JP7155869B2 - 冷却装置、電子機器及び冷却装置の製造方法 - Google Patents
冷却装置、電子機器及び冷却装置の製造方法 Download PDFInfo
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Description
(付記1)
受熱により液相の作動流体が蒸発する複数の蒸発器と、
放熱により気相の前記作動流体が凝縮する凝縮器と、
複数の前記蒸発器を並列で前記凝縮器と接続し前記作動流体が前記蒸発器と前記凝縮器との間で循環する循環流路と、
複数の前記蒸発器のそれぞれと一体成形されて前記蒸発器どうしを接続し、前記蒸発器の内部から連続する毛細管構造部によって液相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動し、前記毛細管構造部以外の空洞部によって気相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動する移動流路と、
を有する冷却装置。
(付記2)
前記蒸発器に、前記循環流路と連通し前記作動流体の出入りを可能にする出入孔が設けられる付記1に記載の冷却装置。
(付記3)
複数の前記蒸発器と前記蒸発器どうしを接続する前記移動流路とが、2枚の板材を間に間隙を有して厚み方向に接合し形成されている付記1又は付記2に記載の冷却装置。
(付記4)
前記毛細管構造部が、2枚の前記板材の少なくとも一方に設けられる付記3に記載の冷却装置。
(付記5)
前記毛細管構造部が、前記板材に形成され複数の前記蒸発器の内部から前記移動流路の内部へ連続する溝部を含む付記4に記載の冷却装置。
(付記6)
前記溝部が2枚の前記板材の一方に設けられ、
2枚の前記板材の他方における複数の前記蒸発器の内部には前記溝部と交差する方向の第二溝部が設けられる付記5に記載の冷却装置。
(付記7)
前記毛細管構造部が、前記板材に配置され複数の前記蒸発器の内部から前記移動流路の内部へ連続する多孔質体を含む付記4に記載の冷却装置。
(付記8)
前記間隙に、2枚の前記板材の一方から他方へ延在する支柱が設けられる付記3~付記7のいずれか1つに記載の冷却装置。
(付記9)
前記支柱が、前記移動流路の長手方向に沿って複数設けられる付記8に記載の冷却装置。
(付記10)
2枚の前記板材のうち発熱部品に近い位置に配置される板材が、前記発熱部品から遠い位置に配置される前記板材よりも高い熱伝導率を有する付記3~付記9のいずれか1つに記載の冷却装置。
(付記11)
前記循環流路が、
前記凝縮器から複数の前記蒸発器のそれぞれへ前記液相の前記作動流体が流れる第一流路と、
複数の前記蒸発器のそれぞれから前記凝縮器へ前記気相の前記作動流体が流れる第二流路と、
を含む付記1~付記10のいずれか1つに記載の冷却装置。
(付記12)
前記第二流路の流路断面積が前記第一流路の流路断面積よりも大きい付記11に記載の冷却装置。
(付記13)
前記第一流路に設けられる送液装置を有する付記11又は付記12に記載の冷却装置。
(付記14)
複数の発熱部品と、
複数の前記発熱部品からの受熱により液相の作動流体が蒸発する複数の蒸発器と、放熱により気相の前記作動流体が凝縮する凝縮器と、複数の前記蒸発器を並列で前記凝縮器と接続し前記作動流体が循環する循環流路と、複数の前記蒸発器のそれぞれと一体成形されて前記蒸発器どうしを接続し、前記蒸発器の内部から連続する毛細管構造部によって液相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動し、前記毛細管構造部以外の空洞部によって気相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動する移動流路と、を有する冷却装置と、
を有する電子機器。
(付記15)
受熱により液相の作動流体が蒸発する複数の蒸発器と、
放熱により気相の前記作動流体が凝縮する凝縮器と、
複数の前記蒸発器を並列で前記凝縮器と接続し前記作動流体が循環する循環流路と、
2枚の板材を接合し形成され、複数の前記蒸発器のそれぞれと一体成形されて前記蒸発器どうしを接続し、前記蒸発器の内部から連続する毛細管構造部によって液相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動し、前記毛細管構造部以外の空洞部によって気相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動する移動流路と、
を有する冷却装置の製造方法であって、
一方の前記板材に前記毛細管構造部を設け、他方の前記板材との間の前記毛細管構造部を位置させると共に間隙を有して厚み方向に接合することで前記移動流路を形成する冷却装置の製造方法。
108 電子部品(発熱部品の一例)
112 冷却装置
114 蒸発器
116 ヒートシンクブロック
118 凝縮器
120 循環流路
120F 第一流路
120S 第二流路
122 ポンプ(送液装置の一例)
124 移動流路
126L、126U 板材
128 マイクロチャネル部
130 パイプ部
133 空洞部
136 上溝(溝部、毛細管構造部の一例)
138 下溝(第二溝部の一例)
214 支柱
314 多孔質体(毛細管構造部の一例)
402 電子装置
412 冷却装置
502 電子装置
512 冷却装置
Claims (8)
- 受熱により液相の作動流体が蒸発する複数の蒸発器と、
放熱により気相の前記作動流体が凝縮する凝縮器と、
複数の前記蒸発器を並列で前記凝縮器と接続し前記作動流体が前記蒸発器と前記凝縮器との間で循環する循環流路と、
複数の前記蒸発器のそれぞれと一体成形されて前記蒸発器どうしを接続し、前記蒸発器の内部から連続する毛細管構造部によって液相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動し、前記毛細管構造部以外の空洞部によって気相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動する移動流路と、
を有する冷却装置。 - 複数の前記蒸発器と前記蒸発器どうしを接続する前記移動流路とが、2枚の板材を間に間隙を有して厚み方向に接合し形成されている請求項1に記載の冷却装置。
- 前記毛細管構造部が、2枚の前記板材の少なくとも一方に設けられる請求項2に記載の冷却装置。
- 前記毛細管構造部が、前記板材に形成され複数の前記蒸発器の内部から前記移動流路の内部へ連続する溝部を含む請求項3に記載の冷却装置。
- 前記溝部が2枚の前記板材の一方に設けられ、
2枚の前記板材の他方における複数の前記蒸発器の内部には前記溝部と交差する方向の第二溝部が設けられる請求項4に記載の冷却装置。 - 前記毛細管構造部が、前記板材に配置され複数の前記蒸発器の内部から前記移動流路の内部へ連続する多孔質体を含む請求項3に記載の冷却装置。
- 複数の発熱部品と、
複数の前記発熱部品からの受熱により液相の作動流体が蒸発する複数の蒸発器と、放熱により気相の前記作動流体が凝縮する凝縮器と、複数の前記蒸発器を並列で前記凝縮器と接続し前記作動流体が循環する循環流路と、複数の前記蒸発器のそれぞれと一体成形されて前記蒸発器どうしを接続し、前記蒸発器の内部から連続する毛細管構造部によって液相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動し、前記毛細管構造部以外の空洞部によって気相の前記作動流体が前記蒸発器の間で移動する移動流路と、を有する冷却装置と、
を有する電子機器。 - 受熱により液相の作動流体が蒸発する複数の蒸発器と、
放熱により気相の前記作動流体が凝縮する凝縮器と、
前記複数の蒸発器を並列で前記凝縮器と接続し前記作動流体が循環する循環流路と、
第1の板材と第2の板材とを接合して形成され、前記複数の蒸発器のそれぞれと一体成形されて前記複数の蒸発器を相互に接続し、前記複数の蒸発器の内部から連続する毛細管構造部によって液相の前記作動流体が前記複数の蒸発器の間で移動し、前記毛細管構造部以外の空洞部によって気相の前記作動流体が前記複数の蒸発器の間で移動する移動流路と、
を有する冷却装置の製造方法であって、
前記第1の板材に前記毛細管構造部を設け、前記第1の板材と前記第2の板材との間に前記毛細管構造部を位置させると共に前記第1の板材と前記第2の板材との間で前記毛細管構造部以外の間隙を前記空洞部として前記第1の板材と前記第2の板材とを厚み方向に接合することで前記移動流路を形成する冷却装置の製造方法。
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JP2018199356A JP7155869B2 (ja) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | 冷却装置、電子機器及び冷却装置の製造方法 |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011122332A1 (ja) | 2010-03-29 | 2011-10-06 | 日本電気株式会社 | 相変化冷却器及びこれを備えた電子機器 |
WO2014147837A1 (ja) | 2013-03-22 | 2014-09-25 | 富士通株式会社 | 冷却システム及び電子機器 |
WO2018003957A1 (ja) | 2016-07-01 | 2018-01-04 | 古河電気工業株式会社 | ベーパーチャンバ |
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JPS54177872U (ja) * | 1978-06-05 | 1979-12-15 |
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2018
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WO2011122332A1 (ja) | 2010-03-29 | 2011-10-06 | 日本電気株式会社 | 相変化冷却器及びこれを備えた電子機器 |
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WO2018003957A1 (ja) | 2016-07-01 | 2018-01-04 | 古河電気工業株式会社 | ベーパーチャンバ |
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