JP7150649B2 - 軸部材の組立装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軸部材を部品に挿入する軸部材の組付装置に関する。
従来、特許文献1に開示された軸部材の組付方法が知られている。
特許文献1に開示された軸部材の組付方法は、嵌入孔を有する本体(部品)の該嵌入孔に軸部材を嵌め込む軸部材の嵌め込み方法であって、嵌入孔は段付き孔に成形され、及び/ 又は軸部材は段付き形状に成形されており、本体を嵌入孔が鉛直方向となるように治具に固定し、該嵌入孔に少なくとも軸部材の先端付近を挿入した状態で、該本体及び該治具の固有振動数又は固有振動数付近の振動数にて該本体及び該治具を振動させ、軸部材を嵌入孔に嵌入させる。
特開2006-26781号公報
しかしながら、特許文献1では、嵌入孔と軸部材とのクリアランスが数μm程度の狭嵌合である場合に、軸部材を嵌入孔の深部まで十分に挿入することができない場合や、軸部材を挿入するのに長い時間が掛かる場合があった。また、特許文献1では、本体の嵌入孔を段付き孔に成形するか、或いは軸部材を段付き形状に成形する必要があるので、適用対象とする製品が限られるという問題、及び製造コストがかかるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、狭嵌合の場合であっても嵌入孔や軸部材に特別な加工を施すことなく、軸部材を嵌入孔に適切に挿入することができる軸部材の組立装置の提供を目的とする。
本発明の一態様に係る軸部材の組立装置は、固定台に固定された部品の嵌入孔に軸部材を挿入する軸部材の組立装置であって、軸部材を保持する保持機構と、保持機構を上方から固定台に向けて移動させる移動機構と、保持機構を移動機構に対して支持するフローティング支持機構と、を備え、フローティング支持機構は、圧縮気体が導入され、且つ、保持機構と移動機構との相対移動を許容するクリアランスを含む気体導入室を形成する支持ボディを有し、保持機構は、気体導入室に挿入される挿入部を含み、支持ボディは、当該支持ボディの側面と挿入部との間にクリアランスを形成する縦内壁部と、当該支持ボディの上面及び下面と挿入部との間にクリアランスを形成する横内壁部と、横内壁部に形成され、気体導入室に連通し、且つ、圧縮気体が供給される複数の気体導入路と、横内壁部に形成され、気体導入室に連通し、且つ、気体導入室に供給された圧縮気体を外部に排出する気体排出路と、を含み、支持ボディの側面と挿入部との間のクリアランスの水平方向の長さよりも、支持ボディの上面及び下面と挿入部との間のクリアランスの鉛直方向の長さの方が長い
上記軸部材の組立装置によれば、狭嵌合の場合であっても嵌入孔に軸部材に特別な加工を施すことなく、軸部材を嵌入孔に適切に挿入する。
部品及び軸部材を示す平面断面図である。 軸部材の組立装置を示す正面図である。 移動機構、保持機構、及びフローティング支持機構を示す正面図である。 移動機構、保持機構、及びフローティング支持機構を示す側面図である。 移動機構が上方から下方に移動する状態を示す側面図である。 保持機構、及びフローティング支持機構を示す正面図である。 保持機構、及びフローティング支持機構を示す側面図である。 フローティング支持機構の正面断面図である。 挿入部と気体導入孔との位置関係を示すフローティング支持機構の下面断面図である。 軸部材の組立装置が軸部材を挿入する状態を示す正面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る組立装置1によって軸部材80が組み付けられた部品60を示す正面断面図である。
図1の部品60は、流体の流通状態を切り換えるバルブのバルブボディ、即ち作動油によって切り換わる油圧切換弁や、励磁によって切り換わる電磁切換弁等であり、鋳物や樹脂などで形成されている。部品60は、作動油を流す複数のポート61と、複数の流路62と、を有している。
複数のポート61には、ホースやパイプ等の作動油を流す管部材が接続される。複数のポート61は、管部材から作動油を供給され、又は管部材に作動油を排出する。
複数の流路62は、部品60の内部に形成され、作動油を流す経路である。複数の流路62は、複数のポート61と接続されており、第1ポートから作動油を供給され、第2ポートに作動油を排出する。
図1に示すように、部品60には、軸部材80が挿入される嵌入孔63が形成されている。嵌入孔63は、部品60の一端から他端に延びる環状(円筒状)の孔である。嵌入孔63にはそれぞれ、複数の流路62が繋がっている。本実施形態において、嵌入孔63は、部品60に2つ形成されている。なお、嵌入孔63の数は、部品60に挿入される軸部材80の数に対応しており、嵌入孔63の数は、2つに限定されず1つでもよいし、3つ以上でもよい。嵌入孔63の一端側の内部には、当該嵌入孔63の周方向に沿った無端状の嵌入溝63aが形成されている。嵌入溝63aは、嵌入孔63の内周において段落ちするように形成された円環溝であり、嵌入溝63aの内径は、嵌入孔63の内径よりも大きい。嵌入溝63aには、パッキン(弾性部材)70が嵌入される。
図1に示すように、軸部材80は、長尺の円柱状に形成されており、部品60の嵌入孔63に挿入される。軸部材80は、嵌入孔63の内部を長手方向に移動可能なスプールである。軸部材80は、部品60の内部を長手方向に移動することによって、部品60に形成された複数の流路62の接続先を変更し、流通状態の切換を行う。
図1に示すように、軸部材80は、接続部81と、接続部81の両端部からそれぞれ軸方向に突出した突出部82と、を有している。接続部81、及び少なくとも一方の突出部82が嵌入孔63に挿入される。本実施形態において、接続部81と、一方(図1の左端側)の突出部82が嵌入孔63に挿入される。軸部材80のうち、嵌入孔63に挿入される部分(接続部81、及び少なくとも一方の突出部82)の外径は、嵌入孔63の内径よりもわずかに小さく、嵌入孔63の内径と当該部分の外径との差は、例えば、4~7μmである。
図1に示すように、突出部82のうち、嵌入孔63に挿入される突出部82には、先細りの傾斜部83が形成されるよう面取り加工がされている。また、嵌入孔63に挿入される側とは反対側の突出部82には、軸部材80の位置を切り換えるよう力を付与する弾性部材(バネ)84が取り付けられている。なお、突出部82は、切換弁が油圧切換弁である場合には、例えば作動油から圧力を付与される受圧部が設けられ、上記構成に限定されない。
以下、図2A~図5を用いて、軸部材80を嵌入孔63に挿入する軸部材80の組立装置1について説明する。
軸部材80の組立装置1は、固定台3に固定された部品(バルブボディ)60の嵌入孔63に軸部材(スプール)80を挿入することで、部品60に軸部材80を組み付ける。本実施形態において、軸部材80の組立装置1は、気体を供給するコンプレッサ2を備えており、軸部材80の組立装置1は、当該コンプレッサ2が供給する空気などの気体により動作する。なお、組立装置1は、外部の圧縮気体供給源から供給される圧縮気体により動作する構成であってもよい。また、軸部材80の組立装置1は、圧縮気体により動作する構成に限らず、例えば電気モーターの駆動により動作するような構成であってもよいし、その駆動方法は、上記構成に限定されない。
図2Aに示すように、軸部材80の組立装置1は、固定台3と、保持機構10と、移動機構30と、を有している。固定台3は、上面に部品60が載置され、且つ、当該載置された部品60を固定する台座である。固定台3は、部品60の嵌入孔63の貫通方向が鉛直方向を向くように当該部品60を固定する。例えば、固定台3は、部品60の外方から内方に向かって部品60を挟持することで、嵌入孔63における軸部材80の挿入方向の基端側が上方を向くように、部品60を固定する。なお、固定台3は、嵌入孔63における軸部材80の挿入方向の基端側が上方を向くように部品60を固定することができればよく、固定台3は、部品60に形成された孔にボルト等の締結部材を締結することで部品60を固定してもよく、その固定方法は、上記構成に限定されない。
図2Aに示すように、保持機構10は、固定台3の上方に設置され、軸部材80を保持する。保持機構10は、軸部材80の挿入方向の先端側が部品60(嵌入孔63)を向くように、即ち、軸部材80の中心軸Cが鉛直方向を向くように、当該軸部材80の挿入方向の基端側を保持する。
以下の説明において、保持機構10に保持された軸部材80の中心軸Cを基準軸線として説明する。
図2A~図2Fに示すように、保持機構10は、基端部11と、グリッパー12と、を有している。基端部11は、移動機構30の下方に設けられており、様々なグリッパー12を装着可能である。具体的には、基端部11は、鉛直方向に延びる複数のシャフト等から構成されており、グリッパー12の上部と連結されている。
図2A~図2Fに示すように、グリッパー12は、軸部材80を挟持する機構であり、例えば、三爪平行開閉グリッパーである。なお、グリッパー12は、軸部材80を保持できればよく、二爪平行開閉グリッパーであってもよいし、三爪平行開閉グリッパーに限定されない。
図2E、図2Fに示すように、グリッパー12は、複数の把持爪13と、挟持駆動部15と、を有している。把持爪13は、軸部材80を保持する部分であり、基端側から下方に延び、把持爪13の下端部は、基準軸線Cに向かって屈曲している。把持爪13の下端部の基準軸線C側の面、即ち軸部材80と当接する面は、砲金で形成されている。なお、これに限らず、例えば、把持爪13における軸部材80との当接面にゴムやシリコン等の弾性部材14を取り付けても良い。図2A~図2Fに示すように、把持爪13は、基準軸線Cから等距離且つ等間隔に配置されている。本実施形態において、グリッパー12は、3つの把持爪13を有している。把持爪13は、それぞれ略120°間隔をあけて配置されている。
挟持駆動部15は、把持爪13を支持し、且つ当該把持爪13を駆動させる部分である。挟持駆動部15の構成は、特に限定されるものではなく、例えば従来から公知の種々の技術を適用可能である。例えば、図2E、図2Fに示すように、挟持駆動部15は、把持付与部16と、被案内部17と、案内部18と、空気圧シリンダ19と、を有している。把持付与部16は、被案内部17が基準軸線Cに近づくよう力を付与する。具体的には、把持付与部16は、バネなどの弾性体であり、それぞれ被案内部17の幅方向外側と連結されている。これにより、把持爪13が基準軸線Cに近づく方向に移動することで、グリッパー12は、閉鎖状態になる。
被案内部17は、把持爪13の上部と連結されており、幅方向外側が把持付与部16と連結され、当該把持付与部16から基準軸線Cに向かう力を付与される。図2E、図2Fに示すように、被案内部17は、幅方向内側の面に傾斜面17aが形成されている。傾斜面17aは、幅方向外側の上部から幅方向内側の下部に向かって傾斜している。
図2E、図2Fに示すように、案内部18は、被案内部17(把持爪13)を基準軸線Cから離れる方向に案内する。案内部18は、上部から下部に向かって先細り形状の傾斜部18aが形成された円錐台形状であり、当該傾斜部18aは、被案内部17の傾斜面17aと当接する。案内部18が鉛直方向に移動すると、傾斜部18aが被案内部17の傾斜面17aを摺動し、被案内部17を基準軸線Cから離れる方向に案内する。これにより、把持爪13が基準軸線Cから離れる方向に移動し、グリッパー12は開放状態になる。
空気圧シリンダ19は、コンプレッサ2から供給された気体(空気)によって駆動し、案内部18を鉛直方向に移動させる。空気圧シリンダ19は、シリンダチューブ19aと、シリンダチューブ19a内に軸方向移動自在に設けられたピストン19bと、ピストン19bに連結されたロッド19cとを備えている。ロッド19cの先端側には、案内部18が配置されており、当該案内部18は、ピストン19bに連動して移動する。
図2E、図2Fに示すように、ピストン19bは、シリンダチューブ19aの内部を第1空気室19a1と第2空気室19a2とに区画している。第1空気室19a1は、シリンダチューブ19aのボトム側(ロッド19c側とは反対側)の空気室である。第2空気室19a2は、シリンダチューブ19aのロッド19c側の空気室である。シリンダチューブ19aの基端部11には、空気を給排するポートであって第1空気と連通するポート(図示略)が設けられている。一方、シリンダチューブ19aの先端部には、空気を給排するポートであって第2空気室19a2と連通するポート(図示略)が設けられている。即ち、ポートを介して第1空気室19a1に空気が供給されると、第2空気室19a2からポートを介して空気が排出され、ピストン19bがシリンダチューブ19aの先端側に移動し、ロッド19cが伸長する。一方、ポートを介して第2空気室19a2に空気が供給されると、ポートを介して第1空気室19a1から空気が排出され、ピストン19bがシリンダチューブ19aに基端側に移動し、ロッド19cが収縮する。なお、挟持駆動部15は、把持爪13を開閉自在に駆動させることができればよく、油圧によって保持機構10を移動させてもよいし、電気モーターの駆動によって保持機構10を移動させてもよい。
図2Dに示すように、移動機構30は、保持機構10を上方から下方(固定台3側)、下方から上方に向けて、鉛直方向に相対移動させる。移動機構30は、摺動レール31と駆動部32とを有している。摺動レール31は、鉛直方向に延びており、固定台3に対して相対位置が固定されている。駆動部32は、例えば、コンプレッサから供給された空気によって駆動可能な空気圧シリンダである。駆動部32は、シリンダチューブ32aと、シリンダチューブ32a内に軸方向移動自在に設けられたピストン32bと、ピストン32bに連結されたロッド32cとを備えている。ロッド32cの先端側には、保持機構10が配置されており、ピストン32bに連動して保持機構10は移動する。
図2B、図2Cに示すように、ピストン32bは、シリンダチューブ32aの内部を第1空気室32a1と第2空気室32a2とに区画している。第1空気室32a1は、シリンダチューブ32aのボトム側(ロッド32c側とは反対側)の空気室である。第2空気室32a2は、シリンダチューブ32aのロッド32c側の空気室である。シリンダチューブ32aの基端部11には、空気を給排するポートであって第1空気室と連通するポート(図示略)が設けられている。一方、シリンダチューブ32aの先端部には、空気を給排するポートであって第2空気室32a2と連通するポート(図示略)が設けられている。即ち、ポートを介して第1空気室32a1に空気が供給されると、第2空気室32a2からポートを介して空気が排出され、ピストン32bがシリンダチューブ32aの先端側に移動し、ロッド32cが伸長する。一方、ポートを介して第2空気室32a2に空気が供給されると、ポートを介して第1空気室32a1から空気が排出され、ピストン32bがシリンダチューブ32aに基端側に移動し、ロッド32cが収縮する。なお、移動機構30は、保持機構10を上方から固定台3に向けて移動させることができればよく、油圧によって保持機構10を移動させてもよいし、電気モーターの駆動によって保持機構10を移動させてもよい。
図2A~図2Fに示すように、保持機構10は、フローティング支持機構40によって移動機構30に対して支持されている。フローティング支持機構40は、保持機構10を移動機構30に対して浮動可能に支持している。図2B、図2C、図3に示すように、フローティング支持機構40は、空気導入室Eを有している。空気導入室(気体導入室)Eは、コンプレッサ2から供給された気体が導入され、且つ、保持機構10と移動機構30との相対移動を許容するクリアランス42a,43aを含んでいる。なお、本実施形態では、組立装置1がコンプレッサ2を備えており、このコンプレッサ2から気体を空気導入室Eに導入するものとしているが、これに限るものではない。例えば、コンプレッサ2を省略し、組立装置1の外部の圧縮気体供給源から供給される圧縮気体を空気導入室Eに導入するようにしてもよい。保持機構10は、空気導入室Eに挿入される挿入部20を含んでおり、フローティング支持機構40は、空気導入室Eに挿入部20を収容することで、保持機構10を支持している。
図2A、図2B、図3に示すように、挿入部20は、基端部11の上部の中央に設けられている。挿入部20は、空気導入室Eに挿入される部分であり、軸部20aとフランジ部20bとを有している。軸部20aは、基端部11の上部の中央から上方に延びる軸状の部分である。フランジ部20bは、軸部20aの端部から当該軸部20aの径外方に延設された円盤状の部分である。フランジ部20bは、上壁部20b1と下壁部20b2とを含んでいる。本実施形態において、上壁部20b1は、フランジ部20bの上側の部分であり、下壁部20b2は、フランジ部20bの下側の部分である。
以下、フローティング支持機構40について詳しく説明する。フローティング支持機構40は、移動機構30に取り付けられ、且つ、空気導入室Eを形成する支持ボディ41を含んでいる。図2Cに示すように、支持ボディ41には、ロッド32cと、摺動部41aと、が連結されている。具体的には、支持ボディ41の上部には、ロッド32cの下端が連結されており、支持ボディ41の後部には、摺動部41aが連結されている。摺動部41aは、摺動レール31を摺動可能であり、フローティング支持機構40は、移動機構30が駆動し、摺動部41aが摺動レール31を鉛直方向に摺動することで、保持機構10とともに鉛直方向に移動可能である。
空気導入室Eは、挿入部20をフローティング支持機構40に対して相対移動に収容する空間である。図3、図4に示すように、空気導入室Eは、支持ボディ41の内部の壁部によって形成されている。具体的には、支持ボディ41は、空気導入室Eを形成する縦内壁部42及び横内壁部43を含んでいる。
図3、図4に示すように、縦内壁部42は、空気導入室Eの側部を形成する壁部である。縦内壁部42は、フランジ部20bの側方に位置しており、挿入部20との間に水平方向、即ち支持ボディ41の側面と挿入部20との間にクリアランス(間隙)42aを形成する。
一方、図3に示すように、横内壁部43は、空気導入室Eの上部及び下部を形成する壁部である。横内壁部43は、フランジ部20bの上側と下側とに位置しており、挿入部20におけるフランジ部20bの上部(上壁部20b1)及び下部(下壁部20b2)との間、即ち支持ボディ41の上面及び下面と挿入部20との間に垂直方向のクリアランス(間隙)43aを形成する。このため、挿入部20は、空気導入室Eの内部において、当該空気導入室Eが含むクリアランス42a,43aによって、移動機構30と相対移動を許容される。
図3に示すように、支持ボディ41は、空気導入室Eと外部とを連通する挿入路44を含んでいる。挿入路44は、空気導入室Eの中央において鉛直方向に貫通した孔である。空気導入室Eは、挿入部20のうちフランジ部20bを収容しており、挿入路44は、軸部20aが挿入される。図4に示すように、挿入路44の内径は、軸部20aの外径よりも大きく、挿入路44と軸部20aとの間にはクリアランス(間隙)44aが形成されている。
図3に示すように、支持ボディ41には、空気導入室Eとコンプレッサ2とを連通し、空気を流す複数の経路として、複数の導入ポート45と、複数の気体導入路46と、が形成されている。導入ポート45の一端側は、ホースやパイプなどの管部材によりコンプレッサ2と接続されており、コンプレッサ2から供給された気体(空気)を空気導入室Eに導入する。導入ポート45は、例えば、支持ボディ41の側部に形成されている。
気体導入路46は、空気導入室Eと連通している経路である。図3に示すように、気体導入路46の一端側は、導入ポート45の他端側と接続されており、コンプレッサ2から供給された気体を空気導入室Eに導入する経路である。気体導入路46は、支持ボディ41の上部側と下部側とにそれぞれ形成されている。支持ボディ41の上部側の気体導入路46は、支持ボディ41の外方から基準軸線Cに向かって延び、中途部で分岐し、下方に屈曲している。一方、支持ボディ41の下部側の気体導入路46は、支持ボディ41の外方から基準軸線Cに向かって延び、中途部で分岐し、上方に屈曲している。
図3に示すように、気体導入路46は、気体導入孔46aを含んでおり、当該気体導入孔46aは、気体導入路46の他端側に形成されている。気体導入孔46aは、挿入部20の上壁部20b1及び下壁部20b2に向けて気体を導入する。気体導入孔46aは、挿入部20の上壁部20b1と、下壁部20b2と、にそれぞれ同程度の圧力、体積の気体を導入して、挿入部20の上方及び下方に同程度の力を付与する。
具体的には、気体導入孔46aは、空気導入室Eの上側の横内壁部43と、下側の横内壁部43と、にそれぞれ複数形成されている。気体導入孔46aは、挿入部20の中心から水平方向の一方側及び他方側に設けられ、挿入部20の中心を中心とする円周上に等間隔に形成されている。図4に示すように、複数の気体導入孔46aは、基準軸線Cを中心とする仮想円Oの周上に配置され、且つ、それぞれ所定の角度θをあけて設定されている。本実施形態において、気体導入孔46aは、上側の横内壁部43と、下側の横内壁部43と、にそれぞれ6つずつ形成されている。このため、気体導入孔46aは、それぞれ60°間隔をあけて配置されている。なお、気体導入孔46aは、挿入部20の中心から水平方向の一方側及び他方側に設けられ、挿入部20の上方及び下方に同程度の力を付与できればよく、気体導入孔46aの配置や、その数は、上記構成に限定されない。
また、図3に示すように、支持ボディ41には、空気導入室Eと外部とを連通し、外部に空気を排出する複数の経路が形成されている。具体的には、支持ボディ41は、外部に空気を排出する複数の経路として、気体排出路47と、排出ポート48と、クリアランス(排出間隙)44aと、を含んでいる。気体排出路47は、空気導入室Eと連通している経路である。図3に示すように、気体排出路47は、支持ボディ41の上部を鉛直方向に貫通している。気体排出路47は、気体排出孔47aを含んでおり、気体排出孔47aは、気体排出路47の一端側に形成されている。気体排出孔47aは、空気導入室Eの上側の横内壁部43に形成されており、基準軸線Cを中心とする仮想円Oの周上に配置されている。詳しくは、気体排出孔47aは、上側の横内壁部43に形成された気体導入孔46aの間に形成されている。排出ポート48の一端側は、気体排出路47の他端側と接続されており、排出ポート48の他端側は、外部と連通している。クリアランス44aは、挿入路44と軸部20aとの間に形成されたクリアランスであり、空気導入室Eと外部とを連通する。
以下、主に図3を用いて、コンプレッサ2から空気導入室Eに供給される気体(空気)について説明する。コンプレッサ2から供給された空気は、当該コンプレッサ2と接続された管部材を介して、複数の導入ポート45に供給される(R1)。複数の導入ポート45に供給された空気は、当該導入ポート45、気体導入路46、及び気体導入孔46aを介して空気導入室Eに導入される(R2)。空気導入室Eに導入された空気は、当該空気導入室Eに形成されたクリアランス42a,43aを通り、空気圧によって挿入部20の上壁部20b1及び下壁部20b2の外面に圧力が掛かる。即ち、空気導入室Eにおいて、空気が導入されていない場合の圧力に比べて、空気を導入した場合の圧力が高くなり、クリアランス42a,43aによってフランジ部20bにおける水平方向及び垂直方向の移動が許容される。つまり、フローティング支持機構40は、支持ボディ41の空気導入室Eにおいて挿入部20を浮動させ、保持機構10を移動機構30に対して浮動可能に支持する。このため、軸部材80が嵌入孔63に対して、位置がずれている場合であっても、軸部材80を保持する保持機構10が移動機構30に対して相対移動可能となり、移動機構30が固定台3に向けて移動させるに際して、軸部材80を嵌入孔63に対して位置合わせすることができる。また、挿入部20は、空気導入室Eにおいて、水平方向と垂直方向に移動することができるため、軸部材80が嵌入孔63に対して、軸部材80の位置がずれている場合であっても、容易に位置合わせすることができる。
気体導入孔46aを介して空気導入室Eに導入された空気は、支持ボディ41に形成された経路から外部に排出される(R3、R4)。具体的には、空気導入室Eに導入された空気は、気体排出孔47a、気体排出路47、及び排出ポート48と、クリアランス44aと、のいずれか一方を介して外部に排出される。これによって、コンプレッサ2が供給した気体は、気体導入路46、空気導入室E、及び気体排出路47を介して、外部に排出される。このため、コンプレッサ2は、空気導入室Eに断続的に空気を導入することができ、フローティング支持機構40は、保持機構10を一層安定して支持することができる
以下、軸部材80を嵌入孔63に挿入する手順について説明する。まず、部品60の一端(左端)が下方を向き、部品60の他端(右端)が上方を向くように、部品60を固定台3に載置し、部品60の嵌入孔63の中心と基準軸線Cとを位置合わせしたうえで固定台3に固定する。挟持駆動部15の空気圧シリンダ19を伸長させることで、グリッパー12を開放状態にする。グリッパー12を開放状態した状態で、軸部材80の挿入方向の先端側が部品60(嵌入孔63)を向くように、当該軸部材80の挿入方向の基端側を挟持爪の間(基準軸線C上)に配置する。グリッパー12を開放状態した状態から閉鎖状態にすることで、グリッパー12によって軸部材80を支持する。
コンプレッサ2から、導入ポート45、気体導入路46、及び気体導入孔46aを介して空気導入室Eに空気を導入する。即ち、挿入部20の上壁部20b1及び下壁部20b2に外圧を加えることで、フローティング支持機構40により、支持ボディ41の空気導入室Eにおいて挿入部20を浮動させる。
挿入部20を浮動した状態、即ち、フローティングが可能な状態で、保持機構10及び当該保持機構10に保持された軸部材80を、鉛直方向下向きに移動させる。ここで、軸部材80が嵌入孔63に対して位置がずれている場合であっても、軸部材80の先端が嵌入孔63に挿入されさえすれば保持機構10が移動機構30に対して軸部材80の軸心と嵌入孔63の中心とが一致するように相対移動するため、軸部材80の位置は、嵌入孔63に対して合うようになる。嵌入孔63への軸部材80の挿入工程において、当該軸部材80への外圧に応じて、保持機構10(グリッパー12)がフローティングするため、軸部材80は、抵抗なく嵌入孔63に挿入することができる。
軸部材80を嵌入孔63における所定の位置まで挿入すると、グリッパー12を閉鎖状態から開放状態にすることで、グリッパー12による軸部材80の把持を解除する。また、保持機構10を鉛直方向上向きに移動させる。
上述した軸部材80の組立装置1は、固定台3に固定された部品60の嵌入孔63に軸部材80を挿入する軸部材80の組立装置1であって、軸部材80を保持する保持機構10と、保持機構10を上方から固定台3に向けて移動させる移動機構30と、保持機構10を移動機構30に対して支持するフローティング支持機構40と、を備え、フローティング支持機構40は、圧縮気体が導入され、且つ、保持機構10と移動機構30との相対移動を許容するクリアランス42a,43aを含む気体導入室(空気導入室)Eを有している。
上記構成によれば、狭嵌合の場合であっても嵌入孔63や軸部材80に特別な加工を施すことなく、軸部材80を嵌入孔63に適切に挿入することができる。
また、フローティング支持機構40は、移動機構30が取り付けられ、且つ、気体導入室(空気導入室)Eを形成する支持ボディ41を含み、保持機構10は、気体導入室(空気導入室)Eに挿入される挿入部20を含んでいる。上記構成によれば、支持ボディ41は、気体導入室(空気導入室)Eに導入された気体によって、挿入部20を相対移動可能に保持することができる。
また、支持ボディ41は、当該支持ボディ41の側面と挿入部20との間にクリアランス42aを形成する縦内壁部42と、当該支持ボディ41の上面及び下面と挿入部20との間に方向のクリアランス43aを形成する横内壁部43と、を含んでいる。
上記構成によれば、挿入部20は、気体導入室(空気導入室)Eにおいて、水平方向と垂直方向に移動することができる。これによって、軸部材80が嵌入孔63に対して、位置がずれている場合であっても、挿入部20を含む保持機構10が垂直方向及び水平方向に移動することで、容易に軸部材80を位置合わせすることができる。
また、支持ボディ41は、気体導入室(空気導入室)Eに連通し、且つ、コンプレッサ2から気体が供給される複数の気体導入路46と、気体導入室(空気導入室)Eに連通し、且つ、気体導入室(空気導入室)Eに供給された気体を外部に排出する気体排出路47と、を含んでいる。
上記構成によれば、コンプレッサ2が供給した気体は、気体導入路46、気体導入室(空気導入室)E、及び気体排出路47を介して、外部に排出される。このため、コンプレッサ2は、気体導入室(空気導入室)Eに断続的に空気を導入することができ、フローティング支持機構40は、保持機構10を一層安定させることができる。
また、挿入部20は、横内壁部43と対向する上壁部20b1及び下壁部20b2とを含み、複数の気体導入路46は、上壁部20b1及び下壁部20b2に向けて気体を導入する複数の気体導入孔46aを含んでいる。
上記構成によれば、コンプレッサ2が供給した気体によって、挿入部20の上壁部20b1及び下壁部20b2の外面に対して外圧を加えることができる。このため、フローティング支持機構40における保持機構10の浮動(フローティング)の度合を調整することができる。
また、複数の気体導入孔46aは、挿入部20の中心を中心とする円周上に等間隔に形成されている。
上記構成によれば、コンプレッサ2が供給した気体は、挿入部20に均等に導入される。このため、フローティング支持機構40は、保持機構10を比較的水平に保ちつつ、支持できる。
また、部品60は、流体の流通状態を切り換えるバルブのバルブボディであり、軸部材80は、バルブボディ60内を移動することで流通状態の切換を行うスプールである。
上記構成によれば、軸部材80は、バルブボディ60に容易に挿入されるため、軸部材80が嵌入孔63と接触することで、軸部材80及び嵌入孔63が疵付いたり、変形したりすることを抑止することができる。このため、バルブボディ60に挿入された軸部材80は、精度を低下させることなく、バルブボディ60に円滑に組み付けられる。
以上、本発明について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 組立装置
2 コンプレッサ
3 固定台
10 保持機構
20 挿入部
20b1 上壁部
20b2 下壁部
30 移動機構
40 フローティング支持機構
41 支持ボディ
42 縦内壁部
42a クリアランス(間隙)
43 横内壁部
43a クリアランス(間隙)
46 気体導入路
46a 気体導入孔
47 気体排出路
60 部品(バルブボディ)
63 嵌入孔
80 軸部材(スプール)
E 気体導入室(空気導入室)

Claims (6)

  1. 固定台に固定された部品の嵌入孔に軸部材を挿入する軸部材の組立装置であって、
    前記軸部材を保持する保持機構と、
    前記保持機構を上方から前記固定台に向けて移動させる移動機構と、
    前記保持機構を前記移動機構に対して支持するフローティング支持機構と、
    を備え、
    前記フローティング支持機構は、圧縮気体が導入され、且つ、前記保持機構と前記移動機構との相対移動を許容するクリアランスを含む気体導入室を形成する支持ボディを有し、
    前記保持機構は、前記気体導入室に挿入される挿入部を含み、
    前記支持ボディは、
    当該支持ボディの側面と前記挿入部との間にクリアランスを形成する縦内壁部と、
    当該支持ボディの上面及び下面と前記挿入部との間にクリアランスを形成する横内壁部と、
    前記横内壁部に形成され、前記気体導入室に連通し、且つ、前記圧縮気体が供給される複数の気体導入路と、
    前記横内壁部に形成され、前記気体導入室に連通し、且つ、前記気体導入室に供給された前記圧縮気体を外部に排出する気体排出路と、
    を含み、
    前記支持ボディの側面と前記挿入部との間のクリアランスの水平方向の長さよりも、前記支持ボディの上面及び下面と前記挿入部との間のクリアランスの鉛直方向の長さの方が長い軸部材の組立装置。
  2. 前記支持ボディは、前記圧縮気体が供給される複数の導入ポートを含み、
    前記複数の気体導入路は、それぞれ前記複数の導入ポートと接続され、前記気体導入室と前記複数の導入ポートとを連通する請求項1に記載の軸部材の組立装置。
  3. 前記挿入部は、前記横内壁部と対向する上壁部及び下壁部とを含み、
    前記複数の気体導入路は、前記上壁部及び前記下壁部に向けて前記圧縮気体を導入する複数の気体導入孔を含んでいる請求項1又は2に記載の軸部材の組立装置。
  4. 前記複数の気体導入孔は、前記挿入部の中心を中心とする円周上に等間隔に形成されている請求項に記載の軸部材の組立装置。
  5. 前記気体排出路は、前記横内壁部において、前記複数の気体導入孔と同一の円周上に、2つの気体導入孔の間に形成されている気体排出孔を含んでいる請求項4に記載の軸部材の組立装置。
  6. 前記部品は、流体の流通状態を切り換えるバルブのバルブボディであり、
    前記軸部材は、前記バルブボディ内を移動することで前記流通状態の切換を行うスプールである請求項1~のいずれか1項に記載の軸部材の組立装置。
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