JP7153344B2 - 非結球性芽キャベツの栽培方法、包装品、及び栽培キット - Google Patents

非結球性芽キャベツの栽培方法、包装品、及び栽培キット Download PDF

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Description

本発明は、非結球性芽キャベツの栽培方法、包装品、及び栽培キットに関する。
プチヴェール(登録商標)は、ケールと芽キャベツとの交配によって作出された新規のアブラナ科植物である。プチヴェール(登録商標)は、ケールと芽キャベツとの両者の特徴を有する非結球性の芽キャベツであり、一般の野菜に比べて栄養価が高く、糖度も11~13度と高いため食べやすい。アブラナ科植物にはケルセチン、ケンフェロールなどの機能性を有するポリフェノールが含まれており、生活習慣病の予防やアレルギーに効果的であることが知られており、プチヴェール(登録商標)にも同様の効果が期待できる。
「プチヴェールの成分解析:抗酸化物質、ポリフェノールについて」小瀬木一真ら,日本調理科学会大会研究発表要旨集 24(0), 51, 2012
プチヴェール(登録商標)は、現在は、主に、その側芽が食用に利用されるとともに、主軸につく茎葉も主に加工食品用(例えば青汁の原料)として利用されている。プチヴェール(登録商標)は、新たに作出された野菜であるため、その栽培方法や収穫方法には未だ開発の余地がある。
プチヴェール(登録商標)に代表される非結球性芽キャベツの新規な栽培方法を開発し、その食材としての利用を拡大することは、非結球性芽キャベツのより一層の普及に弾みをつける一つの有望な手段と考えられる。
本発明の一態様は、プチヴェール(登録商標)のような非結球性芽キャベツの新規な栽培方法、収穫物、及び栽培キットを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、例えば、以下に示す態様に係る発明を提供する。
1)非結球性芽キャベツの根部に培養液を与えて水耕栽培する栽培工程を包含する、非結球性芽キャベツの栽培方法。
2)上記非結球性芽キャベツはその側芽の少なくとも1つが取り除かれている、1)に記載の栽培方法。
3)取り除かれている上記側芽の少なくとも1つは、i)主軸につく側芽である、及び/又は、ii)側枝につく側芽である、2)に記載の栽培方法。
4)栽培工程において、取り除かれている上記側芽の切り口の周囲から1枚以上の葉を伸長させる、2)又は3)に記載の栽培方法。
5)伸長させた上記葉を1枚ずつ収穫する、4)に記載の栽培方法。
6)取り除かれている上記側芽の切り口の周囲から1枚以上の葉を伸長させて、当該葉を1枚ずつ収穫することを1サイクルとして、当該サイクルを1回又は複数回行う、2)又は3)に記載の栽培方法。
7)上記栽培工程は、少なくとも7カ月以上にわたって行われる、1)~5)の何れかに記載の栽培方法。
8)側芽の少なくとも1つが取り除かれている非結球性芽キャベツから収穫される、当該側芽の切り口の周囲から伸長させた葉を複数枚パッケージしてなる、包装品。
9)1)~7)の何れかに記載の栽培方法に用いる栽培キットであって、非結球性芽キャベツの苗を備えた、非結球性芽キャベツの栽培キット。
10)上記苗を水耕栽培する栽培床をさらに備えた、9)に記載の非結球性芽キャベツの栽培キット。
11)さらに、非結球性芽キャベツとは異なる植物の葉を含んでいる、8)に記載の包装品。
本発明の一態様によれば、非結球性芽キャベツの新規な栽培方法、収穫物、及び栽培キットを提供することが出来る。
(a)は、本発明の一実施形態に係る栽培方法を説明する図であり、(b)は、非結球性芽キャベツリーフの伸長する部分の拡大図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る栽培方法に栽培される非結球性芽キャベツリーフを説明する図である。
〔栽培方法〕
本発明の一実施形態に係る非結球性芽キャベツの栽培方法は、非結球性芽キャベツの根部に培養液を与えて水耕栽培する栽培工程を包含する。非結球性芽キャベツの栽培方法は、例えば、育苗工程、二次育苗工程、定植工程等のように、非結球性芽キャベツを収穫するまでの種々の工程をさらに含んでいてもよい。
本発明の一実施形態に係る非結球性芽キャベツの栽培方法によれば、非結球性芽キャベツを土耕栽培する場合には得ることが困難な、新規な収穫物(側芽の切り口から発生する新葉)を安定的かつ継続的に得ることが可能となる。加えて、この新規な収穫物を得るために取り除かれる側芽(非結球性芽キャベツ)は、土耕栽培の場合と同様に利用可能な品質を備えているので、より継続的に多くの側芽もあわせて収穫することが可能である。すなわち、本発明の一実施形態によれば、非結球性芽キャベツに由来する新規な収穫物がもたらされ、その食材としての用途の拡大に貢献することができる。加えて、側芽(非結球性芽キャベツ)の安定供給に寄与することもできる。
<非結球性芽キャベツ>
本明細書において「非結球性芽キャベツ」とは、側芽が結球性を示さない芽キャベツ品種を広く指す。典型的には、結球性芽キャベツとケールとを交配して作出された、側芽が結球性を示さない芽キャベツ品種を指す。この場合、通常は、結球性芽キャベツを母系、ケールを父系として交配される。非結球性芽キャベツの例として、プチヴェール(登録商標)として知られるミニヴェール8号(品種登録第20651号)、ミニヴェール6号(品種登録第6145号)、ミニヴェール3号(品種登録第5249号)等が挙げられるが、これに限定されず、プチヴェールルージュ((株)増田採種場の商品名)、プチヴェールホワイト((株)増田採種場の商品名)等も含まれる。
本明細書において結球性芽キャベツとは、Brassica oleracea L var. gemmiferaに分類され、側芽が結球性を示す植物を意味している。本明細書においてケールとは、Brassica oleracea L var. acephala、又は、Brassica oleracea L convar. acephalaに分類される植物を意味している。また、非結球性芽キャベツは、植物分類上は、典型的には、Brassica oleracea L var. gemmiferaとして、若しくは、Brassica oleracea L var. gemmiferaとケールとの交配種として分類されている。
<水耕栽培>
本明細書において「水耕栽培」とは、土を使用せずに、水及び養分を含む培養液を用いて非結球性芽キャベツを栽培することを意味している。水耕栽培により非結球性芽キャベツを栽培する方法として、例えば、湛液型水耕法(DFT)、薄膜型水耕法(NFT)が挙げられる。DFTは、非結球性芽キャベツの根(根部)の少なくとも一部を水
深の深い培養液に浸して栽培する方法である。NFTは、非結球性芽キャベツの根に水深の浅い培養液を流し続けて栽培する方法である。また、水耕栽培により非結球性芽キャベツを栽培する方法は、非結球性芽キャベツを栽培床に植え付け、この栽培床を培養液に浸して栽培する方法であってもよい。
<苗>
本明細書において「非結球性芽キャベツの苗」とは、将来的に移植(すなわち定植)をする目的で育苗されている非結球性芽キャベツの幼植物体を意味している。定植に供される非結球性芽キャベツの苗は、特に限定されないが、本葉が1枚以上、4枚以上、6枚以上で展開している苗であることが好ましい場合がある。また、定植に供される非結球性芽キャベツの苗は、本葉が10枚以下、8枚以下、6枚以下、2枚以下の範囲内で展開している苗であることが好ましい場合がある。
<培養液>
本明細書において「培養液」とは、植物の成長に必要な栄養となる成分を含む液体を意味している。栄養となる成分とは、より具体的には、植物の必須元素(多量必須元素及び微量必須元素)の中から適宜選択されるものであるが、必須元素以外の元素を含んでいてもよい。培養液に含まれる成分として、例えば、窒素、リン、カリウム、石灰、マグネシウム、マンガン、ホウ素、鉄、銅、亜鉛、モリブデン等が挙げられる。本発明の一実施形態において用いられる培養液の、商業的に入手可能なものの例として、OATアグリオ株式会社製のOATハウス肥料A処方、OATハウス肥料SA処方、アミノハウス1号、アミノハウスS1号等が挙げられる。
培養液は、栄養となる成分として無機肥料を含む無機培養液であってもよいし、有機肥料を含む有機培養液(有機溶液栽培。例えば、特開2007-119260号公報等参考)であってもよい。培養液のpH及び電気伝導率(EC)は、非結球性芽キャベツを育てることが可能なpH及びECであればよく、特に限定されない。なお、EC(S/m)は、培養液中に溶出している元素イオンの量の指標であり、肥料濃度の目安を表す。本発明の一実施形態において用いられる培養液は、pHが、5.5~6.5の範囲内であり、ECが、0.8~1.2の範囲内であることが好ましい。
<栽培床>
本明細書において「栽培床」とは、非結球性芽キャベツを栽培するために、非結球性芽キャベツの地下部組織(根部)を保持するために、必要に応じて使用される支持体を意味している。典型的には、種子又は苗を栽培床に植え付ける。栽培床の種類は特に限定されないが、土壌代物を含むものであることが好ましく、例えば、バーミキュライトのような人工土、ロックウールやヤシガラのような天然又は人工繊維からなる支持体が挙げられる。本発明の一実施形態において用いられる栽培床の、商業的に入手可能なものの例として、日本ロックウール株式会社製のロックウールベッドが挙げられる。栽培床に植え付ける苗は、育苗時に使用した育苗マットが付随したものであってもよく、この場合、育苗マットと共に苗を栽培床に植え付ける。商業的に入手可能な育苗マットの例として、日本ロックウール株式会社製のカルチャーマットクリーンが挙げられる。
育苗マットには、種子を播種するための複数の穴(例えば、10~1000穴、100~500穴、200~500穴、300~500穴など)が設けられていることが好ましい。育苗マットの各穴に播種する種子の個数は特に限定されないが、例えば、1個以上で10個以下であり、1個以上で5個以下であることが好ましく、1個、2個、3個又は4個であることがより好ましい。間引きの手間を省略するためには、栽培床の各穴に播種する種子の個数は1個である。育苗マットは、育苗した苗毎に分割可能なように、切れ目が入れられていることが好ましい。これにより分割された育苗マットごと苗を栽培床に植え付けることができる。
(育苗工程)
育苗工程において、非結球性芽キャベツの苗を育てる(育苗する)方法は特に限定されないが、例えば、栽培容器内に設けられた育苗マットに非結球性芽キャベツの種子を播種し、発芽後、所定の大きさの植物体(苗)になるまで育苗する方法が挙げられる。育苗工程においては、例えば、非結球性芽キャベツの本葉が1~2枚程度になるまで育苗する。
育苗マットに種子を播種するとき、種子の播種前に育苗マットを初期潅水することが好ましい。育苗マットを初期潅水する方法としては、育苗マットを水に浸す方法、シャワーなどにより育苗マットに水を掛ける方法等が挙げられる。
種子の発芽を確認した後、非結球性芽キャベツに培養液を与えて養液栽培する。培養液は、例えば、種子が播種された育苗マットの底面から吸水させてもよいし、育苗マットの上面から培養液を掛けてもよい。
育苗工程は、例えば、ビニルハウス、トンネル、温室等の施設内で行ってもよいし、屋外環境下で行ってもよいが、苗を、周年にわたり、常時供給することを可能にする観点では、施設内で行うことがより好ましい場合がある。
なお、育苗工程は、上記育苗マットに代えて土壌を用いて行ってもよい。
(二次育苗工程)
二次育苗工程では、育苗工程において、定植に適した大きさまでは成長していないが、所定の大きさになるまで成長した非結球性芽キャベツを移植して二次育苗してもよい。二次育苗工程においては、例えば、非結球性芽キャベツの本葉が4~6枚になるまで育苗する。二次育苗工程を、栽培容器を用いて行う場合は、育苗工程において用いられる栽培容器と同一の種類を用いてもよく、例えば、育苗マットが設けられた栽培容器である。
非結球性芽キャベツを二次育苗する養液栽培条件及び育苗環境は、育苗工程と同様である。但し、二次育苗工程も育苗工程と同様に、上記育苗マットに代えて土壌を用いて行ってもよい。
(定植工程)
定植工程では、育苗工程または二次育苗工程において育苗された非結球性芽キャベツの苗を、水耕栽培を行う設備(例えば栽培容器)に定植する。定植工程において用いられる栽培容器は、例えば、栽培床が設けられた栽培容器である。定植工程において用いられる栽培床は、苗を定植する前に、例えば、pH5.5~6.5の範囲内、EC0.8~1.2の培養液で満たされ、飽水状態であることが好ましい。育苗マットを用いて育苗工程または二次育苗工程を行った場合、育苗工程または二次育苗工程に用いた育苗マットを苗毎に切り分け、切り分けた育苗マットごと飽水状態の栽培床に植え付けてもよい。
(栽培工程)
栽培工程では、非結球性芽キャベツの根部に培養液を与えて水耕栽培する。栽培工程では、非結球性芽キャベツが収穫可能な大きさの植物体になるまで水耕栽培する。栽培工程では、後述する図1中(a)に示すように、苗毎に水耕栽培してもよい。
定植工程において非結球性芽キャベツの苗を定植した後、非結球性芽キャベツの苗に対して、例えば、日本の冬期にあたる10月~3月は1株当たり0.8L/日~1.5L/日(例えば1.2L/日)の量の培養液を潅水し、日本の夏期にあたる3月~9月は2.1L/日~3.5L/日(例えば2.8L/日)の量の培養液を潅水して、水耕栽培する。このように、非結球性芽キャベツの苗の水分量が高くなるように管理することで、苗の活着を促すことができる。定植後に潅水する培養液は、例えば、pH5.5~6.5の範囲内、EC1.2の培養液である。
非結球性芽キャベツを栽培する養液栽培条件は、非結球性芽キャベツを収穫可能な大きさの植物体に育てることが可能な条件であれば特に限定されないが、例えば、環境温度は15℃~25℃の範囲内であり、明期は8時間~12時間の範囲内である。例えば、長野県に設けられた温室では、冬期には、栽培環境において、日中の温度を12℃以上に保ち、夜間の最低温度は8℃とすることが好まく、夏期に、温度が30℃を超える場合には栽培環境十分に換気し、遮光カーテンを張る等して栽培環境の温度の上昇を抑えることが好ましい。
栽培を行う場所を、人工的に上述した栽培条件にするように制御してもよい。栽培工程は、例えば、ビニルハウス、トンネル、温室等の施設内で行ってもよいし、屋外環境下で行ってもよいが、非結球性芽キャベツを、周年にわたり、常時収穫することを可能にする観点では、施設内で行うことがより好ましい場合がある。
栽培工程において、非結球性芽キャベツの草丈が、例えば、30cm~40cmなった時点で、株の上部から見て隠れている葉をかく葉かき工程を行うことが好ましい。そして、非結球性芽キャベツの側芽が1cm程度の長さに生長した時点で、1株当たりの本葉の枚数が15枚~20枚を維持するように葉かき工程を継続的に行ってもよい。葉かき工程では、例えば、週に1回、1枚~2枚を葉かきする。葉かきした本葉は、商品(例えば青汁やスムージー用途)として出荷することができるので、葉かきした本葉は収穫物でもある。
なお、葉かきの対象となる本葉は、側芽を抱く(側芽の直下にある)本葉である。図1は、非結球性芽キャベツの主軸の上部の本葉は葉かきせずに残し、下部の本葉を葉かきした状態を示している。このように本葉は主に非結球性芽キャベツの主軸についたものであるが、側芽を伸長させて側枝とする場合には当該側枝につく本葉も指す。非結球性芽キャベツの草丈が高くなると、非結球性芽キャベツが倒れる虞があるため、非結球性芽キャベツの草丈が所定の高さになった時点で誘引することが好ましい。
栽培工程を行う期間は、後述する非結球性芽キャベツリーフの収穫が可能な限り特に限定されないが、少なくとも7カ月以上、8カ月以上、9カ月以上にわたって継続して行われてもよい。栽培工程を行う期間の上限は特に限定されないが、例えば、12カ月以下である。
(1)側芽採取工程
上記の栽培工程において、非結球性芽キャベツの側芽(脇芽と同義)を取り除く、側芽採取工程を行ってもよい。側芽採取工程では、非結球性芽キャベツの主軸につく側芽(第1世代の側芽)を主に取り除くが、第1世代の側芽は取り除かずにそのまま側枝に伸長させ、当該側枝につく側芽(第2世代の側芽)を取り除いてもよい。第2世代以降の側芽を取り除かずにそのまま側枝に伸長させ、当該側枝につく側芽(第3世代以降の側芽)を取り除いてもよい。
側芽の取り除きは、後述する非結球性芽キャベツリーフを安定して発生させる上で必要な工程であるが、取り除いた側芽は商品として出荷してもよい。
側芽の取り除きは、非結球性芽キャベツの茎(主軸および側枝)から側芽を切り離すことによって行うことができる。非結球性芽キャベツの側芽は、1株中において収穫時点で収穫に適した大きさに生長した側芽を全て収穫してもよいし、収穫に適した大きさの側芽の一部(例えば、30%以上、50%以上、60%以上、70%以上、80%以上、85%以上、又は90%以上で100%未満)を収穫してもよい。1株中における収穫に適した大きさの側芽の一部を収穫する場合、茎に対して螺旋状に収穫することが好ましい。側芽を収穫した後、さらに継続して栽培することで、茎がさらに伸長し、伸長した茎からさらに側芽が生えるので、これをさらに収穫してもよい。
(2)非結球性芽キャベツリーフの収穫工程
上記の栽培工程において、側芽が取り除かれた非結球性芽キャベツをそのまま継続して栽培すると、図1中(a)及び(b)に示すように、側芽の切り口から伸長する外葉(非結球性芽キャベツリーフと称する)を発生させるが、これは非結球性芽キャベツの土耕栽培では観察されない現象である。この外葉(非結球性芽キャベツリーフ)も食用に適しており商品価値が高い。図1中(a)は、本発明の一実施形態に係る栽培方法を説明する図であり、(b)は、非結球性芽キャベツリーフの伸長する部分の拡大図である。
本発明の一実施形態では、非結球性芽キャベツの外葉を非結球性芽キャベツリーフとして収穫することが可能であり、また、継続的に多くの非結球性芽キャベツリーフを収穫することができる。これにより、非結球性芽キャベツ(側芽)のみならず、非結球性芽キャベツリーフの安定供給に寄与すると共に、非結球性芽キャベツリーフの普及に貢献することができる。
<非結球性芽キャベツリーフ>
本明細書において「非結球性芽キャベツリーフ」は、非結球性芽キャベツの側芽を切り取った切り口から伸長する外葉である。図1に示すように、非結球性芽キャベツリーフは、水耕栽培された非結球性芽キャベツから伸長する。図2中(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る栽培方法に栽培される非結球性芽キャベツリーフを説明する図である。非結球性芽キャベツリーフは、側芽(極めて短い一つの軸に複数の葉がつく形態)とは異なり、各葉は互いに独立して発生している(図2中(a)参照)。後述するように、これらの葉は一枚ずつ(すなわち葉採りで)収穫する。
<外葉栽培工程>
外葉栽培工程においては、側芽収穫工程で上記側芽の少なくとも一つが取り除かれた非結球性芽キャベツを水耕栽培する。これによって、側芽の切り口の周囲から非結球性芽キャベツリーフを伸長させる。外葉栽培工程は上述した栽培工程の一環であり、その栽培条件及び栽培環境については同様であるため、その詳細な説明は省略する。
<外葉収穫工程>
外葉収穫工程は上述した栽培工程の一環であり、側芽の切り口の周囲から伸長した外葉を非結球性芽キャベツリーフとして、例えば1枚ずつ葉取りして収穫する。非結球性芽キャベツリーフは、非結球性芽キャベツの茎(主軸、主枝とも呼ぶ)のある箇所において最初に伸長した第1世代の側芽を切り取った切り口から伸長したものであってもよいし、第1世代の側芽は切り取らずにそのまま伸長させ(第1世代の側枝となる)、当該側枝につく第2世代の側芽を切り取った切り口から伸長したものであってもよい。もちろん、第2世代以降(第n世代:nは2以上の整数)の側芽を伸長させて第n世代の側枝を得て、この側枝につく第n+1世代の側芽を切り取った切り口から、非結球性芽キャベツリーフを伸長させてもよい。
収穫される非結球性芽キャベツリーフは、幅と長さとが同程度の略円形又は略楕円形であり得る。収穫される非結球性芽キャベツリーフは、非結球性芽キャベツの苗の本葉(いわゆるベビーリーフ)のように細長い形状ではないため、非結球性芽キャベツリーフと非結球性芽キャベツのベビーリーフとはその形状から容易に区別可能である。
収穫される非結球性芽キャベツリーフは、葉の幅が3cm以上、6cm以下であり、長さが3cm以上、6cm以下の範囲内に生長したものであることが好ましい。非結球性芽キャベツリーフは、図2中(b)に示すように、例えば、葉の幅が5cm以上のもの(Lサイズ)、葉の幅が4cm程度のもの(Mサイズ)、葉の幅が3cm程度のもの(Sサイズ)と、サイズ毎に収穫してもよい。
非結球性芽キャベツリーフの収穫は、非結球性芽キャベツの茎(主軸及び側枝)から非結球性芽キャベツリーフを切り離すことによって行うことができる。非結球性芽キャベツリーフは、1株中において収穫時点で収穫に適した大きさに生長したものを全て収穫してもよいし、収穫に適した大きさのものの一部(例えば、50%以上、60%以上、70%以上、80%以上、85%以上、又は90%以上で100%未満)を収穫してもよい。非結球性芽キャベツリーフを収穫した後、さらに継続して栽培することで、非結球性芽キャベツリーフが次々に伸長するので、これを収穫する外葉収穫工程を、所望の大きさの非結球性芽キャベツリーフが生えなくなるまで繰り返し行ってもよい。なお、側芽の切り口の周囲から非結球性芽キャベツリーフを収穫すると、同じ切り口の周囲から新たな非結球性芽キャベツリーフが発生する。そのため、外葉収穫工程では、取り除かれている上記側芽の切り口の周囲から1枚以上の葉を伸長させて、当該葉を1枚ずつ収穫することを1サイクルとして、当該サイクルを1回又は複数回行うことが出来る。
また、収穫された非結球性芽キャベツリーフに対して、必要に応じて、不要な部分(黄変した部分、損傷した部分等)を切り落としたり、袋、包装用フィルム、又は、ラップ等を用いて、非結球性芽キャベツリーフを包装(パッケージ)したりしてもよい。非結球性芽キャベツリーフは、このような処理(特に包装処理)を施されたものであることが好ましい。非結球性芽キャベツリーフを含んだ野菜の包装品は、非結球性芽キャベツリーフを複数枚パッケージしてなるものであればよいが、好ましくは10グラム以上、20グラム以上、30グラム以上、40グラム以上、または50グラム以上の野菜(非結球性芽キャベツリーフ単品であってもよい)をパッケージしてなることが好ましい場合がある。非結球性芽キャベツリーフを含んだ野菜の包装品は、家庭用の場合には、500グラム以下、400グラム以下、300グラム以下、200グラム以下、または100グラム以下の野菜(非結球性芽キャベツリーフ単品であってもよい)をパッケージしてなることが好ましい場合がある。非結球性芽キャベツリーフを含んだ野菜の包装品は、業務用の場合には、キログラム単位の野菜(非結球性芽キャベツリーフ単品であってもよい)をパッケージしてなっていてもよい。非結球性芽キャベツリーフを含んだ野菜の包装品は、例えば、ベビーリーフのように、サラダ等の生食用とすることもできる。
非結球性芽キャベツリーフを含んだ野菜の包装品は、非結球性芽キャベツリーフと、非結球性芽キャベツとは異なる植物の葉とを共に包装し、ミックスリーフの包装品としてもよい。非結球性芽キャベツリーフと共に包装する他の植物の葉として、例えば、レタス、ルッコラ、ミズナ、ホウレンソウ等の葉野菜、及びこれらのベビーリーフが挙げられる。ミックスリーフの包装品は、サラダなどの生食用であることが好ましい。ミックスリーフの包装品は、一例では、内容総量(重量)の1%以上、5%以上、10%以上、15%以上、20%以上、25%以上、30%以上の非結球性芽キャベツリーフをパッケージしている。ミックスリーフの包装品は、他の例では、内容総量(重量)の1%以上で25%以下の範囲内で非結球性芽キャベツリーフを含んでいる。非結球性芽キャベツリーフの割合は、例えば、内容総量(重量)の1%以上で5%以下の範囲内、1%以上で10%以下の範囲内、5%以上で15%以下の範囲内、又は、15%以上で25%以下の範囲内でありうる。非結球性芽キャベツリーフの割合を変更することによって、所望される食味や彩りに応じたミックスリーフの包装品を提供することができる。
〔栽培キット〕
本発明の一実施形態に係る非結球性芽キャベツの栽培キットは、非結球性芽キャベツの苗を備えている。また、非結球性芽キャベツの栽培キットは、さらに、上記苗を水耕栽培する栽培床を備えていてもよい。
本発明の一実施形態に係る非結球性芽キャベツの栽培キットによれば、より継続的に多くの非結球性芽キャベツ及び非結球性芽キャベツリーフを収穫することが可能である。非結球性芽キャベツの栽培キットに含まれる非結球性芽キャベツの苗及び栽培床については、上述した本発明の一実施形態に係る非結球性芽キャベツの栽培方法における苗及び栽培床と同様であるため、その詳細な説明は省略する。非結球性芽キャベツの栽培キットが栽培床を備える場合、非結球性芽キャベツの苗と栽培床とは、別体として含まれていてもよいし、苗を栽培床に植え付けた状態で含まれていてもよい。
非結球性芽キャベツの栽培キットは、上記苗に与える培養液をさらに備えていてもよい。非結球性芽キャベツの栽培キットに含まれる培養液は、無機培養液であっても有機培養液であってもよく、上述した本発明の一実施形態に係る非結球性芽キャベツの栽培方法における培養液と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
非結球性芽キャベツの栽培キットは、非結球性芽キャベツが倒れることを防止するための誘引手段を備えていてもよい。誘引手段の種類は特に限定されないが、例えば、ひも(栽培設備の上方から非結球性芽キャベツの茎を牽引する)が挙げられる。本発明の一実施形態に係る栽培方法によれば、土耕と比較してより長期の栽培が行われ得るため非結球性芽キャベツの草丈は非常に高くなり、倒れる虞もより高い。
非結球性芽キャベツの栽培キットは、本発明の一実施形態に係る非結球性芽キャベツの栽培方法が記載された栽培マニュアルを、さらに備えていてもよい。また、非結球性芽キャベツの栽培キットは、農薬のように、非結球性芽キャベツの栽培に必要な他の構成要素をさらに含んでいてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔実施例1〕
(育苗工程)
底面に穴の開いた育苗箱にカルチャーマットクリーン(日本ロックウール株式会社製)をセットし、水道水により初期潅水した。潅水したカルチャーマットクリーンに設けられた各穴に、ミニヴェール6号の種子を一粒ずつ落として播種した。
この育苗箱をビニルハウス内に配置し、ビニルハウス内の温度管理しながら、適宜潅水しつつ、発芽させた。発芽後は、pH5.5~6.5、EC0.8~1.2のOATハウス肥料A処方(OATアグリオ株式会社製)を培養液として用いて適宜潅水しつつ、本葉が3枚程度になるまで育苗した。
(二次育苗工程)
本葉が3枚程度になった時点で、カルチャーマットクリーンを切れ目に沿って切り離して分割し、1株ずつ、75×100×100のポットに移植した。ポットは、株の移植前に上記培養液を飽水してから用いた。移植後の本葉が8~10枚になるまで二次育苗した。二次育苗中は、上記培養液を用いて、ポットの水分率を50~80%(重さ:360~570g)に管理し、1日1回以上潅水し、培養液濃度が急激に変化しないようにした。また、高温時には培養液の潅水量、潅水回数を増やして温度を下げた。
(定植工程)
本葉が8~10枚になった時点で、苗をロックウールベッドに定植してロックウール栽培(RW栽培)した。定植前に、栽培床として用いるロックウールベッドを、上述した培養液で飽水した。6本の苗を30cm間隔でロックウール別途に定植した。定植後は、栽培床の水分量を高めに管理し、苗の活着を促した。定植後の潅水量は、1日当たり、10月~3月は1.2L/株、3月~9月は2.8L/株を目安とした。苗が生長すると、自重により茎が倒れるので、誘引した。
草丈が30~40cmになったら、株を上から見て重なっている葉を葉かきした。側芽が1cm程度に生長したら、本葉が15枚~20枚になるように管理し、週に1回、本葉1~2枚を葉かきした。
(収穫工程)
生長した側芽を、茎に対して螺旋状に収穫した。また、側芽を切り取った後も栽培を継続し、図2中(a)に示すように、収穫した側芽の切り口から伸長した非結球性芽キャベツリーフ(プチヴェールリーフ)を収穫した。プチヴェールリーフを、2018年3月~11月まで継続して30回収穫した。各収穫時の収穫量を示すグラフを表1に示す。なお、説明の便宜上、表1では全ての収穫時のデータは示さず、一部のみを示している。表1に示すように、7か月以上継続してプチヴェールリーフを安定して収穫することができた。
Figure 0007153344000001
〔実施例2〕
ミニヴェール6号、プチヴェールルージュ((株)増田採種場の商品名)、及び、プチヴェールホワイト((株)増田採種場の商品名)の種子を用いて、RW栽培、NFT栽培、及びDFT栽培を行った。RW栽培条件については、実施例1と同様であった。
NFT栽培及びDFT栽培では、ミニヴェール6号の苗を、慣行の方法に従った株間(30~60cm)で定植パネルに移植した。NFT栽培では、定植パネルを、1/80~1/100勾配の水耕栽培ベッド上に設置し、水耕栽培ベッドの勾配により流れる水深の浅い培養液に苗の根を浸して、培養液を常に循環させた。DFT栽培では、定植パネルを培養液の入ったプール上に浮かせて、水深の深い培養液に苗の根を浸した。
NFT栽培及びDFT栽培では、培養液として、大塚ハウス1号 375gと大塚ハウス2号 250gとを水500Lに溶解させたものを用いた。培養液のECは約1.2、pHは6~7であった。栽培中に減少した培養液は適宜追加し、また、ECが極端に変化した場合は培養液を交換した。栽培初期には葉かきをせず、株間が混み合ってきたら本葉が15枚~20枚になるように管理して葉かきした。生長した苗は、茎が倒れないように誘引した。
生長した側芽を、茎に対して螺旋状に収穫した。また、側芽を切り取った後も栽培を継続し、側芽の切り口の周囲から伸長したプチヴェールリーフを収穫した。プチヴェールリーフの収穫条件を、わき芽の葉を1枚ずつ収穫したものであり、フリルのあるものとした。結果を表2に示す。
番号1、4及び5は、ミニヴェール6号をRW栽培したものから収穫されたプチヴェールリーフの重量を示している。番号2は、プチヴェールホワイトをRW栽培したものから収穫されたプチヴェールリーフの重量を示している。番号3は、プチヴェールルージュをRW栽培したものから収穫されたプチヴェールリーフの重量を示している。番号6は、ミニヴェール6号をNFT栽培したものから収穫されたプチヴェールリーフの重量を示している。番号7は、ミニヴェール6号をDFT栽培したものから収穫されたプチヴェールリーフの重量を示している。
番号1~3は、苗を9/8に移植し、10/5に定植した。番号4は、苗を8/1に移植し、8/31に定植した。番号5は、10/12に移植した。番号6及び7は、苗を9/8に定植した。番号1、4~7は10株栽培した結果、番号2及び3はそれぞれ5株栽培した結果である。
なお、表2において、プチヴェールリーフの長さが5cm以上のものをLサイズとし、4cm以上、5cm未満のものをMサイズとし、4cm未満のものを規格外とした。表2に示すように、RW栽培以外の水耕栽培であっても、また、品種が異なっていても、多くのプチヴェールリーフを収穫することができた。
Figure 0007153344000002
本発明は、特に芽キャベツとケールとを交配して得られた非結球性芽キャベツの栽培に関する、農業分野に利用することができる。

Claims (11)

  1. 非結球性芽キャベツの根部に培養液を与えて水耕栽培する養液栽培工程を包含し、
    上記非結球性芽キャベツはその側芽の少なくとも1つが取り除かれており、
    上記栽培工程において、取り除かれている上記側芽の切り口の周囲から1枚以上の葉を伸長させる、
    非結球性芽キャベツの栽培方法。
  2. 取り除かれている上記側芽の少なくとも1つは、
    1)主軸につく側芽である、及び/又は、
    2)側枝につく側芽である、
    請求項1に記載の栽培方法。
  3. 伸長させた上記葉を1枚ずつ収穫する、請求項1又は2に記載の栽培方法。
  4. 取り除かれている上記側芽の切り口の周囲から1枚以上の葉を伸長させて、当該葉を1枚ずつ収穫することを1サイクルとして、当該サイクルを1回又は複数回行う、請求項1から3のいずれか1項に記載の栽培方法。
  5. 上記栽培工程は、少なくとも7カ月以上にわたって行われる、請求項1~4の何れか1項に記載の栽培方法。
  6. 施設内で行われる、請求項1~5の何れか1項に記載の栽培方法。
  7. 請求項1~6の何れか1項に記載の栽培方法に用いる栽培キットであって、
    非結球性芽キャベツの苗と、栽培施設の上方から非結球性芽キャベツの茎を牽引する誘引手段とを備えた、非結球性芽キャベツの栽培キット。
  8. 上記苗を水耕栽培する栽培床をさらに備えた、請求項7に記載の非結球性芽キャベツの栽培キット。
  9. 側芽の少なくとも1つが取り除かれている非結球性芽キャベツから葉採りで収穫される、当該側芽の切り口の周囲から伸長させた葉を複数枚パッケージしてなる、包装品。
  10. さらに、非結球性芽キャベツとは異なる植物の葉を含んでいる、請求項9に記載の包装品。
  11. 非結球性芽キャベツの根部に培養液を与えて水耕栽培する養液栽培工程を包含し、
    上記非結球性芽キャベツはその側芽の少なくとも1つが取り除かれており、
    上記栽培工程において、取り除かれている上記側芽の切り口の周囲から1枚以上の葉を伸長させ、
    伸長させた上記葉を1枚ずつ収穫し、
    収穫された上記葉を複数枚パッケージしてなる包装品を製造する、
    包装品の製造方法。
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