JP7152614B2 - 角度伝達誤差測定装置 - Google Patents

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Description

本明細書は、角度伝達誤差測定装置について開示する。
従来、サーボモータから減速機を介して駆動軸に伝達される動力によりロボットアームが駆動されるロボットにおいて、減速機の入力側の角度と減速機の出力側の角度との間に生じる角度伝達誤差を測定する角度伝達誤差測定方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ロボットは、ロボット制御装置により制御される。ロボット制御装置は、計測角度記録部とモータ回転角度記録部と伝達誤差補正量算出部とを有する。ロボットアームには、マーク部材が取り付けられている。また、外部には、カメラと、ロボット制御装置と相互に通信可能に接続される視覚センサ制御装置とを有する位置計測手段が設置されている。視覚センサ制御装置は、ロボット制御装置がアームを回転可能角度の全範囲に亘って回転させている間、所定時刻毎にカメラによりマーク部材を撮像してマーク部材の位置を計測し、計測した位置を回転角度データに変換してロボット制御装置へ通知する。ロボット制御装置の計測角度記録部は、視覚センサ制御装置から通知された回転角度を計測角度データとして記録する。モータ回転角度記録部は、エンコーダが検出した位置データを視覚センサ制御装置と同じ時刻毎に記録し、所定時刻毎の位置データを減速機の出力側角度に換算して所定時刻毎のモータ回転角度データとして記録する。伝達誤差補正量算出部は、計測角度データおよびモータ回転角度データの所定時刻毎の差分に基づいて伝達誤差補正量を算出する。
特開2010-120110号公報
ここで、カメラにより撮像された画像を処理してアームの角度を測定する場合、十分な測定精度を確保するためには、画像の分解能を高くすることが望ましい。しかしながら、画像の分解能を高くしようとすると、カメラの視野が狭くなる場合がある。この場合、マークを撮像可能なアームの角度範囲が限定されるため、角度の測定範囲が狭くなってしまう。
本開示は、減速機の入力側と出力側との間で生じる角度伝達誤差を良好な精度でより広範囲に測定可能とする角度伝達誤差測定装置を提供することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の角度伝達誤差測定装置は、
モータから減速機を介して伝達される動力により水平駆動可能なアームを有する水平関節ロボットに用いられ、前記減速機の入力側と出力側との間で生じる角度伝達誤差を測定する角度伝達誤差測定装置であって、
前記アームに取り付けられたカメラと、
前記アームの角度を検出するエンコーダと、
前記アームの角度が第1の角度範囲にあるときに第1マークが前記カメラの視野に入り、前記アームの角度が第2の角度範囲にあるときに第2マークが前記カメラの視野に入り、前記アームの角度が前記第1および第2の角度範囲の間の中間角度範囲にあるときに前記第1および第2マークが共に前記カメラの視野に入るように前記第1および第2マークが設けられたマーク部材と、
前記アームの角度を前記第1の角度範囲,前記中間角度範囲および前記第2の角度範囲に亘って少しずつ移動させ、前記アームの移動毎に前記カメラで前記マーク部材を撮像すると共に前記エンコーダにより検出されるアームの検出角度を取得し、前記第1の角度範囲および前記中間角度範囲において撮像した画像に基づいて前記第1マークを認識して前記アームの実角度を求めると共に前記第2の角度範囲および前記中間角度範囲において撮像した画像に基づいて前記第2マークを認識して前記アームの実角度を求め、前記アームの移動毎の前記実角度および前記検出角度に基づいて前記角度伝達誤差を求める制御装置と、
を備えることを要旨とする。
この本開示の角度伝達誤差測定装置は、アームに取り付けられたカメラと、アームの角度を検出するエンコーダと、マーク部材と、制御装置と、を備える。マーク部材は、アームの角度が第1の角度範囲にあるときに第1マークがカメラの視野に入り、アームの角度が第2の角度範囲にあるときに第2マークがカメラの視野に入り、アームの角度が第1および第2の角度範囲の間の中間角度範囲にあるときに第1および第2マークが共にカメラの視野に入るように第1および第2マークが設けられる。制御装置は、アームの角度を第1の角度範囲,中間角度範囲および第2の角度範囲に亘って少しずつ移動させ、アームの移動毎にカメラでマーク部材を撮像すると共にエンコーダにより検出されるアームの検出角度を取得する。続いて、制御装置は、第1の角度範囲および中間角度範囲において撮像した画像に基づいて第1マークを認識してアームの実角度を求めると共に第2の角度範囲および中間角度範囲において撮像した画像に基づいて第2マークを認識してアームの実角度を求める画像処理を行なう。そして、制御装置は、アームの移動毎の実角度および検出角度に基づいて角度伝達誤差を求める。これにより、第1の角度範囲から中間角度範囲を経て第2の角度範囲に至るまでアームに取り付けられたカメラによってマーク部材を撮像することできるため、撮像した画像に対して画像処理を行なうことで、より広範囲にアームの角度を認識することが可能となる。また、視野が比較的狭いカメラで撮像した画像を用いて画像処理を行なうことにより、画像の分解能を容易に高めることができるため、アームの角度を精度良く測定することができる。これらの結果、減速機の入力側と出力側との間で生じる角度伝達誤差を良好な精度でより広範囲に測定可能とする角度伝達誤差測定装置とすることができる。
作業ロボット10の外観斜視図である。 作業ロボット10の側面図である。 ロボット本体20と制御装置70との電気的な接続関係を示すブロック図である。 角度伝達誤差の一例を示す説明図である。 角度伝達誤差測定処理の一例を示すフローチャートである。 画像処理の一例を示すフローチャートである。 第1関節(J1)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。 第1関節(J1)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。 第1関節(J1)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。 第1関節(J1)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。 第1関節(J1)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。 画像処理結果を示す説明図である。 実出力角度を示す説明図である。 第2関節(J2)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。 第2関節(J2)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。 第2関節(J2)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。 第2関節(J2)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。 第2関節(J2)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、作業ロボット10の外観斜視図である。図2は、作業ロボット10の側面図である。図3は、ロボット本体20と制御装置70との電気的な接続関係を示すブロック図である。なお、図1,図2において、前後方向はX軸方向であり、左右方向はY軸方向であり、上下方向はZ軸方向である。
作業ロボット10は、作業エリアAに置かれたワークに対して所定の作業を行なう水平多関節ロボットとして構成されている。作業ロボット10は、ロボット本体20(図1~図3参照)と、ロボット本体20を制御する制御装置70(図3参照)とを備える。ロボット本体20は、図1,図2に示すように、ベース22と、第1アーム24と、第2アーム26と、先端軸28と、第1アーム駆動部30と、第2アーム駆動部40と、先端軸駆動部50と、を備える。
ベース22は、支持台12に固定されている。第1アーム24は、第1関節軸24a(J1軸)を介して水平面内で回転可能にベース22に連結されている。第2アーム26は、第2関節軸26a(J2軸)を介して水平面内で回転可能に第1アーム24に連結されている。先端軸28は、第2アーム26に対して昇降可能に第2アーム26の先端部に連結されている。先端軸28には、ワークに対して作業を行なうための各種ツールが装着可能である。
第1アーム駆動部30は、図2に示すように、モータ32と、減速機34と、エンコーダ36とを備える。モータ32の回転軸は、減速機34を介して第1関節軸24aに連結されている。第1アーム駆動部30は、モータ32を駆動することにより、減速機34を介して第1関節軸24aに伝達されるトルクにより、第1関節軸24aを支点に第1アーム24を回転駆動する。減速機34は、例えば、波動歯車減速機として構成されている。波動歯車減速機は、図示しないが、ウェーブジェネレータと、フレクスプラインと、サーキュラススプラインとを有する。ウェーブジェネレータは、楕円状のカムと、その外周に嵌められたベアリングとにより構成されている。フレクスプラインは、薄肉カップ状の弾性体であり、その開口部の外周に歯が形成されている。サーキュラススプラインは、リング状の剛体であり、その内周にフレクスプラインの歯数よりも二枚多くなるように歯が形成されている。減速機34は、フレクスプラインを固定した状態でウェーブジェネレータを回転させることにより、フレクスプラインが弾性変形しながらサーキュラススプラインとの噛み合い位置を順次移動することにより動力を伝達する。エンコーダ36は、モータ32の回転軸に取り付けられ、モータ32の回転変位量を検出するロータリエンコーダとして構成されている。
第2アーム駆動部40は、図2に示すように、第1アーム駆動部30と同様に、モータ42と、減速機44と、エンコーダ46とを備える。モータ42の回転軸は、減速機44を介して第2関節軸26aに連結されている。第2アーム駆動部40は、モータ42を駆動することにより、減速機44を介して第2関節軸26aに伝達されるトルクにより、第2関節軸26aを支点に第2アーム26を回転駆動する。減速機44は、例えば、第1アーム駆動部30の減速機34と同様の波動歯車減速機により構成されている。エンコーダ46は、モータ42の回転軸に取り付けられ、モータ42の回転変位量を検出するロータリエンコーダとして構成されている。
先端軸駆動部50は、図3に示すように、モータ52と、エンコーダ56とを備える。モータ52は、図示しないボールねじ機構に接続されており、ボールねじ機構を駆動することにより先端軸28を昇降させる。先端軸駆動部50は、先端軸28を昇降させることにより、先端軸28に装着されたツールを昇降させることができる。エンコーダ56は、先端軸28の昇降位置を検出するリニアエンコーダとして構成されている。
制御装置70は、図3に示すように、CPU71とROM72とRAM73と入出力インタフェース(図示せず)とを備える。制御装置70には、エンコーダ36,46,56からの位置信号などが入出力インタフェースを介して入力されている。制御装置70からは、モータ32,42,52への駆動信号などが入出力インタフェースを介して出力されている。
こうして構成された作業ロボット10の動作について説明する。作業ロボット10の制御装置70は、まず、先端軸28に装着されたツールの目標位置を取得する。続いて、制御装置70は、ツールを目標位置に移動させるための第1アーム24の第1関節軸24aの目標回転角度と第2アーム26の第2関節軸26aの目標回転角度とを計算する。そして、制御装置70は、エンコーダ36により検出される第1関節軸24aの回転角度が目標回転角度に一致すると共にエンコーダ46により検出される第2関節軸26aの回転角度が目標回転角度に一致するようモータ32,42を制御する。
ここで、上述したように、モータ32の回転軸は、減速機34(波動歯車減速機)を介して第1関節軸24aに連結されている。また、モータ42の回転軸は、減速機44(波動歯車減速機)を介して第2関節軸26aに連結されている。減速機34,44には、各構成部材の加工誤差や組み付け誤差などに起因して、任意の回転角度が入力として与えられたときに理論上回転する出力の回転角度と実際に回転した出力の回転角度とに差(角度伝達誤差)が生じる。減速機34,44に角度伝達誤差が含まれると、図4に示すように、モータ32,42が一定の回転速度で回転しても、第1,第2関節軸24a,26aには周期的な速度変動が発生するため、先端軸28(ツール)を精度良く目標位置へ移動させることが困難となる。そこで、本実施形態の作業ロボット10は、減速機34,44に含まれる角度伝達誤差を補正するために、角度伝達誤差を予め測定している。
角度伝達誤差の測定は、図1に示すように、先端軸28にツールとしてカメラ60を装着すると共に第1マークM1および第2マークM2がそれぞれX軸方向に所定距離離れた位置に付された平板状のマーク部材61を作業エリアAに設置した後、制御装置70に角度伝達誤差測定処理を実行させることにより行なわれる。以下、角度伝達誤差測定処理について説明する。ここで、カメラ60と、マーク部材61と、作業ロボット10を制御すると共にカメラ60で撮像された画像を入力して処理する制御装置70とが、本開示の角度伝達誤差測定装置に該当する。
図5は、制御装置70のCPU71により実行される角度伝達誤差測定処理の一例を示すフローチャートである。角度伝達誤差測定処理では、制御装置70のCPU71は、まず、第1関節軸24aおよび第2関節軸26aのうち角度伝達誤差の測定対象の関節軸である対象関節軸を設定し(S100)、設定した対象関節軸の角度が測定開始角度となるように対応するモータを駆動制御する(S110)。CPU71は、対象関節軸が第1関節軸24aであればモータ32を駆動制御し、対象関節軸が第2関節軸26aであればモータ42を駆動制御する。測定開始角度は、本実施形態では、カメラ60の視野に第1マークM1が入り第2マークM2が入らない対象関節軸の回転角度範囲のうち予め定められた回転角度である。続いて、CPU71は、変数nを値1に初期化する(S120)。そして、CPU71は、カメラ60でマーク部材61を撮像すると共に(S130)、撮像した画像を処理する画像処理を行なう(S140)。画像処理は、図6の画像処理を実行することにより行なわれる。以下、角度伝達誤差測定処理の説明を中断し、画像処理について説明する。
図6の画像処理では、CPU71は、まず、撮像した画像から第1,第2マークM1,M2を認識する認識処理を行なう(S300)。この処理は、例えば、予め第1マークM1と第2マークM2のテンプレート画像を準備しておき、撮像画像の中からテンプレート画像と類似するものをサーチすることにより行なうことができる。CPU71は、認識処理の結果、撮像画像から第1マークM1のみが認識されたか否か(S310)、第2マークM2のみが認識されたか否か(S320)、をそれぞれ判定する。CPU71は、第1マークM1のみが認識されたと判定すると、認識結果に基づいて第1マークM1の撮像位置(x1(n),y1(n))を導出して(S330)、画像処理を終了する。CPU71は、第2マークM2のみが認識されたと判定すると、認識結果に基づいて第2マークM2の撮像位置(x2(n),y2(n))を導出して(S340)、画像処理を終了する。CPU71は、第1マークM1および第2マークM2の両方が認識されたと判定すると(S320の「NO」およびS330の「NO」)、認識結果に基づいて第1マークM1および第2マークM2のそれぞれの撮像位置(x1(n),y1(n)),(x2(n),y2(n))を導出して(S350)、画像処理を終了する。撮像位置(x1(n),y1(n))は、対象関節軸の測定を開始してからn回目に第1マークM1を撮像したときのカメラ60の位置を示す。また、撮像位置(x2(n),y2(n))は、対象関節軸の測定を開始してからn回目に第2マークM2を撮像したときのカメラ60の位置を示す。
角度伝達誤差測定処理に戻って、CPU71は、対象関節軸を所定角度回転させ(S150)、カメラ60でマーク部材61を撮像する(S160)。続いて、CPU71は、前回の撮像時から今回の撮像時までの対象関節軸の回転変位量を入力角度θi(n)として対応するエンコーダから取得する(S170)。そして、CPU71は、入力角度θi(n)に基づいて次式(1)により理論出力角度θo1(n)を計算する(S180)。式(2)中、「γ」は対象関節軸に設けられた減速機の減速比を示す。理論出力角度θo1(n)は、入力角度が入力として減速機に与えられたときに、減速機から出力される理論上の出力角度を示す。
θo1(n)=θi(n)/γ (1)
次に、CPU71は、ステップS160で撮像した画像に対してステップS140と同様の画像処理を行なって第1マークM1および第2マークMの撮像位置(x1(n),y1(n)),(x2(n),y2(n))の一方または両方を算出する(S190)。続いて、CPU71は、第1マークM1および第2マークMのうち同一マークに対して前回算出した撮像位置から今回算出した撮像位置までの対象関節軸を支点とした回転変位量を計算すると共に計算した回転変位量を実出力角度θo2(n)として設定する(S200)。回転変位量は、前回算出した撮像位置のxy座標と今回算出した撮像位置のxy座標と既知の対象関節軸のxy座標とから容易に求めることができる。そして、CPU71は、理論出力角度θo1(n)から実出力角度θo2(n)を減じた次式(2)により変数nにおける角度伝達誤差ε(n)を計算し(S210)、計算した角度伝達誤差ε(n)をRAM73に記憶する(S220)。
ε(n)=θo1(n)-θo2(n) (2)
CPU71は、変数nにおいて、角度伝達誤差ε(n)を計算して記憶すると、対象関節軸の角度が計測終了角度に到達したか否かを判定する(S230)。計測終了角度は、本実施形態では、カメラ60の視野に第2マークM2が入り第1マークM1が入らない対象関節軸の回転角度範囲のうち予め定められた回転角度である。CPU71は、対象関節軸の角度が計測終了角度に到達していないと判定すると、変数nを値1だけインクリメントしてから(S240)、ステップS150に戻る。このように、CPU71は、計測開始角度から計測終了角度まで対象関節軸を所定角度ずつ回転させ、対象関節軸の回転毎にカメラ60でマーク(第1マークM1および第2マークM2の一方または両方)を撮像すると共に対応するエンコーダから対象関節軸の入力角度θi(n)を取得する。そして、CPU71は、入力角度θi(n)から理論出力角度θo1(n)を求めると共に撮像画像から認識されるマークの位置から対象関節軸の実出力角度θo2(n)を求め、理論出力角度θo1(n)と実出力角度θo2(n)との差分をとることにより、対象関節軸の回転毎に角度伝達誤差ε(n)を計算する。
図7A~図7Eは、第1関節(J1)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。図示するように、第1関節軸24aの角度が測定開始角度を含む第1の角度範囲内にあるときには、第1マークM1のみがカメラ60の視野Bに入り、第1マークM1のみがカメラ60により撮像されて第1マークM1の撮像画像から撮像位置(x1(n),y1(n))が導出される(図7A,図7B参照)。また、第1関節軸24aの角度が第1の角度範囲を過ぎて中間角度範囲内に至ると、第1マークM1および第2マークM2の両方がカメラ60の視野に入り、第1マークM1および第2マークM2の両方がカメラ60により撮像されて第1マークM1および第2マークM2の撮像画像から撮像位置(x1(n),y1(n))および(x2(n),y2(n))が導出される(図7C参照)。さらに、第1関節軸24aの角度が測定終了角度を含む第2の角度範囲内に至ると、第1マークM1がカメラ60の視野から外れて第2マークM2のみがカメラ60の視野に入り、第2マークM2のみがカメラ60により撮像されて第2マークM2の撮像画像から撮像位置(x2(n),y2(n))が導出される(図7D,図7E参照)。上述したように、第1マークM1と第2マークM2とは所定距離離れた位置に設けられているため、撮像位置(x1(n),y1(n))と撮像位置(x2(n),y2(n))とは、図8に示すように、対象関節軸からの半径が異なる同心円上にそれぞれプロットされることとなる。
このように、第1マークM1および第2マークM2の両方がカメラ60の視野に入るオーバーラップ区間を設けることで、第1関節軸24aが所定角度ずつ回転する度に第1マークM1を撮像したときの撮像位置(x1(n),y1(n))の変化に基づいて算出される実出力角度θo2(n)と第2マークM2を撮像したときの撮像位置(x2(n),y2(n))の変化に基づいて算出される実出力角度θo2(n)とに連続性をもたせることができる。この結果、カメラ60の視野が狭い場合であっても、より広範囲に連続した角度伝達誤差ε(n)を測定することができる。すなわち、計測開始角度から計測終了角度までに亘って連続した実出力角度θo2(n)を得ることができる(図9参照)。ここで、画像の分解能は、カメラ60の画素数と視野の大きさとにより決定される。本実施形態では、画像の分解能を高めてマークを精度良く認識できるように、視野が比較的狭いカメラ60が用いられている。これにより、十分な測定範囲を確保しつつ、良好な精度で角度伝達誤差を測定することができる。
CPU71は、対象関節軸の角度が計測終了角度に到達したと判定すると、その対象関節軸の計測が終了したと判断し、角度伝達誤差の計測が行われてない未計測の関節軸が残っているか否かを判定する(S250)。CPU71は、未計測の関節軸が残っていると判定すると、ステップS100に戻って、その未計測の関節軸を新たな対象関節軸に設定して処理を繰り返す。一方、CPU71は、未計測の関節軸が残っていないと判定すると、角度伝達誤差測定処理を終了する。
図10A~図10Eは、第2関節(J2)の角度伝達誤差を測定する様子を示す説明図である。図示するように、第2関節軸26aの角度が測定開始角度を含む第1の角度範囲内にあるときには、第1マークM1のみがカメラ60の視野Bに入り、第1マークM1のみがカメラ60により撮像されて第1マークM1の撮像画像から撮像位置(x1(n),y1(n))が導出される(図10A,図10B参照)。また、第2関節軸26aの角度が第1の角度範囲を過ぎて中間角度範囲内に至ると、第1マークM1および第2マークM2の両方がカメラ60の視野に入り、第1マークM1および第2マークM2の両方がカメラ60により撮像されて第1マークM1および第2マークM2の撮像画像から撮像位置(x1(n),y1(n))および(x2(n),y2(n))が導出される(図10C参照)。さらに、第2関節軸26aの角度が測定終了角度を含む第2の角度範囲内に至ると、第1マークM1がカメラ60の視野から外れて第2マークM2のみがカメラ60の視野に入り、第2マークM2のみがカメラ60により撮像されて第2マークM2の撮像画像から撮像位置(x2(n),y2(n))が導出される(図10D,図10E参照)。これにより、第1関節軸24aおよび第2関節軸26aのそれぞれにおいて個別に角度伝達誤差を計測することができる。
ここで、実施形態の主要な要素と請求の範囲に記載した本開示の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、モータ32,42がモータに相当し、減速機34,44が減速機に相当し、第1アーム24および第2アーム26がアームに相当し、作業ロボット10が水平関節ロボットに相当し、カメラ60がカメラに相当し、エンコーダ36,46がエンコーダに相当し、第1マークM1が第1マークに相当し、第2マークM2が第2マークに相当し、マーク部材61がマーク部材に相当し、制御装置70が制御装置に相当する。また、第1関節軸24aおよび第2関節軸26aが複数の関節に相当する。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、減速機34,44は、波動歯車減速機として構成されるものとした。しかし、減速機34,44は、これに限定されるものではなく、遊星歯車減速機など他の歯車減速機として構成されてもよい。この場合でも、減速機には、歯ピッチ誤差などに起因して、角度伝達誤差は生じるから、角度伝達誤差を測定することで、ロボットの精度を向上させることができる。
上述した実施形態では、マーク部材61は、2つのマーク(第1マークM1,M2)を備えるものとした。しかし、マーク部材61は、3つ以上のマークを備えるものとしてもよい。例えば、マーク部材が第1マークM1と第2マークM2と第3マークM3とを備え、アームを第1の角度範囲から第2の角度範囲を経て第3の角度範囲へ移動させる場合、第3マークM3は、アームの角度が第3の角度範囲にあるときに第3マークM3がカメラ60に視野に入り、アームの角度が第2および第3の角度範囲の間の中間角度範囲にあるときに、第2および第3マークM2,M3が共にカメラ60の視野に入るように配置されればよい。これにより、角度伝達誤差の測定範囲をさらに広げることができる。
上述した実施形態では、作業ロボット10は、2つの関節軸(第1関節軸24a,第2関節軸26a)を備えるものとした。しかし、関節軸の数は、1つであってもよいし、3つ以上あってもよい。
以上説明したように、本開示の角度伝達誤差測定装置は、モータから減速機を介して伝達される動力により水平駆動可能なアームを有する水平関節ロボットに用いられ、前記減速機の入力側と出力側との間で生じる角度伝達誤差を測定する角度伝達誤差測定装置であって、前記アームに取り付けられたカメラと、前記アームの角度を検出するエンコーダと、前記アームの角度が第1の角度範囲にあるときに第1マークが前記カメラの視野に入り、前記アームの角度が第2の角度範囲にあるときに第2マークが前記カメラの視野に入り、前記アームの角度が前記第1および第2の角度範囲の間の中間角度範囲にあるときに前記第1および第2マークが共に前記カメラの視野に入るように前記第1および第2マークが設けられたマーク部材と、前記アームの角度を前記第1の角度範囲,前記中間角度範囲および前記第2の角度範囲に亘って少しずつ移動させ、前記アームの移動毎に前記カメラで前記マーク部材を撮像すると共に前記エンコーダにより検出されるアームの検出角度を取得し、前記第1の角度範囲および前記中間角度範囲において撮像した画像に基づいて前記第1マークを認識して前記アームの実角度を求めると共に前記第2の角度範囲および前記中間角度範囲において撮像した画像に基づいて前記第2マークを認識して前記アームの実角度を求め、前記アームの移動毎の前記実角度および前記検出角度に基づいて前記角度伝達誤差を求める制御装置と、を備えることを要旨とする。
この本開示の角度伝達誤差測定装置は、アームに取り付けられたカメラと、アームの角度を検出するエンコーダと、マーク部材と、制御装置と、を備える。マーク部材は、アームの角度が第1の角度範囲にあるときに第1マークがカメラの視野に入り、アームの角度が第2の角度範囲にあるときに第2マークがカメラの視野に入り、アームの角度が第1および第2の角度範囲の間の中間角度範囲にあるときに第1および第2マークが共にカメラの視野に入るように第1および第2マークが設けられる。制御装置は、アームの角度を第1の角度範囲,中間角度範囲および第2の角度範囲に亘って少しずつ移動させ、アームの移動毎にカメラでマーク部材を撮像すると共にエンコーダにより検出されるアームの検出角度を取得する。続いて、制御装置は、第1の角度範囲および中間角度範囲において撮像した画像に基づいて第1マークを認識してアームの実角度を求めると共に第2の角度範囲および中間角度範囲において撮像した画像に基づいて第2マークを認識してアームの実角度を求める画像処理を行なう。そして、制御装置は、アームの移動毎の実角度および検出角度に基づいて角度伝達誤差を求める。これにより、第1の角度範囲から中間角度範囲を経て第2の角度範囲に至るまでアームに取り付けられたカメラによってマーク部材を撮像することできるため、撮像した画像に対して画像処理を行なうことで、より広範囲にアームの角度を認識することが可能となる。また、視野が比較的狭いカメラで撮像した画像を用いて画像処理を行なうことにより、画像の分解能を容易に高めることができるため、アームの角度を精度良く測定することができる。これらの結果、減速機の入力側と出力側との間で生じる角度伝達誤差を良好な精度でより広範囲に測定可能とする角度伝達誤差測定装置とすることができる。
こうした本開示の角度伝達誤差測定装置において、前記水平関節ロボットは、それぞれ、モータから減速機を介して伝達される動力により水平駆動可能な複数の関節を有し、前記制御装置は、前記複数の関節をそれぞれ個別に動作して各関節ごとに前記角度伝達誤差を求めるものとしてもよい。こうすれば、本開示の角度伝達誤差測定装置を、水平多関節ロボットにも同様に適用することができる。
また、本開示の角度伝達誤差測定装置において、前記減速機は、波動歯車減速機であるものとしてもよい。
本開示は、角度伝達誤差測定装置の製造産業などに利用可能である。
10 作業ロボット、12 支持台、20 ロボット本体、22 ベース、24 第1アーム、24a 第1関節軸、26 第2アーム、26a 第2関節軸、28 先端軸、30 第1アーム駆動部、32 モータ、34 減速機、36 エンコーダ、40 第2アーム駆動部、42 モータ、44 減速機、46 エンコーダ、50 先端軸駆動部、52 モータ、56 エンコーダ、60 カメラ、61 マーク部材、A 作業エリア、M1 第1マーク、M2 第2マーク、70 制御装置、71 CPU、72 ROM、73 RAM。

Claims (3)

  1. モータから減速機を介して伝達される動力により水平駆動可能なアームを有する水平関節ロボットに用いられ、前記減速機の入力側と出力側との間で生じる角度伝達誤差を測定する角度伝達誤差測定装置であって、
    前記アームに取り付けられたカメラと、
    前記アームの角度を検出するエンコーダと、
    前記アームの角度が第1の角度範囲にあるときに第1マークが前記カメラの視野に入り、前記アームの角度が第2の角度範囲にあるときに第2マークが前記カメラの視野に入り、前記アームの角度が前記第1および第2の角度範囲の間の中間角度範囲にあるときに前記第1および第2マークが共に前記カメラの視野に入るように前記第1および第2マークが設けられたマーク部材と、
    前記アームの角度を前記第1の角度範囲,前記中間角度範囲および前記第2の角度範囲に亘って少しずつ移動させ、前記アームの移動毎に前記カメラで前記マーク部材を撮像すると共に前記エンコーダにより検出されるアームの検出角度を取得し、前記第1の角度範囲および前記中間角度範囲において撮像した画像に基づいて前記第1マークを認識して前記アームの実角度を求めると共に前記第2の角度範囲および前記中間角度範囲において撮像した画像に基づいて前記第2マークを認識して前記アームの実角度を求め、前記アームの移動毎の前記実角度および前記検出角度に基づいて前記角度伝達誤差を求める制御装置と、
    を備える角度伝達誤差測定装置。
  2. 請求項1に記載の角度伝達誤差測定装置であって、
    前記水平関節ロボットは、それぞれ、モータから減速機を介して伝達される動力により水平駆動可能な複数の関節を有し、
    前記制御装置は、前記複数の関節をそれぞれ個別に動作して各関節ごとに前記角度伝達誤差を求める、
    角度伝達誤差測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の角度伝達誤差測定装置であって、
    前記減速機は、波動歯車減速機である、
    角度伝達誤差測定装置。
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