JP7142808B2 - イベント分析支援システムおよびイベント分析支援方法 - Google Patents

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Description

本開示は、車両に発生した事故や災害などのイベントの分析を支援するイベント分析支援システムに関するものである。
ドライブレコーダやイベントデータレコーダ(EDR)など、車両の状況に関する種々の情報(例えば車両の周辺を撮影した映像や車両の位置情報など)を記録し、車両に衝突事故等のイベントが発生したときに、その前後に記録された情報を保存用のメモリに保存(退避)する情報記録装置の普及が進んでおり、発生したイベントの分析(例えばイベント発生要因の特定など)に寄与している。
また、イベントが発生した車両自身の情報記録装置に保存された情報だけでは、イベントの分析に限界があるため、車両にイベントが発生したときに、当該イベントが発生した位置の周辺を走行している他車両の情報記録装置に対し、情報の保存および提供を依頼する情報記録システムが提案されている(例えば下記の特許文献1)。
国際公開第2007/080921号
車両に発生したイベントをさらに詳しく分析するためには、イベントが発生した位置の周辺で記録された情報だけでなく、そこから離れた場所で記録された情報が役立つことがある。例えば、車両に他車両との衝突事故というイベントが生じた場合、その他車両の衝突事故に至るまでの挙動を遡って分析することが有効であり、また、衝突事故を起こした他車両が逃走した場合、当該他車両を早期に特定するために、逃走経路を分析することが有効である。また、車両に他車両からの煽り運転というイベントが生じた場合、その他車両の他の場所での挙動を分析することで、当該他車両が煽り運転の常習犯かどうかを知ることができる。よって、車両にイベントが発生したときに、イベント発生位置を含む広い範囲で記録された情報を保存することが可能なシステムが望まれる。
本開示は以上のような課題を解決するためになされたものであり、車両にイベントが発生したときに、イベント発生位置を含む広い範囲で記録された情報を保存することが可能なイベント分析支援システムを提供することを目的とする。
本開示に係るイベント分析支援システムは、イベント発生車両のイベント発生時刻およびイベント発生位置を含むイベント発生情報を受信するイベント発生情報受信部と、イベント発生時刻とイベント発生時刻から予め定められた時間だけ遡った第1の事前時刻、第1の事前時刻よりもイベント発生時刻に近い第2の事前時刻、イベント発生時刻から予め定められた時間だけ過ぎた第1の事後時刻、および第1の事後時刻よりもイベント発生時刻に近い第2の事後時刻を定め、第1の事前時刻から第2の事前時刻までの期間である第1の事前期間イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第1の事前走行領域、第2の事前時刻からイベント発生時刻までの期間である第2の事前期間にイベント発生車両が走行した可能性のある領域である第2の事前走行領域、第1の事後時刻から第2の事後時刻までの期間である第1の事後期間イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第1の事後走行領域、および第2の事後時刻からイベント発生時刻までの期間である第2の事後期間にイベント発生車両が走行した可能性のある領域である第2の事後走行領域を推定する走行領域推定部と、第1の事前期間に第1の事前走行領域を走行した車両に対し、第1の事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求し、第2の事前期間に第2の事前走行領域を走行した車両に対し、第2の事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求するとともに、第1の事後期間に第1の事後走行領域を走行した車両に対し、第1の事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求し、第2の事後期間に第2の事後走行領域を走行した車両に対し、第2の事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求する記録情報保存要求部と、を備える。
本開示に係るイベント分析支援システムは、車両にイベントが発生したときに、イベント発生位置を含む広い範囲で記録された情報を保存することが可能であるため、発生したイベントの詳細な分析に寄与できる。
本開示の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係るイベント分析支援システムの構成を示す図である。 実施の形態1に係る車載システムの構成を示す図である。 走行領域推定部が推定する事前走行領域の例を示す図である。 図3に示す各車両が記録情報保護要求の対象か否かの判断結果を示す図である。 走行領域推定部が推定する事後走行領域の例を示す図である。 図5に示す各車両が記録情報保護要求の対象か否かの判断結果を示す図である。 実施の形態1に係る記録情報保存依頼装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るイベント分析支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る車載システムの動作を示すフローチャートである。 異なる時間帯の事前走行領域または事後走行領域の関係の例を示す図である。 異なる時間帯の事前走行領域または事後走行領域の関係の例を示す図である。 異なる時間帯の事前走行領域または事後走行領域の関係の例を示す図である。 走行領域推定部が地図情報に基づいて推定する事前走行領域の例を示す図である。 図13に示す各車両が記録情報保護要求の対象か否かの判断結果を示す図である。 記録情報保存依頼装置のハードウェア構成例を示す図である。 記録情報保存依頼装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施の形態1に係るイベント分析支援システムの構成を示す図である。 実施の形態1に係るイベント分析支援システムの構成を示す図である。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係るイベント分析支援システムの構成を示す図である。図1のように、イベント分析支援システムは、記録情報保存依頼装置100とイベント分析支援装置200とを備えている。本実施の形態では、記録情報保存依頼装置100およびイベント分析支援装置200は、ネットワークを通して複数の車両1と通信可能なサーバー上に構築されている。
詳細は後述するが、車両1は、車両の周辺を撮影した映像である車外映像を含む情報を記録し、事故などのイベントの発生を検出すると当該イベントが発生した時刻前後に記録した情報を保存用のメモリに保存(退避)するドライブレコーダの機能を有している。以下の説明では、車両1が記録する車外映像等の情報を「記録情報」という。また、情報の「記録」とは、リングバッファように、メモリの最大記憶容量に達したら古い情報から上書きされる記録方法を意味し、情報の「保存」とは、上書きされないように保護される記録方法を意味している。
車両1は、イベントの発生を検出すると、記録情報保存依頼装置100に対し、当該イベントが発生した時刻の情報および当該イベントが発生した位置の情報を含むイベント発生情報を記録情報保存依頼装置100へ送信する。以下、イベントが発生した車両1を「イベント発生車両」、イベントが発生した時刻を「イベント発生時刻」、イベントが発生した位置を「イベント発生位置」という。
なお、1つのイベントにおけるイベント発生車両は1台とは限らない。例えば、イベントが複数の車両1の衝突事故である場合、その事故に巻き込まれた全ての車両がイベント発生車両となる。イベント発生車両が複数台の場合、そのうちの少なくとも1台が記録情報保存依頼装置100へイベント発生情報を送信すればよい。従って、全ての車両1がイベント発生情報の送信機能を有さなくてもよい。
記録情報保存依頼装置100は、イベント発生情報受信部101、地図情報記憶部102、走行領域推定部103および記録情報保存要求部104を備えている。
イベント発生情報受信部101は、イベント発生車両となった車両1が送信したイベント発生情報を受信する。地図情報記憶部102は、地図情報を記憶した記憶媒体である。
走行領域推定部103は、イベント発生情報受信部101が受信したイベント発生情報と、地図情報記憶部102に記憶されている地図情報とに基づいて、イベント発生時刻の前の一定期間にイベント発生車両が走行した可能性のある領域と、イベント発生時刻の後の一定期間にイベント発生車両が走行した可能性のある領域とを推定する。つまり、走行領域推定部103は、イベント発生時刻とイベント発生時刻から予め定められた時間だけ遡った時刻との間の期間に、イベント発生車両が走行した可能性のある領域と、イベント発生時刻とイベント発生時刻から予め定められた時間だけ過ぎた時刻との間の期間に、イベント発生車両が走行した可能性のある領域とを推定する。以下、イベント発生時刻とイベント発生時刻から予め定められた時間だけ遡った時刻との間の期間を「事前期間」といい、事前期間にイベント発生車両が走行した可能性のある領域を「事前走行領域」という。また、イベント発生時刻とイベント発生時刻から予め定められた時間だけ過ぎた時刻との間の期間を「事後期間」といい、事後期間にイベント発生車両が走行した可能性のある領域を「事後走行領域」という。
なお、イベント発生車両が複数台ある場合、走行領域推定部103は、イベント発生車両ごとに事前走行領域および事後走行領域を推定する。上述したように、イベント発生車両が複数台の場合、そのうちの少なくとも1台がイベント発生情報を送信すればよい。言い換えれば、イベント発生情報を送信しないイベント発生車両も存在するかもしれない。そのような場合、イベント発生信号に、イベント発生時刻に撮影された車外映像を含ませ、記録情報保存依頼装置100が、その車外映像の画像解析を行い、イベント発生情報を送信しなかったイベント発生車両(例えば、イベント発生情報を送信した車両に衝突した車両、イベント発生情報を送信した車両に煽り運転を行った車両など)を特定するようにしてもよい。
記録情報保存要求部104は、事前期間に事前走行領域を走行した車両1と、事後期間に事後走行領域を走行した車両1とに対し、事前期間あるいは事後期間に記録した記録情報の保存を要求する信号を、イベント発生位置を含む一定範囲に存在する車両1に送信する。以下、車両1に記録情報の保存を要求する信号を「記録情報保護要求」という。記録情報保護要求には、イベント発生信号を送信した車両1のID(識別子)、事前期間、事前走行領域、事後期間、事後走行領域などの情報が含まれている。また、記録情報保存要求部104は、記録情報保護要求を送信すると、その旨をイベント分析支援装置200へ通知する。
つまり、記録情報保存要求部104は、事前期間に事前走行領域を走行した車両1に対し、事前期間に撮影した車外映像を含む記録情報の保存を要求するとともに、事後期間に事後走行領域を走行した車両1に対し、事後期間に撮影した車外映像を含む記録情報の保存を要求する。イベント発生車両が複数台ある場合、記録情報保存要求部104は、全てのイベント発生車両の事前走行領域および事後走行領域を走行した車両1に対し、記録情報の保存を要求する。
一方、イベント分析支援装置200は、記録情報収集部201およびイベント発生車両分析部202を備えている。
記録情報収集部201は、記録情報保存依頼装置100からの記録情報保護要求に応じて車両1が保存した記録情報を収集する。イベント発生車両分析部202は、記録情報収集部201が収集した記録情報に含まれる車外映像の画像解析を行い、イベント発生車両が映った映像を抽出し、抽出された映像を時系列順に整理して、ユーザー(イベントの分析者)に提示する。それにより、ユーザーは、イベント発生位置から離れた場所で撮影されたイベント発生車両の挙動を確認することができ、イベントの詳細な分析が可能になる。イベント分析支援装置200を用いて得られた分析結果は、例えば、イベント発生信号の送信者(イベント発生車両の所有者)または第三者が、予め定められたアクセス手順に従って閲覧できるようにしてもよい。
次に、車両1の詳細について説明する。車両1は、図2に示す車載システム300を備えている。以下、車載システム300の説明において、車載システム300自身を搭載した車両1を「自車両」という。
図2に示すように、車載システム300は、カメラ301、車外映像取得部302、センサ303、イベント発生検出部304、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機305、車両位置算出部306、記録制御部307、記憶部308、イベント発生情報生成部309、イベント発生情報送信部310、記録情報保存要求受信部311および記録情報送信部312を備えている。
カメラ301は、自車両の周辺の映像、すなわち車外映像を撮影する。車外映像取得部302は、カメラ301が撮影した車外映像を取得する。
センサ303は、自車両で衝突事故などのイベントが発生したかどうかを判断するための情報を取得するものであり、例えば自車両と他車両または障害物との接触を検出する衝撃センサや、煽り運転を検出するために他車両の挙動を監視するカメラ(カメラ301と同じものでもよい)などで構成される。イベント発生検出部304は、センサ303が出力するセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報に基づいて、自車両のイベントの発生を検出する。
GNSS受信機305は、GNSS衛星からの測位信号を受信し、自車両の絶対位置(緯度、経度)を算出する。車両位置算出部306は、GNSS受信機305が算出した自車両の絶対位置と、不図示のセンサを用いた自律航法で算出した自車両の相対位置とから、自車両の現在位置を算出する。
記録制御部307は、車外映像取得部302が取得した車外映像および車両位置算出部306が算出した自車両の位置を含む記録情報を、記憶媒体である記憶部308に記録する。通常時には、記録制御部307は、記憶部308をリングバッファのように用いて記録情報を記録する。しかし、イベント発生検出部304が自車両のイベントの発生を検出したときには、当該イベントが発生した時刻前後の記録情報を、記憶部308の保護記録エリアに保存する。
記憶部308は、車載システム300に着脱可能なものでもよい。記憶部308の具体例としては、例えば6分間の記録情報を単位記録ブロックとした場合、リングバッファのように用いられる240ブロック分(すなわち24時間分)の上書き可能記録エリアと、10ブロック分(すなわち1時間分)の保護記録エリアとを備えるものが考えられる。
イベント発生情報生成部309は、イベント発生検出部304が自車両のイベントの発生を検出したときに、当該イベントが発生した時刻(イベント発生時刻)および当該イベントが発生した位置(イベント発生位置)を含むイベント発生情報を生成する。イベント発生情報送信部310は、イベント発生情報生成部309が生成したイベント発生情報を記録情報保存依頼装置100へ送信する。
記録情報保存要求受信部311は、記録情報保存依頼装置100から送信された記録情報保存要求を受信する。記録情報保存要求受信部311が記録情報保存要求を受信した場合、記録制御部307は、自車両が記録情報保存要求の対象に該当するか否かを確認し、該当する場合には、記録情報保存要求の対象となる記録情報を記憶部308の保護記録エリアに保存する。
より具体的には、記録制御部307は、記録情報保護要求に含まれる事前期間、事前走行領域、事後期間および事後走行領域の情報を参照し、自車両が、事前期間に事前走行領域を走行したか、あるいは、事後期間に事後走行領域を走行したかを確認する。そして、記録制御部307は、自車両が事前期間に事前走行領域を走行していれば、その事前期間に記録した記録情報を保存し、自車両が事後期間に事後走行領域を走行していれば、その事後期間に記録した記録情報を保存する。
記録情報送信部312は、記録制御部307が記録情報保護要求に応じて保存した記録情報を、イベント分析支援装置200へ送信する。
車載システム300の構成要素のうち、カメラ301、車外映像取得部302、センサ303、イベント発生検出部304、GNSS受信機305、車両位置算出部306、記録制御部307および記憶部308は、自車両のイベント発生時に記録情報を保存するドライブレコーダとして機能する。
上述したように、全ての車両1がイベント発生情報の送信機能を有さなくてもよい。つまり、一部の車両1の車載システム300では、イベント発生情報生成部309およびイベント発生情報送信部310が省略されてもよい。また、全ての車両1が記録情報保護要求に応じた記録情報の保存および提供を行わなくてもよい。つまり、一部の車両1の車載システム300では、記録情報保存要求受信部311および記録情報送信部312が省略されてもよい。
ここで、記録情報保存依頼装置100の走行領域推定部103が推定する事前走行領域および事後走行領域の具体例を示す。
図3は、走行領域推定部103が推定する事前走行領域の例である。ここでは、図3の地図の中央に相当する地点で、時刻t0に、車両A1および車両A2に衝突事故のイベントが生じている。すなわち、イベント発生車両は車両A1および車両A2であり、イベント発生時刻はt0、イベント発生位置は地図の中央地点である。この場合、走行領域推定部103は、イベント発生時刻である時刻t0とそれよりも前の時刻-t3との間の期間を事前期間とし、事前期間にイベント発生車両が走行した可能性のある事前走行領域ABとして、図3のように、イベント発生位置を中心にした円で囲まれた領域を規定する。
特に、図3の例では、事前期間は複数の要素事前期間、すなわち、時刻-t3から時刻-t2までの期間と、時刻-t2から時刻-t1までの期間と、時刻-t1から時刻t0までの期間とに区切られており、走行領域推定部103は、要素事前期間ごとに事前走行領域を推定している。すなわち、走行領域推定部103は、時刻-t3から時刻-t2までの期間に対応する事前走行領域AB(-t3)と、時刻-t2から時刻-t1までの期間に対応する事前走行領域AB(-t2)と、時刻-t1から時刻t0までの期間に対応する事前走行領域AB(-t1)とを推定している。
事前走行領域AB(-t3)は、イベント発生車両A1,A2が時刻-t3から時刻-t2までの期間に走行した可能性のある領域であり、事前走行領域AB(-t2)は、イベント発生車両A1,A2が時刻-t2から時刻-t1までの期間に走行した可能性のある領域であり、事前走行領域AB(-t1)は、イベント発生車両A1,A2が時刻-t1から時刻t0までの期間に走行した可能性のある領域である。事前走行領域AB(-t3)、AB(-t2)およびAB(-t1)は、いずれもイベント発生位置を中心にした円で囲まれた領域であり、事前走行領域AB(-t2)は事前走行領域AB(-t3)に内包され、事前走行領域AB(-t1)は事前走行領域AB(-t2)に内包される。
それぞれの事前走行領域AB(-t3),AB(-t2),AB(-t1)の半径は、要素事前期間の長さと車両の標準走行速度から算出される、イベント発生地点から到達可能な距離とすればよい。例えば、時刻-t3から時刻t0までの時間を24分、時刻-t2から時刻t0までの時間を18分、時刻-t1から時刻t0までの時間を12分とし、車両の標準走行速度を50km/hとした場合、事前走行領域AB(-t3)の半径は20km、事前走行領域AB(-t2)の半径は15km、事前走行領域AB(-t1)の半径は10kmとすればよい。なお、事前走行領域の形状は円形に限らず、例えば多角形でもよい。また、事前走行領域の数(要素事前期間の数)は3つに限られず、任意の数でよい。
図3のように事前走行領域が要素事前期間ごとに推定される場合、記録情報保存要求部104は、それぞれの要素事前期間において、それに対応する事前走行領域を走行した車両1に対し、その要素事前期間に撮影した車外映像を含む事録情報の保存を要求する。すなわち、それぞれの要素事前期間において対応する事前走行領域を走行した車両1が、記録情報保護要求の対象となる。
図3には、時刻-t3,-t2,-t1,t0における車両B1,B2,B3の位置が示されている。例えば車両B1は、時刻-t3から時刻-t2までの期間に事前走行領域AB(-t3)を走行しており、時刻-t2から時刻-t1までの期間に事前走行領域AB(-t2)を走行しており、時刻-t1から時刻t0までの期間に事前走行領域AB(-t1)を走行していない。よって、車両B1は、事前走行領域AB(-t3)およびAB(-t2)に関しては、記録情報保護要求の対象に該当し、事前走行領域AB(-t1)に関しては、記録情報保護要求の対象に該当しない。
上と同様の判断を車両B2,B3についても行うと、その結果は図4のようになる。この場合、車両B1は、記録情報保護要求に応じて、時刻-t3から時刻-t1までの期間に撮影された車外映像を含む記録情報を保存する。車両B2は、記録情報保護要求に応じて、時刻-t3から時刻t0までの期間に撮影された車外映像を含む記録情報を保存する。車両B3は、記録情報保護要求を受信しても、記録情報の保存は行わない。
また、図5は、走行領域推定部103が推定する事後走行領域の例である。図5において生じているイベントは図3と同じである。すなわち、地図の中央に相当する地点で、時刻t0に車両A1および車両A2に衝突事故のイベントが生じている。この場合、走行領域推定部103は、イベント発生時刻である時刻t0とそれよりも後の時刻t3との間の期間を事後期間とし、事後期間にイベント発生車両が走行した可能性のある事後走行領域AAとして、図5のように、イベント発生位置を中心にした円を規定する。
特に、図5の例では、事後期間は複数の要素事後期間、すなわち、時刻t0から時刻t1までの期間と、時刻t1から時刻t2までの期間と、時刻t2から時刻t3までの期間とに区切られており、走行領域推定部103は、要素事後期間ごとに事後走行領域を推定している。すなわち、走行領域推定部103は、時刻t0から時刻t1までの期間に対応する事後走行領域AA(t1)と、時刻t1から時刻t2までの期間に対応する事後走行領域AA(t2)と、時刻t2から時刻t3までの期間に対応する事後走行領域AA(t3)とを推定している。
事後走行領域AA(t1)は、イベント発生車両A1,A2が時刻t0から時刻t1までの期間に走行する可能性のある領域であり、事後走行領域AA(t2)は、イベント発生車両A1,A2が時刻t1から時刻t2までの期間に走行する可能性のある領域であり、事後走行領域AA(t3)は、イベント発生車両A1,A2が時刻t2から時刻t3までの期間に走行する可能性のある領域である。事後走行領域AA(t1)、AA(t2)およびAA(t3)は、いずれもイベント発生位置を中心にした円で囲まれた領域であり、事後走行領域AA(t1)は事後走行領域AA(t2)に内包され、事後走行領域AA(t2)は事後走行領域AA(t3)に内包される。
それぞれの事後走行領域AA(t1),AA(t2),AA(t3)の半径は、要素事後期間の長さと車両の標準走行速度とに基づいて決めるとよい。例えば、時刻t0から時刻t1までの時間を12分、時刻t0から時刻t2までの時間を18分、時刻t0から時刻t3までの時間を24分とし、車両の標準走行速度を50km/hとした場合、事後走行領域AA(t1)の半径は10km、事後走行領域AA(t2)の半径は15km、事後走行領域AA(t3)の半径は20kmとすればよい。なお、事後走行領域の形状は円形に限らず、例えば多角形でもよい。また、事後走行領域の数(要素事後期間の数)は3つに限られず、任意の数でよい。
図5のように事後走行領域が要素事後期間ごとに推定される場合、記録情報保存要求部104は、それぞれの要素事後期間において、それに対応する事後走行領域を走行した車両1に対し、その要素事後期間に撮影した車外映像を含む事録情報の保存を要求する。すなわち、それぞれの要素事後期間において対応する事後走行領域を走行した車両1が、記録情報保護要求の対象となる。
図5には、時刻t0,t1,t2,t3における車両B4,B5,B6の位置が示されている。例えば車両B6は、時刻t0から時刻t1までの期間に事後走行領域AA(t1)を走行しておらず、時刻t1から時刻t2までの期間に事後走行領域AA(t2)を走行しており、時刻t2から時刻t3までの期間に事後走行領域AA(t3)を走行している。よって、車両B6は、事後走行領域AA(t1)に関しては、記録情報保護要求の対象に該当せず、事後走行領域AA(t2)およびAA(t3)に関しては、記録情報保護要求の対象に該当する。
上と同様の判断を車両B4,B5についても行うと、その結果は図6のようになる。この場合、車両B4は、記録情報保護要求を受信しても、記録情報の保存は行わない。車両B5は、記録情報保護要求に応じて、時刻t0から時刻t3までの期間に撮影された車外映像を含む記録情報を保存する。車両B6は、記録情報保護要求に応じて、時刻t1から時刻t3までの期間に撮影された車外映像を含む記録情報を保存する。
図3および図5では、事前期間の長さと事後期間の長さとが同じであるが、それらは互いに異なっていてもよい。イベント発生車両が逃走する可能性を考慮すると、事前期間よりも事後期間を長くすることが好ましい。また、ここでは説明の簡略化のため、各車両が記録情報保護要求の対象か否かを、離散的な時刻(-t3,-t2,-t1,t0,t1,t2,t3)における車両の位置に基づいて判断したが、車両の連続的な軌道に基づいて判断してもよい。
図7は、実施の形態1に係る記録情報保存依頼装置100の動作を示すフローチャートである。以下、図7を参照しつつ、記録情報保存依頼装置100の動作を説明する。
記録情報保存依頼装置100が動作を開始すると、イベント発生情報受信部101が、イベント発生情報を受信したか否かを確認する(ステップS101)。イベント発生情報受信部101がイベント発生情報を受信しない間は(ステップS101でNO)、ステップS101が繰り返される。
イベント発生情報受信部101がイベント発生情報を受信すると(ステップS101でYES)、走行領域推定部103が、イベント発生情報受信部101が受信したイベント発生時刻と、地図情報記憶部102に記憶されている地図情報とに基づいて、イベント発生車両の事前走行領域および事後走行領域を推定する(ステップS102,ステップS103)。そして、記録情報保存要求部104は、事前期間に事前走行領域を走行した車両1と、事後期間に事後走行領域を走行した車両1とに対し、事前期間あるいは事後期間に記録した記録情報の保存を要求する信号(記録情報保護要求)を、イベント発生位置を含む一定範囲に存在する車両1に送信する(ステップS104)。その後、ステップS101に戻り、記録情報保存依頼装置100は以上の動作を繰り返し行う。
図8は、実施の形態1に係るイベント分析支援装置200の動作を示すフローチャートである。以下、図8を参照しつつ、イベント分析支援装置200の動作を説明する。
イベント分析支援装置200が記録情報保存依頼装置100から記録情報保護要求が送信された旨の通知を受けると、記録情報収集部201は、記録情報保存要求の対象である車両1から送信された記録情報を収集する(ステップS201)。イベント発生車両分析部202は、記録情報収集部201が収集した記録情報に含まれる車外映像の画像解析を行い、イベント発生車両が映った映像を抽出し(ステップS202)、抽出された映像を時系列順に整理する(ステップS203)。そして、イベント発生車両分析部202は、ユーザー(イベントの分析者)の指示に応じて、イベント発生車両が映った映像をユーザーに提示する(ステップS204)。
図9は、実施の形態1に係る車載システム300の動作を示すフローチャートである。以下、図8を参照しつつ、車載システム300の動作を説明する。
車載システム300が起動すると、車両位置算出部306が自車両の位置を算出し(ステップS301)、車外映像取得部302が車外映像を取得する(ステップS302)。そして、記録制御部307が、自車両の位置および車外映像を記録情報として記憶部308に記録する(ステップS303)。
また、イベント発生検出部304は、センサ303が出力するセンサ情報を取得し(ステップS304)、取得したセンサ情報に基づいて、自車両にイベントが発生したか否かを判断する(ステップS305)。このとき自車両にイベントが発生したと判断されれば(ステップS305でYES)、記録制御部307は、イベント発生時刻前後の記録情報を記憶部308の保護記録エリアに保存する(ステップS306)。そして、イベント発生情報生成部309が、発生したイベントのイベント発生時刻およびイベント発生位置を含むイベント発生情報を生成し(ステップS307)、イベント発生情報送信部310が、そのイベント発生情報を記録情報保存依頼装置100へ送信する(ステップS308)。自車両にイベントが発生していないと判断された場合には(ステップS305でNO)、ステップS306~S308は行われない。
次に、記録情報保存要求受信部311が、記録情報保存依頼装置100からの記録情報保存要求を受信したか否かを確認する(ステップS309)。記録情報保存要求受信部311が記録情報保存要求を受信していれば(ステップS309でYES)、記録制御部307が、自車両が記録情報保存要求の対象に該当するか否かを確認する(ステップS310)。このとき自車両が記録情報保存要求の対象に該当すれば(ステップS310でYES)、記録制御部307は、記録情報保存要求の対象となる記録情報を記憶部308の保護記録エリアに保存する(ステップS311)。そして、記録情報送信部312が、ステップS311で保存された記録情報をイベント分析支援装置200へ送信する(ステップS312)。なお、記録情報保存要求受信部311が記録情報保存要求を受信していない場合(ステップS309でNO)、および、自車両が記録情報保存要求の対象に該当しない場合(ステップS310でNO)には、ステップS311,S312は行われない。
その後、イベント分析支援装置200は、車載システム300は、自車両の走行が終了したか否を確認する(ステップS313)。自車両の走行が継続していれば(ステップS313でNO)、ステップS301へ戻り、自車両の走行が終了していれば(ステップS313でYES)、図9の処理は終了する。
実施の形態1に係るイベント分析支援システムの記録情報保存依頼装置100は、イベント発生車両の事前走行領域および事後走行領域を推定し、推定された前走行領域および事後走行領域をイベント発生車両と同じ期間に走行していた可能性のある車両に対し、記録情報の保存を要求する。よって、記録情報保存依頼装置100は、イベント発生位置を含む広い範囲で記録された、イベント発生車両に関係する可能性のある記録情報を保存することが可能である。
また、イベント分析支援装置200は、記録情報保存依頼装置100からの要求に応じて車両が保存した記録情報に含まれる車外映像から、イベント発生車両が映った映像を抽出し、抽出された映像を時系列順に整理して、ユーザー(イベントの分析者)に提示する。それにより、ユーザーは、イベント発生位置から離れた場所で撮影されたイベント発生車両の挙動を確認することができ、イベントの詳細な分析が可能になる。
[変形例]
図3においては、時間的に前の事前走行領域が、時間的に後の事前走行領域を内包していた。そのため、例えば事前走行領域AB(-t1)は、図10のように、その全体が事前走行領域AB(-t2)に重複していた。しかし、図11のように、時間的に前の事前走行領域と時間的に後の事前走行領域とは重なりを持たなくてもよい(図11の事前走行領域AB(-t2)は、事前走行領域AB(-t1)を囲むドーナツ型である)。また、図12のように、時間的に前の事前走行領域と時間的に後の事前走行領域とが部分的に重なってもよい(図12の事前走行領域AB(-t1)の外周部分は、ドーナツ型の事前走行領域AB(-t2)の内周部分と重なっている)。
一方、図5においては、時間的に後の事後走行領域が、時間的に前の事後走行領域を内包していた。そのため、例えば事後走行領域AA(t1)は、図10のように、その全体が事後走行領域AA(t2)に重複していた。しかし、図11のように、時間的に前の事後走行領域と時間的に後の事後走行領域とは重なりを持たなくてもよい(図11の事後走行領域AA(t2)は、事後走行領域AA(t1)を囲むドーナツ型である)。また、図12のように、時間的に前の事後走行領域と時間的に後の事後走行領域とが部分的に重なってもよい(図12の事後走行領域AA(t1)の外周部分は、ドーナツ型の事後走行領域AA(t2)の内周部分と重なっている)。
図3および図5には、事前走行領域ABおよび事後走行領域AAが、イベント発生位置からの直線距離に基づいて設定される例を示したが、事前走行領域ABおよび事後走行領域AAは、イベント発生位置からの道路に沿った距離に基づいて設定されてもよい。すなわち、走行領域推定部103は、地図情報記憶部102に記憶されている地図情報に基づいて、事前走行領域ABおよび事後走行領域AAを推定してもよい。
図13は、走行領域推定部103が地図情報に基づいて推定した事前走行領域の例を示す図である。図13において生じているイベントは図3と同じである。図13の事前走行領域AB(事前走行領域AB(-t3),AB(-t2),AB(-t1)を含む)は、イベント発生位置からの道路に沿った距離を基準にして設定されている。例えば、時刻-t3から時刻t0までの時間を24分、時刻-t2から時刻t0までの時間を18分、時刻-t1から時刻t0までの時間を12分とし、車両の標準走行速度を50km/hとした場合、走行領域推定部103は、イベント発生位置から道路に沿って20kmまでの範囲を事前走行領域AB(-t3)、イベント発生位置から道路に沿って15kmまでの範囲を事前走行領域AB(-t2)、イベント発生位置から道路に沿って10kmまでの範囲を事前走行領域AB(-t1)とすればよい。また、図13の事前走行領域ABは、道路の交通規制の情報(例えば、一方通行、Uターン禁止など)を加味して推定されており、一方通行の道路を逆走しなければ到達できない範囲は、事前走行領域ABから除外されている。
図13に示されている車両B1,B2,B3の位置は、図3と同じであるが、図13の事前走行領域AB(-t3),AB(-t2),AB(-t1)のそれぞれに関して、車両B1,B2,B3が記録情報保護要求の対象に該当するかどうかの判断結果は、図14のようになり、車両B2についての判定結果が図4とは異なる。これは、車両B2が時刻-t2から時刻-t3までの期間に、事前走行領域ABから除外された一方通行の道路を逆走しなければ到達できない範囲の道路を走行しているためである。このように、走行領域推定部103が地図情報に基づいて事前走行領域を推定することで、事前走行領域の推定精度が向上する。このことは事後走行領域についても同様である。
事前走行領域および事後走行領域の推定には、道路の交通規制以外にも、道路の標準走行速度や道路の物理的構造(例えば中央分離帯の有無など)の情報、リアルタイムな交通情報(例えば、渋滞情報や車両の走行速度情報など)などが加味されてもよい。例えば、同一の道路に、イベント発生車両が事前期間に走行した可能性のある車線と無い車線とが存在する場合に、可能性のある車線のみを事前走行領域に含ませたり、同一の道路に、イベント発生車両が事後期間に走行した可能性のある車線と無い車線とが存在する場合に、可能性のある車線のみを事後走行領域に含ませたりすることが考えられる。
また、事前走行領域および事後走行領域の推定に、イベント発生車両の進行方向や走行速度などが加味されてもよい。例えば、事前走行領域および事後走行領域をイベント発生車両の進行方向に広い形状にしたり、イベント発生車両の走行速度に応じて事前走行領域および事後走行領域の広さを変更したりすることが考えられる。
事前期間および事後期間の長さは、一定でなくてよく、走行領域推定部103が、種々の条件に応じて変更してもよい。例えば、イベントの発生によって、イベント発生車両が停止した場合には、事後時間を短くしてもよい。また、イベント発生車両が逃走したことが明らかであれば、事後時間を延ばしてもよい。
また、イベント発生車両が送信するイベント発生情報に、発生したイベントの種別の情報を含ませ、走行領域推定部103が、発生したイベントの種別に応じて事前期間および事後期間の長さを変更してもよい。例えば、イベントが車両からの煽り運転や災害(例えば地震、火災、信号機停電、津波など)である場合は、より広範囲の情報を収集できるように事前期間および事後期間を長くしてもよい。
記録情報保存依頼装置100は、個々の車両1に搭載されてもよい。その場合、記録情報保存依頼装置100を搭載した車両1は、自己がイベント発生車両になると、記録情報保存依頼装置100にイベント発生情報を送信する。よって、車両1に搭載された記録情報保存依頼装置100は、自己を搭載した車両1がイベント発生車両になると、他の車両1に対して記録情報の保護を要求するように動作する。
実施の形態1では、イベント発生情報は、イベント発生車両となった車両1から送信されるものとして説明したが、イベントが発生した地点に居合わせたイベント発生車両以外の車両1や、イベントが発生した地点に居合わせた歩行者が所有する通信端末から発信されてもよい。イベント発生車両以外の車両1や歩行者の通信端末が送信するイベント発生情報には、例えば、イベント発生車両を撮影した画像など、イベント発生車両を特定可能な情報を含ませることが好ましい。
記録情報保存依頼装置100は、事前に契約を結んだ契約者の車両1または通信端末が送信したイベント検出情報を受信するようにしてもよい。例えば、自動車保険会社などが記録情報保存依頼装置100を運用し、当該記録情報保存依頼装置100が、保険契約者の車両1または通信端末から送信されたイベント発生信号を受信してもよい。また、記録情報保存依頼装置100を運用する保険会社は、記録情報を提供した車両1の所有者である保険契約者には保険料を割り引くなどのインセンティブを与えてもよい。また、記録情報保存依頼装置100が受信するイベント発生情報を、契約者の車両1または通信端末が送信したものに制限することで、無秩序にイベント発生情報が送信されることを防止できる効果も期待できる。
また、記録情報保存依頼装置100が記録情報の保存を要求する対象は車両1に限られない。例えば、記録情報保存依頼装置100は、事前走行領域に設置された路側カメラに対し、事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求したり、事後走行領域に設置された路側カメラに対し、事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求したりしてもよい。その場合、イベント分析支援装置200は、路側カメラが保存した記録情報も収集する。
[ハードウェア構成例]
図15および図16は、それぞれ記録情報保存依頼装置100のハードウェア構成の例を示す図である。図1に示したイベント分析支援システムの記録情報保存依頼装置100の構成要素の各機能は、例えば図15に示す処理回路50により実現される。すなわち、記録情報保存依頼装置100は、イベント発生車両のイベント発生時刻およびイベント発生位置を含むイベント発生情報を受信し、イベント発生時刻とイベント発生時刻から予め定められた時間だけ遡った時刻との間の期間である事前期間に、イベント発生車両が走行した可能性のある領域である事前走行領域、および、イベント発生時刻とイベント発生時刻から予め定められた時間だけ過ぎた時刻との間の期間である事後期間に、イベント発生車両が走行した可能性のある領域である事後走行領域を推定し、事前期間に事前走行領域を走行した車両に対し、事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求するとともに、事後期間に事後走行領域を走行した車両に対し、事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求する、ための処理回路50を備える。処理回路50は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されたプログラムを実行するプロセッサ(中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる)を用いて構成されていてもよい。
処理回路50が専用のハードウェアである場合、処理回路50は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものなどが該当する。記録情報保存依頼装置100の構成要素の各々の機能が個別の処理回路で実現されてもよいし、それらの機能がまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
図16は、処理回路50がプログラムを実行するプロセッサ51を用いて構成されている場合における記録情報保存依頼装置100のハードウェア構成の例を示している。この場合、記録情報保存依頼装置100の構成要素の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせ)により実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、記録情報保存依頼装置100は、プロセッサ51により実行されるときに、イベント発生車両のイベント発生時刻およびイベント発生位置を含むイベント発生情報を受信する処理と、イベント発生時刻とイベント発生時刻から予め定められた時間だけ遡った時刻との間の期間である事前期間に、イベント発生車両が走行した可能性のある領域である事前走行領域、および、イベント発生時刻とイベント発生時刻から予め定められた時間だけ過ぎた時刻との間の期間である事後期間に、イベント発生車両が走行した可能性のある領域である事後走行領域を推定する処理と、事前期間に事前走行領域を走行した車両に対し、事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求するとともに、事後期間に事後走行領域を走行した車両に対し、事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求する処理と、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ52を備える。換言すれば、このプログラムは、記録情報保存依頼装置100の構成要素の動作の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、メモリ52は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)およびそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、記録情報保存依頼装置100の構成要素の機能が、ハードウェアおよびソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、記録情報保存依頼装置100の一部の構成要素を専用のハードウェアで実現し、別の一部の構成要素をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、一部の構成要素については専用のハードウェアとしての処理回路50でその機能を実現し、他の一部の構成要素についてはプロセッサ51としての処理回路50がメモリ52に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、記録情報保存依頼装置100は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
<実施の形態2>
実施の形態2では、イベント分析支援システムの構成の幾つかのバリエーションを示す。ここで示すイベント分析支援システムの各構成要素の機能および動作は、特に言及しない限り、実施の形態1で示したものと同様である。
実施の形態1では、記録情報収集部201はイベント分析支援装置200の構成要素であったが、図17のように、記録情報収集部201を記録情報保存依頼装置100の構成要素としてもよい。この場合、記録情報保存依頼装置100の記録情報収集部201は、収集した記録情報の数が一定数に達したとき、あるいは、記録情報保存依頼装置100がイベント発生情報を受信してから一定時間経過したときに、収集した記録情報をイベント分析支援装置200のイベント発生車両分析部202へ送信する。また、イベント分析支援装置200は、イベント発生車両分析部202から受信した記録情報の分析の開始および終了を、記録情報保存依頼装置100へ通知する。
また、実施の形態1では、イベント分析支援装置200は記録情報保存依頼装置100とは別の装置であったが、例えば図18のように、イベント分析支援装置200は記録情報保存依頼装置100に含まれていてもよい。
なお、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
上記した説明は、すべての態様において、例示であって、例示されていない無数の変形例が想定され得るものと解される。
1 車両、50 処理回路、51 プロセッサ、52 メモリ、100 記録情報保存依頼装置、101 イベント発生情報受信部、102 地図情報記憶部、103 走行領域推定部、104 記録情報保存要求部、200 イベント分析支援装置、201 記録情報収集部、202 イベント発生車両分析部、300 車載システム、301 カメラ、302 車外映像取得部、303 センサ、304 イベント発生検出部、305 GNSS受信機、306 車両位置算出部、307 記録制御部、308 記憶部、309 イベント発生情報生成部、310 イベント発生情報送信部、311 記録情報保存要求受信部、312 記録情報送信部、AA 事後走行領域、AB 事前走行領域。

Claims (13)

  1. イベント発生車両のイベント発生時刻およびイベント発生位置を含むイベント発生情報を受信するイベント発生情報受信部と、
    前記イベント発生時刻と前記イベント発生時刻から予め定められた時間だけ遡った第1の事前時刻、前記第1の事前時刻よりも前記イベント発生時刻に近い第2の事前時刻、前記イベント発生時刻から予め定められた時間だけ過ぎた第1の事後時刻、および前記第1の事後時刻よりも前記イベント発生時刻に近い第2の事後時刻を定め、前記第1の事前時刻から前記第2の事前時刻までの期間である第1の事前期間に前記イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第1の事前走行領域、前記第2の事前時刻から前記イベント発生時刻までの期間である第2の事前期間に前記イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第2の事前走行領域、前記第1の事後時刻から前記第2の事後時刻までの期間である第1の事後期間に前記イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第1の事後走行領域、および前記第2の事後時刻から前記イベント発生時刻までの期間である第2の事後期間に前記イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第2の事後走行領域を推定する走行領域推定部と、
    前記第1の事前期間に前記第1の事前走行領域を走行した車両に対し、前記第1の事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求し、前記第2の事前期間に前記第2の事前走行領域を走行した車両に対し、前記第2の事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求するとともに、前記第1の事後期間に前記第1の事後走行領域を走行した車両に対し、前記第1の事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求し、前記第2の事後期間に前記第2の事後走行領域を走行した車両に対し、前記第2の事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求する記録情報保存要求部と、
    を備えるイベント分析支援システム。
  2. 前記走行領域推定部は、地図情報に基づいて前記第1および第2の事前走行領域ならびに前記第1および第2の事後走行領域を推定する、
    請求項1に記載のイベント分析支援システム。
  3. 前記記録情報保存要求部からの要求に応じて保存された前記記録情報を収集する記録情報収集部をさらに備える、
    請求項1に記載のイベント分析支援システム。
  4. 前記記録情報収集部が収集した前記記録情報から前記イベント発生車両が映った映像を抽出し、前記イベント発生車両が映った映像を時系列順に整理して提示するイベント発生車両分析部をさらに備える、
    請求項3に記載のイベント分析支援システム。
  5. 前記イベント発生情報受信部、前記走行領域推定部および前記記録情報保存要求部は、車両に搭載されており、
    前記イベント発生情報受信部、前記走行領域推定部および前記記録情報保存要求部を搭載する車両は、自己が前記イベント発生車両になると、自己の前記イベント発生情報受信部に前記イベント発生情報を送信する、
    請求項1に記載のイベント分析支援システム。
  6. 前記イベント発生情報受信部、前記走行領域推定部および前記記録情報保存要求部は、ネットワークを通して車両と通信可能なサーバー上に構築されている、
    請求項1に記載のイベント分析支援システム。
  7. 前記イベント発生情報は、前記イベント発生車両、前記イベント発生車両以外の車両または通信端末から発信される、
    請求項6に記載のイベント分析支援システム。
  8. 前記イベント発生情報には、発生したイベントの種別の情報が含まれており、
    前記走行領域推定部は、発生したイベントの種別に応じて前記第1および第2の事前期間ならびに前記第1および第2の事後期間の長さを変更する、
    請求項1に記載のイベント分析支援システム。
  9. 前記走行領域推定部は、各道路の交通規制の情報、標準走行速度の情報、物理的構造の情報のうちの少なくとも1つを加味して、前記第1および第2の事前走行領域ならびに前記第1および第2の事後走行領域を推定する、
    請求項2に記載のイベント分析支援システム。
  10. 前記走行領域推定部は、
    同一の道路に、イベント発生車両が前記第1および第2の事前期間に走行した可能性のある車線と無い車線とが存在する場合、可能性のある車線のみを前記第1および第2の事前走行領域に含ませ、
    同一の道路に、イベント発生車両が前記第1および第2の事後期間に走行した可能性のある車線と無い車線とが存在する場合、可能性のある車線のみを前記第1および第2の事後走行領域に含ませる、
    請求項9に記載のイベント分析支援システム。
  11. 前記走行領域推定部は、各道路のリアルタイムな交通情報を加味して、前記第1および第2の事前走行領域ならびに前記第1および第2の事後走行領域を推定する、
    請求項2に記載のイベント分析支援システム。
  12. 前記記録情報保存要求部はさらに、前記第1の事前走行領域に設置された路側カメラに対し、前記第1の事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求し、前記第2の事前走行領域に設置された路側カメラに対し、前記第2の事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求するとともに、前記第1の事後走行領域に設置された路側カメラに対し、前記第1の事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求し、前記第2の事後走行領域に設置された路側カメラに対し、前記第2の事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求する、
    請求項1に記載のイベント分析支援システム。
  13. イベント分析支援システムのイベント発生情報受信部が、イベント発生車両のイベント発生時刻およびイベント発生位置を含むイベント発生情報を受信し、
    前記イベント分析支援システムの走行領域推定部が、前記イベント発生時刻と前記イベント発生時刻から予め定められた時間だけ遡った第1の事前時刻、前記第1の事前時刻よりも前記イベント発生時刻に近い第2の事前時刻、前記イベント発生時刻から予め定められた時間だけ過ぎた第1の事後時刻、および前記第1の事後時刻よりも前記イベント発生時刻に近い第2の事後時刻を定め、前記第1の事前時刻から前記第2の事前時刻までの期間である第1の事前期間に前記イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第1の事前走行領域、前記第2の事前時刻から前記イベント発生時刻までの期間である第2の事前期間に前記イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第2の事前走行領域、前記第1の事後時刻から前記第2の事後時刻までの期間である第1の事後期間に前記イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第1の事後走行領域、および前記第2の事後時刻から前記イベント発生時刻までの期間である第2の事後期間に前記イベント発生車両が走行した可能性のある領域である第2の事後走行領域を推定し、
    前記イベント分析支援システムの記録情報保存要求部が、前記事前期間に前記事前走行領域を走行した車両に対し、前記第1の事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求し、前記第2の事前期間に前記第2の事前走行領域を走行した車両に対し、前記第2の事前期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求するとともに、前記第1の事後期間に前記第1の事後走行領域を走行した車両に対し、前記第1の事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求し、前記第2の事後期間に前記第2の事後走行領域を走行した車両に対し、前記第2の事後期間に撮影した映像を含む記録情報の保存を要求する、
    イベント分析支援方法。
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