JP7149889B2 - キャップ付き容器 - Google Patents

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本発明は、キャップ付き容器に関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、内容物が収容される容器本体と、容器本体の口部に装着されるとともに、内容物の吐出孔が形成されたノズルと、ノズルにおける吐出孔の開口周縁部にヒンジ部を介して回転可能に連結され、吐出孔を開閉する蓋板と、ノズルに着脱可能に装着されたキャップと、を備えるキャップ付き容器が知られている。
特開2005-187009号公報
しかしながら、前記従来のキャップ付き容器では、内容物を吐出するに際し、キャップをノズルから取り外した状態で、蓋板をヒンジ部回りに回転させて吐出孔を開放するので、この操作時にキャップを紛失するおそれがあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、吐出孔を開放するときにキャップを紛失するのを防ぐことができるキャップ付き容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のキャップ付き容器は、内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に装着されるとともに、前記容器本体内に連通する連通孔が形成された中栓と、前記中栓に回転可能に装着されるとともに、内容物の吐出孔が形成されたノズルと、前記中栓、若しくは前記口部に着脱可能に外嵌され、前記ノズルを覆うキャップと、を備えたキャップ付き容器であって、前記中栓に、前記吐出孔を閉塞する栓部が設けられ、前記ノズルは、前記吐出孔が前記栓部により閉塞された下端位置と、前記吐出孔が、前記栓部より上方に位置して開放され、前記連通孔に連通した上端位置と、の間を上下動可能に配設され、前記中栓、および前記ノズルには、前記中栓、および前記ノズルの相対的な回転移動に伴い、前記ノズルを前記中栓に対して上下動させる案内機構が設けられ、前記ノズル、および前記キャップには、前記ノズル、および前記キャップの相対的な回転移動を規制する規制部が設けられている。
この発明によれば、ノズル、およびキャップに規制部が設けられているので、キャップを容器本体に対して回転したときに、ノズルも回転する。この際、中栓、およびノズルに案内機構が設けられているので、ノズルが、中栓に対して回転移動すると上方に移動する。そして、ノズルが上端位置に位置した状態で、吐出孔が、栓部より上方に位置して開放され、連通孔に連通する。
以上より、キャップを容器本体に対して回転することによって、吐出孔が開放されるので、吐出孔を開放するときにキャップを紛失するのを防ぐことができる。
ここで、前記ノズル、および前記キャップには、前記ノズルが前記中栓に対して上方に移動したときに、互いに係合することで、前記キャップを上方に移動させる突上げ部が設けられてもよい。
この場合、ノズル、およびキャップに突上げ部が設けられているので、ノズルが中栓に対して上方に移動したときに、キャップが中栓、若しくは口部に対して上方に移動することとなり、キャップを中栓、若しくは口部から外しやすくすることが可能になり、内容物を吐出する際の操作性を向上させることができる。
キャップを中栓、若しくは口部に再び外嵌する際に、キャップをノズルに被せると、キャップの突上げ部が、上端位置に位置するノズルの突上げ部に突き当たるので、この状態で、キャップを下方に押し込むと、ノズルが、案内機構によって、中栓に対して回転しながら下方に移動し、下端位置に到達する。これにより、キャップを中栓、若しくは口部に外嵌する操作だけで、ノズルを下端位置に位置させて、栓部により吐出孔を閉塞することが可能になり、操作性を向上させることができるとともに、吐出孔を閉塞し忘れるのを防ぐことができる。
また、前記ノズル、および前記キャップのうちのいずれか一方に、窪み部が形成されるとともに、いずれか他方に、前記窪み部内に配設された突部が形成され、前記規制部は、前記窪み部の内面のうちの周方向を向く面と、前記突部の表面のうちの周方向を向く面と、を備え、前記突上げ部は、前記窪み部の内面のうちの軸方向を向く面と、前記突部の表面のうちの軸方向を向く面と、を備えてもよい。
この場合、規制部が、窪み部の内面のうちの周方向を向く面と、突部の表面のうちの周方向を向く面と、を備え、突上げ部が、窪み部の内面のうちの軸方向を向く面と、突部の表面のうちの軸方向を向く面と、を備えているので、規制部、および突上げ部の双方が、窪み部の内面、および突部の表面により構成されることとなり、構造の複雑化を防ぐことができる。
本発明によれば、吐出孔を開放するときにキャップを紛失するのを防ぐことができる。
本発明に係る第1実施形態として示したキャップ付き容器の縦断面図である。 図1のキャップ付き容器において、ノズルが上端位置に位置した状態を示す図である。 図1のIII-III線矢視断面図である。 図1に示す中栓を径方向の外側から見た図である。 本発明に係る第2実施形態として示したキャップ付き容器の縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係るキャップ付き容器1について説明する。
本実施形態のキャップ付き容器1は、図1に示されるように、内容物が収容される容器本体11、中栓14、内容物の吐出孔15が形成されたノズル16、およびキャップ17を備えている。
容器本体11は有底筒状に形成され、中栓14、ノズル16、およびキャップ17は有頂筒状に形成されており、容器本体11、中栓14、ノズル16、およびキャップ17は、共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を中心軸線Oといい、中心軸線Oに沿う軸方向から見て、中心軸線Oに交差する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。軸方向のうち、キャップ17の頂壁部26側を上側といい、容器本体11の底部側を下側という。
中栓14は、容器本体11の口部12に装着されている。
中栓14の周壁部31の内周面、および口部12の外周面に、中栓14、および容器本体11の相対的な回転移動を規制する容器側規制部28が形成されている。容器側規制部28は、中栓14の周壁部31の内周面、および口部12の外周面のうちのいずれか一方に形成された突部に、いずれか他方に形成された凹部が係合することで構成されている。
中栓14の周壁部31の下端部に、径方向の内側に向けて突出し、口部12の外周面に形成された膨出部12aにアンダーカット嵌合した第1係止突起31aが形成されている。これにより、中栓14は、口部12に対する上方移動が規制されている。
以上より、中栓14は、容器本体11の口部12に対して固定されている。
中栓14の天壁部32に、容器本体11内に連通する連通孔13が形成されている。連通孔13は、中心軸線Oと同軸に配設されている。中栓14に、吐出孔15を閉塞する栓部18が設けられている。栓部18は、連通孔13における径方向の内側に配設されている。栓部18は、中心軸線Oと同軸に配設されている。図3に示されるように、栓部18は、周方向に間隔をあけて配設された複数の連結片27を介して、連通孔13の内周面に連結されている。
中栓14の天壁部32の外周縁部に、上方に向けて突出した案内筒33が形成されている。案内筒33の外周面に、第1案内突部33aが形成されている。図4に示されるように、第1案内突部33aは、径方向の外側から見て直角三角形状を呈し、軸方向に延びる辺と、周方向に延びる辺と、が直角をなし、斜辺は、上方に向かうに従い、周方向の一方側に向けて延びている。第1案内突部33aは、案内筒33の外周面に、周方向に間隔をあけて複数配設されている。
中栓14の天壁部32における連通孔13の開口周縁部に、上方に向けて突出した内筒34が形成されている。内筒34の上端部に、径方向の外側に向けて突出した抜け止め突起34aが形成されている。内筒34の上端部は、栓部18の上端部より下方で、かつ案内筒33の上端部より上方に位置している。
中栓14の天壁部32に、口部12内に嵌合したシール筒32aが形成されている。
ノズル16は、中栓14に回転可能に装着されている。
ノズル16の天壁部35は、中栓14の天壁部32より上方に位置している。ノズル16、および中栓14それぞれの天壁部35、32は、中心軸線Oと同軸に配設されている。ノズル16、および中栓14それぞれの天壁部35、32の外径は互いに同等になっている。吐出孔15は、ノズル16の天壁部35に形成され、中心軸線Oと同軸に配設されている。ノズル16の天壁部35の上面における吐出孔15の開口周縁部に、上方に向かうに従い、径方向の外側に向けて延びる吐出筒35aが形成されている。
ノズル16の周壁部36の下端部内に、中栓14の案内筒33が挿入されている。ノズル16の周壁部36の下端部の内周面に、第2案内突部36aが形成されている。
第2案内突部36aは、径方向から見て直角三角形状を呈する板状に形成され、その側面のうち、径方向から見て斜辺をなす部分が、ノズル16が中栓14に対して周方向の一方側に回転したときに、第1案内突部33aの側面のうち、径方向の外側から見て斜辺をなす部分を摺動する。これにより、ノズル16が中栓14に対して上方に移動する。
一方、第1案内突部33a、および第2案内突部36aそれぞれにおける前述の斜辺をなす部分同士を互いに当接させた状態で、ノズル16を中栓14に対して押し込むと、第1案内突部33a、および第2案内突部36aそれぞれにおける前述の斜辺をなす部分同士が摺接することで、ノズル16が、中栓14に対して周方向の他方側に回転しつつ下方に移動する。
すなわち、第1案内突部33a、および第2案内突部36aは、中栓14、およびノズル16に設けられるとともに、中栓14、およびノズル16の相対的な回転移動に伴い、ノズル16を中栓14に対して上下動させる案内機構を構成している。
ノズル16の周壁部36の外周面に、窪み部23が形成されている。窪み部23は、ノズル16の周壁部36の外周面の上部に形成され、上方に開口し、周方向に間隔をあけて複数配設されている。窪み部23は、径方向の外側から見て周方向に長い長方形状を呈する。窪み部23の周方向の大きさは、窪み部23の軸方向の大きさ、および周方向で互いに隣り合う窪み部23同士の間隔より大きくなっている。なお、窪み部23として、軸方向に延びる縦溝を採用する等、適宜変更してもよい。
ノズル16の天壁部35に、栓筒37、接続筒38、および中間筒39が形成されている。
栓筒37は、ノズル16の天壁部35の下面における吐出孔15の開口周縁部から下方に向けて突出し、栓部18の上端部に着脱可能に密に外嵌されている。これにより、吐出孔15が栓部18により閉塞され、吐出孔15と連通孔13との連通が遮断されている。
接続筒38は、中栓14の内筒34内に上下摺動可能に密に嵌合されている。接続筒38は、ノズル16の中栓14に対する軸方向の位置を問わず常に、内筒34内に密に嵌合している。
中間筒39は、内筒34に上下動可能に外装されている。中間筒39の下端開口縁は、中栓14の天壁部32の上面に当接しており、ノズル16のこれ以上の下方移動が規制されている。中間筒39の内周面に、径方向の内側に向けて突出した被係合突起39aが形成されている。被係合突起39aは、図2に示されるように、ノズル16が上端位置に位置したときに、内筒34の抜け止め突起34aに係合し、ノズル16のこれ以上の上方移動が規制されている。この際、吐出孔15が、栓部18より上方に位置して開放され、連通孔13に連通する。
以上より、ノズル16は、吐出孔15が栓部18により閉塞された下端位置と、吐出孔15が、栓部18より上方に位置して開放され、連通孔13に連通した上端位置と、の間を上下動可能に配設されている。
キャップ17は、中栓14に着脱可能に外嵌され、ノズル16を覆っている。キャップ17は、例えば計量カップ等となっている。キャップ17の周壁部の下端部は、中栓14の周壁部31の下端部より上方に位置している。キャップ17の内周面に、径方向の内側に向けて突出し、中栓14の周壁部31の外周面に形成された第2係止突起31bに着脱可能にアンダーカット嵌合した第3係止突起17aが形成されている。第3係止突起17aは、キャップ17の下端部に配設されている。
キャップ17の内周面に、ノズル16の窪み部23内に配設された突部24が形成されている。突部24は、周方向に間隔をあけて複数配設されている。突部24は、表裏面が周方向を向き、軸方向に長い長方形状の板状に形成されている。突部24の下端縁は、窪み部23の内面のうち、下端に位置して上方を向く下面に当接、若しくは近接している。図3に示されるように、1つの窪み部23に、複数の突部24が配設されている。
キャップ17を中心軸線O回りに回転させると、窪み部23の内面のうちの周方向を向く面と、突部24の表面のうちの周方向を向く面と、が互いに当接することにより、ノズル16、およびキャップ17の相対的な回転移動が規制される。つまり、窪み部23の内面のうちの周方向を向く面と、突部24の表面のうちの周方向を向く面と、が、ノズル16、およびキャップ17の相対的な回転移動を規制する規制部を構成している。
突部24の下端縁が、窪み部23の前記下面に当接、若しくは近接しているので、ノズル16が中栓14に対して上方に移動すると、窪み部23の前記下面が、突部24の下端縁を上方に突上げることで、キャップ17が上方に移動する。つまり、窪み部23の前記下面、および突部24の下端縁が、ノズル16が中栓14に対して上方に移動したときに、互いに係合することで、キャップ17を上方に移動させる突上げ部を構成している。
次に、以上のように構成されたキャップ付き容器1の作用について説明する。
まず、キャップ17を容器本体11に対して周方向の一方側に回転すると、窪み部23の内面のうちの周方向を向く面と、突部24の表面のうちの周方向を向く面と、が互いに当接することにより、ノズル16も回転する。これにより、ノズル16の第2案内突部36aのうちの前述の斜辺をなす部分が、中栓14の第1案内突部33aのうちの前述の斜辺をなす部分を、周方向の一方側に向けて摺動し、ノズル16が中栓14に対して上方に移動する。
これにより、図2に示されるように、栓筒37が栓部18の上端部から上方に離間し、吐出孔15が、栓部18より上方に位置して開放され、連通孔13に連通する。この際、ノズル16の窪み部23の前記下面が、キャップ17の突部24の下端縁を上方に突上げることで、キャップ17が上方に移動し、キャップ17の第3係止突起17aが、中栓14の第2係止突起31bを上方に乗り越え、中栓14に対するキャップ17の嵌合状態が解除される。
そして、ノズル16の被係合突起39aが、中栓14の抜け止め突起34aに係合することで、ノズル16のこれ以上の上方移動が規制される。つまり、ノズル16が上端位置に位置する。この際、中栓14の内筒34に対するノズル16の接続筒38の嵌合状態は維持されている。
次に、キャップ17を外してノズル16を開放した後に、容器本体11内の内容物を、連通孔13、内筒34内、接続筒38内、および吐出孔15をこの順に通過させて、吐出筒35aから、上下反転させたキャップ17内に向けて吐出する。
その後、キャップ17をノズル16に被せると、キャップ17の突部24の下端縁が、上端位置に位置するノズル16の窪み部23の前記下面に突き当たるので、この状態で、キャップ17を下方に押し込むと、互いに当接している、第1案内突部33a、および第2案内突部36aそれぞれにおける前述の斜辺をなす部分同士が摺接することで、ノズル16が、キャップ17とともに中栓14に対して周方向の他方側に回転しつつ下方に移動する。
これにより、栓筒37が栓部18の上端部に外嵌して、吐出孔15が閉塞され、吐出孔15と連通孔13との連通が遮断される。この際、キャップ17の第3係止突起17aが、中栓14の第2係止突起31bを下方に乗り越え、キャップ17が中栓14に外嵌する。
そして、中間筒39の下端開口縁が、中栓14の天壁部32の上面に当接することで、ノズル16のこれ以上の下方移動が規制される。つまり、ノズル16が下端位置に位置する。
以上説明したように、本実施形態によるキャップ付き容器1によれば、キャップ17を容器本体11に対して回転することによって、吐出孔15が開放されるので、吐出孔15を開放するときにキャップ17を紛失するのを防ぐことができる。
キャップ17を周方向の一方側に向けて回転させ、ノズル16が中栓14に対して上方に移動したときに、ノズル16の窪み部23の前記下面が、キャップ17の突部24の下端縁を上方に突上げて、キャップ17が中栓14に対して上方に移動するので、キャップ17を中栓14から外しやすくすることが可能になり、内容物を吐出する際の操作性を向上させることができる。
内容物の吐出後、キャップ17をノズル16に被せて、キャップ17を下方に押し込むことで、ノズル16が、キャップ17とともに中栓14に対して周方向の他方側に回転しつつ下方に移動し、下端位置に到達するので、キャップ17を中栓14に外嵌する操作だけで、ノズル16を下端位置に位置させて、栓部18により吐出孔15を閉塞することが可能になり、操作性を向上させることができるとともに、吐出孔15を閉塞し忘れるのを防ぐことができる。
窪み部23の内面のうちの周方向を向く面と、突部24の表面のうちの周方向を向く面と、が、ノズル16、およびキャップ17の相対的な回転移動を規制する規制部を構成し、窪み部23の前記下面、および突部24の下端縁が、ノズル16が中栓14に対して上方に移動したときに、互いに係合することで、キャップ17を上方に移動させる突上げ部を構成しているので、規制部、および突上げ部の双方が、窪み部23の内面、および突部24の表面により構成されることとなり、構造の複雑化を防ぐことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るキャップ付き容器2を、図5を参照しながら説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、吐出筒35bが、ノズル16の天壁部35の上面における吐出孔15の開口周縁部から上方に向けてほぼ真直ぐ延びている。吐出筒35bの上部の内周面は、上方に向かうに従い、径方向の外側に向けて延びている。吐出筒35bの外周面は、上方に向かうに従い、径方向の内側に向けて延びている。
本実施形態においても、前記実施形態と同様の作用効果を奏する。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば 前記実施形態では、キャップ17として計量カップを示したが、計量カップとして用いられないキャップを採用してもよい。
窪み部23をキャップ17の内周面に形成し、突部24をノズル16の周壁部36の外周面に形成してもよい。
キャップ17の周壁部の下端部を、中栓14の周壁部31の下端部より下方に位置させて、キャップ17を口部12に着脱可能に外嵌してもよい。
前記実施形態では、前述の規制部および突上げ部の双方を、窪み部23の内面、および突部24の表面により構成したが、例えば、規制部を、窪み部23の内面、および突部24の表面により構成する一方、突上げ部は、ノズル16の天壁部35の上面と、キャップ17の内側に配設され、かつノズル16の天壁部35の上面に当接、若しくは近接した突部と、により構成する等、適宜変更してもよい。
前記実施形態では、第1案内突部33a、および第2案内突部36aの双方に、前述の斜辺をなす部分が設けられた構成を示したが、第1案内突部33a、および第2案内突部36aのうちのいずれか一方にのみ、前述の斜辺をなす部分が設けられてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、2 キャップ付き容器
11 容器本体
12 口部
13 連通孔
14 中栓
15 吐出孔
16 ノズル
17 キャップ
18 栓部
23 窪み部(規制部、突上げ部)
24 突部(規制部、突上げ部)
33a 第1案内突部(案内機構)
36a 第2案内突部(案内機構)

Claims (3)

  1. 内容物が収容される容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着されるとともに、前記容器本体内に連通する連通孔が形成された中栓と、
    前記中栓に回転可能に装着されるとともに、内容物の吐出孔が形成されたノズルと、
    前記中栓、若しくは前記口部に着脱可能に外嵌され、前記ノズルを覆うキャップと、を備えたキャップ付き容器であって、
    前記中栓に、前記吐出孔を閉塞する栓部が設けられ、
    前記ノズルは、
    前記吐出孔が前記栓部により閉塞された下端位置と、
    前記吐出孔が、前記栓部より上方に位置して開放され、前記連通孔に連通した上端位置と、の間を上下動可能に配設され、
    前記中栓、および前記ノズルには、前記中栓、および前記ノズルの相対的な回転移動に伴い、前記ノズルを前記中栓に対して上下動させる案内機構が設けられ、
    前記ノズル、および前記キャップには、前記ノズル、および前記キャップの相対的な回転移動を規制する規制部が設けられている、キャップ付き容器。
  2. 前記ノズル、および前記キャップには、前記ノズルが前記中栓に対して上方に移動したときに、互いに係合することで、前記キャップを上方に移動させる突上げ部が設けられている、請求項1に記載のキャップ付き容器。
  3. 前記ノズル、および前記キャップのうちのいずれか一方に、窪み部が形成されるとともに、いずれか他方に、前記窪み部内に配設された突部が形成され、
    前記規制部は、前記窪み部の内面のうちの周方向を向く面と、前記突部の表面のうちの周方向を向く面と、を備え、
    前記突上げ部は、前記窪み部の内面のうちの軸方向を向く面と、前記突部の表面のうちの軸方向を向く面と、を備えている、請求項2に記載のキャップ付き容器。
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