JP7155217B2 - 車両用室内照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、前席乗員の動作に応じて照明装置を点灯させる車両用室内照明システムに関するものである。
近年、運転者の顔の動きや視線の動きに応じて車両の室内の照明装置を点灯させる車両用室内照明システムが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用室内照明システムは、車両の室内を照光する複数の照明装置と、運転者の顔を撮像する赤外線カメラと、照明装置を点灯させる制御装置と、を備えている。制御装置は、赤外線カメラで撮像した画像データを処理して運転者の視線方向を特定し、運転者の視線方向にある照明装置を点灯させる。この車両用室内照明システムでは、運転者の視線を監視し、運転者の視線の先にある照明装置を点灯させることができるため、手動による照明装置のスイッチ操作が不要になり、運転者の利便性が高まる。
特開2008-81053号公報
しかし、上記従来の車両用室内照明システムでは、運転者が視線を向けるだけでスイッチに手を触れることなく照明装置を点灯させることができる反面、運転者の視線の動きによって意図しないタイミングで照明装置が点灯してしまう状況が考えられる。特に、夜間に車両の室内の照明装置が意図せずに点灯すると、運転者の車外の視認性が低下することが懸念される。
そこで本発明は、前席乗員の意図に応じた照明装置の点灯を実現することができる車両用室内照明システムを提供しようとするものである。
本出願に係る車両用室内照明システムは、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本出願に係る一形態の車両用室内照明システムは、車両の室内を照光する照明装置(例えば、実施形態の室内灯12)と、前記車両の室内の前席乗員を撮像する撮像装置(例えば、実施形態の撮像装置11)と、前記撮像装置で撮像した画像に基づいて前記前席乗員の姿勢を検出する姿勢検出部(例えば、実施形態の姿勢検出部16)と、前記姿勢検出部で検出した前記前席乗員の姿勢に基づいて前記照明装置を制御する照明制御部(例えば、実施形態の照明制御部18)と、を備え、前記照明制御部は、前記姿勢検出部により、前記前席乗員の顔の向きが基準角度よりも後席側に向き、かつ、前記前席乗員の右肩と左肩のシートバックからの距離の偏差が規定値以上である振り返り姿勢が検出されたときに、前記照明装置を点灯させることを特徴とする。
上記の構成により、運転者等の前席乗員が車両後方を振り返り、前席乗員が撮像装置によって撮像されると、その撮像された画像に基づいて姿勢検出部が前席乗員の姿勢を検出する。このとき、前席乗員の顔の向きが基準角度よりも後席側に向き、かつ、前席乗員の右肩と左肩のシートバックからの距離の偏差が規定値以上である場合(振り返り姿勢が検出された場合)には、照明制御部が照明装置を点灯させる。このため、例えば、前席乗員が顔のみを後方に向けたとき等には照明装置は点灯しなくなる。
上記車両用室内照明システムは、車両が走行状態か停車状態かを検出する走行状態検出部(例えば、実施形態の車速センサ20)と、前記車両の変速機の変速位置を検出する変速位置検出部(例えば、実施形態の変速位置検出センサ21)と、をさらに備え、前記照明制御部は、前記走行状態検出部が停車状態を検出し、かつ、前記変速位置検出部が後退位置を検出しなかったことをさらなる条件として、前記照明装置を点灯させるようにしても良い。
この場合、運転者が車両を後退させるために後席方向を振り返ったときに、照明装置が誤点灯するのを防止することができる。
上記車両用室内照明システムは、前記前席乗員の着座圧力を測定する着座圧力検出装置(例えば、実施形態の荷重センサ35r,35l)をさらに備え、前記照明制御部は、前記着座圧力検出装置によって検出された着座圧力が、車幅方向内側と車幅方向外側で規定値以上異なっていることをさらなる条件として、前記照明装置を点灯させるようにしても良い。
前席乗員が上半身を捻って後席方向にアクセスしようとする場合には、車幅方向内側と車幅方向外側の着座圧力に大きな差が生じる。このため、着座圧力の差を照明装置の点灯条件に加えることにより、照明装置の誤点灯をより少なくすることができる。
上記車両用室内照明システムは、前記前席乗員を拘束するシートベルト装置(例えば、実施形態のシートベルト装置30)のウェビング(例えば、実施形態のウェビング31)の引き出し量を測定する引き出し量測定装置(例えば、実施形態の引き出し量測定装置32)をさらに備え、前記照明制御部は、前記引き出し量測定装置によって検出された前記ウェビングの引き出し量が規定値以上増加したことをさらなる条件として、前記照明装置を点灯させるようにしても良い。
前席乗員が上半身を捻って後席方向にアクセスしようとする場合には、シートベルト装置のウェビングが急激に大きく引き出される。このため、シートベルト装置のウェビングの引き出し量の増加を照明装置の点灯条件に加えることにより、照明装置の誤点灯をより少なくすることができる。
本出願に係る他の形態の車両用室内照明システムは、車両の室内を照光する照明装置(例えば、実施形態の室内灯12)と、前記車両の室内の前席乗員を撮像する撮像装置(例えば、実施形態の撮像装置11)と、前記撮像装置で撮像した画像に基づいて前記前席乗員の姿勢を検出する姿勢検出部(例えば、実施形態の姿勢検出部16)と、前記姿勢検出部で検出した前記前席乗員の姿勢に基づいて前記照明装置を制御する照明制御部(例えば、実施形態の照明制御部18)と、車両が走行状態か停車状態かを検出する走行状態検出部(例えば、実施形態の車速センサ20)と、前記車両の変速機の変速位置を検出する変速位置検出部(例えば、実施形態の変速位置検出センサ21)と、前記前席乗員を拘束するシートベルト装置(例えば、実施形態のシートベルト装置30)のウェビング(例えば、実施形態のウェビング31)の引き出し量を測定する引き出し量測定装置(例えば、実施形態の引き出し量測定装置32)と、を備え、前記照明制御部は、前記姿勢検出部により、前記前席乗員が前記車両の後席近傍に手を延ばす姿勢が検出されたときに、前記走行状態検出部が停車状態を検出し、かつ、前記変速位置検出部が後退位置を検出しなかったことと、前記引き出し量測定装置によって検出された前記ウェビングの引き出し量が規定値以上増加したことをさらなる条件として、前記照明装置を点灯させることを特徴とする。
上記の構成により、運転者等の前席乗員が車両後方を振り返り、前席乗員が撮像装置によって撮像されると、その撮像された画像に基づいて姿勢検出部が前席乗員の姿勢を検出する。このとき、前席乗員が車両の後席近傍に手を延ばす姿勢が姿勢検出部によって検出された場合には、走行状態検出部が停車状態を検出し、かつ、変速位置検出部が後退位置を検出しなかったことと、引き出し量測定装置によって検出されたウェビングの引き出し量が規定値以上増加したことをさらなる条件として、照明制御部が照明装置を点灯させる。このため、例えば、前席乗員が後席近傍に手を延ばすことなく顔だけを後方に向けたとき等には照明装置は点灯しなくなる。
この場合、運転者が車両を後退させるために後席方向を振り返ったときに、照明装置が誤点灯するのを防止することができる。
また、前席乗員が上半身を捻って後席方向にアクセスしようとする場合には、シートベルト装置のウェビングが急激に大きく引き出される。このため、シートベルト装置のウェビングの引き出し量の増加を照明装置の点灯条件に加えることにより、照明装置の誤点灯をより少なくすることができる。
上記車両用室内照明システムは、前記車両の前方にあって前記車両に最も近い交通信号を検出する信号検出部(例えば、実施形態の光学カメラ14)をさらに備え、前記照明装置が点灯中のとき、前記照明制御部は、前記信号検出部が青信号を検出したときに、前記照明装置を消灯させるようにしても良い。
この場合、信号検出部が車両に最も近い交通信号が青になったことを検出すると、照明装置が消灯する。これにより、車両の発進が必要であることを運転者に気づかせ、車両の発進遅れを防止できる。
上記車両用室内照明システムは、自車両の進路上の最も近い位置に存在する前方車両との車間距離を測定する車間距離測定部(例えば、実施形態の前方検出装置15)をさらに備え、前記照明装置が点灯中のとき、前記照明制御部は、前記前方車両との車間距離が規定値以上拡大したことを前記車間距離測定部が検出したときに、前記照明装置を消灯させるようにしても良い。
この場合、車間距離測定部が前方車両との車間距離が規定値以上拡大(例えば、自車両が停車したときより前方車両との車間距離が5m以上拡大)したことを検出すると、照明装置が消灯する。これにより、車両の発進が必要であることを運転者に気づかせ、車両の発進遅れを防止できる。
前記照明制御部は、前記照明装置を消灯させる前に前記照明装置の点灯態様を変更するようにしても良い。
この場合、照明装置が消灯する前に点灯態様が変更されるため、点灯が終ろうとしていることを前席乗員に事前に知らせることができる。このため、例えば、前席乗員が取ろうとしていたものを見失うのを未然に防止できる。また、車両の室内が急に暗くなることによる見え方の違和感を解消することもできる。
点灯態様の変更は、例えば、照明の点滅、照明の照度を徐々に落とす、照明の色を変更する等がある。
前記照明制御部は、前記照明装置が点灯中のとき、前記姿勢検出部により、前記前席乗員の顔の向きが基準角度よりも後席側に向き、かつ、前記前席乗員の右肩と左肩のシートバックからの距離の偏差が規定値以上である振り返り姿勢、または、前記前席乗員が前記車両の後席近傍に手を延ばす姿勢が所定時間以上検出されないときに、前記照明装置を消灯させるようにしても良い。
この場合、照明装置が点灯している状況において、姿勢検出部が振り返り姿勢を一度検出した後に、姿勢検出部によって再度振り返り姿勢が所定時間以上検出されないとき、または、照明装置が点灯している状況において、前席乗員が前記車両の後席近傍に手を延ばす姿勢を姿勢検出部が一度検出した後に、前席乗員が前記車両の後席近傍に手を延ばす姿勢が姿勢検出部によって所定時間以上検出されないときには、制御装置による制御によって照明装置が消灯する。このため、照明装置の不要な点灯を防止することができる。
本出願に係る一の形態の車両用室内照明システムでは、前席乗員の顔の向きが基準角度よりも後席側に向き、かつ、前席乗員の右肩と左肩のシートバックからの距離の偏差が規定値以上である振り返り姿勢が姿勢検出部によって検出されたときに、照明装置が照明制御部によって点灯される。このため、本形態の車両用室内照明システムを採用した場合には、前席乗員の意図に応じた照明装置の点灯を実現することができる。
本出願に係る他の形態の車両用室内照明システムでは、前席乗員が車両の後席近傍に手を延ばす姿勢が姿勢検出部によって検出されたときに、照明装置が照明制御部によって点灯される。このため、本形態の車両用室内照明システムを採用した場合には、前席乗員の意図に応じた照明装置の点灯を実現することができる。
第1実施形態の車両用室内照明システムを採用した車両の模式的な車両の室内の側面図。 第1実施形態の車両の室内の上面図。 第1実施形態の車両用室内照明システムの制御の一例を示すフローチャート。 第1実施形態の車両用室内照明システムの制御の一例を示すフローチャート。 第1実施形態の車両用室内照明システムの制御の一例を示すフローチャート。 第2実施形態の車両の室内の上面図。 第3実施形態の車両の室内の上面図。 第3実施形態の車両用室内照明システムの制御の一例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図の適所には、車両の前方を指す矢印FRと、車両の上方を指す矢印UPと、車両の左側方を指す矢印LHが記されている。また、各実施形態においては、共通部分に同一符号が付されている。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態の車両用室内照明システム10を採用した車両1の模式的な室内の側面図であり、図2は、車両1の室内の上面図である。
図1,図2において、符号2Aは、運転席側の前席シートであり、符号3は、後席シートである。また、図2における符号2Bは、助手席側の前席シートである。運転席の前方側には、インストルメントパネル4とステアリングホイール5が配置されている。インストルメントパネル4には、前席シート2Aに着座した運転者D(前席乗員)を撮像するための撮像装置11が設置されている。
なお、本実施形態では、撮像装置11がインストルメントパネル4に設置されているが、撮像装置11は前席シート2Aに着座した運転者Dを撮像することができれば、車両の室内のルーフ部6等の他の部位に設置するようにしても良い。また、本実施形態では、撮像装置11は、運転者Dのみを撮像するが、助手席側の前席シート2Bに着座した乗員を撮像できるようにしても良い。撮像装置11の設置数も一台に限らず複数台であっても良い。
後席シート3の前部上方側のルーフ部6には、照明装置である室内灯12が設置されている。本実施形態では、室内灯12の点灯と消灯は、手動によるスイッチ操作と制御装置13による自動操作によって行うことができる。手動によるスイッチ操作については、詳細な説明を省略する。
車両1には、車両前方を撮像する光学カメラ14と、車両前方の対象物との距離を計測するためミリ波レーダ等の前方検出装置15と、が設置されている。本実施形態では、光学カメラ14は、車両前方の自車両に最も近い交通信号を検出するための信号検出部を構成している。また、前方検出装置15は、自車両の進路上の最も近い位置に存在する前方車両との車間距離を測定するための車間距離測定部を構成している。
制御装置13は、撮像装置11で撮像した画像を画像処理することにより、運転者D(前席乗員)の姿勢を検出する姿勢検出部16と、姿勢検出部16で検出した情報と、その他の車両情報を基にして、室内灯12を点灯させるか否かを判定する判定部17と、判定部17の判定に基づいて室内灯12を制御する照明制御部18と、を備えている。
制御装置13の入力部には、前述の撮像装置11と、光学カメラ14と、前方検出装置15が接続されるとともに、車両の走行速度を検出する車速センサ20と、車両の変速機の変速位置を検出する変速位置検出センサ21と、がさらに接続されている。本実施形態では、車速センサ20が走行状態検出部を構成し、変速位置検出センサ21が変速位置検出部を構成している。
制御装置13の姿勢検出部16は、撮像装置11で撮像した画像を基にして、運転者Dの「振り返り姿勢」が検出されたか否かを判定する。ここで、運転者Dの「振り返り姿勢」とは、運転者Dの顔の向きが基準角度よりも後席側(後席シート3側)に向き、かつ、運転者D(前席乗員)の右肩と左肩のシートバック2Abからの距離dr,dl(図2参照)の偏差が規定値以上であるときの運転者Dの姿勢と定義する。
なお、運転者D(前席乗員)の顔や肩の振り返り角度は、例えば、顔の向きは車両前方方向から90度以上、肩の向きは車幅方向から45度以上とすることができる。体格の異なる人毎に後席側にアクセスするときの振り返り角度を調べ、その結果をマップ化したものを体格の異なる人毎の判定基準(規定値)として用いるようにしても良い。
制御装置13の判定部17は、車速センサ20と変速位置検出センサ21から検出信号を受け、車両1が停車状態で、かつ、変速機が後退位置にシフトされていない、という二つの条件を満たしているか否かを判定する。
また、判定部17は、光学カメラ14からの検出信号を受け、照明制御部18による制御によって室内灯12を点灯させている状況において、青信号を検出したか否かも判定する。判定部17は、さらに前方検出装置15からの検出信号を受け、照明制御部18による制御によって室内灯12を点灯させている状況において、前方車両との距離が規定値以上離れているか否かも判定する。
制御装置13の照明制御部18は、姿勢検出部16と判定部17の判定結果を受けて室内灯12の点灯と消灯を制御する。具体的には、照明制御部18は、運転者Dの「振り返り姿勢」が検出された情報を姿勢検出部16から受け、車両1が停車状態で、かつ、変速機が後退位置にシフトされていない、という判定結果を判定部17から受けたときに、室内灯12を点灯させる。また、照明制御部18による制御によって室内灯12が一度点灯した後には、青信号を検出したという判定結果を判定部17から受けたときと、前方車両との距離が規定値以上離れているという判定結果を判定部17から受けたときに、室内灯12を消灯させる。
なお、照明制御部18は、室内灯12を消灯する際には、その直前に室内灯12を所定時間点滅させる。また、照明制御部18は、室内灯12を一度点灯させた後に、所定時間以上「振り返り姿勢」が検出されないときには、室内灯12を消灯させる。
また、照明制御部18による室内灯12の点灯は、車両の室内の明るさが規定値以下であるときにのみ行うようにしても良い。
以下、本実施形態の車両用室内照明システム10の制御の一例を、図3~図5のフローチャートを参照して説明する。
図3において、ステップS101では、撮像装置11、車速センサ20、変速位置検出センサ21からの検出情報を読み込む。
ステップS102では、車両1が停車状態であるか否かを判定する。車両1が停車状態である場合には、ステップS103に進み、車両1が走行状態である場合には、ステップS101に戻る。
ステップS103では、変速機の変速位置が後退位置にあるか否かを判定する。変速機の変速位置が後退位置にある場合には、ステップS101に戻り、変速機の変速位置が後退位置でない場合には、ステップS104に進む。
ステップS104では、撮像装置11で検出した画像情報を基にして運転者Dの顔の向きが基準角度よりも後席側を向いているか否かを判定する。運転者Dの顔の向きが基準角度よりも後席側を向いている場合には、ステップS105に進み、運転者Dの顔の向きが基準角度よりも後席側を向いていない場合には、ステップS101に戻る。
ステップS105では、撮像装置11で検出した画像情報を基にして、運転者Dの右肩と左肩のシートバック2Abからの距離dr,dlの偏差が規定値以上であるか否か(運転者Dが「振り返り姿勢」であるか否か)を判定する。運転者Dの右肩と左肩のシートバック2Abからの距離dr,dlの偏差が規定値以上である場合には、ステップS106に進んで室内灯12を点灯させ、運転者Dの右肩と左肩のシートバック2Abからの距離dr,dlの偏差が規定値以上でない場合には、ステップS101に戻る。
また、ステップS106に進んで室内灯12が一度点灯した後には、図4,図5に示す制御が実行される。
図4において、ステップS201では、光学カメラ14、前方検出装置15、撮像装置11、車速センサ20、変速位置検出センサ21等からの検出信号を読み込む。ステップS202では、光学カメラ14の検出信号を基にして前方の交通信号を検出したか否かを判定し、交通信号を検出した場合には、ステップS203に進み、交通信号を検出していない場合には、ステップS204に進む。
ステップS203では、車両1が停車状態であるか否かを判定し、車両1が停車状態の場合には、ステップS205に進み、車両が停車状態でない場合には、ステップS207に進んで室内灯12を消灯させる。
ステップS205では、前方の交通信号が青信号であるか否かを判定する。交通信号が青信号である場合には、ステップS206に進み、交通信号が青信号でない場合には、ステップS208に進む。ステップS206では、室内灯12の点灯態様を変更し(例えば、所定時間点滅させ)、その後、ステップS207に進んで室内灯12を消灯させる。
ステップS208では、運転者Dの「振り返り姿勢」が所定時間以上検出されなかったか否かを判定し、「振り返り姿勢」が所定時間以上検出されなかった場合には、ステップS207に進んで室内灯12を消灯させる。また、運転者Dの「振り返り姿勢」が所定時間内に検出された場合には、ステップS203に戻る。
一方、交通信号が検出されずにステップS204に進んだ場合には、前方車両との間に所定距離内の車間距離を検出したか否かを判定し、所定距離内の車間距離を検出した場合には、ステップS209に進み、所定距離内の車間距離を検出しなかった場合には、ステップS210(図5参照)に進む。
ステップS209では、車両1が停車状態であるか否かを判定し、車両1が停車状態の場合には、ステップS211に進み、車両が停車状態でない場合には、ステップS207に進んで室内灯12を消灯させる。
ステップS211では、前方車両との車間距離が所定値以上に拡大したか否かを判定し、車間距離が所定値以上拡大した場合には、ステップS206に進んで室内灯12の点灯態様を変更し(例えば、所定時間点滅させ)、その後、ステップS207に進んで室内灯12を消灯させる。車間距離が所定値以上拡大していない場合には、ステップS212に進む。
ステップS212では、運転者Dの「振り返り姿勢」が所定時間以上検出されなかったか否かを判定し、「振り返り姿勢」が所定時間以上検出されなかった場合には、ステップS207に進んで室内灯12を消灯させる。また、運転者Dの「振り返り姿勢」が所定時間内に検出された場合には、ステップS209に戻る。
また、ステップS204で、前方車両との間に所定距離内の車間距離が検出されずにステップS210に進んだ場合には、ステップS210において、車両1が停車状態であるか否かを判定する。車両1が停車状態の場合には、ステップS213に進み、車両が停車状態でない場合には、ステップS207に進んで室内灯12を消灯させる。
ステップS213では、運転者Dの「振り返り姿勢」が所定時間以上検出されなかったか否かを判定し、「振り返り姿勢」が所定時間以上検出されなかった場合には、ステップS207に進んで室内灯12を消灯させる。また、運転者Dの「振り返り姿勢」が所定時間内に検出された場合には、ステップS210に戻る。
以上のように、本実施形態の車両用室内照明システム10は、運転者D(前席乗員)の顔の向きが基準角度よりも後席側に向き、かつ、運転者Dの右肩と左肩のシートバック2Abからの距離dr,dlの偏差が規定値以上であるとき(「振り返り姿勢」が姿勢検出部16によって検出されたとき)に、室内灯12が照明制御部18によって点灯される。このため、例えば、運転者D(前席乗員)が顔のみを後方に向けたとき等には室内灯12は点灯しなくなる。したがって、本実施形態の車両用室内照明システム10を採用した場合には、運転者D(前席乗員)の意図に応じた室内灯12の点灯を実現することができる。
また、本実施形態の車両用室内照明システム10では、車両1が停車状態であることが車速センサ20(走行状態検出部)によって検出され、かつ、変速機の変速機位置が後退位置以外であることを変速位置検出センサ21(変速位置検出部)によって検出されることをさらなる条件として、照明制御部18が室内灯12を点灯させる。このため、本実施形態の車両用室内照明システム10を採用した場合には、運転者が車両1を後退させるために後席方向を振り返ったときに、室内灯12が誤点灯するのを防止することができる。
また、本実施形態の車両用室内照明システム10では、照明制御部18が室内灯12を点灯させた後、光学カメラ14(信号検出部)の検出信号に基づいて交通信号が青に変わったことが検出されたときに、照明制御部18が室内灯12を消灯させる。このため、本実施形態の車両用室内照明システム10を採用した場合には、車両1の発進が必要であることを早期に運転者に気づかせ、車両1の発進遅れを防止することができる。
さらに、本実施形態の車両用室内照明システム10では、照明制御部18が室内灯12を点灯させた後、前方検出装置15の検出信号に基づいて前方車両との車間距離が規定値以上に離れたことが検出されたときに、照明制御部18が室内灯12を消灯させる。このため、この場合も、車両1の発進が必要であることを早期に運転者に気づかせ、車両1の発進遅れを防止することができる。
また、本実施形態の車両用室内照明システム10では、室内灯12を消灯させる前に照明制御部18が室内灯12を所定時間点滅させる。このため、室内灯12の点灯が終ろうとしていることを運転者D(前席乗員)に事前に知らせることができる。したがって、本実施形態の車両用室内照明システム10を採用した場合には、室内灯12の点灯時に運転者D(前席乗員)が取ろうとしていたものを見失うのを未然に防止できる。さらに、本構成を採用した場合には、車両の室内が急に暗くなることによる見え方の違和感を解消することもできる。
また、本実施形態の車両用室内照明システム10では、照明制御部18が室内灯12を一度点灯させた後に、運転者D(前席乗員)の「振り返り姿勢」が所定時間以上検出されないときに、照明制御部18が室内灯12を自動的に消灯させる。このため、本実施形態の車両用室内照明システム10を採用した場合には、室内灯12の不要な点灯を防止することができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態の車両用室内照明システム110を採用した車両1の室内の上面図である。
本実施形態の車両用室内照明システム110は、基本的な構成は第1実施形態のものとほぼ同様であるが、前席シート2Aに着座する運転者Dの着座圧力の変化を室内灯12(図1参照)の点灯条件に加えている点が第1実施形態のものと異なっている。
前席シート2Aのシートクッション2Aaには、運転者Dの着座圧力(着座荷重)を検出するための複数の荷重センサ35r,35lが設置されている。本実施形態では、シートクッション2Aaの右側前部領域と右側後部領域とに二つの荷重センサ35rが設置され、シートクッション2Aaの左側前部領域と左側後部領域とに別の二つの荷重センサ35lが設置されている。本実施形態では、荷重センサ35r,35lが着座圧力検出装置を構成している。なお、図1には、第2実施形態における荷重センサ35r,35lが併せて記載されている。
各荷重センサ35r,35lは、制御装置13(図1参照)の入力側に接続されている。制御装置13の照明制御部18では、シートクッション2Aaの左側領域の荷重センサ35lの検出荷重(着座圧力)と右側領域の荷重センサ35rの検出荷重(着座圧力)が規定値以上異なっていることをさらなる条件として、室内灯12を点灯させる。つまり、本実施形態では、運転者Dの顔の向きと、上半身の捻り具合に加えて、運転者の下半身の着座圧力の変化を室内灯12の点灯の条件に加えている。
なお、室内灯12の点灯を許容する左右の荷重センサ35l,35rの検出値の偏差は、例えば、運転者Dの体重の約半分の荷重に設定することができる。
本実施形態の車両用室内照明システム110では、運転者Dの顔の向きと、上半身の捻り具合に加えて、運転者の下半身の着座圧力の変化を室内灯12の点灯の条件に加えているため、室内灯12の誤点灯をより少なくすることができる。
第2実施形態の車両用室内照明システム110では、前席シート2Aに着座する運転者Dの着座圧力の変化を室内灯12(図1参照)の点灯条件に加えているが、シートベルト装置30(図1参照)のウェビング31の引き出し量の変化を室内灯12の点灯の条件に加えるようにしても良い。なお、図1では、本実施形態におけるシートベルト装置30の引き出し量測定装置32が併せて記載されている。
この場合、ウェビング31の引き出し量を測定する引き出し量測定装置32(図1参照)をシートベルト装置30に設け、引き出し量測定装置32によって検出されるウェビング31の引き出し量が、規定値以上(例えば、100mm以上)増加したことを照明制御部18による室内灯12の点灯条件の一つとして加える。
なお、後席側にアクセスするときに引き出されるウェビング31の引き出し量は、人の体格にも影響されるため、体格の異なる人毎に後席側にアクセスするときのウェビング31の引き出し量を調べ、その結果をマップ化したものを体格の異なる人毎の判定基準(規定値)として用いるようにしても良い。
本実施形態の場合、運転者Dの顔の向きと、上半身の捻り具合に加えて、ウェビング31の引き出し量の変化を室内灯12の点灯の条件に加えているため、室内灯12の誤点灯をより少なくすることができる。
<第3実施形態>
図7は、第3実施形態の車両用室内照明システム210を採用した車両1の室内の上面図である。以下では、図7と併せて図1を参照して第3実施形態の車両用室内照明システム210について説明する。
第3実施形態の車両用室内照明システム210は、図1に示す第1実施形態のものと基本構成はほぼ同様とされている。ただし、本実施形態の車両用室内照明システム210では、撮像装置11によって撮像した画像を基にして、後席シート3の近傍に手Dhを延ばす運転者D(前席乗員)の姿勢が検出されたときに、照明制御部18が室内灯12を点灯させる点が第1実施形態のものと異なっている。その他の構成は、すべて第1実施形態と同様とされている。
後席シート3の近傍に手Dhを延ばす運転者D(前席乗員)の姿勢の検出は、例えば、運転者Dの手が運転席シートの後端よりも車両後方側に位置するのを検出したときとすることができる。
以下、本実施形態の車両用室内照明システム210の制御の一例を、図8を参照して説明する。なお、図8は、制御装置13によって室内灯12を点灯させるときの制御を示すフローチャートであるが、制御装置13によって室内灯12を一度点灯させた後の制御は、図5,図6に示す第1実施形態のものとほぼ同様である。このため、制御装置13によって室内灯12を一度点灯させた後の制御については説明を省略する。
ステップS301では、撮像装置11、車速センサ20、変速位置検出センサ21からの検出情報を読み込む。
ステップS302では、車両1が停車状態であるか否かを判定する。車両1が停車状態である場合には、ステップS303に進み、車両1が走行状態である場合には、ステップS301に戻る。
ステップS303では、変速機の変速位置が後退位置であるか否かを判定し、変速位置が後退位置である場合には、ステップS301に戻り、変速位置が後退位置でない場合には、ステップS303に進む。
ステップS304では、撮像装置11で検出した画像情報を基にして、後席シート3の近傍に手Dhを延ばす運転者D(前席乗員)の姿勢が検出されたか否かを判定する。後席シート3の近傍に手Dhを延ばす姿勢が検出された場合には、ステップS305に進んで室内灯12を点灯させ、後席シート3の近傍に手Dhを延ばす姿勢が検出されなかった場合には、ステップS301に戻る。
以上のように、本実施形態の車両用室内照明システム210は、車両の後席シート3の近傍に手を延ばす運転者D(前席乗員)の姿勢が姿勢検出部16によって検出されたときに、室内灯12が照明制御部18によって点灯される。このため、例えば、運転者D(前席乗員)が後席シート3の近傍に手Dhを延ばすことなく顔だけを後方に向けたとき等には室内灯12は点灯しなくなる。したがって、本実施形態の車両用室内照明システム210を採用した場合には、運転者D(前席乗員)の意図に応じた照明装置の点灯を実現することができる。
また、本実施形態の車両用室内照明システム210は、第1実施形態と同様の基本構成とされているため、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の各実施形態では、後席シート3の前部上方側のルーフ部6に設置された室内灯12が照明制御部18によって制御されるが、照明制御部18によって制御される照明装置はこれに限るものではなく、後席の足元照明やイルミネーションライト等であっても良い。
2Ab…シートバック
10,110,210…車両用室内照明システム
11…撮像装置
12…室内灯(照明装置)
14…光学カメラ(信号検出部)
15…前方検出装置(車間距離測定部)
16…姿勢検出部
18…照明制御部
20…車速センサ(走行状態検出部)
21…変速位置検出センサ(変速位置検出部)
30…シートベルト装置
31…ウェビング
32…引き出し量測定装置
35r,35l…荷重センサ(着座圧力検出装置)
D…運転者(前席乗員)

Claims (9)

  1. 車両の室内を照光する照明装置と、
    前記車両の室内の前席乗員を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置で撮像した画像に基づいて前記前席乗員の姿勢を検出する姿勢検出部と、
    前記姿勢検出部で検出した前記前席乗員の姿勢に基づいて前記照明装置を制御する照明制御部と、を備え、
    前記照明制御部は、前記姿勢検出部により、前記前席乗員の顔の向きが基準角度よりも後席側に向き、かつ、前記前席乗員の右肩と左肩のシートバックからの距離の偏差が規定値以上である振り返り姿勢が検出されたときに、前記照明装置を点灯させることを特徴とする車両用室内照明システム。
  2. 車両が走行状態か停車状態かを検出する走行状態検出部と、
    前記車両の変速機の変速位置を検出する変速位置検出部と、をさらに備え、
    前記照明制御部は、前記走行状態検出部が停車状態を検出し、かつ、前記変速位置検出部が後退位置を検出しなかったことをさらなる条件として、前記照明装置を点灯させることを特徴とする請求項記載の車両用室内照明システム。
  3. 前記前席乗員の着座圧力を測定する着座圧力検出装置をさらに備え、
    前記照明制御部は、前記着座圧力検出装置によって検出された着座圧力が、車幅方向内側と車幅方向外側で規定値以上異なっていることをさらなる条件として、前記照明装置を点灯させることを特徴とする請求項に記載の車両用室内照明システム。
  4. 前記前席乗員を拘束するシートベルト装置のウェビングの引き出し量を測定する引き出し量測定装置をさらに備え、
    前記照明制御部は、前記引き出し量測定装置によって検出された前記ウェビングの引き出し量が規定値以上増加したことをさらなる条件として、前記照明装置を点灯させることを特徴とする請求項に記載の車両用室内照明システム。
  5. 車両の室内を照光する照明装置と、
    前記車両の室内の前席乗員を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置で撮像した画像に基づいて前記前席乗員の姿勢を検出する姿勢検出部と、
    前記姿勢検出部で検出した前記前席乗員の姿勢に基づいて前記照明装置を制御する照明制御部と、
    車両が走行状態か停車状態かを検出する走行状態検出部と、
    前記車両の変速機の変速位置を検出する変速位置検出部と、
    前記前席乗員を拘束するシートベルト装置のウェビングの引き出し量を測定する引き出し量測定装置と、
    を備え、
    前記照明制御部は、前記姿勢検出部により、前記前席乗員が前記車両の後席近傍に手を延ばす姿勢が検出されたときに、前記走行状態検出部が停車状態を検出し、かつ、前記変速位置検出部が後退位置を検出しなかったことと、前記引き出し量測定装置によって検出された前記ウェビングの引き出し量が規定値以上増加したことをさらなる条件として、前記照明装置を点灯させることを特徴とする車両用室内照明システム。
  6. 前記車両の前方にあって前記車両に最も近い交通信号を検出する信号検出部をさらに備え、
    前記照明装置が点灯中のとき、前記照明制御部は、前記信号検出部が青信号を検出したときに、前記照明装置を消灯させることを特徴とする請求項~5のいずれか1項に記載の車両用室内照明システム。
  7. 前記車両の進路上の最も近い位置に存在する前方車両との車間距離を測定する車間距離測定部をさらに備え、
    前記照明装置が点灯中のとき、前記照明制御部は、前記前方車両との車間距離が規定値以上に拡大したことを前記車間距離測定部が検出したときに、前記照明装置を消灯させることを特徴とする請求項~6のいずれか1項に記載の車両用室内照明システム。
  8. 前記照明制御部は、前記照明装置を消灯させる前に前記照明装置の点灯態様を変更することを特徴とする請求項6または7に記載の車両用室内照明システム。
  9. 前記照明装置が点灯中のとき、前記照明制御部は、前記姿勢検出部により、前記前席乗員の顔の向きが基準角度よりも後席側に向き、かつ、前記前席乗員の右肩と左肩のシートバックからの距離の偏差が規定値以上である振り返り姿勢、または、前記前席乗員が前記車両の後席近傍に手を延ばす姿勢が所定時間以上検出されないときに、前記照明装置を消灯させることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の車両用室内照明システム。
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