JP7146448B2 - ロボットシステム、交換ツール、ツールストッカー、ロボットアーム、ロボットシステムの制御方法、物品の製造方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ロボットシステム、交換ツール、ツールストッカー、ロボットアーム、ロボットシステムの制御方法、物品の製造方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP7146448B2
JP7146448B2 JP2018097248A JP2018097248A JP7146448B2 JP 7146448 B2 JP7146448 B2 JP 7146448B2 JP 2018097248 A JP2018097248 A JP 2018097248A JP 2018097248 A JP2018097248 A JP 2018097248A JP 7146448 B2 JP7146448 B2 JP 7146448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
stocker
replacement
contact portion
robot system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018097248A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019202357A (ja
JP2019202357A5 (ja
Inventor
利史 高橋
宏樹 金井
直人 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018097248A priority Critical patent/JP7146448B2/ja
Priority to US16/160,908 priority patent/US20190111575A1/en
Priority to CN201811213955.XA priority patent/CN109676638B/zh
Publication of JP2019202357A publication Critical patent/JP2019202357A/ja
Publication of JP2019202357A5 publication Critical patent/JP2019202357A5/ja
Priority to US17/492,041 priority patent/US20220016789A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP7146448B2 publication Critical patent/JP7146448B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、ロボットアームに着脱可能な交換ツール、交換ツールを保持するツールストッカー、及び交換ツール、ツールストッカーを用いたロボットシステムに関するものである。
近年、カメラ、プリンタなどのように小型で複雑な構造を有する工業製品の組立、加工などの作業の自動化がロボットシステムにより行われている。この種の工業製品に使用されるワークは、小型の精密な物が多く、その形状も多種にわたっている。
このような多種多様なワークの把持、組立は同一のロボットシステムで連続的に行うことが求められており、製造現場ではワークの品種や工程の変更に応じてロボットアーム本体の先端に装着されるツールの交換などを含む段取り替えを行っている。この段取り替えを行い、ワークと接触するツールを交換することで同一のロボットシステムにより多種多様なワークの把持、組立に対応している。上記のロボットシステムでは、ツールの交換時間を短縮するなどして組立装置の生産性を高める取り組みが行われている。
特許文献1の部品実装装置は、把持するワークのサイズや形状に対応した把持面を有するアダプタをチャック爪に装着しアダプタを用いてワークを把持するようにしている。このアダプタは多種類用意されており、収納手段により一カ所にまとめて配置されている。またアダプタにはチャック爪が挿入される開口部が設けられており、この開口部にチャック爪が挿入されることで容易にアダプタの装着を行い、把持するワークのサイズや形状に対応している。
特開2017-54841号公報
しかし特許文献1に記載の部品実装装置は、把持するワークの配置位置と、アダプタを収納する収納手段が配置された位置と、が離れているためアダプタの装着動作を行ったあと、収納手段が配置された位置から把持するワークの配置位置まで移動して把持する。そのため把持するワークの種類が増え、アダプタの装着動作が増えると、増えた分だけアダプタの収納手段から把持するワークの配置位置まで移動する回数が増える。ゆえにアダプタの装着動作からワークの把持動作に至るまでの時間が増え、生産にかかる時間が増えてしまうという課題がある。
本発明の目的は、このような課題に着目してなされたものであり、多種類のワークの把持、組立に対応するために交換ツールが増えても生産にかかる時間を低減させることができるロボットシステムを提供する。
上記の課題を解決するために、本発明は、ロボットアームと、前記ロボットアームに着脱可能な交換ツールと、を用いて所定作業を行うロボットシステムであって、交換ツールを保持するツールストッカーを備え、前記交換ツールは、対象物と接触する接触部と、前記接触部を移動させる駆動源と、前記駆動源を駆動するために前記ツールストッカーと電気的に接続される第電気接続部と、を備え、前記交換ツールが前記ツールストッカーに保持された状態で、前記第1電気接続部を介して前記駆動源を駆動し、前記接触部を移動させる、ことを特徴とするロボットシステムを採用した。
本発明によれば、各種交換ツールを交換して使用できるロボットシステムにおいて、ロボットアームに連結された交換ツールを用いて実行する部品組付動作と並列して、ツールストッカーに保持された異なる交換ツールで、供給された部品を把持することができる。
よって、ロボットアームは、あらかじめ部品を把持した状態の交換ツールを装着することができるので、交換ツールの装着位置から部品を把持する位置までの移動時間および部品を把持するための動作時間を削減することができる。
したがって、交換ツールを装着してから部品を把持し、物品に組み付けるまでの一連の組立動作に要する時間を大幅に短縮することができる。
第1の実施形態におけるロボットシステム10の全体構成を示す図である。 第1の実施形態におけるロボットアーム本体100と交換ツール210を示す図である。 第1の実施形態におけるロボットアーム本体100に交換ツール210を装着した際の図である。 第1の実施形態におけるツールストッカー310とツールストッカー310に交換ツール210を保持させた際の図である。 第1の実施形態における部品供給手段410を示す図である。 第1の実施形態におけるロボットシステム10の制御ブロック図である。 第1の実施形態における組立動作の制御フローチャートである。 図7にフローにおける各ステップの状態図である。 図7にフローにおける各ステップの状態図である。 第2の実施形態における交換ツール2100をロボットアーム本体100に装着させた際の図である。 第2の実施形態におけるツールストッカー3100とツールストッカー3100に交換ツール2100を保持させた際の図である。 第2の実施形態における部品供給手段4100を示す図である。 その他の実施形態における交換ツール210とツールストッカー310と調整治具600の位置関係を示した図である。 その他の実施形態における制御フローを示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態につき説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも一例であり、例えば細部の構成については本発明の趣旨を逸脱しない範囲において当業者が適宜変更することができる。
(第1の実施形態)
図1は本発明を実施可能なロボットシステム10の概略構成の一例を示した説明図である。図1において、ロボットシステム10は、ロボットアーム本体100、交換ツール210、ツールストッカー310、部品供給手段410、制御装置500、枠体700、架台701、物品移送手段703、物品組立台704を備えている。
枠体700は、直方体状に組み立てられた複数の梁で構成されている。枠体700の内側に架台702が配置され、架台702の上面には、ロボットアーム本体100、ツールストッカー310、部品供給手段400、物品移送手段703、物品組立台704が配置されている。
ロボットシステム10はロボットステーションであり、複数のロボットステーションを組み合わせることで、自動生産システムが構築される。
交換ツール210は、複数(本実施形態では3つ)の交換ツール(交換ツール210A、交換ツール210B、交換ツール210C)を有している。
ツールストッカー310は、複数(本実施形態では3つ)のツールストッカー(ツールストッカー310A、ツールストッカー310B、ツールスストッカー310C)で構成され、ロボットアーム本体100の可動域内に設置されている。
部品供給手段410は、複数(本実施形態では3つ)の部品供給手段(部品供給手段A、部品供給手段B、部品供給手段C)で構成される。
ロボットアーム本体100の先端に複数種類の交換ツール210を装着することで、これら複数種類の交換ツール210により複数種類の対象物に対する操作を行うことができる。
制御装置500は、CPU、各部を制御するためのプログラムを記憶するROM、RAM、通信インタフェースなどから構成される。このうち、RAMは外部入力装置522の操作による教示点や制御指令などのデータの一時記憶に用いられる。
外部入力装置522は、例えばティーチングペンダント(TP)のような操作装置が考えられるが、プログラムを編集可能な他のコンピュータ装置(PCやサーバ)であってもよい。外部入力装置522は、制御装置500に対して有線ないし無線の通信接続手段を介して接続することができ、ロボット操作および状態表示などのユーザインタフェース機能を有する。
図2は、本実施形態に係るロボットアーム本体100と交換ツール210を示す模式図である。図2(a)はロボットアーム本体100、図2(b)に示した交換ツール210は複数種類ある交換ツール210のうち交換ツール210Aを代表して表している。以下、図2(b)の例にして説明し、他の交換ツール210については、ロボットアーム本体100との着脱の構成は同様であるため説明を省略する。
図2(a)よりロボットアーム本体100は、架台702の上面に固定された基台110と、変位や力を伝達する複数のリンク111~116とが複数の関節J1~J6で、屈曲(旋回)又は回転可能に連結されている。
本実施形態ではロボットアーム本体100は、屈曲する3軸と回転する3軸の6軸の関節J1~J6を有している。ここで、屈曲とは2つのリンクの結合部のある点で折れ曲がること、回転とは2つのリンクの長手方向の回転軸でリンクが相対的に回ることをいい、それぞれを屈曲部(旋回部)、回転部と呼ぶ。
本実施形態では、関節J1、J4、J6が回転部、関節J2、J3、J5が屈曲部(旋回部)である。
さらにロボットアーム本体100は、各関節J1~J6に配置され、各関節J1~J6をそれぞれ駆動するための駆動源となる6つの複数のロボットアーム用モータ130を有している。各ロボットアーム用モータ130には不図示のエンコーダを設けており、このエンコーダから各関節の角度を検出し制御装置500にフィードバックしている。
図2(a)において交換ツール210は、ロボットアーム本体100の先端のリンク116に装着される。リンク116は、複数の交換ツール210(交換ツール210A、交換ツール210B、交換ツール210C)と着脱可能な着脱機構121と、ロボットアーム側の電気接続部125とを有している。
図2(b)より交換ツール210は、リンク116の着脱機構121と連結する連結機構201と、ロボットアーム本体100の装着面側に設けられた電気接続部202とを備えている。さらに中心軸215を挟んで対向する2つの指部211と、指部211を駆動させる交換ツール用モータ568を有している。
本実施形態において、交換ツール用モータ568は不図示のピニオンラック、又は減速機を介して指部211と連結されている。これにより交換ツール用モータ568が対抗する2つの指部211を、中心軸215を基準として、接近または離間させることにより、部品を把持ないし解放することができる。この指部211が部品と接触する接触部となる。
なお、ピニオンラック以外にもカム機構等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で交換ツール用モータ568の駆動を指部211へ伝達する伝達機構を変更して良い。
また詳細は後述するが、交換ツール210にはもう一つの電気接続部である、ツールストッカー310と接触する面側に設けられた電気接続部207を備えている。
また、ツールストッカー310に位置決めされて載置されるよう、位置決め孔206が設けられている。
図3は、本実施形態におけるリンク116と交換ツール210との連結状態を示す模式図である。
図3よりリンク116の着脱機構121は、ロボットアーム側着座面122と、嵌合軸123と、嵌合軸123の円周状に配置された複数のボール124と、を備えている。
交換ツール210の連結機構201は、交換ツール側着座面203と、嵌合孔204と、テーパ面205とを備えている。
嵌合軸123に設けられたボール124は、ロボットアーム本体100のリンク111~116の内部を通って配置された配管20を通って供給される圧縮空気の吸気と排気とにより、嵌合軸123を軸中心とする円筒形状の径方向に移動する。
嵌合軸123と嵌合穴204とが嵌合した状態で、ボール124が径方向外側に移動すると、ボール124は交換ツール210のテーパ面205に当接する。
さらに、ボール124がテーパ面205を介して交換ツール側着座面203をロボットアーム側着座面122へ押し付け、リンク116と交換ツール210は機械的に結合状態となる。
なお圧縮空気は不図示の空圧装置により行われるものする。空圧装置は電磁弁、圧力センサ、コンプレッサで構成されており、各部は制御装置500に接続されているものとする。これによりリンク106と交換ツール210との着脱の際にボール124を任意に移動させることができる。
また、リンク116と交換ツール210とが機械的に連結されるときに、ロボットアーム側の電気接続部125と、電気接続部202とが接続される。ロボットアーム側の電気接続部125は、リンク111~116の内部を通って配置された配線30が接続されており制御装置500に繋がれている。
これにより交換ツール用モータ568は、ロボットアーム側の電気接続部125と電気接続部202とが接続されることで、配線30を通じて制御装置500から電力の供給を受ける。また、配線を通じて信号を送受信したりすることができる。
よって、指部211の開閉位置を制御装置500により制御することができ、対象物の把持を精度よく行い、ロボットアーム本体100により把持した対象物へ任意の走査を行うことができる。
図4は、本実施形態におけるツールストッカー310を示す模式図である。以下、ツールストッカー310Aを代表としてツールストッカー310を説明し、他のツールストッカー310B、ツールストッカー310Cについては、交換ツール210を保持する構成は同様であるため、説明を省略する。図4(a)はツールストッカー310を表した図である。
図4(a)よりツールストッカー310は、交換ツール載置部301と、位置決めピン302と、ツール押さえ部303と、ツールストッカー側の電気接続部304とを有している。ツール押さえ部303はツール押さえ部用モータ307により矢印G方向に駆動される。
交換ツール載置部301はコの字型に設けられており、開口部305が設けられ、この開口部305に指部211が挿入されてツールストッカー310に交換ツール210が保持される。
また、交換ツール載置部301は脚部306により支持されている。さらに脚部306の内部には、ツールストッカー側の電気接続部304に接続される配線40が設けられており、これによりツールストッカー側の電気接続部304は制御装置500と接続されている。
図4(b)は、交換ツール210がツールストッカー310に保持された状態を示した模式図である。
同図より、位置決めピン302と位置決め孔206とが嵌合した状態で、不図示の駆動源によってツール押さえ部303を駆動することで、交換ツール210を位置決めして交換ツール載置部301に載置させることができる。
また、交換ツール210がツールストッカー310に保持される際、ツールストッカー側の電気接続部304と、電気接続部207とが接続される。これにより交換ツール210は、ツールストッカー310の内部を通って配置された配線40により、制御装置500に繋がれ、交換ツール210は、制御装置500から電力の供給を受けたり信号を送受信したりすることができる。
以上述べた交換ツール210の構成及びツールストッカー310の構成は、交換ツール210B、交換ツール210Cにも同様に備えられており、交換ツール210B、交換ツール210Cには、連結機構201が備えており、着脱機構120と連結可能である。
また、ツールストッカー310B、Cにもツールストッカー側の電気接続部304が設けられており、脚部306の内部に配線40が配されている。
また交換ツール210B、交換ツール210Cは、電気接続部202を備えている。これにより各交換ツール210が連結機構120と機械的に連結されるときに、ロボットアーム側の電気接続部125と電気接続部202とが接続される。
また交換ツール210B、交換ツール210Cはそれぞれに対応したツールストッカー310B、ツールストッカー310Cに保持可能である。各交換ツール210には、電気接続部207が設けられており、各ツールストッカー310B、Cの内部を通って配置された配線40を通じて、制御装置500から電力の供給を受けたり信号を送受信したりすることができる。
図5(a)は部品供給手段410を示した模式図であり、図5(b)は部品供給手段410と交換ツール210とツールストッカー310の位置関係を示す模式図である。以下、図5を例にして説明し、他の部品供給手段については、扱う部品が異なるだけで他の構成は同様であるため説明を省略する。
図5(a)より部品供給手段410は、ボウルフィーダ401とリニアフィーダ405と、切り離しユニット450と、を有している。
ボウルフィーダ401はボウル状の容器402に複数の部品を投入可能であり、振動体403がボウル状の容器402を振動させることで、ボウル状容器の内壁に設けた図示しないスパイラル状のトラックを周回させながら部品を搬送する。
リニアフィーダ405は、振動体406と直線状の送り溝を有する搬送部407を備えている。ボウルフィーダ401で搬送された部品を搬送部407の上流側で受け取り、振動体406で搬送部407を振動させることで部品を一定の方向にかつ一列状に整列しながら矢印H方向へ搬送する。
搬送部407の下流側へ搬送された先頭の部品Waは、切り離しユニット450に移載される。
切り離しユニット450は、移載部451と、移載部451を移動可能な駆動部452と、移載部451上に部品が存在するか判定して制御装置500に出力する部品有無センサ453と、を備えている。
リニアフィーダ405から搬送され、移載部451に移載された部品Waは、駆動部452によって移動され、搬送部407と切り離される。
部品有無センサ453は、重量計であり所定の重量の値が検出されると、部品有りと判定し、制御装置500に信号を出力する。
図5(b)より、切り離しユニット450は、ツールストッカー310の交換ツール載置部301の下方に配置されている。
リニアフィーダ405からWaが搬送され、移載部451に移載された部品Waは、切り離しユニット450の駆動部452によって、ツールストッカー310に保持された交換ツール210の指部211で把持可能な位置に配置される。
この際、駆動部452は移載部451を矢印I方向に往復して駆動させ、部品Waの指部211で把持可能な位置への搬送を繰り返す。
図6は本実施形態におけるロボットシステム10の制御ブロック図である。制御装置500は、システム制御装置530と、ロボットアーム制御装置540と、接続経路制御装置550とを有する。
交換ツール210は、交換ツール制御装置560と交換ツール用モータ568を有し、ツールストッカー310、ロボットアーム本体100は、それぞれツール押さえ部用モータ307と、ロボットアーム用モータ107を有している。
部品供給手段410は、振動体403、406と、部品有無センサ453を有している。
図6では交換ツール制御装置560は一つしか例示していないが、複数の交換ツール210に応じて同様の構成を備えた制御装置を設けるものとする。
システム制御装置530は、コンピュータで構成されており、演算部としてのCPU(Central Processing Unit)501を備えている。また、記憶部として、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、HDD(Hard Disk Drive)504を備えている。また、記録ディスクドライブ505、各種のインタフェース511~514を備えている。
CPU501には、ROM502、RAM503、HDD504、記録ディスクドライブ505及びインタフェース511~515が、バスを介して接続されている。ROM502には、BIOS等の基本プログラムが格納されている。RAM503は、CPU501の演算処理結果等、各種データを一時的に記憶する記憶装置である。
HDD504は、CPU501の演算処理結果や外部から取得した各種データ等を記憶する記憶装置であると共に、CPU501に、後述する演算処理を実行させるためのプログラム520を記録するものである。CPU501は、HDD504に記録(格納)されたプログラム520に基づいてロボット制御方法の各工程を実行する。
記録ディスクドライブ505は、記録ディスクに記録された各種データやプログラム等を読み出すことができる。なお、システム制御装置530には、書き換え可能な不揮発性メモリや外付けHDD等の不図示の外部記憶装置が接続されていてもよい。
教示部である外部入力装置522は、インタフェース511に接続されている。外部入力装置522は、ユーザーの入力操作により、ロボットアーム本体100を教示する教示点、即ち各関節J1~J6の目標関節角度(各関節J1~J6の各ロボットアーム用モータ130の目標回転角度)を指定するものである。教示点のデータは、インタフェース511及びバスを通じてHDD504に出力される。
HDD504は、外部入力装置522により指定された教示点のデータを格納することができる。CPU501は、HDD504に設定(格納)された教示点のデータを読み出すことができる。
表示部である表示装置523はモニタであり、インタフェース512に接続され、CPU501の制御の下、画像を表示する。
さらにシステム制御装置530は、着脱機構120へ圧縮空気を送るための空圧システムに設けられた電磁弁525の動作を制御する。各種空圧アクチュエータは、電磁弁525を経由して圧縮空気源と繋がっている。
電磁弁制御回路526は、CPU501の指令に従って電位弁525を制御し、各種空圧アクチュエータに供給される圧縮空気の供給状態と排気状態を切り替える。空圧アクチュエータは、部品供給手段400の切り離しユニット450の駆動部452を動作させる空圧シリンダ、着脱機構120のボール124を動作させるボールフランジャーである。
またシステム制御装置530は、部品供給手段410の動作を制御する。ボウルフィーダ401の振動体403は、駆動回路527に接続されている。駆動回路527は、CPU501から受けた指令に従い振動体403に電流を供給する。そして、振動体403は駆動回路527から電力供給を受けて振動を発生し、ボウルフィーダ401の容器402内に収納された部品を搬送する。
リニアフィーダ405の振動体406は、駆動回路528に接続されている。駆動回路528は、CPU501から受けた指令に従い振動体406に電流を供給する。そして、振動体406は駆動回路528から電力供給を受けて振動を発生し、リニアフィーダ405の搬送部407にある部品を上流側から下流側へ搬送する。
検知回路529は、切り離しユニット450の部品有無センサ453から部品有無に関する信号を取得し、CPU501に出力する。
また駆動回路531は、CPU501から受けた指令に従いツール押さえ部用モータ307に電流を供給する。そしてツール押さえ部用モータ307を駆動させツール押さえ部303を駆動させる。
ロボットアーム制御装置540は、CPU541、記憶部としてのEEPROM542及びRAM543、インタフェース544、モータ駆動回路545を備えており、これらがバスを介して接続されて構成されている。
CPU541は、プログラム546に従って演算処理を実行する。EEPROM542は、プログラム546を記憶する記憶装置である。RAM543は、CPU541の演算処理結果等、各種データを一時的に記憶する記憶装置である。
インタフェース544とインタフェース513とは、ケーブル等で接続されており、システム制御装置530とロボットアーム制御装置540との間で信号の送受信を行うことができる。
なお、ロボットアーム制御装置540は、制御装置500の筐体内に配置されているものとする。ロボットアーム制御装置540の配置位置は、筐体内に限定するものではなく、例えばロボットアーム本体100の内部に配置されていてもよい。
CPU501は、教示点のデータ及びロボットプログラムに基づきロボットアーム本体100の軌道を計算する。さらにCPU501は、各ロボットアーム用モータ130の回転角度を示す角度指令値の信号を所定時間間隔でロボットアーム制御装置540に出力する。これにより、CPU501は、ロボットアーム本体100の動作を制御し、ロボットアーム本体100の先端リンク116の位置及び姿勢を任意に移動させることができる。
接続経路制御装置550は、CPU551、記憶部としてのEEPROM552及びRAM553、システム制御装置530と接続するインタフェース554を備えている。さらに交換ツール制御装置560と接続する複数のインタフェース555、556を備えている。これらがバスを介して接続されて構成されている。
インタフェース554とインタフェース514とは、ケーブル等で接続されており、システム制御装置530と接続経路制御装置550との間で信号の送受信を行うことができる。接続経路制御装置550は、制御装置500の筐体内に配置されている。なお、接続経路制御装置550の配置位置は、筐体内に限定するものではない。
交換ツール制御装置560は、接続経路制御装置550を介してシステム制御装置530に接続される。交換ツール制御装置560は交換ツール210に配置される。以下、図6に示した交換ツール制御装置560を例に代表として説明し、他の交換ツール制御装置については、同様の構成であるため説明を省略する。
交換ツール制御装置560は、CPU561、記憶部としてのEEPROM562及びRAM563、インタフェース564、565、検知回路566並びに駆動回路567を備えており、これらがバスを介して接続されて構成されている。
CPU561は、プログラムに従って演算処理を実行する。EEPROM562は、プログラムを記憶する記憶装置である。RAM563は、CPU561の演算処理結果等、各種データを一時的に記憶する記憶装置である。
駆動回路567は、指部211を動かす交換ツール用モータ568に、入力を受けた電流指令に対応する電流を供給する。そして交換ツール用モータ568は、駆動回路567から電力供給を受けて駆動力を発生し、指部211を駆動する。
インタフェース564は、交換ツール210に設けられた電気接続部202と、ロボットアーム本体100に設けられたロボットアーム側の電気接続部125とが連結することにより、インタフェース555と接続される。
CPU501は、接続経路制御装置550並びにロボットアーム本体100の内部に配置された配線30を通じて、交換ツール制御装置560に指令することで、交換ツール210の動作を制御することができる。
インタフェース565は、交換ツール210に設けられた電気接続部207と、ツールストッカー310に設けられたツールストッカー側の電気接続部304とが連結することにより、インタフェース556と接続される。
CPU501は、接続経路制御装置550並びにツールストッカー310に配置された配線40を通じて、交換ツール制御装置560に指令することで、交換ツール210の指部211の動作を制御することができる。
なお第1実施形態では、コンピュータで読み取り可能な記録媒体がHDD504であり、HDD504にプログラム520が格納される場合について説明するが、これに限定するものではない。
プログラム520は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であれば、いかなる記録媒体に記録されていてもよい。例えば、プログラム520を供給するための記録媒体としては、図6に示す記録ディスク521、不図示の外部記憶装置等を用いてもよい。
具体例を挙げて説明すると、記録媒体として、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性メモリ、ROM等を用いることができる。
次に、ロボットシステム10を用いて、部品を組み立てる制御方法について説明する。ロボットシステム10は、物品移送手段703より移送された物品に、複数の部品Wa、Wb、Wcを組み付ける。部品Waは、部品供給手段410Aによって供給され、交換ツール210Aで把持される。部品Wbは、部品供給手段410Bによって供給され、交換ツール210Bで把持される。部品Wcは、部品供給手段410Cによって供給され、交換ツール210Cで把持される。ロボットシステム10における部品の組み付けは、部品Wa、部品Wb、部品Wcの順番に実施し、1サイクルとする。以下では説明の便宜上、部品Waを主な例に取り説明する。
図7は、第1実施形態におけるロボットシステム10の制御方法の一部の流れを示すフローチャートである。図8-1、図8-2は図7における各ステップの状態図を表している。
以下、ロボットシステム10において、制御装置500、特にそのCPU501が実行する処理の流れを、1つ前のサイクル動作における部品Wcの組立動作が完了したところから説明する。
まずS101より、CPU501は部品Wcの組立動作が完了したあと、着脱機構120と連結している交換ツール210Cをツールストッカー310Cに保持する(図8-1(a))。具体的には、交換ツール210Cをツールストッカー310Cに保持可能な位置までロボットアーム本体100を制御して移動させる。
このときCPU501は、交換ツール210Cをツールストッカー310Cに保持可能な位置まで移動させるまでに、交換ツール210Cの指部211Cを駆動させて互いに離間させた状態にする。
ロボットアーム本体100を、交換ツール210CがツールスタンドCに保持可能な位置へ移動させたあと、着脱機構120に供給される圧縮空気の吸気と排気を切り替え、着脱機構120と交換ツール210Cとの連結状態を解除する。その後、ツールストッカー310Cのツール押さえ部303Cを動作させて、交換ツール210Cをツールストッカー310Cに保持する。
次にS102で、交換ツール210Aがツールストッカー310Aに保持されている状態で部品Waを把持していることを確認する(図8-1(b))。部品Waの把持の確認はツールストッカー310Aと交換ツール210Aは電気的に接続されているため、交換ツール用モータ568に設けられたエンコーダにより指部211Aが所定の位置に位置しているかで判断する。
S102:Noならば、後述する部品供給手段410Aの部品供給プロセスにて交換ツール210Aが部品Waを把持するまで、ロボットアーム本体100を待機状態にする。
ただしあらかじめ設定した時間内に、交換ツール210Aが部品Waを把持できなかった場合には、部品供給手段410Aの部品供給プロセスに異常が発生していると推定し、エラーを表示装置523に出力する。
S102:Yesであれば、S103に進み、着脱機構120と交換ツール210Aを連結させる(図8-1(c))。具体的にはロボットアーム本体100を動かして、リンク116に設けられた着脱機構120と交換ツール210Aとが連結可能な位置までロボットアーム本体100を制御する。
そして着脱機構120に供給される圧縮空気の吸気と排気を切り替え、着脱機構120と交換ツール210Aとを連結する。続いて、ツールストッカー310Aのツール押さえ部303Aを動作させて、交換ツール210Aとツールストッカー310Aとの固定を解除する。
このときCPU501は、接続経路制御装置550に指令して、システム制御装置530と交換ツール制御装置560との信号と電力の接続経路を、インタフェース555とインタフェース564を経由した配線経路に切り替える。
すなわち、着脱機構120に連結された交換ツール210Aは、ロボットアーム本体100の内部を通って配置された配線30を通じてシステム制御装置530から電力の供給および信号の送受信を行う。
そしてS104に進み、ロボットアーム本体100と交換ツール210Aの動作を制御して、交換ツール210Aで把持している部品Waを物品に組み付ける。
次にCPU501は、S104の組付動作のフローと並列に、交換ツール210Aが把持できる位置に部品Waを供給する処理を実行する。
まずS105で移載部451Aがリニアフィーダ405Aから切り離した状態にあるかを確認する。ここでは切り離しユニット450Aに設けられた不図示の位置検出手段により移載部451Aの位置を検出することで判断する。
S105:YesならばS106に進み、部品有無センサ453Aで部品Waが移載部451Aに載置されているかを判断する。
S106:NoならばS107に進み、移載部451を矢印IのX軸-方向へ移動させ、リニアフィーダ405Aに移載部451を接続する。(図8-1(d))。
そして再度S105に戻り、移載部451Aがリニアフィーダ405Aから切り離されているか確認する。上述のS107の処理により移載部451Aはリニアフィーダ405Aに接続されているので、S105:Noとなる。
S105:Noより、S108に進み、部品有無センサ453Aで移載部451Aに部品Waが存在しているか確認する。S108:NoならばS109に進み、部品供給手段410Aを用いて部品Waを移載部451Aに移載されるまで振動体406Aを駆動させ部品Waを搬送する(図8-2(e))。
そして再度S108に戻り、部品Waが移載部451に移載したことを確認すると、S108:Yesとなり、S110に進む。
S110では駆動部452Aが移載部451Aを動かして、部品Waを交換ツール210Aで把持可能な位置へ配置する(図8-2(f))。
そしてS111で、部品Waの組付けを終えた交換ツール210Aをロボットアーム本体100を用い、ステップS101で説明した処理と同様の処理を行う。そして交換ツール210Aを指部211Aを互いに離間させた状態でツールストッカー310Aに保持する(図8-2(g))。
その際、着脱機構120に供給される圧縮空気の吸気と排気を切り替え、着脱機構120と交換ツール210Aとを解除する。続いて、ツールストッカー310Aのツール押さえ部303Aを動作させて、交換ツール210Aとツールストッカー310Aとを固定をする。
S112では交換ツール210Aがツールストッカー310Aに保持されたか確認する。保持されていない場合はS111:Noとなり、S110の直前まで戻り、再度交換ツール210Aの保持動作を継続する。交換ツール210Aを保持したら、ロボットアーム本体100を動作させ別の交換ツール210Bの装着を行わせる。
着脱機構120との連結が解除され交換ツール210Aが保持されたら、S112:Yesとなり、S113に進む。
S113では、接続経路制御装置550に指令して、システム制御装置530と交換ツール制御装置560との信号と電力の接続経路を、インタフェース556とインタフェース566を経由した配線経路に切り替える。
すなわち、ツールストッカー310Aに保持された交換ツール210Aは、ツールストッカー310Aの内部を通って配置された配線40を通じてシステム制御装置530から電力の供給および信号の送受信を行う。
これにより、交換ツール210Aの複数の指部211Aを互いに接近する方向に駆動して部品Waを把持する(図8-2(h))。
交換ツール210Aで部品Waを把持したあとは、把持状態を維持するように駆動回路567に指令を出し、駆動回路567は交換ツール用モータ568へ出力する電流値を制御して把持状態を維持する。
上述した制御フローは、部品Wa、Wbを把持する際も同様に実行される。ロボットシステム10における組立処理(3つの部品Wa、Wb、Wcの組み付け)が完了すると、物品は移送手段によって次工程のロボットシステムへ移送される。そして、前工程のロボットシステムでの組立が完了した物品が物品移送手段703によってロボットシステム10に移送され、ロボットシステム10における組立処理が繰り返される。
以上本実施形態のロボットシステム10によれば、ロボットアーム本体100に連結された交換ツール210を用いて実行される部品Wの組付動作と並列して、ツールストッカー310に保持された異なる交換ツール210で供給された部品Wを把持できる。
よってロボットアーム本体100は、あらかじめ部品Wを把持した状態の交換ツール210を装着できるので、交換ツールの装着位置から部品を把持する位置までの移動時間および部品を把持するための動作時間を削減することができる。
したがって、交換ツールを交換してから部品を把持して、物品に部品を組み付けるまでの一連の組立動作に要する時間を大幅に短縮することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態におけるロボットシステム10について説明する。上記第1の実施形態では交換ツール210には、部品Wを把持するための指部211が設けられていたが、第2の実施形態では指部以外の交換ツールを設けても実施可能である。以下で詳述する。
以下では、第1の実施形態とは異なるハードウェアや制御系の構成の部分について図示し説明する。また、第1の実施形態と同様の部分については上記と同様の構成ならびに作用が可能であるものとし、その詳細な説明は省略するものとする。また、第1の実施形態と同一ないし同等の部材や制御機能については、同一の参照符号を用いる。
図9は本実施形態における交換ツール2100をロボットアーム本体100の装着した際の構成図である。図9において第1の実施形態と大きく異なる点は指部211の代わりに、ビス締めのツール240を設けている点である。
ビス締めツール241はビス締め用のツールであり、ビスを吸着保持する円筒状のビット241と、ビット241を中心軸245まわりに回転させるモータ242で構成されている。
また交換ツール2100には、ビスを吸着保持するための空気を通すための配管50が備えられている。配管50にはロボットアーム本体100の装着面側に設けられた流体接続部208と、ツールストッカー310と接触する面側に設けられた流体接続部209とを備えている。
流体接続部208は、配管50を通ってビット241の円筒状内部と繋がっている。
交換ツール2100は、流体接続部208と外部の真空発生器等と接続され、ビット241の円筒状内部を真空状態にすることで、ビスを吸着保持させることができる。
また本実施形態の交換ツール2100は第1の実施形態と同様に、ロボットアーム本体100の着脱機構121と連結機構201とが機械的に連結される際に、ロボットアーム側の電気接続部125と電気接続部202とが接続される。
さらに本実施形態におけるリンク116には、ロボットアーム側の流体接続部126を備えている。着脱機構121と連結機構201とが機械的に連結されるときに、ロボットアーム側の流体接続部126と流体接続部208とが接続される。これによりロボットアーム本体100と交換ツール2100は空気的に接続される。
交換ツール2100は、ロボットアーム本体100の内部を通って配置された配管50を通じて、圧縮空気源から圧縮空気の供給および排出が可能になる。ただし、リンク116と交換ツール2100とが連結していないときには、流体接続部208と外界との流体経路は遮断される。
図10は、本発実施形態における交換ツール2100をツールストッカー3100に把持した際の図である。
交換ツール2100は、ツールストッカー3100に把持可能であり、電気接続部207と、流体接続部209と、を備えている。
本実施形態のツールストッカー3100は第1の実施形態と同様に、ツール押さえ部303によって交換ツール2100を交換ツール載置部301に固定することが可能である。
交換ツール2100とツールストッカー3100とが固定されることにより、電気接続部207と、ツールストッカー側の電気接続部304とが接続される。
交換ツール2100は、ツールストッカー3100の内部を通って配置された配線40を通じて、制御装置500から電力の供給を受けたり配線40を通じて信号を送受信したりすることができる。これによりツールストッカー3100の把持した状態で、モータ2242の駆動を行うことができる。
またツールストッカー3100には、ロボットアーム側の流体接続部126と同じように、ツールストッカー側の流体接続部309が設けられ、脚部306の内部の配管50と接続されている。
交換ツール2100とツールストッカー3100とが固定されることにより、流体接続部209と、ツールストッカー側の流体連結部309とが接続される。
交換ツール2100は、ツールストッカー3100に把持された状態でも、ツールストッカー3100の内部を通って配置された配管50を通じて、圧縮空気源から圧縮空気の供給および排出が可能になる。
ただし、交換ツール2100がツールストッカー3100に固定されていないときには、流体接続部209と外界との流体の供給および排出経路は遮断される。
以上より、交換ツール2100は、流体接続部208、または流体接続部209を通じて電磁弁525と繋がっている。上記で説明した複数の流体接続部の例としては切換弁等が挙げられる。
電磁弁制御回路526は、CPU501の指令に従って電位弁525を制御し、ツール240に供給される圧縮空気の供給状態と排気状態を切り替える。これにより、CPU501は、ツール240のビスWdの吸着保持動作を制御することができる。
すなわち、ロボットアーム本体100から交換ツール2100に空気を供給できる状態と、ツールストッカー3100から交換ツール2100に空気を供給できる状態とを選択することができる。
図11は本実施形態における部品供給手段4100と交換ツール2100とツールストッカー3100の位置関係を示す模式図である。
図11に示すように、第1の実施形態と異なる点は部品供給手段4100はビスWdを供給する点である。切り離しユニット450は、ツールストッカー3100の交換ツール載置部301の下方に配置されている。
ビスWdは、リニアフィーダ405により搬送部407を通って搬送され、移載部451に移載される。そして、切り離しユニット450の駆動部452によって、ツールストッカー3100に把持された交換ツール2100のビット241で吸着保持可能な位置に配置される。
以下、本実施形態のロボットシステム10において、制御装置500、特にそのCPU501が実行する交換ツール2100を用いたビスWdの吸着保持動作とビス締め動作について説明する。制御フロー及び、各ステップの状態図は第1の実施形態と同様であるため割愛する。
CPU501は、第1の実施形態で詳述したロボットアーム本体100と交換ツール210の何れかを用いた部品の組立動作の処理と並列して、第1の実施形態で詳述した部品供給手段410の部品供給プロセスを実行しビスWdを供給する。
CPU501は、部品供給手段4100の切り離しユニット450によって、ビスWdが交換ツール2100のビット241で吸着保持可能な位置に配置されたことを確認する。
そしてツールストッカー3100に把持された交換ツール2100の吸着動作を制御しビスWdを吸着保持する。
続いてCPU501は、ロボットアーム本体10おの動作を制御し、交換ツール2100と連結機構120とが連結可能な位置へリンク116を移動させる。
次にCPU501は、ロボットアーム本体100の動作を制御し、連結機構120と、ツールストッカー3100に把持された、ビスWdをあらかじめ吸着保持した交換ツール2100とを連結する。
さらに、交換ツール2100のビット241でビスWdを吸着保持していることを確認して、ツールストッカー3100のツール押さえ部303を動作させて、交換ツール2100とツールストッカー3100との固定を解除する。
このとき、ツールストッカー側の流体接続部309と流体接続部209との連結は解除されるが、流体接続部208とロボットアーム側の流体接続部126と接続される。
そのため配管50を経由してビット241の内部の空気は吸気され、ビット241の内部の空圧は真空状態に維持される。したがって、交換ツール2100がロボットアーム本体100に連結されたあとも、ビスWdを落下させることなく、吸着保持状態を維持できる。
次に、ロボットアーム本体100の動作を制御して、物品にビス締めする位置へ移動し、交換ツール2100のモータ242の動作を制御してビスWdを物品に締め付ける。
以上第2の実施形態のロボットシステム10によれば、ビス締めのツール240のような圧縮空気などの流体を駆動源にしたアクチュエータで部品を把持する交換ツールにおいても適用することができる。
したがって、部品供給位置までのロボットアームの移動時間および部品の把持時間を削減することができ、組立装置の組立動作に要する時間を大幅に短縮することができる。
またビスの吸着保持のための吸気は、ロボットアーム本体100またはツールストッカー3100に配置された配管50と流体接続部を経由してなされる。そのため従来のビス締め用のツールのように、交換ツール2100から直接圧縮空気源などと繋がる配管が必要ない。
したがって、ロボットアーム本体100に交換ツール2100を連結させて使用する際に、ビス吸着用の配管を内部に収められるので、配管の引き回し等の問題を考慮する必要がなく、ロボットシステム10内の交換ツール配置の自由度が向上させることができる。
(その他の実施形態)
なお本発明は、上述した実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されない。
例えば上述した第1の実施形態では部品の把持を行っていたが、交換ツール210がツールストッカー310に把持された状態で、指部211の把持位置を調整する治具を用いても良い。図12は部品供給手段410の代わりに、調整治具600を配置した際の図である。図13は指部211の把持位置を調整するフローチャートである。
図12より、調整治具600は、交換ツール210がツールストッカー310に把持されている状態で、交換ツール210の指部211が把持できる位置に設置されている。
図13よりS201で、交換ツール210をロボットアーム本体100によりツールストッカー310に把持する。
そしてS202で、ロボットアーム本体100が他の交換ツール210を用いて組立てを行っている際、把持されている交換ツール210の指部211をツールストッカー310により駆動し、調整治具600と接触させる。
そしてS203で、制御装置500がその時の接触位置を逐次記憶し、S204で部品の把持位置データを書き換える。
以上により交換ツール210の経年劣化により把持位置がズレたとしても、正しく把持することができ、ユーザーによるメンテナンスの回数を低減させることができる。
また、上記第1の実施形態では、電気接続部207、304を用いて、交換ツール210がツールストッカー310に保持された状態で、交換ツール用モータ568を駆動したがこれに限られない。例えば交換ツール210に交換ツール用モータ568を駆動するためのバッテリーを持たせておき、交換ツール制御装置560と制御装置500とを無線通信で接続することが考えられる。これにより制御装置500からの指令を、無線通信を介して交換ツール制御装置560に出力し、バッテリーを用いて、交換ツール210がツールストッカー310に保持された状態で、交換ツール用モータ568を駆動させることができる。他の実施形態も同様である。
また上記第2の実施形態では交換ツールとしてビス締めツールを用いたがこれに限られず、例えばビスドライバ、ドリル、溶接機などの各種ツールの適用が考えられる。
また第1の実施形態及び第2の実施形態では、ロボットアーム本体100が垂直多関節の場合について説明したが、これに限定するものではない。ロボットアーム本体100が、例えば、水平多関節のロボットアーム、パラレルリンクのロボットアーム、直交ロボット等、種々のロボットアームであってもよい。
上記各実施形態のツール交換の処理手順は具体的には制御装置500により実行されるものである。従って上述した機能を実行可能なソフトウェアの制御プログラムを記録した記録媒体をCPU501に供給し、CPU501がROM502に格納されたプログラムを読み出し実行することによって達成されるよう構成することができる。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、プログラム自体およびそのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、各実施形態では、コンピュータで読み取り可能な記録媒体がROM502或いはRAM503であり、ROM502或いはRAM503にプログラムが格納される場合について説明したが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。本発明を実施するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であれば、いかなる記録媒体に記録されていてもよい。例えば、プログラムを供給するための記録媒体としては、HDD、外部記憶装置、記録ディスク等を用いてもよい。
10 ロボットシステム
20、50 配管
30、40 配線
100 ロボットアーム本体
110 基台
111、112、113、114、115、116 リンク
121 着脱機構
122 ロボットアーム側着座面
123 嵌合軸
124 ボール
125、202、207、304 電気接続部
126、208、209、309 流体接続部
130 ロボットアーム用モータ
201 連結機構
203 交換ツール側着座面
204 嵌合孔
205 テーパ面
206 位置決め孔
210、2100 交換ツール
211 指部
301 交換ツール載置部
302 位置決めピン
303 ツール押さえ部
305 開口部
306 脚部
307 ツール押さえ部用モータ
310、3100 ツールストッカー
401 ボウルフィーダ
402 容器
403、406 振動体
405 リニアフィーダ
407 搬送部
410、4100 部品供給手段
450 切り離しユニット
451 移載部
452 駆動部
453 部品有無センサ
500 制御装置
522 外部入力装置
530 システム制御装置
540 ロボットアーム制御装置
550 接続経路制御装置
560 交換ツール制御装置
568 交換ツール用モータ
600 調整治具

Claims (32)

  1. ロボットアームと、前記ロボットアームに着脱可能な交換ツールと、を用いて所定作業を行うロボットシステムであって、
    交換ツールを保持するツールストッカーを備え、
    前記交換ツールは、
    象物と接触する接触部と、
    前記接触部を移動させる駆動源と、
    前記駆動源を駆動するために前記ツールストッカーと電気的に接続される第電気接続部と、を備え
    前記交換ツールが前記ツールストッカーに保持された状態で、前記第1電気接続部を介して前記駆動源を駆動し、前記接触部を移動させる、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  2. 請求項1に記載のロボットシステムにおいて、
    前記ロボットシステムを制御する制御装置を備え、
    前記交換ツールは、前記ロボットアームと電気的に接続される第2電気接続部を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1電気接続部を介して前記駆動源を駆動する場合と、前記第2電気接続部を介して前記駆動源を駆動する場合と、を前記所定作業に応じて実行する、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  3. 請求項2に記載のロボットシステムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記第1電気接続部によって電力を供給する電源と、前記第2電気接続部によって電力を供給する電源と、を前記所定作業に応じて切り換える、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  4. 請求項2または3に記載のロボットシステムにおいて、
    前記交換ツールが前記ツールストッカーに保持されている状態で、前記接触部を接触させることができる位置に前記対象物を供給する供給手段を備えている、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  5. 請求項4に記載のロボットシステムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記供給手段により前記対象物を供給し、前記交換ツールが前記ツールストッカーに保持されている状態で、前記第電気接続部を介して前記駆動源を駆動させ、前記接触部を前記対象物に接触させる、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  6. 請求項2または3に記載のロボットシステムにおいて、
    前記接触部の位置を調整する調整治具を備え、
    前記制御装置は、
    前記交換ツールが前記ツールストッカーに保持されている状態で、前記第電気接続部を介して前記駆動源を駆動させ、前記接触部を前記調整治具に接触させる、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のロボットシステムにおいて、
    前記接触部は、空気により前記対象物を吸着保持することが可能であり、
    前記交換ツールは、
    前記空気を供給するために前記ロボットアームと空気的に接続される第1流体接続部と、
    前記空気を供給するために前記ツールストッカーと空気的に接続される第2流体接続部と、を備えている、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  8. 請求項1から6のいずれか1項に記載のロボットシステムにおいて、
    前記接触部は、前記対象物を保持した状態で前記対象物を回転させることが可能である、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  9. 請求項8に記載のロボットシステムにおいて、
    前記接触部は、ビス締めツールである、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のロボットシステムにおいて、
    前記ツールストッカーは、前記交換ツールを押圧する押圧部を備えている、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  11. 請求項2または3に記載のロボットシステムにおいて、
    前記交換ツールは、第1交換ツールと第2交換ツールと、有し、
    前記所定作業は、前記ロボットアームと前記第1交換ツールによって実行される第1作業と、前記ツールストッカーと前記第2交換ツールによって実行される第2作業と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記ロボットアームと前記第1交換ツールとによって前記第1作業を実行中に、前記ツールストッカーと前記第2交換ツールとによって前記第2作業を実行可能である、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載のロボットシステムにおいて、
    前記ツールストッカーの内部には、前記第電気接続に電気を供給するケーブルが配されている、
    ことを特徴とするロボットシステム。
  13. ロボットアームに着脱可能であり、ツールストッカーに保持可能な交換ツールであって、
    対象物と接触する接触部と、
    前記接触部を移動させる駆動源と、
    前記駆動源を駆動するために前記ツールストッカーと電気的に接続される電気接続部と、を備え、
    前記交換ツールが前記ツールストッカーに保持された状態で、前記電気接続部を介して前記駆動源が駆動されることで、前記接触部が移動する、
    とを特徴とする交換ツール。
  14. 請求項13に記載の交換ツールにおいて、
    前記ツールストッカーに保持された状態で、前記電気接続部を介して前記駆動源が駆動され、前記接触部を、前記接触部の位置を調整する調整治具に接触させることができる、
    ことを特徴とする交換ツール。
  15. 請求項13または14に記載の交換ツールにおいて、
    前記接触部は、空気により前記対象物を吸着保持することが可能であり、
    前記空気を供給するために前記ロボットアームと空気的に接続される第1流体接続部と、
    前記空気を供給するために前記ツールストッカーと空気的に接続される第2流体接続部と、を備えている、
    ことを特徴とする交換ツール。
  16. 請求項13または14に記載の交換ツールにおいて、
    前記接触部は、前記対象物を保持した状態で前記対象物を回転させることが可能である、
    ことを特徴とする交換ツール
  17. 請求項1に記載の交換ツールにおいて、
    前記接触部は、ビス締めツールである、
    ことを特徴とする交換ツール
  18. ロボットアームに着脱可能であって接触部を対象物へ接触させる交換ツール、を保持するツールストッカーであって、
    前記交換ツールに設けられた駆動源を駆動させるために前記交換ツールと電気的に接続される電気接続部を備え、
    前記交換ツールが保持された状態で、前記電気接続部を介して前記駆動源を駆動し、前記接触部を移動させる、
    ことを特徴とするツールストッカー。
  19. 請求項1に記載のツールストッカーにおいて、
    前記交換ツールが保持された状態で、前記電気接続部を介して前記駆動源を駆動し、前記接触部を、前記接触部の位置を調整する調整治具に接触させる、
    ことを特徴とするツールストッカー。
  20. 請求項18または19に記載のツールストッカーにおいて、
    前記接触部は、空気により前記対象物を吸着保持することが可能であり、
    前記空気を供給するために前記交換ツールと空気的に接続される流体接続部と、を備えている、
    ことを特徴とするツールストッカー。
  21. 請求項1から2のいずれか1項に記載のツールストッカーにおいて、
    前記ツールストッカーは、前記交換ツールを押圧する押圧部を備えている、
    ことを特徴とするツールストッカー。
  22. 請求項1から2のいずれか1項に記載のツールストッカーにおいて、
    前記ツールストッカーの内部には、前記電気接続部に電気を供給するケーブルが配されている、
    ことを特徴とするツールストッカー。
  23. 第1電気接続部を有したツールストッカーに保持可能であって接触部を対象物へ接触させる交換ツール、を着脱可能なロボットアームであって、
    前記交換ツールに設けられた駆動源を駆動させるために前記交換ツールと電気的に接続される第2電気接続部を備え、
    前記交換ツールが前記ツールストッカーに保持された状態で、前記第1電気接続部を介して前記駆動源が駆動し、前記接触部が移動する、
    ことを特徴とするロボットアーム。
  24. 請求項2に記載のロボットアームにおいて、
    前記接触部は、空気により前記対象物を吸着保持することが可能であり、
    前記ツールストッカーは、前記空気を供給するための第1流体接続部を備え、
    前記ロボットアームは、前記空気を供給するために前記交換ツールと空気的に接続される第2流体接続部を備えている、
    ことを特徴とするロボットアーム。
  25. 請求項2または2に記載のロボットアームにおいて、
    前記ロボットアームの内部には、前記第2電気接続部に電気を供給するケーブルが配されている、
    ことを特徴とするロボットアーム。
  26. 請求項1から12のいずれか1項に記載のロボットシステムを用いて物品の製造を行うことを特徴とする物品の製造方法。
  27. ロボットアームと、前記ロボットアームに着脱可能な交換ツールと、を用いて所定作業を行うロボットシステムの制御方法であって、
    前記ロボットシステムは、
    交換ツールを保持するツールストッカーと、
    前記ロボットシステムを制御する制御装置と、を備え、
    前記交換ツールは、
    象物と接触する接触部と、
    前記接触部を移動させる駆動源と、
    前記駆動源を駆動するために前記ツールストッカーと電気的に接続される電気接続部と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記交換ツールが前記ツールストッカーに保持された状態で、前記電気接続部を介して前記駆動源を駆動し、前記接触部を移動させる
    ことを特徴とする制御方法。
  28. 請求項2に記載の制御方法において、
    前記接触部の位置を調整する調整治具を備え、
    前記制御装置は、
    前記交換ツールが前記ツールストッカーに保持されている状態で、前記電気接続部
    を介して前記駆動源を駆動させ、前記接触部を前記調整治具に接触させる、
    ことを特徴とする制御方法。
  29. 請求項28に記載の制御方法において、
    前記制御装置は、
    前記接触部における、前記調整治具との接触位置を取得し、
    取得した前記接触位置に基づき前記対象物を把持する、
    とを特徴とする制御方法。
  30. 請求項27に記載の制御方法において、
    前記交換ツールは、第1交換ツールと第2交換ツールと、有し、
    前記所定作業は、前記ロボットアームと前記第1交換ツールによって実行される第1作業と、前記ツールストッカーと前記第2交換ツールによって実行される第2作業と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記ロボットアームと前記第1交換ツールとによって前記第1作業を実行中に、前記ツールストッカーと前記第2交換ツールとによって前記第2作業を実行する、
    ことを特徴とする制御方法。
  31. 請求項2から3のいずれか1項に記載の制御方法を実行可能な制御プログラム。
  32. 請求項3に記載の制御プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
JP2018097248A 2017-10-18 2018-05-21 ロボットシステム、交換ツール、ツールストッカー、ロボットアーム、ロボットシステムの制御方法、物品の製造方法、制御プログラムおよび記録媒体 Active JP7146448B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018097248A JP7146448B2 (ja) 2018-05-21 2018-05-21 ロボットシステム、交換ツール、ツールストッカー、ロボットアーム、ロボットシステムの制御方法、物品の製造方法、制御プログラムおよび記録媒体
US16/160,908 US20190111575A1 (en) 2017-10-18 2018-10-15 Tool stocker, interchangeable tool, robot apparatus, robot system, control method of robot system, and storage medium
CN201811213955.XA CN109676638B (zh) 2017-10-18 2018-10-18 工具储存器、工具、机器人系统及控制方法、存储介质
US17/492,041 US20220016789A1 (en) 2017-10-18 2021-10-01 Tool stocker, interchangeable tool, robot apparatus, robot system, control method of robot system, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018097248A JP7146448B2 (ja) 2018-05-21 2018-05-21 ロボットシステム、交換ツール、ツールストッカー、ロボットアーム、ロボットシステムの制御方法、物品の製造方法、制御プログラムおよび記録媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019202357A JP2019202357A (ja) 2019-11-28
JP2019202357A5 JP2019202357A5 (ja) 2021-07-26
JP7146448B2 true JP7146448B2 (ja) 2022-10-04

Family

ID=68725774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018097248A Active JP7146448B2 (ja) 2017-10-18 2018-05-21 ロボットシステム、交換ツール、ツールストッカー、ロボットアーム、ロボットシステムの制御方法、物品の製造方法、制御プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7146448B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538690A (ja) * 1991-08-06 1993-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ロボツトハンド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019202357A (ja) 2019-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109676638B (zh) 工具储存器、工具、机器人系统及控制方法、存储介质
CN108349092B (zh) 末端效应器、机器人、及机器人的作业方法
JPH0329117Y2 (ja)
US20180272543A1 (en) Robotic apparatus, interchangeable tool, and method for controlling robotic apparatus
US20110185556A1 (en) Robot system, robot, and method of manufacturing product
US20220347838A1 (en) Substrate assembling device and substrate assembling method
US20140350707A1 (en) Robot system
JP2010105105A (ja) 自動生産装置
WO2018139574A1 (ja) 搬送システム及びその運転方法
JP7118619B2 (ja) ツールストッカー、ロボットシステム、ロボットシステムの制御方法、物品の製造方法、交換ツール、制御プログラムおよび記録媒体
JP2865014B2 (ja) 自動ネジ締めシステムを有する自動組立ステーション及びネジ締めハンドツール
JP7146448B2 (ja) ロボットシステム、交換ツール、ツールストッカー、ロボットアーム、ロボットシステムの制御方法、物品の製造方法、制御プログラムおよび記録媒体
Kramberger et al. Automatic fingertip exchange system for robotic grasping in flexible production processes
JP2016215321A (ja) 電気機器取付装置および方法
JP2019104099A (ja) ロボットハンド、ロボットハンドの制御方法
JP2003089039A (ja) 生産システムおよび生産方法
JP7134621B2 (ja) ツールストッカーシステム、ロボットシステム、交換ツール、ロボットシステムの制御方法、物品の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JPH0329118Y2 (ja)
JP2545696Y2 (ja) 物品搬送装置
CN218776614U (zh) 一种机器人取件快速更换装置
JP7121787B2 (ja) ロボットハンド
CN217750234U (zh) 快速接头抓取组件、快速接头装配结构及自动装配系统
CN109803797B (zh) 机器人
TW202421335A (zh) 搬送裝置之手單元安裝構造
CN113272103A (zh) 机器人和具备该机器人的机器人系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220921

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7146448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151