JPH0442409Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442409Y2 JPH0442409Y2 JP11807088U JP11807088U JPH0442409Y2 JP H0442409 Y2 JPH0442409 Y2 JP H0442409Y2 JP 11807088 U JP11807088 U JP 11807088U JP 11807088 U JP11807088 U JP 11807088U JP H0442409 Y2 JPH0442409 Y2 JP H0442409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- notch
- wall
- wall material
- square timber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 29
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 3
- 101100008049 Caenorhabditis elegans cut-5 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は建築用壁材に関するものである。
「従来の技術」
従来、間伐材を丸太のまま積重ねて壁を形成し
たログハウス、丸太小屋等があるが、一般建築用
壁材として利用することは困難であつた。
たログハウス、丸太小屋等があるが、一般建築用
壁材として利用することは困難であつた。
「考案が解決しようとする問題点」
本案は間伐材を一般建築用壁材として簡便に利
用することを目的とするものである。
用することを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」
上記の目的を達成するため本案は、
角材の角部に雌雄嵌合用切欠を形成し、該角部
と対角線上の角部に中心部に向うひび割れ防止用
切込を形成し、かつ上記両角部と直交する一方の
角部を上記対角線の方向に切除し、上記両角部を
雌雄嵌合させ、かつ上記両角部と直交する他方の
角部間に形成される凹部内に上記切除材の先端を
内向に止着させてなる壁材を特定考案とし、 内向に代えて外向である上記考案記載の壁材、 角材の方向が傾斜方向である上記考案記載の壁
材によつて構成する。
と対角線上の角部に中心部に向うひび割れ防止用
切込を形成し、かつ上記両角部と直交する一方の
角部を上記対角線の方向に切除し、上記両角部を
雌雄嵌合させ、かつ上記両角部と直交する他方の
角部間に形成される凹部内に上記切除材の先端を
内向に止着させてなる壁材を特定考案とし、 内向に代えて外向である上記考案記載の壁材、 角材の方向が傾斜方向である上記考案記載の壁
材によつて構成する。
「作用」
従つて上記角材１を一定長に切断し、両角部を
雌雄嵌合させると第１図に示すように一定厚の壁
材が形成され、基礎コンクリート６に設けたアン
カーボルト７を上記壁材に穿設した透孔８に挿通
し、該アンカー７を横材９に挿通しナツト１０を
螺合して締付けて建築物の壁を形成するものであ
る。上記切除材５は３角形であつて切除面５′を
内側（屋内）に向け、外側に現われた他方の角部
２″，２″間に形成された３角形凹部６内に３角形
切除部５の先端を内向に（屋内に向けて）嵌合止
着させることによつて風雨の進入が防止される。
そして角材１の乾燥によるひび割れは上記切込４
に集中するため防止される。
雌雄嵌合させると第１図に示すように一定厚の壁
材が形成され、基礎コンクリート６に設けたアン
カーボルト７を上記壁材に穿設した透孔８に挿通
し、該アンカー７を横材９に挿通しナツト１０を
螺合して締付けて建築物の壁を形成するものであ
る。上記切除材５は３角形であつて切除面５′を
内側（屋内）に向け、外側に現われた他方の角部
２″，２″間に形成された３角形凹部６内に３角形
切除部５の先端を内向に（屋内に向けて）嵌合止
着させることによつて風雨の進入が防止される。
そして角材１の乾燥によるひび割れは上記切込４
に集中するため防止される。
又第２図に示すように切除材５の先端を外向と
なし両端を他方の角部２〓，２〓間に形成した小
溝１１，１１に嵌合して３角形凹部６と該切除材
５との間に３角形空間６′を介在することによつ
て風雨の進入を抑制する。
なし両端を他方の角部２〓，２〓間に形成した小
溝１１，１１に嵌合して３角形凹部６と該切除材
５との間に３角形空間６′を介在することによつ
て風雨の進入を抑制する。
上記角材１を第６図に示すように傾斜方向に並
列することによつて壁をトラス構成となすことが
できる。
列することによつて壁をトラス構成となすことが
できる。
「実施例」
間伐材を製材して複数の角材１となし、これを
一定長に切断して水平となし、１組の角部２，
２′を上下方向の対角線上に配置する。この対角
線上の上向角部２にはひび割れ防止用切込４を中
心部に向つて鋸入れによつて形成し、下向角部
２′に雌雄嵌合用切欠３を形成する。この切欠３
は上向角部２と雌雄嵌合するように中心部に向う
２等辺直角３角形切欠であるが該切欠３を上部
に、切込４を下部に形成しても良い。左右方向の
対角線の一端の角部２″は上下方向対角線に沿つ
て切除５され、角材１側に切除面５′が形成され
る。そしてこのようにした角材１，１を上記両角
部２，２′を雌雄嵌合させて積重し、長手方向の
約80cm置きに穿設したボルト孔８にアンカーボル
ト７を挿通する。アンカーボルト７は下部を基礎
コンクリート６内に埋設固定し上端をナツト１０
で横材９に締付けて上記積重角材１，１を該横材
９と基礎コンクリート６上の基礎角材１２との間
に締付けるものである。そして上記左右対角線の
他端の上下の角部２，２間に形成される２等
辺直角３角形の凹部６内に上記切除材５の先端を
内側に向けて嵌合し釘１３で止着して壁を形成す
る（第１図）。又上記切除材５の先端を外向とな
し該切除材５の両端縁を上記凹部６の相互直角面
に形成した小溝１１，１１に嵌合止着することが
できる（第２図）。上記積重角材１の方向は第４
図に示すように水平であるが第６図に示すように
傾斜方向となしてトラス構造となすことができ
る。尚図中１４で示すものは主柱、１５は間柱、
１６は主柱１４又は間柱１５との係合用蟻部であ
る。上記壁材の切除面５′は屋内に配置され止着
切除材５を屋外に配置するもので屋外側にラス及
びモルタルによる外装を施すことができる。
一定長に切断して水平となし、１組の角部２，
２′を上下方向の対角線上に配置する。この対角
線上の上向角部２にはひび割れ防止用切込４を中
心部に向つて鋸入れによつて形成し、下向角部
２′に雌雄嵌合用切欠３を形成する。この切欠３
は上向角部２と雌雄嵌合するように中心部に向う
２等辺直角３角形切欠であるが該切欠３を上部
に、切込４を下部に形成しても良い。左右方向の
対角線の一端の角部２″は上下方向対角線に沿つ
て切除５され、角材１側に切除面５′が形成され
る。そしてこのようにした角材１，１を上記両角
部２，２′を雌雄嵌合させて積重し、長手方向の
約80cm置きに穿設したボルト孔８にアンカーボル
ト７を挿通する。アンカーボルト７は下部を基礎
コンクリート６内に埋設固定し上端をナツト１０
で横材９に締付けて上記積重角材１，１を該横材
９と基礎コンクリート６上の基礎角材１２との間
に締付けるものである。そして上記左右対角線の
他端の上下の角部２，２間に形成される２等
辺直角３角形の凹部６内に上記切除材５の先端を
内側に向けて嵌合し釘１３で止着して壁を形成す
る（第１図）。又上記切除材５の先端を外向とな
し該切除材５の両端縁を上記凹部６の相互直角面
に形成した小溝１１，１１に嵌合止着することが
できる（第２図）。上記積重角材１の方向は第４
図に示すように水平であるが第６図に示すように
傾斜方向となしてトラス構造となすことができ
る。尚図中１４で示すものは主柱、１５は間柱、
１６は主柱１４又は間柱１５との係合用蟻部であ
る。上記壁材の切除面５′は屋内に配置され止着
切除材５を屋外に配置するもので屋外側にラス及
びモルタルによる外装を施すことができる。
「効果」
本案は上述のように構成したので間伐材を有効
に一般建築用壁材として利用し得るばかりでな
く、風雨の進入を充分防止し、かつきわめて簡便
に壁材を施工し得る効果がある。
に一般建築用壁材として利用し得るばかりでな
く、風雨の進入を充分防止し、かつきわめて簡便
に壁材を施工し得る効果がある。
第１図は本案の壁材を示すもので第４図Ａ−Ａ
線による側面図、第２図は壁材の他の施工側の側
面図、第３図は施工順序図、第４図は上記壁材の
正面図、第５図は第４図の一部平面図、第６図は
傾斜方向角材による壁材の正面図である。 １……角材、２，２′，２″，２……角部、３
……雌雄嵌合用切欠、４……ひび割れ防止用切
込、５……切除材、６……凹部。
線による側面図、第２図は壁材の他の施工側の側
面図、第３図は施工順序図、第４図は上記壁材の
正面図、第５図は第４図の一部平面図、第６図は
傾斜方向角材による壁材の正面図である。 １……角材、２，２′，２″，２……角部、３
……雌雄嵌合用切欠、４……ひび割れ防止用切
込、５……切除材、６……凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 角材の角部に雌雄嵌合用切欠を形成し、該角
部と対角線上の角部に中心部に向うひび割れ防
止用切込を形成し、かつ上記両角部と直交する
一方の角部を上記対角線の方向に切除し、上記
両角部を雌雄嵌合させ、かつ上記両角部と直交
する他方の角部間に形成される凹部内に上記切
除材の先端を内向に止着させてなる壁材。 (2) 内向に代えて外向である請求項(1)記載の壁
材。 (3) 角材の方向が傾斜方向である請求項(1)又は(2)
記載の壁材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11807088U JPH0442409Y2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11807088U JPH0442409Y2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0239008U JPH0239008U (ja) | 1990-03-15 |
| JPH0442409Y2 true JPH0442409Y2 (ja) | 1992-10-07 |
Family
ID=31362101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11807088U Expired JPH0442409Y2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0442409Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021055313A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 株式会社アールシーコア | ログ壁の構造 |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP11807088U patent/JPH0442409Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021055313A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 株式会社アールシーコア | ログ壁の構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0239008U (ja) | 1990-03-15 |
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