JP7152782B2 - ログ壁の構造 - Google Patents
ログ壁の構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7152782B2 JP7152782B2 JP2019177666A JP2019177666A JP7152782B2 JP 7152782 B2 JP7152782 B2 JP 7152782B2 JP 2019177666 A JP2019177666 A JP 2019177666A JP 2019177666 A JP2019177666 A JP 2019177666A JP 7152782 B2 JP7152782 B2 JP 7152782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- log
- binding
- wall
- bolt
- log wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
しかし、実際には、図15に示すように、ログ壁正面方向からの風圧による面外力により、ログ壁の曲げ変形が発生する。なお、図10、14、15は、あくまでも説明のための模式図であり、変形を誇張して記載したものである。実際にこのような目に見える変形が生じるわけではない。
すなわち、ログ壁の風を受けたときの実際の動きは、図15に示すように、ログ壁の高さ方向の中央付近が室内側に向かって凸状に湾曲するように変形する。このようなログ壁の曲げ変形が発生すると、従来技術のように、ログ材の幅方向の中心に設けられた緊結材は、耐風要素としては、効率の悪いものとなる等の問題があった。
前記緊結材を挿入する緊結材孔が、前記ログ材の幅方向の中心から室内側に芯ずれさせた位置に設けたことを特徴とする。
これにより、特別な加工技術や、新たな部材を用いずに、ログ壁の耐風性能を上げることができる。
さらに、緊結材孔をログ材の幅方向の中心に設定する場合と比較して、耐風性能を上げることができることで、緊結材の個数を減らすことができ、経済的であると共に、設計におけるプランニングの自由度が上がり、使用者の種々の要望(例えば、開口部を多く設けたい等)に応えやすくなる。
本発明の第2の実施態様によれば、回転剛性を高める効果が期待されると共に、緊結材孔の内面と、ログ材の室内側表面との間の強度不足や変形や破損等の発生を抑えることができる。
また、本発明のうち第3の実施態様は、第1又は第2の実施態様の構成に加え、前記緊結材は、ダボであり、前記緊結材孔に前記ダボが埋め込まれていることを特徴とする。
前記座金の上面に位置する上ナットと、
前記通しボルトの上端に設けられる前記座金である上部座金の下面に位置する下ナットとを有するダブルナットであることを特徴とする。
前記通しボルト用の貫通孔を有して、前記ログ材の上面に固定される水平部と、
前記水平部から立設する垂直部とを有し、
前記ログ壁の最上段の前記ログ材の上面と、所定の勾配を有して前記ログ材の上面に固定された垂木の下面との間の直角三角形状の断面の空間内に配置されることを特徴とする。
さらに、このように、断面がL字状の形状としたことで、ログ壁の最上段のログ材の上面と、当該ログ壁の上に位置して、勾配を有する屋根における垂木の下面とによる断面が直角三角形状のスペース内に断面L字状の当該上部座金を適正に配置することができる。
さらに、緊結材としての通しボルトを挿入するための緊結材孔として貫通孔を用い、ログ材の幅方向の中心から室内側に芯ずれさせ、上部座金の垂直部が、垂木の下面とログ材の上面との間に収まりやすくなることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態に係るログ壁の構造を、図面を参照しつつ説明する。
また、本実施の形態に係るログ壁10のうち少なくとも一面には、図1に示すように、開口部70が形成されている。
本実施の形態では、図2に示すように、緊結材40としてのダボ50や、通しボルト60を挿入する緊結材孔41が、ログ材11の幅方向の中心から室内側に芯ずれさせた位置に設けてある。
具体的には、図2に示すように、ログ材11の幅Wに対して、ログ材11の幅方向の中心位置(図2に示すログ材11の室外側表面からW/2の位置)から室内側に、後述するように距離Xだけ芯ずれさせた位置にダボ50や、通しボルト60を挿入するための緊結材孔41が設けてある。
本実施の形態では、この通しボルト60は、ログ壁10に生じる風圧に抵抗する抵抗部材90として用いられる。
すなわち、図4に示すように、基礎20と土台30とはアンカーボルト25により固定されている。このとき、図4に示すように、土台30には、左右に隣接する土台30同士が通しボルト60の位置で不連続となっている箇所があり、この左右に隣接する土台30同士の間は、ログ材11の最上段から最下段までを貫通してきた通しボルト60をナット62で固定するための締め空間32として用いられる。また、この締め空間32内には、六面体の六面のうち、対向する二面が開口している箱状の連結部材36が設置されている(ただし、この連結部材36の開口面は、対向する二面でなくてもよく、一面だけでもよい)。このとき、連結部材36の下面には、図示しない開口部分が設けられており、その開口部分を挿通して連結部材36内に突出したアンカーボルト25の先端部分を座金61を挟んでナット62で締めることにより連結部材36と基礎20とを固定している。これにより、最下段のログ材11が座金61とナット62とによって通しボルト60と緊結される。換言すると、通しボルト60と基礎20とは、連結部材36及びアンカーボルト25を介して互いに固定されている。また、図3に示すように、最上段のログ材11も同様に座金61とナット62とによって通しボルト60と緊結される。
具体的には、図1に示すように、通しボルト60は、このログ壁10に六箇所設けられており、各々の箇所で、最上段から最下段のログ材11を緊結する。
本実施の形態では、このダボ50は、ログ壁10に生じる風圧に抵抗する抵抗部材90として用いられる。
なお、「芯」とは、一のログ材11において、ダボ50が挿入される面の短手方向の両対辺から等距離にある位置のことを指す。
図7は、抵抗部材90の具体例として、添え柱96がログ壁10の鉛直方向に添って設けられている一例である。
この添え柱96は、ログ壁10に対して、ラグスクリュー97により固定されている。
本実施の形態では、この添え柱96は、ログ壁10に生じる風圧に抵抗する抵抗部材90として用いられる。
なお、開口枠材72間の開口部70には、特に図示していないが、窓枠にガラス等をはめ込んで用いるサッシ等が取り付けられる。
本実施の形態では、この開口枠材72は、ログ壁10に生じる風圧に抵抗する抵抗部材90として用いられる。
当該ログ壁10に対して風圧による面外力が発生すると、ログ壁10の高さ方向の中央付近が室内側に向かって大きく凸状に湾曲するように変形する。このようなログ壁10の曲げ変形が発生すると、従来のように、ログ壁の厚さ方向の中心に設けられた緊結材は、耐風要素としては効率の悪いものとなる。
ログ材11の幅Wの幅方向の中心(芯)の位置は、ログ材11の側端面からW/2の位置となる。
図10に示すように、室外側から当該ログ壁10に対して強い風が吹くと、風圧による面外力で、室内側に向かって湾曲するように変形するため、ログ壁10のログ材11の室外側端縁部が支点13となり、ログ材11は、上側のログ材11aと、下側のログ材11bとが、支点13を回転の中心として回転移動することになる。
結果として、緊結材孔41及びダボの配置が、ログ材11の幅方向の中央から室内側に芯ずれさせるほど、ログ材11a及びログ材11bの回転剛性を高めることが可能となるものであり、当該芯ずれさせるほど、ログ壁10が、湾曲して変形する曲げ変形を抑えることが可能となる。
この芯ずれの距離Xは、具体的には、ログ壁10の厚さ(ログ材11の幅であって、図9中のW)寸法に対して、5%以上、且つ、30%以下に相当する距離に設定することが好ましいものである。
この芯ずれの「距離X」は、5%未満になると、緊結材孔41がログ材11の幅方向の中心から室内側に芯ずれさせることで発生する上述したような回転剛性を高める効果が期待されず、芯ずれを発生させる意味が乏しくなる。
一方、距離Xが30%を超えると、緊結材孔41の内面と、ログ材11の室内側表面との間の距離が小さくなって、その間の強度が不足し、緊結材孔41がログ材11の室内側へ変形したり、緊結材孔41とログ材11の室内側表面との間の破損等が発生するおそれがある。
さらに、後述する、芯ずれに応じたせん断耐力Qの低減率ηを考慮して、ログ材11の室内側表面から、緊結材孔41及びダボ50の中心までの距離d2は、緊結材孔41の直径d3の2倍以上とすることがより好ましく、緊結材孔41の直径d3の3倍以上とすることがさらに好ましい。
例えば、詳細は省略するが、ダボ50の1本あたりのせん断耐力Qは、下記(式1)~(式4)の数値の中で最小値となる数値により算出される。
Q=1/2FCdD・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式1)
Q=(((19)1/2-3)/4)FCdD・・・・・・・・・・・・・・・(式2)
Q=(((4+2(σy/FC)(2d/D)2)1/2-1)/6)FCdD・(式3)
Q=(1/3(σy/FC))1/2FCd2・・・・・・・・・・・・・・・・(式4)
ただし、FC:丸太材等の繊維方向の圧縮強度(N/mm2)
σy:ダボの鋼材の降伏強度(鋼材の基準強度)(N/mm2)
d:ダボの直径(mm)
D:丸太材の見付高さ(mm)
ここで、低減率ηは、(式5)により算出されるものである。
η=min{d1、d2}/4d3 (η≦1.0) ・・・・・・・(式5)
ただし、d1、d2は、図9に示すログ材11の室外側表面及び室内側表面から緊結材孔41の中心までの距離を意味し、d3は緊結材孔41の直径を意味し、また、min{d1、d2}は、d1と、d2との数値の小さい方を選択することを意味する。
これにより、芯ずれによる緊結材40のせん断耐力の低減を加味した面外方向の評価を行うことが可能となる。
なお、上述した式では、低減率ηを1に設定するためには、緊結材孔41の直径d3の4倍の距離が、d1及びd2に必要となるように設定されている。
d1:室外側表面からダボの中心までの距離
β=d1/(W/2)
例えば、ログ材の幅Wが100mmの場合、補正係数β=d1/50となるものである。
d1=W/2+X(芯ずれの距離)
=W/2+(0.05W~0.30W)
=0.55W~0.80W
このd1を上述した補正係数βに代入してβを算出すると、
β=(0.55W~0.80W)/(W/2)
=1.1~1.6
本実施の形態では、上述したような室内側への芯ずれXにより、上述した程度の短期許容曲げ応力、回転剛性の向上が予想可能であり、ログ壁10の耐風性能の向上が見込まれる。
これにより、特別な加工技術や、新たな部材を用いずに、ログ壁10の耐風性能を上げることができる。
さらに、緊結材孔41をログ材11の幅方向の中心に設定する場合と比較して、耐風性能を上げることができることで、緊結材40の個数を減らすことができ、経済的であると共に、設計におけるプランニングの自由度が上がり、使用者の種々の要望(例えば、開口部70を多く設けたい等)に応えやすくなる。
また、同様に、緊結材孔41をログ材11の幅方向の中心に設定する場合と比較して、耐風性能を上げることができることで、ログ壁10に生じる風圧に抵抗する抵抗部材90としてのダボ50、通しボルト60、添え柱96、開口枠材72等の個数を減らすことができ、また、個数を減らすことに代えて、又は、それに加えて、それらの抵抗部材90の大きさを小さなものに変更するでき、経済的であると共に、設計におけるプランニングの自由度が上がり、使用者の種々の要望に応えやすくなる。
すなわち、緊結材40としての通しボルト60もダボ50の芯ずれと同様に、緊結材40としての通しボルト60を通す緊結材孔41としてのボルト用孔65が距離Xだけ、ログ材11の幅方向の中心位置から室内側にずれているものである。
そして、緊結材40としての通しボルト60を挿入する緊結材孔41は、ログ壁10の最上段のログ材11の上面から、最下段のログ材11の下面までを貫通している。この緊結材孔41に通しボルト60が挿入され、通しボルト60の上下端に座金61を通してナット62によりログ材11が緊結される。
図11、図12を用いて、第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、緊結材40としての通しボルト60を有し、この通しボルト60にも、同様に芯ずれを適用している。
そして、第1の実施の形態と同様に、緊結材孔41は、ログ壁10の最上段のログ材11の上面から、最下段のログ材11の下面までを貫通し、通しボルト60を設置し、当該通しボルト60の上下端に座金61を通してナット62により緊結される。
この上部座金210は、図11、図12に示すように、通しボルト60用の上下に貫通する貫通孔220を有すると共に、ログ材11の上面に固定される水平部230と、この水平部230に立設し、垂木201の下面に当接しない高さである垂直部240とを有している。
この上部座金210は、ログ壁10の最上段のログ材11の上面と、所定の勾配を有してログ材11の上面に固定された垂木201の下面との間の直角三角形状の断面の空間内に配置される。
このダブルナットは、振動や繰り返し応力や、ログ壁10特有のセトリング(木からなるログ材11の収縮によるログ壁10の沈み込み)等の要因により、当初のナット62による設定が緩んだ場合、締め空間32からナット62を締める際に通しボルト60自体が回ってしまうことを防ぐ効果がある。
L字状の上部座金210としたことで、上述したように締め空間32からナット62を締める際に、高剛性化された上部座金210が可能な限り広い面でログ材11に圧接することにより、通しボルト60への回転力を受け止めることができる。
さらに、このような断面がL字状の形状としたことで、ログ壁10の最上段のログ材11の上面と、当該ログ壁10の上に位置する屋根200における垂木201の下面による勾配を有する断面が直角三角形状のスペース内に断面L字状の当該上部座金210を適正に配置することができる。
さらに、緊結材40としての通しボルト60用の緊結材孔41が、ログ材11の幅方向の中心から室内側に芯ずれしていることで、上部座金210の垂直部240が、垂木201の下面と、ログ材11の上面との間に収まりやすくなる。これにより、断面がL字状の上部座金210を、上述したようなスペース内に適正に配置することが可能となる。
具体的に説明すると、垂直部240の高さと、水平部230の幅とが同一となるようなL字状の上部座金210を採用して、通しボルト60に芯ずれさせない場合、すなわち、ログ材11の幅方向の中央に配置させようとすると、屋根200の垂木201の下面に当たってしまい、そのままでは屋根200の勾配の傾斜角度を大きくする等の対抗処置がなければ、上部座金210を配置することができない場合が発生する。
本実施の形態のように、通しボルト60を室内側に距離Xだけ芯ずれさせることにより、そのようなことを回避することが可能となる。
10 ログ壁 11 ログ材
11a 上側のログ材 11b 下側のログ材
12 交差部 13 支点
d1 ログ壁の室外側表面から緊結材孔の中心までの距離
d2 ログ壁の室内側表面から緊結材孔の中心までの距離
20 基礎 25 アンカーボルト
30 土台 32 締め空間
36 連結部材
40 緊結材 41 緊結材孔
50 ダボ
54 上段孔 56 下段孔
60 通しボルト 61 座金
62 ナット 63 上ナット
64 下ナット 65 ボルト用孔
70 開口部 72 開口枠材
90 抵抗部材
96 添え柱 97 ラグスクリュー
200 屋根 201 垂木
210 上部座金 220 貫通孔
230 水平部 240 垂直部
Claims (5)
- ログハウス用のログ材を水平に積み上げ、上下に隣接する前記ログ材同士を連結する緊結材を備えた、丸太組構法によるログハウスにおけるログ壁の構造であって、
前記緊結材を挿入する緊結材孔が、前記ログ材の幅方向の中心から室内側に芯ずれさせた位置に設けられるとともに、
前記緊結材は、ダボであり、室内側に芯ずれさせた位置に設けられた前記緊結材孔にのみ前記ダボが埋め込まれていることを特徴とするログ壁の構造。 - 前記緊結材孔における芯ずれの距離は、前記ログ材の幅に対し5%以上、且つ、30%以下であることを特徴とする請求項1に記載のログ壁の構造。
- 前記緊結材としてさらに通しボルトを備え、
前記通しボルト用の前記緊結材孔には、前記ログ壁の最上段の前記ログ材の上面から、最下段の前記ログ材の下面までを貫通して前記通しボルトが設置され、当該通しボルトの上下端に座金を通してナットにより緊結されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のログ壁の構造。 - 前記ログ壁の最上段の前記ログ材の上側に位置するナットは、
前記座金の上面に位置する上ナットと、
前記通しボルトの上端に設けられる前記座金である上部座金の下面に位置する下ナットとを有するダブルナットであることを特徴とする請求項3に記載のログ壁の構造。 - 前記上部座金は、
前記通しボルト用の貫通孔を有して、前記ログ材の上面に固定される水平部と、
前記水平部から立設する垂直部とを有し、
前記ログ壁の最上段の前記ログ材の上面と、所定の勾配を有して前記ログ材の上面に固定された垂木の下面との間の直角三角形状の断面の空間内に配置されることを特徴とする請求項4に記載のログ壁の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019177666A JP7152782B2 (ja) | 2019-09-27 | 2019-09-27 | ログ壁の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019177666A JP7152782B2 (ja) | 2019-09-27 | 2019-09-27 | ログ壁の構造 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021055313A JP2021055313A (ja) | 2021-04-08 |
JP2021055313A5 JP2021055313A5 (ja) | 2022-07-29 |
JP7152782B2 true JP7152782B2 (ja) | 2022-10-13 |
Family
ID=75270056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019177666A Active JP7152782B2 (ja) | 2019-09-27 | 2019-09-27 | ログ壁の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7152782B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060168904A1 (en) | 2001-06-19 | 2006-08-03 | Arkadiusz Muszynski | Building module and the method of erecting walls of building with the application of the modules |
US20070033901A1 (en) | 2005-07-20 | 2007-02-15 | Sylvain Tiberi | Stackable insulated unit for wall construction and method |
JP2017150298A (ja) | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 株式会社アールシーコア | ログ壁の補強構造 |
EP3098360B1 (en) | 2015-05-29 | 2018-08-01 | Oy Primapoli Ltd | Non-settling log structure |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0442409Y2 (ja) * | 1988-09-08 | 1992-10-07 | ||
JPH032443A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-08 | Toru Hara | ログハウスの組積工法 |
JPH10196012A (ja) * | 1997-01-14 | 1998-07-28 | Yoshihiro Tokai | 木造建築物の壁構造 |
-
2019
- 2019-09-27 JP JP2019177666A patent/JP7152782B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060168904A1 (en) | 2001-06-19 | 2006-08-03 | Arkadiusz Muszynski | Building module and the method of erecting walls of building with the application of the modules |
US20070033901A1 (en) | 2005-07-20 | 2007-02-15 | Sylvain Tiberi | Stackable insulated unit for wall construction and method |
EP3098360B1 (en) | 2015-05-29 | 2018-08-01 | Oy Primapoli Ltd | Non-settling log structure |
JP2017150298A (ja) | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 株式会社アールシーコア | ログ壁の補強構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021055313A (ja) | 2021-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6308469B1 (en) | Shear wall panel | |
US8281551B2 (en) | Corrugated shearwall | |
US9428902B1 (en) | Bracket for multi-story buildings | |
US7712282B2 (en) | Brace assembly having ductile anchor | |
TW202028579A (zh) | 具有側撐系統及切口樑之彎矩框架 | |
US20020046514A1 (en) | Shear wall panel | |
AU2020266483B2 (en) | Ductile prefabricated shear panel | |
WO2004079115A1 (ja) | 建築物の壁体構造 | |
JP6161844B1 (ja) | ログ壁の補強構造 | |
JP4989025B2 (ja) | 波形の剪断壁 | |
US20100018151A1 (en) | Portal frame | |
JP2022107467A (ja) | 主筋周囲補強筋を用いたrc部材 | |
JP7152782B2 (ja) | ログ壁の構造 | |
US11377846B2 (en) | Beam and bolting construction system and method | |
JP6990553B2 (ja) | 木造耐力壁 | |
JP3187301U (ja) | 耐力壁および木造建物 | |
JP2016169565A (ja) | 面内せん断耐力構造、及びその面内せん断耐力構造を備えた屋根構造、壁構造、床構造 | |
JP4473771B2 (ja) | 外壁構造 | |
US7073298B1 (en) | Solid shear panel for supporting a light-framed structure | |
KR102412578B1 (ko) | 내진성을 갖는 건축물 외장재 시공 결합구조 | |
AU2017201164B2 (en) | Improvements in Tying Down of Roof Members | |
EP4074912A1 (en) | Floor beam for buildings and bridges | |
JP2020114962A (ja) | 木造耐震シェルター及び耐震補強構造 | |
JP2020165174A (ja) | 木造建物の床パネル | |
US20220259844A1 (en) | Moment frame for a sloped roof construction |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220721 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220721 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220922 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7152782 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |