JP7146152B2 - 情報処理装置、音像形成システム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、音像形成システム、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、音像形成システム、制御方法、及び制御プログラムに関する。
従来、光又は音を用いて、人に方向を伝える誘導システムが提案されている。音を用いて人を誘導する場合、音像を用いる手法が知られている。例えば、音像は、複数の音源装置により、複数の音源装置の存在しない場所に形成される。人は、音像が形成された場所から音が聞こえるように感じる。そして、人は、音に従って誘導される。また、例えば、特許文献1では、音像の形成に関する技術が開示されている。特許文献1では、誘導路に沿って、複数の音源装置が配置される。複数の音源装置は、音像を形成する。
特開2000-285378号公報
上記の技術の音源装置は、一般的なスピーカである。よって、上記の技術では、一般的な複数のスピーカによって、音像が形成される。しかし、一般的な複数のスピーカでは、音像を形成することができない場所がある。
本開示の目的は、固定された複数のパラメトリックスピーカを用いて、あらゆる場所に音像を形成することである。
本開示の一態様に係る情報処理装置が提供される。情報処理装置は、第1のパラメトリックスピーカと第2のパラメトリックスピーカとである複数のパラメトリックスピーカを制御する。情報処理装置は、状況を示す状況情報を取得し、前記状況情報に応じた音ファイルを取得し、第1の位置を示す第1の音像位置情報を取得する取得部と、前記第1の位置が、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとの間の真ん中の位置に近いほど、前記音ファイルが示す音の立ち上がり部分が強調される音ファイルを、前記音ファイルに基づいて新たに生成する生成部と、前記第1の位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとを制御する制御部と、を有する。
本開示によれば、固定された複数のパラメトリックスピーカを用いて、あらゆる場所に音像を形成することができる。
実施の形態1の音像形成システムの例を示す図である。 実施の形態1の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。 実施の形態1の関係テーブルの例を示す図である。 実施の形態1の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。 実施の形態1の音像の移動の具体例を示す図である。 実施の形態1の移動経路上に音像を形成する場合の具体例を示す図である。 実施の形態2の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。 実施の形態2の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。 実施の形態3の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。 実施の形態3の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。 実施の形態4の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。 実施の形態4の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。 実施の形態5の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。 実施の形態5の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。 実施の形態5の画像ファイルが示す画像の具体例を示す図である。 実施の形態6の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。 実施の形態6の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本開示の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の音像形成システムの例を示す図である。音像形成システムは、情報処理装置100と複数のパラメトリックスピーカとを含む。音像形成システムは、さらに、DA(Digital Analog)変換部、変調部、及びアンプを含んでもよい。
情報処理装置100は、誘導装置と呼んでもよい。情報処理装置100は、制御方法を実行する装置である。例えば、情報処理装置100は、PC(Personal Computer)である。情報処理装置100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、及び不揮発性記憶装置103を有する。
プロセッサ101は、情報処理装置100全体を制御する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ101は、マルチプロセッサでもよい。情報処理装置100は、プロセッサ101に変えて、処理回路を有してもよい。処理回路は、単一回路又は複合回路でもよい。
揮発性記憶装置102は、情報処理装置100の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置103は、情報処理装置100の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置103は、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)である。
図1は、2つのパラメトリックスピーカを示している。パラメトリックスピーカの数は、2つに限らない。以下の説明では、パラメトリックスピーカの数は、2つとする。2つのパラメトリックスピーカは、パラメトリックスピーカ200,201である。
情報処理装置100は、DA変換部300、変調部400、及びアンプ500を介して、パラメトリックスピーカ200と接続する。情報処理装置100は、DA変換部300、変調部400、及びアンプ500を介して、パラメトリックスピーカ200を制御する。
情報処理装置100は、DA変換部301、変調部401、及びアンプ501を介して、パラメトリックスピーカ201と接続する。情報処理装置100は、DA変換部301、変調部401、及びアンプ501を介して、パラメトリックスピーカ201を制御する。
DA変換部300,301は、DA変換回路と呼んでもよい。変調部400,401は、変調回路と呼んでもよい。
DA変換部300,301と変調部400,401は、情報処理装置100の内部に存在してもよい。
DA変換部300,301は、デジタル信号をアナログ信号に変換する。変調部400,401は、アナログ信号を変調する。例えば、変調は、振幅変調(AM:amplitude modulation)、DSB(Double Side Band)変調、SSB(Single Side Band)変調などである。アンプ500,501は、信号を増幅する。
次に、情報処理装置100が有する機能を説明する。
図2は、実施の形態1の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。なお、図2では、DA変換部300,301、変調部400,401、及びアンプ500,501が省略されている。
情報処理装置100は、記憶部110、取得部120、及び制御部130を有する。
記憶部110は、揮発性記憶装置102又は不揮発性記憶装置103に確保した記憶領域として実現してもよい。
取得部120及び制御部130の一部又は全部は、処理回路によって実現してもよい。また、取得部120及び制御部130の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、プロセッサ101が実行するプログラムは、制御プログラムとも言う。例えば、制御プログラムは、記録媒体に記録されている。
記憶部110は、音ファイルを記憶してもよい。なお、音ファイルは、mp3などの形式の音データである。記憶部110は、関係テーブルを記憶する。ここで、関係テーブルを具体的に例示する。
図3は、実施の形態1の関係テーブルの例を示す図である。関係テーブル111は、記憶部110に格納される。関係テーブル111は、状況情報と音の項目を有する。状況情報については、後で説明する。また、関係テーブル111の使用方法については、後で説明する。
記憶部110は、音像位置情報を記憶してもよい。音像位置情報は、音像を形成する位置を示す情報である。また、音像位置情報が示す位置は、直交座標又は極座標で表されてもよい。ここで、音像は、仮想音源とも言う。
取得部120は、状況情報を取得する。例えば、取得部120は、情報処理装置100と通信するシステムから状況情報を取得する。また、例えば、取得部120は、管理者による入力操作により、状況情報を取得する。
ここで、状況情報とは、状況を示す情報である。例えば、状況情報は、通常又は緊急であることを示す。
取得部120は、状況情報が取得された場合、状況情報に応じた音ファイルを取得する。詳細には、取得部120は、関係テーブル111に基づいて、状況情報が示す状況に応じた音を特定する。例えば、状況情報が緊急の状況であることを示している場合、取得部120は、ブザー音を特定する。取得部120は、特定された音の音ファイルを取得する。例えば、取得部120は、ブザー音の音ファイルを取得する。ここで、音ファイルの取得方法を説明する。例えば、取得部120は、音ファイルを記憶部110から取得する。また、例えば、取得部120は、情報処理装置100に接続可能な外部装置から音ファイルを取得する。なお、例えば、外部装置は、クラウドサーバである。
取得部120は、音像位置情報を取得する。例えば、取得部120は、音像位置情報を記憶部110から取得する。また、例えば、取得部120は、音像位置情報を当該外部装置から取得する。
制御部130は、音像位置情報が示す位置に、音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御する。なお、音像を形成する方法として、制御部130は、振幅パンニングを用いて、パラメトリックスピーカ200,201に音像を形成させてもよい。また、制御部130は、HRTF(Head‐Related Transfer Function)を利用したトランスオーラル又は遅延制御を用いて、パラメトリックスピーカ200,201に音像を形成させてもよい。音像を形成する方法は、これら以外の方法でもよい。
また、取得部120は、複数の音像位置情報を取得する。複数の音像位置情報のそれぞれは、異なる位置を示す。制御部130は、複数の音像位置情報が示す位置に、音像を形成するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御する。これにより、情報処理装置100は、音像を移動させることができる。
次に、情報処理装置100が実行する処理を、フローチャートを用いて説明する。
図4は、実施の形態1の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。
(ステップS11)取得部120は、状況情報を取得する。
(ステップS12)取得部120は、状況情報に応じた音ファイルを取得する。
(ステップS13)取得部120は、音像位置情報を取得する。なお、当該音像位置情報は、第1の音像位置情報と呼んでもよい。当該音像位置情報が示す位置は、第1の位置と呼んでもよい。
(ステップS14)制御部130は、音像位置情報が示す位置に音像を形成するための制御内容を決定する。例えば、パラメトリックスピーカ200の付近に音像を形成する場合、制御内容は、パラメトリックスピーカ200の音量とパラメトリックスピーカ201の音量との比が“9:1”になるように、パラメトリックスピーカ200,201を制御することを示す。また、例えば、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201との中央に音像を形成する場合、制御内容は、パラメトリックスピーカ200の音量とパラメトリックスピーカ201の音量との比が“5:5”になるように、パラメトリックスピーカ200,201を制御することを示す。なお、音量は、音圧と考えてもよい。また、例えば、制御内容は、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201とに、同時に超音波を出力させることを示す。
また、制御内容には、音ファイルの音を出力させることが含まれる。
(ステップS15)制御部130は、制御内容に基づいて、駆動信号を生成する。
(ステップS16)制御部130は、駆動信号を送信する。
パラメトリックスピーカ200,201は、駆動信号に基づいて、音ファイルが示す音が変調された超音波を出力する。これにより、音像位置情報が示す位置に音像が形成される。例えば、音像は、床又は壁に形成される。
(ステップS17)制御部130は、処理を終了するか否かを判定する。例えば、情報処理装置100と通信するシステムが送信した終了指示を情報処理装置100が受信した場合、制御部130は、処理を終了すると判定する。
処理を終了する場合、処理は、終了する。処理を終了しない場合、処理は、ステップS13に進む。ステップS13~16が繰り返されることで、ユーザは、音像が移動するように感じる。
情報処理装置100は、音像が直線に移動するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御してもよい。また、情報処理装置100は、音像がジグザクに移動するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御してもよい。
次に、音像の移動の具体例を示す。
図5は、実施の形態1の音像の移動の具体例を示す図である。パラメトリックスピーカ200,201は、移動経路上に配置されている。
例えば、音像位置情報が、パラメトリックスピーカ200の位置を示している場合、情報処理装置100は、パラメトリックスピーカ200の位置に音像を形成するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御する。パラメトリックスピーカ200,201は、情報処理装置100の制御により、音像600を形成する。
また、例えば、音像位置情報が、パラメトリックスピーカ200の位置の隣の位置を示している場合、情報処理装置100は、当該隣の位置に音像を形成するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御する。パラメトリックスピーカ200,201は、情報処理装置100の制御により、音像601を形成する。
例えば、パラメトリックスピーカ200,201は、緊急な状況(例えば、火事)で、ブザー音が変調された超音波を出力する。当該超音波が出力されることで、音像が形成される。そして、ユーザU1は、音像からブザー音が出力されていると感じる。パラメトリックスピーカ200,201が音像の形成を繰り返すことで、音像が移動する。音像が移動する方向には、非常口がある。ユーザU1は、音像が移動する方向に誘導される。これにより、ユーザU1は、非常口にたどり着くことができる。
ところで、一般的な複数のスピーカは、音像を形成することができる。しかし、一般的な複数のスピーカは、スピーカ間を結ぶ線分上、又は多角形内以外の場所に音像を形成することが出来ない。例えば、一般的な複数のスピーカが天井に設置されている場合、一般的な複数のスピーカは、スピーカの下の床又は壁に音像を形成することが出来ない。
情報処理装置100は、パラメトリックスピーカ200,201を制御することで、パラメトリックスピーカ200、201の指向性が壁又は床にぶつかる点の間に音像を形成することができる。具体的には、情報処理装置100は、パラメトリックスピーカ200,201を制御することで、パラメトリックスピーカ200の下の床又は壁に音像を形成することができる。
また、情報処理装置100は、パラメトリックスピーカ200,201を制御することで、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201との間に音像を形成することができる。
よって、情報処理装置100は、固定された複数のパラメトリックスピーカを用いて、あらゆる場所に音像を形成することができる。
なお、様々な場所に音像を形成するために、1台のパラメトリックスピーカを機械的に動かす方法が考えられる。しかし、当該方法では、パラメトリックスピーカに可動部を設ける必要がある。そのため、可動部を有するパラメトリックスピーカの製造コストは、高くなる。また、パラメトリックスピーカは、振動に弱い。そのため、パラメトリックスピーカが動くことは、望ましいと言えない。
一方、パラメトリックスピーカ200,201は、動かずに音像を形成する。パラメトリックスピーカ200,201が動かないため、パラメトリックスピーカ200,201が振動することがない。また、パラメトリックスピーカ200,201が動かないため、パラメトリックスピーカ200,201は、可動部を有していなくてもよい。可動部を有していないパラメトリックスピーカ200,201の製造コストは、低く抑えることができる。
さらに、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201とが移動経路上に配置されていない場合でも、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201は、移動経路上に音像を形成することができる。具体的に例を示す。
図6は、実施の形態1の移動経路上に音像を形成する場合の具体例を示す図である。図6は、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201とが移動経路上に配置されていないことを示している。すなわち、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201とは、直線的に配置されていない。図6は、音像700,701を示している。
パラメトリックスピーカは、指向性が鋭い。そのため、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201とが移動経路上に配置されていない場合でも、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201は、指向性を移動経路上に向けることで、移動経路上に音像を形成することができる。
また、実施の形態1によれば、情報処理装置100は、状況に応じた音に基づく超音波をパラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201に出力させることで、音像から当該音が出力しているように感じさせることができる。
上記では、ユーザU1を誘導する場合を例示した。情報処理装置100は、パラメトリックスピーカ200,201を制御することで、視覚障害者、群衆、動物などを誘導してもよい。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態2では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態2の説明では、図1~6を参照する。
図7は、実施の形態2の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。図2に示される構成と同じ図7の構成は、図2に示される符号と同じ符号を付している。情報処理装置100aは、生成部140aを有する。
生成部140aの一部又は全部は、処理回路によって実現してもよい。また、生成部140aの一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
生成部140aは、音ファイルが示す音の周波数帯域の中から変更対象の周波数帯域を特定する。なお、周波数帯域は、帯域幅とも言う。生成部140aは、特定された周波数帯域の振幅を大きくする処理又は特定された周波数帯域の振幅を小さくする処理を実行することにより、新たな音ファイルを生成する。
制御部130は、音像位置情報が示す位置に、新たな音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御する。
次に、情報処理装置100aが実行する処理を、フローチャートを用いて説明する。
図8は、実施の形態2の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。図8の処理では、ステップS13aが実行され、ステップS14がステップS14aに変更される点が図4の処理と異なる。そのため、図8では、ステップS13a,14aを説明する。そして、ステップS13a,14a以外の処理の説明は、省略する。
(ステップS13a)生成部140aは、ステップS12で取得された音ファイルが示す音の周波数帯域の中から変更対象の周波数帯域を特定する。詳細には、生成部140aは、音像位置情報が示す位置に基づいて、当該音の周波数帯域の中から変更対象の周波数帯域を特定する。例えば、生成部140aは、音像位置情報が示す位置と変更対象の周波数帯域との対応関係を示す情報と、音像位置情報とに基づいて、当該音の周波数帯域の中から変更対象の周波数帯域を特定する。
生成部140aは、特定された周波数帯域の振幅を大きくする処理又は特定された周波数帯域の振幅を小さくする処理を実行する。生成部140aは、処理を実行することにより、新たな音ファイルを生成する。言い換えれば、生成部140aは、ステップS12で取得された音ファイルに基づいて、新たな音ファイルを生成する。これにより、例えば、ステップS12で取得された音ファイルが示す音がブザー音である場合、新たな音ファイルでは、ブザー音の一部が強調される。
なお、新たな音ファイルを生成するは、ステップS12で取得された音ファイルが書き換わると表現してもよい。
(ステップS14a)制御部130は、音像位置情報が示す位置に音像を形成するための制御内容を決定する。また、制御内容には、ステップS13aで生成された音ファイルの音を出力させることが含まれる。
これにより、例えば、パラメトリックスピーカ200,201は、一部が強調された音を出力する。
実施の形態2によれば、パラメトリックスピーカ200,201が、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく超音波を出力することで、当該音が、音像位置情報が示す位置にフォーカスされやすくなる。すなわち、パラメトリックスピーカ200,201は、容易に、音像位置情報が示す位置に音像を形成できる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態3では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態3では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態3の説明では、図1~6を参照する。
図9は、実施の形態3の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。図2に示される構成と同じ図9の構成は、図2に示される符号と同じ符号を付している。情報処理装置100bは、生成部140bを有する。
生成部140bの一部又は全部は、処理回路によって実現してもよい。また、生成部140bの一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
生成部140bは、音像位置情報が示す位置が、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201との間の真ん中の位置に近いほど、音の立ち上がり部分が強調される音ファイルを、取得部120が取得した音ファイルに基づいて新たに生成する。ここで、パラメトリックスピーカ200は、第1のパラメトリックスピーカと呼んでもよい。パラメトリックスピーカ201は、第2のパラメトリックスピーカと呼んでもよい。
制御部130は、音像位置情報が示す位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御する。
次に、情報処理装置100bが実行する処理を、フローチャートを用いて説明する。
図10は、実施の形態3の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。図10の処理では、ステップS13bが実行され、ステップS14がステップS14bに変更される点が図4の処理と異なる。そのため、図10では、ステップS13b,14bを説明する。そして、ステップS13b,14b以外の処理の説明は、省略する。
(ステップS13b)生成部140bは、ステップS13で取得された音像位置情報が示す位置が、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201との間の真ん中の位置に近いほど、ステップS12で取得された音ファイルが示す音の立ち上がり部分が強調される音ファイルを、新たに生成する。具体例を用いて、生成処理を説明する。生成部140bは、当該真ん中の位置を示す位置情報を記憶部110から取得する。生成部140bは、当該位置情報が示す真ん中の位置と音像位置情報が示す位置とを比較する。生成部140bは、比較結果に基づいて、ステップS12で取得された音ファイルが示す音の立ち上がり部分をどのくらい強調するかを決定する。また、音像位置情報が示す位置が真ん中の位置である場合、生成部140bは、音ファイルが示す音の立ち上がり部分を一番強調することを決定する。生成部140bは、ステップS12で取得された音ファイルと、決定の内容とに基づいて、新たな音ファイルを生成する。なお、音を強調する方法として、振幅を大きくすることで、音が強調される。
このように、音の立ち上がり部分を強調した音ファイルが、生成される。
なお、新たな音ファイルを生成するは、ステップS12で取得された音ファイルが書き換わると表現してもよい。
(ステップS14b)制御部130は、音像位置情報が示す位置に音像を形成するための制御内容を決定する。また、制御内容には、ステップS13bで生成された音ファイルの音を出力させることが含まれる。
ステップS13,13b,14b,15,16が繰り返されることで、パラメトリックスピーカ200,201は、音像位置情報が示す位置が、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201との間の真ん中の位置に近いほど、立ち上がり部分が強調される音を出力するような音像を形成することができる。
ここで、音源と音源との間の真ん中に近い位置ほど、音がハッキリしない場合がある。そこで、情報処理装置100は、音像位置情報が示す位置が、パラメトリックスピーカ200とパラメトリックスピーカ201との間の真ん中に近い位置ほど、立ち上がり部分が強調される音を出力するような音像をパラメトリックスピーカ200,201に形成させる。これにより、音がハッキリする。また、音像が移動することで、ユーザは、連続して音が移動しているように感じる。実施の形態3によれば、ユーザは、連続する音をハッキリと聞くことができる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4を説明する。実施の形態4では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態4では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態4の説明では、図1~6を参照する。
図11は、実施の形態4の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。図2に示される構成と同じ図11の構成は、図2に示される符号と同じ符号を付している。情報処理装置100cは、生成部140cを有する。
生成部140cの一部又は全部は、処理回路によって実現してもよい。また、生成部140cの一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
生成部140cは、取得部120が取得した音ファイルに基づいて、残響が発生する音ファイルを新たに生成する。
制御部130は、音像位置情報が示す位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御する。
図12は、実施の形態4の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。図12の処理では、ステップS13cが実行され、ステップS14がステップS14cに変更される点が図4の処理と異なる。そのため、図12では、ステップS13c,14cを説明する。そして、ステップS13c,14c以外の処理の説明は、省略する。
(ステップS13c)生成部140bは、ステップS12で取得された音ファイルに基づいて、残響が発生する音ファイルを新たに生成する。具体的には、生成部140bは、ステップS12で取得された音ファイルと、Reverbエフェクトの技術とを用いて、残響が発生する音ファイルを新たに生成する。
なお、音ファイルを新たに生成するは、ステップS12で取得された音ファイルが書き換わると表現してもよい。
(ステップS14c)制御部130は、音像位置情報が示す位置に音像を形成するための制御内容を決定する。また、制御内容には、ステップS13cで生成された音ファイルの音を出力させることが含まれる。
ステップS14cの後、ステップS15,16が実行される。ステップS17でNoの場合、ステップS13と,ステップS13cとが実行される。当該ステップS13cでは、生成部140bは、前回生成された音ファイルが示す音に基づく残響よりも強い残響が発生する音ファイルを新たに生成する。
そして、生成部140bは、ステップS13cを実行する度に、前回の残響よりも強い残響が発生する音ファイルを新たに生成する。生成された音ファイルに基づいて、パラメトリックスピーカ200,201が制御されることで、音像が遠ざかるほど、残響が長くなる。そのため、ユーザは、より強調された音像の移動を感じることが出来る。
実施の形態5.
次に、実施の形態5を説明する。実施の形態5では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態5では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態5の説明では、図1~6を参照する。
図13は、実施の形態5の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。図2に示される構成と同じ図13の構成は、図2に示される符号と同じ符号を付している。情報処理装置100dは、表示装置800と接続する。例えば、表示装置800は、プロジェクタである。情報処理装置100dは、表示装置800を制御する。
情報処理装置100dは、取得部120dと制御部130dを有する。
取得部120dは、状況情報が取得された場合、状況情報に応じた画像ファイルを取得する。例えば、取得部120dは、状況情報と画像の名称との対応関係を示す情報に基づいて、状況情報が示す状況に応じた画像の名称を特定する。取得部120dは、特定された画像の名称の画像ファイルを取得する。ここで、画像ファイルの取得方法を説明する。例えば、取得部120は、画像ファイルを記憶部110から取得する。また、例えば、取得部120は、情報処理装置100に接続可能な外部装置から画像ファイルを取得する。
制御部130dは、音像位置情報が示す位置に、画像ファイルが示す画像を表示するように表示装置800を制御する。
図14は、実施の形態5の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。図14の処理では、ステップS16dが実行され、ステップS12がステップS12dに変更される点が図4の処理と異なる。そのため、図14では、ステップS12d,16dを説明する。そして、ステップS12d,16d以外の処理の説明は、省略する。なお、ステップS11~16の中で取得部120が実行する処理は、取得部120dに実行されるものとする。ステップS11~16の中で制御部130が実行する処理は、制御部130dに実行されるものとする。
(ステップS12d)取得部120dは、状況情報に応じた音ファイルと、状況情報に応じた画像ファイルとを取得する。
(ステップS16d)制御部130dは、音像位置情報が示す位置に、画像ファイルが示す画像を表示するように、当該画像の表示を表示装置800に指示する。
これにより、音像位置情報が示す位置に、音像が形成され、かつ画像が表示される。
次に、画像ファイルが示す画像の具体例を示す。
図15は、実施の形態5の画像ファイルが示す画像の具体例を示す図である。画像ファイル112は、記憶部110に格納されてもよい。画像ファイル112が示す画像は、誘導方向を示している。
例えば、状況情報が緊急を示している場合、取得部120dは、画像ファイル112を取得する。制御部130dは、音像位置情報が示す位置に、画像ファイル112が示す画像を表示するように、当該画像の表示をプロジェクタに指示する。これにより、プロジェクタは、画像ファイル112の画像を表示する。例えば、プロジェクタは、画像ファイル112の画像を床に表示する。ユーザは、床に表示された画像を視認することで、どちらに移動するかを認識できる。よって、ユーザは、音像によって誘導されるだけでなく、画像の内容によって誘導される。このように、情報処理装置100dは、ユーザの視覚と聴覚を介して、ユーザを誘導することができる。
実施の形態5によれば、情報処理装置100dは、視覚情報と聴覚情報とを、ユーザに提供することができる。
実施の形態6.
次に、実施の形態6を説明する。実施の形態6では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態6では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態6の説明では、図1~6を参照する。
実施の形態1~5では、変調部が外部に存在する場合を説明した。変調部の数は、パラメトリックスピーカの数と同じである。ここで、変調部は、高価である。そのため、パラメトリックスピーカの数に合わせて、変調部を設けることは、音像形成システムのコストが高くなる。そこで、実施の形態6では、音像形成システムのコストを抑制する場合を説明する。
図16は、実施の形態6の情報処理装置が有する機能ブロックを示す図である。図2に示される構成と同じ図16の構成は、図2に示される符号と同じ符号を付している。情報処理装置100eは、生成部140eを有する。
生成部140eの一部又は全部は、処理回路によって実現してもよい。また、生成部140eの一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
生成部140eは、取得部120が取得した音ファイルが示す音の波形を変調することで、新たな音ファイルを生成する。
制御部130は、音像位置情報が示す位置に、新たな音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、パラメトリックスピーカ200,201を制御する。
図17は、実施の形態6の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。図17の処理では、ステップS12eが実行され、ステップS14がステップS14eに変更される点が図4の処理と異なる。そのため、図17では、ステップS12e,14eを説明する。そして、ステップS12e,14e以外の処理の説明は、省略する。
(ステップS12e)生成部140eは、ステップS12で取得された音ファイルが示す音の波形を変調することで、新たな音ファイルを生成する。詳細には、生成部140eは、ステップS12で取得された音ファイルが示す音の波形に対して、振幅変調、DSB変調、SSB変調などを行う。このように、生成部140eは、変調により、新たな音ファイルを生成する。
なお、新たな音ファイルを生成するは、ステップS12で取得された音ファイルが書き換わると表現してもよい。
(ステップS14e)制御部130は、音像位置情報が示す位置に音像を形成するための制御内容を決定する。また、制御内容には、ステップS12eで生成された音ファイルの音を出力させることが含まれる。
このように、情報処理装置100eの内部で変調を行うことにより、情報処理装置100eの外部に変調部が、存在しなくてもよい。よって、実施の形態6によれば、情報処理装置100eは、音像形成システムのコストを抑制できる。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
100,100a,100b,100c,100d,100e 情報処理装置、 101 プロセッサ、 102 揮発性記憶装置、 103 不揮発性記憶装置、 110 記憶部、 111 関係テーブル、 112 画像ファイル、 120,120d 取得部、 130,130d 制御部、 140a,140b,140c,140e 生成部、 200,201 パラメトリックスピーカ、 300,301 DA変換部、 400,401 変調部、 500,501 アンプ、 600,601,700,701 音像、 800 表示装置、 U1 ユーザ。

Claims (9)

  1. 第1のパラメトリックスピーカと第2のパラメトリックスピーカとである複数のパラメトリックスピーカを制御する情報処理装置であって、
    状況を示す状況情報を取得し、前記状況情報に応じた音ファイルを取得し、第1の位置を示す第1の音像位置情報を取得する取得部と、
    前記第1の位置が、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとの間の真ん中の位置に近いほど、前記音ファイルが示す音の立ち上がり部分が強調される音ファイルを、前記音ファイルに基づいて新たに生成する生成部と、
    前記第1の位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとを制御する制御部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 複数のパラメトリックスピーカを制御する情報処理装置であって、
    状況を示す状況情報を取得し、前記状況情報に応じた音ファイルを取得し、第1の位置を示す第1の音像位置情報を取得する取得部と、
    前記音ファイルに基づいて、残響が発生する音ファイルを新たに生成する生成部と、
    前記第1の位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、前記複数のパラメトリックスピーカを制御する制御部と、
    を有し、
    前記生成部は、新たに音ファイルを生成する場合、前回生成された音ファイルが示す音に基づく残響よりも強い残響が発生する音ファイルを新たに生成する、
    情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記第1の音像位置情報を含み、それぞれ異なる位置を示す複数の音像位置情報を取得し、
    前記制御部は、前記複数の音像位置情報が示す位置に音像を形成するように、前記複数のパラメトリックスピーカを制御する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 第1のパラメトリックスピーカと第2のパラメトリックスピーカとである複数のパラメトリックスピーカと、
    前記複数のパラメトリックスピーカを制御する情報処理装置と、
    を含み、
    前記情報処理装置は、
    状況を示す状況情報を取得し、前記状況情報に応じた音ファイルを取得し、第1の位置を示す第1の音像位置情報を取得する取得部と、
    前記第1の位置が、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとの間の真ん中の位置に近いほど、前記音ファイルが示す音の立ち上がり部分が強調される音ファイルを、前記音ファイルに基づいて新たに生成する生成部と、
    前記第1の位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとを制御する制御部と、
    を有する、
    音像形成システム。
  5. 複数のパラメトリックスピーカと、
    前記複数のパラメトリックスピーカを制御する情報処理装置と、
    を含み、
    前記情報処理装置は、
    状況を示す状況情報を取得し、前記状況情報に応じた音ファイルを取得し、第1の位置を示す第1の音像位置情報を取得する取得部と、
    前記音ファイルに基づいて、残響が発生する音ファイルを新たに生成する生成部と、
    前記第1の位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、前記複数のパラメトリックスピーカを制御する制御部と、
    を有
    前記生成部は、新たに音ファイルを生成する場合、前回生成された音ファイルが示す音に基づく残響よりも強い残響が発生する音ファイルを新たに生成する、
    音像形成システム。
  6. 第1のパラメトリックスピーカと第2のパラメトリックスピーカとである複数のパラメトリックスピーカを制御する情報処理装置が、
    状況を示す状況情報を取得し、前記状況情報に応じた音ファイルを取得し、第1の位置を示す第1の音像位置情報を取得し、
    前記第1の位置が、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとの間の真ん中の位置に近いほど、前記音ファイルが示す音の立ち上がり部分が強調される音ファイルを、前記音ファイルに基づいて新たに生成し、
    前記第1の位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとを制御する、
    制御方法。
  7. 複数のパラメトリックスピーカを制御する情報処理装置が、
    状況を示す状況情報を取得し、前記状況情報に応じた音ファイルを取得し、第1の位置を示す第1の音像位置情報を取得し、
    前記音ファイルに基づいて、残響が発生する音ファイルを新たに生成し、
    前記第1の位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、前記複数のパラメトリックスピーカを制御
    新たに音ファイルを生成する場合、前回生成された音ファイルが示す音に基づく残響よりも強い残響が発生する音ファイルを新たに生成する、
    制御方法。
  8. 第1のパラメトリックスピーカと第2のパラメトリックスピーカとである複数のパラメトリックスピーカを制御する情報処理装置に、
    状況を示す状況情報を取得し、前記状況情報に応じた音ファイルを取得し、第1の位置を示す第1の音像位置情報を取得し、
    前記第1の位置が、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとの間の真ん中の位置に近いほど、前記音ファイルが示す音の立ち上がり部分が強調される音ファイルを、前記音ファイルに基づいて新たに生成し、
    前記第1の位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、前記第1のパラメトリックスピーカと前記第2のパラメトリックスピーカとを制御する、
    処理を実行させる制御プログラム。
  9. 複数のパラメトリックスピーカを制御する情報処理装置に、
    状況を示す状況情報を取得し、前記状況情報に応じた音ファイルを取得し、第1の位置を示す第1の音像位置情報を取得し、
    前記音ファイルに基づいて、残響が発生する音ファイルを新たに生成し、
    前記第1の位置に、新たに生成された音ファイルが示す音に基づく音像を形成するように、前記複数のパラメトリックスピーカを制御する、
    処理を実行させる制御プログラムであり、
    新たに音ファイルを生成する場合、前回生成された音ファイルが示す音に基づく残響よりも強い残響が発生する音ファイルを新たに生成する、
    制御プログラム。
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