JP7156840B2 - 管理システム、管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種処理装置を管理する管理システム、管理装置に関する。
従来、管理システムとして、複数台の実装装置等の処理装置を管理装置で一括管理するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の管理装置では、処理プログラム(生産プログラム)が作成され、管理装置から各処理装置に処理プログラムがダウンロードされることで、各処理装置に処理プログラムに記載された設定内容が反映されている。通常、処理プログラムには部品寸法や処理条件等の部品に関する部品データが含まれており、この部品データを適宜修正することによって、処理装置で部品に対する処理精度が向上されている。
特許第6060171号公報
ところで、管理装置には大量の処理プログラムが記憶されており、複数の処理プログラムで同じ部品データが使用されている。このため、一部の処理プログラムの部品データがオペレータによって修正されても、他の処理プログラムの部品データは変わらないため、修正済みの部品データを含む処理プログラムと未修正の部品データを含む処理プログラムが混在していた。このため、他の処理プログラムの使用時に未修正の古い部品データが使用される場合があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、処理装置に対して更新後の部品データで処理プログラムを提供することができる管理システム、管理装置を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様の管理システムは、複数の処理装置に対する処理プログラムを管理装置で管理し、処理プログラムで使用される部品データをサーバで管理する管理システムであって、前記処理装置には、前記部品データを修正して、修正済み情報が関連付けられた更新用の部品データとして、前記サーバにアップロードする修正部が設けられ、前記サーバには、修正済み情報が関連付けられた前記更新用の部品データが登録されたデータベースが設けられ、前記管理装置には、前記サーバの前記データベースから前記更新用の部品データを取得する取得部と、前記処理プログラムの部品データを更新する更新部が設けられ、前記更新部が、少なくとも処理装置による処理プログラムのダウンロード前に、当該処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新することを特徴とする。
本発明の一態様の管理装置は、複数の処理装置に対する処理プログラムを管理し、処理プログラムで使用され、サーバの更新用の部品データが登録されたデータベースにアクセス可能な管理装置であって、前記サーバの前記データベースから前記更新用の部品データを取得する取得部と、前記処理プログラムの部品データを記憶する記憶部と、前記処理プログラムの部品データを更新する更新部とを備え、前記更新部が、前記データベースから取得した前記更新用の部品データに基づいて、少なくとも処理装置による処理プログラムのダウンロード前に、前記記憶部に記憶された前記処理プログラムの部品データを前記更新用の部品データで更新することを特徴とする。
これらの構成によれば、処理装置が処理プログラムをダウンロードする前に、管理装置で処理プログラムの部品データがデータベースの部品データで自動的に更新される。データベースに修正済みの部品データを登録することで、処理プログラムの利用時には修正済みの部品データを処理プログラムに確実に反映させることができる。また、異なる処理プログラムで同じ部品データが使用される場合であっても、それぞれのダウンロード前にはデータベースの部品データで更新されるため、処理装置で使用される処理プログラムについては更新前の古い部品データが使用されることがない。
本発明の一態様の管理システムにおいて、前記管理装置には、処理プログラムに対して部品の実装順序を最適化する最適化部が設けられ、前記更新部が、処理プログラムのダウンロード前の最適化時に、当該処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新する。この構成によれば、部品データの更新後に処理プログラムが最適化されるため、部品データの更新が処理プログラムの最適化に悪影響を与えることがない。
本発明の一態様の管理システムにおいて、処理プログラムには、部品データに更新日時が関連付けられ、データベースには、部品データに修正済み情報として更新日時が関連付けられて登録されており、前記更新部が、処理プログラムの部品データの更新日時とデータベースの部品データの更新日時が異なる場合に、処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新する。この構成によれば、更新日時によって更新済みの部品データを認識し、未更新の部品データだけを更新して管理装置の処理負担を軽減することができる。
本発明の一態様の管理システムにおいて、前記更新部が、処理プログラムの部品データの更新日時がデータベースの部品データの更新日時よりも古い場合に、処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新する。この構成によれば、処理プログラムの部品データのうち、更新日時が古い部品データだけを新しい部品データに更新して、処理プログラムの部品データを最新の状態に保つことができる。
本発明の一態様の管理システムにおいて、データベースには、前記処理装置で修正された部品データが登録される。この構成によれば、処理装置で処理実績のある信頼性が高い部品データをデータベースに登録することができる。
本発明の一態様の管理システムにおいて、前記処理装置が基板に対して部品を実装する実装装置である。この構成によれば、実装装置の処理プログラムに修正済みの部品データを反映させて、生産中の処理エラーを低減することができる。
本発明によれば、処理装置が処理プログラムをダウンロードする前に、管理装置で処理プログラムの部品データが自動的に更新されることで、更新後の部品データの処理プログラムを処理装置に提供することができる。
本実施の形態の管理システムの模式図である。 比較例の管理システムの部品データの更新処理の説明図である。 本実施の形態の管理システムの制御ブロック図である。 本実施の形態の管理システムの更新処理の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本実施の形態の管理システムについて説明する。図1は、本実施の形態の管理システムの模式図である。図2は、比較例の管理システムの部品データの更新処理の説明図である。なお、本実施の形態では、基板に部品を実装する実装装置を処理装置として説明するが、この構成に限定されない。例えば、基板に搭載された部品を検査する検査装置を処理装置にしてもよい。
図1に示すように、本実施の形態の管理システム1は、生産ラインに配置された複数の実装装置(処理装置)10と管理装置20を通信可能に接続し、管理装置20によって複数の実装装置10を一元管理するように構成されている。実装装置10は、管理装置20から生産プログラム(処理プログラム)をダウンロードして、生産プログラムに基づいてフィーダから供給される部品を基板に対して実装している。生産プログラムには、部品に関する各種パラメータを示す部品データが含まれている。管理システム1には、管理装置20とは別に、生産プログラムの部品データを管理するサーバ30が設けられている。
サーバ30にはデータベース31が設けられており、データベース31には更新用の部品データが部品毎に登録されている。部品データとしては、例えば、製品種類、型番、製造元、外形寸法、リード数、リード長、リード幅がデータベース31に登録されている。なお、データベース31には、部品データとして、部品に関する情報であれば特に限定されず、テープフィーダ、スティックフィーダ、バルクフィーダ、トレイ等の供給状態や、角チップ形状、球形状、円筒形状等の部品形状等が含まれてもよい。さらに、部品毎にコメントが登録されていてもよい。
ところで、このような管理システム1では、実装装置10で生産中に認識エラー等が多発すると、オペレータによって各実装装置10で部品データが修正される。複数の実装装置10で担当オペレータが異なると、一部のオペレータによって実装装置10で認識精度が高い部品データに修正されても、他の実装装置10には反映されないおそれがある。このため、実装装置10で修正した部品データをサーバ30のデータベース31に登録して、データベース31で修正済みの部品データを管理している。データベース31の一元管理によって複数の実装装置10で質の高い部品データを共有することができる。
ここで、データベース31に修正データを反映させるのではなく、管理装置20で直に生産プログラムの部品データを修正することも考えられる。しかしながら、管理装置20には大量の生産プログラムが管理されており、同じ部品データが含まれる生産プログラムを1つずつ探し出して部品データを修正することは現実的ではない。また、部品データを1回で修正できるわけでないため、修正の度に生産プログラムのダウンロードとアップロードを繰り返したのでは管理装置20の負担が大きくなる。また、管理装置20には、不要な生産プログラムも管理されているため、無駄な修正が生じるおそれがある。
このため通常は、図2Aの比較例に示すように、実装装置10で部品データを修正した後に、サーバ30のデータベース31に修正後の部品データをアップロードするようにする。次回の生産時には、図2B及び図2Cに示すように、実装装置10が管理装置20から生産プログラムをダウンロードした後に、実装装置10がサーバ30のデータベース31を読み出して、実装装置10において生産プログラムの部品データをデータベース31に登録された部品データで更新している。データベース31には質の高い部品データが登録されているため、生産プログラムに反映させることで認識エラー等を減らすことが可能になっている。
しかしながら、複数の生産プログラムで共通の部品データが使用されるため、一部の生産プログラムに部品データが反映されても、他の生産プログラムに部品データが反映されるわけでない。例えば、未使用の生産プログラムが管理装置20にある場合には、この生産プログラムを各実装装置10にダウンロードして、各実装装置10でデータベース31から部品データを読み出さなければならない。また、一部の実装装置10で部品データを更新し忘れると、この一部の実装装置10では古い部品データを用いて生産が実施される。このように、データベース31で一元管理したとしても、複数の実装装置10で別々の部品データで生産される場合がある。
そこで、本実施の形態では実装装置10が管理装置20から生産プログラムをダウンロードする前に、管理装置20がサーバ30のデータベース31から更新用の部品データを読み出して、管理装置20が生産プログラムの部品データを自動的に更新している。これにより、実装装置10にダウンロードされた生産プログラムの部品データは既に修正済みであるため、実装装置10がデータベース31から部品データを読み出す必要がない。また、管理装置20で生産プログラムの部品データが更新されるため、一部の実装装置10で部品データの更新し忘れが生じることがない。
以下、図3及び図4を参照して、管理システムによる更新処理について説明する。図3は、本実施の形態の管理システムの制御ブロック図である。図4は、本実施の形態の管理システムの更新処理の一例を示す図である。
図3に示すように、管理システム1では、実装装置10、サーバ30、管理装置20が相互に有線通信又は無線通信によって接続されている。実装装置10は、管理装置20からダウンロードした生産プログラムに基づいて動作するものであり、装置全体を統括制御する制御部11と、生産プログラムの部品データを修正する修正部12とを備えている。制御部11は、管理装置20から生産プログラムをダウンロードし、この生産プログラムに基づいて装置各部を駆動制御して、実装装置10内に基板を搬入させると共に、基板の各搭載点に対して複数の部品を順番に実装させている。
修正部12は、オペレータに対して部品データの修正画面を提供しており、部品の認識エラー等が多発した場合に修正画面で生産プログラムに含まれる部品データが修正される。生産プログラムの部品データが修正されると、部品データの修正後の生産プログラムで基板の生産動作が実施される。また、生産動作が完了すると、修正部12からサーバ30に修正後の部品データがアップロードされて、データベース31に対して修正後の部品データが登録される。このように、修正部12によってデータベース31への部品データの登録処理が実施されている。
サーバ30は、生産プログラムで使用される部品データを管理しており、更新用の部品データが登録されたデータベース31が設けられている。データベース31には、部品毎に様々な部品データが登録されており、例えば、認識精度に関連する情報が含まれている。また、データベース31には、修正済みフラグとして更新日時を部品データに関連付けて登録されていてもよい。なお、データベース31には、生産プログラムを更新させるための部品データであればよく、最新の部品データに限らず、過去の状態に戻すための部品データが登録されていてもよい。
管理装置20は、複数の実装装置10に対する生産プログラムを管理しており、生産プログラムを記憶する記憶部21と、データベース31から更新用の部品データを取得する取得部22とを備えている。また、管理装置20は、生産プログラムに対して部品の実装順序を最適化する最適化部23と、生産プログラムの部品データを更新する更新部24とを備えている。記憶部21には、基板の種類毎に生産プログラムが記憶されている。取得部22は、実装装置10にて生産プログラムのダウンロードが始まる前に、サーバ30のデータベース31から部品データを取得している。
最適化部23は、生産プログラムに記載された部品の実装順序を修正することで、生産タクトを短くして基板の生産効率を向上させている。例えば、基板上の搭載点を移動する実装ノズルの移動距離が最短距離になるように部品の実装順序が最適化される。更新部24は、少なくとも実装装置10による生産プログラムのダウロード前に、当該生産プログラムの部品データをデータベース31の更新用の部品データで更新している。ダウンロード前に部品データが更新されるため、実装装置10には更新済みの部品データを含む生産プログラムで生産を開始させることが可能になっている。
なお、少なくとも実装装置10による生産プログラムのダウンロード前とは、生産プログラムのダウンロード直前だけでなく、生産プログラムのダウンロード前の最適化時を含んでいる。生産プログラムのダウンロード直前に部品データを更新すれば、実装装置10に対してダウンロードされる生産プログラムに絞って部品データを更新することができる。記憶部21に記憶された生産プログラムのうち、実装装置10に使用される予定がない生産プログラムについてまで部品データが更新されないため、管理装置20による部品データの更新処理の負担を軽減することができる。
生産プログラムのダウンロード前の最適化時に、生産プログラムの部品データをデータベース31の部品データで更新してもよい。すなわち、生産プログラムの最適化処理後に部品データを更新すると、部品データの更新によって部品の最適な実装順序が変化する可能性がある。このため、更新部24で生産プログラムの部品データが更新された後に、最適化部23によって生産プログラムを最適化している。これにより、部品データの更新が生産プログラムの最適化に悪影響を与えることがなく、更新後の部品データを用いて生産プログラムの最適化処理を高精度に実施することができる。
また、生産プログラムの部品データに更新日時が関連付けられ、データベース31の部品データに更新日時が関連付けられている場合、更新部24は、更新日時が異なる部品データだけを更新してもよい。更新部24が、生産プログラムの部品データの更新日時を認識すると共にデータベース31の部品データの更新日時を認識し、更新日時が異なる場合にのみ生産プログラムの部品データをデータベース31の部品データで更新する。これにより、更新日時によって更新済みの部品データを認識し、未更新の部品データだけを更新して管理装置20の処理負担を軽減することができる。
この場合、更新部24は、生産プログラムの部品データの更新日時がデータベース31の部品データの更新日時よりも古い場合に、生産プログラムの部品データをデータベース31の部品データで更新してもよい。生産プログラムの部品データのうち、更新日時が古い部品データだけを新しい部品データに更新して、生産プログラムの部品データを最新の状態に保つことができる。また、更新部24は更新日時を指定することによって、生産プログラムの部品データをデータベース31の指定日時の部品データで更新してもよい。これにより、生産プログラムの部品データを過去のデータに戻すことも可能である。
なお、実装装置10の制御部11、修正部12、サーバ30のデータベース31、管理装置20の記憶部21、取得部22、最適化部23、更新部24は、各種処理を実行するプロセッサやメモリ等によって構成されている。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成されている。メモリには、実装装置10、サーバ30、管理装置20の各処理プログラムが記憶されている。また、管理装置20のメモリには、生産プログラムの部品データを更新するプログラムが記憶されている。
図4Aに示すように、このように構成された管理システムでは、実装装置10で認識エラー等が生じた場合に第1の生産プログラムの部品データが修正されると、実装装置10からサーバ30に修正後の部品データがアップロードされる。これにより、サーバ30のデータベース31の部品データが、第1の生産プログラムの部品データで更新される。実装装置10で修正された部品データで実生産が実施され、実生産で使用された部品データがサーバ30にアップロードされるため、実装装置10で処理実績のある信頼性が高い部品データでデータベース31の部品データを更新することができる。
例えば、実装装置10において第1の生産プログラムの部品データのうち、部品データa、bが部品データA、Bに修正されると、実装装置10からサーバ30に部品データA、Bがアップロードされる。そして、サーバ30のデータベース31に登録された部品データa、bが修正後の部品データA、Bに更新される。このようにして、実装装置10での生産プログラムの修正内容がサーバ30のデータベース31で反映される。なお、実装装置10からサーバ30への部品データのアップロードは、生産完了後に実施されてもよいし、生産完了前に実施されてもよい。
また、第1の生産プログラムの各部品データに更新日時が関連付けられると共に、データベース31の各部品データに更新日時が関連付けられている場合には、部品データと共に更新日時も更新されている。このとき、第1の生産プログラムとデータベース31とで更新日時が異なる部品データについてのみ更新処理が実施され、第1の生産プログラムとデータベース31とで更新日時が同じ部品データについてはは更新処理が実施されない。なお、部品データは実装装置10からサーバ30に自動でアップロードされてもよいし、手動でアップロードされてもよい。
図4Bに示すように、第1の生産プログラムで生産が終了すると、実装装置10が管理装置20から第2の生産プログラムをダウンロードする前に、管理装置20によってサーバ30のデータベース31から部品データが取得される。そして、管理装置20にて第2の生産プログラムの部品データがデータベース31の部品データで更新される。例えば、第2の生産プログラムには第1の生産プログラムと同じ部品データa、bが含まれており、第1の生産プログラムを使用した生産時にデータベース31で更新された部品データA、Bで、第2の生産プログラムの部品データa、bが更新される。
第2の生産プログラムの部品データに更新日時が関連付けられると共に、データベース31の部品データに更新日時が関連付けられている場合には、管理装置20からサーバ30に各部品データの更新日時が問い合わせされる。そして、各部品データの更新日時が異なる場合にはデータベース31から部品データが呼び出されて、第2の生産プログラムの部品データが更新される。例えば、第2の生産プログラムの部品データaの更新日時だけがデータベース31の部品データAの更新日時よりも古い場合には、第2の生産プログラムの部品データaだけがデータベース31の部品データAで更新される。
管理装置20にて第2の生産プログラムの部品データが更新されると、第2の生産プログラムに対して最適化処理が実施されて基板に対する部品の実装順序が決定される。最適化時に第2の生産プログラムの部品データが更新されることで、更新後の部品データで第2の生産プログラムを最適化することができる。なお、最適化時に限らず、最適化後のダウンロード直前に第2の生産プログラムの部品データを更新してもよい。これらの構成により、ダウンロード予定の第2の生産プログラムだけに更新処理が実施され、不要な更新処理を無くすことができる。
図4Cに示すように、第2の生産プログラムの更新処理及び最適化処理が完了すると、管理装置20から実装装置10に第2の生産プログラムがダウンロードされる。そして、実装装置10で第2の生産プログラムに基づいて実生産が開始される。例えば、第1の生産プログラムを用いた実生産時に修正された部品データA、Bが、第2の生産プログラムにも反映されているため、第2の生産プログラムを用いた実生産時の認識エラー等が低減されている。また、管理装置20等の上位システムで部品データが更新されているため、複数の実装装置10が個別に第2の生産プログラムがダウンロードされても部品データを更新し忘れることない。
以上のように、本実施の形態の管理システム1では、実装装置10が生産プログラムをダウンロードする前に、管理装置20で生産プログラムの部品データがデータベース31の部品データで自動的に更新される。データベース31に修正済みの部品データを登録することで、生産プログラムの利用時には修正済みの部品データを生産プログラムに確実に反映させることができる。また、異なる生産プログラムで同じ部品データが使用される場合であっても、それぞれのダウンロード前にはデータベース31の部品データで更新されるため、実装装置10で使用される生産プログラムについては更新前の古い部品データが使用されることがない。
なお、本実施の形態において、修正済み情報として更新日時を例示して説明したが、この構成に限定されない。修正済み情報は、部品データが修正済みか否かを特定できる情報であればよく、例えば、修正済みフラグであってもよい。
また、本実施の形態において、生産プログラムの最適化時又はダウンロード時に生産プログラムの部品データを更新する構成について説明したが、この構成に限定されない。生産プログラムのダウンロード前に、生産プログラムの部品データを更新すればよく、例えば、生産プログラムの最適化前に生産プログラムの部品データを更新してもよい。
また、本実施の形態において、上記したように更新日時が古い部品データを更新日時が新しい部品データに更新する構成に限らず、更新日時が新しい部品データを更新日時が古い部品データに更新してもよい。また、更新日時を無視して、更新処理が発生する度に、生産プログラムの全ての部品データをデータベースの部品データで更新してもよい。したがって、生産プログラム及びデータベースの部品データには必ずしも更新日時が関連付けられていなくてもよい。
また、本実施の形態において、実装装置で生産プログラムの部品データを修正して、サーバにアップロードする構成にしたが、この構成に限定されない。生産プログラムの部品データの修正は実装装置で実施される必要はなく、実装装置以外の外部装置で実施されてもよい。
また、本実施の形態において、処理装置として実装装置を例示したが、この構成に限定されない。処理装置は、部品データを扱う装置であればよく、例えば、基板に対する部品の実装状態を検査する検査装置でもよい。検査装置でも部品の認識エラー等が多発する場合に、管理装置等の上位システムで部品データを更新することで、修正済みの部品データを検査プログラムに確実に反映させることができる。また、処理装置の処理プログラムは、処理装置の処理に使用されるプログラムであり、実装装置の生産プログラム及び検査装置の検査プログラムを含む概念である。
また、本実施の形態において、管理システムは、処理装置として実装装置を備える構成にしたが、実装装置以外の処理装置を備えてもよい。例えば、管理システムは、処理装置として実装装置と検査装置を備えてもよい。
また、本実施の形態において、サーバが管理装置と実装装置と別体に設けられたが、この構成に限定されない。サーバは管理装置に一体で設けられてもよいし、実装装置に一体で設けられてもよい。
また、本実施の形態のプログラムは記憶媒体に記憶されてもよい。記録媒体は、特に限定されないが、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、本発明の実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
さらに、上記実施の形態では、複数の処理装置に対する処理プログラムを管理装置で管理し、処理プログラムで使用される部品データをサーバで管理する管理システムであって、管理装置には、処理プログラムの部品データを更新する更新部が設けられ、サーバには、更新用の部品データが登録されたデータベースが設けられており、更新部が、少なくとも処理装置による処理プログラムのダウンロード前に、当該処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新することを特徴とする。この構成によれば、処理装置が処理プログラムをダウンロードする前に、管理装置で処理プログラムの部品データがデータベースの部品データで自動的に更新される。データベースに修正済みの部品データを登録することで、処理プログラムの利用時には修正済みの部品データを処理プログラムに確実に反映させることができる。また、異なる処理プログラムで同じ部品データが使用される場合であっても、それぞれのダウンロード前にはデータベースの部品データで更新されるため、実装装置で使用される処理プログラムについては更新前の古い部品データが使用されることがない。
以上説明したように、本発明は、処理装置に対して更新後の部品データで処理プログラムを提供することができるという効果を有し、特に、基板に部品を実装する実装ラインの管理システム、管理装置に有用である。
1 :管理システム
10 :実装装置(処理装置)
20 :管理装置
22 :取得部
23 :最適化部
24 :更新部
30 :サーバ
31 :データベース

Claims (7)

  1. 複数の処理装置に対する処理プログラムを管理装置で管理し、処理プログラムで使用される部品データをサーバで管理する管理システムであって、
    前記処理装置には、前記部品データを修正して、修正済み情報が関連付けられた更新用の部品データとして、前記サーバにアップロードする修正部が設けられ、
    前記サーバには、修正済み情報が関連付けられた前記更新用の部品データが登録されたデータベースが設けられ、
    前記管理装置には
    前記サーバの前記データベースから前記更新用の部品データを取得する取得部と、
    前記処理プログラムの部品データを更新する更新部が設けられ、
    前記更新部が、少なくとも処理装置による処理プログラムのダウンロード前に、当該処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新することを特徴とする管理システム。
  2. 前記管理装置には、処理プログラムに対して部品の実装順序を最適化する最適化部が設けられ、
    前記更新部が、処理プログラムのダウンロード前の最適化時に、当該処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 処理プログラムには、部品データに更新日時が関連付けられ、
    データベースには、部品データに修正済み情報として更新日時が関連付けられて登録されており、
    前記更新部が、処理プログラムの部品データの更新日時とデータベースの部品データの更新日時が異なる場合に、処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の管理システム。
  4. 前記更新部が、処理プログラムの部品データの更新日時がデータベースの部品データの更新日時よりも古い場合に、処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新することを特徴とする請求項に記載の管理システム。
  5. データベースには、前記処理装置で修正された部品データが登録されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の管理システム。
  6. 前記処理装置が基板に対して部品を実装する実装装置であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の管理システム。
  7. 複数の処理装置に対する処理プログラムを管理し、処理プログラムで使用される部品データが登録されたサーバのデータベースにアクセス可能な管理装置であって、
    前記処理プログラムの部品データを更新する更新部と、
    前記データベースから更新用の部品データを取得する取得部とを備え、
    前記複数の処理装置が、前記部品データを修正して、修正済み情報が関連付けられた前記更新用の部品データとして、前記サーバにアップロードし、
    前記サーバの前記データベースに、修正済み情報が関連付けられた前記更新用の部品データが登録され、
    前記取得部が、前記データベースから更新用の部品データを取得し、
    前記更新部が、少なくとも処理装置による処理プログラムのダウンロード前に、修正済み情報が関連付けられた前記更新用の部品データに基づいて、前記処理プログラムの部品データをデータベースの部品データで更新することを特徴とする管理装置。
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