予熱する熱交換器と、前記熱交換器で予熱された燃焼用空気により回転するタービンと前記タービンの回転により前記熱交換器に燃焼用空気を供給するコンプレッサとを含む過給機と、前記タービンへ供給される燃焼用空気の入熱量を調整する入熱量調整機構と、前記過給機の駆動力を急低下させる圧力開放機構と、燃焼用空気を前記コンプレッサに供給する押込み送風機と、を備えている廃棄物処理設備の運転方法であって、前記圧力開放機構は、前記押込み送風機から前記コンプレッサの導入ポートに導かれる空気を直接前記タービンの送出ポート側に導くバイパス路と、前記バイパス路に設けられた開閉弁機構とで構成され、前記過給機の回転数をモニターし、当該回転数または当該回転数の変化率が所定の上限許容値を超えると、前記圧力開放機構を作動させて前記過給機の駆動力を急低下させる点にある。
以上説明した通り、本発明によれば、熱交換器による廃熱回収量が過大になるような状況下で、過給機が異常な高回転域での運転に到る危険性のある場合でも、急速に回転数を低下させることが可能な廃棄物処理設備及び廃棄物処理設備の運転方法を提供することができるようになった。
本発明による廃棄物処理設備及び廃棄物処理設備の運転方法の説明図 (a),(b),(c)は過給機のブレイトンサイクルを説明する線図、(d)は送風機動力と廃熱回収量の相関関係を示す特性図 (a)は過給機の回転数と流量及び圧力比の関係を示す説明図、(b)は必用動力以上に廃熱回収量が増大した場合に入熱量調整機構が作動される様子を示す廃熱発生量と熱交換器を用いた廃熱回収量との関係説明図 圧力開放機構の別実施形態を示す廃棄物処理設備の説明図 圧力開放機構の別実施形態を示す廃棄物処理設備の説明図 圧力開放機構の別実施形態を示す廃棄物処理設備の説明図 入熱量調整機構の別実施形態を示す廃棄物処理設備の説明図 入熱量調整機構の別実施形態を示す廃棄物処理設備の説明図 入熱量調整機構の別実施形態を示す廃棄物処理設備の説明図 入熱量調整機構の別実施形態を示す廃棄物処理設備の説明図 入熱量調整機構の別実施形態を示す廃棄物処理設備の説明図
以下、本発明による廃棄物処理設備及び廃棄物処理設備の運転方法の実施形態を説明する。
図1には、汚泥等の廃棄物を焼却処理する廃棄物処理設備100が示されている。廃棄物処理設備100は、被焼却物である汚泥が貯留された汚泥貯留槽1と、汚泥投入機構11と、熱処理炉の一例である流動床式焼却炉2と、排ガス処理設備等を備えている。
流動床式焼却炉2は、空気供給機構3から供給される高温空気によって形成される流動床に汚泥投入機構11から供給される汚泥を投入して加熱し、ガス化された汚泥をフリーボード部20で燃焼させる熱処理炉である。フリーボード部20の下方には立上げ時に炉内を加熱する昇温バーナ21が配置され、炉が昇温した後に汚泥の燃焼に必要な熱量を補う補助バーナ22が設けられている。
流動床式焼却炉2の煙道10に沿って順に、排ガスの保有熱により燃焼用空気を予熱する第1熱交換器5、煤塵を捕集する集塵装置6、アルカリ剤を噴霧して排ガス中の酸性ガス成分を中和する排煙処理塔7等が配置されている。
排煙処理塔7の下流側には煙道10の排ガスを誘引して炉内を負圧に維持する誘引送風機8が設けられ、誘引送風機8によって誘引された排ガスが各排ガス処理設備で浄化された後に煙突9から排気される。
上述した空気供給機構3は、押込み送風機30と、インバータ75と、過給機40と、第1熱交換器5を備えて構成されている。過給機40は、駆動軸40aで一体に回転可能に連結されたコンプレッサ40c及びタービン40tを備えている。
押込み送風機30により約5kPaに予備圧縮された燃焼用空気が過給機40を構成するコンプレッサ40cの給気口に供給されて約100~300kPaに圧縮された後に第1熱交換器5に供給される。
第1熱交換器5で800~1000℃の排ガスと熱交換されて500~750℃に予熱された燃焼用空気が後段のタービン40tに供給されて、タービン40tが回転駆動され、駆動軸40aと連結されたコンプレッサ40cが回転駆動される。
タービン40tから排出された400~650℃、約40kPaの圧縮空気は、流動用及び燃焼用空気として流動床式焼却炉2に供給されて流動床が形成される。尚、本明細書で説明する圧力はゲージ圧である。
押込み送風機30により予備圧縮された燃焼用空気が過給機40のコンプレッサ40cに供給されるので、コンプレッサ40cのみならず押込み送風機30によっても圧縮された空気が、熱交換器30で予熱されるようになる。これにより、タービン40tの膨張仕事量が、コンプレッサ40cの圧縮仕事量以上になり、過給機40の駆動が維持されるため、流動床式焼却炉2に流動床を形成する際の通気圧損より高い圧力で燃焼用空気を供給することができるように構成されている。
図2(a)に示すように、ガスタービンや過給機はブレイトンサイクルに従って動作する装置であり、コンプレッサでの圧縮プロセス(図中、1→2)と、燃焼器や熱交換器での給熱プロセス(図中、2→3)と、タービンでの膨張プロセス(図中、3→4)で構成される。タービンでの膨張仕事がコンプレッサでの圧縮仕事を上回る場合に回転が維持される。
しかし、図2(b)に示すように、コンプレッサ40cの給気口を大気開放して外気を直接吸引するような構成を採用すると、タービン40tでの膨張仕事量xが流動床への通気圧損x1と通風抵抗x2で制約を受ける場合に、タービン40tでの膨張仕事量xがコンプレッサ40cでの圧縮仕事量yより少なくなり(x<y)、過給機40の駆動を維持できなくなる。
そこで、押込み送風機30から送風路を介してコンプレッサ40cに空気を供給するように構成されている。
図2(c)に示すように、押込み送風機30により予備圧縮された燃焼用空気がコンプレッサ40cの給気口に供給されるので、コンプレッサ40cでの圧縮仕事量yが予備圧縮分y1だけ実質的に小さくなり(x>y)、流動床への通気圧損x1と通風抵抗x2があっても過給機40の駆動を維持させることができるようになる。
また、過給機40を使用しない場合よりも押込み送風機30による吐出圧力を低下させることができるので、押込み送風機30の消費電力を低減させることができる。但し、流動床式焼却炉2の立上げ初期には専ら押込み送風機30のみで流動床を形成するために送風圧力を上昇させる必要があるが、過給機40の通風抵抗は小さく、立ち上げにより昇温されるに伴い過給機40による動力コストの低減効果を得られる。
廃棄物処理設備100には制御部70が備えられている。制御部70は、フリーボード部20の出口部に備えた酸素ガスセンサSgにより検出される排ガスの酸素濃度に基づいて押込み送風機30の回転数を制御することにより、流動床式焼却炉2が適切な燃焼状態に維持されるように、燃焼用空気の供給量を調整するように構成されている。
制御部70は、酸素ガスセンサSgにより検出される排ガスの酸素濃度と目標酸素濃度との偏差に基づいて所定の制御演算を行なうことにより、炉内に供給されるべき目標空気量を算出する。
予め想定される理論空気量に基づいて完全燃焼に要する空気量を設定し、そのときに排ガスに残存する基準酸素濃度が算出されている。酸素ガスセンサSgにより検出される排ガスの酸素濃度が基準酸素濃度より高い場合に目標空気量を減少し、排ガスの酸素濃度が基準酸素濃度より低い場合に目標空気量を増加するようにフィードバック演算が行なわれる。
制御部70は、押込み送風機30とコンプレッサ40cとの間に設置された流量計Sqで検知された空気量と目標空気量との偏差に基づいて押込み送風機30の目標回転数を算出し、押込み送風機30が当該目標回転数となるようにインバータ75を制御する。
排ガスに含まれる酸素濃度を指標に用いることにより、流動床式焼却炉2で燃焼する汚泥の有機成分に対して適正な量の燃焼用空気量が把握でき、その指標に基づいて目標量が設定されるので、必要量に対して大きく過不足することなく燃焼用空気を供給することができるようになる。
図2(d)には、燃焼用空気量を一定に維持するとの前提の下で、第1熱交換器5による廃熱回収量と押込み送風機30に要する動力との関係が示され、廃熱回収量が増加するに連れて押込み送風機30に要する動力が低減されることが示されている。第1熱交換器5による廃熱回収量が増加するとコンプレッサ40cで引き込まれる圧縮空気量で十分な量が得られ、押込み送風機30による送風量が不要になる。
そのような状態で第1熱交換器5による廃熱回収量が急激に変動すると、制御部70によって流動床式焼却炉2に必要な燃焼用空気量となるように送風量を調整することができなくなり、流動床式焼却炉2の安定操炉が困難になる虞がある。
第1熱交換器5による廃熱回収量が過大になった場合に応答の遅れから、過給機40が異常な高回転域で駆動されて、破損に到る虞がある。
そのため、コンプレッサ40cへの空気供給量が目標空気量となるように、タービン40tへの入熱量を調整する入熱量調整機構50やインバータ75を備えるとともに、過給機40の駆動力を急低下させる圧力開放機構55を備えている。
入熱量調整機構50は、コンプレッサ40cから送出され第1熱交換器5に導かれる空気の一部を直接タービン40tの送出ポート側に導くバイパス路51と、バイパス路51に設けられた流量調整機構である流量調整弁52とで構成されている。流量調整弁52として精度良く流量を調整可能なニードル弁が好適に用いられる。
バイパス路51に備えた流量調整弁52によりタービン40tへの入熱量及び空気量が調整されるようになる。タービン40tから送出される予熱空気とバイパス路51に導かれた空気が合流して燃焼用空気として流動床式焼却炉2に供給される。
圧力開放機構55は、コンプレッサ40cから送出され第1熱交換器5に導かれる空気を直接タービン40tの送出ポート側に導くバイパス路54と、バイパス路56に設けられた開閉弁機構57とで構成されている。開閉弁機構57として緊急時に急激に過給機40の回転数を低下させて、過給機40の破損を回避する必要があるため、通風抵抗が少なく動作速度が速い特性を備えているボール弁が好適に用いられる。本実施形態では、バイパス路54はバイパス路51と並列配置されているので、共通のバイパス路に開閉弁機構57と流量調整弁52が並列配置された態様となる。
第1熱交換器5による廃熱回収量が過大になり、コンプレッサ40cへの空気供給量つまりコンプレッサ40cによる吸引空気量が必要量を超えるような場合に、入熱量調整機構50によってタービン40tへの入熱量が調整される。その結果、コンプレッサ40cの回転数が低下して空気供給量を目標空気量に調整できるようになる。
また、第1熱交換器5による廃熱回収量が過大になり、過給機40が異常な高回転域で駆動されて破損に到る虞がある場合に、圧力開放機構55により圧縮空気が開放されて過給機40が破損に到るような異常な高回転域で駆動されることが回避できる。
詳述すると、制御部70は、第1熱交換器5での熱交換量が上昇して、流量計Sqで検知された空気量が目標量よりも上昇すると、バイパス路51でバイパスされる空気量を増加させるように流量調整機構52を調整することにより、タービン40tへの入熱量を低下させ、逆に第1熱交換器5での熱交換量が下降して、流量計Sqで検知された空気量が目標量よりも低下すると、バイパス路51でバイパスされる空気量を増加させるように流量調整機構52を調整することにより、タービン40tへの入熱量を上昇させるように制御する。
また、過給機40の回転数をモニターする回転数計Srが駆動軸40aに取付けられ、制御部70は、回転数計Srの出力に基づいて過給機40の回転数が所定の上限許容値を超えると、圧力開放機構55を作動させるように制御する。上限許容値を、過給機40の上限回転数に安全率を見込んだ回転数に設定することが好ましい。
なお、過給機40の圧力比(Po/Pi)と流量Qの関係を示す図3(a)に示す性能特性曲線に基づいて回転数を推定することも可能であるが、回転数計Srを設置した方が正確に回転数を捕捉できる。
本実施形態では、過給機40の回転数が所定の上限許容値を超えると、圧力開放機構55を作動させるように制御する例を示したが、過給機40の回転数の変化率が所定の上限許容値を超えるときに、圧力開放機構55を作動させるように制御してもよい。回転数の変化率の上限許容値として、所定時間以内に過給機40の上限回転数に安全率を見込んだ回転数に到達するような変化率を設定することができる。所定時間以内とは、急激に回転数が上限許容値に到るような時間をいい、例えば3秒以下の時間に設定されることが好ましい。
入熱量調整機構50は、押込み送風機30が予め設定された低電力状態になると押込み送風機30を停止することなく作動するように制御されることが好ましい。大型の押込み送風機30を一端停止すると、その後必要なときに直ちに起動するのが困難なためである。
押込み送風機30が予め設定された低電力状態になると、その状態を維持して入熱量調整機構50を作動させることにより、コンプレッサ40cへの空気供給量を目標空気量に調整し、入熱量調整機構50により空気供給量を目標空気量に調整できない場合には直ちにインバータ75を制御して押込み送風機30による送風量を増加できるようになる。
なお、押込み送風機30が予め設定された低電力状態になると、押込み送風機30を停止するように構成してもよいことはいうまでもない。また、押込み送風機30が予め設定された低電力状態になると入熱量調整機構50を作動させる例を説明したが、押込み送風機30への給電電力にかかわらず入熱量調整機構50や圧力開放機構55を作動させるように構成されていてもよい。
第1熱交換器5による廃熱回収量が過大になり、コンプレッサへの空気供給量つまりコンプレッサによる吸引空気量が目標空気量を超えるような場合に、制御部70によって入熱量調整機構50を介してタービン40tへ供給される燃焼用空気の入熱量が調整される。その結果、コンプレッサ40cへの空気供給量を目標空気量に調整できる。
また、過給機40の回転数または当該回転数の変化率が所定の上限許容値を超える場合に、制御部70によって圧力開放機構55が作動される。バイパス路56に設けられた開閉弁機構57が開放されると、コンプレッサ40cから送出され第1熱交換器5に導かれる空気が熱交換されることなくタービン40tの送出ポート側に流れ、過給機40の回転動力源となる高温の圧縮空気がタービン40tに供給されなくなるため、過給機40の回転数が急激に低下する。なお、制御部70は、開閉弁機構57を開放するとともに押込み送風機30を停止することが好ましい。
上述した実施形態では、熱交換器が煙道に導かれる排ガスの保有熱により燃焼用空気を予熱する熱交換器で構成された例を説明したが、熱処理炉2の炉内燃焼熱で燃焼用空気を予熱する熱交換器であってもよい。後者の場合、熱交換器は熱処理炉2に設置される。
即ち、本発明による廃棄物処理設備の運転方法は、汚泥等の廃棄物を焼却処理する熱処理炉2と、熱処理炉2の炉内燃焼熱及び/または煙道に導かれる排ガスの保有熱により燃焼用空気を予熱する熱交換器と、熱交換器で予熱された燃焼用空気により回転するタービンとタービンの回転により熱交換器に燃焼用空気を供給するコンプレッサとを含む過給機と、タービンへ供給される燃焼用空気の入熱量を調整する入熱量調整機構と、過給機の駆動力を急低下させる圧力開放機構と、を備えている廃棄物処理設備の運転方法であって、過給機の回転数をモニターし、当該回転数または当該回転数の変化率が所定の上限許容値を超えると、圧力開放機構を作動させて過給機の駆動力を急低下させるように構成されている。
以下、別実施形態を説明する。
図4に示すように、圧力開放機構55は、第1熱交換器5からタービン40tの導入ポートに導かれる空気を直接タービン40tの送出ポート側に導くバイパス路56と、バイパス路56に設けられた開閉弁機構57とで構成されていてもよい。
第1熱交換器5からタービン40tの導入ポートに導かれる空気がバイパス路56を介して直接タービン40tの送出ポート側に導かれ、過給機40の回転動力源となる高温の圧縮空気がタービン40tに供給されなくなるため、過給機40の回転数が急激に低下する。
図5に示すように、圧力開放機構55は、押込み送風機30からコンプレッサ40cの導入ポートに導かれる空気を直接タービン40tの送出ポート側に導くバイパス路56と、バイパス路56に設けられた開閉弁機構57とで構成されていてもよい。
コンプレッサ40cの導入ポートに導かれる空気がバイパス路56を介して直接タービン40tの送出ポート側に導かれ、過給機40の回転動力源となる高温の圧縮空気がタービン40tに供給されなくなるため、過給機40の回転数が急激に低下する。
図6に示すように、圧力開放機構55は、コンプレッサ40cから送出され第1熱交換器5に導かれる空気を系外に排出する開放路56と、開放路56に設けられた開閉弁機構57とで構成されていてもよい。
コンプレッサ40cから送出され第1熱交換器5に導かれる空気が開放路56を介して系外に排出され、過給機40の回転動力源となる高温の圧縮空気がタービン40tに供給されなくなるため、過給機40の回転数が急激に低下する。上述したように、何れの場合でも開閉弁機構57はボール弁で構成されていることが好ましい。
以下では、入熱量調整機構50に関する実施形態を説明する。図8~図11には、圧力開放機構55が明示されていないが、以下に説明する入熱量調整機構50の別実施形態では、上述した図1,4,5,6の何れかの圧力開放機構55が採用されている。
図7に示すように、入熱量調整機構50は、コンプレッサ40cから送出され第1熱交換器5に導かれる空気の一部を直接タービン40tの導入ポート側に導くバイパス路51と、バイパス路51に設けられた流量調整機構としての流量調整弁52で構成されていてもよい。
図8に示すように、入熱量調整機構50の作動時にタービン40tから送出された予熱空気の温度を調整する第2熱交換器4を備えていることが好ましい。
そして、タービン40tから送出される予熱空気を第2熱交換器4に導く流路にバイパス路61を設けるとともにバイパス路61に流量調整機構62としてのダンパ機構を設けた温度調整機構60を備え、第2熱交換器4により加熱された空気とバイパス路61を通過した空気を合流させた燃焼用空気を流動床式焼却炉2へ供給するように構成することが好ましい。
この場合、流動床式焼却炉2への燃焼用空気の供給部に温度センサStを備え、制御部70が温度センサStにより検出された温度が目標温度となるように流量調整機構62を制御するように構成されていることが好ましい。
入熱量調整機構50が作動して、タービン40tから送出され燃焼用空気として流動床式焼却炉2に導かれる予熱空気の温度が変動して流動床式焼却炉2の安定操炉に支障を来す虞がある場合でも、第2熱交換器4を備えることによりタービン40tから送出され流動床式焼却炉2に導かれる予熱空気の温度が適切な温度に調整できるようになる。
さらに、図9に示すように、流動床式焼却炉2に供給する燃焼用空気の温度を調整すべく、第2熱交換器4に配した伝熱管を流れる排ガスの流れ方向に沿って最下流側と最下流側よりも上流側の2か所に燃焼用空気を供給する空気流入部4a,4bを設けるとともに、タービン40tから送出された空気を第2熱交換器4に導く流路71に、空気流入部4a及び空気流入部4bから流入する空気量を調整する流量調整機構72としてのダンパ機構を設けてもよい。
この場合も、流動床式焼却炉2への燃焼用空気の供給部に温度センサStを備え、制御部70が温度センサStにより検出された温度が目標温度となるように流量調整機構72を制御するように構成すればよい。
図10に示すように、入熱量調整機構50は、第1熱交換器5から送出されタービン40tの導入ポートに導かれる予熱空気の一部を直接タービン40tの送出ポート側に導くバイパス路51と、バイパス路51に設けられた流量調整機構52としてのダンパ機構で構成されていてもよい。
なお、何れの流量調整機構も、ダンパ機構を採用する例に限るものではなく、バルブ機構など公知の流量調整機構を適宜採用できることはいうまでもない。
コンプレッサ40cから送出される空気の全量が第1熱交換器5に導かれ、第1熱交換器5で予熱された空気の一部が流量調整機構52を介してバイパス路51に案内され、その残余がタービン40tに導かれる結果、タービン40tへの入熱量が調整されるようになる。タービン40tから送出される予熱空気とバイパス路51に導かれた予熱空気が合流して燃焼用空気として流動床式焼却炉2に供給される。
図11に示すように、煙道10に配置される第2熱交換器4と第1熱交換器5とが排ガスの流れ方向に沿って並列配置されるように配置されていてもよい。
上述した実施形態では、第1熱交換器5が煙道10に配され、煙道に導かれる排ガスの保有熱により燃焼用空気を予熱するように構成された例を説明したが、第1熱交換器5は流動床式焼却炉2に設けられ、炉内燃焼熱により燃焼用空気を予熱するように構成されていてもよい。
上述した実施形態は、熱処理炉として流動床式焼却炉2を採用した場合について説明したが、本発明が適用される焼却炉は流動床式焼却炉2に限らず、流動床式焼却炉2と同様に通気圧損が大きいシャフト炉等の他の形式の工業炉にも適用可能である。例えば、底部にコークスベッドが形成され、当該コークスベッドに燃焼用空気を供給する羽口が形成されたシャフト炉の上方から汚泥を投入して溶融するような熱処理炉やスクラップを投入して溶解するキュポラ等であっても、本発明が適用可能である。
上述した実施形態は、何れも本発明の一例であり、当該記載により本発明が限定されるものではなく、夫々の特徴構成を適宜向き合わせてもよく、また各部の具体的構成を本発明の作用効果が奏される範囲で適宜変更設計してもよいことはいうまでもない。
100:廃棄物処理設備
2:流動床式焼却炉(熱処理炉)
3:空気供給機構
4:第2熱交換器
5:第1熱交換器
10:煙道
30:押込み送風機
40:過給機
40c:コンプレッサ
40t:タービン
50:入熱量調整機構
51:バイパス路
52:流量調整機構(ニードル弁)
55:圧力開放機構
56:バイパス路(開放路)
57:開放弁機構(ボール弁)
70:制御部
75:インバータ

Claims (3)

  1. 汚泥等の廃棄物を焼却処理する熱処理炉と、
    前記熱処理炉の炉内燃焼熱及び/または煙道に導かれる排ガスの保有熱により燃焼用空気を予熱する熱交換器と、
    前記熱交換器で予熱された燃焼用空気により回転するタービンと前記タービンの回転により前記熱交換器に燃焼用空気を供給するコンプレッサとを含む過給機と、
    を備えている廃棄物処理設備であって、
    前記タービンへ供給する燃焼用空気の入熱量を調整する入熱量調整機構と、
    前記過給機の駆動力を急低下させる圧力開放機構と、
    前記コンプレッサへ供給される燃焼用空気量が目標空気量となるように前記入熱量調整機構を調整するとともに、前記過給機の回転数をモニターして当該回転数または当該回転数の変化率が所定の上限許容値を超えると、前記圧力開放機構を作動させる制御部と、
    燃焼用空気を前記コンプレッサに供給する押込み送風機を備え、
    前記圧力開放機構は、前記押込み送風機から前記コンプレッサの導入ポートに導かれる空気を直接前記タービンの送出ポート側に導くバイパス路と、前記バイパス路に設けられた開閉弁機構とで構成されている廃棄物処理設備。
  2. 前記開閉弁機構がボール弁で構成されている請求項記載の廃棄物処理設備。
  3. 汚泥等の廃棄物を焼却処理する熱処理炉と、
    前記熱処理炉の炉内燃焼熱及び/または煙道に導かれる排ガスの保有熱により燃焼用空気を予熱する熱交換器と、
    前記熱交換器で予熱された燃焼用空気により回転するタービンと前記タービンの回転により前記熱交換器に燃焼用空気を供給するコンプレッサとを含む過給機と、
    前記タービンへ供給される燃焼用空気の入熱量を調整する入熱量調整機構と、
    前記過給機の駆動力を急低下させる圧力開放機構と、
    燃焼用空気を前記コンプレッサに供給する押込み送風機と、
    を備えている廃棄物処理設備の運転方法であって、
    前記圧力開放機構は、前記押込み送風機から前記コンプレッサの導入ポートに導かれる空気を直接前記タービンの送出ポート側に導くバイパス路と、前記バイパス路に設けられた開閉弁機構とで構成され、
    前記過給機の回転数をモニターし、当該回転数または当該回転数の変化率が所定の上限許容値を超えると、前記圧力開放機構を作動させて前記過給機の駆動力を急低下させる廃棄物処理設備の運転方法。
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