JP2017501086A - 流体の容器内容物管理システム - Google Patents
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Abstract
本発明の特定の実施形態は保持装置、蓋、及びセンサを含み、センサは、保持装置、蓋、または保持装置の内容物についての情報を検出するために構成される。センサはまた、内部または外部コンピュータシステムと通信することにより、表示部材を通して描出として検出情報を表示することを容易にする構成であってよい。特定の実施形態において、システムは、飲用開口部または別の種類の分配用開口部の自動または手動開閉を可能にするように構成される、開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリ等の動作部材を含んでよい。【選択図】 図2C
Description
(関連出願の相互参照)
本出願は、米国特許仮出願第61/901,133号(2013年11月7日出願)、米国意匠出願第29/486,557号(2014年3月31日出願)、米国意匠出願第29/486,563号(2014年3月31日出願)、米国特許仮出願第61/974,230号(2014年4月2日出願)、米国特許仮出願第62/003,409号(2014年5月27日出願)、及び米国意匠出願第29/499,405号(2014年8月14日出願)の利益を主張し、これらはそれぞれ、全体が参考として組み込まれる。
本出願は、米国特許仮出願第61/901,133号(2013年11月7日出願)、米国意匠出願第29/486,557号(2014年3月31日出願)、米国意匠出願第29/486,563号(2014年3月31日出願)、米国特許仮出願第61/974,230号(2014年4月2日出願)、米国特許仮出願第62/003,409号(2014年5月27日出願)、及び米国意匠出願第29/499,405号(2014年8月14日出願)の利益を主張し、これらはそれぞれ、全体が参考として組み込まれる。
本発明は一般に、容器管理システムに関し、その実施形態は、コンピュータシステムと通信するように、またはそれを含むように構成される。
消費者は多くの場合、食料、飲料、その他消費製品、洗浄剤、及びその他非消費製品を保管するために容器を使用する。一般的な容器では、消費者は製品を貯蔵することしかできず、典型的には、その製品の現在の状態、または状態の変遷に関する情報は殆ど提供しない。
例えば、通常の飲料容器は、飲料を保管するために構成され得る。しかし、飲料の現在の状態またはその容器に関する情報を入手するために、消費者は一般に、飲料容器を物理的に操作しなければならない。例として、容器内の飲料の温度を測定するために、消費者は容器の外側に触れるか、飲料を少し飲むか、手に少量の飲料を注ぐか、または飲料の中に指を入れる場合がある。飲料が熱すぎると、このような「測定」は火傷の原因となり得る。また、かかる試験方法は非衛生的であり得る、または別の場合には飲料を汚染する場合がある。
幾つかの、一層改良された容器は、消費者が、火傷の危険性を負うことなく、または飲料を汚染することなく温度を測定することができるように、容器内に配置した温度計を含む場合がある。しかし、かかる改良された容器でさえも、通常は消費者が、温度計そのもの、または一体化した温度計出力表示からのみの温度の読取りを目視しなければならない。かかる容器は通常、時間の経過における温度の読取りを追跡する性能、または消費者に、遠隔地(例えば、容器は車内にあり、消費者は用事を済ませている)から飲料の温度を確認させる性能を欠いている。
既知の飲料容器の別の欠点は、漏れの可能性、またはそうでない場合、容器から若干の飲料が意図せずとも放出することである。ある種の蓋は、漏れを最小限にするように設計されている。例えば、かかる蓋は、注ぎ口または飲用開口部にわたって配置可能な、取り外し可能な仕切りを含んでよい。しかし、容器の転倒時に仕切りが所定位置にないと、かかる蓋は漏れを効果的に最小限に抑えない。
容器またはその内容物に関する情報の検出、追跡、記録、及び通信を可能にする構成の容器管理システムの必要性がはっきりと存在し、かかる情報は容器内容物の温度、または蓋の開口部を自動的に覆う指示を含んでよい。本発明の特定の実施形態は、この必要性を満たす。
容器管理システム及び関連する方法の特定の実施形態は、蓋または保持装置を有する容器システムを含み、これらのいずれかは、コンピュータシステムと通信するか、またはコンピュータシステムを含む構成となってよい。容器管理システムはまた、種々のセンサ、動作部材、コンピュータ部材、及び追加の構成部品からなってもよく、これらは以下でより詳細に記載されている。
本出願の目的に関し、「保持装置」とは、一般に、消費製品または非消費製品を所定位置で保持するために構成された任意の部材である。保持装置は、製品だけでなく、他の内容物、例えば周囲空気、真空空間等もまた含んでよい。保持装置の例としては、ボトル、カップ、マグ、タンブラー、フラスコ、ピッチャー、カラフェ、ポンプポット、コーヒーポット、ティーポット、水筒、デカンタ、カップホルダー、ジャー、缶、ドラム、バイアル、シリンジ、ボックス、クーラー、ランチキット、またはバッグが挙げられる。
保持装置としては、製品を受け取るように構成された保持装置胴体を挙げてもよい。より具体的には、保持装置胴体は、保持装置空間を画定するような寸法及び形状であってよい。保持装置胴体は、一般的な硬質材料、一般的な可撓性材料、一般的な断熱材料、または一般的な非断熱材料を含む任意の好適な材料から作製してよい。保持装置胴体材料の例としては、金属(例えばステンレス鋼)、ガラス、ゴム、シリコーン、プラスチック(例えば食品用プラスチック)、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。断熱材料としては、ダブルウォール真空断熱構造または発泡断熱材を含んでもよい。
保持装置胴体は保持装置の縁にて終了してよく、この縁は通常、保持装置開口部を画定する。保持装置開口部は、保持装置空間内に製品を挿入または注入することが可能な寸法及び形状であってよい。
本出願の目的に関し、「蓋」とは、保持装置開口部を部分的にまたは完全に覆うように構成され、かつ保持装置と共に、閉鎖した保持装置空間を一般に形成する任意の部材である。蓋の構成部品は、任意の好適な材料から作製してよい。蓋の材料の例としては、金属(例えばステンレス鋼)、ガラス、ゴム、シリコーン、プラスチック(例えば食品用プラスチック)、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。蓋と保持装置は互いに、同一材料で作製されてもよいか、または異なった材料で作製されてもよい。
特定の実施形態の蓋は、保持装置に取り外し可能に、通常保持装置の縁の近くで接続するように構成されてよい。蓋と保持装置との間の取り外し可能な接続の例としては、補完ねじ山、スナップ嵌入、または摩擦配置(frictional configuration)が挙げられる。
蓋は、蓋を保持装置から取り外すことなく、製品を保持装置空間から分配または放出することを可能にするように構成されてよい。かかる蓋は、分配用開口部として構成される第1の蓋開口部を画定する第1の蓋縁を有してよい。分配用開口部としては、幾つかの例を挙げると注入開口部、注ぎ口、飲用開口部、飲用口、蛇口、スプレー口、ストロー、プッシュプルキャップ、ノズル、その他開口部が含まれる。特定の実施形態の蓋は、排気口等の、更なる蓋開口部を画定する追加の蓋縁、または表示部材開口部、蓋入力部材開口部、もしくはコンピュータ部材開口部等のシステム出力開口部を有してよい。別の部材を受けるように構成された任意の開口部は、適切な密閉部材が、通常、蓋縁と他の部材との間の空間を密閉する(またはその空間での漏れを最小限にする)ように配置され得るような寸法及び形状であってよい。
特定の実施形態において、蓋は、単一の単位構造を有する蓋胴体を含むが、他の実施形態においては、蓋胴体は複数の構成部品を有する。複数構成部品の蓋胴体は、蓋シェル部材、蓋ハンドル部材、及び蓋支持部材を含んでよい。蓋シェル部材は、蓋の最上部または最外部を形成してよい。蓋ハンドル部材は、使用者が、容器システムを容易に握るかまたは持ち上げることを可能にするように構成された構成部品である。蓋支持部材は、存在する場合、蓋シェル、任意のセンサ、動作部材、またはコンピュータ部材等の、システムの特定の他の部材に対する枠組みを提供するように構成されてよい。
特定の実施形態の保持装置または蓋としては、保持装置空間から圧力を解放するために構成された排気口が挙げられる。各排気口は、容器システムからの飲料の漏れを最小限にするように構成されたバルブを含んでよい。また、排気口は容器システムからの飲料の漏れを最小限にするように配置されてもよい。
本発明のシステム及び方法は、1つ以上のセンサを含んでよく、それぞれが、保持装置、蓋、または保持装置の内容物に関係する性能または事象を検出するように構成される。各センサは、蓋もしくは保持装置内、もしくは上に配置されてよいか、または蓋もしくは保持装置から吊設されてよい。各センサは、第1条件の検出に対する応答の際(例えば、配向変化の検出、特定の体積の検出の際;GPS位置変化の検出、特定の温度の検出の際)、情報のリクエストを受ける際、使用者の入力によりもたらされた使用者の指示に応答する際、またはこれらもしくは他の状況の幾つかの組み合わせにおいて、特定の定期または不定期の時間間隔で、幾つかの状態を検出するために構成可能であってよい。
センサの例としては、温度センサ、配向センサ、容量センサ、体積センサ、位置センサ、圧力センサ、イメージセンサ、熱画像センサ、フロートセンサ、蓋取り外しセンサ、ストレインゲージもしくは応力センサ、光学認識センサ、pHセンサ、蒸発ガスセンサ、誘導センサ、ホール効果センサもしくはスイッチ、抵抗センサ、または当該技術分野において公知の他の種類のセンサが挙げられる。特定のセンサの実施形態は、以下でより詳細に論ずる。
より具体的には、温度センサは、例えば保持装置内の製品の温度、保持装置の温度、蓋の温度、または保持装置空間内の周囲空気温度を検出するために配置されてよい。温度センサの例としては、熱電対、サーミスタ、抵抗温度検出器、白金抵抗温度計、有機液体充填温度計、または他の種類の温度計が挙げられる。
配向センサは、例えば、容器システムまたはシステム内の内容物の配向を検出するために配置されてよい。配向センサの例としては、加速度計、ジャイロスコープ、圧電センサ、チルトセンサ、またはチルトスイッチが挙げられる。
体積センサは、例えば、製品が保持装置内にどれほど多く存在するかを検出するために配置されてよい。体積センサは、センサそのものと、製品の上面との間の距離を測定するために構成されるセンサを含んでよい。例えば、超音波をウェーブイニシエータから放出してよく、かつウェーブレシーバでその波が跳ね返り戻ってくる長さを測定してよい。別の種類の体積センサは、第1のキャパシタンス部材が製品の表面と相互作用する静電界を形成する、静電センシングを使用してよい。その後、界分析部材が、かかる相互作用後の界を測定する。かかる測定を使用して、体積センサと製品の表面との距離を計算することができる。
別の実施形態において、特定の体積センサが製品と接触した場合、その保持装置が少なくとも、体積センサの高さと同じ位置まで満ちているように、複数の体積センサを保持装置の内側に沿って、または蓋の下降部分に沿って配置してよい。かかるセンシングの実施形態は「ポイントレベル測定」として称してよい。
更に追加の実施形態では、体積センサは、製品が存在するかどうか、また存在する場合、どれほど多く存在するかを検出するために、保持装置の長さまたは高さ全体、または一部に沿って配置される寸法及び形状であってよい。製品が液体または他の導電性物質である場合、体積センサは連続容量または寄生容量を用いてよい。かかるキャパシタンス体積センサは、センサが液体と直接接触する必要がないように、かつ代わりに、センサが材料または保護部材の幾つかの層により保護されるように、間接容量(indirect capacitance)を用いてよい。
位置センサは、容器システムの地理的な位置を検出するのに構成されてよい。位置センサの例としては、全地球測位システム(GPS)、他の衛星航法システム、他の三角測量システム、コンパス、または地磁気センサが挙げられる。位置センサはまた、地図情報と組み合わせて使用してよい。このシステムにより、使用者が飲料供給業者、他のレストラン、自動販売機、水飲み器、または製品に関係する他の場所の近くにいる場合に、使用者に確認及びアラートする。位置センサは、ディスプレイまたはコンピュータシステム上で、他の容器管理システムが近くに位置するかどうかを示し、及び、場合により、特定の地理的領域(例えば公園、建物、地区、街等)での、他の使用者の位置または数を示す地図を作製するために使用してよい。地図上に示された複数の使用者は、彼らが使用者に知られているかどうかに関わらず、幾つかのソーシャルネットワークまたは他の使用者により、以前に友人として特定された人であり得る。また、特定の実施形態において、使用者は、個々の位置を示している地図または他のインディケーターをソーシャルネットワークにエクスポートしてよい。
圧力センサは、圧力が特定の閾値または範囲に達した際に、圧力内の解放を検出し、場合により解放を引き起こすように構成されてよい。例えば、スープまたは飲料が傷んでガス放出の原因となることで、圧力の増加を引き起こす場合、圧力センサはこの増加を検出可能であり、かつ場合により、カバーを開けるかまたはバルブを開けて、過剰のガスの放出を可能にする。
いずれのセンサもセンサ出力を生成してよく、これにはデジタルまたはアナログフォーマットでの検出情報を含む。(検出情報の幾つかがアナログフォーマットである場合、システムはアナログからデジタルへの変換器を含み、かかる変換を促進してよい。)センサ、またはシステム内の他の構成部品は、検出情報を1つ以上のコンピュータ部材に送信してよい。センサは、当該技術分野において公知の有線または無線通信システムを介してコンピュータ部材と通信してよい。無線通信システムの幾つかの例としては、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、Zigbee、Near Field Communication、赤外線通信、ANT+、無線USB、Z−Wave、IEEE 802.15.4標準規格、IEEE 802.22標準規格、RFID、または他の短距離無線通信技術、もしくは長距離無線通信技術を実装するように構成されたシステムを含んでよい。
コンピュータ部材は、センサ出力を、表示部材で表示される視覚出力(例えば描出もしくは光)、音声出力部材により作製される音声出力(例えばトーン、発信音、音楽、歌、言葉等を含む音)、または触覚出力部材により引き起こされる触覚出力(例えばバイブレーション)等のシステム出力に変換してよい。また、1つ以上のコンピュータ部材は、場合により情報検出の開始もしくは停止時、検出器の情報をコンピュータ部材に送る時期、スイッチのオンオフの指示、またはその他情報に関し、指示をセンサに送り返してよい。
容器管理システムはまた、外部源からの情報入力等の非検出情報の受け取り、保管、または分析を行うように構成されてよい。かかる外部源情報の例としては、使用者付近の位置における天気(位置センサ、もしくは使用者の位置入力により測定);自動車/徒歩航法情報、レストラン、水飲み器、飲料供給業者、容器システム/容器管理システムの小売業者、及び容器システムで、もしくは容器システムと共に用いられ得る製品に関する他の場所の位置情報、並びに他のシステム使用者の位置情報(例えば地図表示による、同じ種類/ブランドの容器システムの他の使用者の位置決め)を含む地図情報;メニューもしくは価格情報を含むレストラン情報(上で特定されたレストランの位置に加えて);または、人間が通常飲料を消費したいと思う標準温度、安全消費に対して飲料が熱すぎるかもしくは冷たすぎる標準温度、飲料もしくは他の製品が品質変化したか、もしくはもはや望ましくないと考えられる標準時間、健全もしくは水和したと考えられる飲料(例えば水)の標準量、消費者により使用される使い捨て飲料ボトルの標準量、レストランもしくはコーヒーショップでのコーヒーの標準コスト、典型的な持ち帰り用コーヒー/ティーカップで用いられる厚紙の標準量等の標準情報;が挙げられる。
本発明のシステム及び方法はまた、保持装置、蓋、製品、または保持装置の他の構成部品に何らかの物理的または化学的変化をもたらすように構成される、特定の動作部材を含んでよい。動作部材は保持装置、蓋、または両方の中または上に配置されてよい。特定の実施形態の動作部材は、自動、手動、または両方で作動するように構成されてよい。動作部材の例としては、開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリ、蓋取り外しアセンブリ、発熱部材、冷却部材、攪拌部材、内部区画扉部材、処理部材、またはその他が挙げられる。
開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリは、蓋開口部が開いている(アンブロック)または閉じている(ブロック)かにより、蓋開口部をブロックまたはアンブロックするように構成されてよい。特定の実施形態の開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリは、1つ以上のセンサにより検出される情報に応じて、または使用者の入力に応じて、蓋開口部を自動的に開くかまたは閉じるように構成可能である。かかる「自動」実施形態の開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリは、クランクを回転させるために構成されるモーターを含んでよく、モーターはアクチュエータ部材と機械的に連結している。アクチュエータ部材は、蓋開口部を直接ブロックもしくはアンブロックするように配置されてもよいか、またはレバーアームアセンブリの動きを引き起こすように構成されてもよく、蓋開口部をブロックまたはアンブロックするように配置される。自動実施形態の開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリは、タッチスクリーン、タッチ表面(例えば押しボタン、静電容量表面)、トラックボール、キーボードキー、スイッチ、または、自動実施形態の設定等の、使用者のシステム内への情報入力を可能にするように構成された他の部材等の蓋入力部材を含んでよい。
他の実施形態の開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリは、蓋開口部の開閉を手動で可能にするように構成されてよい。例えば、かかる実施形態は押しボタンを含んでよく、押しボタンは、押された場合に蓋開口部の障害部材の位置を物理的に変化させるように配置される。
全体的に、多くの形状の開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリが可能であり、本発明の範囲内である。
動作部材の更なる種類を以下に記載する。
蓋取り外しアセンブリは、蓋を保持装置から(部分的もしくは完全に)自動もしくは手動で切断するか、または蓋を保持装置に取り外し可能に接続するように構成される、1つ以上の構成部品であってよい。一例として、特定の実施形態において、蓋取り外しアセンブリは、保持装置にヒンジ結合した蓋を、ヒンジを除く全ての箇所で保持装置から外すように構成されてよく、かつ、蓋と保持装置を同様に、取り外し可能に再接続し得る。別の例において、蓋取り外しアセンブリは、ねじ山で接続可能な蓋を保持装置から完全に取り外すように構成されてよい。
発熱部材は、抵抗ヒータ、電熱線もしくは加熱コイル、熱電ヒータ、または、保持装置、蓋、製品、もしくは保持装置の他の内容物の温度を増加させるように構成された他の種類のヒータであってよい。
冷却部材は、冷媒、アイスユニット、ファン、または、保持装置、蓋、製品、もしくは保持装置の他の内容物の温度を低下させるために構成される他の冷却メカニズムであってよい。
攪拌部材は、保持装置内の製品を混合または移動させるために構成及び配置されてよい。攪拌部材の例としては、攪拌棒、ストロー、電磁攪拌器、バイブレーションユニット等が挙げられる。
内部区画扉部材は、保持装置または蓋を1つ以上の別の区画に分割するように構成される壁部またはフラップであってよい。起動の際に、壁部またはフラップは、自動また手動で位置を変更して、区画へのアクセスを提供するか、またはアクセスを防止するように構成されてよい。
処理部材としては、濾過部材、紫外線部材、他の精製部材、フレーバー放出部材、フラグランス放出部材、液体調整部材、クリーニング部材、または、蓋、保持装置、製品、もしくは保持装置の他の内容物の他の処理剤を挙げてよい。
本発明の特定の実施形態のシステム及び方法は、1つ以上のコンピュータ部材を含む。コンピュータ部材の例としては、プロセッサ、システムメモリ、キャッシュ、システムバス、シャーシ、ファン、電源、基本入出力システム(BIOS)、ハードディスクドライブ、光学ディスクドライブ、非一過性のコンピュータ読み取り可能メディア、及びUSBまたはシリアルポートが挙げられる。
本出願の目的に関し、蓋または保持装置内または保持装置上に配置されたコンピュータ部材は「内部コンピュータ部材」と称され、通常蓋及び保持装置から分離しているコンピュータ部材は「外部コンピュータ部材」と称される。内部コンピュータ部材の群、または外部コンピュータ部材の群は、それぞれ内部コンピュータシステムもしくは外部コンピュータシステムを、または一般的に「コンピュータシステム」を形成してよい。本発明のシステム及び方法は、任意のタイプのコンピュータシステムを含んでよい。
外部コンピュータシステムの例としては、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント、タブレット、スマートフォン、特定の他のタイプの携帯電話、MP3プレーヤー、ウェアラブルコンピュータユニット(例えばGoogle Glass(登録商標)ユニット等の頭部取り付け型ユニット、コンピュータ化腕時計、コンピュータ化手袋、コンピュータ化靴、eテキスタイル等)、または他の手持ち型もしくはパーソナルコンピューティングデバイスが挙げられる。また、2つ以上の外部コンピュータシステムをネットワーク化して、クラウドコンピューティングシステムを形成してよい。
本発明の特定の実施形態は、追加の構成部品を含んでよい。例えば、本発明の例示的実施形態は、電池、コンデンサ、フライホイール、RFID回路、太陽電池、発電機(例えばマイクロ発電機、熱電発電機、誘導発電機、圧電発電機等)、または電源プラグ(例えば二叉、三叉、欧州標準)等の電源を含んでよい。本発明の実施形態はまた、リチウムイオン電池分配器等の電源分配器を含んでもよい。
また、本発明の実施形態は、蓋に物理的に統合されるように構成された蓋出力部材、保持装置内に物理的に統合されるように構成された保持装置出力部材、または、蓋もしくは保持装置と物理的に統合されるように構成されてはいないが、場合により特定の外部コンピュータ部材と物理的に統合もしくは接続されるように構成されている、外部コンピュータ出力部材等のシステム出力部材を含んでよい。
システム出力部材の例としては、表示部材、音声出力部材、または触覚出力部材が挙げられる。表示部材は、タッチスクリーン、ノンタッチ表示スクリーン(例えばLCDスクリーンもしくはLEDスクリーン)、アナログ表示部材、プロジェクタ、または単一もしくは小集団の発光ダイオードであってよい。(使用者は、表示部材を介してユーザーインターフェースにアクセスすることができる。)音声出力部材は、任意の種類のスピーカーであってよい。触覚出力部材は、幾つかの他の構成部品の運動または触覚応答を引き起こすように構成される振動部材または他の構成部品であってよい。
本発明の方法実施形態は、蓋、保持装置、または保持装置の内容物に関する情報(例えば位置、充填体積、蓋開口部の接触状態等)を検出するためのセンサの使用を含んでよい。特定の情報が検出されると、その検出情報を、場合により外部から得た情報と組み合わせて使用し、「計算情報」と称される、通常はセンサにより直接測定できない、または測定されなかった二次レベル情報を計算またはコンパイルしてよい。計算情報は計算情報及び統計情報を含み、これらはそれぞれ、以下でより詳細に記載される。場合によっては、センサを使用して情報を検出する前または後に、センサをゼロ読取りにキャリブレーションして精度を向上させてよい。
本発明の更なる方法実施形態は、センサを用いて状態を検出した後、場合により、検出工程を短時間で数回繰り返すことを含んでよい(例えば、数分の一秒または一秒等の短時間での、連続した複数の検出事象を含んでよい)。センサは、容器システム内に位置した内部プロセッサに情報を送信することができ、内部プロセッサは、連続した検出事象から受け取った読取りに有意差があるかどうかを測定し、どの読取り(または読取りの平均もしくは中間)を、(例えばスマートフォンに位置する)外部プロセッサに送るかを計算する。あるいは、1つ以上のセンサは多数の読取りができ、かつ、内部プロセッサは有意性のある時間(例えば1分の数分の1、1分、3分、5分、10分、1時間等)により分割される複数の読取りを受け取ることができる。内部プロセッサは、時間で分割された読取りの差を計算することができる。計算情報は、有線通信システム(例えばUSBコード)、または無線通信システム(例えばWi−Fi、Bluetooth(登録商標)、Zigbee、Near Field Communication、赤外線通信、ANT+、無線USB、Z−Wave、IEEE 802.15.4標準規格、IEEE 802.22標準規格、RFID、または他の短距離無線通信技術もしくは長距離無線通信技術)により外部コンピュータ部材に送信されてよい。計算情報は、内部プロセッサによる計算の完了の際に、特定の時間で、特定の情報量が集まった後で、または、直近に集めた計算情報と比較して計算情報が異なる場合に限り、外部コンピュータ部材に送信されてよい。
特定の実施形態において、内部コンピュータ部材は、計算情報ではなく、処理されていない(例えばそのままの)検出情報を、特定の外部コンピュータ部材に直接送信する。
伝達情報が処理されているかそのままであるかに関わらず、外部コンピュータ部材はアプリケーションソフト、データベース、システムメモリ、または全コンピュータシステムを含んでよい。(本特許出願の目的に関し、用語「アプリケーションソフト」とは、特定の目的に関する操作を実行するように設計されたプロセッサにより実行される1つ以上の一連のプログラムを意味する。)
容器管理システムにより検出または計算され得る情報の例としては、特定の時間(例えば1時間、1日、使用者がタイマーをオンにしてから、容器システムが初めて使用された時から、現在の時間周期、以前の時間周期)における、保持装置から消費されたかまたは分配された製品の量の総体積または平均;製品が特定の温度範囲内にある長さ及び関係する平均;保持装置内の製品の現在の状態(例えば温度または体積);蓋開口部の現在の状態または状態の変遷(例えば開口または閉鎖);保持装置の現在の状態または状態の変遷(例えば転倒または直立);保持装置が再詰め替えされた回数;保持装置または蓋の現在の地理的位置または地理的位置の変遷;容器システムが使用される頻度、長さ、及び場所;使い捨て飲料水ボトル、または使い捨てのレストラン持ち帰り用カップの使用と比較し、容器システムの使用により節約された資源(例えば紙、プラスチック、お金);外部コンピュータシステムまたは外部コンピュータ部材から受け取ったシグナルの強さ;等が挙げられる。
検出情報及び/または計算情報は、外部コンピュータ部材(例えば、場合によってはスマートフォンもしくはアプリケーションソフトの一部であるシステムメモリ)、もしくは内部コンピュータ部材(例えば、場合によっては容器システムの一部である内部システムメモリ)、または他のシステム位置の中に保管されてよい。
更に、検出情報または計算情報(体積情報、温度情報、容器システム使用情報を含んでよく、これらのいずれかはまた、検出のそれぞれの時間を含んでよい)を更に分析して、追加の統計情報を提供してよい。例えば、使用者(例えばレストランのオーナーまたはフランチャイズオーナー)は、検出情報を集めて、焙煎後の、コーヒーの一般的な提供時間、焙煎後、最適時間内に提供されるコーヒーの量、焙煎後、コーヒーが通常廃棄されるまでの時間、焙煎後廃棄されるコーヒーの量、飲料サービスに関する特定のガイドラインを、フランチャイズが遵守しているかどうか及びその頻度、または、(1日、1ヶ月、もしくは1年の中で)いつ、及びどれだけの量のコーヒーもしくは水が消費されるのかに関する統計を作成することができる。使用者はまた、体積情報または体積/時間情報を、その販売情報と相互参照して、分配量及び速度が販売量及び速度と一致するかどうかを確認することができる。任意の統計情報は、選択した時間周期、個々のシフト等の予め設定した時間周期(例えば午前9時〜午後3時、午後3時〜午後11時)もしくは業務四半期により構成及び表示されてよいか、または個々の従業員もしくはマネージャー、レストラン、フランチャイジー、もしくはフランチャイズ全体等の構成要素と関連していてよい。明らかに、特定の実施形態は、レストランマネージャーまたはフランチャイザーが速やかに、飲料分配または消費に関する体積、温度、及び時間測定に関する特定の情報を入手、計算及び管理できるように適合してよい。
また、検出情報、計算情報、または統計情報は、アプリケーションソフト等の第1の外部コンピュータ部材から、例えば、第2のアプリケーションソフト等の第2の外部コンピュータ部材に送信されてよい。一実施例において、検出情報は、多数の時点において測定した、保持装置内の液体体積であってよい。計算情報は、検出した体積測定に基づいて、使用者が消費したと推定される液体の量であってよい。統計情報は、ある時間消費された液体と、液体類または該液体の消費推奨量または目標量との比較(例えば消費した水と、医者の推奨する水分摂取量または水分消費目標)であってよい。この情報のいずれかは、センサまたは内部コンピュータ部材から第1のアプリケーションソフト(例えば、プロセッサにより実行され、特に内部コンピュータ部材との通信のために構成されるアプリケーションソフト)に送信されてよく、その情報は次に、第2のアプリケーションソフト(例えば、複数の情報源からの総体的な健康に関する情報を収集または保管するように構成されたアプリケーションソフト)に送信されてよい。
システムはまた、使用者が、遠隔位置にあり得る外部コンピュータシステムからの検出情報、計算情報、または統計情報を確認することを可能にしてよい。(本出願の目的に関し、用語「遠隔」とは、物理的に接触しないが、任意の特定の距離を必要としない、離れた空間を意味する。)例えば、使用者が保持装置内の内容物の温度を特定することを望む場合、使用者は自身のスマートフォンにアクセスして、ユーザーインターフェースを介して読取りを入手することができる。必要に応じて、使用者は容器管理システムに指示を送信し、高温の保持を最大限にするために蓋開口部を閉じるか、または蓋開口部を開けて冷却させることができる。
検出情報はまた、ユーザーインターフェースを通して表示部材に描出を示してよい(ユーザーインターフェースは場合により、アプリケーションソフトの一部である)。特定の実施形態において、描出は現在の状態(例えば、最も直近に検出された情報)を示し、この情報は通常、リアルタイムで、またはできる限りリアルタイムに近づくように更新される。他の実施形態では、描出は特定の時間間隔でのみ更新されるか、または時間の経過と共に集めた一連の検出情報を示す。描出は、単一のセンサ、同一型の複数のセンサ、複数の異なる種類のセンサ、または1つ以上の外部データソースと組み合わせた1つ以上のセンサから入手した情報を示してよい。描出の例としては、検出情報の定型数値(stylized numeric value)、検出情報の書面記載、または記号、もしくは符号(例えば、「熱い」状態を示す炎の図、もしくは「冷たい」状態を示す氷/雪;保持装置から取り外された蓋もしくは閉じた蓋開口部を示す図;保持装置内の製品の相対量を示す絵;危険状態を示す頭蓋骨;事象の時間もしくは現在の時間を示す時計;保持装置もしくは保持装置の種類、温度のカラーコーディング、内容物の種類、もしくは体積情報の可視表現)、グラフ(例えば棒グラフ、円グラフ、線グラフ等)、もしくは情報画像(例えば、場合によりテキストが伴う図の集合)が挙げられる。2つ以上の表示を作成し、2つ以上の組み合わせの検出情報を示してよい。
加えて、検出情報が幾つかの通知誘発情報を含む場合、ユーザーインターフェースは、プッシュ通知、Eメール、携帯メール、アラート、アラーム、表示部材での描出の変更、または、使用者にその通知誘発情報を通信するために構成される他のメッセージ等の通知を提供してよい。通知誘発情報の例としては、保持装置または保持装置の内容物の温度が特定の温度(例えば、内容物がそれほど多くない魅力を有する(例えば、お茶もしくはコーヒーが冷たすぎる)、または一層魅力を有する(例えば、お茶もしくはコーヒーが火傷の危険性を最小化するのに十分なほど冷えている)温度に達した;特定の時間が経過した(コーヒーポット内にコーヒーが長くありすぎて苦すぎる、もしくは過度に酸化されてしまった;ティーバッグは理想の浸漬時間の後で取り出されなければならない;多くの詰め替えの後で濾過部材を取り換える)ことを挙げてよい。
ユーザーインターフェースはまた、容器システムまたはその予想される内容物に関する情報の入力、追跡、または予測を使用者に可能にするように構成されてよい。例えば、ユーザーインターフェースは、水和(例えば、1日あたりに一定のオンスの水を飲む)、またはカフェイン減少(例えば1日あたりに消費されるコーヒー/お茶の量を制限する)に関する目標の入力を可能にしてよい。ユーザーインターフェースはまた、目標決定情報(例えば年齢、体重、性別、体重減少計画、食事、ライフスタイル活動水準、運動活動水準、家の位置、海抜、天気、現在の水和度)の入力を可能にするように構成されてよく、これにより、システムは使用者に対して適切な目標(例えば水和目標)を推定することができ得る。また、ユーザーインターフェースは、使用者がダイエット、水和、血糖調節、インスリン調節の追跡、または他の目的、即ち、例えば医薬品、カロリー、もしくは炭水化物の消費を追跡することを可能にするように構成されてよい。
加えて、ユーザーインターフェースは、特定の操作(例えば、飲料の飲み口が閉じたまま蓋が保持装置上に残っている、典型的な使用者の使用に合わせて蓋を使用する、屋外または冷蔵庫ユニット等の特定の温度環境に容器システムを配置する)が行われた場合、飲料が特定の温度に到達する時間の予測を表示するように構成可能であってよい。
ユーザーインターフェースはまた、報奨部材を含んでよい。報奨部材は、使用者が特定の、報奨に値する出来事を記録するか、システムがそれを検出した後に、報奨(例えばポイントまたはクーポン)の配信を可能にしてよい。報奨に値する出来事の例としては、一定数の詰め替え、一定量の消費液体もしくは分配液体、ジムへの一定数の訪問、または特定の目的の達成が一回または複数回達成されることが挙げられる。
ユーザーインターフェース(及びコンピュータシステム)の実施形態はまた、使用者が情報をワープロ文書、スプレッドシート、ファクシミリ、Eメール、携帯メール、ソーシャルメディアでの投稿(例えばFacebook(登録商標)での投稿、Twitter(登録商標)での投稿、Instagram(登録商標)での投稿、Tumblr(登録商標)での投稿、LinkedIn(登録商標)での投稿)等の二次フォーマット、または、当該技術分野において既知の他の二次フォーマット等にエクスポートすることを可能にするように構成されてよい。
ユーザーインターフェースはまた、使用者が、容器システムまたは容器管理システムの小売業者またはメーカーに、(例えばEメール、システムメッセージ、携帯メール、ウェブページ等を通して)容易に連絡できるように構成された、メーカー部材または小売部材を含んでよい。
特定の実施形態のシステム及び方法は、使用者が1つまたは2つ以上の容器システムを監視及び管理することが可能なように構成されている。かかる実施形態は、ユーザーインターフェース内の各容器システムに名前またはタイトルを割り当てることを可能にし得る。また、本発明の実施形態は、個人使用向け(例えば1人の使用者が個人の飲料水ボトル及び個人の断熱マグを管理する)、家族使用向け(例えば1人の使用者が個人のマグ、配偶者のタンブラー、加えて子どもの飲料水ボトルを管理する)、レストランもしくはビジネス使用向け(例えば、1人以上の使用者が複数のコーヒーピッチャー/ポンプポットを、レストランもしくは事業拠点で管理する)、またはフランチャイズ使用向け(例えばフランチャイズオーナーが、様々な場所にあるコーヒーポットの体積/詰め替え/温度/クリーニング情報を追跡及び確認することができる)に、構成されてよい。
本発明の特定の実施形態の目的の1つは、使用者に、1つ以上の容器システムまたはその構成部品の管理を可能にさせることである。
本発明の特定の実施形態の別の目的は、特定のセンサ検出情報の検出の際に、蓋開口部を自動的に閉じることである。例えば、本発明の特定の実施形態は、関係する保持装置が倒れる、またはこぼれる方向にある等の、特定のこぼれる条件を検出した際に、蓋開口部を自動的に閉じるように構成されてよい。別の例として、本発明の特定の実施形態は、温度が、特定の閾値温度を超えるもしくは下回る、または特定の望ましくない温度範囲内にあることを検出した際に、蓋開口部を自動的に閉じるように構成されてよい(例えば、閾値温度または温度範囲は使用者により、またはメーカーにより設定されてよい)。
本発明の特定の実施形態の別の目的は、特定のセンサ検出情報を検出した際に、蓋開口部を自動的に開くことである。例えば、本発明の特定の実施形態は、関係する保持装置が飲水方向にある、使用者の唇が蓋表面に接触している、または、温度が特定の温度範囲内にあるか、もしくは特定の閾値温度を超えるもしくは下回る等の、特定の「飲水」状態の検出の際に、蓋開口部を自動的に開くように構成されてよい。飲水状態は、方向の検出、方向に到達する速度、移動速度、方向が飲水に特有であるかどうか(例えば、飲用開口部が中心から外れていると、使用者は通常、飲料が使用者の口に到達するのに最小距離を移動するように、飲料容器を配向する)、人の唇が蓋表面に接触しているかどうか、飲料温度、センサにより検出されるその他の情報、センサにより集められた情報の組み合わせ、または使用者の入力情報により特定されてよい。
本発明の特定の実施形態の別の目的は、使用者が、容器システムの地理的位置を特定するのを可能にすること(例えば、紛失した容器システムの発見を容易にすること)である。
本発明の特定の実施形態の別の目的は、使用者が、容器システムまたはその内容物に関する情報の検出、追跡、記録、確認、及び通信を可能にすることである。
本発明並びにその特性及び利点は、添付図面と共に、以下の現在考慮される実施形態の詳細な説明を参照して、更に理解及び認識されるであろう。
本発明の好ましい実施形態は、説明のために提供され、本発明を限定しない添付図面と共に説明され、同様の表記は同様の部材を示す。
容器管理システムの一実施形態の一般的な描写を示す。
容器管理システムの別の実施形態の一般的な描写を示す。
更なる容器管理システムの一般的な描写を示す。
容器管理システムの更に別の実施形態の一般的な描写を示す。
容器管理システムの追加の実施形態の一般的な描写を示す。
蓋及び保持装置を含む容器管理システムの一実施形態の側面斜視図を示す。
蓋及び保持装置を含む容器管理システムの別の実施形態の側面斜視図を示す。
蓋及び保持装置を含む容器管理システムの更なる実施形態の側面斜視図を示す。
保持装置の一実施形態の側面斜視図を示す。
保持装置の一部の実施形態の側面斜視図を示す。
蓋の一実施形態の、下からの組立分解等角図を示す。
内部フレーム部材の一実施形態の側面斜視図を示す。
容器管理システムの内部フレーム部材、蓋シェル部材、及び特定の追加構成部品の一実施形態の側面斜視図を示す。
容器管理システムの内部フレーム部材、レバーアームアセンブリ、及び種々の他の構成部品の一実施形態の側面斜視図を示す。
外部フレーム部材の一実施形態の上面斜視図を示す。
外部フレーム部材の一実施形態の底面斜視図を示す。
外部フレーム部材の一部の一実施形態の上面斜視図を示す。
開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリの一実施形態の側面図を示す。
開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリの一実施形態の底面図を示す。
容器管理システムの蓋、外部フレーム部材、及びレバーアームアセンブリの一実施形態の側面斜視図を示す。
クランクの一実施形態の概略斜視図を示す。
クランクの一実施形態の側面斜視図を示す。
コンピュータシステムの一実施形態を示す。
本発明の方法実施形態を示すフローチャートを示す。
本発明の別の方法実施形態を示すフローチャートを示す。
本発明のユーザーインターフェースの例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
本発明のユーザーインターフェースページの種々の例を示す。
容器管理システムの別の実施形態を示す。
保持装置の別の実施形態を示す。
蓋の部分的な斜視図を示す。
蓋の部分的背面図を示す。
蓋の底面斜視図を示す。
外部フレーム部材及び特定のコンピュータ部材の上面斜視図を示す。
外部フレーム部材の上面斜視図を示す。
内部フレーム部材の側面斜視図を示す。
内部フレーム部材の底面斜視図を示す。
蓋基部、及び機械式押しボタンアセンブリにより放出されるように構成されている、蓋基部カバーを含む蓋シェル部材を有する蓋の上面斜視図を示す。
蓋シェル部材、及び蓋支持部材の一部の断面図を示す。
蓋支持部材の一部、及びボタンが取り外された機械式ボタンアセンブリを有する蓋シェル部材の側面斜視図を示す。
蓋基部カバー及びボタンの側面図を示す。
保持装置がクリーマーカラフェである容器管理システムの一実施形態の斜視図を示す。
図15Aに示した保持装置用蓋の一実施形態の底面斜視図を示す。
図15Aで示した保持装置用蓋の一部の一実施形態の上面斜視図を示す。
保持装置がコーヒーカラフェである容器管理システムの一実施形態の斜視図を示す。
図16Aで示した容器管理システム用蓋及び保持装置の一部の、拡大図を示す。
保持装置が断熱ハイドレーションボトルであり、蓋が、蓋基部及び蓋基部カバーを有する蓋シェル部材を含む、容器管理システムの一実施形態の斜視図を示す。
使用者が蓋開口部から飲水可能なように、蓋基部カバーが蓋基部から解放される、図17Aの容器管理システムを示す。
図17Aの容器管理システムの蓋基部上の上底表面を示す。
保持装置がカラフェである容器システムの、別の実施形態の側面斜視図を示す。
図18Aで示す容器システムの実施形態の一部の拡大図を示す。
図18Aで示す容器システムの実施形態の上面斜視図を示す。
図18Aで示す容器システムの実施形態の底面斜視図を示す。
少なくとも、図18Aで示す保持装置と共に用いるために構成された蓋を示す。
ハンドル及びハンドルつば部材を含まない図19Aの蓋を示す。
蓋シェル部材を含まない図19Bの蓋を示す。
図19Aの蓋の外部フレーム部材の上面斜視図を示す。
図19Aで示した実施形態の内部フレーム部材、表示部材、USBポート、集積回路基板、フィラー部材、及びセンサの側面斜視図を示す。並びに、
内部フレーム部材、表示部材、集積回路基板、及びセンサの側面斜視図を示す。
本出願の目的に関し、本明細書で記載及び説明される本発明の特定の実施形態は、特に飲料を含有するために構成される容器システムに関するが、考察は単に例示的なものである。本発明は、当該技術分野において既知の任意の種類の容器システムに適用可能である。
本出願の目的に関してはまた、相対的位置を説明する任意の用語(例えば「上方」、「中間の」、「下方」、「外部」、「内部」、「の上」、「の下」、「底部」、「最上部」等)は、図示した本発明の実施形態を指すが、これらの用語は、実施形態を使用可能な配向を限定するものではない。
図1A〜図1Cは、本発明の実施形態の、ある種の一般システムを簡略化した図示を含む。かかる実施形態は、容器システム100及びコンピュータシステム500を有する容器管理システム50を含む。図1Aに示す実施形態において、容器システム100は保持装置200である。図1Bに示す実施形態において、容器システム100は蓋300である。図1Cに示す実施形態において、容器システム100は保持装置200及び蓋300からなる。図1Dに示す実施形態は、全体のコンピュータシステム500ではなく、1つ以上のコンピュータ部材502を含む。図1Eに示す実施形態は、コンピュータシステム500、(第1の保持装置200A及び第1の蓋300Aを有する)第1の容器システム100A、並びに(第2の保持装置200B及び第2の蓋300Bを有する)第2の容器システム100Bを含む。
図2A及び図2Bは、保持装置200及び蓋300を含む容器システム100を示す。図3A及び図3Bは、蓋を含まない保持装置200を示す。保持装置200は、製品を受けるために構成される保持装置胴体202を含む。ここで通常、図2A、図2B、図3A、及び図3Bを、図2Aを最初にして参照すると、図示した保持装置胴体202は、外部保持装置胴体202A、内部保持装置胴体202B、及び底部保持装置胴体202Cを含む。保持装置胴体202は、通常保持装置開口部206を画定する保持装置縁204にて終端してよい。保持装置開口部206は、製品の、保持装置空間208内への挿入または注入を可能にするような寸法及び形状であってよい。図示した保持装置200は、一続きの補完蓋ねじ山310に対応する、一続きの補完保持装置ねじ山210を介して、蓋300に取り外し可能に接続されるように構成されるが、保持装置200の実施形態は、保持装置200と蓋300との間の取り外し可能な接続を容易にするために構成される任意の補完部材を有してよい。
蓋300は、蓋300を保持装置200から取り外すことなく、保持装置空間208から製品を分配または放出することを可能にするように構成されている。蓋300は、蓋シェル部材304及び蓋支持部材306を有する蓋胴体302を含む。(蓋支持部材の一実施形態を図4Aに示し、以下でより詳細に論ずる。)蓋シェル部材304は、飲用開口部として構成される第1の蓋開口部303を画定する、第1の蓋縁301を有する。蓋シェル部材304はまた、コンピュータ部材開口部、特に、USBポート309を取り付けるための寸法及び形状であるUSBポート開口部として構成される第2の蓋開口部307を画定する、第2の蓋縁305を有する。蓋シェル304はまた、表示部材開口部として構成される第3の蓋開口部を画定する、第3の蓋縁311Aまたは311Bを含んでよい。表示部材開口部は、図2Bに示す発光ダイオード(LED)等の第1の表示部材312A、または、図2Cに示す表示スクリーン等の第2の表示部材312Bを取り付ける寸法及び形状であってよい。
蓋シェル部材304は通常、蓋300の最上部または最外部を形成する。蓋シェル部材304は、蓋側壁314、蓋縁壁316、及び蓋上部壁318を含んでよい。蓋側壁314は、タッチ表面として構成される蓋入力部材308を含んでよい。蓋上部壁318は、蓋開口部303が中心から外れ、通常漏斗形状の底部に位置する、一般的な円錐台形状または漏斗形状を有してよい。
図4Aに示すように、蓋支持部材306は、存在する場合、センサ、動作部材、またはコンピュータ部材等の、システムの特定の他の部材の構造支持体を提供するように構成される。図示した蓋支持部材306は、内部フレーム部材322(分離したものを図4Bに、並びに、図4C及び図4Dに、特定の他の構成部品と共に示す)、並びに、外部フレーム部材324(図5Aに上面斜視図、及び図5Bに底面斜視図を示す)を含む。構成部品を使用のために配置する際、外部フレーム部材324は通常、内部フレーム部材322を取り囲む。
図示した実施形態では、上方内部フレーム部材322Aは、開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリ315の1つ以上の構成部品を支持するように構成されている。開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリ315の図示した実施形態(図6Aでもまた、上方内部フレーム部材322Aを除いて示す)は、アクチュエータ部材330と機械的に連絡しているクランク328を回転させるように構成されたモーター326を含む。アクチュエータ部材330は、飲用開口部または他の蓋開口部をブロックまたはアンブロックするために配置されたレバーアームアセンブリ332を移動させるように構成される。モーター326の起動に際し、クランク328が回転し、アクチュエータ部材330を例えば下方向に移動させる。アクチュエータ部材330の下方向への移動は、レバーアームアセンブリ332の駆動側面334の下方向への移動もまた引き起こす。レバーアームアセンブリ332は外部フレーム部材324の1つ以上の支点隆起部336に固定されるため(図7参照)、駆動側面334を下方向に移動させることで、反対側(即ち、開口部ブロック側面338)が上方向に移動し、飲用開口部そのものをブロックするか、または飲用開口部に繋がる製品チューブ350への入口をブロックする。開口部ブロック側面338は、開口部ブロック構造339、例えば密閉部材339A(例えばゴム化または可撓性ストッパーユニット)を含んでよい。
飲用開口部(または他の蓋開口部)をアンブロックするために、モーター326を(例えば、蓋入力部材、押しボタン、またはコンピュータシステムにより)起動してクランク328を回転させ、アクチュエータ部材330を例えば上方向に移動させる。アクチュエータ部材330の上方向への移動により、レバーアームアセンブリの駆動側面334もまた上方向に移動する。駆動側面334が上方向に移動する際、開口部ブロック側面338は、飲用開口部、または飲用開口部に繋がる製品チューブ350への入口を物理的にブロックしないように下がる。加えて、図示したアクチュエータ部材330の本体は、場合によっては脱気用凹部333を備えて、アクチュエータ部材330が飲用開口部をアンブロックするように配置された場合、脱気経路が開き、飲水または注入の間に保持装置空間からの圧力の解放を可能にするような寸法及び形状であってよい。
特定の実施形態において、クランク328は、図8Aに示す、磁石センサがクランクの状態または配向を検出することを可能にする(及びそれ故、開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリ315の他の構成部品の配向の計算を可能にする)、1つ以上のクランク磁石329を含む。例えば、クランク磁石329が磁石センサの近くにあると、蓋開口部がブロックされている/閉じていることを知ることができる。クランク磁石が磁石センサから離れて回転している場合、蓋開口部がアンブロックされている/開いていることを知ることができる。クランク328は、モーター接合部材327A、及びアクチュエータ接合部材327Bを含んでよい。図8Bに示すように、モーター接合部材327Aは、特定の時点を過ぎるとクランク328の回転を妨げるための、停止構造部材331を含んでよい。
特定の実施形態において、開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリ315は、飲料の流速が調節され得るように、蓋開口部を部分的にブロックするように、または、飲料が蓋開口部を経由することを通常完全に妨げられるように、蓋開口部を完全にブロックするように構成されてよい。
図4Bに示すように、上方内部フレーム部材322Aは、製品チューブ350が通過することができる切り欠き部325を含んでよい。また、上方内部フレーム部材322Aは、図4Cに示す、電池等の電源340の支持体を提供してよい。更に、上方内部フレーム部材322Aは、小型コンピュータシステム500または種々のコンピュータ部材502の支持体を提供してよい。図4Dに示すように、集積回路基板342(少なくともプロセッサ及びシステムメモリを含有し得る)は、図示した実施形態にてネジとして示した固定部材319を介して、上方内部フレーム部材322Aに固定されてよい。しかし、固定部材の他の例としては、釘、ボルト、ステープル、補完性フック及びループ部品、接着剤、並びに、当該技術分野において既知の他のものが挙げられる。上方内部フレーム部材322Aは、1つ以上の固定部材ホルダ321を含んでよい。
また、蓋側壁314上の蓋入力部材308からの任意の入力を感知するように配置されている使用者入力レシーバ344が、集積回路基板342に隣接または加えられる。図示した実施形態では、使用者入力レシーバ344はフレキシブルプリント回路基板の上部にある。また、光導体部材345は、使用者が例えば、蓋300の外側からLEDがオンとなっているかオフとなっているか、または特定の色となっているかを確認することができるように、LED等の表示部材を包囲または設置するために配置されてよい。LEDの色、またはオン/オフ点滅状態は、容器管理システムがオンかもしくはオフか;蓋開口部がブロックされているかアンブロックされているか;任意の情報がセンサにより検出されているかどうか;特定の情報がセンサにより検出されているかどうか(例えば保持装置内の液体の体積の低さまたは温度が、快適/安全な消費領域の外であるかどうか);開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリがロックされている(例えば位置を変更できない)か、もしくはアンロックされている(例えば、漏れ状態もしくは飲水条件の検出時に、自動的に位置変更できる)か;通知(例えば、水飲み器の近く、目標を達成したかもしくは達成寸前である、より多く/少なく詰め替えもしくは消費することの合図)があるかどうか;警告(例えば、熱すぎて消費できない、悪天候が近づいている)があるかどうか;容器システムが十分な電力を有するかもしくは電池が少ないか;容器システムが外部コンピュータシステムに接続されているかどうか;または幾つかのその他情報を示し得る。
下方内部フレーム部材322Bは、体積センサ346として操作するように構成され得るフレキシブルプリント回路基板の下部を支持する。下方内部フレーム部材322B及び体積センサ346は、蓋300が保持装置200に接続されている場合、体積センサ346の少なくとも幾つかの部分が、保持装置空間208内に向かって延在するような寸法及び形状である。特定の実施形態において、体積センサ346、下方内部フレーム部材322B及び下方外部フレーム部材324Bは、保持装置空間208の最低部内に向かって延在するように構成されてもよいし、または、保持装置空間208の中部もしくは上部内のみに向かって延在するように構成されてもよい。より具体的には、下方内部フレーム部材322Bまたは下方外部フレーム部材324Bは、保持装置空間208の高さの4分の1、2分の1、4分の3、6分の5、または全体まで延在するように構成されてよい。
図5A及び図5Bは、外部フレーム部材324を示す。外部フレーム部材324の内面323は、蓋シェル部材304の底部表面313と共に内部蓋区画348を画定する。内部蓋区画348は、内部蓋区画348内に最小限の液体(または他の製品)しか入らない、または全く入らないように構成される。使用者が保持装置から液体を飲むことができるように、上方外部フレーム部材324Aは、製品が、内部蓋区画348内で構成部品と接触することなく、保持装置から飲用開口部または他の蓋開口部に流れることができるように構成された製品チューブ350を含んでよい。上方外部フレーム部材324Aは通常、カップ形状であり得る。図5Cに示すように、液体または他の製品が内部蓋区画348に流入することを最小限に抑える、または防止するための、製品チューブ350の上縁周辺または内側に配置されたシールグロメット、シールガスケット、または他のチューブ密閉部材349Aがあってもよい。上方外部フレーム部材324Aはまた、アクチュエータ部材330が通過できるように構成されたアクチュエータ部材チューブ352を含んでよい。液体またはその他製品が内部蓋区画348に流入することを最小限に抑える、または防止するために、第2のシールグロメット、シールガスケット、または他のチューブ密閉部材349Bが、アクチュエータ部材330またはアクチュエータ部材チューブ352の周囲または内側に配置されてよい。
図示した実施形態では、内部蓋区画348は一般に2つの部品を共に固定することにより形成されるが、他の実施形態において、内部蓋区画は、単一の部品構造(場合により、品目を内部蓋区画内に挿入可能にする、閉鎖可能な開口部を含んでよいが、区画は依然として密閉されているか、もしくは通常水密である);3つの部品構造、または代替構造により形成されてよい。あるいは、保持装置は内部コンピュータ部材、センサ、またはその他構成部品を備えるように構成された内部保持装置区画(図示せず)を含んでよいし、場合により水密となるように構成されてよい。
図5Cに示すように、第3のシールグロメット、シールガスケット、またはその他密閉フレーム部材351が、上方外部フレーム部材324Aの底部フレーム縁355の周囲に配置されてよい。フレーム密閉部材351は、補完保持装置ねじ山210が補完蓋ねじ山310に接続した際に、補完ねじ山210、310の間のねじ山空間内の液体を最小限にするように構成される。したがって、使用者が飲水のために容器システムを傾けた際に、保持装置200と蓋300との間で、液体の漏れは生じないか、最小限となる。
図5B及び図7に示すように、下方外部フレーム部材324Bは、第1側面に第1の支点隆起部336を含み、第2側面(図示せず)に第2の支点隆起部を含む。レバーアームアセンブリ332は、それぞれの隆起部に取り付けられることが可能である。また、図5B及び図7に、蓋300を保持装置200に接続したままで、保持装置に入った製品(例えば飲料)の温度を検出するように構成された温度センサ354を示す。下方外部フレーム部材324Bは、2〜3例挙げると一般的に円筒形、一般的に放物線状、一般的に立方体型、または一般的に三角形状である。下方外部フレーム部材324Bは一般に、図示した実施形態の上方外部フレーム部材322Bの中心から延在しているが、下方外部フレーム部材324Bはまた、縁、側面、または中心から少し外れて、同様に延在してよい。
本発明のシステム及び方法は、それぞれが保持装置、蓋、または保持装置の内容物に関係する特性または事象の検出のために構成されている、1つ以上の追加のセンサを含んでよい。例えば、加速度計等の配向センサを、フレキシブルプリント回路基板または集積回路基板342の中に組み込むか、またはそれらの近くに組み込んでよい。
容器管理システム50はまた、容器システムの地理的位置を検出するために構成される位置センサを含んでよい。位置センサの例としては、全地球測位システム(GPS)、他の衛星航法システム、他の三角測量システム、コンパス、または地磁気センサが挙げられる。特定の実施形態において、かかる位置センサは、セパラブル構成部品ではなくコンピュータシステム500により稼働されるシステムアプリケーションであってよい。位置センサは、システム50が、容器システム100がコンピュータシステム500(例えばスマートフォン)に対して運び去られるかまたは置き去りにされる場合、及びそのようなときを、検出(及び使用者にアラート)することを可能にさせ得る。位置センサはまた、ユーザーインターフェースのマップ部材を通して、使用者が容器システム100の位置を特定することを可能にしてよい。
本発明の特定の実施形態のシステム及び方法は、完全なコンピュータシステム500を形成し得る、または形成し得ない1つ以上のコンピュータ部材502を含む。本発明のコンピュータシステム500の例を図9に示す。コンピュータシステム500は、説明した容器管理システム50の一部であってよいか、または関係する方法を実装するために使用してよい。説明した技術を実行するための、図9の例示的ハードウェア及び動作環境には、コンピュータデバイス、例えば、コンピュータ、サーバー、または他の種類のプロセシングデバイス等のプロセシングデバイスの形態等のコンピュータデバイスが含まれる。図9に示すコンピュータシステム500は、プロセッサ510、キャッシュ560、システムメモリ520、並びに、キャッシュ560及びシステムメモリ520を含む種々のシステム構成部品をプロセッサ510に動作可能に結合するシステムバス590を含む。コンピュータシステム500のプロセッサが単一の中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、または、通常並列処理環境と称される複数の処理装置を含むように、1つのみの、または2つ以上のプロセッサ510が存在してよい。コンピュータシステム500は、従来のコンピュータ、分散型コンピュータ、または任意の他の種類のコンピュータであってよく、本明細書に含まれる開示は、それほど限定されない。
システムバス590は、メモリバスまたはメモリコントローラ、ペリフェラルバス、スイッチドファブリック、ポイント・ツー・ポイント接続、及び種々のバスアーキテクチャのいずれかを使用するローカルバスを含む複数の種類のバス構造のいずれかであってよい。システムメモリ520はまた、単にメモリとも称される場合があり、読出し専用メモリ(ROM)及びランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。スタートアップ中等のコンピュータシステム500内の部材間での情報の伝達を補助する基本ルーチンを含み得る、基本的な入出力システム(BIOS)572は、ROMに保存され得る。コンピュータシステム500は、ハードディスク(図示せず)等の永続的メモリからの読み出し及び永続的メモリへの書き込みのためのハードディスクドライブ520A、並びにCD ROM、DVD、または他の光学メディア等の取り外し可能な光学ディスクからの読み出しまたは光学ディスクへの書き込みのための光学ディスクドライブ530を含んでよい。
ハードディスクドライブ520A及び光学ディスクドライブ530はシステムバス590に接続される。ドライブ及びそれらの関連するコンピュータ読み取り可能メディアは、コンピュータ読み取り可能な指示、データ構造、プログラムエンジン、及びコンピュータシステム500用の他のデータの不揮発性ストレージを提供する。磁気性カセット、フラッシュメモリカード、デジタルビデオディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)等の、コンピュータによりアクセス可能なデータを保管可能な、任意の種類の一過性及び非一過性コンピュータ読み取り可能メディアを例示的操作環境にて使用してよいことが、当業者により理解されなければならない。各種実施形態では、システムメモリ520またはハードディスクドライブ520Aは、容器システム100の種々のパラメータ、状態、または条件に関する限界データを保管する。例として、限界データは、容器システム100及びその任意の内容物の、とりわけ圧力、温度、回転角度、及び位置、と関係してよい。限界データは、コンピュータシステム500の1つ以上のプロセッサ510により検索及び/または修正されてよい。
コンピュータシステム500はまた、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信、Zigbee、Near Field Communication、ANT+、無線USB、Z−Wave、IEEE 802.15.4標準規格、IEEE 802.22標準規格)、RFID、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、イントラネット、またはその他短距離無線通信技術もしくは長距離無線通信技術を介して情報の送受信ができるように、ネットワークインターフェース部材550を含んでよい。より具体的には、ネットワークインターフェース550は、ネットワークリンクにより接続された2方向データ通信を提供してよい。例えば、ネットワークインターフェース550は、サービス統合デジタル網(ISDN)カードもしくはモデム、ローカルエリアネットワーク(LAN)カード、またはケーブルモデムもしくは無線インターフェースであってよい。かかる任意の実装において、ネットワークインターフェース550は、種々の種類の情報を表すデジタルデータストリームを運ぶ電気信号、電磁信号または光学信号を送受信する。
多数のプログラムエンジンが、オペレーティングシステム582、システムアプリケーション584、及び1つ以上の他のアプリケーションプログラムモジュール586を含むハードディスク、光学ディスク、または他の箇所上に備えられてよい。使用者は、キーボード及びポインティングデバイス(例えばマウス、ミニマウス、モール(mole)、トラックボール、タッチパッド、トラックポイント、タッチスクリーン、スタイラス、ダンスパッド、リモコン等)等の入力デバイスを通して、コンピュータシステム500にコマンド及び情報を入力することができ、これらのいずれかは、USBもしくはシリアルポート540に接続されるか、または無線通信されてよい。これら及び他の入力デバイスは多くの場合、システムバス590に接続したUSBまたはシリアルポートインターフェース540を通してプロセッサ510に接続されるが、パラレルポート等の他のインターフェースにより接続されてもよい。モニタ、タッチスクリーン、LEDデバイス、または他の種類の表示部材はまた、インターフェース(図示せず)を介してシステムバス590に接続してよい。モニタに加え、コンピュータは、スピーカー、プリンタ、ファクシミリ装置、ゲームコントローラー(例えばジョイスティック、ワンド等)、マイク、ウェブカメラ、他の種類のカメラ等の他のペリフェラル出力装置(図示せず)を含んでよい。
図10Aは、本発明の方法実施形態600Aを示す。具体的には、使用者は製品(飲料等)を保持装置内に配置することができる(602)。次に、使用者は、少なくとも1つ以上のセンサを有する蓋を、保持装置に取り外し可能に接続することができる(604)。次に、システムは、蓋、保持装置、または保持装置内の任意の内容物に関する情報を検出することができる(606)。次に、システムは検出情報に対応して、動作部材を起動することができる(608)。動作表示は、動作部材保持装置、蓋、または蓋内容物の状態を示すために生成することができる(610)。動作表示は、表示部材を通して表出または表示することができる(612)。
図10Bは、本発明の別の方法実施形態600Bを示す。具体的には、使用者は製品(飲料等)を保持装置内に配置することができる(602)。次に、使用者は、少なくとも1つのセンサを有する蓋を、保持装置に取り外し可能に接続することができる(604)。次に、システムは、蓋、保持装置、または保持装置内の任意の内容物に関する情報を検出することができる(606)。次に、システムは検出情報表示を生成して、特定の検出情報を示すことができる(614)。検出情報表示は、表示部材を通して表出または表示することができる(616)。
表示部材は、1つ以上のユーザーインターフェース700を表出または表示するように構成されてよく、ユーザーインターフェースの例を図11に示す。ユーザーインターフェース700は、グラフィカルユーザーインターフェース、テキストベースのユーザーインターフェース、またはこれらの組み合わせを含んでよい。ユーザーインターフェースのページとは、一連のユーザーインターフェースにおける1つ以上のユーザーインターフェース700を意味する。ページはデータベースとリンクまたはデータベースから検索され、その系列の別のユーザーインターフェースでの使用者の行動に対応して表示されてよい。図11に示すユーザーインターフェース700は、ユーザーインターフェースメニュー702、センサにより検出された保持装置内の液体705のおよその体積を示す満水線705Aが付いた、容器システムの図として構成される描出704、及び、どの容器システムを描出が参照しているのかを特定するために構成されるシステム識別シンボル706を含む。
図12A〜図12Jは、ユーザーインターフェース700のページ701の追加の実施形態を示す。種々のアイコン要素703を選択することにより、使用者はユーザーインターフェースを操作してよい。アイコン要素703の例としては、メニューアイコン703A(選択すると拡張したユーザーインターフェースメニュー702Aが表示される)、容器システムアイコン703B(選択すると容器システムに関する情報もしくは領域が表示される)、またはユーザーアイコン703C(選択すると使用者に関する情報もしくは領域が表示される)が挙げられる。ユーザーインターフェースの他の構成要素、例えば表示は、そのアイコン要素を選択することにより、異なる情報の表示がされるような種類のアイコン要素703であってよい。
図12A〜図12Kのある種の図は、「製品が保持装置内にある時間」表示704A、「使用者が保持装置から飲水した回数」の表示704B、「一定期間での温度変化」表示704C、「目標までの進捗」表示704D、詰め替え情報表示704E、時間枠表示704F、時間枠及び消費量の組み合わせ表示704G、一定時間での平均計算表示704H、温度状態表示704I、天気表示704K、直近飲水のオンス表示704L、並びに飲水あたりのオンス表示704Mを含む、種々の表示704を示す。ユーザーインターフェース700の各ページ701は、任意の組み合わせの表示を含んでよい。
ユーザーインターフェース700はまた、システム識別シンボル706を含んでよい。システム識別シンボル706は、温度読取り要素706A、「分配もしくは消費オンス」要素706B、または他の要素を含んでよい。システム識別シンボル706はまた、満水線705Aが保持装置内の液体の相対量を表すように、体積表示704Jとして構成されてもよい。
図12Cは、拡張したユーザーインターフェースメニュー702Aを示す。
図12G〜図12Iは、使用者に、例えば、飲料がいつ使用者の好ましい消費温度、または消費が安全と考えられる(例えば火傷をおこす可能性が低い)温度に到達したかのアラームまたは通知を設定できるように構成された、種々のページ701を示す。
図12L及び図12Mは、水和(例えば、1日あたり数オンスの水を特定回数飲む)、またはカフェイン減少(例えば1日あたりに消費されるコーヒー/お茶の量を制限する)についての目標入力ができるように構成された種々のページ701を示す。ユーザーインターフェースページ701はまた、目標設定情報(例えば年齢、体重、性別、体重減少計画、食事、ライフスタイル活動水準、運動活動水準、家の位置、海抜、天気、現在の水和度)の入力ができる構成であってよく、これにより、システムは使用者に対して適切な目標(例えば水和目標)を推定することができ得る。
図13A〜図13Iは、保持装置200及び蓋300を含む容器システム100の別の実施形態を示す。図13Bに示すように、保持装置200は、製品を受けるために構成される保持装置胴体202を含む。図示した保持装置胴体202は、内部胴体表面203A、及び外部胴体表面203Bを含む。保持装置胴体202は、通常保持装置開口部206を画定する保持装置縁204にて終端してよい。保持装置開口部206は、製品の、保持装置空間208内への挿入または注入を可能にするような寸法及び形状であってよい。図示した保持装置200は、一続きの補完蓋ねじ山310に対応する、一続きの補完保持装置ねじ山210を介して、蓋300に取り外し可能に接続されるように構成されるが、保持装置200の実施形態は、保持装置200と蓋300との間の取り外し可能な接続を容易にするために構成される任意の補完部材を有してよい。
図13Aに示すように、蓋300は、蓋シェル部材304及び蓋支持部材306を有する蓋胴体302を含む。(蓋支持部材306の他の眺めを図13E〜図13Iに示し、以下でより詳細に論ずる。)
図13Cは、飲用開口部として構成される第1の蓋開口部303を画定する、第1の蓋縁301を有する蓋シェル部材304の一実施形態を示す。本実施形態の飲用開口部は、飲用口320を通して持ち上がっている。図13Dは、コンピュータ部材開口部、特に、USBポート309を取り付けるための寸法及び形状であるUSBポート開口部として構成される第2の蓋開口部307を画定する、第2の蓋縁305を有する蓋シェル部材304を示す。蓋シェル304はまた、固定部材開口部311Cとして構成される別の蓋開口部を画定する別の蓋縁を含んでよい。
蓋シェル部材304は、蓋側壁314、蓋基部カバー受け用壁380、及び蓋上部壁318を含んでよい。蓋側壁314は、USBポート309を保護するために構成される凹地382を含んでよい。蓋上部壁318は、一般に直線形状を有してよい。
蓋シェル部材304は、ヒンジ結合した蓋基部カバー370及び蓋基部372を含んでよい。かかる実施形態は、ヒンジ結合した基部カバー370のカバーピボット部材371A、及び蓋基部372の基部ピボット部材371Bを通るように構成されたピボット部材371を含んでよい。ピボット部材371は例えば、ピンであってよい。ヒンジはまた、蓋基部372に対して保持状態となっていない場合、開口位置に向かって蓋基部カバーをずらすように構成されるOリング等の、カバーずらし部材を含んでよい。更に、ヒンジはまた、ハンドル373と軸接続してよい。
ヒンジ結合した蓋基部カバー370は、機械式押しボタンアセンブリ360により開口位置まで解放されるか、または閉鎖位置に係止されるように構成されてよい。図14A、図14C、及び図14Dに示すように、機械式押しボタンアセンブリ360は、ボタン368、ボタン368を特定の方向にずらすために構成されるボタンずらし部材362、ボタン368をずらし、かつボタン368を蓋シェルと接続させる、ボタン支点363を含んでよい。ボタンずらし部材362はバネを含んでよい。図14Dに示すように、ボタン368は、正面ボタン面361、支点受け用開口部364、ボタン保持部材367、及びずらし接触部材369を含んでよい。また、図14Dに示すように、蓋基部カバー370は、ボタン保持部材367を受け入れることにより、蓋基部カバー370を通常閉鎖位置に固定するように構成される蓋受け部材374を含んでよい。次に、ボタンを押すことで通常、蓋基部カバー370が一般に開口位置まで移動するように蓋受け部材374からボタン保持部材367を解放する。上述のように、蓋基部カバー370と蓋基部372の間のヒンジは、蓋基部372に係止されていない場合、開口位置に向かって蓋基部カバー370をずらすように構成されるOリング等の、カバーずらし部材を有してよい。
機械式押しボタンアセンブリ360は所望により、図13A及び図14Aに示す係合状態にある場合に、ボタン368が、蓋基部カバー370を蓋基部372から解放することを防止するために構成されたボタンロック365を含んでよい。係合していない場合、ボタンロックは蓋基部カバーと蓋基部の関係に影響を及ぼさない。
図13Fに示すように、蓋支持部材306は、存在する場合、センサ、動作部材、またはコンピュータ部材502等の、システムの特定の他の構成部品用の構造支持体を提供するように構成される。図示した蓋支持部材306は、内部フレーム部材322(図13Hで側面斜視図を、図13Iで底面斜視図を示す)、及び外部フレーム部材324(分離したものを図13Gに示す)を含む。構成部品を使用のために配置する際、外部フレーム部材324は通常、内部フレーム部材322の少なくとも一部を取り囲む。
内部フレーム部材322は、体積センサ(図示せず)として作動するように構成され得るフレキシブルプリント回路基板の下部を支持し得る。内部フレーム部材322及び体積センサ346は、蓋300が保持装置200に接続されている場合、体積センサの少なくとも幾つかの部分が保持装置空間208内に向かって延在するような寸法及び形状である。特定の実施形態において、体積センサ346は、保持装置空間208の最低部の中に向かって延在するように構成されてもよいし、または、保持装置空間208の中部もしくは上部内のみに向かって延在するように構成されてもよい。
上方外部フレーム部材324Aは通常、図13Gに示すようにディスク形状である。上方外部フレーム部材324Aの上面390は、蓋シェル部材304の底部表面(本実施形態では図示せず)と共に、内部蓋区画を画定する。内部蓋区画は、内部蓋区画内に最小限の液体(または他の製品)しか入らない、または全く入らないように構成される。使用者が保持装置から液体を飲むことができるように、上方外部フレーム部材324Aは、製品チューブ350(飲用口320を含んでよい)を受ける寸法及び形状の製品チューブ開口部347を含む。製品チューブ350は、内部蓋区画内で構成部品と接触することなく、製品が保持装置から飲用開口部またはその他蓋開口部に流れることを可能にするように構成されるものである。液体またはその他製品が内部蓋区画から流入することを最小限に抑えるかまたは防止するための、製品チューブ350の下部チューブ縁周辺または付近に位置した、1つ以上のシールグロメット、シールガスケット、または他のチューブ密閉部材が存在してよい。密閉部材(密閉フレーム部材等)は、上方外部フレーム部材324Aの底部フレーム縁周辺に配置されてよい。フレーム密閉部材は、補完保持装置ねじ山210が補完蓋ねじ山310に接続した際に、相補ねじ山210、310の間のねじ山空間内の液体を最小限にするように構成される。したがって、使用者が飲水のために容器システムを傾けた際に、保持装置200と蓋300との間で、液体の漏れは生じないか、最小限となる。
特定の実施形態の蓋基部カバー370は、キノコ型形状の開口部密閉部材392を受けるように構成され、かつ蓋基部カバー370が蓋基部372に係止されている場合に、飲用開口部を完全に、または部分的に密閉するように配置された密閉部材開口部を含んでよい。開口部密閉部材392は、蓋基部カバー370の密閉部材開口部から吊設されてよい。
図15A〜図15Cは、保持装置がクリーマーカラフェである容器システム及びその構成部品の斜視図を示す。図示した実施形態では、内部ユーザーインターフェースは、カラフェ内の液体温度、及びカラフェが最後に満ちてからの時間を表示するように構成されている。
図16A〜図16Bは、保持装置がコーヒーカラフェである、一実施形態の容器管理システムの斜視図を示す。
図17A〜図17Cは、保持装置が断熱ハイドレーションボトルであり、かつ蓋が、蓋基部372及び蓋基部カバー370を有する蓋シェル部材304を含む、一実施形態の容器管理システムまたはその構成部品の斜視図を示す。また、蓋基部370は、特定の検出情報を表示するように構成される表示部材を含む。
図18A〜図18Dは、保持装置がカラフェである、別の実施形態の容器システムの種々の眺めを示す。図18Dに示すように、カラフェの基部はベント開口部250を含む。
図19A〜図19Fは、少なくとも図18Aに示した保持装置と共に使用するように構成される、蓋の種々の構成部品を示す。図示した実施形態(及び他の実施形態)は、容器内の飲料の温度及び体積、または温度のみ、もしくは体積のみの情報のみを検出及び報告するように構成されてよい。図示した実施形態は、開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリを含まない。フィラー部材(例えば発泡体またはプラスチックブロックの一部)を使用して、内部フレーム部材と外部フレーム部材383との一定の空間を満たしてもよい。
本発明の特定の実施形態は、保持装置の内容物について、使用者に速やかにシグナルを伝えるように構成されてもよい。例えば、保持装置がカフェイン抜きコーヒーを入れているのか、またはカフェイン入りコーヒーを入れているのかを示すために、特定の表現がされてもよいし、または、特定の構成要素が異なっていてよい(例えば異なる色もしくは形状)。
本開示は種々の変更及び代替形態が可能であるが、本発明の、特定の例示的実施形態が図中の例により示され、かつ詳細に説明されている。しかし、本開示を、開示した特定の実施形態に制限する意図はないが、一方でその意図は、添付の特許請求の範囲により規定される本開示の範囲内に収まる全ての変更、等価物、及び代替物まで広がることが理解されなければならない。
Claims (36)
- 保持装置に取り外し可能に接続するように構成された蓋であって、該蓋が、
分配用開口部を有する蓋シェル部材、及び
蓋支持部材、を含み、
これら部材がそれぞれ、固定部材を使用して固定可能に構成されている、前記蓋;
前記蓋シェル部材及び前記蓋支持部材が一緒に固定された場合に、前記蓋シェル部材と前記蓋支持部材との間に形成される内部蓋区画;
該内部蓋区画内に配置された少なくともプロセッサ及びシステムメモリを含む内部コンピュータ部材;並びに
前記蓋、前記保持装置、または前記保持装置の内容物についての情報を検出し;
かつ、前記コンピュータ部材の少なくとも1つと通信するための第1センサ;
を含み、
前記第1センサは、前記内部蓋区画内に配置されているか、前記蓋に物理的に結合されているかのいずれかである、容器管理システム。 - 前記保持装置が、飲料を受けるために構成される保持装置空間を画定する、前記保持装置を更に含む請求項1に記載の容器管理システム。
- 前記蓋が前記保持装置に取り外し可能に接続された場合に、前記蓋支持部材の少なくとも幾つかの部分が前記空間内に向かって延在する寸法及び形状であることによって、前記第1センサが、前記蓋支持部材により同時に支持されながら、前記保持装置の前記内容物に直接または間接的に露出されることを可能にする、請求項2に記載の容器管理システム。
- 前記第1センサは体積センサである、請求項3に記載の容器管理システム。
- 前記体積センサは、前記保持装置内の液体の体積を測定するために構成されている間接容量体積センサである、請求項4に記載の容器管理システム。
- 前記コンピュータ部材の少なくとも1つと通信可能であり、かつ前記内部蓋区画内に配置されているかまたは前記蓋と物理的に結合されている第2センサを更に含み、該第2センサは、前記第1センサにより測定した任意の特性と異なる第2の特性を測定するために構成されている、請求項1に記載の容器管理システム。
- 前記第2の特性は、保持装置内容物の温度、保持装置内の液体体積、保持装置の配向、及び、蓋開口部の開閉状態の少なくとも1つから選択される特性である、請求項6に記載の容器管理システム。
- 前記蓋支持部材は内部フレーム部材及び外部フレーム部材を含む、請求項1に記載の容器管理システム。
- 前記外部フレーム部材は、一般にディスク形状の上方外部フレーム部材、及び、保持装置空間の殆ど底面または底面に向かって延在するように構成されている下方外部フレーム部材を含む、請求項8に記載の容器管理システム。
- 前記外部フレーム部材は、一般にカップ形状の上方外部フレーム部材、及び、保持装置空間の殆ど底面または底面に向かって延在するように構成されている下方外部フレーム部材を含む、請求項8に記載の容器管理システム。
- 前記内部コンピュータ部材は、1つ以上の外部コンピュータ部材上で実行可能なアプリケーションソフトと通信可能に構成されており、該アプリケーションソフトは、前記第1センサにより検出され、かつ前記内部コンピュータ部材により伝達される情報を表示するように構成されている、請求項1に記載の容器管理システム。
- 前記外部コンピュータ部材は、前記蓋または前記保持装置と物理的に統合するように構成されていない、請求項11に記載の容器管理システム。
- 前記伝達情報は、外部表示部材上での表示のために提供される、請求項11に記載の容器管理システム。
- 前記伝達情報は、前記保持装置内の液体体積を示すために構成されている体積表示であり、該体積表示は、前記外部コンピュータ部材が更新検出情報を受け取る際に周期的に、または一般にリアルタイムで更新される、請求項13に記載の容器管理システム。
- 前記外部コンピュータ部材は、前記内部コンピュータ部材から受け取る検出情報を保管するために構成されているメモリを含み、該情報は時間の経過とともに収集される、請求項13に記載の容器管理システム。
- 特定の検出情報の受け取りに基づき、分配用開口部をブロックまたはアンブロックするために構成されている開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリを更に含む、請求項1に記載の容器管理システム。
- 前記開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリは、
モーター;
該モーターにより駆動し、アクチュエータ部材と機械的に連絡しているクランク;
レバーアームアセンブリを移動させるように配置された前記アクチュエータ部材;及び
前記アクチュエータ部材により引き起こされる移動の際に、前記分配用開口部をブロックもしくはアンブロックするために、または前記分配用開口部に繋がる製品チューブへの入口をブロックもしくはアンブロックするために配置された前記レバーアームアセンブリ;
を含む、請求項16に記載の容器管理システム。 - 前記クランクは、磁石センサが前記クランクの配向の検出を可能にするように配置された、1つ以上の磁石を含む、請求項17に記載の容器管理システム。
- 前記蓋シェル部材は、蓋基部及び蓋基部カバーを有する蓋シェル部材を含む、請求項1に記載の容器管理システム。
- 前記蓋基部は、
正面ボタン面及びボタン保持部材を有するボタン、
前記ボタンを特定の方向にずらすように構成されるボタンずらし部材、
前記ボタンをずらすことが可能であり、前記ボタンを前記蓋基部に接続するボタン支点、
を含む機械式押しボタンアセンブリを含み;
前記蓋基部カバーは、前記ボタン保持部材を受け入れることで、前記蓋基部カバーを通常閉鎖位置で取り外し可能に固定するように構成され、前記ボタンを押すことで、前記蓋基部カバーが通常開口位置に移動するように、前記ボタン保持部材を前記蓋受け部材から解放する蓋受け部材を含む、請求項19に記載の容器管理システム。 - 前記機械式押しボタンアセンブリは、ボタンロックであって、該ボタンロックが係合されている場合に、前記蓋基部から前記蓋基部カバーを解放することを防止するように構成される前記ボタンロックを更に含む、請求項20に記載の容器管理システム。
- 保持装置空間を画定する保持装置に取り外し可能に接続するように構成される蓋であって、該蓋は分配用開口部及び蓋支持部材を含み、該蓋支持部材の少なくとも幾つかの部分は、前記蓋が前記保持装置に取り外し可能に接続された場合に、前記保持装置空間内に向かって延在する寸法及び形状であることにより、前記蓋支持部材により同時に支持されながら、第1センサが前記保持装置の内容物に直接または間接的に露出されることが可能になる前記蓋;
前記蓋、前記保持装置、または前記保持装置の内容物についての情報を検出し、外部コンピュータシステムと通信するために構成される第1センサであって、該第一センサは前記蓋支持部材内に配置される、前記第1センサ;
を含む、改良された容器管理システム。 - 前記保持装置空間内に飲料を受け入れ、保持するために構成される前記保持装置を更に含む、請求項22に記載の改良された容器管理システム。
- 前記蓋が前記保持装置に取り外し可能に接続している場合に、前記保持装置空間内に向かって延在する寸法及び形状の前記蓋支持部材の少なくとも幾つかの部分が、通常放物線状である、請求項22に記載の改良された容器管理システム。
- 前記蓋が前記保持装置に取り外し可能に接続している場合に、前記保持装置空間内に向かって延在する寸法及び形状の前記蓋支持部材の少なくとも幾つかの部分が、高さで前記保持装置空間の少なくとも4分の3延在するように構成されている、請求項22に記載の改良された容器管理システム。
- 前記蓋が前記保持装置に取り外し可能に接続している場合に、前記保持装置空間内に向かって延在する寸法及び形状の前記蓋支持部材の少なくとも幾つかの部分が、高さで前記保持装置空間の少なくとも半分延在するように構成されている、請求項22に記載の改良された容器管理システム。
- 特定のコンピュータ部材と通信するように構成され、前記内部支持部材内または上に配置される第2センサを更に含み、該第2センサは、前記第1センサにより測定した任意の特性と異なる第2の特性を測定するために構成されている、請求項22に記載の改良された容器管理システム。
- 前記内部コンピュータ部材は、外部コンピュータシステム上で実行可能なアプリケーションソフトと通信するために構成され、かつ前記内部コンピュータ部材は、前記第1センサにより検出された前記情報を、描出として表示のために前記アプリケーションソフトに伝達する、請求項22に記載の改良された容器管理システム。
- 前記外部コンピュータシステムは、前記蓋または前記保持装置と物理的に統合されるように構成されていない、請求項28に記載の改良された容器管理システム。
- 特定の検出情報の受け取りに基づき、前記分配用開口部をブロックまたはアンブロックするために構成されている開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリを更に含む、請求項22に記載の改良された容器管理システム。
- 保持装置、及び飲用開口部として構成される蓋開口部を有する蓋を含む、改良された容器管理システムであって、該容器管理システムは、
プロセッサ;
前記プロセッサにより実行された場合に、前記プロセッサに、
前記蓋、前記保持装置、または前記保持装置の内容物についての、センサにより入手した検出情報を受け取り、かつ
前記検出情報に対応して動作部材を起動させる、
通信インフラ及び保管命令により前記プロセッサと通信しているシステムメモリ;
を含み、
前記動作部材は、特定の検出情報の受信に対応して、前記飲用開口部をブロックまたはアンブロックするように構成された開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリである、容器管理システム。 - 前記プロセッサにより実行された場合、前記指示はまた、前記プロセッサに、
前記動作部材、前記蓋、前記保持装置、または前記保持装置の内容物の状態を示す表示を含むユーザーインターフェースを生成し、
表示部材により前記ユーザーインターフェースを表示させる、
請求項31に記載の改良された容器管理システム。 - 前記描出は、前記保持装置内の液体体積を示すために構成される体積表示であり、前記描出は、新しい検出情報を受け取る際に、周期的にまたは通常リアルタイムで更新される、請求項32に記載の改良された容器管理システム。
- 前記特定の検出情報は、
a.前記保持装置は漏れており、かかる検出情報を受け取ることにより、前記開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリが前記蓋開口部を自動的にブロックするということ、または、
b.使用者が前記保持装置から飲水しようとしているところであり、かかる検出情報を受け取ることにより、前記開き蓋/閉じ蓋開口部アセンブリが前記蓋開口部を自動的にアンブロックするということ、
のいずれかを示す情報である、請求項31に記載の改良された容器管理システム。 - 分配用開口部を有する蓋であって、該蓋は保持装置に取り外し可能に接続されている前記蓋、
前記蓋、前記保持装置、または前記保持装置の内容物についての情報を検出し、1つ以上の内部コンピュータ部材と通信するように構成されているセンサ、
前記蓋の中の区画、または前記保持装置内の区画に配置され、前記センサ、及び前記プロセッサまたは外部コンピュータシステムにより実行されるアプリケーションソフトと通信するように構成されている、プロセッサを少なくとも含む1つ以上の内部コンピュータ部材、
を含む、更新された容器管理システム。 - 前記外部コンピュータシステムにて、描出として検出情報を示すために構成されるユーザーインターフェースの1つ以上のページを含む前記アプリケーションソフトが、少なくとも1つの外部表示部材を更に含む、請求項35に記載の更新された容器管理システム。
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