JP2015048145A - 保温ボトル - Google Patents
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Abstract
【課題】幅広い年齢層のユーザが常に携帯することでその現在位置を把握することができる、現在位置把握機能を備えた携帯機器を得る。
【解決手段】断熱構造のボトル本体10と、前記ボトル本体の上部開口部を塞ぐ蓋部20と、現在位置情報を取得するとともに、当該取得した現在位置情報を送信することができる現在位置検出部30とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】断熱構造のボトル本体10と、前記ボトル本体の上部開口部を塞ぐ蓋部20と、現在位置情報を取得するとともに、当該取得した現在位置情報を送信することができる現在位置検出部30とを備える。
【選択図】図1
Description
本開示は、断熱構造を備え、容器内に入れた飲料水などの内容物を保温可能な保温ボトルに関し、特に、現在位置を把握して送信する機能を有して、家族など登録者が所有者の現在位置を把握することができる保温ボトルに関する。
近年、自動車に搭載されるカーナビケーションや、持ち運びが可能なポータブルナビゲーションなど、GPS(Global Positioning System)を中心とする現在位置把握システムを搭載してユーザの位置を把握する機能を備えた機器が普及している。また、多機能携帯電話やスマートフォン、コンパクトカメラなどにも位置把握機能が搭載され、ナビゲーションとしての用途や第三者が機器保持者の位置を把握可能とする機能、画像とともにその画像を撮影した位置情報を記録するなど、それぞれの機器に応じた現在位置情報の活用が行われている。
また、子供の現在位置確認や老人の徘徊防止などの安全上の目的から、子供や高齢者に小型携帯機器を所持させ、その現在位置把握機能によって家族が常に所在を確認することができるようにするサービスへのニーズは高い。
GPSによる現在位置把握機能を備えた携帯機器に関する発明として、把握された位置情報の所定時間内の変化から異常事態の発生の有無を判別する判定部を備えた携帯端末(特許文献1参照)や、GPS衛星からの信号を携帯電話基地局からの信号によって補完し、高い精度で求めた緯度経度情報から移動体である携帯機器の現在位置を住所表示するもの(特許文献2参照)などが提案されている。
上記従来の現在位置を把握するサービスに用いられる携帯機器は、自動車に搭載される箱形装置や携帯電話、さらに、子供でも持ち歩き可能な小形装置ボックスであり、いずれも現在位置把握機能を備えていることが一目瞭然である専用機器であった。
このため、ユーザから当該携帯機器を奪い取って無効化されてしまったりするなど、悪意のある犯罪者から容易にその機能が停止させられてしまうものであった。また、携帯電話の場合には、現在位置把握機能以外の多くの機能を備えていることを理由として学校への持ち込みが許可されないことも多く、さらに、専用の小型機器の場合は、誤って落としてしまったり置き忘れてしまったりするなど、ユーザの不注意により被検出者の現在位置を示すことができなくなる場合も多かった。
本開示は、このような従来の現在位置把握機能を備えた携帯機器の課題を解決するものであり、現在位置把握機能以外にそれを携帯することの明確な必要性を有している一方、必要以上の機能を備えていないために学校などにおいて持ち込み禁止とされる可能性がないため、幅広い年齢層のユーザが常に携帯することでその現在位置を把握することができる、現在位置把握機能を備えた携帯機器を得ることを目的とする。
上記課題を解決するため、本開示にかかる保温ボトルは、断熱構造のボトル本体と、前記ボトル本体の上部開口部を塞ぐ蓋部と、現在位置情報を取得するとともに、当該取得した現在位置情報を送信することができる現在位置検出部とを備えたことを特徴とする。
本開示にかかる保温ボトルは、断熱構造のボトル本体とボトル本体の開口部を塞ぐ蓋部と、現在位置情報を取得して送信する現在位置検出部とを備えている。このため、本開示にかかる保温ボトルは、保温ボトルとしての機能を果たすと共に、家族などの登録者が保温ボトルを携帯するユーザの現在位置を把握することができる。
本開示にかかる保温ボトルは、断熱構造のボトル本体と、前記ボトル本体の上部開口部を塞ぐ蓋部と、現在位置情報を取得するとともに、当該取得した現在位置情報を送信することができる現在位置検出部とを備えている。
上記構成を備えることで、本開示にかかる保温ボトルは、保温ボトルとしての機能と共に、保温ボトルを携帯しているユーザの家族などの登録者が、通信システム等を介してユーザの現在位置を把握することができる。このため、保温ボトルという付加価値を備えた現在位置を把握可能な装置として、ユーザに貢献することができる。
本開示にかかる保温ボトルにおいて、前記現在位置検出部が、前記蓋部内に配置されていることが好ましい。このようにすることで、現在位置情報の把握や現在位置情報を送信する上で一般的に有利な、普段の状態において保温ボトル内でのより高い位置に、現在位置検出部を位置させることができる。
また、前記現在位置検出部が、前記ボトル本体の底部に配置されていることが好ましい。このようにすることで、保温ボトルとしての機能部分をそのまま維持する簡素な構成で現在位置検出部を備えることができ、かつ、載置した場合の安定性が高い保温ボトルを得ることができる。
さらに、前記ボトル本体に装着された付属部品をさらに備え、前記現在位置検出部が前記付属部品内に配置されていることが好ましい。このようにすることで、保温ボトルとしては従来の構成をそのまま維持しつつ、現在位置把握機能が付加された保温ボトルを得ることができる。
さらにまた、前記現在位置検出部が、現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、前記現在位置情報を送信する送信部と、前記現在位置情報取得部と前記送信部とを駆動する駆動電源部とを備え、前記駆動電源部が、保温ボトルの外部からの誘導起電力によって電力を生成する誘導起電部と、生成された前記電力を蓄える二次電池とを含むことが好ましい。このようにすることで、現在位置検出部へと電力を供給するための接続端子等を設ける必要が無くなるため、使用後に丸洗いするなど、ユーザは現在位置検出部を備えない保温ボトルと同様の方法での手入れを行うことができる。
以下、本開示にかかる保温ボトルについて、具体的な実施形態を用いて説明する。
(実施の形態1)
本開示にかかる保温ボトルの第1の実施形態として、現在位置検出部が保温ボトルの蓋部に配置された構成を説明する。
本開示にかかる保温ボトルの第1の実施形態として、現在位置検出部が保温ボトルの蓋部に配置された構成を説明する。
第1の実施形態にかかる保温ボトル100は、図1に示すように、内壁11、外壁12がステンレス製でそれらの間に真空断熱空間13を有した金属製のボトル本体10と、このボトル本体10の口部10aの内壁に形成した雌ねじ14に、雄ねじ21を上方からねじ合わせて着脱できるように装着される合成樹脂製の栓22と、栓22が固着される合成樹脂製の蓋本体23と、蓋本体23のさらに外まわりを覆うように配置された合成樹脂製の蓋カバー24とを有する蓋部20とを備えている。
そして、本実施形態の保温ボトル100は、蓋部20をねじりながら上方へ取り外してボトル本体10の口部10aを開くことにより、内溶液を注ぎ出して飲料や使用に供することができる。
ボトル本体10の底面には、内壁11、外壁12間を真空断熱空間13とする際に用いられた排気口15と、真空断熱空間の真空度を維持するゲッタ材16、これらを覆って外壁12に溶着されている底面カバー17などの、保温ボトルに特有の底部構造が配置されている。
また、蓋部20の栓22の先端部分には、ボトル本体10の内壁11の首部11aに密着して水漏れを防ぐと共に保温機能を高める環状のシールパッキン25が配置されている。
なお、上記で具体的に説明した範囲のボトル本体10と蓋部20との保温ボトルとしてしての基本的構成は、本開示の保温ボトルの構成の例示に過ぎない。このため、本開示の保温ボトルにおける保温ボトル自体の基本的な構成は、従来から保温ボトルとして採用されている公知の形状や材料の部材を用いて構成することができる。ただし、蓋部20の蓋カバー24は、蓋部20内に配置される現在位置検出部により現在位置を把握し、送信する機能を果たす上で電磁波を良好に透過させる必要があるため、本実施形態の保温ボトル100では蓋カバー24として金属部材を用いることはあまり好ましくない。
本実施形態の保温ボトル100では、蓋部20内に、現在位置情報を取得するとともに、当該取得した現在位置情報を送信する機能を有した現在位置検出部30が配置されている。
本実施形態の現在位置検出部30は、図1に図示する、位置検出モジュール31、位置検出アンテナ32、充電コイル33を備えている。
本実施形態の保温ボトル100では、現在位置検出部30が、現在位置を把握するシステムとして最も普及しているGPS(Global Positioning System)方式で現在位置情報を取得するものである。このため、本実施形態にかかる保温ボトル100における位置検出モジュール31は、位置検出アンテナ32としてのGPSアンテナに接続されて、GPS衛星からのGPS信号を受信して現在位置を算出、特定する現在位置情報取得部であるGPS回路ユニットと、GPS回路ユニットで特定された現在位置情報を送信する送信部としての送信アンテナおよび送信回路ユニットと、GPS回路ユニットと送信回路ユニットの動作を制御する制御部、さらに各回路ユニット等の電気回路を駆動させる駆動電源部である二次電池を備えている。
位置検出アンテナ32としてのGPSアンテナは、GPS衛星からのGPS信号を受信しやすいように、保温ボトル100の蓋部20の最も上方の部分である蓋カバー24の上面に配置されている。図1に示すように、本実施形態の保温ボトル100では、GPSアンテナが蓋カバー24の上面より突出しないように、蓋カバー24の上面中央に凹部が設けられ、GPSアンテナはこの凹部内に埋め込まれるように配置されている。なお、保温ボトル100の蓋部20は、使用の度にユーザが洗浄することが想定されるため、GPSアンテナの金属部分が外面に露出しないようにされていると共に、蓋カバー24との隙間からGPSアンテナ内に水分が浸入することがないように構成されている。
充電コイル33は、位置検出モジュール31内の二次電池を外部から誘導起電力を用いて充電するための誘導起電部としてのコイル部材である。位置検出モジュール31内の二次電池は、本実施形態の保温ボトルを使用する都度充電することが好ましい。しかし、飲料水等を収容する保温ボトルの特性上、通常ユーザは使用の度に蓋部20を洗浄することが考えられる。このため、位置検出モジュール31内の二次電池を充電するために、通常の携帯機器のように充電のための電力供給端子を蓋部20の表面にむき出しのまま配置することはできない。また、端子部を覆うゴム部材などによる端子蓋を設けることや、錆びにくい材料によって形成された電極のみを露出させる構成など、周知の防水対策を採用した充電端子を配置することも可能ではあるが、耐久性や漏電の恐れを確実に排除する観点、また、保温ボトルという商品に対して求められる衛生面での配慮を行う上での観点からは、蓋部20の表面には位置検出モジュール31内の二次電池を充電するための部材が露出していない方が好ましい。このため、本実施形態の保温ボトル100では、蓋部20の内部に充電コイル33を配置して、外部に配置されたもう一つのコイルとの間で生じさせる誘導起電力を用いる無接点方式によって、位置検出モジュール31内の二次電池を充電することとしている。なお、無接点方式による二次電池の充電方法については、後に詳述する。
無接点充電方式を用いる関係から、充電コイル33としては一定以上の径を有することが好ましく、また、保温ボトル100の外部に配置されるもう一つのコイルとの間隔がなるべく小さくなる位置に配置することが好ましい。一方、蓋部20の上面に形成されている位置検出アンテナ32と干渉が生じないようにする必要があるため、本実施形態の保温ボトル100において、充電コイル33は、位置検出アンテナ32と位置検出モジュール31の周囲を取り囲むようにして、蓋部20の蓋本体23と蓋カバー24との間隙部分に配置されている。
なお、現在位置検出部30を構成する位置検出モジュール31は、半導体素子などを含む回路部品であるため、なるべく高温に曝されないようにする必要がある。このため、本実施形態の保温ボトル100において、蓋部20の栓22内側の蓋本体23との間には、熱伝導性が低いグラスウールや発泡スチロールなどによる断熱材層26が配置されていて、ボトル本体10の内壁11内部にお茶等の高温の液体が収容されている場合でも、その熱が現在位置検出部30へと伝わりにくい構成としている。
図2は、本実施形態にかかる保温ボトルを用いて、保温ボトルを携帯するユーザの現在位置を把握する状況を説明するためのイメージ図である。
本実施形態の保温ボトル100は、上述したように現在位置検出部30が内蔵されている。例えばGPS方式を用いて現在位置を把握する場合には、現在位置検出部30は少なくとも3つ以上のGPS衛星500からGPS信号を受信し、そのGPS信号を解析することで、現在位置を把握して現在位置情報を得ることができる。
得られた現在位置情報は、保温ボトル100の現在位置検出部30内の送信アンテナから送信される。送信アンテナからの送信波は、例えば、携帯電話の基地局600で受信される。また、送信アンテナからの送信波がWi−Fiに対応している場合には、駅や各種店舗などに配設されているオープンWi−Fiシステムで受信される。受信された現在位置情報は、携帯電話基地局600から保温ボトル100を携帯しているユーザの家族など、保温ボトル100の現在位置検出部30と関連づけて登録されている登録者の携帯電話やスマートフォン700などによって受信、参照することができる。また、現在位置検出部30から送信された現在位置情報は、オープンWi−Fiシステムなどからクラウドシステム800などのインターネット環境に接続され、インターネット環境を通じてユーザの家族などが使用するパソコン900等からも参照することができる。
このように、本実施形態の保温ボトルでは、現在位置検出部の現在位置情報取得部が把握し送信部から送信した現在位置情報を、予め対応付けて登録していた登録者が、自身の携帯電話やスマートフォン、パソコンなどから参照することができる。このため、保温ボトルを携帯するユーザの現在位置を、必要な時にいつでもリアルタイムに把握することができる。
図3は、本実施形態にかかる保温ボトルの変形例の構成を示す断面図である。
なお、図3で示す変形例の構成は、図1で説明した本実施形態の保温ボトル100の構成と比較して、蓋部20の構成のみが異なりボトル本体10の構成は同一である。このため図3では、蓋部20部分を拡大して示している。
図3(a)は、本実施形態の保温ボトルにおける第1の変形例の構成を示している。
図3(a)に示す、第1の変形例の保温ボトルは、図1に示した本実施形態の保温ボトルにおいて蓋部20Aの蓋カバー24上面に配置されていた位置検出アンテナ32が、蓋カバー24の内側に配置されていて、現在位置検出部30すべてが蓋部20Aの蓋本体23と蓋カバー24との間に配置されている。このようにすることで、現在位置検出部30を外部から確実に遮蔽できるため、ユーザが蓋部20Aを水洗いした場合でも現在位置検出部30が水に濡れてしまうという不測の事態を回避することができる。なお、図3(a)で示す第1の変形例の場合では、現在位置検出部30の駆動電力を供給するための充電コイル33とともに、位置検出アンテナ32が蓋カバー24の内側に配置されているため、蓋カバー24の材料や厚み等を十分に考慮して、蓋カバー24がより良好に電磁波を通過できるように配慮する必要がある。
また、図3(a)で示す、第1の変形例の構成では、蓋部20Aの栓22の内側が空洞27となっている。たとえば、蓋本体23の材質や頂面23aの厚さ、栓22の底面22aの厚さなどによって、ボトル本体10内部に収容された熱いお茶などの熱が現在位置検出部30に悪影響を与えない限りにおいて、蓋部20Aの栓22の内側に断熱材を配さずに空洞27とすることができ、蓋部20Aの構成を簡素化することができる。
図3(b)は、本実施形態の保温ボトルにおける第2の変形例の構成を示している。
図3(b)に示す、第2の変形例の保温ボトルは、位置検出モジュール31、位置検出アンテナ32、充電コイル33から構成される現在位置検出部30が、すべて、蓋部20Bの栓22の内側の、蓋本体23との間に配置されている。
なお、このように現在位置検出部30を栓22の内側に配置した場合、現在位置検出部30とボトル本体10の開口部との間隔が狭くなるため、ボトル本体10内に収容されている高温のお茶などの内容物からの熱の影響を受けやすくなる。このため、栓22の下方側にはグラスウールや発泡スチロールなどの断熱層28を配置することが好ましい。
図3(b)に示す第2の変形例の場合も、現在位置検出部30が栓22と蓋本体23との間に収容されているため現在位置検出部30を外部から確実に遮蔽でき、ユーザが蓋部20Bを水洗いした場合でも現在位置検出部30が水に濡れてしまうという不慮の事態を回避することができる。また、蓋本体23と蓋カバー24との間の間隔を最低限に小さくすることができるため、図3(b)に示す蓋部20Bの高さhを、現在位置検出部30が配置されていない蓋部の高さと同じ高さにすることができる。
図4は、本実施形態の保温ボトルの蓋部内に配置された現在位置検出部に電力を供給する方法について説明する断面構成図である。
上述したように本実施形態の保温ボトル100では、蓋部20内部に配置された現在位置検出部30の位置検出モジュール31を動作させる二次電池を、充電コイル33を介して蓋部20の外部から無接点給電方式により充電する。
図4(a)は、本実施形態にかかる保温ボトル100の蓋部20内部に配置されている充電コイル33を用いて、位置検出モジュール31内の二次電池に充電する様子を示している。
図4(a)に示すように、内部に充電器側コイル42を備えた無接点充電器41を用いて、充電器側コイル42と充電コイル33との間に誘導起電力を生じさせることで、蓋部20に二次電池を充電するための電源接点を配置することなく、位置検出モジュール31内の二次電池を充電できる。
図4(a)に示すように、本実施形態の保温ボトル100では、蓋部20の上面に位置する蓋カバー24のすぐ内側に充電コイル33が配置されている。そこで、充電コイル33と充電器側コイル42との間隔をなるべく小さくして、2つのコイル間に生じさせる誘導起電力の効率を高めるために、無接点充電器41上に蓋部20を裏返して配置している。なお、充電に必要な時間、蓋部20を裏返しの状態で放置することは、蓋部20内部の、特にボトル本体の内容物と接触する可能性がある栓22の底面22aに埃などが付着するおそれがある。このため、無接点充電器41に図示しないカバーを設けて、充電時に無接点充電器41に載置された状態の蓋部20全体を覆うようにすることが好ましい。
上記図1および図3を用いて説明した本実施形態の保温ボトル100、および、その変形例の構成では、いずれも蓋部20の上面、蓋カバー24の内面側に充電コイル33を配置した例を示したが、蓋部20内に現在位置検出部30を配置する別の形態として、ボトル本体10に形成された開口の側面を覆う部分に充電コイルを配置することが考えられる。図4(b)は、このように、側面のボトル本体に装着された際にその開口側方に位置する部分に充電コイルを配置した場合の、充電コイルを介した二次電池の充電を行っている場合を説明する図である。
図4(b)に示すように、蓋本体23の側方部分の蓋カバー24との間に充電コイル33を配置した蓋部20Cの場合には、蓋部20Cをボトル本体10に装着した場合と同様の姿勢で無接点充電器51上に載置することで、充電コイル33と充電器側コイル52とを近づけた状態で、両コイル間の誘導起電力によって位置検出モジュール31内の二次電池を充電することができる。このとき、無接点充電器51上で、充電器側コイル52に対して正しい位置に蓋部20Cを配置することができるよう、無接点充電器51の上面に蓋部20Cを載置する載置台53を形成することが好ましい。
なお、図4(b)に示す、充電コイル33を蓋本体23の側方部分の蓋カバー24との間に配置する蓋部20Cの場合には、位置検出モジュール31と位置検出アンテナ32とは蓋部20Cの上面側に配置することで、ボトル本体10の内容物の熱が位置検出モジュール31へと影響を及ぼすことを回避できるとともに、位置検出アンテナ32を保温ボトル100の最も高い位置に配置することによる受信感度の向上効果を確保することができるため、図4(b)に示した蓋部20Cの構成も、本実施形態にかかる保温ボトルの蓋部20の変形例の構成として望ましい。
(実施の形態2)
次に、本開示にかかる保温ボトルの第2の実施形態として、現在位置検出部が保温ボトルのボトル本体に配置された構成を説明する。
次に、本開示にかかる保温ボトルの第2の実施形態として、現在位置検出部が保温ボトルのボトル本体に配置された構成を説明する。
第2の実施形態にかかる保温ボトル200は、図5に示すように、内壁111、外壁112がステンレス製でそれらの間に真空断熱空間113を有した金属製のボトル本体110と、このボトル本体110の口部110aの内壁に形成した雌ねじ114に、雄ねじ121を上方からねじ合わせて着脱できるように装着される合成樹脂製の栓122と、栓122が固着される合成樹脂製の蓋本体123と、蓋本体123のさらに外まわりを覆うように配置された合成樹脂製の蓋カバー124とを有する蓋部120とを備えている。また、蓋部120の栓122の先端部分には、ボトル本体110の内壁111の首部111aに密着する環状のシールパッキン125が配置されている。
図5に示す、第2の実施形態の保温ボトル200においても、蓋部120をねじりながら上方へ取り外してボトル本体110の口部110aを開くことにより、内溶液を注ぎ出して飲料や使用に供することができ、保温ボトル200の基本構成や各部材に用いられる材料などは、図1を用いて説明した第1の実施形態の保温ボトル100と同じである。
第2の実施形態の保温ボトル200では、図5に示すように、ボトル本体110の底面側に、現在位置を把握して現在位置情報を得るとともに、得られた現在位置情報を送信可能な送信部を備えた現在位置把握部130が配置されている。なお、このように、本実施形態の保温ボトルでは、現在位置検出部130をボトル本体110に配置しているため、蓋部120の蓋カバー124として金属製部材を用いることができる。
より具体的には、本実施形態の保温ボトル200では、ボトル本体110の内壁111、外壁112間を真空断熱空間113とする際に用いられた排気口115、真空断熱空間の真空度を維持するゲッタ材116、これらを覆って外壁112に溶着されている底面カバー117などの底部構造のさらに下方に、樹脂製の位置検出部カバー118が固着されていて、底面カバー117と位置検出カバー118との間に現在位置検出部130が配置されている。
本実施形態にかかる保温ボトル200においても、現在位置検出部130は、位置検出モジュール131、位置検出アンテナ132、充電コイル133を備えている。
本実施形態の保温ボトル200においても、現在位置検出部130は、現在位置を把握するシステムとして最も普及しているGPS方式で現在位置情報を取得するものであり、位置検出モジュール131は、位置検出アンテナ132としてのGPSアンテナに接続されて、GPS衛星からのGPS信号を受信して現在位置を算出、特定するGPS回路ユニット、GPS回路ユニットで特定された現在位置情報を送信する送信アンテナおよび送信回路ユニット、GPS回路ユニットと送信回路ユニットの動作を制御する制御部、さらにこれらの回路ユニット等を駆動させる電源である二次電池を備えている。
位置検出アンテナ132としてのGPSアンテナは、ボトル本体110の底面部近傍においてもGPS衛星からのGPS信号を受信しやすいように、本実施形態の保温ボトル200では、現在位置検出部130の上方側に配置されている。なお、金属製である底面カバー117の影響を受けないように、位置検出アンテナ132は底面カバー117には密接させずに少し間隔をあけて配置されている。
充電コイル133は、位置検出モジュール131内の二次電池を外部から誘導起電力を用いて充電するためのコイル部材であり、充電コイル133を用いて二次電池を充電可能とすることで、漏電のおそれや、耐久性上、衛生面上の問題を生じさせる可能性がある二次電池の充電端子を形成する必要がなくなる。本実施形態の保温ボトル200においても、なるべく大きな径の充電コイル133を配置できるように、充電コイル133は位置検出モジュール131と位置検出アンテナ132の周囲を取り囲むように配置されている。
なお、本実施形態の保温ボトル200では、ボトル本体110の底部に充電コイルが配置されているため、外部から充電コイル133を介して位置検出モジュール131内の二次電池を充電する無接点充電器の上にボトル本体110を立てて載置することができる。このため、図4を用いて説明したような、第1の実施形態にかかる保温ボトル100の蓋部20内の充電コイル33との間の誘導起電力で二次電池を充電する無接点充電器41、51で必要となった、カバー部材や載置台53などは不要となる。
このように、本実施形態の保温ボトル200は、ボトル本体110の底面カバー117の底面側に現在位置検出部130を配置する構成となるため、保温ボトル200の主要構成部分は現在位置検出機能を備えない従来の保温ボトルと全く同じ構成とすることができ、現在位置検出機能を備えた保温ボトルを容易に、かつ、低コストで実現することができる。また、ボトル本体110の底面側の部分は、ボトル本体110の内壁11内に収容されるお茶などの内容物からの熱が伝わりにくい部分であるため、現在位置検出部130に対する内容物からの影響を低減することができる。このため、ボトル本体110の内容物が高温である場合に、内容物から伝わる熱によって現在位置検出部130の電気回路が損傷を受けたり、内容物が冷たい場合に結露が生じて現在位置検出部130の電気回路が損傷を受けたりする可能性を低減することができる。
図6は、本実施形態にかかる、ボトル本体の底面に現在位置検出部が配置された保温ボトルの変形例の構成を示す図である。なお、図6で示す変形例の保温ボトルにおいて、蓋部の構成は図5に示したものと同じであるため、ボトル本体底部部分を拡大した図を用いて説明する。
図6(a)に示す、第1の変形例の保温ボトルは、ボトル本体110Aの底部に配置された位置検出部カバー118内において、位置検出モジュール131と位置検出アンテナ132とが、ゴムまたは樹脂材料等により形成された緩衝保護部材141内に配置されている点が、図5に示した構成と異なる。
本実施形態の保温ボトル200では、ボトル本体110の底面部分に現在位置検出部130が配置されているが、ボトル本体110の底面は、保温ボトル200の使用時にユーザが台上に載置するごとに一定の衝撃が加わる部分である。また、通常の使用状態において、ユーザが誤って保温ボトル200を落下させてしまったり、他の部材にぶつけてしまったりする場合にも、ボトル本体110の底面部分は最も高い頻度で強い衝撃を受ける部分である。このため、図6(a)に示す第1の変形例のように、位置検出モジュール131と位置検出アンテナ132とを緩衝保護部材141で覆うことで、位置検出モジュール131内の回路部品が破損、故障等をすることや、位置検出モジュール131内、および、位置検出モジュール131と位置検出アンテナ132との間の断線などによる動作不良を回避することができる。
図6(b)は、本実施形態の保温ボトルの第2の変形例を示す図であり、ボトル本体110Bの外壁112Bの底面側が延長して形成されていて、ボトル本体110Bの延長された外壁112B部分の内側に、底面カバー117Bが底面側から挿入されて溶着されている。そして、底面カバー117Bの底面と側面とで形成された空間内に現在位置検出部130が配置され、ボトル本体110Bの底面の開口を覆うように位置検出部カバー118Bが配置されている。
このような構成とすることで、底面カバー117Bの側面部がボトル本体110Bの外壁112B内部に配置されるため、ボトル本体110Bを形成する際に底面カバー117Bの溶着を容易に行うことができる。また、ボトル本体110Bの底面部において、ボトル本体110Bの外壁112Bと底面カバー117Bと位置検出部カバー118Bとによる三重構成となるため、外部からの力が最も作用しやすいボトル本体110Bの底面の剛性を高めることができる。
なお、図6(b)に示す本実施形態にかかる保温ボトルの第2の変形例では、現在位置検出部が金属製のボトル本体の中に配置されることになるため、位置検出部カバーを樹脂製など非金属製として、位置検出部内の位置検出アンテナが位置検出のための信号を受信できるようにし、また、充電コイルが外部に配置された無接点充電器の充電器側コイルとの間で良好な誘導起電力の受け渡しができるようにすることが重要である。
図7は、本実施形態にかかる保温ボトルの、第3の変形例の構成を示す図である。
図7に示す、第3の変形例の保温ボトル200は、ボトル本体110Cと蓋部120Cとを備え、ボトル本体110Cの底面側に形成された底面カバー117Cの底面とボトル本体110Cの外壁112Cとの内面とによって形成された空間内に、現在位置検出部130を内蔵したユニット部材151を着脱自在に取り付けるものである。
たとえば、樹脂製の容器内に現在位置検知部130を配置したユニット部材151を、ボトル本体110C底部の外壁112Cにヘリコイド構成によってねじ込むような構成としたり、嵌合部を設けて互いに嵌合する構成としたりすることで、現在位置検出部130を内蔵するユニット部材151をボトル本体110Cの底面に、容易に装着、取り外しすることができる。
このような構成とすることで、保温ボトルの使用時には現在位置検出部を取り付け、使用後に保温ボトルを洗ったりする場合には現在位置検出部を取り外すことで、ボトル本体の底面内部に現在位置検出部を配置する本実施形態で説明した各構成や、第1の実施形態として説明した蓋部内部に現在位置検出部を配置する構成と比較して、保温ボトルの洗浄時における現在位置検出部の防水性を考慮する必要がなくなり、充電端子を用いて二次電池を充電する構成が採用できるなど、現在位置検出部の設計上の裕度が大きくなる。
なお、現在位置検出部をユニット部材の内部に配置して取り外し可能とすることで、保温ボトルに装着していない状態で現在位置検出部を単独で利用することができる一方で、ユーザの不注意により現在位置検出部が保温ボトルから外れてしまったりする弊害が生じる可能性がある。このため、現在位置検出部を内蔵したユニット部材が容易に脱落しないように、ボトル本体底部への取り付け方法には十分配慮する必要がある。
(実施の形態3)
図8は、本開示にかかる保温ボトルの第3の実施形態の構成を示す斜視図である。
図8は、本開示にかかる保温ボトルの第3の実施形態の構成を示す斜視図である。
図8に示す保温ボトル300は、ボトル本体210と蓋部220と、ボトル本体210に取り付けられた本体ガード240とを備えている。本体ガード240は、PP(ポリプロピレン)やABS樹脂などの強化樹脂製の構造体であって、ボトル本体210の側面に沿って配置される側面ガード部241と、側面ガード部241に対して回動可能に取り付けられ、図8に示すように引き起こして利用できる一対の取っ手242と、側面ガード部241と取っ手242とをボトル本体210に取り付ける環状の上側取り付け部材243と下側取り付け部材244とから構成されている。
本実施形態の保温ボトルでは、この本体ガード240の側面ガード部241の内部に、位置検出モジュールと位置検出アンテナと充電コイルとを備えた現在位置検出部230が配置されている。
このように、本実施形態の保温ボトル300では、ボトル本体210の外側に取り付けられる本体ガード240内に現在位置検出部230が配置されているため、ボトル本体210と、蓋部220に変更を加えることなく現在位置検出部230を、保温ボトル300と一体化して配置することができる。
なお、たとえば、本体ガード部240の環状の上側取り付け部243および下側取り付け部244に対してボトル本体210が上方へスライド可能な構成として、保温ボトル300と本体ガード部240とを脱着可能な構成とすることにより、保温ボトル300を使用した後の洗浄時に、複雑な形状の本体ガード部240をボトル本体210と蓋部220とから取り外すことができ、便利である。また、このように、本体ガード部240をボトル本体210から取り外すことができる構成とすることで、内部に現在位置検出部230を備えているために本体ガード部240に対して要求される防水性が緩和される。このため、本体ガード240内部に配置された現在位置検出部230への電力の供給を、外部からの誘導起電力を用いずに適宜充電コネクタを配して行うことができ、現在位置検出部230の構成を簡素化できる可能性がある。
また、このように、本体ガード部240をボトル本体210から取り外し可能と構成した場合には、本体ガード部240へと要求される防水性が低くなることを利用して、たとえば、本体ガード部240の上側取り付け部243に固着される肩掛けストラップ251の内部に位置検出アンテナを配置し、肩掛けストラップ251を取り付ける取り付けピン252を介して本体ガード部240内の位置検出モジュール230と接続することで、より高い感度で現在位置を把握するための信号を受信できる構成とすることもできる。
(その他の実施形態)
図9は、本開示の保温ボトルの、さらに異なる実施形態の構成を示す断面図である。
図9は、本開示の保温ボトルの、さらに異なる実施形態の構成を示す断面図である。
図9は、保温ボトル400の蓋部320が、ボトル本体310に対して蓋ヒンジ部321を中心として図中→Aとして示す方向に回動することで、ボトル本体310の開口を開けて内容物を飲んだり使用したりすることができる、ワンタッチ開閉式の保温ボトル400である。
本開示の保温ボトルとして、図9に示すような、蓋部320が回動するワンタッチ開閉式の保温ボトル400構造を採用することができ、このようなワンタッチ開閉式の保温ボトル400の場合であっても、回動式の蓋部320の頂部部分に現在位置検出部330を配置することができる。なお、図5を用いて説明した第2の実施形態の保温ボトル200のように、ワンタッチ開閉式の保温ボトル400の場合でも、ボトル本体310の底部に現在位置検出部を配置することもできる。
図10は、本開示の保温ボトルのさらに別の実施形態として、発電機能を有する発電ユニットを備えた構成の構造例を示す部分拡大断面図である。なお、図10(a)、図10(b)、図10(c)では、いずれも図1に示した本開示の保温ボトルの第1の実施形態にかかる蓋部20の構成を基本として、それぞれ発電ユニットを備えた構成を示している。
図10(a)は、発電ユニットを備えた保温ボトルの第1の形態として、発電ユニットとしての太陽光発電パネル60を備えた保温ボトルの蓋部20D近傍の構造を示している。図10(a)に示す第1の発電ユニットとしての太陽光発電パネル60を備えた構成では、蓋部20Dの上面に太陽光発電パネル60が配置されていて、蓋本体23と蓋カバー24との間に位置検出モジュール31と位置検出アンテナ32,充電コイル33が配置されている。
図10(b)は、発電ユニットを備えた保温ボトルの第2の形態として、発電ユニットとしての振動発電モジュール70を備えた保温ボトルの蓋部20E近傍の構造を示している。図10(b)に示す第2の発電ユニットとしての振動発電モジュール70を備えた構成では、蓋部20Eの上面に位置検出アンテナ32が、また、蓋本体23と蓋カバー24との間に位置検出モジュール31と充電コイル33、さらに、振動発電モジュール70が配置されている。ここで、振動発電モジュール70は、対向電極とエレクトレット基板とが微細な間隔で配置されていて、これら2つの基板が外部からの振動によって互いにこすりあわされるように横方向に移動することで電荷の移動を生じさせ、発電を行うものである。
図10(c)は、発電ユニットを備えた保温ボトルの第3の形態として、発電ユニットとしての熱電変換モジュール80を備えた保温ボトルの蓋部20F近傍の構造を示している。図10(c)に示す第3の発電ユニットを備えた構成では、蓋部20Fの上面に位置検出アンテナ32が、また、蓋本体23と蓋カバー24との間に位置検出モジュール31と充電コイル33が配置されている。さらに、栓22の底面、断熱層26の下方側のボトル本体10に最も近い部分に熱電変換モジュール80が配置されている。ここで、熱電変換モジュール80は、厚さ方向において並列に2種の半導体素子(p型半導体、n型半導体)が配置されていて、その両端に温度差が生じることで起電力が生じるものである。熱電変換モジュール80を蓋部20Fのボトル本体10に最も近い位置に配置することで、ボトル本体10の中に収容された高温の内容物とその他の蓋部20F内の部材との間に生じる温度差を用いて所定量の電力を得ることができる。
このように、図10の各図に示したような発電機能を有する発電ユニットを備えた構成とすることで、現在位置検出部内の二次電池の電力が無くなってしまった場合でも、必要最低限の電力を得て、現在位置検出部の機能を回復することができる。このため、より信頼性の高い位置検出機能を備えた保温ボトルを実現することができる。
なお、上記実施形態において、保温ボトルを携帯するユーザの現在位置を把握する方法として、GPS方式によるものを例示して説明した。しかし、本開示の保温ボトルにおける現在位置把握機能はGPS方式のものに限らず、従来型の地上局を利用するロラン(LORAN)など、他の各種位置検出手段を備えることで実現されるものであってもよい。
また、保温ボトルに配置された現在位置検出部と家族などの登録者が有するスマートフォンやパソコンなどと連携登録を、現在位置検出部内に備えられたプログラムと送信機能を用いて行うことができるようにするなど、保温ボトルが現在位置検出部として備える回路構成に含ませた機能を用いて、ユーザによってより便利な構成とすることができる。
また、例えば、保温ボトルの移動量を計算してカロリー消費量を算出したり、現在位置検出部内に登録者のパソコンなどからの電波を受信することができる受信部を備えて、登録者からの非常呼び出しに対応できる構成としたり、各種のバリエーション機能を備えることができる。
本開示の保温ボトルは、携帯しているユーザの現在位置を把握してその位置情報を送信できる機能を備えることで、保温ボトルとしての用途と現在位置検出機器としての用途とを両立できるものとして有用である。
100 保温ボトル
10 ボトル本体
20 蓋部
30 現在位置検出部
10 ボトル本体
20 蓋部
30 現在位置検出部
Claims (5)
- 断熱構造のボトル本体と、
前記ボトル本体の上部開口部を塞ぐ蓋部と、
現在位置情報を取得するとともに、当該取得した現在位置情報を送信することができる現在位置検出部とを備えたことを特徴とする保温ボトル。 - 前記現在位置検出部が、前記蓋部内に配置されている請求項1に記載の保温ボトル。
- 前記現在位置検出部が、前記ボトル本体の底部に配置されている請求項1に記載の保温ボトル。
- 前記ボトル本体に装着された付属部品をさらに備え、前記現在位置検出部が前記付属部品内に配置されている請求項1に記載の保温ボトル。
- 前記現在位置検出部が、現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、前記現在位置情報を送信する送信部と、前記現在位置情報取得部と前記送信部とを駆動する駆動電源部とを備え、
前記駆動電源部が、保温ボトルの外部からの誘導起電力によって電力を生成する誘導起電部と、生成された前記電力を蓄える二次電池とを含む請求項1〜4のいずれかに記載の保温ボトル。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
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