JP7143107B2 - 複合発電プラント - Google Patents

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Description

本発明は、複合発電プラントに関するものである。
高い発電効率を発揮する発電システムとして、ガスタービンの駆動力によって発電を行うとともに、ガスタービンから排出される高温の排ガスから熱エネルギーを回収して蒸気を生成し、この生成した蒸気によって蒸気タービンを駆動することでさらに発電を行う複合発電システムが知られている。このような複合発電システムでは、排熱回収ボイラにおいて、ガスタービンから排出される排ガスの熱エネルギーを回収して蒸気を生成する。
複合発電システムに用いられる排熱回収ボイラとして、発電効率を向上させる等の目的から、蒸気タービンに供給する過熱蒸気を生成する過熱器と、蒸気タービンから排出された蒸気を再度加熱する再熱器と、を有するものが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の再熱型排熱回収ボイラは、主蒸気を過熱する過熱器、再熱蒸気を加熱する再熱器を具備している。過熱器は再熱型蒸気タービンの一部を構成する高圧蒸気タービンへ主蒸気配管によって連絡され、該高圧蒸気タービンよりの排気は低温再熱蒸気配管を介し、前記排熱回収ボイラ内に具備された再熱器に導かれ、該再熱器で加熱された蒸気は高温再熱蒸気配管を介し、再熱型蒸気タービンの一部を構成する再熱タービンに導入される。
特開平1-318802号公報
しかしながら、特許文献1に記載の排熱回収ボイラは、1つの排熱回収ボイラ内に過熱器及び再熱器を配置している。このように、1つの排熱回収ボイラに対して、複数の熱交換器を設ける構成とした場合には、排熱回収ボイラが大型化してしまう可能性がある。また、過熱器及び再熱器を配置する際に、互いの配置を制限し合い、レイアウト上の自由度が低減してしまう可能性がある。
排熱回収ボイラが大型化するとともに、過熱器及び再熱器の配置のレイアウト上の自由度が低減すると、過熱器及び再熱器を所望の位置に配置することができないという問題を招来していた。
過熱器及び再熱器を所望の位置に配置することができないと、例えば、過熱器と蒸気タービンとを接続する配管及び再熱器と蒸気タービンとを接続する配管が長くなる可能性がある。過熱器と蒸気タービンとを接続する配管及び再熱器と蒸気タービンとを連絡する配管は、排ガスの熱で加熱された蒸気が流通し高温となるので、材料単価の高い耐熱性能の優れた材料によって構成する必要がある。よって、このような配管が長くなることで、複合発電プラントの製造コストが増大する可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ボイラに設けられた熱交換器を所望の位置に配置し易くできる複合発電プラントを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の複合発電プラントは以下の手段を採用する。
本発明の一態様に係る複合発電プラントは、1または複数の熱機関または燃料電池と、前記熱機関または燃料電池からの排ガスの熱によって蒸気を加熱する第1熱交換器及び前記第1熱交換器へ供給する蒸気を加熱する第1予熱器を有する第1ボイラと、前記第1ボイラで加熱された蒸気によって駆動する第1蒸気タービンと、前記第1熱交換器と前記第1蒸気タービンとを接続し、前記第1ボイラで加熱された蒸気を前記第1蒸気タービンに導く第1蒸気配管と、前記熱機関または燃料電池からの排ガスの熱によって前記第1蒸気タービンから排出された蒸気を加熱する第2熱交換器及び前記第1熱交換器へ供給する蒸気を加熱する第2予熱器を有し、前記第1ボイラとは異なる第2ボイラと、前記第2ボイラで加熱された蒸気によって駆動する第2蒸気タービンと、前記第2熱交換器と前記第2蒸気タービンとを接続し、前記第2ボイラで加熱された蒸気を前記第2蒸気タービンに導く第2蒸気配管と、を備えている。
上記構成では、第1熱交換器を有する第1ボイラと第2熱交換器を有する第2ボイラとが、別のボイラで構成されている。これにより、第1熱交換器及び第2熱交換器を1つのボイラに設ける構成と比較して、各ボイラを小型化することができる。したがって、複合発電プラントを構成するボイラを、簡易に設置することができる。また、各ボイラを小型化することができるので、ボイラの配置におけるレイアウト上の自由度を向上させることができる。したがって、例えば、狭所で複雑なスペースや地形であっても、複合発電プラントを構成するボイラを設置することができる。
また、第1熱交換器を有する第1ボイラと第2熱交換器を有する第2ボイラとが、別のボイラで構成されているので、第1熱交換器及び第2熱交換器を1つのボイラに設ける構成と比較して、各ボイラに設けられる熱交換器の数が少ない。これにより、各ボイラにおける熱交換器の配置について、レイアウト上の自由度を向上させることができる。すなわち、各ボイラにおいて、熱交換器を配置する際に、他の熱交換器を合わせて1つのボイラに設ける構成と比較して配置上の制約を低減または失くすことができる。したがって、熱交換器を所望の位置に配置し易くできる。
よって、例えば、ボイラにおいて、熱交換器を、該熱交換器と蒸気配管で接続される蒸気タービンの近傍に配置した場合には、蒸気配管の長さを短くすることができるので、蒸気配管を短くした分だけコストを低減することができる。
なお、第1ボイラに供給される排ガスを排出する熱機関または燃料電池と、第2ボイラに供給される排ガスを排出する熱機関または燃料電池とは、同一の熱機関または燃料電池であってもよく、別の熱機関または燃料電池であってもよい。
本発明の一態様に係る複合発電プラントは、前記第1ボイラと前記第1蒸気タービンとは隣接して配置されていてもよい。
第1蒸気配管は、排ガスの熱で加熱された蒸気が流通するため、耐熱性能の優れた材料によって構成する必要がある。このため、第1蒸気配管は、単位長さあたりのコストが比較的高い。
上記構成では、第1ボイラと第1蒸気タービンとが隣接して配置されている。これにより、第1熱交換器と第1蒸気タービンとを接続する第1蒸気配管を短くすることができる。したがって、比較的高価な第1蒸気配管の配管長さを短くすることができるので、コストを大幅に低減することができる。
本発明の一態様に係る複合発電プラントは、前記熱機関または燃料電池からの排ガスの熱によって前記第2蒸気タービンから排出された蒸気を加熱する第3熱交換器を有し、前記第1ボイラ及び前記第2ボイラとは異なる第3ボイラと、前記第3ボイラで加熱された蒸気によって駆動する第3蒸気タービンと、前記第3熱交換器と前記第3蒸気タービンとを接続し、前記第3ボイラで生成された蒸気を前記第3蒸気タービンに導く第3蒸気配管と、前記熱機関または燃料電池からの排ガスの熱によって前記第3蒸気タービンから排出された蒸気を加熱する第4熱交換器を有し、前記第1ボイラ、前記第2ボイラ及び前記第3ボイラとは異なる第4ボイラと、前記第4ボイラで加熱された蒸気によって駆動する第4蒸気タービンと、前記第4熱交換器と前記第4蒸気タービンとを接続し、前記第4ボイラで生成された蒸気を前記第4蒸気タービンに導く第4蒸気配管と、を備えてもよい。
上記構成では、蒸気タービンで仕事をした蒸気を再熱する再熱器を3つ設け、いわゆる3段再熱サイクルとしている。
このように、3段再熱サイクルとすることで、熱機関または燃料電池の排ガスから多くの熱を回収することができる。したがって、発電効率を向上させることができる。
また、第3熱交換器を有する第3ボイラと第4熱交換器を有する第4ボイラとを、他のボイラと別のボイラで構成されている。これにより、第3ボイラ及び第4ボイラを小型化することができるとともに、各ボイラにおける熱交換器の配置について、レイアウト上の自由度を向上させることができる。
本発明の一態様に係る複合発電プラントは、前記第1ボイラの入口側に配置され、前記第1熱交換器へ導かれる排ガスを加熱する第1助燃バーナと、前記第2ボイラの入口側に配置され、前記第2熱交換器へ導かれる排ガスを加熱する第2助燃バーナと、を備えていてもよい。
上記構成では、第1ボイラの入口側に第1助燃バーナが配置され、第2ボイラの入口側に第2助燃バーナが配置されている。このように、各熱交換器に導かれる排ガスを加熱する助燃バーナが、熱交換器ごとに設けられている。これにより、各ボイラにおいて、熱交換に導かれる排ガスの温度を、各助燃バーナによって、各熱交換器の状態に応じた温度に調整することができる。排ガスの温度を調整することができるので、各熱交換器において蒸気を所望の温度となるように加熱することができる。このように、各熱交換器から各蒸気タービンへ供給される蒸気の温度を所望の温度とすることができるので、各蒸気タービンに対して、蒸気タービンに応じた温度の蒸気を供給することができる。したがって、蒸気タービンの駆動効率を向上させることができる。
本発明によれば、ボイラに設けられた熱交換器を所望の位置に配置し易くできる。
本発明の実施形態に係る複合発電プラントを示す概略構成図である。 図1の第1排熱回収ボイラを示す側面図である。 図1の第5排熱回収ボイラ及び凝縮器を示す側面図である。
以下に、本発明に係る複合発電プラントの一実施形態について、図面を参照して説明する。
以下、本実施形態に係る複合発電プラントついて、図1から図3を用いて説明する。
複合発電プラント1は、図1に示すように、ガスタービン(熱機関)11の駆動力によって発電するガスタービン発電部10と、ガスタービン11から排出される排燃料ガス(以下、「排ガス」という。)の熱を回収することで発電する蒸気タービン発電部20と、を備えている。
ガスタービン発電部10は、図1及び図2に示すように、燃料ガスによって駆動する1台のガスタービン11と、ガスタービン11の駆動力によって発電する発電機12とを有する。
ガスタービン11は、大気供給ライン14を介して供給された大気(空気)を用いて、燃料ガス供給ライン15から供給された燃料ガスを燃焼させることで、タービン(図示省略)を回転駆動させる。また、ガスタービン11には、必要に応じて吸気冷却器16(図2参照)が設けられており、大気供給ライン14を介して供給される空気を冷却している。
発電機12は、回転軸13によって、ガスタービン11に設けられたタービンと連結されており、タービンの回転駆動力によって発電を行う。
蒸気タービン発電部20は、ガスタービン11から排出される排ガスが供給される複数の排熱回収ボイラと、排熱回収ボイラからの蒸気によって駆動する複数の蒸気タービンと、蒸気タービンの駆動力によって発電する発電機21と、を備えている。また、蒸気タービン発電部20は、ガスタービン11から排出された排ガスを内部に流通させる排ガスダクト22と、排ガス中の水分を凝縮する凝縮器23と、各種装置に蒸気(または、給水)を供給する蒸気配管(または、給水配管)が設けられている。
排ガスダクト22は、ダクト状の部材であって、内部に排ガスが流通している。また、排ガスダクト22は、上流端がガスタービン11の排ガス出口部に接続されており、下流端が接続される凝縮器23に接続されている。すなわち、排ガスダクト22は、ガスタービン11から排出される排ガスを、凝縮器23へ導いている。排ガスダクト22は、途中位置で4つに分岐している。詳細には、第1排ガスダクト22a、第2排ガスダクト22b、第3排ガスダクト22c及び第4排ガスダクト22dに分岐している。分岐した第1~第4排ガスダクト22dは、下流端において合流している。
本実施形態に係る複合発電プラントでは、排熱回収ボイラが5台設けられている。詳細には、ガスタービン11から排出される排ガス流れにおいて、並列に配置される第1排熱回収ボイラ(第1ボイラ)24、第2排熱回収ボイラ(第2ボイラ)25、第3排熱回収ボイラ(第3ボイラ)26及び第4排熱回収ボイラ(第4ボイラ)27及び、排ガス流れにおいて、第1排熱回収ボイラ24~第4排熱回収ボイラ27の下流に配置される第5排熱回収ボイラ28が設けられている。第1排熱回収ボイラ24~第5排熱回収ボイラ28は、各々、筐体によって外殻が構成されている。各排熱回収ボイラの外殻を構成する筐体は、別体となっている。すなわち、第1排熱回収ボイラ24~第5排熱回収ボイラ28は、個別に設けられており、各々、筐体の内部に隔絶された空間を形成している。
第1排熱回収ボイラ24は、第1排ガスダクト22aの途中位置に設けられており、第1排ガスダクト22aを流通する排ガスが導入されるとともに、第1排ガスダクト22aに排ガスを排出している。第1排熱回収ボイラ24には、排ガスが流通する煙道が設けられており、この煙道内に、超高圧過熱器(第1熱交換器)31及び第1超高圧熱交換器32が配置されている。超高圧過熱器31は、排ガス流れの上流側に配置され、第1超高圧熱交換器32は、超高圧過熱器31よりも排ガス流れの下流側に配置されている。超高圧過熱器31及び第1超高圧熱交換器32は、各々、伝熱管を有し、伝熱管の内部を流通する蒸気と、伝熱管の外部を流通する排ガスとの熱交換を行う熱交換器である。
また、第1排ガスダクト22aには、第1排熱回収ボイラ24の排ガスの入口側に、第1排熱回収ボイラ24へ導かれる排ガスを加熱する第1助燃バーナ33が設けられている。第1助燃バーナ33は、第1排ガスダクト22a内を流通する排ガスの一部に、燃料ガス供給系統30から供給された燃料ガスを投入するとともに、投入した燃料ガスに点火して火炎を形成することで、排ガスを加熱する。
第2排熱回収ボイラ25は、第2排ガスダクト22bの途中位置に設けられており、第2排ガスダクト22bを流通する排ガスが導入されるとともに、第2排ガスダクト22bに排ガスを排出している。第2排熱回収ボイラ25には、排ガスが流通する煙道が設けられており、この煙道内に、高圧再熱器(第2熱交換器)34及び第2超高圧熱交換器35が配置されている。高圧再熱器34は、排ガス流れの上流側に配置され、第2超高圧熱交換器35は、高圧再熱器34よりも排ガス流れの下流側に配置されている。高圧再熱器34及び第2超高圧熱交換器35は、各々、伝熱管を有し、伝熱管の内部を流通する蒸気と、伝熱管の外部を流通する排ガスとの熱交換を行う熱交換器である。
また、第2排ガスダクト22bには、第2排熱回収ボイラ25の排ガスの入口側に、第2排熱回収ボイラ25へ導かれる排ガスを加熱する第2助燃バーナ36が設けられている。第2助燃バーナ36は、第2排ガスダクト22b内を流通する排ガスの一部に、燃料ガス供給系統30から供給された燃料ガスを投入するとともに、投入した燃料ガスに点火して火炎を形成することで、排ガスを加熱する。
第3排熱回収ボイラ26は、第3排ガスダクト22cの途中位置に設けられており、第3排ガスダクト22cを流通する排ガスが導入されるとともに、第3排ガスダクト22cに排ガスを排出している。第3排熱回収ボイラ26には、排ガスが流通する煙道が設けられており、この煙道内に、中圧再熱器(第3熱交換器)37及び第3超高圧熱交換器38が配置されている。中圧再熱器37は、排ガス流れの上流側に配置され、第3超高圧熱交換器38は、中圧再熱器37よりも排ガス流れの下流側に配置されている。中圧再熱器37及び第3超高圧熱交換器38は、各々、伝熱管を有し、伝熱管の内部を流通する蒸気と、伝熱管の外部を流通する排ガスとの熱交換を行う熱交換器である。
また、第3排ガスダクト22cには、第3排熱回収ボイラ26の排ガスの入口側に、第3排熱回収ボイラ26へ導かれる排ガスを加熱する第3助燃バーナ39が設けられている。第3助燃バーナ39は、第3排ガスダクト22c内を流通する排ガスの一部に、燃料ガス供給系統30から供給された燃料ガスを投入するとともに、投入した燃料ガスに点火して火炎を形成することで、排ガスを加熱する。
第4排熱回収ボイラ27は、第4排ガスダクト22dの途中位置に設けられており、第4排ガスダクト22dを流通する排ガスが導入されるとともに、第4排ガスダクト22dに排ガスを排出している。第4排熱回収ボイラ27には、排ガスが流通する煙道が設けられており、この煙道内に、低圧再熱器(第4熱交換器)40及び第4超高圧熱交換器41が配置されている。低圧再熱器40は、排ガス流れの上流側に配置され、第4超高圧熱交換器41は、低圧再熱器40よりも排ガス流れの下流側に配置されている。低圧再熱器40及び第4超高圧熱交換器41は、各々、伝熱管を有し、伝熱管の内部を流通する蒸気と、伝熱管の外部を流通する排ガスとの熱交換を行う熱交換器である。
また、第4排ガスダクト22dには、第4排熱回収ボイラ27の排ガスの入口側に、第4排熱回収ボイラ27へ導かれる排ガスを加熱する第4助燃バーナ42が設けられている。第4助燃バーナ42は、第4排ガスダクト22d内を流通する排ガスの一部に、燃料ガス供給系統30から供給された燃料ガスを投入するとともに、投入した燃料ガスに点火して火炎を形成することで、排ガスを加熱する。
第5排熱回収ボイラ28は、第1排ガスダクト22a~第4排ガスダクト22dの合流地点よりも排ガス流れにおける下流側の排ガスダクト22に設けられており、排ガスダクト22を流通する排ガスが導入されるとともに、排ガスダクト22に排ガスを排出している。第5排熱回収ボイラ28には、排ガスが流通する煙道が設けられており、この煙道内に、第1節炭器43及び第2節炭器44が配置されている。第1節炭器43は、排ガス流れの上流側に配置され、第2節炭器44は、第1節炭器43よりも排ガス流れの下流側に配置されている。第1節炭器43及び第2節炭器44は、各々、伝熱管を有し、伝熱管の内部を流通する蒸気及び/又は給水と、伝熱管の外部を流通する排ガスとの熱交換を行う熱交換器である。
第1助燃バーナ33~第4助燃バーナ42は、制御装置(図示省略)によって、起動及び停止を制御されている。また、制御装置によって、所望の排ガス温度となるように、火炎を形成するように制御されている。
本実施形態では、第1助燃バーナ33~第4助燃バーナ42は、各々、第1排熱回収ボイラ24~第4排熱回収ボイラ27から排出される蒸気の温度が計画温度となるように、制御装置によって制御されている。
制御装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
凝縮器23は、排ガスダクト22の下流端が接続されており、排ガスダクト22を流通する排ガスが導入される。凝縮器23には、排ガスが流通する煙道が設けられており、この煙道内に、予熱器45が配置されている。予熱器45は、伝熱管を有し、伝熱管の内部を流通する給水と、伝熱管の外部を流通する排ガスとの熱交換を行う熱交換器である。凝縮器23は、排ガスと給水とを熱交換することで、排ガスを冷却し、排ガス中の水分を凝縮させる。凝縮器23の下部には、凝縮水貯留部46が設けられており、凝縮させた凝縮水を貯留している。また、凝縮器23の上部には、熱交換を終えた排ガスを大気に放出する煙突47が設けられている。
凝縮水貯留部46には、凝縮器23から凝縮水を排出する凝縮水配管48が接続されている。凝縮水配管48の下流端は、ガスタービン11に設けられた吸気冷却器16に接続されており、ガスタービン11に供給される空気の冷却に供される。
本実施形態に係る複合発電プラント1では、蒸気タービンが4台設けられている。詳細には、回転軸55に対して、同軸状に、超高圧蒸気タービン(第1蒸気タービン)51、高圧蒸気タービン(第2蒸気タービン)52、中圧蒸気タービン(第3蒸気タービン)53及び低圧蒸気タービン(第4蒸気タービン)54が設けられている。また、回転軸55には、発電機21が連結されており、この発電機21は、各蒸気タービンの回転駆動力によって発電を行う。各蒸気タービンは、地面に立設するタービン架台56(図2参照)上に設けられている。
また、各蒸気タービンは、蒸気の供給元となる排熱回収ボイラに隣り合うように配置されている。具体的には、超高圧蒸気タービン51は、第1排熱回収ボイラ24に隣接するように配置されている。詳細には、超高圧過熱器31の伝熱管の出口と、超高圧蒸気タービン51の入口とが近接するように配置されている。また、高圧蒸気タービン52は、第2排熱回収ボイラ25に隣接するように配置されている。詳細には、高圧再熱器34の伝熱管の出口と、高圧蒸気タービン52の入口とが近接するように配置されている。また、中圧蒸気タービン53は、第3排熱回収ボイラ26に隣接するように配置されている。詳細には、中圧再熱器37の伝熱管の出口と、中圧蒸気タービン53の入口とが近接するように配置されている。また、低圧蒸気タービン54は、第4排熱回収ボイラ27に隣接するように配置されている。詳細には、低圧再熱器40の伝熱管の出口と、低圧蒸気タービン54の入口とが近接するように配置されている。
次に、各種機器を接続する蒸気配管及び給水配管について説明する。各蒸気配管及び各給水配管は、内部を流通する蒸気又は給水の温度及び圧力に応じて、その材質や配管の厚さ(内周面と外周面との距離)等が設定されている。
予熱器45に設けられた伝熱管の出口と、第2節炭器44に設けられた伝熱管の入口とは、第1給水配管61によって接続されている。第1給水配管61の内部には、給水が流通している。
第2節炭器44に設けられた伝熱管の出口と、第1節炭器43に設けられた伝熱管の入口とは、第2給水配管62によって接続されている。第2給水配管62の内部には、給水が流通している。また、第2給水配管62には、超高圧給水ポンプ60が設けられており、内部を流通する給水を昇圧し、超高圧状態とする。
第1節炭器43に設けられた伝熱管の出口には、第1超高圧蒸気配管63が接続されている。第1超高圧蒸気配管63は、途中位置で分岐し、下流端が4つの熱交換器に接続される。詳細には、第1超高圧蒸気配管63の4つの下流端は、第1超高圧熱交換器32の伝熱管の入口、第2超高圧熱交換器35の伝熱管の入口、第3超高圧熱交換器38の伝熱管の入口及び第4超高圧熱交換器41の伝熱管の入口に、各々接続されている。
第1超高圧熱交換器32の伝熱管の出口、第2超高圧熱交換器35の伝熱管の出口、第3超高圧熱交換器38の伝熱管の出口及び第4超高圧熱交換器41の伝熱管の出口には、各々、第2超高圧蒸気配管64の上流端が接続されている。各出口に接続される第2超高圧蒸気配管64は、途中位置で合流する。合流した1本の第2超高圧蒸気配管64の下流端は、超高圧過熱器31の伝熱管の入口に接続されている。
超高圧過熱器31の伝熱管の入口と、超高圧蒸気タービン51の入口とは、第3超高圧蒸気配管(第1蒸気配管)65によって接続されている。第3超高圧蒸気配管65の内部には、超高圧過熱器31で過熱された高温(約600℃またはそれ以上の温度)の蒸気が流通する。このため、第3超高圧蒸気配管65は、耐熱性能の優れた材料で形成される。また、第3超高圧蒸気配管65には、超高圧状態(約30MPaまたはそれ以上の圧力)の蒸気が流通する。このため、第3超高圧蒸気配管65の厚さ(内周面と外周面との距離)は、超高圧に耐えうるように厚く形成されている。
超高圧蒸気タービン51の出口と、高圧再熱器34の伝熱管の入口とは、第1高圧蒸気配管66によって接続されている。また、高圧再熱器34の伝熱管の出口と、高圧蒸気タービン52の入口とは、第2高圧蒸気配管(第2蒸気配管)67によって接続されている。第1高圧蒸気配管66及び第2高圧蒸気配管67の内部には、高圧の蒸気が流通している。第2高圧蒸気配管67の内部には、高圧再熱器34で加熱された高温(約600℃またはそれ以上の温度)の蒸気が流通する。このため、第2高圧蒸気配管67は、耐熱性能の優れた材料で形成される。
高圧蒸気タービン52の出口と、中圧再熱器37の伝熱管の入口とは、第1中圧蒸気配管68によって接続されている。また、中圧再熱器37の伝熱管の出口と、中圧蒸気タービン53の入口とは、第2中圧蒸気配管(第3蒸気配管)69によって接続されている。第1中圧蒸気配管68及び第2中圧蒸気配管69の内部には、中圧の蒸気が流通している。第2中圧蒸気配管69の内部には、中圧再熱器37で加熱された高温(約600℃またはそれ以上の温度)の蒸気が流通する。このため、第2中圧蒸気配管69は、耐熱性能の優れた材料で形成される。
中圧蒸気タービン53の出口と、低圧再熱器40の伝熱管の入口とは、第1低圧蒸気配管70によって接続されている。また、低圧再熱器40の伝熱管の出口と、低圧蒸気タービン54の入口とは、第2低圧蒸気配管(第4蒸気配管)71によって接続されている。第1低圧蒸気配管70及び第2低圧蒸気配管71の内部には、低圧の蒸気が流通している。第2低圧蒸気配管71の内部には、低圧再熱器40で加熱された高温(約600℃またはそれ以上の温度)の蒸気が流通する。このため、第2低圧蒸気配管71は、耐熱性能の優れた材料で形成される。
低圧蒸気タービン54の出口には、第3低圧蒸気配管72の上流端が接続されている。第3低圧蒸気配管72の下流端は、復水器73の入口に接続されている。復水器73では、導入された蒸気を凝縮することで、給水を生成する。
復水器73の出口と、予熱器45の伝熱管の入口とは、第3給水配管74によって接続されている。第3給水配管74の内部には、復水器73で凝縮された給水が流通している。また、第3給水配管74には、第3給水配管74の内部を流通する給水を昇圧し、凝縮器23へ導く復水ポンプ75が設けられている。
また、複合発電プラント1には、図3に示すように、蒸気を貯留する蓄熱ドラムが設けられている。蓄熱ドラムは、内部に蒸気を貯留している。本実施形態の複合発電プラント1では、蓄熱ドラムとして、高圧蓄熱ドラム77、中圧蓄熱ドラム78及び低圧蓄熱ドラム79を備えている。高圧蓄熱ドラム77は、配管77aによって高圧蒸気タービン52と接続されており、例えば、高圧蒸気タービン52の急速始動時等に内部に貯留している蒸気を高圧蒸気タービン52に供給する。また、中圧蓄熱ドラム78は、配管78aによって中圧蒸気タービン53と接続されており、例えば、中圧蒸気タービン53の急速始動時等に内部に貯留している蒸気を中圧蒸気タービン53に供給する。低圧蓄熱ドラム79は、配管79aによって低圧蒸気タービン54と接続されており、例えば、低圧蒸気タービン54の急速始動時等に内部に貯留している蒸気を低圧蒸気タービン54に供給する。
次に、本実施形態に係る複合発電プラント1における排ガスの流れについて説明する。
ガスタービン11から排出された排ガスは、排ガスダクト22を流通し、分岐位置において、第1排ガスダクト22a~第4排ガスダクト22dに流入する。
第1排ガスダクト22aに流入した排ガスは、第1排ガスダクト22a内を流通するとともに、第1助燃バーナ33によって所定の温度まで加熱される。助燃バーナによって加熱された排ガスは、第1排熱回収ボイラ24に導入され、第1排熱回収ボイラ24内に形成された煙道を流通する。煙道内を流通する排ガスは、煙道内に設けられた超高圧過熱器31及び超高圧熱交換器で蒸気と熱交換を行い、冷却される。冷却された排ガスは、第1排熱回収ボイラ24から第1排ガスダクト22a内に排出される。そして、第1排ガスダクト22a内に排出された排ガスは、第1排ガスダクト22a内を流通し、合流位置において、他の排ガスダクトを流通した排ガスと合流する。
他の排ガスダクト(第2排ガスダクト22b~第4排ガスダクト22d)に流入した排ガスも、第1排ガスダクト22aに流入した排ガスと同様に、各排ガスダクトに設けられた助燃バーナによって所定の温度まで加熱され、排熱回収ボイラに導入され、各排熱回収ボイラに設けられた再熱器及び熱交換器において蒸気と熱交換を行い、冷却される。そして、各排熱回収ボイラから排出され、合流位置において、他の排ガスダクトを流通した排ガスと合流する。
合流した排ガスは、第5排熱回収ボイラ28に導入される。第5排熱回収ボイラ28に導入された排ガスは、第5排熱回収ボイラ28内に形成された煙道を流通する。煙道内を流通する排ガスは、煙道内に設けられた第1節炭器43及び第2節炭器44で蒸気及び/または給水と熱交換を行い、冷却される。冷却された排ガスは、第5排熱回収ボイラ28から排出され、排ガスダクト22を介して凝縮器23に導入される。
凝縮器23では、排ガスが予熱器45で給水と熱交換を行い、冷却される。このとき、排ガス中に含有する水分は、冷却されることで凝縮し、凝縮水として凝縮水貯留部46へ落下する。一方、熱交換を行った排ガスが、第5排熱回収ボイラ28から排出され、煙突47を介して大気に排出される。
次に、本実施形態に係る複合発電プラント1における蒸気及び給水の流れについて説明する。
復水器73において、生成された給水は、第3給水配管74内を流通するとともに、復水ポンプ75で昇圧され、凝縮器23に導入される。凝縮器23に導入された給水は、予熱器45を構成する伝熱管内を流通するとともに、排ガスと熱交換を行い、加熱される。
凝縮器23で加熱された給水は、予熱器45から排出され、第1給水配管61を流通し、第5排熱回収ボイラ28に設けられた第2節炭器44に導入される。第2節炭器44に導入された給水は、第2節炭器44を構成する伝熱管内を流通するとともに、排ガスと熱交換を行い、加熱される。加熱された給水は、第2節炭器44から排出され、第2給水配管62を流通するとともに、第2給水配管62に設けられた超高圧給水ポンプ60によって昇圧され、超高圧状態となる。超高圧給水ポンプ60によって昇圧された給水は、第1節炭器43に導入され、第1節炭器43を構成する伝熱管内を流通するとともに、排ガスと熱交換を行い、加熱され、蒸気となる。
第5排熱回収ボイラ28で加熱された蒸気は、第1節炭器43から排出され、第1超高圧蒸気配管63を介して、第1排熱回収ボイラ24~第4排熱回収ボイラ27に設けられた各超高圧熱交換器(第1超高圧熱交換器32~第4超高圧熱交換器41)に導入される。各超高圧熱交換器に導入された蒸気は、各超高圧熱交換器を構成する伝熱管内を流通するとともに、排ガスと熱交換を行うことで過熱され、過熱蒸気となる。生成された過熱蒸気は、各超高圧熱交換器から排出され、合流して第2超高圧蒸気配管64内を流通する。
第2超高圧蒸気配管64内を流通した蒸気は、第1排熱回収ボイラ24に設けられた超高圧過熱器31に導入される。超高圧過熱器31に導入された蒸気は、第1排熱回収ボイラ24内を流通する排ガスによってさらに過熱され、第3超高圧蒸気配管65に排出される。
第3超高圧蒸気配管65に排出された蒸気は、同配管内を流通し、超高圧蒸気タービン51に導入される。導入された蒸気は、超高圧蒸気タービン51に設けられたタービン(図示省略)を回転させる。タービンを回転させた蒸気は、膨張し高圧状態となって超高圧蒸気タービン51から排出される。排出された蒸気は、第1高圧蒸気配管66を介して、第2排熱回収ボイラ25に設けられた高圧再熱器34に導入される。高圧再熱器34に導入された蒸気は、第2排熱回収ボイラ25内を流通する排ガスと熱交換することで再度加熱され、第2高圧蒸気配管67に排出される。
第2高圧蒸気配管67に排出された蒸気は、同配管内を流通し、高圧蒸気タービン52に導入される。導入された蒸気は、高圧蒸気タービン52に設けられたタービン(図示省略)を回転させる。タービンを回転させた蒸気は、膨張し中圧状態となって高圧蒸気タービン52から排出される。排出された蒸気は、第1中圧蒸気配管68を介して、第3排熱回収ボイラ26に設けられた中圧再熱器37に導入される。中圧再熱器37に導入された蒸気は、第3排熱回収ボイラ26内を流通する排ガスと熱交換することで再度加熱され、第2中圧蒸気配管69に排出される。
第2中圧蒸気配管69に排出された蒸気は、同配管内を流通し、中圧蒸気タービン53に導入される。導入された蒸気は、中圧蒸気タービン53に設けられたタービン(図示省略)を回転させる。タービンを回転させた蒸気は、膨張し低圧状態となって中圧蒸気タービン53から排出される。排出された蒸気は、第1低圧蒸気配管70を介して、第4排熱回収ボイラ27に設けられた低圧再熱器40に導入される。低圧再熱器40に導入された蒸気は、第4排熱回収ボイラ27内を流通する排ガスと熱交換することで再度加熱され、第2低圧蒸気配管71に排出される。
第2低圧蒸気配管71に排出された蒸気は、同配管内を流通し、低圧蒸気タービン54に導入される。導入された蒸気は、低圧蒸気タービン54に設けられたタービン(図示省略)を回転させる。タービンを回転させた蒸気は、低圧蒸気タービン54から排出され、復水器73へ導入される。
復水器73では、導入された蒸気を凝縮することで給水を生成する。生成された給水は、上述のように、第3給水配管74内を流通し、凝縮器23に導入される。
本実施形態に係る複合発電プラント1における蒸気及び給水は、このように循環している。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、超高圧過熱器31を有する第1排熱回収ボイラ24と、高圧再熱器34を有する第2ボイラと、中圧再熱器37を有する第3排熱回収ボイラ26と、低圧再熱器40を有する第4排熱回収ボイラ27とが、別のボイラで構成されている。
これにより、超高圧過熱器31、高圧再熱器34、中圧再熱器37及び低圧再熱器40を1つの排熱回収ボイラに設ける構成と比較して、各排熱回収ボイラを小型化することができる。したがって、複合発電プラント1を構成する排熱回収ボイラを、簡易に設置することができる。また、各排熱回収ボイラを小型化することができるので、各排熱回収ボイラの配置におけるレイアウト上の自由度を向上させることができる。したがって、例えば、狭所や複雑な地形であっても、複合発電プラント1を構成する各排熱回収ボイラを設置することができる。
また、本実施形態では、超高圧過熱器31、高圧再熱器34、中圧再熱器37及び低圧再熱器40を1つの排熱回収ボイラに設ける構成と比較して、各排熱回収ボイラに設けられる熱交換器の数が少ない。これにより、各排熱回収ボイラにおける熱交換器の配置について、レイアウト上の自由度を向上させることができる。すなわち、各排熱回収ボイラにおいて、熱交換器を配置する際に、他の熱交換器の影響を低減または失くすことができる。したがって、各熱交換器を所望の位置に配置し易くできる。
各排熱回収ボイラから排出される蒸気は、排ガスの熱によって加熱されているため、高温の蒸気が流通する。したがって、各排熱回収ボイラと各蒸気タービンとを接続する配管は、耐熱性能の優れた材料によって構成する必要があるので、単位長さあたりのコストが比較的高い。
本実施形態では、各排熱回収ボイラを小型化するとともに、レイアウト上の自由度を向上させることで、各排熱回収ボイラと、蒸気の供給先となる各蒸気タービンとを隣り合うように配置させている。これにより、各排熱回収ボイラと、蒸気の供給先となる各蒸気タービンとを接続する配管(第3超高圧蒸気配管65、第2高圧蒸気配管67、第2中圧蒸気配管69及び第2低圧蒸気配管71)を短くすることができる。このように、高価な配管の配管長さを短くすることができるので、コストを大幅に低減することができる。
超高圧過熱器31から排出される過熱蒸気は、高温、かつ、超高圧であるので、第3超高圧蒸気配管65は、材料単価の高い耐熱性能の優れた材料で形成するとともに、超高圧に耐え得る配管の厚さ(配管の内周面と外周面との距離)とする必要がある。このため、特に、第3超高圧蒸気配管65は単位長さあたりのコストが高い。
本実施形態では、第1排熱回収ボイラ24と第1蒸気タービンとが隣接して配置されているので、第3超高圧蒸気配管65の配管長さを短くしている。したがって、コストをより大幅に低減することができる。
また、本実施形態では、第1排熱回収ボイラ24~第4排熱回収ボイラ27の入口側に、各々、第1助燃バーナ33~第4助燃バーナ42が配置されている。このように、各排熱回収ボイラに、各々、排ガスを加熱する助燃バーナが設けることにより、各排熱回収ボイラにおいて排ガスの温度を、各助燃バーナによって各熱交換器の状態に応じた温度に調整することができる。排ガスの温度を調整することができるので、第1排熱回収ボイラ24~第4排熱回収ボイラ27に設けられた各熱交換器において、蒸気を所望の温度となるように加熱することができる。このように、各熱交換器から各蒸気タービンへ供給される蒸気の温度を所望の温度とすることができるので、各蒸気タービン(超高圧蒸気タービン51、高圧蒸気タービン52、中圧蒸気タービン53及び低圧蒸気タービン54)に対して、各蒸気タービンの性能に応じた温度の蒸気を供給することができる。したがって、各蒸気タービンの駆動効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、助燃バーナが設けられている第1排熱回収ボイラ24~第4排熱回収ボイラ27を、排ガス流れにおいて、並列に設けている。これにより、各々の排熱回収ボイラにおいて、他の排熱回収ボイラの影響を受けることなく、排ガスの温度を調整することができる。したがって、各排熱回収ボイラにおいて、より精密に排ガス温度を調整することができので、各蒸気タービンに対して、より精密に、各蒸気タービンに応じた温度の蒸気を供給することができる。
本実施形態に係る複合発電プラント1では、過熱器(超高圧過熱器31)の蒸気流れの下流側に、再熱器(高圧再熱器34、中圧再熱器37、低圧再熱器40)を3つ設けた、いわゆる3段再熱サイクルを適用している。
このように、3段再熱サイクルとすることで、ガスタービン11の排ガスから多くの熱を回収することができる。したがって、発電効率を向上させることができる。
このように、本実施形態では、3段再熱サイクルを適用することで、発電効率の向上を図るとともに、過熱器及び各再熱器を設ける排熱回収ボイラを個別に設けることで、過熱器及び再熱器と、蒸気タービンとを接続する高価な配管を短くすることができ、コストを低減させることができる。
また、本実施形態では、各排熱回収ボイラを小型化することで、排熱回収ボイラの運搬及び現場(設置場所)での施工を容易にすることができる。
また、本実施形態では、排ガス流れにおける下流側(排ガス温度の低温部)に第1節炭器43及び第2節炭器44を設けて、排ガスの熱を回収している。したがって、第1節炭器43及び第2節炭器44を設けていない構成と比較して、複合発電プラント1全体におけるエネルギー効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、排ガス流れにおける最下流側(排ガス温度の最低温部)に凝縮器23を設けている。これにより、排ガス中の水分を凝縮させて回収することができる。また、本実施形態では、回収した凝縮水を吸気冷却器16に導き、ガスタービン11の吸気冷却に利用している。吸気冷却に利用された凝縮水は、ガスタービン11から排出される排ガス中に含有することとなり、上述の排ガスの流れを経た後に、再度凝縮器23に導かれ、凝縮する。このように、凝縮器23で凝縮した凝縮水を循環させ、ガスタービン11の給気を冷却する冷却水として利用することができる。したがって、ガスタービン11の吸気を冷却する冷却水を供給するための冷却水を外部から供給する必要がないため、簡易な構成とすることができるとともに、ランニングコストを低減することができる。
また、本実施形態では、高圧蓄熱ドラム77、中圧蓄熱ドラム78及び低圧蓄熱ドラム79を設けている。これにより、各蒸気タービンに貯留した蒸気を供給することができるので、各排熱回収ボイラや蒸気タービン停止中の暖気や急速起動時などに、蒸気タービンに蒸気を供給することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、ガスタービン11から排出される排ガスを各排熱回収ボイラへ導入する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ガスタービン以外の熱機関から排出されるガスを排熱回収ボイラへ導入してもよい。また、例えば、燃料電池から排出されるガスを排熱回収ボイラへ導入してもよい。
また、上記実施形態では、再熱器を3台設ける3段再熱サイクルを適用する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。再熱器の数は、3台より少なくてもよく、また、4台以上であってもよい。すなわち、本発明は、1段再熱サイクルであっても、いずれの段数の多段再熱サイクルであっても適用可能である。
また、上記実施形態では、超高圧過熱器31、高圧再熱器34、中圧再熱器37及び低圧再熱器40を、すべて個別の排熱回収ボイラに設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。いずれか一つでも、個別の排熱回収ボイラに設けていればよく、例えば、超高圧過熱器31のみを個別の排熱回収ボイラに設け、3台の再熱器を1つの排熱回収ボイラに設けてもよい。
また、上記実施形態では、1台のガスタービン11からの排ガスを分岐させて、第1排熱回収ボイラ24~第4排熱回収ボイラ27に供給する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ガスタービンを2台設けて、2台のガスタービンからの排ガスを分岐させて、各排熱回収ボイラに供給してもよい。また、ガスタービンを4台設けて、第1~4排熱回収ボイラと1対1対応としてもよい。
また、上記実施形態では、ガスタービン11に連結される回転軸13と、各蒸気タービンに連結される回転軸55とを別軸とする構成について説明したが、ガスタービンが1台の場合には、ガスタービンと各蒸気タービンとを同軸に設けてもよい。
なお、第1排熱回収ボイラ24に設けられた第1超高圧熱交換器32は省略してもよい。一般に、過熱器は、再熱器よりも熱吸収率が高いが、過熱器が設けられた第1排熱回収ボイラ24に設けられた第1超高圧熱交換器32を省略し、第1排熱回収ボイラ24~第4排熱回収ボイラ27における各々の熱吸収量を同程度としてもよい。第1排熱回収ボイラ24~第4排熱回収ボイラ27における各々の熱吸収量を同程度とすることで、設計を容易にすることができる。
1 複合発電プラント
11 ガスタービン(熱機関)
24 第1排熱回収ボイラ(第1ボイラ)
25 第2排熱回収ボイラ(第2ボイラ)
26 第3排熱回収ボイラ(第3ボイラ)
27 第4排熱回収ボイラ(第4ボイラ)
31 超高圧過熱器(第1熱交換器)
33 第1助燃バーナ
34 高圧再熱器(第2熱交換器)
36 第2助燃バーナ
37 中圧再熱器(第3熱交換器)
40 低圧再熱器(第4熱交換器)
51 超高圧蒸気タービン(第1蒸気タービン)
52 高圧蒸気タービン(第2蒸気タービン)
53 中圧蒸気タービン(第3蒸気タービン)
54 低圧蒸気タービン(第4蒸気タービン)
65 第3超高圧蒸気配管(第1蒸気配管)
67 第2高圧蒸気配管(第2蒸気配管)
69 第2中圧蒸気配管(第3蒸気配管)
71 第2低圧蒸気配管(第4蒸気配管)

Claims (4)

  1. 1または複数の熱機関または燃料電池と、
    前記熱機関または燃料電池からの排ガスの熱によって蒸気を加熱する第1熱交換器及び前記第1熱交換器へ供給する蒸気を加熱する第1予熱器を有する第1ボイラと、
    前記第1ボイラで加熱された蒸気によって駆動する第1蒸気タービンと、
    前記第1熱交換器と前記第1蒸気タービンとを接続し、前記第1ボイラで加熱された蒸気を前記第1蒸気タービンに導く第1蒸気配管と、
    前記熱機関または燃料電池からの排ガスの熱によって前記第1蒸気タービンから排出された蒸気を加熱する第2熱交換器及び前記第1熱交換器へ供給する蒸気を加熱する第2予熱器を有し、前記第1ボイラとは異なる第2ボイラと、
    前記第2ボイラで加熱された蒸気によって駆動する第2蒸気タービンと、
    前記第2熱交換器と前記第2蒸気タービンとを接続し、前記第2ボイラで加熱された蒸気を前記第2蒸気タービンに導く第2蒸気配管と、
    前記第1ボイラから排出された排ガス及び前記第2ボイラから排出された排ガスによって、前記第1熱交換器へ導かれる蒸気及び/または給水を加熱する低温熱交換器を有する低温ボイラと、
    前記低温ボイラから排出された排ガスと、前記低温熱交換器へ供給される給水とを熱交換することで、排ガス中の水分を凝縮させる凝縮器と、を備える複合発電プラント。
  2. 前記第1ボイラと前記第1蒸気タービンとは隣接して配置されている請求項1に記載の複合発電プラント。
  3. 前記熱機関または燃料電池からの排ガスの熱によって前記第2蒸気タービンから排出された蒸気を加熱する第3熱交換器を有し、前記第1ボイラ及び前記第2ボイラとは異なる第3ボイラと、
    前記第3ボイラで加熱された蒸気によって駆動する第3蒸気タービンと、
    前記第3熱交換器と前記第3蒸気タービンとを接続し、前記第3ボイラで生成された蒸気を前記第3蒸気タービンに導く第3蒸気配管と、
    前記熱機関または燃料電池からの排ガスの熱によって前記第3蒸気タービンから排出された蒸気を加熱する第4熱交換器を有し、前記第1ボイラ、前記第2ボイラ及び前記第3ボイラとは異なる第4ボイラと、
    前記第4ボイラで加熱された蒸気によって駆動する第4蒸気タービンと、
    前記第4熱交換器と前記第4蒸気タービンとを接続し、前記第4ボイラで生成された蒸気を前記第4蒸気タービンに導く第4蒸気配管と、を備える請求項2に記載の複合発電プラント。
  4. 前記第1ボイラの入口側に配置され、前記第1熱交換器へ導かれる排ガスを加熱する第1助燃バーナと、
    前記第2ボイラの入口側に配置され、前記第2熱交換器へ導かれる排ガスを加熱する第2助燃バーナと、を備えた請求項1から請求項3のいずれかに記載の複合発電プラント。
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