JP7144697B2 - 感染者追跡システム、携帯飲料容器、サーバ、プログラム、記憶媒体および方法 - Google Patents
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Description
(Ca)動作検知器と、(Cb)体温検知器と、(Cc)位置検出器と、(Cd)識別情報が記憶される記憶部と、(Ce)前記動作検知器により動作が検知された際に、前記体温検知器により取得される体温の情報と、前記位置検出器により取得される位置の情報と、前記識別情報とをデータセットとして発信する発信部とを有する携帯飲料容器と、
(Sa)前記データセットを受信する受信部と、(Sb)前記体温が閾値よりも高いか否かを判定する判定部と、(Sc)前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出する導出部とを有するサーバと、を備える。
前記携帯飲料容器は、複数存在し、
前記導出部は、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出すると共に、前記携帯飲料容器を中心とする特定範囲に存在した他の前記携帯飲料容器の前記識別情報を収集してクラスター情報を出力すると好適である。
時計部をさらに備え、
前記データセットには、前記時計部で刻まれる時刻の情報が含まれており、
前記導出部は、前記クラスター情報から前記閾値よりも高い前記体温に対応する識別情報のうち最も早い時刻の情報に対応する前記識別情報を抽出すると好適である。
データセットを受信する受信部と、体温が閾値よりも高いか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する位置の情報に基づいて携帯飲料容器の移動履歴を導出する導出部とを有するサーバと通信する前記携帯飲料容器であって、
動作検知器と、
体温検知器と、
位置検出器と、
識別情報が記憶される記憶部と、
前記動作検知器により動作が検知された際に、前記体温検知器により取得される前記体温の情報と、前記位置検出器により取得される前記位置の情報と、前記識別情報とを前記データセットとして前記サーバに発信する発信部と、を備える。
体温の情報と、位置の情報と、携帯飲料容器の識別情報とを含むデータセットを受信する受信部と、
前記体温が閾値よりも高いか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出する導出部と、を備える。
動作検知器と、体温検知器と、位置検出器と、識別情報が記憶される記憶部と、発信部とを有し、データセットを受信する受信部と、体温が閾値よりも高いか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する位置の情報に基づいて携帯飲料容器の移動履歴を導出する導出部とを有するサーバと通信する前記携帯飲料容器において実行されるプログラムであって、
前記動作検知器により動作が検知された際に、前記発信部に対して前記体温検知器により取得される前記体温の情報と、前記位置検出器により取得される前記位置の情報と、前記識別情報とを前記データセットとして前記サーバに発信させる。
受信部と、判定部と、導出部とを有するサーバにおいて実行されるプログラムであって、
前記受信部に対して、体温の情報と、位置の情報と、携帯飲料容器の識別情報とを含むデータセットを受信させる受信ステップと、
前記判定部に対して、前記体温が閾値よりも高いか否かを判定させる判定ステップと、
前記導出部に対して、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出させる導出ステップと、を実行させる。
前記動作検知器により動作が検知された際に、前記発信部に対して前記体温検知器により取得される前記体温の情報と、前記位置検出器により取得される前記位置の情報と、前記識別情報とを前記データセットとして前記サーバに発信させる。
前記受信部に対して、体温の情報と、位置の情報と、携帯飲料容器の識別情報とを含むデータセットを受信させる受信ステップと、
前記判定部に対して、前記体温が閾値よりも高いか否かを判定させる判定ステップと、
前記導出部に対して、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出させる導出ステップと、を実施させる。
51f 体温センサ(体温検知器)
51h 送受信装置(発信部)
51k GPS受信機(位置検出器,時計部)
114 補助メモリ(記憶媒体)
124 受信部
BT 携帯飲料容器
DS データセット
DTi 識別データ(識別情報)
DTp 位置データ(位置の情報)
DTt 体温データ(体温の情報)
IP 導出部
JP 判定部
MR メモリ(記憶部,記憶媒体)
OP 演算部(導出部,判定部)
PGm 制御プラグラム(プログラム)
SV サーバ
SY 感染者追跡システム
本発明の実施の形態に係る感染者追跡システムSYは、図1に示されるように、主に、複数の携帯飲料容器BTおよびサーバSVから構築されている。図1に示されるように、各携帯飲料容器BTは、無線通信ネットワーク(図示せず)によりサーバSVに通信されている。以下、本感染者追跡システムSYの構成要素である携帯飲料容器BTおよびサーバSVについてそれぞれ詳述する。
本発明の実施の形態に係る携帯飲料容器BTは、図2、図3、図5、図7および図12に示されるように、主に、容器本体1、栓本体2、蓋体3、シールパッキン4および制御基板5から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
容器本体1は、図2等に示されるように、有底筒状の円筒容器11および飲み口部材12から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
円筒容器11は、図5および図7に示される液体収容部Sを形成するものであって、金属製部材から形成されている。また、円筒容器11の側壁部分は、底部外周側から上部外周側まで等径の筒状体に形成されている。円筒容器11の底壁部11bの中央部分は、所定の高さ球面上に盛り上がっている。円筒容器11の上部側は、略全面が円形に開口している。円筒容器11の開口縁部11a(円筒容器11の上部側開口部の所定上下幅部分)は、僅かに縮径されている。さらに説明を加えると、開口縁部11aの外周面側には、飲み口部材12の取り付け部12bの板厚分だけ、飲み口部材12を螺合させるための螺合溝が形成されている。
飲み口部材12は、円筒容器11の開口縁部11aの外周側に螺合される下部側大径筒状の取り付け部12bと、使用者の口に接する小径筒状の飲み口部12aとから構成されている。なお、取り付け部12bおよび飲み口部12aは、合成樹脂製の一体成形品として形成されている。
栓本体2は、合成樹脂から形成される部材であって、容器本体1に着脱可能に装着されている。図7に示されるように飲み口部材12の外周部に設けられている。なお、この栓本体2は、飲み口部材12の上部に嵌合固定する形で取り付けられる。また、この栓本体2は、円形でフラットな上壁部21、筒状の側壁部22、ロックレバー設置部23、内側に電池を収納する電池収納ケース53、を備えている。側壁部22は、上壁部21の外周部分からスカート状(緩やかな円弧面状)に広がり、所定の長さ下方に延びている。側壁部22の下端側開口部は、飲み口部材12の取り付け部12bの肩部(若干小径となっている)に対して嵌合固定されている。ロックレバー設置部23は、側壁部22の前面部(正面部)に位置している。ロックレバー設置部23は、蓋開閉操作部であるロックレバー7の設置部を形成している。電池収納ケース53は、側壁部22の後部面から所定寸法後方に延びてから下方に直角に延びている。
ヒンジ軸24は、一端側が栓本体2側に、他端側が蓋体3側に、それぞれ反発方向(蓋開方向)の弾性を有する形で係合されている。ヒンジ軸24は、蓋体3をロックレバー7側からヒンジ軸ホルダー21a側の後方に傾いた開放状態(図3、図4、図7の状態)に回動付勢するようになっている。また、この栓本体2の上壁部21には、後述する制御基板5を固定するための2つの嵌挿孔21c,21d、後述する制御基板5側の蓋開閉センサ51a(ホールセンサ)に対応した磁力線透過孔21b等が設けられている。磁力線透過孔21bには、それぞれ、蒸気は通すが水は通さない蒸気透過膜が設けられ、飲み口部12a側からの水が浸入しないように構成されている。
蓋体3は、栓本体2および飲み口部材12を覆う前高形状の合成樹脂製の筒状カバー部材により構成されている。蓋体3の天壁部31の蓋閉状態において飲み口部材12の飲み口部12a(その開口部)に当接する部分には、飲み口部12a(その開口部)をシールするゴム製のシールパッキン4が設けられている。蓋体3の前面側の側壁部32の下端部32aは、栓本体2の側壁部22前面側に設けられたU字状のロックレバー設置部形成用のU字状壁23aに対応する逆U字状のU字状壁に形成されている。蓋体3の下面側には、栓本体2側のロックレバー7の係合片71aが係合されて、蓋体3を閉状態にロックする係合片32bが設けられている。
シールパッキン4を飲み口部材12の飲み口部12aに当接してシールする。蓋体3のシールパッキン4は、飲み口部材12の飲み口部12aをシールする中高のパッキン片42と蓋体3の天壁部31のパッキン嵌合孔31aに嵌合固定されたパッキン本体41を備えている。
制御基板5は、図12に示す栓本体2の内側において、飲み口部材12の取り付け部12bの上面側に設けられた所定の高さの2本のボス部13,13(図12では他の1本が飲み口部12aに隠れて見えない)上に支持して固定されている。
位置データ収集処理では、制御部CRが、GPS受信機51kから送信されてくる発信時間信号および受信時間信号を受信し、それらの信号を演算部OPに送り、演算部OPに対してそれらの信号からGPS受信機51kの位置データを導出する。次に、制御部CRは、演算部OPに対してその位置データおよび受信時間信号、ならびにメモリMRに格納されている識別データDTiをデータセットとして送受信装置51hおよび送受信アンテナ55を介してサーバSVに送信させる。なお、この位置データ収集処理は、定期的に実行されている。
検温処理は、図16に示される通りに実行される。以下、図16を参照しながら検温処理の処理内容を説明する。
(2-1)サーバの構成
サーバSVは、図18に示されるように、主に、サーバ本体101a、入力装置122、ディスプレイ123および送受信装置124から構成されている。
中央処理演算部111は、例えば、マイクロプロセッサと呼ばれる半導体チップ等であって、主に、制御部111aおよび演算部111bから構成される(他に1次キャッシュメモリや2次キャッシュメモリ等を含んでいてもよい)。制御部111aは、図18に示されるように、メインメモリ113に一時記憶されるプログラムを読み込み、読み込んだプログラムに従って各部111b~114,125および各装置122~124を制御する。演算部111bは、制御部111aの命令に従ってメインメモリ113から必要なデータを取得して演算処理(例えば、算術演算処理や論理演算処理等)を行う。なお、本発明の実施の形態において、この演算部111bには、図18に示されるように概念的に判定部JPおよび導出部IPが含まれている。具体的には、演算部111bにより、後述する感染者追跡アプリケーション114cが実行されることによって、判定部JPおよび導出部IPが機能することになる。判定部JPは、携帯飲料容器BTから送信されてくる体温データDTtの数値(体温)が閾値よりも高いか否かを判定する。導出部IPは、判定部JPにより体温データDTtの数値(体温)が閾値よりも高いと判定された場合、体温データDTtに対応する位置データDTpに基づいて携帯飲料容器BTの移動履歴を導出すると共に、携帯飲料容器BTを中心とする特定範囲に存在した他の携帯飲料容器の識別データDTioを収集してクラスターデータを出力し、そのクラスターデータから上記閾値よりも高い数値を示した体温データDTtに対応する識別データDTiのうち最も早い受信時間データDTsに対応する識別データDTiを抽出する。
メインメモリ113は、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)等の半導体チップである。メインメモリ113は、プログラムやデータ等を補助メモリ114から取得して一時記憶したり、入力装置122において入力されたデータを一時記憶したり、演算部111bや送受信装置124等から送信されるデータ等を一時記憶したりする。また、このメインメモリ113は、制御部111aの命令に応じて一時記憶しているデータ等を各部111b~114および各装置122~124に送信する。
接続部112は、チップセット等の半導体チップであって、メインメモリ113およびクロック125を中央処理演算部111に接続させると共に、各種インターフェイス115~118を介して補助メモリ114、入力装置122、ディスプレイ123および送受信装置124を中央処理演算部111に接続している。
補助メモリ114は、例えば、ハーディスクドライブやSSD等である。本発明の実施の形態において、この補助メモリ114には、図19に示されるように、オペレーティングシステム114a、デバイスドライバ114b、感染者追跡アプリケーション114cといったプログラム、各種データ等が格納されている。この補助メモリ114は、制御部111aの命令に応じてメインメモリ113にプログラムやデータ等を供給したりメインメモリ113から送信されるデータ等を格納したりする。なお、この補助メモリ114は、外付けタイプであっても構わない。
するためのプログラムである。なお、本実施の形態において、感染者追跡アプリケーション114cは常時実行されており、送受信装置124においてデータセットDSが受信されると、演算部111bが制御部111aの指示に従ってそのデータセットDSを規定のデータ形式に変換した後に補助メモリ114に格納したり、クラスターデータの導出や、感染源人物の特定を行ったりする。なお、データベースDBには、図20に示されるように識別データDTi毎にテーブルTBが作成されており、そのテーブルTBに受信時間データDTs、位置データDTpおよび体温データDTtがデータセットとして入力されている。なお、感染者追跡アプリケーション114cにより実行される情報処理の詳細は後述する。
補助メモリインターフェイス115は、補助メモリ114を接続部112に接続する。入力インターフェイス116は、例えば、PS/2、USB、IEEE1212、RS232、あるいはIrDA(Infrared Data Association)等のインターフェイスであって、メインメモリ113にデータを入力するためのキーボード、マウス、スキャナ、あるいはOCR(Optical Character Reader)等といった入力装置122を接続する。ディスプレイインターフェイス117は、例えば、AGP(Accelerated Graphics Port)、PCI(Peripheral Component Interconnect)、あるいはRS232等のインターフェイスであって、メインメモリ113から送信されてきたデータを文字や画像として表示するためのCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、あるいはプラズマディスプレイ等といったディスプレイ123を接続する。通信インターフェイス118は、ネットワークNTに通信接続するための送受信装置124を接続する。
上述した感染者追跡アプリケーション114cでは、図21のフローチャートに示される感染者追跡処理が実行される。なお、この感染者追跡処理は、携帯飲料容器BTから送信されるパケットPKに体温データDTtが含まれている場合に実行される。
(1)
本発明の実施の形態に係る感染者追跡システムSYは、スマートフォンを要することなく発熱者の追跡を行うことができる。通常、教育的見地から携帯飲料容器BTを子供に携帯させることに抵抗を感じる親はいない。このため、この感染者追跡システムSYは、子供の教育的見地に配慮しつつ感染者と思われる者を追跡することができる。
本発明の実施の形態に係る感染者追跡システムSYでは、携帯飲料容器BTから収集したデータセットDSに基づいてクラスターデータを生成することができる。このため、この感染者追跡システムSYを利用することによって容易にクラスター対策を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る感染者追跡システムSYでは、感染者追跡アプリケーション114cにより感染源人物を特定することができる。このため、この感染者追跡システムSYを利用することによって容易に感染源人物を特定することができる。
(A)
先の実施の形態では特に言及しなかったが、図16のステップS1からステップS3に至るまでの時間が一定時間以上になった場合に検温処理が解除されるように設定されてもよい((携帯飲料容器BTをカバン等に入れている場合等に偶発的にその携帯飲料容器BTの蓋体3が開いてしまう場合が想定されるためである。)。
先の実施の形態に係る携帯飲料容器BTには蓋開閉センサ51aが搭載されていたが、蓋開閉センサ51aに代えて傾斜角センサ(加速度センサ)が搭載されてもよい。かかる場合、図16のステップS1では、携帯飲料容器BTが立直姿勢から飲料姿勢になったか否かが判定されることになり、携帯飲料容器BTが立直姿勢から飲料姿勢になった場合に処理がステップS2に進められることになる。なお、かかる場合、ステップS3に至るまでの時間が一定時間以上になった場合、検温処理が解除されるように設定されてもよい(携帯飲料容器BTをカバン等に入れている場合等に偶発的にその携帯飲料容器BTが立直姿勢から飲料姿勢になる場合が想定されるためである。)。
先の実施の形態に係る携帯飲料容器BTには蓋開閉センサ51aが搭載されていたが、蓋開閉センサ51aに加えて傾斜角センサ(加速度センサ)が搭載されてもよい。かかる場合、図16のステップS1の後であってステップS2の前に、携帯飲料容器BTが立直姿勢から飲料姿勢になったか否かが判定されることになり、携帯飲料容器BTが立直姿勢から飲料姿勢になった場合に処理がステップS2に進められることになる。なお、かかる場合、ステップS3に至るまでの時間が一定時間以上になった場合、検温処理が解除されるように設定されてもよい(携帯飲料容器BTをカバン等に入れている場合等に偶発的にその携帯飲料容器BTの蓋体3が開くと共に携帯飲料容器BTが立直姿勢から飲料姿勢になる場合が想定されるためである。)。
先の実施の形態に係る感染者追跡システムSYでは携帯飲料容器BTからサーバSVに受信時間データDTsが送信されたが、受信時間データDTsに代えて蓋体3の開時間データや、検温時間データ、データセットDSの送信時間データ等が送信されてもよい。また、携帯飲料容器BTから時間に関するデータが送信されず、サーバSVがデータセットを受信した受信時間を記録し、そのデータセットに受信時間を組み込んでもよい。
先の実施の形態に係る感染者追跡システムSYでは定期的に携帯飲料容器BTからサーバSVに位置データが送信されていたが、位置データDTpが受信時間データDTsと共に携帯飲料容器BTのメモリMRに蓄積され、サーバSVの演算部OPにおいて体温データDTtの数値(体温)Tが閾値Tsよりも高いと判定された際に、サーバSVがその携帯飲料容器BTに対してそれらのデータDTp,DTsを要求するようにしてもよい。
先の実施の形態に係る感染者追跡システムSYでは携帯飲料容器BTにGPS受信機51kを搭載してGPSによる位置情報サービスを利用したが、携帯飲料容器BTに携帯電話の通信機能を付与して携帯電話の基地局を利用する位置情報サービスを利用してもよいし、携帯飲料容器BTにWiFi機能を付与してWiFiを利用する位置情報サービスを利用してもよい。なお、ネットワークNTとして、低電力広帯域ネットワーク(LPWAN)を採用した場合、長距離通信(Sigfox通信)が可能となり、確実なセンシング、長時間有効な通信を実現することができ、好ましい。
先の実施の形態に係る携帯飲料容器BTでは電池として乾電池57が採用されていたが、電池の種類は特に限定されない。すなわち、電池としてボタン電池等が採用されてもかまわない。
先の実施の形態では特に言及しなかったが、マイクロコンピュータ51gが蓋開閉検知信号に基づいて乾電池57から電子部品への動作電源の供給を制御してもよい。具体的には、マイクロコンピュータ51gは、蓋開閉センサ51aから蓋開検知信号を受信した際に乾電池57から各種電子部品へ動作電源を供給する一方、蓋開閉センサ51aから蓋閉検知信号を受信した際に乾電池57から各種電子部品へ動作電源を供給しない。
Claims (11)
- (Ca)動作検知器と、(Cb)体温検知器と、(Cc)位置検出器と、(Cd)識別情報が記憶される記憶部と、(Ce)前記動作検知器により動作が検知された際に、前記体温検知器により取得される体温の情報と、前記位置検出器により取得される位置の情報と、前記識別情報とをデータセットとして発信する発信部とを有する携帯飲料容器と、
(Sa)前記データセットを受信する受信部と、(Sb)前記体温が閾値よりも高いか否かを判定する判定部と、(Sc)前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出する導出部とを有するサーバと、を備える、感染者追跡システム。 - 前記携帯飲料容器は、複数存在し、
前記導出部は、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出すると共に、前記携帯飲料容器を中心とする特定範囲に存在した他の前記携帯飲料容器の前記識別情報を収集してクラスター情報を出力する
請求項1に記載の感染者追跡システム。 - 時計部をさらに備え、
前記データセットには、前記時計部で刻まれる時刻の情報が含まれており、
前記導出部は、前記クラスター情報から前記閾値よりも高い前記体温に対応する識別情報のうち最も早い時刻の情報に対応する前記識別情報を抽出する
請求項2に記載の感染者追跡システム。 - データセットを受信する受信部と、体温が閾値よりも高いか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する位置の情報に基づいて携帯飲料容器の移動履歴を導出する導出部とを有するサーバと通信する前記携帯飲料容器であって、
動作検知器と、
体温検知器と、
位置検出器と、
識別情報が記憶される記憶部と、
前記動作検知器により動作が検知された際に、前記体温検知器により取得される前記体温の情報と、前記位置検出器により取得される前記位置の情報と、前記識別情報とを前記データセットとして前記サーバに発信する発信部と、を備える携帯飲料容器。 - 体温の情報と、位置の情報と、携帯飲料容器の識別情報とを含むデータセットを受信する受信部と、
前記体温が閾値よりも高いか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出する導出部と、を備えるサーバ。 - 動作検知器と、体温検知器と、位置検出器と、識別情報が記憶される記憶部と、発信部とを有し、データセットを受信する受信部と、体温が閾値よりも高いか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する位置の情報に基づいて携帯飲料容器の移動履歴を導出する導出部とを有するサーバと通信する前記携帯飲料容器において実行されるプログラムであって、
前記動作検知器により動作が検知された際に、前記発信部に対して前記体温検知器により取得される前記体温の情報と、前記位置検出器により取得される前記位置の情報と、前記識別情報とを前記データセットとして前記サーバに発信させる、プログラム。 - 請求項6に記載のプログラムを格納した記憶媒体。
- 受信部と、判定部と、導出部とを有するサーバにおいて実行されるプログラムであって、
前記受信部に対して、体温の情報と、位置の情報と、携帯飲料容器の識別情報とを含むデータセットを受信させる受信ステップと、
前記判定部に対して、前記体温が閾値よりも高いか否かを判定させる判定ステップと、
前記導出部に対して、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出させる導出ステップと、を実行させる、プログラム。 - 請求項8に記載のプログラムを格納した記憶媒体。
- 動作検知器と、体温検知器と、位置検出器と、識別情報が記憶される記憶部と、発信部とを有し、データセットを受信する受信部と、体温が閾値よりも高いか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する位置の情報に基づいて携帯飲料容器の移動履歴を導出する導出部とを有するサーバと通信する前記携帯飲料容器において実施される方法であって、
前記動作検知器により動作が検知された際に、前記発信部に対して前記体温検知器により取得される前記体温の情報と、前記位置検出器により取得される前記位置の情報と、前記識別情報とを前記データセットとして前記サーバに発信させる、方法。 - 受信部と、判定部と、導出部とを有するサーバにおいて実施される方法であって、
前記受信部に対して、体温の情報と、位置の情報と、携帯飲料容器の識別情報とを含むデータセットを受信させる受信ステップと、
前記判定部に対して、前記体温が閾値よりも高いか否かを判定させる判定ステップと、
前記導出部に対して、前記判定部により前記体温が前記閾値よりも高いと判定された場合、前記体温の情報に対応する前記位置の情報に基づいて前記携帯飲料容器の移動履歴を導出させる導出ステップと、を実施させる、方法。
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