JP7145730B2 - バックパッド - Google Patents

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Description

本発明はヘッドレストが配置されるバックパッドに関するものである。
フレームに支持されたバックパッドにヘッドレストが配置されたシートバックが知られている。特許文献1に開示されるバックパッドは、パッドの裏面に貼り付けられた裏打ち材にフレーム側に突出する凸部を設け、凸部をフレームに接触させることにより、バックパッドがフレームに擦れて生じる異音を抑制する。
特開2013-107458号公報
しかし上記従来の技術では、後方へ大きく変形したバックパッドがヘッドレストステーに擦れて生じる異音を抑制できないという問題点がある。
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、ヘッドレストステーに擦れて生じる異音を抑制できるバックパッドを提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明は、パッドの裏面にヘッドレストステーが配置されるバックパッドである。パッドは、ヘッドレストステーが裏面に配置される第1部と、ヘッドレストステーが配置される部位よりも下方に配置される第2部と、を備え、第1部の裏面を含む第1試験片であって引張力が加えられる前の標線間距離が40mmの第1試験片の引張強さ(kPa)を破断時の標線間距離(mm)で除した第1値(kPa/mm)は、第2部の裏面を含む第2試験片であって引張力が加えられる前の標線間距離が40mmの第2試験片の引張強さ(kPa)を破断時の標線間距離(mm)で除した第2値(kPa/mm)よりも小さい。
請求項1記載のバックパッドによれば、第1部の裏面を含む第1試験片の引張強さを第1試験片の破断時の標線間距離で除した第1値は、第2部の裏面を含む第2試験片の引張強さを第2試験片の破断時の標線間距離で除した第2値よりも小さい。ヘッドレストステーが配置される部位よりも下方に第2部が配置されるので、着座者は、バックパッドの後方への変形時に、第2値が大きい第2部により主に支持される。第1値が小さい第1部がヘッドレストステーに当たると、ヘッドレストステーを巻くように第1部が伸びるので、第1部がヘッドレストステーを擦り難くなる。よって、バックパッドがヘッドレストステーに擦れて生じる異音を抑制できる。
請求項2記載のバックパッドによれば、第1部の硬さは第2部の硬さよりも小さいので、バックパッドの後方への変形時に、ヘッドレストステーにより第1部が圧縮され易くなる。第1部にヘッドレストステーが食い込み易くなるので、第1部がヘッドレストステーを擦りに難くなる。よって、請求項1の効果に加え、ヘッドレストステーに擦れて生じる異音をさらに抑制できる。
請求項3記載のバックパッドによれば、ヘッドレストステーが裏面に配置される第1部は、ポリオールとMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)を主体とするポリイソシアネートとの反応により得られた軟質ポリウレタンフォームである。ポリオールとMDIを主体とするポリイソシアネートとの反応により得られた軟質ポリウレタンフォームからなる第1部は、ポリオールとTDI(トルエンジイソシアネート)を主体とするポリイソシアネートとの反応により得られた軟質ポリウレタンフォームからなる第1部に比べ、第1部の裏面を伸び易くできる。これにより第1部がヘッドレストステーに当たると、ヘッドレストステーを巻くように第1部が伸びるので、第1部がヘッドレストステーを擦り難くなる。よって、バックパッドがヘッドレストステーに擦れて生じる異音を抑制できる。
なお、MDIを主体とするポリイソシアネートとは、軟質ポリウレタンフォームに含まれるポリイソシアネート化合物のうち50wt%以上がMDIであることをいう。
請求項4記載のバックパッドによれば、第1値は3.00kPa/mm以下なので、請求項1から3のいずれかの効果に加え、異音の抑制効果を向上できる。
請求項5記載のバックパッドによれば、第1部はヘッドレストステーに直接接触するので、第1部に裏打ち材が貼り付けられている場合に比べ、第1部の裏面を撓みやすくできる。これにより、変形した第1部がヘッドレストステーに当たったときに、ヘッドレストステーを巻くように第1部が伸び易くなるので、請求項1から4のいずれかの効果に加え、ヘッドレストステーに擦れて生じる異音をさらに抑制できる。
第1実施の形態におけるバックパッドを備える車両用シートの斜視図である。 フレームの斜視図である。 (a)はバックパッドの背面図であり、(b)はバックパッドの斜視図である。 図3(a)のIV-IV線におけるバックパッドの断面図である。 図3(a)のV-V線におけるバックパッドの断面図である。 第1試験片の平面図である。 (a)は第2実施の形態におけるバックパッドの背面図であり、(b)はバックパッドの斜視図である。 (a)は第3実施の形態におけるバックパッドの背面図であり、(b)はバックパッドの斜視図である。 第4実施の形態におけるバックパッドの断面図である。 試験装置の模式的な側面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施の形態におけるバックパッド30(後述する)を備える車両用シート10の斜視図である。車両用シート10は自動車に搭載されるシートであり、着座者の臀部を支持するシートクッション11と、着座者の背凭れとなるシートバック12と、着座者の頭を支えるヘッドレスト13とを備えている。
図2は車両用シート10の一部を構成するフレーム14の斜視図である。フレーム14は、シートクッション11の一部であるクッションフレーム15と、ヘッドレスト13及びバックパッド30を支持するバックフレーム16と、を備えている。バックフレーム16は、縦長の鋼板からなる左右一対の横フレーム17と、横フレーム17の上端に架け渡されたU字状の鋼管製の上フレーム18と、横フレーム17の下部間に結合された横長の鋼管からなる下フレーム19と、を備えている。下フレーム19近くの横フレーム17には、鋼板からなる背面板20が架け渡されて結合されている。バックフレーム16は、横フレーム17、上フレーム18、下フレーム19及び背面板20によって四角枠状に一体化されている。
バックフレーム16は、受圧部材21,22が横フレーム17間に架け渡されている。本実施形態では、受圧部材21,22はS字形をした3本の鋼製のばねである。受圧部材21はバックフレーム16の高さの半分より低い位置に配置されており、受圧部材22はバックフレーム16の高さの半分より高い位置に配置されている。受圧部材21は乗員の背中の下部を支えるばねである。受圧部材22は乗員の背中の上部を支えるばねである。
上フレーム18には、中央の左右2か所にホルダ23が溶接により固定されている。ホルダ23は、ヘッドレスト13から突出するヘッドレストステー24が差し込まれる部材である。ヘッドレストステー24は、金属製や合成樹脂製のパイプ又は棒である。
図3(a)はバックパッド30の背面図であり、図3(b)はバックパッド30の斜視図である。図4は図3(a)のIV-IV線におけるバックパッド30の断面図であり、図5は図3(a)のV-V線におけるバックパッド30の断面図である。
図3(a)、図3(b)及び図4では、バックパッド30の下部の図示が省略されている(図7(a)から図8(b)においても同じ)。図3(a)から図5では、ホルダ23及びヘッドレストステー24以外、バックパッド30を支持するフレーム14の図示が省略されている(図7(a)から図9においても同じ)。
図3(a)に示すようにバックパッド30は、バックフレーム16(図2参照)に支持されるパッド31の上端31aにヘッドレスト13が配置されている。パッド31は、軟質ポリウレタンフォーム等の軟質フォームからなる部材であり、パッド31の裏面32(図4参照)をバックフレーム16の受圧部材21,22に向けて配置される。受圧部材21,22は、受圧部材21,22の前面に配置されるバックパッド30をそれぞれ弾性支持する。パッド31の表面33は表皮材(図示せず)で覆われている。
図4に示すようにパッド31は上部にホルダ23が固定されている。ホルダ23は、ヘッドレスト13の下部に突出する2本のヘッドレストステー24が差し込まれる。ホルダ23は、ホルダ23に差し込まれたヘッドレストステー24を任意の位置で固定する。これによりヘッドレスト13がパッド31の上部に固定される。ホルダ23に差し込まれたヘッドレストステー24は、下部がホルダ23から突出する。ホルダ23から突出したヘッドレストステー24は、パッド31の裏面32の近くに配置される。パッド31の裏面32には、ヘッドレストステー24が配置される部位に、裏面32から表面33へ向かって凹む凹部38が形成されている。
図3(b)に示すようにパッド31の表面33には、上下方向に延びる縦溝34が形成されている。縦溝34は、着座者の背中を主に支える中央部35と、中央部35の左右の両側に位置するサイド部36と、の境界に形成されている。ヘッドレスト13は、中央部35の上端31aに配置されている。中央部35の表面33には、片方の縦溝34からもう片方の縦溝34まで左右に延びる横溝37が形成されている。縦溝34及び横溝37の中に、パッド31の表面33を覆う表皮材(図示せず)の一部が侵入する。
図4及び図5に示すように、パッド31の裏面32に裏打ち材39が貼り付けられている。裏打ち材39は、パッド31を補強する面状部材である。裏打ち材39は、例えば動物系や植物系の天然繊維、合成樹脂製の繊維などで形成された織布、編布、不織布、またはこれらの積層体が用いられる。繊維を構成する合成樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン、レイヨン等が挙げられる。本実施形態では、裏打ち材39は、パッド31の裏面32のうち凹部38を除く部位に貼り付けられている。
パッド31は、ヘッドレストステー24が裏面32に配置される第1部40と、第1部40よりも下方に配置される第2部41と、を備えている。第1部40は、第1部40に引張を加えたときの特性が、第2部41に引張を加えたときの特性と異なる部位である。第1部40及び第2部41は、軟質ポリウレタンフォーム等の軟質フォームからなる。第1部40は、パッド31の裏面32及び表面33に一部が露出している。
図3(b)に示すように本実施形態では、第1部40は、中央部35のうち横溝37よりも上に配置され、第2部41に取り囲まれている。第1部40と第2部41との境界には溝42(図4参照)が形成されている。第2部41は、中央部35のうち横溝37よりも下の部位、及び、サイド部36に配置されている。
なお、図3(a)及び図3(b)において第1部40に付されたドットは、第1部40と第2部41と識別するための単なるしるしである(図7(a)、図7(b)、図8(a)及び図8(b)においても同じ)。
バックパッド30は、例えば表面33が成形される第1型、第1型に重なる第2型、及び、中子を備える成形型(図示せず)を用いて製造される。第1型には、第1部40と第2部41とを区画する壁(図示せず)が形成される。裏打ち材39を中子に配置した後、第1部40の原料となる第1液を第1型の壁で囲まれた領域に注入し、第2部41の原料となる第2液を第1型の壁の外の領域に注入した後、中子が配置された第2型を用いて第1型を密閉する。
第1液および第2液を発泡させ所定の時間キュアすると、軟質フォームからなる第1部40及び第2部41が一体化したパッド31に、裏打ち材39が一体化される。中子が配置された第2型を開いた後、第2型に対して中子を移動させ脱型すると、パッド31の裏面32に裏打ち材39が貼り付けられたバックパッド30が得られる。得られたパッド31の表面33のうち第1部40と第2部41との境界には、成形型(図示せず)に設けられた壁により溝42が形成される。
図6は、第1部40に引張力を加えたときの特性を測定する第1試験片50の平面図である。第2部41に引張力を加えたときの特性を測定する第2試験片は、第2部41から採取される以外は第1試験片50と同じ形状および大きさなので、説明を省略する。第1試験片50は第1部40の裏面32を含む、第1部40から採取された試験片である。本実施形態では、第1部40はスキン(成形型に接触して硬化した層)が裏面32に存在するので、第1試験片50の表面(図6に示された面)の全体にスキンが存在する。
第1試験片50は、JIS K6400-5:2012に規定された2号形である。第1試験片50は、第1試験片50の長手方向が第1部40の上下方向に一致するように、第1部40から採取される。第1試験片50は、平行部51と、平行部51の長手方向の両側に隣接するつかみ部52と、を備えたダンベル状に形成される。第1試験片50の全長Mは120mmである。平行部51の幅Wは10mmであり、つかみ部52の幅X(最大値)は25mmである。平行部51とつかみ部52との境界の肩部53の曲率半径は21mmであり、つかみ部52のうち幅が次第に広くなる部位と幅が一定の部位との境界に位置する丸み54の曲率半径は25mmである。
平行部51には、平行部51の中心から等間隔かつ長手方向と直角に2本の標線55が付されている。2本の標線55は平行であり、引張力が加えられる前(測定前)の標線間距離Lは40mmである。第1試験片50の厚さは10mmである。
第1試験片50の中央の断面に均一に引張力がかかるように、つかみ部52に引張試験機(図示せず)のつかみ具を左右対称に取り付け、200±50mm/分の速度で引張試験を行い、破断時の最大力F(N)と破断時の標線間距離L(mm)とを測定する。破断時の最大力Fを測定前の平行部51の断面積A(100mm)で除して引張強さS(kPa)を求める。次いで、引張強さS(kPa)を破断時の標線間距離L(mm)で除して第1値S/L(kPa/mm)を求める。
第2試験片(図示せず)は、第2試験片の長手方向が第2部41の上下方向に一致するように、第2部41から採取される。第2試験片は、第2部41の裏面32に貼り付けられた裏打ち材39を含む試験片である。第2試験片の表面の全体に裏打ち材39が存在する。第2試験片の形状および大きさは、第1試験片50の形状および大きさと同一である。
第2試験片の中央の断面に均一に引張力がかかるように、引張試験機(図示せず)のつかみ具をつかみ部に左右対称に取り付け、200mm/分の速度で引張試験を行い、破断時の最大力F(N)と破断時の標線間距離L(mm)とを測定する。破断時の最大力Fを測定前の平行部の断面積A(100mm)で除して引張強さS(kPa)を求める。次いで、引張強さS(kPa)を破断時の標線間距離L(mm)で除して第2値S/L(kPa/mm)を求める。本実施形態では、第1値は第2値よりも小さい。
第1部40及び第2部41から採取した別の試験片に圧縮を加えて得られる力(硬さ)は、JIS K6400-2:2012のD法(25%定圧縮して20秒後の力を求める方法)に則して測定される。即ち、第1部40及び第2部41から採取した試験片の中央が加圧板の中央となるように支持板の上に試験片を置き、予備圧縮を行った後、速やかに速度100±20mmで試験片の厚さの25±1%まで加圧する。この状態で20±1秒間保持後の力を読み取り、これを硬さ(N)とする。試験片の片面にスキンや裏打ち材39が存在する場合には、試験片のスキンや裏打ち材39側を支持板に向けて置く。本実施形態では、第1部40の硬さは第2部41の硬さよりも小さい。
バックパッド30に着座者が上体をあずけたり自動車が急加速したりしてパッド31が後方へ大きく変形すると、第1部40の裏面32がヘッドレストステー24に当たる。第1部40の第1値と第2部41の第2値とを比較すると、第1値は第2値よりも小さいので、第1部40の裏面32を含む部位は第2部41の裏面32を含む部位よりも伸び易い。これにより第1部40がヘッドレストステー24に当たると、ヘッドレストステー24を巻くように第1部40が伸びる。その結果、第1部40がヘッドレストステーを擦り難くできる。よって、バックパッド30がヘッドレストステー24に擦れて生じる異音を抑制できる。
一方、ヘッドレストステー24が配置される部位よりも下方に第2部41が配置されるので、バックパッド30の後方への変形時に、第2部41により着座者の背中の下部が主に支持される。これにより着座者の上体が不安定にならないようにできる。よって、バックパッド30は着座者の上体の安定した支持とヘッドレストステー24に擦れて生じる異音の抑制とを達成できる。
第1部40の硬さは第2部41の硬さよりも小さいので、バックパッド30の後方への変形時に、ヘッドレストステー24により第1部40が圧縮され易くなる。第1部40にヘッドレストステー24が食い込み易くなるので、第1部40がヘッドレストステー24をさらに擦りに難くなる。よって、バックパッド30がヘッドレストステー24に擦れて生じる異音をさらに抑制できる。
第1部40は裏打ち材39が貼り付けられていないので、ヘッドレストステー24に第1部40が直接接触する。これにより、第1部40に裏打ち材39が貼り付けられている場合に比べ、第1部40の裏面32を撓みやすくできる。変形した第1部40がヘッドレストステー24に当たったときに、ヘッドレストステー24を巻くように第1部40が伸び易くなるので、バックパッド30がヘッドレストステー24に擦れて生じる異音をさらに抑制できる。
第1部40は、パッド31の表面33に形成された縦溝34及び横溝37で囲まれた領域の内側に配置されており、縦溝34及び横溝37と第1部40との間に距離がある。縦溝34及び横溝37は第2部41に形成されており、第1部40と第2部41との境界が縦溝34及び横溝37に存在しないので、縦溝34及び横溝37の中に一部が侵入する表皮材(図示せず)にシワを生じ難くできる。
第1部40によってパッド31をより撓ませることができるので、着座者の上体を湾曲させてバックパッド30に沈み込ませることができる。従って、自動車の後面衝突時に、慣性によって着座者の頭部が後傾することを抑制し、頭部の後傾の反動としての頸部に加わる衝撃を緩和できる。
図7を参照して第2実施の形態について説明する。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図7(a)は第2実施の形態におけるバックパッド60の背面図であり、図7(b)はバックパッド60の斜視図である。
図7(a)及び図7(b)に示すようにバックパッド60は、ヘッドレスト13がパッド31の上端31aに配置される。パッド31は、ヘッドレストステー24が裏面32に配置される第1部61と、第1部61よりも下方に配置される第2部62と、を備えている。第1部61は、パッド31の裏面32及び表面33に一部が露出している。第1部61及び第2部62は軟質ポリウレタンフォーム等の軟質フォームからなる。
本実施形態では、縦溝34及び横溝37の位置に第1部61と第2部62との境界が存在する。第1部61は、中央部35のうち横溝37から上端31aまで配置されている。第2部62は、中央部35のうち横溝37よりも下の部位、及び、サイド部36に配置されている。バックパッド60を製造する成形型(図示せず)には、パッド31に縦溝34及び横溝37を成形する壁が設けられている。バックパッド60は、縦溝34及び横溝37の位置に第1部61と第2部62との境界を設けるので、第1部61と第2部62とを区画する壁を別に設けなくても、既存の成形型を使って製造できる。
また、パッド31の中央部35のうち横溝37から上端31aまで第1部61が配置されているので、バックフレーム16(図2参照)のうち上フレーム18が第1部61と擦れ合うようにできる。よって、第1部61が上フレーム18に擦れて生じる異音を抑制できる。
図8を参照して第3実施の形態について説明する。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図8(a)は第3実施の形態におけるバックパッド70の背面図であり、図8(b)はバックパッド70の斜視図である。
図8(a)及び図8(b)に示すようにバックパッド70は、ヘッドレスト13がパッド31の上端31aに配置される。パッド31は、ヘッドレストステー24が裏面32に配置される第1部71と、第1部71よりも下方に配置される第2部72と、を備えている。第1部71は、パッド31の裏面32及び表面33に一部が露出している。第1部71及び第2部72は軟質ポリウレタンフォーム等の軟質フォームからなる。
本実施形態では、縦溝34及び横溝37の位置に第1部71と第2部72との境界が存在する。中央部35のうちパッド31の上端31aから第1部71までの間にも第2部72が存在する。第2部72と第1部71との境界に溝73が形成されている。溝73は横溝37よりも上に位置し、溝73の両端は縦溝34につながっている。溝73は、成形型(図示せず)に設けられた壁により形成される。
第1部71は、中央部35のうち横溝37よりも上に配置されている。第2部72は、中央部35のうち横溝37よりも下の部位、パッド31の上端31aから第1部71までの部位、及び、サイド部36に配置されている。バックフレーム16(図2参照)の上フレーム18にパッド31の第1部72が固定されるので、バックフレーム16にパッド31を安定に固定できる。
図9を参照して第4実施の形態について説明する。第1実施形態から第3実施形態では、第1部40,61,71及び第2部41,62,72が軟質フォームの一体発泡により成形される場合について説明した。これに対し第4実施形態では、第1部81と第2部82とが別々に成形されるバックパッド80について説明する。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図9は第4実施の形態におけるバックパッド80の断面図である。図9のバックパッド80の断面図における切断線は、図3(a)のV-V線と同じ位置にある。
第1部81は、第2部82とは別に成形された軟質ポリウレタンフォーム(モールドウレタン)である。第1部81は、裏面32に凹部38を有する板状に形成されている。第2部82は、インサート成形により第1部81及び裏打ち材39に一体発泡した軟質ポリウレタンフォームである。第1部81はヘッドレストステー24の前方に配置される。第1部81から採取された裏面32を含む第1試験片50から求められる第1値は、第2部82から採取された裏面32を含む第2試験片から求められる第2値よりも小さい。また、第1部81の硬さは第2部82の硬さよりも小さい。これにより第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
なお、第1部81のインサート成形によりバックパッド80が製造される場合に限られるものではない。第1部81と第2部82とを別々に成形した後、第2部82の凹みに第1部81をはめてバックパッド80を製造することは当然可能である。また、第1部81はモールドウレタンに限られるものではない。例えば、成形された軟質ポリウレタンフォームを切断して形成されるスラブウレタン、気泡を含ませた発泡合成樹脂、3次元的に絡み合う複数の合成樹脂製繊維で構成される立体網状体、シリコーンゴムや熱可塑性エラストマー等の合成樹脂製の弾性体などを第1部81に採用することは当然可能である。
本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
ポリオールとポリイソシアネートとの反応により種々の軟質ポリウレタンフォーム製のパッドを得た。表1は、軟質ポリウレタンフォーム製のパッドの原料となる液体の配合、インデックス(ポリオール中の全活性水素基濃度に対する、ポリイソシアネート化合物中のイソシアネート基濃度の当量比)、パッドの密度、硬さ、第1値および評価の一覧表である。表1に示す配合の数値は単位質量(質量比率)である。なお、表1に示す各成分は以下のとおりである。
ポリオール1:EP3033(三井化学株式会社製)
ポリオール2:POP3628(三井化学株式会社製)
ポリオール3:EP330N(三井化学株式会社製)
ポリオール4:KC900(三洋化成工業株式会社製)
ポリオール5:EP828(三井化学株式会社製)
ポリオール6:POP3623(三井化学株式会社製)
ポリオール7:EL820(AGC株式会社製)
架橋剤1:ジエタノールアミン
架橋剤2:EL980(AGC株式会社製)
架橋剤3:EL981(AGC株式会社製)
セルオープナー:EP505S(三井化学株式会社製)
整泡剤1:SF2962(東レダウコーニングシリコン株式会社製)
整泡剤2:SZ3601(東レダウコーニングシリコン株式会社製)
整泡剤3:SZ1336(東レダウコーニングシリコン株式会社製)
整泡剤4:L3625(モメンティブ株式会社製)
触媒1:TEDA L33(東ソー株式会社)
触媒2:ToyocatET(東ソー株式会社)
発泡剤:水
イソシアネート1:2,4及び2,6異性体の混合TDI(80wt%)とポリメリックMDI(20wt%)との混合物(TM20、三井化学株式会社製)
イソシアネート2:2,4′及び4,4′異性体の混合MDI(85wt%)とTDI(15wt%)との混合物
Figure 0007145730000001
これらの各成分を表1に示す質量比率で常法にて配合し、均一に混合した後、所定量を成形型に注入し、キャビティ内で発泡硬化させて、厚さ50mmの板状のパッドNo1-12を得た。No1-11のパッドは裏打ち材が設けられていないが、No12のパッドは成形時に裏打ち材(単繊維不織布)が裏面に一体化されていた。全てのパッドは、スキンを除いたコアの見かけ密度(Kg/m)、JIS K6400-2:2012のD法に則して硬さ(N)が測定され、裏面を含む第1試験片50を用いて第1値(kPa/mm)が測定された。No12のパッドから採取した第1試験片50は、裏打ち材(単繊維不織布)が付いたままであった。第1値は小数第三位を四捨五入した。
No1とNo2、No3とNo4、No6とNo7、No8とNo9は、それぞれ密度を異ならせることにより硬さ及び第1値を変えた。No11とNo12はインデックス及び密度を異ならせることにより硬さ及び第1値を変え、さらにNo12に裏打ち材を設けることによりNo12の第1値を大きくした。No1及び2とNo8及び9、No3及び4とNo11及び12、No6及び7とNo10は、それぞれインデックスを異ならせることにより硬さ及び第1値を変えた。
図10はパッド94(試験片)とヘッドレストステー93とが擦れて生じる異音の有無を確認した試験装置90の模式的な側面図である。試験装置90は、略直方体の台91と、平行な2本のヘッドレストステー93が突出する略直方体の支持部92と、を備えている。ヘッドレストステー93は、炭素鋼で形成されたパイプに亜鉛めっきが施されている。ヘッドレストステー93の表面はシリコーン製の皮膜で覆われている。ヘッドレストステー93の太さ(直径)は14mmである。台91の上面に、ヘッドレストステー93の端部が乗せられる。パッド94(No1-12のパッド)は、厚さTが50mmの軟質ポリウレタンフォーム製の平板である。パッド94は、裏面側を台91に向けて、ヘッドレストステー93の上に凭れた状態で台91の上に置かれる。
加圧板95は直径Dが80mmの円柱であり、パッド94を介して2本のヘッドレストステー93の間に配置した。台91の端から加圧板95の中心までの水平距離Wは100mmとした。加圧板95をパッド94の表面に載せた後、加圧板95を10mm/秒の速度で鉛直方向の下向きに加圧し、パッド94が鉛直方向に50mm変形するまでの間に、パッド94(No12のパッドは裏打ち材)とヘッドレストステー93とが擦れて生じた異音を試験者が聴音確認した。異音が生じなかったものはA、わずかに異音が生じたものはB、それよりも大きな異音が生じたものはCと評価し、表1に記した。
表1に示すように第1値が3.00kPa/mm以下であるNo1-6のパッドは、ヘッドレストステー93に擦れても異音が生じなかった。一方、第1値が3.00kPa/mmよりも大きいNo7-12のパッドは、ヘッドレストステー93に擦れて異音が生じた。これにより、第1値が小さいパッドをヘッドレストステーの前方に配置することにより、変形したバックパッドがヘッドレストステーに擦れて生じる異音を抑制できることが明らかになった。特に、パッドの第1値が3.00kPa/mm以下であれば、異音の抑制効果が高いことも明らかになった。
No5のパッドは、ポリオールとMDIを主体とするポリイソシアネートとの反応により得られたものであり、ポリオールとTDIを主体とするポリイソシアネートとの反応により得られたNo1-4,6-12のパッドに比べて密度が高かった。No5は200N以上の硬さがあるにも関わらず、第1値は3.00kPa/mm以下であり、スキンを含む部位の伸びが大きく、異音の評価はAであった。
これにより、ポリオールとMDIを主体とするポリイソシアネートとの反応により得られるパッド(No5)は、異音を抑制するためにヘッドレストステー24の前方に配置できるだけではなく、第1部40,61,71,81よりも荷重が大きい第2部41,62,72,82の位置(背中の下部を支持する部位)に配置できることが明らかになった。即ちポリオールとMDIを主体とするポリイソシアネートとの反応により得られる軟質ポリウレタンフォームによりパッド31の全体を構成できることがわかった。このパッド31によれば、ヘッドレストステー24に擦れて生じる異音だけでなく、パッド31がバックフレーム16に擦れて生じる異音も抑制できる。異音を抑制できるので、第1部40,61,71,81の裏面32以外の部位に貼り付けられる裏打ち材39を省略できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えばヘッドレストステー24やパッド31の形状、大きさ、材質などは適宜設定される。
実施形態では、パッド31の裏面32に凹部38が形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。凹部38を省略して、パッド31の裏面32のうちヘッドレストステー24の前方の部位を平らにすることは当然可能である。
実施形態では、軟質ポリウレタンフォーム等の軟質フォーム製のパッド31について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、他の材質のパッド31に適用することは当然可能である。他の材質のパッド31としては、例えば、合成樹脂製等の繊維をウレタン等のバインダで硬化(結合)したもの、合成樹脂製の繊維を熱で溶融して互いに溶着させたもの等が挙げられる。
実施形態では、自動車の前部座席のバックパッドについて説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、後部座席のバックパッドに適用することは当然可能である。また、自動車のシートに限られるものではなく、自動車以外の乗り物や家屋に配置されるシートに用いられるバックパッドに適用することは当然可能である。
実施形態では、パッド31の第1部40,61,71,81の裏面32に裏打ち材39が貼り付けられていない場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第1部40,61,71,81の裏面32の伸びを拘束し難い部材であれば、その部材を第1部40,61,71,81の裏面32に貼り付けて裏打ち材にすることは当然可能である。このような部材としては、例えば伸び率が150%以上の伸縮性不織布が挙げられる。
伸縮性不織布の伸び率は、ISO9073-3を基に作成されたJIS L1913:2010に準拠する方法(標準時の引張強さ及び伸び率)によって測定される。具体的には、試料から採取した幅50mm、長さ250mmの試験片を150mmのつかみ間隔で引張試験機に初荷重で取り付け、200mmの引張速度で試験片が破断するまで長さ方向に荷重を加える。最大荷重時の伸びを1mmまで測定し、この伸びから伸び率を求める。引張試験機に試験片を取り付けるときの初荷重は、試験片を手でたるみが生じない程度に引っ張った状態とする。
伸縮性不織布は、不織布自体が伸縮性を有するものの他、基材となる不織布に伸張状態の伸縮材(ゴムや熱可塑性エラストマー等の弾性材)が固着(接合等)されて伸縮性を付与されたものも含まれる。不織布自体が伸縮性を有する伸縮性不織布としては、例えば、市販のエラスチック不織布、エラストマースパンボンド不織布等を挙げることができる。具体的には、ストラフレックス(出光ユニテック社製)、エスパンシオーネ(KBセーレン社製)等(いずれも登録商標)を好適に用いることができる。これらのエラスチック不織布、エラストマースパンボンド不織布は、不織布自体が伸縮性を有するものである。
実施形態では、パッド31の第2部41,62,72,82の裏面32に裏打ち材39が貼り付けられている場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、ポリオールとMDIを主体とするポリイソシアネートとの反応により得られる軟質ポリウレタンフォームによって第1部40,61,71,81及び第2部41,62,72,82の両方を形成する場合には、第2部41,62,72,82に貼り付けられた裏打ち材39を省略することは当然可能である。ポリオールとMDIを主体とするポリイソシアネートとの反応により得られる軟質ポリウレタンフォームは、密度や硬さが大きいにも関わらず、裏打ち材39が介在しない状態で、ヘッドレストステー24やバックフレーム16に擦れて生じる異音を抑制できるからである。なお、パッド31の裏面32の一部に裏打ち材39を貼り付けることは当然可能である。
24 ヘッドレストステー
30,60,70,80 バックパッド
31 パッド
32 裏面
40,61,71,81 第1部
41,62,72,82 第2部
50 第1試験片
55 標線
標線間距離

Claims (5)

  1. ヘッドレストステーがパッドの裏面に配置されるバックパッドであって、
    前記パッドは、前記ヘッドレストステーが裏面に配置される第1部と、
    前記ヘッドレストステーが配置される部位よりも下方に配置される第2部と、を備え、
    前記第1部の前記裏面を含む第1試験片であって引張力が加えられる前の標線間距離が40mmの第1試験片の引張強さ(kPa)を破断時の標線間距離(mm)で除した第1値(kPa/mm)は、前記第2部の前記裏面を含む第2試験片であって引張力が加えられる前の標線間距離が40mmの第2試験片の引張強さ(kPa)を破断時の標線間距離(mm)で除した第2値(kPa/mm)よりも小さいバックパッド。
  2. 前記第1部の硬さは、前記第2部の硬さよりも小さい請求項1記載のバックパッド。
  3. 記第1部は、ポリオールとMDIを主体とするポリイソシアネートとの反応により得られた軟質ポリウレタンフォームである請求項1又は2に記載のバックパッド。
  4. 前記第1値は3.00kPa/mm以下である請求項1から3のいずれかに記載のバックパッド。
  5. 前記第1部は、前記ヘッドレストステーに直接接触する請求項1から4のいずれかに記載のバックパッド。
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