JP7142584B2 - 起倒式マスト構造物 - Google Patents
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Description
図1は、船舶の甲板上に備えられた設置用構造物と、その上に設置された起倒式マスト構造物の全体を示す左側面図であり、図2(A)はマスト構造物の左側面図、(B)は正面図、(C)は背面図であり、図3(A)は支持構造物の左側面図であり、(B)は背面図である。
図4は、マスト構造体5を起立した状態の起倒式マスト構造物1を示す図である。この状態では、ウィンチ27によってワイヤ33が巻かれ、リギングスクリュー37によってマスト構造体5が支持構造物7に対して固定されている。
図6は、第2の実施の形態の起倒式マスト構造物に関する図である。具体的には、図6は、マスト構造体の正面図である。メインフレームについては、参考として一点鎖線で示してある。第1の実施の形態と共通する部分については、図2(B)に付した符号に100を加えた数の符号を付して、その説明を省略する。
3 回転構造部
5 マスト構造体
7 支持構造物
9 起倒力発生機構
11 回転部
13,13 メインフレーム
15,15 サブフレーム
17 補強フレーム
19,19 支柱
21 連結部
23,23 当接部
25 定滑車
27 ウィンチ
28 固定部
29 ガイドローラ
31 ガイド部
33 ワイヤ
35 サポートワイヤ(連結体)
36A,36B アイプレート
37 リギングスクリュー(固定具)
MS 設置用構造物
ST ステージ
RD レーダー
SA1,SA2 衛星通信用アンテナ
L 航行用照明
AD エアドラフトの仮想線
IL 仮想中心線
G 重心位置
Claims (8)
- 船舶に備えられた設置用構造物上に設けられたステージ上に直接または間接的に回転可能に固定された回転構造部を中心にして起倒可能に固定されたマスト構造体と、
前記マスト構造体を倒す際には前記マスト構造体を徐々に傾倒させる力を発生し、前記マスト構造体を起こす際には前記マスト構造体を徐々に起立させる力を発生する起倒力発生機構を備えた起倒式マスト構造物であって、
前記回転構造部は、前記ステージ上に間隔を開けて配置され且つ前記ステージに沿って延びる仮想中心線を中心としてそれぞれ回転する2つの回転部から構成されており、
前記マスト構造体は、
一端が前記2つの回転部にそれぞれ固定され他端が直接または間接的に相互に連結された2本のメインフレームと、
前記2本のメインフレームのそれぞれに対して前記マスト構造体が傾倒する方向とは逆の方向に位置して、一端が前記2つの回転部にそれぞれ固定され他端が直接または間接的に前記2本のメインフレームに固定され、前記一端と前記他端との間に前記逆の方向に向かって凸となる頂部を有する2本のサブフレームと、
前記2本のメインフレーム間、前記2本のサブフレーム間及び前記2本のメインフレームと前記2本のサブフレームとの間に配置された複数本の補強フレームを備えた骨組構造からなり、
前記ステージ上には、前記マスト構造体に対して前記逆の方向に位置して、起立した状態の前記マスト構造体の前記2本のサブフレームまたは前記補強フレームに当接する当接部を備えて前記マスト構造体を支持する支持構造物をさらに備えていることを特徴とする起倒式マスト構造物。 - 船舶に備えられた設置用構造物上に設けられたステージ上に直接または間接的に回転可能に固定された回転構造部を中心にして起倒可能に固定されたマスト構造体と、
前記マスト構造体を倒す際には前記マスト構造体を徐々に傾倒させる力を発生し、前記マスト構造体を起こす際には前記マスト構造体を徐々に起立させる力を発生する起倒力発生機構を備えた起倒式マスト構造物であって、
前記回転構造部は、前記ステージ上に間隔を開けて配置され且つ前記ステージに沿って延びる仮想中心線を中心としてそれぞれ回転する2つの回転部から構成されており、
前記マスト構造体は、
一端が前記2つの回転部にそれぞれ固定され他端が直接または間接的に相互に連結された2本のメインフレームと、
前記2本のメインフレームの上下方向の中央部よりも前記ステージ側に設けられて前記2本のメインフレームを連結する複数本の横フレームと、
前記2本のメインフレームのそれぞれに対して前記マスト構造体が傾倒する方向とは逆の方向に位置しており、前記複数本の横フレームのうち最も前記ステージに近い位置にある1本の前記横フレームに一端が固定され、他端が直接または間接的に前記2本のメインフレームに固定され、且つ、前記一端と前記他端との間に前記逆の方向に向かって凸となる頂部を有する1本のサブフレームと、
前記2本のメインフレームと前記1本のサブフレームとの間に配置された複数本の補強フレームを備えた骨組構造からなり、
前記ステージ上には、前記マスト構造体に対して前記逆の方向に位置して、起立した状態の前記マスト構造体の前記1本のサブフレームに当接する当接部を備えて前記マスト構造体を支持する支持構造物をさらに備えていることを特徴とする起倒式マスト構造物。 - 前記ステージ上面から上方向に計測した、傾倒した状態の前記マスト構造体の最大高さ寸法は、前記ステージ上面から上方向に計測した前記支持構造物の高さ寸法よりも低く、
前記支持構造物の前記当接部は、前記支持構造物の上端近傍に設けられている請求項1または2に記載の起倒式マスト構造物。 - 前記支持構造物の前記当接部は、起立した状態における前記マスト構造体の重心よりも下側で且つ前記重心よりも前記逆の方向にある位置で前記サブフレームまたは前記補強フレームと当接する請求項1または2に記載の起倒式マスト構造物。
- 前記マスト構造体の重心は、前記起倒力発生機構が前記力を発生していないときに、前記マスト構造体が自重で倒れる位置に存在する請求項1または2に記載の起倒式マスト構造物。
- 前記起倒力発生機構は、
前記マスト構造体の前記サブフレームの前記頂部の下方にあって前記当接部が当接する部分より下の位置に設けられた定滑車と、
前記支持構造物よりも前記逆の方向に配置されたウィンチと、
前記支持構造物に設けられたガイドローラと、
前記支持構造物の前記ガイドローラより下の位置に設けられたガイド部と、
一端が前記ウィンチに巻回され、他端が前記ステージまたは前記支持構造物の前記ガイド部が設けられた位置よりも下の位置に固定され、前記ガイドローラと前記ガイド部と前記定滑車によりガイドされるように配置されたワイヤとから構成されている請求項1または2に記載の起倒式マスト構造物。 - 前記サブフレームと前記支持構造物の間には、前記マスト構造体を傾倒させ、傾倒が完了すると張力を発生する連結体が備えられている請求項1または2に記載の起倒式マスト構造物。
- 前記マスト構造体が前記支持構造物の前記当接部に当接した状態で前記マスト構造体を前記支持構造物に固定する固定具をさらに備えている請求項1または2に記載の起倒式マスト構造物。
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JP2019016377A JP7142584B2 (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | 起倒式マスト構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019016377A JP7142584B2 (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | 起倒式マスト構造物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020121700A JP2020121700A (ja) | 2020-08-13 |
JP2020121700A5 JP2020121700A5 (ja) | 2021-12-09 |
JP7142584B2 true JP7142584B2 (ja) | 2022-09-27 |
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Family Applications (1)
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