JP7150916B2 - 乗客コンベアおよび制御方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアおよび制御方法に関する。
エスカレータ等の乗客コンベアは、原則として利用者の制限を行わないため、混雑時には人と人とが接近した状態で利用することになる。昨今、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあり、極力人同士が密となる状態を避けるように呼びかけられているが、乗客コンベアに関しては、これを利用者に促す手段または制御方法は現状のところない。また、乗客コンベアは、本来、人を輸送する目的で設置されるものであり、常に利用者の輸送動作を制限してしまうと、輸送能力が著しく低下し、本来の目的が達成できなくなるため、常に利用者の輸送動作を制限するような動作は好ましくない。
このような乗客コンベアの制御に関する技術として、動く歩道の側壁に所定の間隔で乗客の状態を検知するセンサが検知した内容に応じて、動く歩道に関する制御を行う技術が開示されている。また、乗客コンベアの所定範囲の温度分布を取得するサーモグラフィカメラが設けられ、サーモグラフィカメラが取得した温度分布の中に所定の基準温度以上の部分が検出された場合に、制御部が搭乗部の減速、搭乗部の停止、または検出がなされたことの報知を行う技術が開示されている。
特許第3647791号公報 特許第6581252号公報
しかしながら、従来の技術では、上述のような、輸送能力を著しく落とすことのない状態で乗客に対して密にならないように促すことができないという課題がある。
実施形態の乗客コンベアは、踏段の移動により乗客を移動させる乗客コンベアであって、取得部と、第1の判定部と、音声制御部と、を備える。取得部は、踏段の移動方向とは反対の方向を撮像方向として乗客を撮像することが可能な範囲に設置される赤外線撮像装置により撮像された踏段上に存在する乗客の温度を示す画像データを取得する。第1の判定部は、取得部により取得された画像データに基づいて、乗客が所定の温度以上であるか否かを判定する。音声制御部は、第1の判定部により乗客が所定の温度以上であると判定された場合、乗客の聴覚に到達可能な範囲に設置される音響装置から乗客同士の間隔を空ける旨のアナウンスを音声出力させる。
図1は、実施形態のエスカレータの全体構成の一例を示す側断面図である。 図2は、実施形態のエスカレータの乗客が密にならないように促す動作を説明する図である。 図3は、実施形態の電気的なハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態の主制御部の機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態のエスカレータの動作の流れの一例を示す図である。 図6は、変形例のエスカレータにおける検温確認の対応を説明する図である。
以下に、実施形態の乗客コンベアおよび制御方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施形態における構成要素には、当業者が置換可能、かつ、容易なもの、または、実質的に同一のものが含まれ、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
乗客コンベアとしては、例えば、上下に昇降するためのエスカレータ、または、いわゆる動く歩道と称される水平型エスカレータが挙げられる。以下の実施形態の乗客コンベアは、上下に昇降するためのエスカレータを例にして説明するが、乗客コンベアはこれに限定されるものではない。
図1は、実施形態のエスカレータの全体構成の一例を示す側断面図である。図1を参照しながら、本実施形態のエスカレータ10の全体構成について説明する。なお、図1に示すエスカレータ10は、下階側を乗口、上階側を降口とする上昇用のエスカレータであるものとして説明する。
図1に示すように、エスカレータ10は、トラス12と、乗降板32と、乗降板34と、を備えている。
トラス12は、エスカレータ10の土台を構成する構造体である。トラス12は、建屋1の上階および下階に跨って配置され、上階側では支持アングル2によって支持され、下階側では支持アングル3によって支持されている。また、トラス12は、上水平トラス121と、傾斜トラス122と、下水平トラス123と、によって構成されている。
上水平トラス121は、トラス12の上階側の構造体であり、建屋1の上階側に形成された空間である上部ピット4に配置されている。上水平トラス121は、その内部に、後述する駆動装置18等が配置された上部機械室14を有する。
傾斜トラス122は、上水平トラス121と下水平トラス123とを連結し、上階から下階へ向かって傾斜した構造体である。
下水平トラス123は、トラス12の下階側の構造体であり、建屋1の下階側に形成された空間である下部ピット5に配置されている。下水平トラス123は、その内部に、後述する従動スプロケット26等が配置された下部機械室16を有する。
乗降板32は、上水平トラス121の上面側に配置された、利用客がエスカレータ10(具体的には後述の踏段30の上面)に対して乗降するための板部材である。乗降板32は、上水平トラス121側において次々に移動する後述の踏段30の上面と略面一となるように配置されている。
乗降板34は、下水平トラス123の上面側に配置された、利用客がエスカレータ10(具体的には後述の踏段30の上面)に対して乗降するための板部材である。乗降板34は、下水平トラス123側において次々に移動する後述の踏段30の上面と略面一となるように配置されている。
また、図1に示すように、エスカレータ10は、さらに、駆動装置18と、駆動スプロケット24と、従動スプロケット26と、踏段チェーン28と、複数の踏段30と、案内レール25と、制御装置50と、を備えている。
駆動装置18は、誘導電動機を回転駆動させることによって、複数の踏段30を昇降させて乗客を上階または下階へ移動させる装置である。駆動装置18は、上部機械室14内に配置されている。駆動装置18は、モータ20と、駆動チェーン22と、を備えている。
モータ20は、例えば誘導電動機であり、駆動チェーン22を介して駆動スプロケット24を回転させるモータである。駆動チェーン22は、モータ20の出力軸と駆動スプロケット24との間に掛け渡された無端のチェーンであり、モータ20の出力軸の回転力を駆動スプロケット24の回転に伝達するチェーンである。
駆動スプロケット24は、駆動チェーン22によってモータ20の出力軸の回転力が伝達されて回転する歯車である。駆動スプロケット24は、上部機械室14内に配置されている。駆動スプロケット24と従動スプロケット26との間には、踏段チェーン28が掛け渡されている。
従動スプロケット26は、踏段チェーン28によって駆動スプロケット24の回転力が伝達されて回転する歯車である。従動スプロケット26は、下部機械室16内に配置されている。
踏段チェーン28は、駆動スプロケット24と従動スプロケット26との間に掛け渡された、駆動スプロケット24および従動スプロケット26の回転軸方向に一対並設された無端のチェーンであり、駆動スプロケット24の回転力を従動スプロケット26の回転に伝達するチェーンである。この一対の踏段チェーン28には、複数の踏段30が取り付けられている。
踏段30は、上面に乗客を乗せることによって、取り付けられた踏段チェーン28の回転方向に合わせて移動し、当該乗客を昇降させる部材である。踏段30は、踏段チェーン28に等間隔に複数取り付けられている。踏段30は、前輪30aと、後輪30bとを有し、この前輪30aおよび後輪30bが案内レール25に沿って走行することによって案内される。
案内レール25は、上階の上部機械室14から下階の下部機械室16へ向かって配設されたレール部材である。案内レール25は、前輪30aおよび後輪30bを介して踏段30の移動を案内する。
制御装置50は、エスカレータ10の全体の動作を制御する装置である。制御装置50は、上階の上部機械室14内に配置されている。なお、制御装置50が配置される場所は上部機械室14に限定されるものではなく、例えば下階の下部機械室16内に配置されるものとしてもよい。
また、図1に示すように、エスカレータ10は、欄干36と、正面スカートガード40と、正面スカートガード42と、スカートガード44と、操作盤52、56と、スピーカ54、58と、サーモグラフィカメラ57と、を備えている。
欄干36は、トラス12の上面側に立設され、踏段30の長手方向(例えば駆動スプロケット24の回転軸方向)に一対配置された手摺り部材である。欄干36は、その上部に乗客が安全のために把持するための手摺りベルト38を備えている。
正面スカートガード40は、欄干36の上階側の正面下部を覆うカバー部材である。正面スカートガード40は、手摺りベルト38の出入り口であるインレット部46を備えている。
正面スカートガード42は、欄干36の下階側の正面下部を覆うカバー部材である。正面スカートガード42は、手摺りベルト38の出入り口であるインレット部48を備えている。
スカートガード44は、正面スカートガード40と正面スカートガード42とを連結し、欄干36の側面下部を保護するカバー部材である。
操作盤52は、正面スカートガード40(またはスカートガード44の正面スカートガード40側)の内側面に配置され、エスカレータ10の動作を操作するための操作盤である。操作盤56は、正面スカートガード42(またはスカートガード44の正面スカートガード42側)の内側面に配置され、エスカレータ10を操作するための操作盤である。
スピーカ54は、例えば、欄干36の上階側の内側面に配置され、エスカレータ10の動作状態、および後述する乗客同士の間隔を空けることを促す旨のアナウンス等を音声出力する音響装置である。スピーカ58は、例えば、欄干36の下階側の内側面に配置され、エスカレータ10の動作状態、および後述する乗客同士の間隔を空けることを促す旨のアナウンス等を音声出力する音響装置である。スピーカ54、58は、例えば、乗客の聴覚に到達可能な範囲に設置される。
サーモグラフィカメラ57は、乗客等の対象物を撮像することが可能な範囲に設置され、乗客等の対象物から出ている赤外線の放射エネルギーを検出して温度分布を可視化するための画像データを生成する赤外線撮像装置である。サーモグラフィカメラ57は、例えば、図1に示すように、欄干36の下階側(乗口側)に設置され、乗口からエスカレータ10へ乗ろうとする乗客に対して撮像するように設置される。サーモグラフィカメラ57は、当該温度分布を可視化するための画像データを、乗客等の対象物についての温度情報として制御装置50へ出力するものとする。
なお、サーモグラフィカメラ57は、当該温度分布を可視化するための画像データを出力することに限定されるものではなく、当該温度分布に基づいて、例えば所定の閾値以上の温度を有する対象物が存在するか否かを自身で検出し、当該検出結果を温度情報として出力するものとしてもよい。また、サーモグラフィカメラ57は、欄干36の下階側(乗口側)に設置されることに限定されるものではなく、例えば乗客を誘導するための誘導柵の前方、または天井62等の乗口から乗ろうとする乗客を撮像できる位置であればいずれの位置に設置されてもよい。
ディスプレイ60は、サーモグラフィカメラ57により検出された画像データ、および後述する乗客同士の間隔を空けることを促す旨の表示等を行う表示装置である。ディスプレイ60は、例えば、図1に示すように、エスカレータ10の乗口側の天井62に吊り下げて設置され、乗口からエスカレータ10へ乗ろうとする乗客が視認できる位置に設置される。ディスプレイ60は、例えば、液晶ディスプレイ、または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。なお、ディスプレイ60は、天井62に吊り下げて設置されることに限定されるものではなく、例えばエスカレータ10の乗口付近に設置されるものとしてもよい。
なお、図1に示すエスカレータ10は、下階側を乗口、上階側を降口とする上昇用のエスカレータであるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、上階側を乗口、下階側を降口とする下降用のエスカレータであってもよい。
図2は、実施形態のエスカレータの乗客が密にならないように促す動作を説明する図である。図2を参照しながら、本実施形態に係るエスカレータ10による乗客が密にならないように促す動作について説明する。
図2では、乗客がエスカレータ10の乗口から当該エスカレータ10へ乗ろうとしている状態を示している。サーモグラフィカメラ57は、図2に示すように、乗口からエスカレータ10へ乗ろうとする乗客に対して撮像し、温度分布を可視化するための画像データを、乗客等の対象物についての温度情報として制御装置50へ出力する。ディスプレイ60は、図2に示すように、サーモグラフィカメラ57により撮像された温度分布を示す画像データを表示する。これによって、乗口から乗ろうとする乗客は、自身を含め周囲の乗客の体温状態を視覚的に認識することができる。
制御装置50は、サーモグラフィカメラ57により撮像された画像データである温度情報を受信し、当該温度情報に基づいて、エスカレータ10を利用する乗客の体温について、予め設定された所定の温度(例えば37.5度)以上であるか否かを判定する。制御装置50は、所定の温度以上であると判定された乗客を発熱者として検出する。
制御装置50は、発熱者を検出した場合、図2に示すように、スピーカ58に乗客同士の間隔を空けることを促す旨のアナウンスを音声出力させる。また、制御装置50は、発熱者を検出した場合、図2に示すように、ディスプレイ60に乗客同士の間隔を空けることを促す旨を表示させる。これによって、聴覚的かつ視覚的に乗客に対して密にならないように促すことができる。なお、エスカレータ10による乗客が密にならないように促す動作の詳細については、図5において後述する。
図3は、実施形態の電気的なハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、本実施形態のエスカレータ10の電気的なハードウェア構成について説明する。
図3に示すように、エスカレータ10は、主制御部9と、駆動回路7と、モータ20と、操作盤52、56と、スピーカ54、58と、サーモグラフィカメラ57と、ディスプレイ60と、通信装置71と、記憶装置72と、を備えている。
主制御部9は、エスカレータ10の全体の制御を司るマイクロコンピュータ等により構成されたコントローラである。主制御部9は、制御装置50内に配置されている。なお、主制御部9は、マイクロコンピュータによって構成されるものではなく、限定されるものではなく、例えばPLC(Programmable Logic Controller)等によって構成されているものとしてもよい。
駆動回路7は、モータ20の回転制御を行うためのインバータ装置である。駆動回路7は、主制御部9に接続されており、主制御部9による制御に従って動作する。
操作盤52、56は、上述したように、エスカレータ10を操作するための操作盤である。操作盤52、56は、主制御部9に接続されており、操作盤52、56に対して行われた操作情報が主制御部9へ送信される。
スピーカ54、58は、主制御部9に接続されており、当該主制御部9の制御に従って、エスカレータ10の動作状態、および乗客同士の間隔を空けることを促す旨のアナウンス等を音声出力する。
サーモグラフィカメラ57は、上述したように、乗客等の対象物から出ている赤外線の放射エネルギーを検出して温度分布を可視化するための画像データを生成する撮像装置である。サーモグラフィカメラ57は、当該温度分布を可視化するための画像データを、乗客等の対象物についての温度情報として制御装置50へ出力する。
ディスプレイ60は、上述したように、サーモグラフィカメラ57により検出された画像データ、および乗客同士の間隔を空けることを促す旨の表示等を行う表示装置である。
通信装置71は、外部機器(例えばホストコンピュータ等)とデータ通信する装置である。通信装置71は、例えば、外部機器と有線接続するための通信I/Fであってもよく、またはアンテナにより外部機器と無線通信するための無線通信機器であってもよい。通信装置71は、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)等に準拠した通信を行う。
記憶装置72は、サーモグラフィカメラ57により撮像された画像データ、制御装置50による乗客の体温に対する判定結果、発熱者の利用時刻、および発熱者の数等を記憶する不揮発性の記憶装置である。記憶装置72は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)またはフラッシュメモリ等である。
なお、図3に示したエスカレータ10のハードウェア構成は一例であり、これらのすべてを備えていなければならないわけではなく、また、その他の構成要素を含んでいてもよい。例えば、図3に示す構成では、2つの操作盤(操作盤52、56)が備えられているものとしているが、これに限定されるものではなく、いずれか1つの操作盤が備えられているものとしてもよい。
図4は、実施形態の主制御部の機能ブロックの構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、本実施形態の主制御部9の機能ブロックの構成について説明する。
図4に示すように、主制御部9は、コンベア制御部101と、画像取得部102(取得部)と、発熱判定部103(第1の判定部)と、カウント部104と、音声制御部105と、表示制御部106と、時間判定部107(第2の判定部)と、通信部108と、記憶部109と、を有する。
コンベア制御部101は、駆動回路7の動作を制御することによって、エスカレータ10の複数の踏段30を移動させ、乗客の昇降動作を制御する機能部である。
画像取得部102は、サーモグラフィカメラ57により撮像された乗客の温度等についての温度分布を可視化した画像データを、乗客等の温度情報として取得する機能部である。
発熱判定部103は、画像取得部102により取得された温度情報に基づいて、エスカレータ10を利用する乗客の体温について、予め設定された所定の温度(例えば37.5度)以上であるか否かを判定する機能部である。すなわち、発熱判定部103は、乗客が発熱しているか否かを判定する。発熱判定部103は、所定の温度以上であると判定した乗客を発熱者として検出する。
なお、画像取得部102により取得され、発熱判定部103による判定対象となる温度情報は、サーモグラフィカメラ57により撮像された温度分布を示す画像データであることに限定されるものではない。例えば、サーモグラフィカメラ57は、撮像した温度分布を示す情報に基づいて、例えば所定の閾値以上の温度を有する対象物が存在するか否かを自身で検出し、当該検出結果を温度情報として出力するものとしてもよい。この場合、発熱判定部103は、温度情報が示す検出結果に基づいて、発熱者の有無を判定(検出)するものとすればよい。
カウント部104は、発熱判定部103により乗客について所定の温度以上であると判定された場合、すなわち発熱者が検出された場合、検出後の経過時間をカウントする機能部である。
音声制御部105は、スピーカ58の音声出力動作を制御する機能部である。例えば、音声制御部105は、発熱判定部103により発熱者が検出された場合、スピーカ58から乗客同士の間隔を空けることを促す旨のアナウンスを音声出力させる。なお、スピーカ54、58のようにスピーカが複数設置される場合、音声制御部105は、乗客に最も近いスピーカのみに音声を出力するものとしてもよい。この場合、音声出力部105は、必要に応じて、乗客を追い続けるように、出力するスピーカを新たに選択してもよい。当然ながらエスカレータ10から乗客が降りたら、音声制御部105は、アナウンスの音声出力を停止する。また、音声制御部105は、発熱判定部103の判定により体温が所定の温度以上の乗客が検知されたら、踏段30の進行方向の後方のみのスピーカからアナウンスの音声出力を行うものとしてもよい。また、進行方向前方の乗客は先にエスカレータ10から降りるため、アナウンスの音声出力は不要である。ただし、音声制御部105は、検知された乗客が踏段30を歩いて進行方向側へ移動している場合は、感染のリスクがあるので、アナウンスの音声出力を行う。
表示制御部106は、ディスプレイ60の表示動作を制御する機能部である。例えば、表示制御部106は、ディスプレイ60に、サーモグラフィカメラ57により撮像された温度分布を示す画像データを表示させる。また、表示制御部106は、発熱判定部103により発熱者が検出された場合、ディスプレイ60に、乗客同士の間隔を空けることを促す旨を表示させる。
時間判定部107は、カウント部104によりカウントされている経過時間が、所定の降口到達時間(所定時間)を経過したか否かを判定する機能部である。ここで、降口到達時間とは、乗客が乗口からエスカレータ10に乗ったときから、降口に到達するまでにかかると予測される時間を意味するものとする。この降口到達時間は、予め設定できるものとしてもよく、または踏段30の移動速度に応じて自動的に算出されるものとしてもよい。
通信部108は、外部機器(例えばホストコンピュータ等)とデータ通信する機能部である。通信部108は、例えば、画像取得部102により取得された画像データ、発熱判定部103による乗客の体温に対する判定結果、発熱者の利用時刻、および発熱者の数等を、外部機器へ送信する。また、通信部108は、例えば、発熱判定部103により発熱者として検出された乗客が保有するスマートフォン等の情報端末にインストールされた専用アプリ(所定のアプリケーション)に、発熱者として検出された旨を送信するものとしてもよい。これによって、発熱者として検出された乗客のみが、人権を配慮した形で自身の発熱状態を把握することができ、周囲に対してパニックを引き起こすことなく、当該発熱者は相応の対応を講じることができる。通信部108は、図3に示した通信装置71、および主制御部9によりプログラムが実行されることによって実現される。
記憶部109は、例えば、サーモグラフィカメラ57により撮像された画像データ、制御装置50による乗客の体温に対する判定結果、発熱者の利用時刻、および発熱者の数等を記憶する機能部である。記憶部109は、図3に示した記憶装置72、および主制御部9にプログラム(例えば記憶装置72に対してデータを読み書きする処理を担うプログラム)が実行されることによって実現される。
上述のコンベア制御部101、画像取得部102、発熱判定部103、カウント部104、音声制御部105、表示制御部106および時間判定部107は、例えば、図9に示した主制御部9によりプログラムが実行されることによって実現される。なお、これらの機能部の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェア回路によって実現されるものとしてもよい。
なお、図4に示す主制御部9の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図4に示す主制御部9で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図4に示す主制御部9で1つの機能部が有する処理内容を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
図5は、実施形態のエスカレータの動作の流れの一例を示す図である。図5を参照しながら、本実施形態のエスカレータ10の動作の流れについて説明する。
<ステップS11>
主制御部9のコンベア制御部101は、操作盤52、56に対する操作に従って、エスカレータ10の運転を開始させる。そして、ステップS12へ移行する。
<ステップS12>
主制御部9の画像取得部102は、サーモグラフィカメラ57により撮像された乗客の温度等についての温度分布を可視化した画像データを、乗客等の温度情報として取得する。画像取得部102は、取得した画像データである温度情報を、発熱判定部103へ送る。画像取得部102は、取得した画像データである温度情報を、記憶部109に記憶させる。また、通信部108は、必要に応じて、画像取得部102により取得された画像データである温度情報を、外部機器へ送信する。また、表示制御部106は、ディスプレイ60に、画像取得部102により取得された画像データを表示させる。そして、ステップS13へ移行する。
<ステップS13>
主制御部9の発熱判定部103は、画像取得部102から受け取った温度情報に基づいて、エスカレータ10を利用する乗客の体温について、予め設定された所定の温度(例えば37.5度)以上であるか否かを判定する。発熱判定部103は、所定の温度以上であると判定した乗客を発熱者として検出する。この場合、発熱判定部103は、発熱者の検出結果(判定結果)、発熱者の利用時刻(検出時刻)、および発熱者の数を記憶部109に記憶する。また、通信部108は、必要に応じて、発熱判定部103による発熱者の検出結果、発熱者の利用時刻(検出時刻)、および発熱者の数のうち少なくともいずれかを、外部機器へ送信する。また、通信部108は、発熱判定部103により発熱者として検出された乗客が保有するスマートフォン等の情報端末にインストールされた専用アプリに、発熱者として検出された旨を送信するものとしてもよい。所定温度以上である場合(発熱者が検出された場合)(ステップS13:Yes)、ステップS14へ移行し、所定温度未満である場合(発熱者が検出されない場合)、ステップS12へ戻る。
<ステップS14>
発熱判定部103により乗客について所定の温度以上であると判定された場合(発熱者が検出された場合)、主制御部9のカウント部104は、検出後の経過時間のカウントを開始する。そして、ステップS15へ移行する。
<ステップS15>
主制御部9の音声制御部105は、スピーカ58に乗客同士の間隔を空けることを促す旨のアナウンスの音声出力を開始させる。そして、ステップS16へ移行する。
<ステップS16>
さらに、主制御部9の表示制御部106は、ディスプレイ60に、乗客同士の間隔を空けることを促す旨の表示を開始させる。なお、ステップS15の音声出力の後にディスプレイ60による表示を行うということに限られず、音声出力と同時、または音声出力の前に表示するものとしてもよい。そして、ステップS17へ移行する。
<ステップS17>
発熱判定部103により新たな発熱者が検出された場合(ステップS17:Yes)、ステップS18へ移行し、検出されない場合(ステップS17:No)、ステップS19へ移行する。
<ステップS18>
発熱判定部103により新たな発熱者が検出された場合、カウント部104は、ステップS14で開始した検出後の経過時間のカウントを0にリセットして、カウントを継続する。そして、ステップS19へ移行する。
<ステップS19>
主制御部9の時間判定部107は、カウント部104によりカウントされている経過時間が、所定の降口到達時間を経過したか否かを判定する。経過時間が降口到達時間を経過した場合(ステップS19:Yes)、ステップS20へ移行し、経過していない場合(ステップS19:No)、ステップS15へ戻る。
<ステップS20>
経過時間が降口到達時間を経過した場合、音声制御部105は、スピーカ58に乗客同士の間隔を空けることを促す旨のアナウンスの音声出力を停止させる。そして、ステップS21へ移行する。
<ステップS21>
表示制御部106は、ディスプレイ60に、乗客同士の間隔を空けることを促す旨を非表示にする。そして、ステップS22へ移行する。
<ステップS22>
コンベア制御部101は、操作盤52、56に対して運転停止の操作がなされた場合、エスカレータ10の運転を停止させる(ステップS22:Yes)。運転停止の操作がない場合(ステップS22:No)、ステップS12へ移行する。
以上のステップS11~S22の流れで、エスカレータ10の動作が行われる。
以上のように、本実施形態のエスカレータ10では、画像取得部102は、サーモグラフィカメラ57により撮像された乗客の温度を示す画像データを取得し、発熱判定部103は、画像取得部102により取得された画像データに基づいて、乗客が発熱しているか否かを判定し、音声制御部105は、発熱判定部103により乗客が発熱していると判定された場合、スピーカ54、58から乗客同士の間隔を空ける旨のアナウンスを音声出力させるものとしている。これによって、輸送能力を著しく落とすことのない状態で乗客に対して密にならないように促すことができる。また、発熱者を特定して周囲に知らしめることがないため、発熱者の人権を配慮した制御を行うことができる。
また、カウント部104は、発熱判定部103により乗客が発熱していると判定された場合、経過時間のカウントを開始し、時間判定部107は、カウント部104によりカウントされた経過時間が所定時間を経過したか否かを判定し、音声制御部105は、時間判定部107により経過時間が所定時間を経過したと判定された場合、アナウンスの音声出力を停止させるものとしている。これによって、間隔を空けるように促すアナウンスは、発熱者が検出されエスカレータ10に乗っている間だけにすることができ、エスカレータ10に対する不必要な利用制限をかけることを回避できる。
また、表示制御部106は、発熱判定部103により乗客が発熱していると判定された場合、ディスプレイ60に乗客同士の間隔を空ける旨の表示をさせるものとしている。これによって、視覚的にも乗客に対して密にならないように促すことができる。
なお、主制御部9(第3の判定部)は、画像取得部102により取得された画像データに基づいて乗客の混雑状況(滞留の有無)を判定し、滞留が発生していると判定した場合、音声制御部105は、スピーカ58に乗客同士の間隔を空けることを促す旨のアナウンスの音声出力を停止させ、表示制御部106は、ディスプレイ60に、乗客同士の間隔を空けることを促す旨を非表示にするものとしてもよい。これによって、乗客の輸送を優先させることができる。
また、エスカレータ10が隣接して設置されている場合、検知した乗客が乗っているエスカレータ10だけでなく、隣接するエスカレータ10にもアナウンスの音声出力が行われるものとしてもよい。例えば、一方のエスカレータ10が上り方向へ移動し、隣接する他方のエスカレータ10が下り方向へ移動する場合、他方のエスカレータ10の乗客に対しては、他方のエスカレータ10に設置される全てのスピーカからアナウンスの音声出力が行われるものとしてもよい。また、2台のエスカレータ10が同一方向に進行している場合は、一方のエスカレータ10と同様のアナウンスを、他方のエスカレータ10にも行っていくものとすればよい。
図6は、変形例のエスカレータにおける検温確認の対応を説明する図である。図6を参照しながら、本実施形態の変形例のエスカレータ10において検温確認を行う動作について説明する。なお、本変形例のエスカレータ10について、上述の実施形態のエスカレータ10と相違する点について説明する。上述の実施形態では、エスカレータ10の乗口側にサーモグラフィカメラ57およびディスプレイ60が設置される構成を説明した。本変形例では、エスカレータ10の降口側にサーモグラフィカメラ57およびディスプレイ60が設置される構成について説明する。また、本変形例のエスカレータ10は、店舗等の施設の入口EN付近に設置されていることを想定する。すなわち、図6において、入口ENの右側が当該施設内部となる。
サーモグラフィカメラ57は、図6に示すように、欄干36の上階側(降口側)に設置され、降口付近まで到達した乗客に対して撮像するように設置される。サーモグラフィカメラ57は、撮像した温度分布を可視化するための画像データを、乗客等の対象物についての温度情報として制御装置50へ出力するものとする。
ディスプレイ60は、サーモグラフィカメラ57により検出された画像データ、および後述する乗客同士の間隔を空けることを促す旨の表示等を行う。また、ディスプレイ60は、図6に示すように、エスカレータ10の降口側の天井62に吊り下げて設置され、降口付近かつ施設の入口EN付近に存在する管理者MGが視認できる位置および方向で設置される。すなわち、ディスプレイ60は、エスカレータ10の踏段30の移動方向(乗客の輸送方向)と同じ向きに表示するように設置される。
なお、本変形例のエスカレータ10についてその他の構成は、上述の実施形態のエスカレータ10と同様である。
以上のように、本変形例のエスカレータ10では、降口付近にいる管理者MGが、ディスプレイ60を視認することにより、乗客の体温状況および発熱者の検出結果を確認することができる。これによって、管理者MGが施設入口で、乗客に対して一人ずつ検温を実施する必要がなく、検温対応を簡素化することができる。
なお、サーモグラフィカメラ57は、エスカレータ10の踏段30の移動方向(乗客の輸送方向)に応じて、自動で撮像方向が変わるものとしてもよい。すなわち、サーモグラフィカメラ57は、エスカレータ10の踏段30の移動方向とは反対向きに撮像するように自動で首振り動作を行い、撮像方向を切り替える。例えば、図6におけるエスカレータ10が、下降用のエスカレータとして利用される場合、サーモグラフィカメラ57は、エスカレータ10の踏段30の移動方向とは反対向きである入口EN側へ向けて撮像するように、撮像方向を切り替えるものとすればよい。
また、上述の実施形態および変形例は、例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更および組み合わせを行うことができる。
1 建屋、2、3 支持アングル、4 上部ピット、5 下部ピット、7 駆動回路、9 主制御部、10 エスカレータ、12 トラス、14 上部機械室、16 下部機械室、18 駆動装置、20 モータ、22 駆動チェーン、24 駆動スプロケット、25 案内レール、26 従動スプロケット、28 踏段チェーン、30 踏段、30a 前輪、30b 後輪、32、34 乗降板、36 欄干、38 手摺りベルト、40、42 正面スカートガード、44 スカートガード、46、48 インレット部、50 制御装置、52 操作盤、54 スピーカ、56 操作盤、57 サーモグラフィカメラ、58 スピーカ、60 ディスプレイ、62 天井、71 通信装置、72 記憶装置、101 コンベア制御部、102 画像取得部、103 発熱判定部、104 カウント部、105 音声制御部、106 表示制御部、107 時間判定部、108 通信部、109 記憶部、121 上水平トラス、122 傾斜トラス、123 下水平トラス、EN 入口、MG 管理者

Claims (9)

  1. 踏段の移動により乗客を移動させる乗客コンベアであって、
    前記踏段の移動方向とは反対の方向を撮像方向として乗客を撮像することが可能な範囲に設置される赤外線撮像装置により撮像された前記踏段上に存在する乗客の温度を示す画像データを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記画像データに基づいて、乗客が所定の温度以上であるか否かを判定する第1の判定部と、
    前記第1の判定部により乗客が前記所定の温度以上であると判定された場合、乗客の聴覚に到達可能な範囲に設置される音響装置から乗客同士の間隔を空ける旨のアナウンスを音声出力させる音声制御部と、
    を備えた乗客コンベア。
  2. 前記第1の判定部により乗客が前記所定の温度以上であると判定された場合、経過時間のカウントを開始するカウント部と、
    前記カウント部によりカウントされた前記経過時間が所定時間を経過したか否かを判定する第2の判定部と、
    さらに備え、
    前記音声制御部は、前記第2の判定部より前記経過時間が前記所定時間を経過したと判定された場合、前記アナウンスの音声出力を停止させる請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記第1の判定部により乗客が前記所定の温度以上であると判定された場合、表示装置に乗客同士の間隔を空ける旨の表示をさせる表示制御部を、さらに備えた請求項1または2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記表示制御部は、前記表示装置に、前記取得部により取得された前記画像データを表示させる請求項3に記載の乗客コンベア。
  5. 前記表示制御部は、前記乗客コンベアの降口側に設置された前記表示装置に、乗客の輸送方向と同じ向きに前記画像データを表示させる請求項4に記載の乗客コンベア。
  6. 前記取得部により取得された前記画像データ、前記第1の判定部による判定結果、発熱者の利用時刻、および発熱者の数の少なくともいずれかを外部へ送信する通信部を、さらに備えた請求項1~5のいずれか一項に記載の乗客コンベア。
  7. 前記通信部は、前記第1の判定部により前記所定の温度以上であると判定された乗客が保有する情報端末にインストールされた所定のアプリケーションに、発熱者として検出された旨を送信する請求項6に記載の乗客コンベア。
  8. 前記取得部により取得された前記画像データに基づいて、乗客の滞留の有無を判定する第3の判定部を、さらに備え、
    前記第3の判定部により滞留が発生していると判定された場合、
    前記音声制御部は、前記アナウンスの音声出力を停止させ、
    前記表示制御部は、前記表示装置に乗客同士の間隔を空ける旨を非表示にさせる請求項3~5のいずれか一項に記載の乗客コンベア。
  9. 踏段の移動により乗客を移動させる乗客コンベアの制御方法であって、
    前記踏段の移動方向とは反対の方向を撮像方向として乗客を撮像することが可能な範囲に設置される赤外線撮像装置により撮像された前記踏段上に存在する乗客の温度を示す画像データを取得する取得ステップと、
    取得した前記画像データに基づいて、乗客が所定の温度以上であるか否かを判定する判定ステップと、
    乗客が前記所定の温度以上であると判定した場合、乗客の聴覚に到達可能な範囲に設置される音響装置から乗客同士の間隔を空ける旨のアナウンスを音声出力させる音声制御ステップと、
    を有する制御方法。
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