JP7156912B2 - ランプを有する構造体の超音波検査 - Google Patents

ランプを有する構造体の超音波検査 Download PDF

Info

Publication number
JP7156912B2
JP7156912B2 JP2018209674A JP2018209674A JP7156912B2 JP 7156912 B2 JP7156912 B2 JP 7156912B2 JP 2018209674 A JP2018209674 A JP 2018209674A JP 2018209674 A JP2018209674 A JP 2018209674A JP 7156912 B2 JP7156912 B2 JP 7156912B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
angle
response signal
lamp
ultrasonic response
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018209674A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019095438A (ja
JP2019095438A5 (ja
Inventor
フエ タット ホン
アレン フェッツァー バリー
イー.ジョージソン ゲイリー
ジョセフ タピア ウィリアム
エル.フリート マーティン
エル.パケット エドワード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JP2019095438A publication Critical patent/JP2019095438A/ja
Publication of JP2019095438A5 publication Critical patent/JP2019095438A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7156912B2 publication Critical patent/JP7156912B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume, or surface-area of porous materials
    • G01N15/08Investigating permeability, pore-volume, or surface area of porous materials
    • G01N15/088Investigating volume, surface area, size or distribution of pores; Porosimetry
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/043Analysing solids in the interior, e.g. by shear waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/11Analysing solids by measuring attenuation of acoustic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/01Indexing codes associated with the measuring variable
    • G01N2291/015Attenuation, scattering
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/023Solids
    • G01N2291/0231Composite or layered materials
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/028Material parameters
    • G01N2291/0289Internal structure, e.g. defects, grain size, texture
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/048Transmission, i.e. analysed material between transmitter and receiver
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/056Angular incidence, angular propagation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/10Number of transducers
    • G01N2291/106Number of transducers one or more transducer arrays

Description

本開示は、概して、構造体を検査することに関し、より具体的には、ランプ(傾斜)を有する構造体を検査することに関する。さらに具体的には、本開示は、構造体における、当該構造体のランプの下方の部分を超音波検査するための方法を提供する。
超音波検査は、複合構造体も含めた構造体の検査に用いられる非破壊検査法である。超音波検査では、構造体内に超音波信号を送信し、超音波応答信号を分析することにより、構造体を検査する。
超音波検査は、構造体の幾何学形状に影響されやすい。超音波を用いて構造体を検査するには、構造体の前面と後面とが互いに平行であることが望ましい。また、超音波検査のためには、前面及び後面が実質的に滑らかであることが望ましい。
非平行面を有するか、あるいは表面粗さの大きい構造設計は、残念ながら、従来の超音波検査技術で検査することが困難な場合がある。従って、上述の事項の少なくともいくつかを、また、その他の潜在的な事項を考慮にいれた方法および装置の提供が望まれる。
本開示の例示的な実施形態は、方法を提供する。構造体の第1面に配置されたトランスデューサアレイを用いて、前記構造体のランプに実質的に平行な所定の角度で前記構造体内に信号を送信する。前記構造体の第2面で超音波応答信号が生成される。前記超音波応答信号をトランスデューサアレイで受信する。
本開示の別の例示的な実施形態は、方法を提供する。構造体の第1面に配置された送信機を用いて、前記構造体のランプに実質的に平行な所定の角度で前記構造体内に信号を送信する。受信機を用いて前記構造体の第2面で前記信号を受信することにより、受信信号を生成する。ここで、前記送信機は、前記受信機とは別体である。前記受信信号を用いて、前記構造体内の不具合を特定する。
本開示のさらなる例示的な実施形態は、方法を提供する。第1角度で構造体内に信号を送信し、前記第1角度は、前記構造体の第2ランプの第2角度と鏡像関係にある。前記信号は、前記構造体の第1面に配置されたトランスデューサアレイを用いて、前記構造体内に送信される。前記構造体の第2面で超音波応答信号を生成する。前記超音波応答信号を前記トランスデューサアレイで受信する。前記超音波応答信号の振幅を用いて、前記構造体における前記第2ランプの下方の部分の空隙率を検出する。
特徴及び機能は、本開示の様々な実施形態において個別に達成可能であり、また、他の実施形態との組み合わせも可能である。この詳細については、以下の記載と図面から明らかになるであろう。
例示的な実施形態に特有のものと考えられる新規な特徴は、添付の特許請求の範囲に記載されている。しかしながら、例示的な実施形態、並びに、好ましい使用形態、更にその目的及び利点は、以下に示す添付の図面と共に本開示の例示的な実施形態の詳細な説明を参照することにより、最もよく理解されるであろう。
例示的な実施形態による超音波技術を用いて複合構造体を検査する環境のブロック図である。 例示的な実施形態による複合構造体の断面図である。 例示的な実施形態による複合構造体のランプの超音波検査の断面図である。 例示的な実施形態による複合構造体のランプの超音波検査の断面図である。 例示的な実施形態による複合構造体のランプの超音波検査の断面図である。 例示的な実施形態による複合構造体のランプの超音波検査の断面図である。 例示的な実施形態による超音波技術を用いて構造体を検査する方法のフローチャートである。 例示的な実施形態による超音波技術を用いて構造体を検査する方法のフローチャートである。 例示的な実施形態による超音波技術を用いて構造体を検査する方法のフローチャートである。
例示的な実施形態は、1つ以上の様々な事項を認識及び考慮したものである。例えば、例示的な実施形態は、30度以上の傾斜角を有する急傾斜した複合構造体の空隙率を検査することが、残念ながら困難な状況にあるということを認識及び考慮したものである。現在のところ、変化の割合が20:1未満であるプライ傾斜エリアが検査の対象であることが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。変化の割合が20:1未満とは、プライ傾斜エリアが3度未満の割合で変化するということである。より急峻なランプを有する構造体が望まれる場合もあるということが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。
また、構造体内のランプが3度より大きい角度を有する場合、検査要件を変更する必要が生じ得ることが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。検査要件を変更することは、構造体の設計に影響を与え得ることが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。ランプ付近の不具合の検出を向上させることにより、構造体の設計を改善可能であることが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。
従来の超音波検査では、構造体の後壁又は第2面に対する角度が垂直となるように構造体内に信号を送信していることが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。多くの構造体の場合、第1面に対する角度が実質的に垂直となるように信号が構造体内に送信されることが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。第2面が第1面に対して傾斜している場合、第2面に対して垂直となるように、第1面に対して角度を成して信号が送信されうることが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。
緩やかに傾斜するエリア(20:1)については、検査しようとする面に垂直となるように超音波ビームの方向が操作されるということが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。傾斜が急峻な場合、超音波経路の一部だけによって対象エリアが検査されることになるということが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。また、急峻な角度にビームを方向操作することが非常に困難であるということが、例示的な実施形態では認識及び考慮されている。
図を参照し、特に図1を参照すると、同図には、例示的な実施形態による、超音波技術を用いて複合構造体を検査する環境のブロック図が示されている。検査環境100において、超音波検査装置102は、構造体104を検査する。構造体104は、ランプ106及び第2ランプ108を有する。ランプ106は、第1角度110を有する。第1角度110は、第1面112に対して測定されたものである。第1角度110は、3度より大きい。いくつかの例示的な実施例において、第1角度110は、60度以上である。
第2ランプ108は、第2角度114を有する。第2角度114は、第1面112に対して測定されたものである。第2角度114は、3度より大きい。いくつかの例示的な実施例において、第2角度114は、60度以上である。
いくつかの例示的な実施例において、構造体104は、複合材料115によって形成されている。構造体104は、複合外板116および厚みのある複合レイアップ118を共硬化(co-curing)又は共接合(co-bonding)することによって形成される。複数個の複合材層120をレイアップすることにより、複合外板116が形成される。また、様々な幅124を有する複数個(第2の複数個)の複合材層122をレイアップすることにより、厚みのある複合レイアップ118が形成される。
複合外板116と厚みのある複合レイアップ118とが、共硬化又は共接合されることによって、ランプ106を有する構造体104が形成される。ランプ106及び第2面126は、厚みのある複合レイアップ118を硬化することによって形成される。
ランプ106は、複数個の複合材層122が様々な幅124を有することによって形成される。第2ランプ108は、複数個の複合材層122が様々な幅124を有することによって形成される。
構造体104におけるランプ106の下方を検査するために、超音波検査装置102は、角度132で構造体104内に信号130を送信する。角度132は、第1角度110と実質的に平行である。構造体104におけるランプ106の下方全体を検査するには、角度132が第1角度110と同じであることが望ましい。ただし、構造体104を製造する際、あるいは超音波検査装置102の操作において、多少のばらつきが生じ得る。本明細書において、「実質的に平行」とは、もう1つの角度との差が2度以内であることを指す。従って、角度132は、第1角度110との差が2度以内である。
いくつかの例示的な実施例において、超音波検査装置102は、トランスデューサアレイ134の形態をとる。トランスデューサアレイ134は、信号136などの信号130を、機械的な角度調整器138又は電子ビームステアリング140によって、角度132で構造体104内に送信する。トランスデューサアレイ134において信号130を送信するとともに超音波応答信号142を受信することは、「パルスエコー検査」と称される。
いくつかの例示的な実施例において、超音波応答信号142は、第2面126で形成されて、トランスデューサアレイ134で受信される。例えば、信号136が第2面126に到達すると、当該第2面126で超音波応答信号144が形成される。超音波応答信号144は、角度146を有している。角度146は、第2面126に垂直な線について、角度132と鏡像関係にある。
超音波応答信号142の受信においては、角度146を考慮に入れる。超音波応答信号142の受信は、ある角度をもって行われる。このような受信は、「逆の」ビームステアリングに似たものと言える。超音波応答信号の受信は、電子的手段により、あるいはウェッジなど機械構造を用いて、角度132に対するある反射角をもって行われる。
超音波応答信号144を受信した後、構造体104内におけるランプ106の下方の空隙率148が、超音波応答信号144の振幅150を用いて検出される。超音波応答信号144の振幅150を用いて、構造体104内における信号136及び超音波応答信号144が伝播した経路の空隙率を検出することができる。
構造体104内に信号130を繰り返し送信し、超音波応答信号142を繰り返し受信することによって、ランプ106の下方の複数の箇所について、空隙率148を検出することができる。例示的な一実施例において、第1面112に沿って「段階的に移動する」ことにより、構造体104の様々な箇所に信号130を送信して、ランプ106の下方の複数箇所の空隙率148を検出することができる。別の例示的な一実施例において、フェーズドアレイ162の異なる送信機を用いて構造体104内に信号130を送信することにより、構造体104の様々な箇所に信号130を送信して、ランプ106の下方の複数箇所の空隙率148を検出することができる。いくつかの例示的な実施例において、第1面112に沿ってトランスデューサアレイ134を移動させることと、フェーズドアレイ162の異なる送信機を使用することとを組み合わせて、構造体104の様々な箇所に信号130が送信される。
いくつかの例示的な実施例において、第1角度110は、第2角度114と鏡像関係にある。このような例示的な実施例において、信号130及び超音波応答信号142を用いて、構造体104内における第2ランプ108の下方の空隙率152を検出することができる。このような例示的な実施形態において、角度132は第2角度114と平行ではないが、超音波応答信号144の角度146は第2角度114と平行である。
他の例示的な実施例において、第2角度114に実質的に平行な角度156を有する信号154を構造体104内に送信することにより、構造体104内における第2ランプ108の下方の空隙率152を検出する。このような例示的な実施例において、超音波応答信号158が、第2面126で形成される。超音波応答信号158の振幅160を用いて、構造体104内における第2ランプ108の下方の空隙率152を検出する。
超音波応答信号142及び超音波応答信号158は、フェーズドアレイ162などのトランスデューサアレイ134によって受信することができる。他の例示的な実施例において、信号130は、受信機164によって受信される。
図示のように、信号136は、構造体104内に送信され、信号166は受信機164によって受信される。このような例示的な実施例において、信号136は、送信機168を用いて構造体104内に送信される。受信機164によって受信される信号166の振幅を用いて、構造体104内におけるランプ106の下方の空隙率148を検出することができる。受信機164で信号166を受信することは、「透過(“through transmission”)」超音波検査と称することができる。
信号130及び信号154の少なくとも1つを構造体104内に送信することにより、構造体104におけるランプ106及び第2ランプ108の下方を検査する。本明細書において、「~の少なくとも1つ」という語句がアイテムのリストについて用いられる場合、リストアップされたアイテムのうちの1つまたはそれ以上を様々な組み合わせで用いてもよいことを意味し、また、リストの各アイテムの1つだけが必要な場合もあることを意味する。換言すれば、「~の少なくとも1つ」は、リストから任意の数のアイテムを任意の組み合わせで使用することが可能であり、必ずしもリストアップされたアイテムのすべてを必要としないことを意味する。アイテムとは、ある特定の対象、物、又はカテゴリーであってもよい。
例えば、「アイテムA、アイテムB、又はアイテムCの少なくとも1つ」は、限定するものではないが、アイテムA、アイテムAとアイテムB、又はアイテムBを含み得る。この例は、アイテムAとアイテムBとアイテムC、又は、アイテムBとアイテムCも含み得る。勿論、これらのアイテムのあらゆる組み合わせが存在する。他の例では、「~の少なくとも1つ」は、限定するものではないが、2個のアイテムAと1個のアイテムBと10個のアイテムC;4個のアイテムBと7個のアイテムC;又は、他の適当な組み合わせであってもよい。
いくつかの例示的な実施例において、信号130又は信号154の少なくとも一方を用いて、構造体104全体の検査サンプリングを行う。例えば、信号130を用いて、第2面126の下方の部分を含む、構造体104全体のサンプリングを行うことができる。
いくつかの例示的な実施例において、構造体の傾斜していない部分においては、信号172は、第2面126に垂直に構造体104内に送信される。超音波応答信号174は、第2面126に垂直に受信される。超音波応答信号174の振幅176を用いて、構造体104の第2面126と第1面112との間の構造体104内の空隙率178を検出する。
図1における検査環境100の図示は、例示的な実施形態が実現される態様について物理的または構造的な限定を示唆するものではない。図示されたコンポーネントに加えて、あるいは、これらのコンポーネントに代えて、他のコンポーネントを用いることもできる。いくつかのコンポーネントは、必要としない場合もある。また、図に示したブロックは、いくつかの機能的なコンポーネントを表している。これらのブロックのうちの1つ又は複数は、例示的な実施形態において実施する際には、組み合わせたり、分割したり、組み合わせてから異なるブロックに分割したりすることができる。
例えば、ランプ106又は第2ランプ108の少なくとも1つにおいて、平均表面粗さによる偏差が有意な値であるとする。ランプ106の表面粗さの偏差が有意である場合、ランプ106は、粗面を有するということができる。第2ランプ108の表面粗さの偏差が有意である場合、第2ランプ106は、粗面を有するということができる。
また、空隙率について述べたが、超音波検査装置102を用いて、他の種類の不具合等を検査することもできる。例えば、超音波検査装置102からの信号130を用いて、異物の破片を検出することができる。異物の破片を検出する際は、超音波応答信号142に関連付けられた時間を用いる。
次に図2を参照すると、同図には、例示的な実施形態による、複合構造体の断面図が示されている。構造体200は、図1の構造体104を物理的に実現したものである。
構造体200は、第1面202及び第2面204を有する。第2面204は、第1面202に平行である。第1面202内に送信された信号は、方向206に進み、超音波応答信号が第2面204から反射される。構造体200の領域208では、第1面202に垂直な信号を用いた超音波検査が行われ得る。第1面202は、実質的に平坦である。図示のように、第2面204も、実質的に平坦である。
構造体200は、ランプ210及びランプ212を含んでいる。ランプ210は、粗面214を有する。第2面204に対するランプ210の角度216は、60度より大きい。第2面204に垂直な線に対するランプ210の角度は、30度以下である。粗面214及び角度216のため、構造体200におけるランプ210の下方に対しては、従来の超音波検査は行われない。
ランプ212は、粗面218を有する。第2面204に対するランプ212の角度220は、60度より大きい。第2面204に垂直な線に対するランプ212の角度は、30度以下である。粗面218及び角度220のため、構造体200におけるランプ212の下方に対しては、従来の超音波検査は行われない。
図2における構造体200の図示は、例示的な実施形態が実現される態様について物理的または構造的な限定を示唆するものではない。例えば、ランプ210及びランプ212は、第1面202に対して任意の所望の角度を有し得る。傾斜した超音波信号を用いる検査のためには、ランプ210及びランプ212は、其々、第1面202から60度以上である。ランプ210が第1面202から60度以上である場合、ランプ210、及び、構造体200におけるランプ210の下方を検査するための照射超音波信号は、其々、第1面202に垂直な線から30度未満の角度である。
次に図3を参照すると、同図には、例示的な実施形態による、複合構造体のランプの超音波検査の断面図が示されている。符号300により、図2の構造体200の超音波検査の一例を示す。符号300の例では、トランスデューサアレイ302が、構造体200の第1面202に信号304を送信している。トランスデューサアレイ302を用いることにより、信号304は、構造体200のランプ210に実質的に平行な角度306で、構造体200内に送信される。このように、信号304は、電子ビームステアリングによって、角度306で構造体200内に送信される。
トランスデューサアレイ302は、トランスデューサアレイ134を物理的に実現したものである。図3は、「パルスエコー検査」を示している。トランスデューサアレイ302は、信号304などの信号の送信と、超音波応答信号308などの超音波応答信号の受信の両方を行う。
図3からわかるように、接触材料313が、トランスデューサアレイ302を構造体200に結合している。接触材料313は、水または任意の他の所望の接触材料の形態をとる。トランスデューサアレイは、接触材料313内に信号316を送信する。信号316が構造体200の面202に到達すると、信号316は屈折し、これにより、信号304が角度306で構造体200に入射する。角度306は、屈折角である。角度306は、スネルの法則により、信号316のアレイステアリング角度と関連している。いくつかの例示的な実施例において、接触材料313における速度は、構造体200における速度の約1/2である。このような例示的な実施例において、角度306は、信号316のアレイステアリング角度のおよそ2倍である。
超音波応答信号308は、構造体200の第2面204で生成される。いくつかの例示的な実施例において、超音波検査に関して、第2面204を後壁310と称し得る。超音波応答信号308は、トランスデューサアレイ302で受信される。超音波応答信号308は、第1面202に対して、角度312を有している。角度312は、第1面202に垂直な線314について、角度306と鏡像関係にある。
ランプ210は、第2面204に垂直な線314に対して、0度と30度との間の角度を成す。ランプ212は、第2面204に垂直な線314に対して、0度と30度との間の角度を成す。
図示のように、角度306及び角度312は、其々、60度より大きい。角度306及び角度312が60度より大きいことにより、信号304及び超音波応答信号308の其々が、第1面202に垂直な線314に対して30度以下の角度となることが望ましい。
図示のように、超音波応答信号308が構造体200の面202に到達すると、超音波応答信号308は、屈折して、応答信号318を生成する。トランスデューサアレイ302は、応答信号318の形態の超音波応答信号308を、接触材料313から受信する。
構造体200内におけるランプ210の下方の空隙率は、超音波応答信号308の振幅から検出することができる。構造体200内における信号304に沿う空隙率を、超音波応答信号308を用いて検出することができる。
いくつかの例示的な実施例において、超音波応答信号308を用いて空隙率を検出するためには、信号304に沿う空隙率と超音波応答信号308に沿う空隙率とが等しいと仮定する。このような例示的な実施例では、信号304及び超音波応答信号308に沿う平均の空隙率を、信号強度から求める。空隙があると、空隙が無い領域に比べて信号強度が低くなると考えられる。
いくつかの例示的な実施例において、超音波応答信号308に沿う空隙率は、以前の検査から既知である。このような例示的な実施例において、超音波応答信号308と、以前の検査による既知の空隙率とを用いて、信号304に沿う空隙率が検出される。
超音波応答信号308は、構造体200における第2面204の下を進む。構造体200内における超音波応答信号308の経路に沿う空隙率は、超音波応答信号308を用いて検出することができる。
次に図4を参照すると、同図には、例示的な実施形態による、複合構造体のランプの超音波検査の断面図が示されている。符号400により、図2の構造体200の超音波検査の一例を示す。符号400の例では、送信機402が、構造体200の第1面202に信号404を送信する。信号404は、送信機402を用いて、構造体200のランプ210に実質的に平行な角度406で、構造体200内に送信される。図示のように、信号404は、電子ビームステアリングによって、角度406で構造体200内に送信される。図示しない他の例において、機械的な角度調整器を用いて、信号404を構造体200内に送信してもよい。送信機402は、水407又は他の望ましい接触材料を介して構造体200に結合されている。
受信機408が、構造体200の第2面204に配置されている。受信機408は、信号404を角度406で受信する。信号404の振幅を用いて、構造体200内におけるランプ210の下方の空隙率を検出することができる。構造体200内における信号404に沿う空隙率を、信号404の振幅から検出することができる。受信機408は、水409又は他の望ましい接触材料を介して構造体200に結合されている。
次に図5を参照すると、同図には、例示的な実施形態による、複合構造体のランプの超音波検査の断面図が示されている。符号500の例は、トランスデューサアレイ302が、構造体200に対して方向502に移動した状態を示す。
図3において超音波応答信号308を受信した後、トランスデューサアレイ302は、構造体200内に角度306で別の信号を送信することにより、構造体200におけるランプ210の下方の別の部分の空隙率を検出する。符号500の例では、トランスデューサアレイ302は、図3において超音波応答信号308を受信した後に、方向502に移動している。
符号500の例では、トランスデューサアレイ302は、構造体200内に角度306で信号504を送信する。角度306は、構造体200のランプ210に実質的に平行である。図示のように、信号504は、電子ビームステアリングによって、角度306で構造体200内に送信される。
構造体200の第2面204で、超音波応答信号506が生成される。超音波応答信号506は、トランスデューサアレイ302で受信される。超音波応答信号506は、第1面202に対して、角度312を有している。角度312は、角度306と鏡像関係にある。
構造体200内におけるランプ210の下方の空隙率は、超音波応答信号506の振幅から検出することができる。構造体200内における信号504に沿う空隙率を、超音波応答信号506を用いて検出することができる。いくつかの例示的な実施例において、超音波応答信号506を用いて空隙率を検出するためには、信号504に沿う空隙率と超音波応答信号506に沿う空隙率とが等しいと仮定する。このような例示的な実施例では、信号504及び超音波応答信号506に沿う平均の空隙率を、信号強度から求める。空隙があると、空隙が無い領域に比べて信号強度が低くなると考えられる。
いくつかの例示的な実施例において、超音波応答信号506に沿う空隙率は、以前の検査から既知である。このような例示的な実施例では、超音波応答信号506と、以前の検査による既知の空隙率とを用いて、信号504に沿う空隙率が検出される。
超音波応答信号506は、構造体200における第2面204の下を進む。構造体200内における超音波応答信号506の経路に沿う空隙率は、超音波応答信号506を用いて検出することができる。
この例示的な実施例では、トランスデューサアレイ302は、方向502に移動した後に、別の信号を構造体200内に送信する。別の例示的な実施例では、トランスデューサアレイ302の別の送信セルが、構造体200内に信号を送信する。この例示的な実施例では、送信セル508よりも方向502側にある送信セルが、構造体200に別の信号を送信する。別の送信セルを用いたり、トランスデューサアレイ302を移動させたりすることによって、ランプ210の下方のエリアに、パルス状に信号を入射させることができる。
次に図6を参照すると、同図には、例示的な実施形態による、複合構造体のランプの超音波検査の断面図が示されている。符号600の例では、トランスデューサアレイ302が、構造体200に対して方向502に移動している。
符号600の例では、トランスデューサアレイ302は、構造体200内に角度306で信号602を送信する。角度306は、構造体200のランプ210に実質的に平行である。ランプ210は、第1面202に垂直な線について、ランプ212と鏡像関係にある。角度216の絶対値と角度220の絶対値とは、実質的に同じである。従って、実質的に同じ角度、すなわち角度306の信号を構造体200内に送信することにより、ランプ210の下方とランプ212の下方の両方の空隙率を検出することができる。
図示のように、角度306は、ランプ212と鏡像関係にある。図示のように、信号602は、電子ビームステアリングによって、角度306で構造体200内に送信される。
構造体200の第2面204で、超音波応答信号604が生成される。超音波応答信号604は、トランスデューサアレイ302で受信される。超音波応答信号604は、第1面202に対して、角度312を有している。角度312は、角度306と鏡像関係にある。超音波応答信号604の角度312は、構造体200のランプ212に実質的に平行である。
構造体200内におけるランプ212の下方の空隙率は、超音波応答信号604の振幅から検出することができる。超音波応答信号604は、ランプ212の下方を進む。構造体200内における超音波応答信号604に沿う空隙率を、超音波応答信号604を用いて検出することができる。
信号602は、構造体200における第2面204の下を進む。構造体200内における信号602の経路に沿う空隙率は、超音波応答信号604を用いて検出することができる。
図示しない他の実施例において、トランスデューサアレイ302は、第1面202に対して角度312を有する信号を、構造体200内に送信する。これらの図示しない実施例では、角度306を有する超音波応答信号が、トランスデューサアレイ302で受信される。これらの図示しない実施例では、第2ランプとも称されるランプ212に平行な信号を用いて、ランプ212の下方の空隙率を検出する。いくつかの例示的な実施例において、角度312を有する信号は、ランプ212とランプ210とが互いに鏡像関係にない場合に用いられる。例えば、角度216と角度220の絶対値が同じでない場合に、構造体200内への角度312を有する信号を用いて、ランプ212の下方の空隙率を検出することができる。
さらに別の図示しない例示的な実施例において、トランスデューサアレイ302は、ランプ212と鏡像関係の角度を有する信号を構造体200内に送信することにより、構造体200内におけるランプ212の下方の空隙率を検出し、当該角度は、ランプ210を検査するために用いる信号の角度とは異なる。例えば、角度216と角度220の絶対値が同じでない場合に、ランプ212に平行な超音波応答信号の振幅を用いて、空隙率を検出することができる。このような例において、超音波応答信号は、角度312を有しない。
図2~6に示す様々なコンポーネントは、図1に示すコンポーネントと組み合わせてもよいし、図1に示すコンポーネントと共に用いてもよいし、又は、その両方を組み合わせて行ってもよい。また、図2~図6に示したコンポーネントのいくつかは、図1にブロックの形態で示したコンポーネントを物理的構造体としてどのように実現できるかを示す具体例である。
次に図7を参照すると、同図には、例示的な実施形態による、超音波技術を用いて構造体を検査する方法のフローチャートが示されている。方法700は、図1の検査環境100において実施することができる。方法700は、図2~図6の構造体200に対して、実施することができる。
方法700は、構造体の第1面に配置されたトランスデューサアレイを用いて、構造体のランプに実質的に平行な角度で、構造体内に信号を送信する(工程702)。いくつかの例示的な実施例において、構造体は、複合材料からなる。いくつかの例示的な実施例において、ランプは、第2面に垂直な線に対して、0度と30度との間の角度を成す。いくつかの例示的な実施例において、ランプは、平均表面粗さによる偏差が有意な値である。
当該方法は、構造体の第2面で、超音波応答信号を生成する(工程704)。方法700は、超音波応答信号をトランスデューサアレイで受信する(工程706)。
いくつかの例示的な実施例において、方法700は、超音波応答信号の振幅を用いて、構造体内におけるランプの下方の空隙率を検出する(工程708)。いくつかの例示的な実施例において、方法700は、超音波応答信号の振幅を用いて、構造体内における、構造体の第2面の下方の空隙率を検出する(工程710)。
いくつかの例示的な実施例において、方法700は、トランスデューサアレイを用いて、ランプに実質的に平行な角度で、構造体内に信号を繰り返し送信する(工程712)。このような例示的な実施例において、方法700は、これにより得られる超音波応答信号をトランスデューサアレイで繰り返し受信することにより、構造体に対するサンプル検査を行う(工程714)。
いくつかの例示的な実施例において、方法700は、さらに、第2面に垂直な角度で、構造体内に信号を送信する(工程716)。このような例示的な実施例において、方法700は、これにより得られる第2面に垂直な超音波応答信号を受信することにより、構造体における第2面の下方を検査する(工程718)。
オプションとして、構造体の形成を方法700の一部としてもよい。いくつかの例示的な実施例において、方法700は、複合外板と厚みのある複合レイアップとを共硬化又は共接合することによりランプを有する構造体を形成し、ここで、ランプ及び第2面は、厚みのある複合レイアップを硬化することによって形成される(工程720)。複合外板及び厚みのある複合レイアップは、任意の望ましい態様で形成することができる。いくつかの例示的な実施例において、複数個の複合材層をレイアップすることにより、複合外板を形成する。いくつかの例示的な実施例において、様々な幅を有する複数(第2複数)の複合材層をレイアップすることにより、厚みのある複合レイアップを形成する。
図示のように、工程708~720は任意である。工程708~720は、例えば、いくつかの例示的な実施例では行われ、他の実施例では行われない。
次に図8を参照すると、同図には、例示的な実施形態による、超音波技術を用いて構造体を検査する方法のフローチャートが示されている。方法800は、図1の検査環境100において実施することができる。方法800は、図2~図6の構造体200に対して、実施することができる。
方法800は、構造体の第1面に配置された送信機を用いて、構造体のランプに実質的に平行な角度で、構造体内に信号を送信する(工程802)。当該角度で構造体内に信号を送信するに際しては、機械的な角度調整器又は電子ビームステアリングの一方によって、ビームの向きを操作する。いくつかの例示的な実施例において、構造体は、複合材料を含む。いくつかの例示的な実施例において、ランプは、第2面に垂直な線に対して、0度と30度との間の角度を成す。
方法800は、受信機を用いて構造体の第2面で当該信号を受信することによって、受信信号を生成し、ここで、送信機は、受信機とは別体である(工程804)。方法800は、受信信号を用いて、構造体内の不具合を特定する(工程806)。
いくつかの例示的な実施例において、方法800は、受信信号の振幅を用いて、構造体におけるランプの下の部分の空隙率を検出する(工程808)。いくつかの例示的な実施例において、方法800は、送信機を用いて、ランプに実質的に平行な角度で、構造体内に信号を繰り返し送信する(工程810)。いくつかの例示的な実施例において、方法800は、受信機で信号を繰り返し受信することによって、構造体におけるランプの下を検査する(工程812)。
いくつかの例示的な実施例において、方法800は、第2面に垂直な角度で、構造体内に信号を送信する(工程814)。このような例示的な実施例において、方法800は、これにより得られる第2面に垂直な超音波応答信号を受信することにより、構造体における第2面の下方を検査する(工程816)。
いくつかの例示的な実施例において、方法800は、送信機を用いて、構造体の第2ランプに実質的に平行な角度で、構造体内に第2信号を送信する(工程818)。いくつかの例示的な実施例において、方法800は、受信機を用いて構造体の第2面で当該第2信号を受信することによって、第2受信信号を生成する(工程820)。いくつかの例示的な実施例において、方法800は、第2受信信号の振幅を用いて、構造体における第2ランプの下方の部分の空隙率を検出する(工程822)。
図示のように、工程808~工程822は任意である。工程808~822は、例えば、いくつかの例示的な実施例では行われ、他の実施例では行われない。
次に図9を参照すると、同図には、例示的な実施形態による、超音波技術を用いて構造体を検査する方法のフローチャートが示されている。方法900は、図1の検査環境100において実施することができる。方法900は、図2~図6の構造体200に対して、実施することができる。
方法900は、第1角度で構造体内に信号を送信し、第1角度は、構造体の第2ランプの第2角度と鏡像関係にあり、当該信号は、構造体の第1面に配置されたトランスデューサアレイを用いて、構造体内に送信される(工程902)。いくつかの例示的な実施例において、第2ランプは、第2面に垂直な線に対して、0度と30度との間の角度を成す。方法900は、構造体の第2面で、超音波応答信号を生成する(工程904)。
方法900は、超音波応答信号を、トランスデューサアレイで受信する(工程906)。方法900は、当該超音波応答信号の振幅を用いて、構造体における第2ランプの下の部分の空隙率を検出する(工程908)。その後、当該方法は終了する。
いくつかの例示的な実施例において、方法900は、第2面に垂直な角度で、構造体内に信号を送信する(工程910)。このような例示的な実施例において、方法900は、これにより得られる第2面に垂直な超音波応答信号を受信することにより、構造体の第2面の下方を検査する(工程912)。
また、本開示は、以下に列記の項に記載された実施例を含む。
A1. 構造体(104)の第1面(112)に配置されたトランスデューサアレイ(134)を用いて、前記構造体(104)のランプ(106)に実質的に平行な所定の角度(132)で、前記構造体(104)内に信号(136)を送信すること(702)、前記構造体(104)の第2面(126)で超音波応答信号(144)を生成すること(704)、及び、前記超音波応答信号(144)を前記トランスデューサアレイ(134)で受信すること(706)、を含む方法。
A2. 前記トランスデューサアレイ(134)を用いて、前記ランプ(106)に実質的に平行な角度(132)で、前記構造体(104)内に信号(130)を繰り返し送信すること(712)、及び、これにより得られる超音波応答信号(142)を前記トランスデューサアレイ(134)で繰り返し受信することにより、前記構造体(104)に対するサンプル検査を行うこと(714)、をさらに含む、付記A1に記載の方法。
A3. 前記超音波応答信号(144)の振幅(150)を用いて、前記ランプ(106)の下方の前記構造体(104)内における空隙率(148)を検出すること(708)をさらに含む、付記A1又はA2に記載の方法。
A4. 前記超音波応答信号(144)の振幅(150)を用いて、前記構造体(104)の前記第2面(126)の下方の前記構造体(104)内における空隙率(178)を検出すること(710)をさらに含む、付記A1又はA2に記載の方法。
A5. 前記第2面(126)に垂直な角度で前記構造体(104)内に信号(172)を送信すること(716)、及び、これにより得られる前記第2面(126)に垂直な超音波応答信号(174)を受信することにより、前記構造体(104)における前記第2面(126)の下方を検査すること(718)をさらに含む、付記A1~A4のいずれか1つに記載の方法。
A6. 前記構造体(104)は、複合材料(115)を含む、付記A1~A5のいずれか1つに記載の方法。
A7. 複合外板(116)と厚みのある複合レイアップ(118)とを共硬化又は共接合することにより、前記ランプ(106)を有する前記構造体(104)を形成すること(720)をさらに含み、前記ランプ(106)及び前記第2面(126)は、前記厚みのある複合レイアップ(118)を硬化することによって形成される、付記A6に記載の方法。
A8. 前記ランプ(106)は、前記第2面(126)に垂直な線に対して、0度と30度との間の角度(110)を成す、付記A1~A7のいずれか1つに記載の方法。
B1. 構造体(104)の第1面(112)に配置された送信機(168)を用いて、前記構造体(104)のランプ(106)に実質的に平行な所定の角度(132)で前記構造体(104)内に信号(136)を送信し(802)、受信機(164)を用いて前記構造体(104)の第2面(126)で前記信号(136)を受信することにより、受信信号(166)を生成し(804)、前記送信機(168)は、前記受信機(164)とは別体であり、前記受信信号(136)を用いて、前記構造体(104)内の不具合を特定する(806)、方法。
B2. 前記受信信号(136)の振幅(170)を用いて、前記構造体(104)における前記ランプ(106)の下方の部分の空隙率(148)を検出すること(808)をさらに含む、付記B1に記載の方法。
B3. 前記ランプ(106)は、前記第2面(126)に垂直な線に対して、0度と30度との間の角度(132)を成す、付記B1又はB2に記載の方法。
B4. 前記所定の角度(132)で前記構造体(104)内に前記信号(136)を送信するに際し、機械的な角度調整器(138)又は電子ビームステアリング(140)の一方によって、ビームの向きを操作する、付記B1、B2又はB3に記載の方法。
B5. 前記送信機(168)を用いて、前記ランプ(106)に実質的に平行な角度(132)で、前記構造体(104)内に信号(130)を繰り返し送信すること(810)、及び、前記受信機(164)で前記信号(130)を繰り返し受信することにより、前記構造体(104)における前記ランプ(106)の下方を検査すること(812)をさらに含む、付記B1~B4のいずれか1つに記載の方法。
B6. 前記第2面(126)に垂直な角度で、前記構造体(104)内に信号(172)を送信すること(814)、及び、これにより得られる前記第2面(126)に垂直な超音波応答信号(142)を受信することにより、前記構造体(104)における前記第2面(126)の下方を検査すること(816)をさらに含む、付記B1~B5のいずれか1つに記載の方法。
B7. 前記送信機(168)を用いて、前記構造体(104)の第2ランプ(108)に実質的に平行な角度(156)で、前記構造体(104)内に第2信号(154)を送信すること(818)と、受信機(164)を用いて前記構造体(104)の第2面(126)で前記第2信号(154)を受信することにより、第2受信信号を生成すること(820)と、前記第2受信信号の振幅を用いて、前記構造体(104)における前記第2ランプ(108)の下方の部分の空隙率(152)を検出すること(822)と、をさらに含む付記B1~B6のいずれか1つに記載の方法。
B8. 前記構造体(104)は、複合材料(115)を含む、付記B1~B7のいずれか1つに記載の方法。
C1. 第1角度(306)で構造体(200)内に信号(602)を送信し(902)、前記第1角度(306)は、前記構造体(200)の第2ランプ(212、108)の第2角度(220)と鏡像関係にあり、前記信号(602)は、前記構造体(200)の第1面(202)に配置されたトランスデューサアレイ(302)を用いて、前記構造体(200)内に送信され、前記構造体(200)の第2面(204)で超音波応答信号(604)を生成し(904)、前記超音波応答信号(604)を前記トランスデューサアレイ(302)で受信し(906)、前記超音波応答信号(604)の振幅を用いて、前記構造体(200)における前記第2ランプ(212、108)の下方の部分の空隙率(152)を検出する(908)、方法。
C2. 前記第2ランプ(212、108)は、前記第2面(204、126)に垂直な線に対して、0度と30度との間の角度(114)を成す、付記C1に記載の方法。
C3. 前記第2面(204、126)に垂直な角度で、前記構造体(200、104)内に信号(172)を送信すること(910)、及び、これにより得られる前記第2面(204、126)に垂直な超音波応答信号(174)を受信することにより、前記構造体(200、104)における前記第2面(204、126)の下方を検査すること(912)をさらに含む、付記C1又はC2に記載の方法。
C4. 前記構造体(200)は、複合材料を含む、付記C1、C2又はC3に記載の方法。
図示された様々な実施形態のフローチャート及びブロック図は、例示的な実施形態における装置及び方法のいくつかの考えられる実施態様の構造、機能、及び動作を示すものである。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、モジュール、セグメント、機能、及び/又は、動作若しくはステップの一部を表し得る。
例示的な実施形態のいくつかの代替の態様において、ブロックで述べられている1つ又は複数の機能は、図で述べられている順序とは異なる順序で実行してもよい。例えば、場合によっては、連続して示されている2つのブロックを、関連する機能に応じて、実質的に同時に実行してもよいし、逆の順序で実行してもよい。また、フローチャート又はブロック図に示されたブロックに対して、さらに他のブロックを追加してもよい。
例示的な実施例により提供される方法においては、超音波ビームが、面に垂直ではなく、検査対象のランプに平行となるように方向操作される。例示的な実施例は、ピッチキャッチ法又は透過法で行うことができる。例示的な実施例では、送信信号がランプ面の近傍を伝播するように操作する。例示的な実施例は、ランプ内の不具合に対して望ましい感度を実現する。
いくつかの例示的な実施例において、ランプと平行となるようにビームステアリングを行う検査は、従来の非ビームステアリング経路を用いる検査と組み合わせられる。ビームステアリングを、従来の超音波検査における法線方向信号と組み合わせることによって、複合構造体におけるカバー範囲を望ましいものとすることができる。このような例示的な実施例においては、従来の法線方向の超音波経路は、部品面のうちの上面に平行な不具合を検査するのに用いられる。また、従来の法線方向の超音波経路は、平行な後面の下方における皺などの不具合を検査するのにも用いられる。
様々な例示的な実施形態の説明は、例示及び説明のために提示したものであり、全てを網羅することや、開示した形態での実施に限定することを意図するものではない。多くの改変又は変形が当業者には明らかであろう。また、例示的な実施形態は、他の例示的な実施形態とは異なる特徴を含み得る。選択した実施形態は、実施形態の原理及び実際の用途を最も的確に説明するために、且つ、当業者が、想定した特定の用途に適した種々の変形を加えた様々な実施形態のための開示を理解できるようにするために、選択且つ記載したものである。

Claims (20)

  1. 構造体の第1面に配置されたトランスデューサアレイを用いて、前記構造体のランプに実質的に平行な所定の角度で前記構造体内に信号を送信すること、
    前記構造体の第2面で超音波応答信号を生成すること
    前記超音波応答信号を前記トランスデューサアレイで受信すること、及び、
    前記超音波応答信号の振幅を用いて、前記構造体の前記第2面の下方の前記構造体内における空隙率を検出すること、を含む方法。
  2. 前記トランスデューサアレイを用いて、前記ランプに実質的に平行な角度で、前記構造体内に信号を繰り返し送信すること、及び、
    これにより得られる超音波応答信号を前記トランスデューサアレイで繰り返し受信することにより、前記構造体に対するサンプル検査を行うこと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記超音波応答信号の振幅を用いて、前記ランプの下方の前記構造体内における第2の空隙率を検出することをさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第2面に垂直な角度で前記構造体内に信号を送信すること、及び、
    これにより得られる前記第2面に垂直な超音波応答信号を受信することにより、前記構造体における前記第2面の下方を検査することをさらに含む、請求項1~のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記構造体は、複合材料を含む、請求項1~のいずれか1つに記載の方法。
  6. 複合外板と厚みのある複合レイアップとを共硬化又は共接合することにより、前記ランプを有する前記構造体を形成することをさらに含み、前記ランプ及び前記第2面は、前記厚みのある複合レイアップを硬化することによって形成される、請求項に記載の方法。
  7. 前記ランプは、前記第2面に垂直な線に対して、0度と30度との間の角度を成す、請求項1~のいずれか1つに記載の方法。
  8. 構造体の第1面に配置されたトランスデューサアレイを用いて、前記構造体内に信号を送信し、
    前記構造体のランプに実質的に平行に当該ランプの下方を進行する超音波応答信号を前記構造体の第2面にて生成し、
    前記トランスデューサアレイにて前記超音波応答信号を受信すること、
    前記超音波応答信号の振幅を用いて、前記構造体における前記ランプの下方の部分の空隙率を検出すること、を含む方法。
  9. 前記ランプは、前記第2面に垂直な線に対して、0度と30度との間の角度を成す、請求項に記載の方法。
  10. 前記第2面に垂直な角度で前記構造体内に信号を送信すること、及び、
    これにより得られる前記第2面に垂直な超音波応答信号を受信することにより、前記構造体における前記第2面の下方を検査することをさらに含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記構造体は、複合材料を含む、請求項8~10のいずれか1つに記載の方法。
  12. 前記トランスデューサアレイを用いて、前記構造体内に信号を繰り返し送信すること、及び、
    これにより得られる超音波応答信号を前記トランスデューサアレイで繰り返し受信することにより、前記構造体に対するサンプル検査を行うこと、をさらに含む、請求項8~11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 複合外板と厚みのある複合レイアップとを共硬化又は共接合することにより、前記ランプを有する前記構造体を形成することをさらに含み、前記ランプ及び前記第2面は、前記厚みのある複合レイアップを硬化することによって形成される、請求項11に記載の方法。
  14. 構造体の第1面に配置されたトランスデューサアレイを用いて、前記構造体のランプに実質的に平行な所定の角度で前記構造体内に信号を送信すること、
    前記構造体の第2面で超音波応答信号を生成すること、
    前記超音波応答信号を前記トランスデューサアレイで受信すること、
    前記第2面に垂直な角度で前記構造体内に信号を送信すること、及び、
    これにより得られる前記第2面に垂直な超音波応答信号を受信することにより、前記構造体における前記第2面の下方を検査すること、を含む方法。
  15. 前記超音波応答信号の振幅を用いて、前記ランプの下方の前記構造体内における空隙率を検出することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記超音波応答信号の振幅を用いて、前記構造体の前記第2面の下方の前記構造体内における空隙率を検出することをさらに含む、請求項14又は15に記載の方法。
  17. 前記トランスデューサアレイを用いて、前記ランプに実質的に平行な角度で、前記構造体内に信号を繰り返し送信すること、及び、
    これにより得られる超音波応答信号を前記トランスデューサアレイで繰り返し受信することにより、前記構造体に対するサンプル検査を行うこと、をさらに含む、請求項14~16のいずれか1つに記載の方法。
  18. 前記構造体は、複合材料を含む、請求項14~17のいずれか1つに記載の方法。
  19. 複合外板と厚みのある複合レイアップとを共硬化又は共接合することにより、前記ランプを有する前記構造体を形成することをさらに含み、前記ランプ及び前記第2面は、前記厚みのある複合レイアップを硬化することによって形成される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ランプは、前記第2面に垂直な線に対して、0度と30度との間の角度を成す、請求項14~17のいずれか1つに記載の方法。
JP2018209674A 2017-11-22 2018-11-07 ランプを有する構造体の超音波検査 Active JP7156912B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/821,665 2017-11-22
US15/821,665 US10571385B2 (en) 2017-11-22 2017-11-22 Ultrasonic inspection of a structure with a ramp

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019095438A JP2019095438A (ja) 2019-06-20
JP2019095438A5 JP2019095438A5 (ja) 2021-12-09
JP7156912B2 true JP7156912B2 (ja) 2022-10-19

Family

ID=63579133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018209674A Active JP7156912B2 (ja) 2017-11-22 2018-11-07 ランプを有する構造体の超音波検査

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10571385B2 (ja)
EP (2) EP3489674B1 (ja)
JP (1) JP7156912B2 (ja)
CN (1) CN109805956B (ja)
ES (1) ES2901473T3 (ja)
PT (1) PT3489674T (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10816512B2 (en) * 2018-03-29 2020-10-27 The Boeing Company Inspection of a structure with a sloped back wall
US10816510B1 (en) * 2019-04-20 2020-10-27 The Boeing Company System and method for using eddy current edge effect to measure a gap between two conductive parts
US11435323B2 (en) 2019-12-17 2022-09-06 The Boeing Company Method and system for automated ultrasonic inspection of complex composite structures with non-parallel surfaces
US11561078B2 (en) * 2020-04-03 2023-01-24 The Boeing Company Methods and systems for measuring gaps between exterior structures and interior structures
US11644444B2 (en) 2021-02-23 2023-05-09 The Boeing Company Ultrasonic inspection margin check for design and manufacturing

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080148854A1 (en) 2006-12-21 2008-06-26 The Boeing Company Reference standard for ultrasonic measurement of porosity and related method
JP2008216125A (ja) 2007-03-06 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp 超音波探触子
JP2011169841A (ja) 2010-02-22 2011-09-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 超音波検査方法
JP2015121516A (ja) 2013-12-25 2015-07-02 国立大学法人京都大学 複合材料内のポロシティ評価方法およびポロシティ評価装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2013344A (en) 1977-10-28 1979-08-08 Balteau Sonatest Ltd Ultrasonic flaw detection
US4502331A (en) * 1983-09-14 1985-03-05 Southwest Research Institute Method for ultrasonic inspection of turbine disc rims
US4803639A (en) * 1986-02-25 1989-02-07 General Electric Company X-ray inspection system
JPH0618488A (ja) * 1992-07-06 1994-01-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 複合材の超音波探傷検査方法
JPH08184582A (ja) * 1994-12-27 1996-07-16 Hitachi Constr Mach Co Ltd 斜角探傷用超音波アレイプローブ
WO2006103183A1 (de) * 2005-03-31 2006-10-05 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur akustischen untersuchung eines messobjektes sowie entsprechende anordnung zur durchführung des verfahrens
CN101467035B (zh) 2006-06-13 2012-10-31 住友金属工业株式会社 超声波探伤方法、焊接钢管的制造方法及超声波探伤装置
US7654143B2 (en) * 2007-04-03 2010-02-02 General Electric Company Method and apparatus for in-situ inspection of rotary machine components
JP5574731B2 (ja) 2010-02-05 2014-08-20 三菱重工業株式会社 超音波探傷試験方法
US8874384B1 (en) * 2010-09-14 2014-10-28 The Boeing Company Method and devices to standardize ultrasonic porosity measurements
CN102426194A (zh) * 2011-11-15 2012-04-25 北京理工大学 复杂曲面微缺陷的阵列超声检测技术
US9176099B2 (en) 2012-05-08 2015-11-03 The Boeing Company Variable radius inspection using sweeping linear array
US9500627B2 (en) 2012-06-26 2016-11-22 The Boeing Company Method for ultrasonic inspection of irregular and variable shapes
US9304114B2 (en) 2013-04-11 2016-04-05 The Boeing Company Ultrasonic inspection using incidence angles

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080148854A1 (en) 2006-12-21 2008-06-26 The Boeing Company Reference standard for ultrasonic measurement of porosity and related method
JP2008216125A (ja) 2007-03-06 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp 超音波探触子
JP2011169841A (ja) 2010-02-22 2011-09-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 超音波検査方法
JP2015121516A (ja) 2013-12-25 2015-07-02 国立大学法人京都大学 複合材料内のポロシティ評価方法およびポロシティ評価装置

Also Published As

Publication number Publication date
PT3489674T (pt) 2022-01-20
US10571385B2 (en) 2020-02-25
JP2019095438A (ja) 2019-06-20
ES2901473T3 (es) 2022-03-22
CN109805956B (zh) 2023-05-23
EP3489674A1 (en) 2019-05-29
EP3961205A1 (en) 2022-03-02
EP3489674B1 (en) 2021-11-03
CN109805956A (zh) 2019-05-28
US20190154561A1 (en) 2019-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7156912B2 (ja) ランプを有する構造体の超音波検査
US7650789B2 (en) Method and apparatus for examining the interior material of an object, such as a pipeline or a human body from a surface of the object using ultrasound
US4674334A (en) Properties of composite laminates using leaky lamb waves
Zhang et al. Efficient immersion imaging of components with nonplanar surfaces
US10677715B2 (en) Thermography inspection for near-surface inconsistencies of composite structures
US10921291B2 (en) Method for inspecting a weld seam
US20130088724A1 (en) Method and apparatus for the inspection of sandwich structures using laser-induced resonant frequencies
Robert et al. Surface estimation methods with phased-arrays for adaptive ultrasonic imaging in complex components
JP5574731B2 (ja) 超音波探傷試験方法
US20130192374A1 (en) Retroreflector for ultrasonic inspection
JP2001208729A (ja) 欠陥検出装置
JP3726067B2 (ja) 超音波探傷方法及び超音波探傷装置
US7934425B2 (en) Non-destructive ultrasound inspection method and measurement probe for implementing the method
JP2018100852A (ja) 超音波検査装置および超音波検査方法および接合ブロック材の製造方法
Demčenko et al. Interaction of the A0 lamb wave mode with a de-lamination type defect in GLARE3-3/2 composite material
WO2019150953A1 (ja) 超音波プローブ
Hörchens et al. Adaptive ultrasonic imaging of electric resistance welded pipeline seams
Kachanov et al. Using antenna arrays for reference-free measurement of speed of ultrasound and thickness of concrete articles
JP2003028845A (ja) フェーズドアレイによる探傷方法及び探傷装置
JP2004138392A (ja) 超音波探傷装置及び超音波探傷方法
Smagulova et al. Non-destructive evaluation of dissimilar material joints
JPH0695087B2 (ja) 管体の超音波探傷方法
JPH10253598A (ja) プラスチック管融着接合部の検査方法
Ha et al. Evaluation of Delamination in CFRP Composite by Laser Generated Ultrasound
Komsky Ultrasonic imaging of hidden defects using dry-coupled ultrasonic probes

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7156912

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150