JP2020148443A - 廃棄物処理設備 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、本発明の実施形態1に係る廃棄物処理設備1の構成について、図1及び図2を参照して説明する。本実施形態に係る廃棄物処理設備1は、下水汚泥等の廃棄物を焼却処理する設備である。図1に示すように、廃棄物処理設備1は、焼却炉10と、空気導入経路20と、予熱器30と、コンプレッサ41及びタービン42を含む過給機40と、冷却機構50と、を主に有している。
次に、本発明の実施形態2に係る廃棄物処理設備について、図4のフローチャートを参照して説明する。実施形態2に係る廃棄物処理設備は、基本的に上記実施形態1に係る廃棄物処理設備1と同様の構成を備えるものであるが、予熱器30の出口側における外気A1の温度に基づいて冷却機構50の動作を制御する点で上記実施形態1に係る廃棄物処理設備1と異なっている。以下、上記実施形態1と異なる点についてのみ説明する。
次に、本発明の実施形態3に係る廃棄物処理設備について、図5のフローチャートを参照して説明する。実施形態3に係る廃棄物処理設備は、基本的に上記実施形態1に係る廃棄物処理設備1と同様の構成を備えるものであるが、コンプレッサ41の出口側における外気A1の排気率に基づいて冷却機構50の動作を制御する点で上記実施形態1に係る廃棄物処理設備1と異なっている。以下、上記実施形態1と異なる点についてのみ説明する。
次に、本発明の実施形態4に係る廃棄物処理設備について、図6のフローチャートを参照して説明する。実施形態4に係る廃棄物処理設備は、基本的に上記実施形態1に係る廃棄物処理設備1と同様の構成を備えるものであるが、タービン42の出口側における外気A1の排気率に基づいて冷却機構50の動作を制御する点で上記実施形態1に係る廃棄物処理設備1と異なっている。以下、上記実施形態1と異なる点についてのみ説明する。
次に、本発明の実施形態5に係る廃棄物処理設備について、図7のグラフ及び図8のフローチャートを参照して説明する。実施形態5に係る廃棄物処理設備は、基本的に上記実施形態1に係る廃棄物処理設備1と同様の構成を備えるものであるが、図7に示す過給機40のコンプレッサマップに基づいて冷却機構50の動作を制御する点で上記実施形態1に係る廃棄物処理設備1と異なっている。以下、上記実施形態1と異なる点についてのみ説明する。
ここで、本発明のその他実施形態について説明する。
10 焼却炉
20 空気導入経路
30 予熱器
40 過給機
41 コンプレッサ
42 タービン
50 冷却機構
51 水噴霧部
60 外気温測定部
61 出口温度測定部
80 コンプレッサ出口側排気路
81 コンプレッサ出口側排気弁
82 タービン出口側排気路
83 タービン出口側排気弁
A1 外気
B1 境界ライン
G1 排ガス
R1 安定領域
R2 不安定領域
W1 水
Claims (7)
- 廃棄物を焼却する焼却炉と、
廃棄物の焼却に用いられる燃焼用空気を前記焼却炉に導く経路であって、前記焼却炉に接続された一方の端部と、前記燃焼用空気として外気を経路内に取り込む他方の端部と、を有する空気導入経路と、
前記空気導入経路を通じて前記焼却炉に導かれる前記外気を、前記焼却炉から排出される排ガスにより加熱する予熱器と、
前記空気導入経路に配置された過給機であって、前記外気を吸入すると共に圧縮した前記外気を前記予熱器側に吐出するコンプレッサと、前記予熱器で加熱された前記外気によって回転することにより前記コンプレッサを駆動させるタービンと、を有する前記過給機と、
前記コンプレッサに吸入される前の前記外気を冷却することにより前記外気の密度を冷却前よりも上げる冷却機構と、を有する、廃棄物処理設備。 - 前記冷却機構は、前記コンプレッサに吸入される前の前記外気に水を噴霧する水噴霧部を有する、請求項1に記載の廃棄物処理設備。
- 前記コンプレッサに吸入される前の前記外気の温度を測定する外気温測定部と、
前記外気温測定部により測定された温度が予め定められた設定値よりも大きい時に、冷却能力を上げるように前記冷却機構を制御する制御部と、をさらに有する、請求項1又は2に記載の廃棄物処理設備。 - 前記予熱器から流出した前記外気の温度を測定する出口温度測定部と、
前記出口温度測定部により測定された温度が予め定められた設定値よりも小さい時に、冷却能力を上げるように前記冷却機構を制御する制御部と、をさらに有する、請求項1又は2に記載の廃棄物処理設備。 - 前記空気導入経路における前記コンプレッサの下流側で且つ前記予熱器の上流側の位置から前記空気導入経路の外に前記外気を排出するためのコンプレッサ出口側排気路と、
前記コンプレッサ出口側排気路に配置され、前記コンプレッサ出口側排気路を通じた前記外気の排気率を調整するコンプレッサ出口側排気弁と、
前記空気導入経路における前記外気の流量が所定の流量に維持されるように前記コンプレッサ出口側排気弁を制御すると共に、前記コンプレッサ出口側排気路による前記外気の排気率が予め定められた設定値よりも小さい時に、又は、前記コンプレッサの出口側における前記外気の非排気率が予め定められた設定値よりも大きい時に、冷却能力を上げるように前記冷却機構を制御する制御部と、をさらに有する、請求項1又は2に記載の廃棄物処理設備。 - 前記空気導入経路における前記タービンの下流側の位置から前記空気導入経路の外に前記外気を排出するためのタービン出口側排気路と、
前記タービン出口側排気路に配置され、前記タービン出口側排気路を通じた前記外気の排気率を調整するタービン出口側排気弁と、
前記空気導入経路における前記外気の流量が所定の流量に維持されるように前記タービン出口側排気弁を制御すると共に、前記タービン出口側排気路による前記外気の排気率が予め定められた設定値よりも小さい時に、又は、前記タービンの出口側における前記外気の非排気率が予め定められた設定値よりも大きい時に、冷却能力を上げるように前記冷却機構を制御する制御部と、をさらに有する、請求項1又は2に記載の廃棄物処理設備。 - 前記コンプレッサに吸入される前記外気の流量と、前記コンプレッサに吸入される前記外気の圧力に対する前記コンプレッサから吐出された前記外気の圧力の比である圧縮比と、の関係を示すマップであって、前記コンプレッサの動作が安定する安定領域と前記コンプレッサの動作が不安定になる不安定領域との境界ラインと、前記圧縮比が前記境界ラインの値から所定値低い値に設定された予防ラインと、を示す前記マップの情報を格納し、前記マップ上における前記コンプレッサの現在値が前記マップの前記予防ラインを超えている時に、冷却能力を上げるように前記冷却機構を制御する制御部をさらに有する、請求項1又は2に記載の廃棄物処理設備。
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