JP6132616B2 - ガスタービンプラント、及びガスタービンプラントの運転方法 - Google Patents

ガスタービンプラント、及びガスタービンプラントの運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、ガスタービンと、ガスタービンからの排気ガスの熱を利用して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、を備えるガスタービンプラント、及びガスタービンプラントの運転方法に関する。
ガスタービンコンバインドプラントは、ガスタービン、排熱回収ボイラ、蒸気タービン、発電機などから構成されており、ガスタービンで発電機を回転させると共に、ガスタービンから排出される排気ガスを利用して排熱回収ボイラで主蒸気を生成し、蒸気タービンにおいても発電のための動力を得るプラントである。
例えば、特許文献1には、排熱回収ボイラで生成される蒸気を用いてガスタービンの圧縮機出口から燃焼器に供給される空気を予熱し、予熱に使用した後の蒸気で蒸気タービンを駆動するガスタービンコンバインドプラントが記載されている。
このガスタービンコンバインドプラントによれば、圧縮機出口空気の予熱に圧力の高い蒸気を用いるので、ほぼ常圧の排気ガス(窒素を主成分とする燃焼ガス)を用いる従来の再生ガスタービンと比較して小型の熱交換器で効果的に予熱することが可能である。
特開2000−27662号公報
ところで、上述した特許文献1に記載のプラントでは、予熱に用いた蒸気を直接蒸気タービンに供給する構成となっている。しかしながら、予熱に用いた蒸気は空気との熱交換によって温度が低下した状態となっているため、蒸気タービンの出力が低下するという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、より熱効率を向上させることができるガスタービンプラント、及びガスタービンプラントの運転方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明のガスタービンプラントは、空気を圧縮する圧縮機、該圧縮機で圧縮された空気中で燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器、及び該燃焼ガスにより駆動するタービンを有するガスタービンと、前記ガスタービンからの排気ガスの熱を利用して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、前記圧縮機で圧縮された空気と前記燃料のうち少なくとも一方を予熱する予熱装置と、前記排熱回収ボイラで生成した蒸気を前記予熱装置に供給する予熱蒸気ラインであって、蒸気の温度を低下させるような熱交換部がない予熱蒸気ラインと、前記予熱装置にて予熱に用いられた蒸気を気体の状態のまま前記排熱回収ボイラに回収する予熱蒸気回収ラインと、を備え、前記予熱装置は、前記排熱回収ボイラから供給される蒸気を利用して予熱を行い、予熱に利用後の蒸気を再度前記排熱回収ボイラで加熱して再熱蒸気とすることを特徴とする。
上記構成によれば、排熱回収ボイラから供給される蒸気で、空気と燃料のうち少なくとも一方が予熱される。これにより、ガスタービンの熱効率を高めることができる。
また、予熱に用いた蒸気を排熱回収ボイラで再度加熱することによって、限られた蒸気量を繰り返し活用することができるため、プラントとして高い熱効率を得ることができる。
また、予熱に蒸気を用いるため、高温の状態で熱交換器の伝熱管などが損傷した場合においても、燃料に混合されるのは蒸気であるため発火の恐れがない。
また、予熱に圧力の高い蒸気を用いるので、空気など、窒素を主成分とする作動媒体を用いるガスタービンにおいても小型の熱交換器で効果的に予熱することが可能となる。
上記ガスタービンプラントにおいて、前記予熱装置は複数の熱交換器を有し、前記複数の熱交換器に蒸気を供給する複数の予熱蒸気ラインと、前記複数の熱交換器で利用後の蒸気を回収する複数の予熱蒸気回収ラインと、を備え、前記蒸気を複数回循環させることが好ましい。
上記構成によれば、空気又は燃料をより高い温度まで予熱することができ、更に高い熱効率を得ることができる。
上記ガスタービンプラントにおいて、前記蒸気は、前記排熱回収ボイラの中圧蒸気発生部で生成した中圧蒸気と、前記排熱回収ボイラの高圧蒸気発生部で生成した高圧蒸気のうち少なくとも一方であることが好ましい。
上記構成によれば、プラントの仕様や、要求される温度に応じて、蒸気発生部を適宜選択することができる。
上記ガスタービンプラントにおいて、前記複数の熱交換器は、前記空気の流路である空気流路及び前記燃料の流路である燃料流路のうち少なくとも一方の流路に並列に設けられていることが好ましい。
上記ガスタービンプラントにおいて、前記複数の熱交換器は、前記空気の流路である空気流路と前記燃料の流路である燃料流路のうち少なくとも一方の流路に直列に設ける構成としてもよい。
上記ガスタービンプラントにおいて、前記予熱蒸気ラインと、前記空気及び前記燃料の一方を予熱する熱交換器と、前記空気及び前記燃料の他方を予熱する熱交換器とが、直列に接続されている構成としてもよい。
上記構成によれば、空気と燃料の温度に大きな差がある場合は、温度の高い方を蒸気から見て先に予熱することにより、熱を有効に利用し、熱効率を高めることができる。
上記ガスタービンプラントにおいて、前記再熱蒸気を蒸気タービンの駆動に用いることが好ましい。
上記構成によれば、ガスタービンプラントとして、高い熱効率を得ることができる。
上記ガスタービンプラントにおいて、複数の熱交換器は、それぞれの胴体が一体化され、前記空気と前記燃料のうちいずれかが流入する胴体と、蒸気が流入する伝熱管とを有することが好ましい。
上記構成によれば、ガスタービンプラントを構成する設備を簡素化することができる。
上記ガスタービンプラントにおいて、複数の熱交換器は、それぞれの胴体が互いに一体化され、蒸気が流入する胴体と、前記空気と前記燃料のうち少なくとも一方が流入する伝熱管とを有する構成としてもよい。
また、本発明のガスタービンプラントの運転方法は、空気を圧縮する圧縮機、該圧縮機で圧縮された空気中で燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器、及び該燃焼ガスにより駆動するタービンを有するガスタービンと、前記ガスタービンからの排気ガスの熱を利用して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、前記排熱回収ボイラで生成した蒸気を前記予熱装置に供給する予熱蒸気ラインであって、蒸気の温度を低下させるような熱交換部がない予熱蒸気ラインと、前記予熱装置にて予熱に用いられた蒸気を気体の状態のまま前記排熱回収ボイラに回収する予熱蒸気回収ラインと、を備えるガスタービンプラントの運転方法であって、前記排熱回収ボイラから供給される蒸気で、前記空気と前記燃料のうち少なくとも一方を予熱する工程と、予熱に用いた蒸気を気体の状態のまま前記排熱回収ボイラに回収して加熱して利用する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、排熱回収ボイラから供給される蒸気で、空気と燃料のうち少なくとも一方が予熱される。これにより、ガスタービンの熱効率を高めることができる。また、予熱に用いた蒸気を排熱回収ボイラで再度加熱することによって、限られた蒸気量を繰り返し活用することができるため、プラントとして高い熱効率を得ることができる。
本発明の第一実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第一実施形態の変形例におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第二実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第二実施形態の変形例におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第二実施形態の変形例におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第三実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第四実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第五実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第六実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第七実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第八実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第九実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの系統図である。 本発明の第九実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの熱交換器の詳細図である。 本発明の第十実施形態におけるガスタービンコンバインドプラントの熱交換器の詳細図である。
以下、本発明に係るガスタービンコンバインドプラント(ガスタービンプラント)の各種実施形態について、図面を用いて説明する。
(第一実施形態)
まず、図1を参照して、本発明に係るガスタービンコンバインドプラントの第一実施形態について説明する。なお、以下では、ガスタービンコンバインドプラントを単にコンバインドプラントと言う。
本実施形態のコンバインドプラントは、図1に示すように、ガスタービン10と、ガスタービン10の駆動で発電する発電機15と、ガスタービン10から排気された排気ガスEGの熱で蒸気を発生させる排熱回収ボイラ110と、排熱回収ボイラ110で発生した蒸気で駆動する蒸気タービン121a,121b,121cと、蒸気タービン121a,121b,121cの駆動で発電する発電機122と、蒸気タービン121aを駆動させた蒸気を水に戻す復水器123と、復水器123中の水を排熱回収ボイラ110に戻す給水ポンプ124と、排熱回収ボイラ110を通過した排気ガスEGを大気に放出する煙突40と、を備えている。
ガスタービン10は、排気ガスを含む空気NAを圧縮する圧縮機11と、圧縮機11で圧縮された空気A中で燃料Fを燃焼させて燃焼ガスを生成する複数の燃焼器21と、高温高圧の燃焼ガスにより駆動するタービン31と、を備えている。タービン31のタービンロータと圧縮機11の圧縮機ロータとは、同一の軸線を中心として回転するもので、相互に連結されて、ガスタービンロータを成している。このガスタービンロータには、発電機15のロータが接続されている。
圧縮機11の出口と燃焼器21とは圧縮空気流路12によって接続されており、この圧縮空気流路12を介して圧縮機11で圧縮された圧縮空気Aが燃焼器21に供給される。
また、本実施形態のコンバインドプラントは、圧縮機11から燃焼器21に供給される圧縮空気A、及び燃料流路29からの燃料Fを予熱する予熱装置50を備えている。予熱装置50は、圧縮空気Aを予熱する第一熱交換器51及び第二熱交換器52と、燃料Fを予熱する第三熱交換器53及び第四熱交換器54とを有している。
第一熱交換器51と第二熱交換器52とは圧縮空気流路12上に並列に配置されている。即ち、二つの熱交換器51,52の一端及び他端がそれぞれ接続されており、接続された一端が圧縮空気流路12の上流側に接続されているとともに、接続された他端が圧縮空気流路12の下流側に接続されている。同様に、第三熱交換器53と第四熱交換器54とは並列に配置されている。
熱交換器は、胴体内に複数の伝熱管を備えるものであり、伝熱管の内部に圧縮空気A又は燃料Fが流通するとともに、胴体の内部(伝熱管の外部)を高温の蒸気が流入することで熱交換が行われる構成のものである。即ち、熱交換器の胴体に導入された加熱媒体が、伝熱管の内部を流れる媒体を加熱する構成である。
なお、熱交換器の形式としては、これに限ることはなく、伝熱管の内部に蒸気を流通させ、胴体の内部に圧縮空気A又は燃料Fを流通させる形式としてもよい。即ち、加熱媒体を伝熱管の内部に流す構成としてもよい。
第一熱交換器51及び第二熱交換器52は、圧縮空気流路12上に並列に設置されている。換言すれば、第一熱交換器51及び第二熱交換器52の伝熱管の一端が圧縮空気流路12の上流側に接続されているとともに、第一熱交換器51及び第二熱交換器52の伝熱管の他端が圧縮空気流路12の下流側に接続されている。
第三熱交換器53及び第四熱交換器54は、燃料流路29上に並列に設置されている。換言すれば、第三熱交換器53及び第四熱交換器54の伝熱管の一端が燃料流路29の上流側に接続されているとともに、第三熱交換器53及び第四熱交換器54の伝熱管の他端が燃料流路29の下流側に接続されている。
蒸気タービン121a,121b,121cは、低圧蒸気タービン121aと中圧蒸気タービン121bと高圧蒸気タービン121cとを有している。
また、排熱回収ボイラ110は、低圧蒸気LSを発生する低圧蒸気発生部111aと、中圧蒸気ISを発生する中圧蒸気発生部111bと、高圧蒸気HSを発生する高圧蒸気発生部111cと、高圧蒸気タービン121cを駆動させた蒸気を再過熱する再熱部115と、を有している。
なお、ここでは、各々の蒸気タービン121a,121b,121cに発電機122が設けられているが、低圧蒸気タービン121a、中圧蒸気タービン121b、高圧蒸気タービン121cの合計3基の蒸気タービンに対して、1基の発電機122を設けてもよい。
低圧蒸気発生部111aは、水を加熱する低圧節炭器112aと、低圧節炭器112aで加熱された水を蒸気にする低圧蒸発器113aと、低圧蒸発器113aで発生した蒸気を過熱して低圧蒸気LSを生成する低圧過熱器114aと、を有している。
中圧蒸気発生部111bは、低圧節炭器112aで加熱された水を昇圧する中圧ポンプ116bと、この中圧ポンプ116bで昇圧された水を加熱する中圧節炭器112bと、中圧節炭器112bで加熱された水を蒸気にする中圧蒸発器113bと、中圧蒸発器113bで発生した蒸気を過熱して中圧蒸気ISを生成する中圧過熱器114bと、を有している。
高圧蒸気発生部111cは、低圧節炭器112aで加熱された水を昇圧する高圧ポンプ116cと、この高圧ポンプ116cで昇圧された水を加熱する第一高圧節炭器112cと、第一高圧節炭器112cで加熱された水をさらに加熱する第二高圧節炭器112dと、第二高圧節炭器112dで加熱された水を蒸気にする高圧蒸発器113cと、高圧蒸発器113cで発生した蒸気を過熱する第一高圧過熱器114cと、第一高圧過熱器114cで過熱された蒸気をさらに過熱して高圧蒸気HSを生成する第二高圧過熱器114dと、を有している。
再熱部115は、高圧蒸気タービン121cを駆動させた蒸気を加熱する第一再熱器115aと、第一熱交換器51及び第三熱交換器53にて予熱に利用された蒸気を過熱して再熱蒸気とする第二再熱器115bと、有している。
再熱部115、高圧蒸気発生部111c、中圧蒸気発生部111b、低圧蒸気発生部111aのそれぞれを構成する要素は、タービン31から煙突40に向かう排気ガスEGの下流側に向かって、第二再熱器115b及び第二高圧過熱器114d、第一再熱器115a、第一高圧過熱器114c、高圧蒸発器113c、第二高圧節炭器112d、中圧過熱器114b及び低圧過熱器114a、中圧蒸発器113b、第一高圧節炭器112c及び中圧節炭器112b、低圧蒸発器113a、低圧節炭器112aの順序で並んでいる。
復水器123と低圧節炭器112aとは、給水ライン131で接続されている。この給水ライン131には、前述の給水ポンプ124が設けられている。
低圧過熱器114aと低圧蒸気タービン121aの蒸気入口とは、低圧過熱器114aからの低圧蒸気LSを低圧蒸気タービン121aに送る低圧蒸気ライン132で接続されている。
低圧蒸気タービン121aの蒸気出口と復水器123とは、低圧蒸気タービン121aを駆動させた低圧蒸気LSが復水器123に供給されるよう互いに接続されている。
第二高圧過熱器114dと高圧蒸気タービン121cの蒸気入口とは、第二高圧過熱器114dからの高圧蒸気HSを高圧蒸気タービン121cに送る高圧蒸気ライン138で接続されている。
高圧蒸気タービン121cの蒸気出口と第一再熱器115aの蒸気入口とは、高圧蒸気タービン121cからの高圧蒸気HSを第一再熱器115aに送る高圧蒸気回収ライン139で接続されている。
本実施形態のコンバインドプラントにおいては、排熱回収ボイラ110で生成された蒸気は、第一予熱蒸気ライン141を介して予熱装置50に供給される。そして、予熱装置50で利用された蒸気は、第一予熱蒸気回収ライン142によって回収されて排熱回収ボイラ110にて過熱された後、第二予熱蒸気ライン143を介して再び予熱装置50に供給される。即ち、圧縮空気A及び燃料Fを予熱する系統は、圧縮空気A及び燃料Fとは独立した系統となっている。
具体的には、第一再熱器115aの蒸気出口は、第一予熱蒸気ライン141を介して第一熱交換器51及び第三熱交換器53の蒸気入口に接続されている。即ち、第一再熱器115aによって加熱された蒸気は、第一熱交換器51の胴体及び第三熱交換器53の胴体に導入される。
第一熱交換器51及び第三熱交換器53の蒸気出口は、第一予熱蒸気回収ライン142によって第二再熱器115bの蒸気入口と接続されている。第二再熱器115bの蒸気出口は、第二予熱蒸気ライン143を介して第二熱交換器52及び第四熱交換器54の蒸気入口に接続されている。
即ち、第二再熱器115bによって加熱された蒸気が第二熱交換器52の胴体及び第四熱交換器54の胴体に導入される。
第二熱交換器52及び第四熱交換器54の蒸気出口と中圧蒸気タービン121bの蒸気入口とは、予熱に用いられた蒸気を再熱蒸気RHSとして中圧蒸気タービン121bに送る再熱蒸気ライン136で接続されている。
中圧蒸気タービン121bの蒸気出口には、中圧蒸気回収ライン137が接続されている。この中圧蒸気回収ライン137は、低圧蒸気ライン132に合流している。
中圧過熱器114bの蒸気出口には、中圧蒸気ライン133が接続されている。この中圧蒸気ライン133は、高圧蒸気回収ライン139に合流している。
次に、以上で説明した本実施形態のコンバインドプラントの動作について説明する。
ガスタービン10の圧縮機11は、大気中の空気NAを圧縮し、圧縮した空気Aを圧縮空気流路12を介して燃焼器21に供給する。また、燃焼器21には、燃料流路29からの燃料Fも供給される。燃焼器21内では、圧縮空気A中で燃料Fが燃焼して、高温高圧の燃焼ガスが生成される。この燃焼ガスは、タービン31に送られ、このタービン31のタービンロータを回転させる。このタービンロータの回転で、ガスタービン10に接続されている発電機15は発電する。
タービン31のタービンロータを回転させた燃焼ガスは、排気ガスEGとしてガスタービン10から排気され、排熱回収ボイラ110を介して、煙突40から大気に放出される。排熱回収ボイラ110は、この排気ガスEGに含まれている熱を回収する。
排熱回収ボイラ110中で、最も下流側(煙突40側)の低圧節炭器112aには、復水器123からの水が給水ライン131を介して供給される。低圧節炭器112aは、この水を排気ガスEGと熱交換させて加熱する。低圧節炭器112aで加熱された水の一部は、低圧蒸発器113aでさらに加熱されて蒸気になる。この蒸気は、低圧過熱器114aでさらに過熱されて低圧蒸気LSとして、低圧蒸気ライン132を介して低圧蒸気タービン121aに供給される。低圧蒸気タービン121aを駆動させた蒸気は、復水器123で水に戻る。この水は、復水器123から給水ライン131を介して再び低圧節炭器112aに供給される。
低圧節炭器112aで加熱された水の他の一部は、中圧ポンプ116bで昇圧されて中圧節炭器112bに送られ、低圧節炭器112aで加熱された残りの水は、高圧ポンプ116cで昇圧されて第一高圧節炭器112cに送られる。
第一高圧節炭器112cは、高圧ポンプ116cから送られてきた水を排気ガスEGと熱交換させて加熱する。第一高圧節炭器112cで加熱された水は、第二高圧節炭器112dでさらに過熱される。この水は、高圧蒸発器113cでさらに加熱されて蒸気になる。この蒸気は、第一高圧過熱器114c及び第二高圧過熱器114dでさらに過熱されて高圧蒸気HSとなる。この高圧蒸気HSは、高圧蒸気ライン138を介して高圧蒸気タービン121cに供給される。
中圧節炭器112bは、中圧ポンプ116bから送られてきた水を排気ガスEGと熱交換させて加熱する。中圧節炭器112bで加熱された水は、中圧蒸発器113bでさらに加熱されて蒸気になる。この蒸気は、中圧過熱器114bでさらに過熱されて、中圧蒸気ISとなる。この中圧蒸気ISは、中圧蒸気ライン133を介して、高圧蒸気回収ライン139を流れる蒸気と合流し、第一再熱器115aで再加熱される。
次に、予熱装置50による圧縮空気Aと燃料Fの予熱動作について説明する。
本実施形態の圧縮空気Aと燃料Fとは、第一予熱蒸気ライン141を介して供給される予熱蒸気によって一巡目の予熱をされるとともに、第二予熱蒸気ライン143を介して供給される予熱蒸気によって二巡目の予熱をされる。
具体的には、第一再熱器115aにて加熱された蒸気は、第一予熱蒸気ライン141を介して予熱蒸気として予熱装置50の第一熱交換器51及び第三熱交換器53に供給される。即ち、第一熱交換器51及び第三熱交換器53の胴体に蒸気が供給され、第一熱交換器51の伝熱管に導入された圧縮空気A、及び第三熱交換器53の伝熱管に導入された燃料Fと熱交換が行われる。これにより、圧縮空気A及び燃料Fが予熱される。
予熱に用いられた蒸気は、第一予熱蒸気回収ライン142を介して第二再熱器115bに供給され、再び過熱される。第二再熱器115bにて過熱された再熱蒸気は、第二予熱蒸気ライン143を介して予熱蒸気として予熱装置50の第二熱交換器52及び第四熱交換器54に供給される。これにより、圧縮空気A及び燃料Fが予熱される。
予熱に用いられた再熱蒸気RHSは、再熱蒸気ライン136を介して中圧蒸気タービン121bに供給される。
中圧蒸気タービン121bを駆動させた再熱蒸気RHSは、中圧蒸気回収ライン137及び低圧蒸気ライン132を介して、低圧蒸気タービン121aに供給される。
以上、本実施形態では、排熱回収ボイラ110から供給される蒸気で、圧縮空気A及び燃料Fが予熱される。これにより、ガスタービン10の熱効率を高めることができる。
また、圧縮機11出口空気の予熱に圧力の高い蒸気を用いるので、小型の熱交換器で効果的に予熱することが可能となる。
また、予熱に用いた蒸気を第二再熱器115bで再度加熱することによって、限られた蒸気量を繰り返し活用することができるため、プラントとして高い熱効率を得ることができる。
また、予熱に蒸気を用いるため、高温の状態で熱交換器の伝熱管などが損傷した場合においても、燃料Fに混合されるのは蒸気であるため発火の恐れがない。
圧縮空気Aを蒸気を用いて予熱することによる効果としては、圧縮空気Aは流量が多いため、熱効率向上効果が大きいことが挙げられる。
燃料Fを蒸気を用いて予熱することによる効果としては、燃料Fは流量が少ないため小さな熱交換器で実施可能であることが挙げられる。燃料Fは流量が少ないため、熱効率向上効果の絶対値は小さいが、比熱、熱伝導率が大きいため、流量、熱交換器の大きさの割には大きな効果を得ることができる。
(変形例1)
次に、第一実施形態のコンバインドプラントの変形例について説明する。
上記した第一実施形態のコンバインドプラントにおいては、予熱装置50を用いて圧縮空気A及び燃料Fを予熱する構成となっているが、これに限ることはなく、圧縮空気Aと燃料Fのうち少なくとも一方が予熱される構成であればよい。換言すれば、予熱装置50を用いて圧縮空気Aと燃料Fの両方を予熱する必要はなく、いずれか一方が予熱されていればよい。
例えば、図2に示すように、予熱装置50を用いて圧縮空気Aのみを予熱する構成としてもよい。この変形例1の予熱装置50は、第一予熱蒸気ライン141を介して供給される蒸気、及び第二予熱蒸気ライン143を介して供給される蒸気を用いて圧縮空気Aの予熱が行われる。一方、燃料Fは予熱されることなく燃料流路29を介して燃焼器21に供給される。
上記変形例によれば、蒸気による予熱の効果の高い圧縮空気Aのみを予熱することによって、予熱装置50の簡素化を図ることができる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態のコンバインドプラントについて説明する。
図3に示すように、本実施形態のコンバインドプラントは、予熱装置50にて使用された蒸気を排熱回収ボイラ110において過熱した後に、中圧蒸気タービン121bに導入する構成としている。即ち、第二再熱器115bにて過熱された再熱蒸気を予熱装置50に供給することなく、再熱蒸気ライン136を介して中圧蒸気タービン121bにて利用する構成としてもよい。
具体的には、本実施形態の予熱装置50は、圧縮空気Aを予熱するための第一熱交換器51と、燃料Fを予熱する第三熱交換器53とから構成されており、熱交換器は、圧縮空気流路12と燃料流路29上に並列に配置されてはいない。
上記実施形態によれば、第一実施形態のコンバインドプラントと比較して、装置の構成を簡素化することができる。
(変形例2)
次に、第二実施形態のコンバインドプラントの変形例について説明する。
上記した第二実施形態のコンバインドプラントにおいては、単一の熱交換器51,53を用いて圧縮空気A及び燃料Fを予熱する構成としているが、これに限ることはない。即ち、予熱装置50を構成する熱交換器の数は問わない。
図4に示すように、変形例2の予熱装置50は、第一実施形態の予熱装置50と同様に、圧縮空気Aを予熱する二つの熱交換器と、燃料Fを予熱する二つの熱交換器とから構成されている。
変形例2の再熱器は、第一再熱器115a、及び第二再熱器115bに加え、第三再熱器115cを備えている。第二熱交換器52及び第四熱交換器54の蒸気出口は、第二予熱蒸気回収ライン144を介して第三再熱器115cの蒸気入口と接続されている。
第三再熱器115cの蒸気出口は、再熱蒸気ライン136を介して中圧蒸気タービン121bと接続されている。
上記構成により、第二熱交換器52及び第四熱交換器54にて予熱に用いられた蒸気は、第三再熱器115cにて再加熱された後、中圧蒸気タービン121bに導入される。
上記変形例2によれば、予熱装置50と中圧蒸気タービン121bとの間で蒸気が再熱されることによって、中圧蒸気タービン121bの出力を確保することができ、高い効率を得ることができる。
(変形例3)
また、図5に示すように、熱交換器、及び対応する予熱蒸気ラインを増やす構成としてもよい。
図5に示すように、変形例3の予熱装置50には、圧縮空気Aを予熱するための第五熱交換器55及び燃料Fを予熱するための第六熱交換器56が追加されており、これに対応して再熱器及び予熱蒸気ラインが追加されている。
上記変形例3によれば、限られた蒸気量を更に有効に使って、圧縮空気Aや燃料Fを高い温度まで予熱することができ、更に高い効率を得ることができる。
(第三実施形態)
次に、第三実施形態のコンバインドプラントについて説明する。
図6に示すように、本実施形態のコンバインドプラントは、第二高圧過熱器114dから供給される蒸気を用いて予熱を行うことを特徴としている。即ち、上記第一実施形態及び第二実施形態のコンバインドプラントが再熱(中圧)蒸気を用いて予熱を行っているのに対して、本実施形態のコンバインドプラントは、高圧蒸気を用いて予熱を行っている。換言すれば、圧縮空気A又は燃料Fの予熱を行うための加熱手段は、中圧蒸気に限ることはない。
具体的には、本実施形態のコンバインドプラントにおいては、第二高圧過熱器114dの蒸気出口が第一予熱蒸気ライン141を介して予熱装置50と接続されている。予熱装置50の蒸気出口は、第一予熱蒸気回収ライン142を介して第二再熱器115bと接続されている。第二再熱器115bの蒸気出口は、再熱蒸気ライン136を介して高圧蒸気タービン121c接続されている。
(第四実施形態)
次に、第四実施形態のコンバインドプラントについて説明する。
図7に示すように、本実施形態のコンバインドプラントは、圧縮空気A及び燃料Fの予熱に高圧蒸気と中圧(再熱)蒸気とを併用して用いることを特徴としている。即ち、第一実施形態及び第二実施形態のコンバインドプラントが中圧蒸気のみを用い、第三実施形態のコンバインドプラントが高圧蒸気のみを用いて予熱を行っていたが、これに限ることはない。換言すれば、第一予熱蒸気ライン141に導入される蒸気を加熱する加熱手段と第二予熱蒸気ライン143に導入される蒸気を加熱する加熱手段とは、異なっていてもよい。
具体的には、本実施形態のコンバインドプラントにおいては、中圧蒸気ISは、予熱装置50の第一熱交換器51及び第三熱交換器53にて予熱に利用され、第二再熱器115bにおいて過熱された後、中圧蒸気タービン121bに供給される。
一方、第二高圧過熱器114dにおいて過熱された蒸気は、高圧蒸気タービン121cに供給されることなく、第二予熱蒸気ライン143を介して予熱装置50の第二熱交換器52及び第四熱交換器54に供給される。第二熱交換器52及び第四熱交換器54にて予熱を行った蒸気は、第二予熱蒸気回収ライン144を介して第三高圧過熱器114eに導入され再度過熱された後、高圧蒸気タービン121cに供給される。
(第五実施形態)
次に、第五実施形態のコンバインドプラントについて説明する。
本実施形態のコンバインドプラントは、一巡目及び二巡目の予熱蒸気は、圧縮空気Aのみを予熱し、三巡目の予熱蒸気は、燃料Fのみを予熱することを特徴としている。
図8に示すように、本実施形態の予熱装置50は、圧縮空気Aを予熱する第一熱交換器51及び第二熱交換器52と、燃料Fを予熱する第三熱交換器53とを有している。再熱器115は、第一再熱器115a、第二再熱器115b、第三再熱器115c、及び第四再熱器115dから構成されている。
第一再熱器115aによって加熱された蒸気は、第一予熱蒸気ライン141を介して第一熱交換器51のみに供給され、圧縮空気Aを予熱する。第二再熱器115bによって加熱された蒸気は、第二予熱蒸気ライン143を介して第二熱交換器52に供給され、圧縮空気Aを予熱する。即ち、一巡目及び二巡目において、燃料Fが予熱されることはない。
そして、第三再熱器115cによって加熱された蒸気は、第三予熱蒸気ライン145を介して第三熱交換器53に供給され燃料Fを予熱する。第三熱交換器53において予熱に用いられた蒸気は、第三予熱蒸気回収ライン146を介して第四再熱器115dに供給され、第四再熱器115dによって加熱された蒸気は、再熱蒸気RHSとして中圧蒸気タービン121bに供給される。
上記実施形態によれば、予熱蒸気ラインと熱交換器とが一対一で接続されるため、予熱装置50を簡素な構成とすることができる。
なお、圧縮空気A及び燃料Fを予熱する熱交換器の個数は上記実施形態の個数に限ることはなく、要求される予熱量に応じて適宜変更することができる。例えば、上記実施形態では、二つの熱交換器で圧縮空気Aを予熱する構成としているが、二つめの熱交換器を省略する構成としてもよい。
また、一巡目で燃料Fを予熱するなど、予熱する順番を変更することもできる。
(第六実施形態)
次に、第六実施形態のコンバインドプラントについて説明する。
図9に示すように、本実施形態のコンバインドプラントは、燃料Fの予熱に用いる蒸気を第二高圧過熱器114d、再熱器115よりも排気ガスEGの下流側に配置した加熱手段を用いて加熱することを特徴としている。即ち、圧縮空気Aを予熱する第一熱交換器51及び第二熱交換器52により高温の蒸気を供給する一方、燃料Fを予熱する第三熱交換器53により低温の蒸気を供給するように構成されている。
本実施形態の排熱回収ボイラ110の第二高圧節炭器112dの下流側であって低圧過熱器114aの上流側には、追加再熱器118が配置されている。そして、一巡目及び二順目で、圧縮空気Aを予熱した蒸気は、第二予熱蒸気回収ライン144を介して追加再熱器118に供給される。追加再熱器118において過熱された蒸気は、第三予熱蒸気ライン145を介して第三熱交換器53に供給され、燃料Fの予熱に用いられる。
また、本実施形態の予熱装置50において、圧縮空気Aを予熱する第一熱交換器51及び第二熱交換器52は、圧縮空気流路12上に直列に配置されている。換言すれば、第一熱交換器51と第二熱交換器52とは数珠繋ぎに接続されている。
具体的には、圧縮空気流路12の上流側に第二熱交換器52が配置され、第二熱交換器52の下流側に第一熱交換器51が配置されている。
上記構成のコンバインドプラントでは、一巡目、及び二巡目では、圧縮空気Aが予熱され、三巡目では、燃料Fが予熱される。そして、燃料Fを予熱するための蒸気は、第一再熱器115aよりも排熱回収ボイラ110の下流側に配置された追加再熱器118によって加熱される。
上記実施形態によれば、圧縮空気Aを予熱する熱交換器と、燃料Fを予熱する熱交換器とを、高温側、低温側に分け、それぞれ適する温度の蒸気(加熱手段)で加熱している。これにより、低温でよい箇所は低温の蒸気で予熱することができ、熱を効率的に利用して熱効率を高めることができる。
また、圧縮空気Aを予熱する第一熱交換器51及び第二熱交換器52を、圧縮空気流路12上に直列に配置したことによって、圧縮空気流路12をより簡素な構成とすることができる。
なお、本実施形態においては、燃料Fをより低温の蒸気で予熱する構成としたが、これに限ることはなく、圧縮空気Aの温度が低い場合は圧縮空気Aをより低温の蒸気で予熱する構成としてもよい。
また、直列に接続する熱交換器の数は、二つに限ることはなく、必要に応じて増やしてもよい。
(第七実施形態)
次に、第七実施形態のコンバインドプラントについて説明する。
図10に示すように、本実施形態のコンバインドプラントは、予熱装置50を構成する第一予熱蒸気ライン141から供給される蒸気が圧縮空気Aを予熱する第一熱交換器51と、燃料Fを予熱する第二熱交換器52とに順に供給されることを特徴としている。
即ち、第一熱交換器51と第二熱交換器52とは、第一予熱蒸気ライン141と第一予熱蒸気回収ライン142との間に直列に配置されている。第二熱交換器52において燃料Fを予熱した蒸気は、第一予熱蒸気回収ライン142を介して第二再熱器115bに供給され、第二再熱器115bにて加熱された蒸気は、再熱蒸気RHSとして中圧蒸気タービン121bに供給される。
上記実施形態によれば、燃料Fと圧縮空気Aの温度に大きな差がある場合は、温度の高い方を蒸気から見て先に予熱することにより、熱を有効に利用し、熱効率を高めることができる。
また、圧縮空気Aと燃料Fの両方を予熱するにもかかわらず、予熱蒸気ラインと予熱蒸気回収ラインは一つで済むため、配管の構成を簡素化することができる。
(第八実施形態)
次に、第八実施形態のコンバインドプラントについて説明する。
図11に示すように、本実施形態のコンバインドプラントは、燃料Fの予熱に、別途排熱回収ボイラ110から供給された高温水を用いることを特徴としている。
本実施形態の排熱回収ボイラ110の中圧節炭器112bと中圧蒸発器113bとを接続する配管には、高温水を抽出する抽出高温水ライン119が設けられている。また、燃料流路29上であって、第三熱交換器53の上流側には、第七熱交換器57が設けられている。
そして、第七熱交換器57の伝熱管の一端には抽出高温水ライン119が接続されている。第七熱交換器57の伝熱管の他端は、抽出高温水回収ライン149を介して給水ライン131上に接続されている。
上記構成のコンバインドプラントでは、燃料Fは、まず第七熱交換器57にて排熱回収ボイラ110より抽出された高温水によって予熱される。次いで、中圧蒸気が導入された第三熱交換器53によって予熱される。
上記実施形態によれば、圧縮機11の出口空気よりも低温の燃料Fを予め抽出高温水で予熱しておくことにより、抽出高温水よりも高温の中圧蒸気の熱を有効に用いて、燃料Fをより高温まで予熱することができ、熱効率を高めることができる。
なお、上記実施形態においては、排熱回収ボイラ110より高温水を抽出する構成としたが、これに限ることはなく、排熱回収ボイラ110より蒸気を抽出してもよい。また、蒸気と水の併用も可能である。
(第九実施形態)
次に、本発明の第九実施形態のコンバインドプラントについて説明する。
図12に示すように、本実施形態のコンバインドプラントの予熱装置50は、一体熱交換器50A,50Bから構成されている。
図13(a)は、一体熱交換器50A,50Bの平面図を、図13(b)は、一体熱交換器50A,50Bの正面図である。図13に示すように、一体熱交換器50A,50Bはそれぞれ、圧縮空気A、燃料Fなどの被加熱媒体が導入される導入部71と、被加熱媒体が排出される排出部72とが設けられた胴体70と、蒸気が導入される複数の伝熱管73とから構成されている多管式熱交換器である。
各々の伝熱管73は、胴体70の一側と他側とを複数回往復するように、胴体70内を蛇行している。一体熱交換器50A,50Bは、6本の伝熱管73を有しており、2本の伝熱管73(図13に「1」で示す伝熱管)の一端に第一予熱蒸気ライン141が接続されており、2本の伝熱管73(図13に「1」で示す伝熱管)の他端に第一予熱蒸気回収ライン142が接続されている。
同様に、他の2本の伝熱管73(図13に「2」で示す伝熱管)には、第二予熱蒸気ライン143と第二予熱蒸気回収ライン144が接続されている。さらに他の2本の伝熱管73(図13に「3」で示す伝熱管)には、第三予熱蒸気ライン145と第三予熱蒸気回収ライン146が接続されている。
また、導入部71及び排出部72は圧縮空気流路12又は燃料流路29に接続されている。
上記実施形態によれば、予熱装置が一体化されることによって、設備を簡素化することができる。
なお、伝熱管の本数は問わない。即ち、伝熱効率を向上させるために伝熱管を適宜増やすことができる。
(第十実施形態)
次に、本発明の第十実施形態のコンバインドプラントについて説明する。なお、本実施形態では、上述した第九実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
本実施形態の一体熱交換器50A,50Bを図14を用いて説明する。図14(a)は、一体熱交換器50A,50Bの平面図を、図14(b)は、一体熱交換器50A,50Bの正面図である。本実施形態の一体熱交換器50A,50Bは、蒸気が導入される導入部71と、蒸気が排出される排出部72とが設けられた胴体70と、圧縮空気A、燃料Fなどの被加熱媒体が導入される複数の伝熱管73とから構成されている多管式熱交換器である。
第九実施形態の予熱装置と同様に、各々の伝熱管73は、胴体70の一側と他側とを複数回往復するように、胴体70内を蛇行している。
本実施形態の一体熱交換器50A,50Bは、6本の伝熱管73を有しており、5本の伝熱管73(図14に「1」で示す伝熱管)と圧縮空気流路12とが接続されている。また、他の1本の伝熱管73(図14に「2」で示す伝熱管)と燃料流路29とが接続されている。
また、導入部71には、予熱蒸気ライン141,143,145が接続されており、排出部72には予熱蒸気回収ライン142,144,146が接続されている。
上記実施形態によれば、予熱装置が一体化されることによって、設備を簡素化することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。また、上記複数の実施形態で説明した特徴を任意に組み合わせた構成であってもよい。
例えば、予熱に利用された蒸気を排熱回収ボイラ110で過熱することによって生成される再熱蒸気は、予熱や、蒸気タービンに供給することに限定されない。例えば、工場の熱源、化学反応、吸収冷凍機、暖房、温水、など、様々な熱用途に利用することができる。
また、上記の実施形態では三圧の蒸気タービンサイクルを持つコンバインドプラントについて示したが、単圧、複圧、四圧等、様々な構成の蒸気タービンサイクルを持つコンバインドプラントに適用することが可能である。また、排熱回収ボイラ110の各種節炭器、蒸発器、過熱器、再熱器の構成及び配置は様々に変更することが可能である。
また、上記の実施形態では圧縮機が空気を圧縮する場合を示したが、本発明の趣旨を逸脱せず、窒素を主成分とし、燃焼に必要な酸素を含む範囲において、空気に排気ガスを混入したガスなどを圧縮することとすることもできる。
10 ガスタービン
11 圧縮機
12 圧縮空気流路
15 発電機
21 燃焼器
23 燃焼筒
29 燃料流路
31 タービン
32 タービンロータ
37 燃焼ガス流路
40 煙突
50 予熱装置
51 第一熱交換器
52 第二熱交換器
53 第三熱交換器
54 第四熱交換器
55 第五熱交換器
110 排熱回収ボイラ
111a 低圧蒸気発生部
111b 中圧蒸気発生部
111c 高圧蒸気発生部
112a 低圧節炭器
112b 中圧節炭器
112c 第一高圧節炭器
112d 第二高圧節炭器
113a 低圧蒸発器
113b 中圧蒸発器
113c 高圧蒸発器
114a 低圧過熱器
114b 中圧過熱器
114c 第一高圧過熱器
114d 第二高圧過熱器
115 再熱部
115a 第一再熱器
115b 第二再熱器
116b 中圧ポンプ
116c 高圧ポンプ
119 抽出高温水ライン
121a 低圧蒸気タービン(蒸気タービン)
121b 中圧蒸気タービン(蒸気タービン)
121c 高圧蒸気タービン(蒸気タービン)
122 発電機
123 復水器
124 給水ポンプ
131 給水ライン
132 低圧蒸気ライン
133 中圧蒸気ライン
136 再熱蒸気ライン
137 中圧蒸気回収ライン
138 高圧蒸気ライン
139 高圧蒸気回収ライン
141 第一予熱蒸気ライン
142 第一予熱蒸気回収ライン
143 第二予熱蒸気ライン
144 第二予熱蒸気回収ライン
145 第三予熱蒸気ライン
146 第三予熱蒸気回収ライン

Claims (13)

  1. 空気を圧縮する圧縮機、該圧縮機で圧縮された空気中で燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器、及び該燃焼ガスにより駆動するタービンを有するガスタービンと、
    前記ガスタービンからの排気ガスの熱を利用して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、
    前記圧縮機で圧縮された空気と前記燃料のうち少なくとも一方を予熱する予熱装置と、
    前記排熱回収ボイラで生成した蒸気を前記予熱装置に供給する予熱蒸気ラインであって、蒸気の温度を低下させるような熱交換部がない予熱蒸気ラインと、
    前記予熱装置にて予熱に用いられた蒸気を気体の状態のまま前記排熱回収ボイラに回収する予熱蒸気回収ラインと、を備え、
    前記予熱装置は、前記排熱回収ボイラから供給される蒸気を利用して予熱を行い、予熱に利用後の蒸気を再度前記排熱回収ボイラで加熱して再熱蒸気とすることを特徴とするガスタービンプラント。
  2. 空気を圧縮する圧縮機、該圧縮機で圧縮された空気中で燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器、及び該燃焼ガスにより駆動するタービンを有するガスタービンと、
    前記ガスタービンからの排気ガスの熱を利用して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、
    前記圧縮機で圧縮された空気と前記燃料を予熱し、複数の熱交換器を有する予熱装置と、
    前記排熱回収ボイラで生成した蒸気を前記複数の熱交換器に供給する複数の予熱蒸気ラインと、
    前記複数の熱交換器にて予熱に用いられた蒸気を前記排熱回収ボイラに回収する複数の予熱蒸気回収ラインと、を備え、
    前記予熱蒸気ラインと、前記空気及び前記燃料の一方を予熱する熱交換器と、前記空気及び前記燃料の他方を予熱する熱交換器とが、直列に接続されており、
    前記予熱装置は、前記排熱回収ボイラから供給される蒸気を利用して予熱を行い、予熱に利用後の蒸気を再度前記排熱回収ボイラで加熱して再熱蒸気とし、
    前記蒸気を複数回循環させることを特徴とするガスタービンプラント。
  3. 前記予熱装置は複数の熱交換器を有し、
    前記複数の熱交換器に蒸気を供給する複数の予熱蒸気ラインと、
    前記複数の熱交換器で利用後の蒸気を回収する複数の予熱蒸気回収ラインと、を備え、
    前記蒸気を複数回循環させることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンプラント。
  4. 前記複数の熱交換器は、前記空気の流路である空気流路及び前記燃料の流路である燃料流路のうち少なくとも一方の流路に並列に設けられていることを特徴とする請求項に記載のガスタービンプラント。
  5. 前記複数の熱交換器は、前記空気の流路である空気流路と前記燃料の流路である燃料流路のうち少なくとも一方の流路に直列に設けられていることを特徴とする請求項に記載のガスタービンプラント。
  6. 前記複数の熱交換器は、前記空気の流路である空気流路及び前記燃料の流路である燃料流路のうち少なくとも一方の流路に並列に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のガスタービンプラント。
  7. 前記複数の熱交換器は、前記空気の流路である空気流路と前記燃料の流路である燃料流路のうち少なくとも一方の流路に直列に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のガスタービンプラント。
  8. 前記予熱蒸気ラインと、前記空気及び前記燃料の一方を予熱する熱交換器と、前記空気及び前記燃料の他方を予熱する熱交換器とが、直列に接続されていることを特徴とする請求項から請求項5のいずれか一項に記載のガスタービンプラント。
  9. 前記複数の熱交換器は、それぞれの胴体が一体化され、前記空気と前記燃料のうちいずれかが流入する胴体と、蒸気が流入する伝熱管とを有することを特徴とする請求項2から請求項のいずれか一項に記載のガスタービンプラント。
  10. 前記複数の熱交換器は、それぞれの胴体が互いに一体化され、蒸気が流入する胴体と、前記空気と前記燃料のうち少なくとも一方が流入する伝熱管とを有することを特徴とする請求項2から請求項のいずれか一項に記載のガスタービンプラント。
  11. 前記蒸気は、前記排熱回収ボイラの中圧蒸気発生部で生成した中圧蒸気と、前記排熱回収ボイラの高圧蒸気発生部で生成した高圧蒸気のうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のガスタービンプラント。
  12. 前記再熱蒸気を蒸気タービンの駆動に用いることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のガスタービンプラント。
  13. 空気を圧縮する圧縮機、該圧縮機で圧縮された空気中で燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器、及び該燃焼ガスにより駆動するタービンを有するガスタービンと、
    前記ガスタービンからの排気ガスの熱を利用して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、
    前記圧縮機で圧縮された空気と前記燃料のうち少なくとも一方を予熱する予熱装置と、
    前記排熱回収ボイラで生成した蒸気を前記予熱装置に供給する予熱蒸気ラインであって、蒸気の温度を低下させるような熱交換部がない予熱蒸気ラインと、
    前記予熱装置にて予熱に用いられた蒸気を気体の状態のまま前記排熱回収ボイラに回収する予熱蒸気回収ラインと、を備えるガスタービンプラントの運転方法であって
    前記排熱回収ボイラから供給される蒸気で、前記空気と前記燃料のうち少なくとも一方を予熱する工程と、
    予熱に用いた蒸気を気体の状態のまま前記排熱回収ボイラに回収して加熱して利用する工程と、を有することを特徴とするガスタービンプラントの運転方法。
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